在日韓国教会は主に在日韓国人を中心に民族主義的な民族宗教の傾向が強い。在日自体が少数であり、非常にマイノリティである。最近は韓国から来た宣教師たちが活躍する。キリスト教は普遍的な世界宗教だと思うが民族宗教的色が濃いのは残念である。少数民族宗教としてのキリスト教ではない。韓国人宣教師たちは宣教と言っているが宣教意欲は弱い。宣教の始まりは良き住民になることである。説教が分からない。孤立して生活しては宣教とならない、説教だけでは空念仏である。朝鮮総連側は民族学校が民族主義を強める機能を果たす。そして日本の中で朝鮮民族を誇りとしている。私はナショナル民族主義は危険だと思っている。
この欄はブログ、フェースブック、ツイッターに同時発信している。世界の多くの知人、友人、友に読んでいただいている。ブログは中国でも読めたが最近ある友から開けないと電話やメールがあった。昨日、40年以上前からの友人、文化人類学者末成道男氏から電話があった。フェースブックを読み、楽しんでいたが不通になったのはなぜかということだった。彼の声が聴けて嬉しく久しぶりに長く話をした。彼は韓国、台湾、ベトナムなどで現地調査を長くし、大きい業績を出している人である。いま調査報告を書くのに忙しいと。明日私は東亜大学で「アジア共同体論」の講座のイントロ「グローバル化とナショナリズム」を担当する。グロバル化が進んでいる中、ナショナリズムが強化され、国際化が妨げられる現象からアジア、日韓関係の悪化を突破する道を探ってみたい。
*写真左端から5番目が末成氏、2012年中国・中山大学
韓国の与野党、日韓などの対立が激しい。政治政党などが異なるのでそれは当然であろう。意見も対立する。なぜそれほど意見が対立するのか。嫌な人が正しいことを言っても認めるのは難しく、辛い。しかし、敵の意見でも正しいものは認めざるをえない。それは辛いかもしれないが受け入れるのが正しいし、勇気があるといえる。
昨日岡山から50代のFB友、貴一氏が研究室を訪ねて来られた。初対面で新鮮な感じがした。テニスと碁がお好きである。ハワイには行ったが韓国や中国などには行ったことがない。今の日韓関係に無関心、純粋な自然人のように感じた。駅でお別れをした。彼からメールが届いた。
今日は本当にありがとうございました。
大学のなかまで案内していただいて、嬉しかったです。
きさくでいい奥さんですね。駅まで送っていただいて、よろしくお伝えください。
今日お話しした「おとなび」、是非お試しください。
実際にお会いして本当に素敵な方だと実感しました。やっぱり自分の好きなことをやってる人は輝きが違います。
またお会いできたらいいですね。
ありがとうございました。
昨日は8時前に出勤、「楽しい韓国文化論」、「ワンアジア共同体論」、出版関係、読書会などで遅く帰宅した。初講義時間にニューフェースの4人は中国からの留学生である。2012年10月浙江工商大學の韓國學研究所創立記念学術会に基調講演に行って、広島大学時代の弟子たちに会った縁で嘉興大学と姉妹提携を行った。李月順氏の尽力によって留学生交流が続いて多くの留学生が来るようになった。今年からベトナムの大学にも広島大学時代の弟子二人が教授をしていることで大学間関係を拡げていきたい。
文化人類学の講義は「考える、分析、論理、研究」をする時間であると語った。今回の講義もフェースブックのメッセンジャーラン欄を利用することにした。楽しい時間にしたい。*右端李月順
少子化の理由の一つとして独身者が多いこと、特に男性が女性より多い。自由を束縛されたくないという。私は逆かも知れない。助られて生きたいるからである。家内はどうだろう。私に献身的な彼女には自由が制限されがているかも知れない、散歩中その旨、話題にしたら意外に私と同様であった。50余年互いに助け合ってきたということだろう。彼女の人生、「今が最高だ」と言う。私は彼女の心にキリスト教の信仰を見たように感じた。
宇部と地球の環境を考えるフォーラム動物園
期間・時間 2019年10月06日(日) 13:30 ~15:30
場所 ときわ湖水ホール 大展示ホール
料金 無料
小泉進次郎氏がニューヨークの記者会見で「セクシー」という言葉を使って話題になりそうである。既に本欄でも2回ほど触れたが西洋では一応公的には使わないタブー語であることを前置きにして私が京都日文研で「セクシー:性と美の文化人類学」を発表した。小泉氏の言う「セクシー」はどう意味かネットで聞いてみた。「日本人として恥ずかしい」と非難、批判されるだろう。君子のような訓戒調の非難は無視してよい。要するに環境問題は魅力あるものととらえ、追及していくという内容であろう。
今私は長い間の大学教育の経験から評論的なことも書き残したいと思っている。
民衆と指導者は、愚衆とインテリの対照のように見える。有名な高度の実力のある作家作曲家による専門的な作品があるが、それを鑑賞するのは多くの人々、普通の大衆である。名作名曲であると判定してくれる主体は民衆である。「民心が天心」という言葉があるが。単純な世論調査だけを意味するわけではない。一時的なベストセラーではなく、名作を作る心が天心ある。
민중과 지도자는 우중과 인텔리의 대조처럼 보인다. 유명한 명작 고전이라는 것은 고도의 실력있는 작가 작곡가에 의한 전문적인 작품이지지만 그것을 감상하는 많은 사람들은 그냥 평범한 대중이다. 명작 명곡이라고 판정하여 주는 주체는 민중 우중이다. 민심이 천심이라는 말이 그냥 있는 것이 아니다. 단순한 여론 조사만을 의미하는 것은 아니다. 일시적인 베스트 셀러가 아닌 명작을 만드는 마음이 천심이다.
