崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

説教が分からない

2019年09月30日 05時19分34秒 | エッセイ

  在日韓国教会は主に在日韓国人を中心に民族主義的な民族宗教の傾向が強い。在日自体が少数であり、非常にマイノリティである。最近は韓国から来た宣教師たちが活躍する。キリスト教は普遍的な世界宗教だと思うが民族宗教的色が濃いのは残念である。少数民族宗教としてのキリスト教ではない。韓国人宣教師たちは宣教と言っているが宣教意欲は弱い。宣教の始まりは良き住民になることである。説教が分からない。孤立して生活しては宣教とならない、説教だけでは空念仏である。朝鮮総連側は民族学校が民族主義を強める機能を果たす。そして日本の中で朝鮮民族を誇りとしている。私はナショナル民族主義は危険だと思っている。

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「アジア共同体論」

2019年09月29日 06時25分42秒 | 講義

 この欄はブログ、フェースブック、ツイッターに同時発信している。世界の多くの知人、友人、友に読んでいただいている。ブログは中国でも読めたが最近ある友から開けないと電話やメールがあった。昨日、40年以上前からの友人、文化人類学者末成道男氏から電話があった。フェースブックを読み、楽しんでいたが不通になったのはなぜかということだった。彼の声が聴けて嬉しく久しぶりに長く話をした。彼は韓国、台湾、ベトナムなどで現地調査を長くし、大きい業績を出している人である。いま調査報告を書くのに忙しいと。明日私は東亜大学で「アジア共同体論」の講座のイントロ「グローバル化とナショナリズム」を担当する。グロバル化が進んでいる中、ナショナリズムが強化され、国際化が妨げられる現象からアジア、日韓関係の悪化を突破する道を探ってみたい。

*写真左端から5番目が末成氏、2012年中国・中山大学

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純粋な自然人

2019年09月28日 05時41分02秒 | 旅行

 韓国の与野、日韓などの対立が激しい。政治政党などが異なるのでそれは当然であろう。意見も対立する。なぜそれほど意見が対立するのか。嫌な人が正しいことを言っても認めるのは難しく、辛い。しかし、敵の意見でも正しいものは認めざるをえない。それは辛いかもしれないが受け入れるのが正しいし、勇気があるといえる。
 昨日岡山から50代のFB友、貴一氏が研究室を訪ねて来られた。初対面で新鮮な感じがした。テニスと碁がお好きである。ハワイには行ったが韓国や中国などには行ったことがない。今の日韓関係に無関心、純粋な自然人のように感じた。駅でお別れをした。彼からメールが届いた。

今日は本当にありがとうございました。
大学のなかまで案内していただいて、嬉しかったです。
きさくでいい奥さんですね。駅まで送っていただいて、よろしくお伝えください。
今日お話しした「おとなび」、是非お試しください。
実際にお会いして本当に素敵な方だと実感しました。やっぱり自分の好きなことをやってる人は輝きが違います。
またお会いできたらいいですね。
ありがとうございました。土下座

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嘉興大学

2019年09月27日 06時09分43秒 | 講義

 昨日は8時前に出勤、「楽しい韓国文化論」、「ワンアジア共同体論」、出版関係、読書会などで遅く帰宅した。初講義時間にニューフェースの4人は中国からの留学生である。2012年10月浙江工商大學の韓國學研究所創立記念学術会に基調講演に行って、広島大学時代の弟子たちに会った縁で嘉興大学と姉妹提携を行った。李月順氏の尽力によって留学生交流が続いて多くの留学生が来るようになった。今年からベトナムの大学にも広島大学時代の弟子二人が教授をしていることで大学間関係を拡げていきたい。
 文化人類学の講義は「考える、分析、論理、研究」をする時間であると語った。今回の講義もフェースブックのメッセンジャーラン欄を利用することにした。楽しい時間にしたい。*右端李月順

