いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

ファミリー新聞講座

2008年11月10日 | 極楽日記

 極楽息子(大)が中日新聞の「ファミリー新聞講座」に参加して来ました。今年で4回目だそうです。この企画は「教育に新聞を」という新聞業界の運動の一環だそうで、中日新聞も積極的に関わっているようです。子供に新聞を読ませることは悪くないと思いますが、その一方で年々新聞の活字が大きくなり、記事の分量が減っているのはどうなんでしょう。新聞の教育効果を訴えるのなら、新聞各社が記事の少なさや社説の短さ、漫画の多さを競っているような現状はどう見ても符合しないではありませんか。表示量の制約のため、本来なら詳しい説明や事後の検証が必要な記事がきちんと手当されない、というのでは新聞本来の意義は低下していると見ざるを得ません。

 これが新聞に使う紙だと息子からは聞いたんですが、こんなに白かったかな?紙は重ねると重くなるもので、これ1巻きで1トンの重量があるそうです。古新聞や古雑誌を縛って回収に出す時に重く感じるのも納得できますね。

 印刷部門だけ見ると新聞社と言うよりまさに工場。

 企業秘密の壁、じゃなくて汚れた窓の反射により工場内が曇って見えます。輪転機の騒音があるし、埃を中に入れてはいけないのでしっかりした隔壁があります。

 印刷状態をチェックしながら夕刊を刷り上げます。

 できたばかりの夕刊です。夕刊は大きなニュースが少ないし、折込チラシも入らないので極楽家では取っていません。(温暖化との関係が怪しい)炭酸ガス削減を熱心にアピールする新聞社が、夕刊の存続について考えたり、宅配制度の見直しをしたりしないのは少なからず奇異です。(新聞が好意的に報道している)排出枠取引や自動車から公共交通への乗り換えに比べれば、ずっと利用者に無理のない「環境貢献策」のように思われるのですが。

 オリンピック取材の時の話も聞けたようです。話をしてくれた記者は水泳担当ではなかったようですが。

 これは昔輸送に使っていたトラックかな。前時代的なボンネットと左ハンドルが歴史を感じさせます。
コメント
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