今日は韓国や中国の「中秋」「秋夕」、弟子の宇部教会の李茂玉さんから祝いの品が届いた。また並行的に毎日新聞朝刊に西嶋記者にインタビューされた記事「みすず展閉幕・詩に引きこまれた」を読んでいる。西嶋氏が撮った(写真)70余年の風霜にさらされた自分の顔写真を見ながら平凡に無事に繰り返す名節や記念日などに感謝である。韓国では昔とそれほど変わらず秋夕を過ごす。私は名節に特異な思い出はないが、辛かった過去は生き生きと蘇ってくる。昨日は「楽しい韓国文化論」で私の朝鮮戦争体験と軍人時代、訓練と将校生活など、悲しい時代を楽しく(?)話し、クラスのメンバーとの語らいの良き時間を過ごすことができた。福岡から板井氏、民団の婦人会長の申さんと金さん、菊田さんなど新しくメンバーを加えてワァーワァー本当に楽しい時間であった。
私が10歳のころ体験した戦争は珍しい飛行機やカラフルな落下傘が空から降りてくるなど美しく、面白く蘇ってくるのはなぜであろうか。国連軍の性暴行、わが村が「売春村」になった話で突発的にコンドーム文化の話になった。雨水に流れるコンドーム、また私の伯父の家では靴下を編む時コンドームを線切りしてゴム紐として利用したことも印象的であった話。引揚者が語るシベリア抑留体験も面白く語る人がいる。しかし採録された記録文はほぼ辛く、悲劇的になっている。辛い話ばかりである。おそらくインタビューか、記録によって強調されたものであろう。私はそれを問題にした論文を寄稿している。
私が10歳のころ体験した戦争は珍しい飛行機やカラフルな落下傘が空から降りてくるなど美しく、面白く蘇ってくるのはなぜであろうか。国連軍の性暴行、わが村が「売春村」になった話で突発的にコンドーム文化の話になった。雨水に流れるコンドーム、また私の伯父の家では靴下を編む時コンドームを線切りしてゴム紐として利用したことも印象的であった話。引揚者が語るシベリア抑留体験も面白く語る人がいる。しかし採録された記録文はほぼ辛く、悲劇的になっている。辛い話ばかりである。おそらくインタビューか、記録によって強調されたものであろう。私はそれを問題にした論文を寄稿している。