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独身者

2019年09月26日 05時36分07秒 | エッセイ

 少子化の理由の一つとして独身者が多いこと、特に男性が女性より多い。自由を束縛されたくないという。私は逆かも知れない。助られて生きたいるからである。家内はどうだろう。私に献身的な彼女には自由が制限されがているかも知れない、散歩中その旨、話題にしたら意外に私と同様であった。50余年互いに助け合ってきたということだろう。彼女の人生、「今が最高だ」と言う。私は彼女の心にキリスト教の信仰を見たように感じた。

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ニコル氏講演

2019年09月25日 06時10分53秒 | 日記
 昨年至誠館大学で開かれた学会で京都大の小倉紀蔵教授と対談した時お会いした「ときわ動物園」の梶返氏からC.W.ニコル氏の講演会のご案内のメールが届いた。森の話であるという。是非聞きたく参加したい。無料ではあるが、事前申し込みとなっている。知人、読者、FBの友ら諸氏にも会いたい。
 演者のクライヴ・ウィリアム・ニコル (C.W. Nicol、1940)氏はイギリス生まれで日本国籍を持つ方である。動植物と触れ合うこと、極地探検で、カナダのイヌイットと一緒に暮らすなど交流の経験を繰り返した。1962年に空手道を学ぶために来日した。作詩など、CDシングルとして発売されている。作家活動を続けている。小説『風を見た少年』(講談社)は、2000年大森一樹監督でアニメ映画化された。里山の再生運動を展開し、エコツーリズムを実践する。日本の食文化・漁業文化・生活文化を守る運動者でもある。

宇部と地球の環境を考えるフォーラム動物園 

期間・時間 2019年10月06日(日)  13:30 ~15:30

場所 ときわ湖水ホール 大展示ホール

料金 無料

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sexy

2019年09月24日 05時35分37秒 | 日記

 小泉進次郎氏がニューヨークの記者会見で「セクシー」という言葉を使って話題になりそうである。既に本欄でも2回ほど触れたが西洋では一応公的には使わないタブー語であることを前置きにして私が京都日文研で「セクシー:性と美の文化人類学」を発表した。小泉氏の言う「セクシー」はどう意味かネットで聞いてみた。「日本人として恥ずかしい」と非難、批判されるだろう。君子のような訓戒調の非難は無視してよい。要するに環境問題は魅力あるものととらえ、追及していくという内容であろう。

 

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ペルーからのお土産

2019年09月23日 06時09分24秒 | エッセイ
 台風接近中、大学は活気にあふれた。9時過ぎ到着、オープンキャンパスは中止かと聞いたらすでに高校生とはご父兄が到着しているとのこと。大型教室で、学長から大学は「教育」と「技」(研究)の場であると挨拶、続いて広報担当者からは「学歴」社会、下関の下宿代が安いと具体的な説明で納得し、頷く父兄もおられた。大盛況。ただ韓国からの留学生はどうなるか。鵜澤副学長がペルー調査から帰国。チョコレートをいただいた。遠路からのものであり、心が伝わってきた。
 今私は長い間の大学教育の経験から評論的なことも書き残したいと思っている。
 
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天心

2019年09月22日 07時44分14秒 | エッセイ
私は韓国と日本に40年ずつ住んでいる。自らを振り返ってみると不明瞭な面がなくはない。まず日本語が完全ではない。コメディで笑う場面で笑うことができない時が非常に多い。日本語の問題だけではない。言語能力そのものの減退もある。世界を見る目もそうなるかと心配になる。韓国情勢が尋常ではない。李承晩を考える。 4.19李承晩の下野署名は民衆の意見を受け入れたものだった。朴正煕軍事独裁経済成長は暗殺で幕を下ろした。金大中は日本文化開放、民主化と経済成長を実行した。昨日ムン・ジェイン政権を糾弾する5万市民(主催側推算)の集会があった。
 民衆と指導者は、愚衆とインテリの対照のように見える。有名な高度の実力のある作家作曲家による専門的な作品があるが、それを鑑賞するのは多くの人々、普通の大衆である。名作名曲であると判定してくれる主体は民衆である。「民心が天心」という言葉があるが。単純な世論調査だけを意味するわけではない。一時的なベストセラーではなく、名作を作る心が天心ある。
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천심

