崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

トランプ大統領

2019年05月26日 06時16分43秒 | 日記

 昨日の午後は相撲NHK中継、CNNの羽田空港でのトランプ大統領の到着の中継、夜9時の韓国のニュースでは日程の中で「日王」と会うと報道した。名づけや造語には特に原理原則がなくても通用すれば良いといえる。日本では休戦線を「38度線」、動員を「強制連行」などというのは無知からの造語が多いが韓国ではもっと多い。日王をはじめ「挺身隊」「36年」など。通用すれば言葉として生きるだけであるがその言葉を以て争うことがある。「日本海」争いはまだ続いている。講義で「English Channel」 「Indian Ocean」 「Gulf of Mexico」などを提示し、意見を求めた。中国の留学生の梅傑君が日本海は「日本国の海」の意味ではないと明快な説明をした。「東海」というのは世界どこにでもありうる。私に日韓の橋渡し役という言葉も気になる。橋から落ちるかも知れないからである。
 高温のニュースで「熱中症」報道を争っているようである。日本ではハラスメント、いじめ、差別、引きこもり、自殺などのニュースが多い。社会福祉の社会では当然であろうが、国民がネガティブな気質に変化していくように感じる。逞しく差別やいじめに戦う人格形成へと務めるポジティブな教育、政策が欲しい。かなり前にアメリカから帰りに買った電子ブックのキンドルは古くなり、新しく日本で買い替えたものを持っていいる。今、それで拙著が4冊ほど読めるようになった。未来への期待でもある。昨日22世紀アート出版から宣伝用の葉書が届いた。暑中見舞いにも使いたい。

 

コメント

「分からない」

2019年05月25日 05時39分33秒 | 講義

 朝8時前に出勤して日本文化論の講義にプリント資料、PPT、映像など数時間準備をして午後から講義をした。映画「サユリ」をカットしながら見せて、日本と中国からの非難された点に絞って話した。日本人からは日本文化が正しく紹介されていないと、中国から芸者=売春婦の役が中国の有名俳優になっていることへの非難である。フィクションとドキュメンタリーの差、文学や映画とドキュメンタリーと区別できていないことこを問題点にしぼって説明した。しかし「分からない」と、理解していない。私の説明が足りないか、学生たちの日本語の能力の問題であるか、大いに失望した。来週からはレベルを下げようと考えた。
 その直後、熊本から熊本学園大学東アジア学科の柴公也教授が来られ話が長く続いた。彼とは初対面であるが日韓の私の学脈関係、恩師などまで、さらに私の経歴から研究の内容まで深く、細かく話題を提供してくれた。シャーマニズムから韓国文化を理解しようとしているという。講義で失望して談笑で報われた嬉しい昨日であった。

コメント

女性の下着が変わる

2019年05月24日 05時25分20秒 | エッセイ

 風雨が去り、日差しが気になる。蘭類は黒いネットで囲んで日陰を作った。私は20余年前から日傘を使っている。帽子を被る人が多いが、それはファッションのようであり、私は被らない。昨日の毎日新聞の「余禄」に江戸幕府が男性の日傘を禁じたと書かれていた。王座の権威の象徴のようなものであり、一般庶民には禁じたということであろう。私は合理的であれば恥も外聞もなく使ってきた。今、日傘は健康上、男性にも進められている。アメリカでは女性の下着が変わるともいわれている。下着泥棒が話題になるほどセクシーな下着は変えるべきかも知れない。そのような思想が先進文化であろう。昨日読書会でメンバー揃って私の新著の題を『世界の植民地:旅しながら考える』と決めた。終わって帰る途中で櫛田学長と偶然に出会い、読書会メンバー全員で挨拶をした。

コメント

民族とは何か

2019年05月23日 05時18分05秒 | 旅行

  国家や社会のためにと訴える人の映像や画像が氾濫する。私はどうだろうか。自分の研究歴を振り返って見てもそのような愛国心や愛族心の熱気は見当たらない。世界への調査旅行もほぼ自分の好奇心によるものであった。ただ現地で問題点を感じ、日程変更が多かった。シベリアのシャーマニズムの調査中、サハリンの朝鮮人犠牲碑石を見つけ、ショックを受け、そして急転向、民族とは何かへの問題点を考え、調査し、拙著に書き残した。南アフリカで植民地支配者が憎まれず記念されている碑石を見てもショッキングであった。新しく出版予定の原稿を、今校正中である。それは社会へ貢献する意識とは全く異なる。今ドストエフスキーの『罪と罰』と山本氏(写真)の『林の坂』を読んでいる。慰められる。個人の創作と社会への貢献はどう関わるのだろうか。                                   

