今日は大晦日、今年1年を振り返る番組が多い。私は今年後半は本を書き下ろし、出版まで没頭してきた。出版社の編集者が良い読者、アドバイザー、協力者になって互いに提案と応答が迅速、正確、正しく作業を進行して年末に出すことができた。短距離競走で優勝した気分である。しかし読者の反応が鈍かったが高質なコメントや読後感などが多く届いている。きちんと読んでからの反応であり、中には「勇気がある」という意見が多い。その背後には「危険なこと」にも関わらず正しく発言したようなニュアンスがある。実は一人類学者が朝鮮戦争の中で育ったことからの考えて、より普遍的に論じたものである。その点では唯一なものと言える。
一方一歩進んで早く新年を予報、予言するような新年号が沢山出ている。新年は日韓国交正常化50周年になる記念すべき年である。昨日本欄で触れたように韓国に期待している。旧朴の業績を新朴が無視するのではなく、生かしてほしい。オバマ大統領がキューバに続いてイランとも国交正常化の交渉に入ったというニュースが昨日流れた。次は北朝鮮ともなることを期待する。韓国の『月刊朝鮮』1月号に寄稿した劉敏鎬氏の「日本保守の二つの軸、安倍と財界」は新年も日韓関係は薄暗いことを感ずる。韓国人の戦前の三菱へ損害賠償の請求の裁判などが続くようである。日本は日韓条約で済んだという応対で対立するだろう。慰安婦問題は多様化していくかもしれない憂いがある。戦前に遡って法律的に有効化することは本当に危険である。それは被害者だけではなく、植民、拓殖の権利を認めなければならない。戦後の敵産処理も見直すなら植民地へ復元することになる。文化財返還も日韓両方が主張することができる等々社会、世界を不安にすることである。歴史認識ということばも注意して使う新年になってほしい。歴史認識へ勇気ある進展を期待する。
一方一歩進んで早く新年を予報、予言するような新年号が沢山出ている。新年は日韓国交正常化50周年になる記念すべき年である。昨日本欄で触れたように韓国に期待している。旧朴の業績を新朴が無視するのではなく、生かしてほしい。オバマ大統領がキューバに続いてイランとも国交正常化の交渉に入ったというニュースが昨日流れた。次は北朝鮮ともなることを期待する。韓国の『月刊朝鮮』1月号に寄稿した劉敏鎬氏の「日本保守の二つの軸、安倍と財界」は新年も日韓関係は薄暗いことを感ずる。韓国人の戦前の三菱へ損害賠償の請求の裁判などが続くようである。日本は日韓条約で済んだという応対で対立するだろう。慰安婦問題は多様化していくかもしれない憂いがある。戦前に遡って法律的に有効化することは本当に危険である。それは被害者だけではなく、植民、拓殖の権利を認めなければならない。戦後の敵産処理も見直すなら植民地へ復元することになる。文化財返還も日韓両方が主張することができる等々社会、世界を不安にすることである。歴史認識ということばも注意して使う新年になってほしい。歴史認識へ勇気ある進展を期待する。