2019年09月22日 07時14分10秒 | エッセイ
나는 한국과 일본 40년씩 살아 왔다. 스스로를 돌아보면 어정쩡한 면이 없지 않다. 우선 일본어가 완전치 않다. 코메디에서 웃을 대목에서 웃지 못하는 때가 아주 많다. 일본어의 문제만은 아니다. 언어 능력 자체의 감퇴도 있다. 세상을 보는 눈도 그렇게 될까 걱정이다. 한국 정세가 심상치 않다. 이승만을 생각한다. 4.19 이승만의 하야서명 민주주의적인 대통령이었다. 박정희 군사독재 경제 성장과 암살로 막을 내렸다. 김대중 일본문화 개방, 민주화와 경제 성장이 이루어졌다. 어제 문재인 정권을 규탄하는 5만 시민(주최 측 추산)의 집회가 있었다.
민중과 지도자는 우중과 인텔리의 대조처럼 보인다. 유명한 명작 고전이라는 것은 고도의 실력있는 작가 작곡가에 의한 전문적인 작품이지지만 그것을 감상하는 많은 사람들은 그냥 평범한 대중이다. 명작 명곡이라고 판정하여 주는 주체는 민중 우중이다. 민심이 천심이라는 말이 그냥 있는 것이 아니다. 단순한 여론 조사만을 의미하는 것은 아니다. 일시적인 베스트 셀러가 아닌 명작을 만드는 마음이 천심이다.
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シベリアでの現地調査ノート

2019年09月21日 05時45分12秒 | 研究業績
今から20余年ほど前のシベリアでの現地調査ノートを見ながら報告書を書いている。ハンガリーのシャーマニズム研究者のDioszegi氏と共同研究者であったSharakshinova氏にブリヤトBuryat村であったこと、現地の有名な学者のMikhailov氏との出会いは懐かしい。彼が生きていたら90才を越えているだろう。平均寿命が日本より短いロシアではどうだろうか。世界を調査旅行した時に撮った映像miniDV200本をDVD化しようと専門業者と相談した。私には高額、期間も長いという。ただ残したいだけではない。当時の現場感を再び感じたい。私の研究は続く。韓国の多くの研究者たちは学者から政治家へ出世しようとする。李朝時代の科挙、そのままのように感じる。
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「楽しい韓国文化論」

2019年09月20日 05時24分46秒 | 講義

 盆休みを含む大学の長い夏休みの中、読書会と執筆を続いている。来週から授業と公開講座「楽しい韓国文化論」が始まる。10月5日2時から伊東順子氏の公開講演から始める。伊東氏は1990年渡韓。延世大学、梨花女子大学などで韓国語を学び、その後10余年間ソウルで暮らし、日本語学校、テレビ番組の制作会社、新聞社などに勤務の後、現在はフリーのジャーナリストとして活躍中である。
 ソウルに住んだ著者の体験・見聞を通して今の韓国ナショナリズム、反日をどう語るか。韓国人への苦言、それはただの非難ではないだろう

演題:激変する社会を体験した!―― 韓国で四半世紀を過ごして

 伊東順子

 プロフィール

 いとう・じゅんこ 愛知県出身。愛知大学文学部中国文学科卒。1990年から韓国を拠点に活動。テレビ番組の製作会社勤務等へ経て、現在はソウルで翻訳・編集オフィスを運営中。2017年に「韓国を語らい・味わい・楽しむ雑誌『中くらいの友だち―韓くに手帖』」を創刊、編集代表。ウエブサイト「論座」で「現地発『ここだけの韓国の話』」を連載中。 9月から朝日新聞の「海峡往来真発見」に執筆予定。著書に『もう日本を気にしなくなった韓国』(洋泉社)、『ビビンバの国の女たち』(講談社)等。

 講演要旨

 ●1990年9月 私はなぜ韓国に行ったのか?