コメント

タイミング

2019年05月22日 05時52分56秒 | エッセイ

 オーストリア在住の友人の奥さんが今朝のフェースブックに、夫は人間関係を切らない、ご自身は切ると投稿している。私はどうであろう。似て異なる点は、私は気まずくなっても許し、謝罪による和解に努力する。彼女の夫は聖人、私は凡人のように映る。研究にもその傾向がある。以前の研究も修正、補完していく。長く研究調査をしたサハリンについて韓国からインタビューに来るという。また『樺太朝鮮人の悲劇』の再出版の話が届いた。全く偶然の一致、何というタイミングだろうか。韓国から私が昔、撮影したシャーマンの写真の使用要請、福岡からシャーマニズムの研究会の講演、明後日には研究者がシャーマニズムに関して質問に来る。これらのタイミングは何だろうか。忙しくなった。その忙しさは家内へ、読書会のメンバーたちへ伸びていく。私が忙しくなると周りも忙しくなる。

コメント

シェヘレトの香Onycha

2019年05月21日 05時54分17秒 | 日記

 一昨日在日韓国基督教下関教会では金成彦牧師の委任式が盛大に行われた。多くの牧師達は韓国から日本に宣教や職業を求めて来られた。彼らのお祝いの言葉が多く語られた。その中で繰り返された言葉は「高慢・驕慢になってはいけないというメッセージである。私には彼らの高慢さを感じた。牧師、長老、執事など厳格な階級社会であり、まるで中世のようである。大学では教授、准教授、講師などの階級はあってもそれによって区分されることは稀である。私はその教会の主要成員ではあるが、全く存在感がない。私が彼らの高慢さや階級制について抵抗感を感ずるのは私自身が高慢さを持っているからではないかと反省する。
 しかしその中に宝のような金鐘武牧師の御言葉のメッセージがあった。シェヘレトの香Onychaの作り方からのメッセージである。日本では酒と一緒に煮て香料を作るが地域によっては硬い貝皮を砕いて香りをだすという。そこから高慢な心を壊して人格を作り直すという、迫力のあり説教であった。感動した。

a nail; claw; hoof, (Heb. sheheleth; Exodus 30:34 ), a Latin word applied to the operculum, i.e., the claw or nail of the strombus or wing-shell, a univalve common in the Red Sea. The opercula of these shell-fish when burned emit a strong odour "like castoreum." This was an ingredient in the sacred incense.

コメント

教会のシャーマニズム

2019年05月20日 05時55分56秒 | 研究業績

 ある教会の名誉長老が教会のシャーマニズムを脱皮しなければならないと言うのを聞いていた。黙っていた。韓国の初期外国人宣教師たちがシャーマニズムの研究に熱心であった。何故か、説明するのは無駄であろう。もはや牧師達には。私はシャーマニズムという神霊主義が韓国キリスト教を盛況させたという論文も書いたことがある。その研究状況も知らない牧会者たちにその背景を説明したくもない。西南学院大学で開かれる7月研究会にシャーマニズムに関する講演依頼が来た。その時話をする。

コメント

映像から見る植民地朝鮮 (22世紀アート)

2019年05月19日 06時27分27秒 | 日記
会員の方は読み放題でお楽しみいただけます.または、¥1,000で購入
 
 日本語で執筆するためには日本語を駆使する力が要る。単語より、センテンスへ、パラグラフへ、レトリックへ、そして心に届くようにと中学時代の国語教科書に書かれていたことを思い出す。今日本では多くの妄言が話題、問題になっている。それらの多くは単語が主である。話す言葉は聞き手、状況、意図などによって理解しなければならない。聞くにも言葉の能力が必要である。文章を書くのもそうである。心や精神の力で書くべきであろう。今『思い浮かぶ植民地』(仮題)の後書き中である。植民地の支配と被支配の狭間で悲劇的になった人のことが、なぜ自分のことのように感ずるのか。植民地史に自分を透視し、悲しくなった。感情を込めて書いているからであろう。
コメント

地元名士

2019年05月18日 06時19分21秒 | 日記

 昨日二人のご高齢のお客様が研究室に訪ねて来られた。一人は市内の地元の地主の方、また現在も有力者である。彼が政治や権力の話をするかと思ったら小説の話、意外であった。ある女性の実名を使いながら性に関して小説を書こうとしている。発表紙なども決まっている。女性と酒が好きであると語る彼は、性をどう扱うのだろうか。小説の導入部の書き方に関して私も話をした。私に会って良かったと言いながら彼は参考になりそうな本を借りて行かれた。地元の名門高校の西高出身、私の親しい知人の堀研氏とは同級生、すぐ電話をした。また櫛田学長を紹介し、私もその地元名士グループにネットが繋がる。それは広がるだけではなく、深まる。楽しいことである。

コメント

「謝罪」個人と国家、個人と歴史

2019年05月17日 05時40分36秒 | 講義

昨日朝から講義準備、万全なところで教壇に立った。しかしコンピューターが開かない。一瞬パニックになった。前日が幸運の日だったら昨日は悪運の日に感じた。世界の名門と言われるハーバード大学のサンデル教授の講義の映像を流し、その間,必死でコンピューターを開いた。
 映像の内容はサンデル教授が日本のアジアへの「謝罪」をテーマにしたものだった。村山首相の謝罪を知っているか。まず中国の学生が「はい」と言った。韓国の学生は「心からの謝罪かどうか、疑いを持ちます」という。それについて日本人のあゆみさんは「自分がやったことなら、謝ったり、誠意を見せることができるが、わたし自身がやったことではないので、どうしたらいいかわからない」。
 サンデル教授は「いまの時代を生きるわたしたちには、前の時代に犯した道徳的な問題について世代を超えた責任は存在しないということだね」と迫って質問する。個人と国家、個人と歴史の関係性について深く議論していく。
 この映像に私はより問題点を深めてから質問した。1年生の時、過激な愛国心をもって書いた学生が「謝罪は無用だ」と言った。学生たちのレポートを読みながら講義は成功的だったと思った。

