崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

鳩から愛されている

2014年07月31日 05時30分33秒 | 旅行
東アジア研究所の私の研究室のベランダに鳩がきれいな一個の卵を生んでいるのを発見、驚いている。いつの間にか巣も作っている。この暑さでも卵を温めるが、時々留守をしている。その隙間に一カット写真を写った。鳩から信頼されて、選ばれた幸せな人だと勝手に思いながら見ていると鳩が戻ってきた。胸で温める。お腹ではなく、胸で心臓の鼓動をつなげて命と母の愛を入れ込むのだろうか。私は心から非常事態を宣言した。物の音を一切出さず静かに命の誕生を見守ることとした。

 その研究室で東京から来られた二人の記者から二日間で8時間半の取材があった。今読書会で読みながら翻訳をしている「慰安所帳場人日記」に関して説明をし、議論もできた。政治的な状況をどう排除して客観的に読むことができるのか、文を書くことに勇気がいる。120年の歴史を持つ出版社が全国的に多くの読者を持つ秘訣は何だろう。二人の記者は私の論文や評論などを数多く読んできた。その内容の確認からはじまったので多少話が不自然な感があった。しかし長い時間かけて多く話をしているうちに親しくなった。記者と筆者が親しくなるような取材方法であると分かった。最後に彼らの文書の書き方を質問した。「文は人なり」の感を受けた。今回は私自身が原稿を書くことにした。
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