 ●驚きの日々――1年半の下宿生活

・反日感情

・性善説の韓国人

・男尊女卑

 ●激変する韓国の現場体験――大統領たちの思い出

・盧泰愚大統領と同じ街で暮らした

・金泳三時代とIMF危機

・金大中大統領と日本文化開放から韓流

・哀しみの盧武鉉大統領

・李明博大統領と韓国の躍進

・朴槿恵時代は何だったのか?

 ●韓流、ファッション、美容?

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トラウマ

2019年09月19日 05時05分36秒 | エッセイ

 韓国のKBSニュースで豚伝染病で豚を埋没する場面で目を逸らした。子供の時は蛇も平気で殺し、戦争中は死者を多く見た私がこのような場面は見れない。加齢によって気が弱くなったのか、孟子の惻隱之心であろうか。否、トラウマであろう。何時からであろうか。焼肉現地調査のために品川の屠殺場を見学してショックを受け,気を失ったことがある。もう一つは戦争期に高圧線の電信柱での感電死を目撃したことのがあり、それからである。時々その場面が思い出される。それは心理的な病気であろうか。韓国人の被害意識もこのような病気(?)かも知れない。アメリカで治療法の本がベストセラーになっている。治療法にこう書かれている。その内容は私自身が書いたものを読む感じさえする。

 思考や感情や情動を冷静かつ客観的に観察し、それからじっくり反応できれば脳にあらかじめプロブラムされていて行動様式に自動的に反応をし、抑制したり、まとめたり、調節したりする。

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作られた神話

2019年09月18日 07時09分19秒 | 日記

反日種族主義』SejinPakさんの読書感想文が目に入ってくる。独立運動論式で、日本見るのは不十分であるとのバランスよく紹介しているここで私の寸感を書いてみる。「反日感情によって作られた神話」という言葉は日本でもよく聞く。韓国では親日派と言われ、傷つきやすく、特に読まない口が恐ろしい。私の経験は、言論自由は、日本がはるかに自由である。

 研究者や政治家は民衆尊重するが扇動してはならない。時代と事態合った文章書くのではなく、研究結果は時代に合わないということで無視されたこともある本が多く売れること、注目されるのは良いが、真理を超えてはならない。韓国国学者たちが主に独立運動史中心に日本理解する時期に、私は韓国の大学で日本学科教授として親日派とされながら生きてきた植民地史を今の視点で見て扱えば神話作りやすい植民地研究では、植民地当時観点、当時人権思想から、今見るのが当然だと思う。人権思想でみると、植民地絶対悪とな

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식민지 연구

2019年09月18日 06時28分04秒 | 講義
<반일 종족주의>의 Sejin Pak씨의 독후감이 눈에 들어온다. 독립운동론식으로 일본을 보는 불충분하다는 것 등의 논쟁점을 균형있게 소개해 주었다. 여기에 촌감을 적어 본다. <반일 감정에 의해 만들어진 신화>라는 말, 일본에서는 아주 자주 듣는다. 한국에서는 친일파라는 비난 받기 쉽고, 특히 책을 읽지 않는 사람들의 입이 무섭다. 나의 경험으로는 언론의 자유는 일본이 훨씬 자유롭다.
 연구자나 정치가는 민중을 존중하지만 민중을 선동해서는 안 된다. 시대 사태에 맞는 글을 쓰는 것이 아니라 연구의 과정이나 결과가 시대에 맞거나 무시된 채 계속되는 것이 학문이다. 지금 책이 팔리는 것, 주목되는 것은 좋은 일이지만 진리를 벗어나서는 안된다.  한국 국학자들이 주로 독립운동사 중심의 일본 이해에 있을 때 한국 대학의 일본학과 교수로서 친일파라고 몰리면서 살아 온 사람이다. 나는 식민지사를 지금에 시점에서 보고 다루면 신화를 만들기 쉽다고 생각ㅎ나다. 그래서 식민지 연구는 식민지 당시의 관점 당시의 인권 사상에서 시작해서 지금을 보는 것이 당연하다고 생각한다. 지금의 인권사상으로 보면 식민지는 절대악이라 할 수 있다.    
  
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