コメント

幸運の日

2019年05月16日 05時57分36秒 | エッセイ

 昨日は幸運の日のようだった、韓国と日本からの電話メール、「先生の日」だという。日本にはない韓国記念日である。先生は社会的ステータスと収入の面でも優遇されている。教育を大事にする。韓国の近代化はその力が多きい。昨日アマゾンで再び久しぶりに昨年に出した拙著『慰安婦の真実』にベストセラーマークが付いた。電子ブック出版、世界からKindleで読める新著が出た。遠くから来られたお客からご馳走になった。昨日は特別「運が良い日」だった。特別、幸せを感じる運の良い日もあるのだろうか偶然であろう悪運日もある。韓国では運が悪いことを「財数がない」という。経済的に思うからであろうか。ただ、物事が生じ、消えるだけなのに、人々はだと思っているのだろう。見る「運勢占い」がある。昔、私は村山智順の『朝鮮の占卜』を分析したことがある。

コメント

운이 좋은 날

2019年05月16日 05時41分10秒 | エッセイ

 어제는 운이 좋은 날인 것 같다. 아침 한국과 일본으로부터 전화와 메일, 스승날이라고 장용걸, 신기동,최종성, 노진화,이영희 등등으로 이어졌다. 아마존에서 다시 오래간만에 작년에 낸 책에 베스트벨러 마크가 나타나고, 킨들에 새 책이 등록이 되고, 멀리서 찾아 온 손님으로부터 저녁식사를 대접 받았다. 운이 좋은 날이었다. 좋은 날이 있을까. 우연히 생긴 것일까. 악운의 날도 있다. 그냥 일들이 생기고 사라질 뿐인데 사람들이 그렇게 운이라고 생각하는 것일 것이다. 운세를 보는 점이 존재할 뿐이다.   

コメント

「愛されている」

2019年05月15日 05時55分19秒 | エッセイ
 台湾から頼氏が老犬ミミに会いたいと言ってこられ、お見舞いなさるように会った。ミミは今便通で苦労し、家内は深夜マッサージ、浣腸処置などで眠らず介護した。私も眠れず見守った。何故か私はイヌの排泄物が汚物ではなくなったのである。介護が負担と感じない。以前のエゴイスト的な性格が全く変わっている。なぜ私がこのように変ったのか、どう考えても不思議。ミミと自分の高齢とを重ね合わせて考えるからでもあろうが、本気で愛するからである。愛犬は実に「愛されている」という実感がある。
コメント

下川正晴氏の『日本統治下の朝鮮シネマ群像』

2019年05月14日 05時32分46秒 | 研究業績

 下関地元の人から下関には冬と夏の間の季節がないといわれた。日本では「四季」と歌われても、ここ下関では冬と夏、私は「二季だよ」と返した。世界的には広く乾季と雨季の地域はあるが、この二季「寒季と暑季」「冷暖」房、冬服と夏服など、どう表すべきか。既に梅雨宣言の声が聞こえる。昨日研究所で本を分類しながら韓国についても「冷と暖」の本が多いことが気になった。「反日と嫌韓」の本が多く、日韓関係も「冷暖」の二季しかない。
 韓国映画に関する本が届いた。下川正晴氏の『日本統治下の朝鮮シネマ群像』。日本の植民地朝鮮の映画に関する映画が総網羅している。著者はソウル在中経歴や韓国の友人も多く、私も彼と研究会などを一緒にしたことがある。私は彼を招請講義に呼び、長く話をしたこともある。私も彼と同様植民地の映像に関心があり、共通している。10年ほど前韓国で『映像が語る植民地朝鮮』を出して、最新著の日本語版(2018.10)についてネットではコメントもいただいている。彼の著書から刺激され新しく分析を始めようと思っている。

コメント

「母の日」

2019年05月13日 06時05分51秒 | エッセイ

 昨日は「母の日」、韓国の「父母の日」、牧師家族から信者たちへカーネーションが贈られた。嬉しい。その若い牧師が説教の冒頭、信者たちへ感謝の挨拶、異例な新鮮さを感じた。 聖句は有名なペテロのイエスを3回否定する裏切りの話の前段階の話である。一瞬私は疑った。今私が執筆中のエッセーで「裏切り」の聖句を以て、ある牧師と質疑中であるからである。この説教では「私を愛するか、どのくらい愛するか」など愛の質を問う、母の日のメッセージ、バランスがとれた良い説教であった。私は2回も褒めた。私の高慢さと言われるかもしれないが私の愛である。母の日に合わせて広大時代の弟子の上田君からプレゼントが届いた。彼は新学期から南山大学へ転勤した。ますます学界の重鎮になっていくだろう。

 
コメント