崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

報道者の「KBS●●●です」

2014年07月29日 04時42分34秒 | 旅行
このごろ中国の食品不正を話題にして中国の悪口が言いたい放題で広がっている。中国を多く往来した私としては当然のように頷く部分もあるが、一方以前の韓国への悪口も思い出す。韓国の空気や海の汚染、牛や豚に強制的に水を飲ませて体重を増やして売ったり唐辛子に有害着色をしたりした話を思いだす。そんな話は遡ると日本にも及ぶ。われわれはすべて古い悪い時代をへて現在に至っていることを考えなければならない。
 毎晩韓国のテレビニュースを視聴すると報道記者が自分の名前を強調することが耳に障る。おそらくCNNなどを真似していると思われるが、日本では異様なほど自己誇示のような印象があり、それより耳障りになる。止めてほしい。もっと気になるのは強く主張しようとする報道の暴力性である。セウォル号の会長の遺体の投影写真が詳しく報道された(写真これは矛盾かも)。白骨化した死体を画面に出すのをみて、墓の中の死体を掘って懲罰する李朝時代の異様な習慣を思わされた。今、韓国は恨みを払うより安全対策に最善を尽くすべきであろう。