じいちゃんにせがんで釣り道具を買ってもらって、どうしても釣りに行きたい極楽息子(大)。パパもママも釣りを趣味にはしていませんし、息子も何年か前に旅行で釣り堀に行ったきりなので、なぜ釣りに目覚めたのかは不明です。一種のゲーム感覚なのでしょうか。すぐ飽きる可能性も大有りです。
極楽家の近所に釣り場がないわけではないですが、2年生の息子に好き勝手させるわけにもいかず、連れて行く気にもならずでくすぶっています。釣りは時間と手間に加えて、スタイルによってはお金を無尽に要求される趣味なので、私自身は小学生の時に友達と排水路で小魚を釣った以外は積極的に関わっていません。私の環境で判断すると、釣りとゴルフは所帯持ちが定年前に手を出すものじゃないと思っています。漁村の出のじいちゃんにしても、生活の掛かった漁業を見ていただけあって釣りには醒めていて、「魚は買って食べるだけがいい」という感じです。
夏休みにいとこのまりちゃんが同じ釣り堀に行った写真をもらって来ました。息子がこんなの見ると、羨ましくてしょうがないんでしょうね。まりちゃんも釣りが趣味というわけではなく、年に1回、ここでしか釣らないみたいです。その程度なら息子に付き合ってもいいんですけど。
釣ってすぐ焼いて、と楽しめるのは釣り堀ならでは。ただ趣味とするには単調なので、続けて行くと飽きちゃうでしょうね。釣り堀から出てこそ趣味の釣りなのでしょうが、そうなると格段に時間と手間(とお金)が要求され、"golf widows"と並んで昔から幾多の"angling widows"を生産してきたのはご周知のことと思います。息子も私も釣りにまとまった時間を捧げるほど暇ではないので、しばらくは息子の手綱を締める方向で対応することになりそうです。せめて自分で道具を安全に扱える歳になってくれないと。