盆休みを含む大学の長い夏休みの中、読書会と執筆を続いている。来週から授業と公開講座「楽しい韓国文化論」が始まる。10月5日2時から伊東順子氏の公開講演から始める。伊東氏は1990年渡韓。延世大学、梨花女子大学などで韓国語を学び、その後10余年間ソウルで暮らし、日本語学校、テレビ番組の制作会社、新聞社などに勤務の後、現在はフリーのジャーナリストとして活躍中である。
ソウルに住んだ著者の体験・見聞を通して今の韓国ナショナリズム、反日をどう語るか。韓国人への苦言、それはただの非難ではないだろう。
演題:激変する社会を体験した!―― 韓国で四半世紀を過ごして
伊東順子
プロフィール
いとう・じゅんこ 愛知県出身。愛知大学文学部中国文学科卒。1990年から韓国を拠点に活動。テレビ番組の製作会社勤務等へ経て、現在はソウルで翻訳・編集オフィスを運営中。2017年に「韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だち―韓くに手帖』」を創刊、編集代表。ウエブサイト「論座」で「現地発『ここだけの韓国の話』」を連載中。 9月から朝日新聞の「海峡往来真発見」に執筆予定。著書に『もう日本を気にしなくなった韓国』(洋泉社)、『ビビンバの国の女たち』(講談社)等。
講演要旨
●1990年9月 私はなぜ韓国に行ったのか?
●驚きの日々――1年半の下宿生活
・反日感情
・性善説の韓国人
・男尊女卑
●激変する韓国の現場体験――大統領たちの思い出
・盧泰愚大統領と同じ街で暮らした
・金泳三時代とIMF危機
・金大中大統領と日本文化開放から韓流
・哀しみの盧武鉉大統領
・李明博大統領と韓国の躍進
・朴槿恵時代は何だったのか?
●韓流、ファッション、美容?
韓国のKBSニュースで豚伝染病で豚を埋没する場面で目を逸らした。子供の時は蛇も平気で殺し、戦争中は死者を多く見た私がこのような場面は見れない。加齢によって気が弱くなったのか、孟子の惻隱之心であろうか。否、トラウマであろう。何時からであろうか。焼肉現地調査のために品川の場を見学してショックを受け,気を失ったことがある。もう一つは戦争期に高圧線の電信柱での感電死を目撃したことのがあり、それからである。時々その場面が思い出される。それは心理的な病気であろうか。韓国人の被害意識もこのような病気(?)かも知れない。アメリカで治療法の本がベストセラーになっている。治療法にこう書かれている。その内容は私自身が書いたものを読む感じさえする。
思考や感情や情動を冷静かつ客観的に観察し、それからじっくり反応できれば、脳にあらかじめプロブラムされていて行動様式に自動的に反応をし、抑制したり、まとめたり、調節したりする。
『反日種族主義』のSejinPakさんの読書感想文が目に入ってくる。独立運動論式で、日本を見るのは不十分であるとの論点をバランスよく紹介している。ここで私の寸感を書いてみる。「反日感情によって作られた神話」という言葉は日本でもよく聞く。韓国では親日派と言われ、傷つきやすく、特に本を読まない人の口が恐ろしい。私の経験では、言論の自由は、日本がはるかに自由である。
研究者や政治家は民衆を尊重するが、扇動してはならない。時代と事態に合った文章を書くのではなく、研究の結果は時代に合わないということで、無視されたこともある。本が多く売れること、注目されるのは良いが、真理を超えてはならない。韓国国学者たちが主に独立運動史中心に日本理解する時期に、私は韓国の大学で日本学科教授として親日派とされながら生きてきた。植民地史を今の視点で見て扱えば神話を作りやすい。植民地研究では、植民地当時の観点、当時の人権思想から、今を見るのが当然だと思う。今の人権思想でみると、植民地は絶対悪となる。