朝日カルチャーセンター福岡で講義をはじめようとする時,九大の松原孝俊教授が現れ,私を紹介してくれた。そこで白髪の彼は27歳の時、日本語を教えるために韓国・啓明大学に来て私と会ったころの話をした。それを聞きながら年月の流れの速さにいまさらながら、悲しさと懐かしさを感じた。
講義では「冬のソナタ」の映像を分析して見せた。冬のソナタは日本の女性たちにとって、懐かしい、昔の恋愛物語のようである。見ていない、あるいは否定的な人は純潔というテーマは古い。真面目なドラマは現代の日本人、特に若者には合っていないという。この「冬ソナ人気」は日本の男性への批判的な目が、優しく、ピアノが弾け、数学は天才的、マナーがよく、たくましい、パーフェクトな男ジュンサン=ベヨンジュンへ向けられたものである。
聴講生は50代の女性が多く、男性は二人しかいなった。その二人は、なぜかずっと笑っていた。
講義では「冬のソナタ」の映像を分析して見せた。冬のソナタは日本の女性たちにとって、懐かしい、昔の恋愛物語のようである。見ていない、あるいは否定的な人は純潔というテーマは古い。真面目なドラマは現代の日本人、特に若者には合っていないという。この「冬ソナ人気」は日本の男性への批判的な目が、優しく、ピアノが弾け、数学は天才的、マナーがよく、たくましい、パーフェクトな男ジュンサン=ベヨンジュンへ向けられたものである。
聴講生は50代の女性が多く、男性は二人しかいなった。その二人は、なぜかずっと笑っていた。