日本と北朝鮮は拉致被害者らの再調査など合意したことを安倍晋三首相が発表した。日朝「拉致問題」合意を歓迎する。政府の外交交渉に感謝したい。被害者家族たちもほぼ一斉に歓迎している。日朝関係を和らげるような展望が開いた。東アジアでの新しい平和関係の構築の変化が期待される。
日本は北朝鮮とは国交がないので国家として認めていない。認めなくとも北朝鮮は存在している。日本は北朝鮮を敵国扱いしている。この世には悪人もいる。しかし共存せざるを得ない。悪い国もある。まず相手国を認めるべきである。中国は韓国と北朝鮮を同距離において外交しているが、日本は「拉致問題」で孤立化させ、国交正常化していない。それは敵作りの論法にすぎない。今度の合意を素直に受け入れて、進展を期待してほしい。
しかし討論者たちは北朝鮮の「狙い?」とは何かなどと、懐疑的な人も多い。韓国やアメリカは積極的には歓迎しない。韓国は歴史問題を、アメリカは核を懸念している。韓国は北朝鮮へ「統一」を打ち出している。「南北統一」は朝鮮民族の念願であるが、戦後70年過ぎても互いに国家として定着している。「統一」というのは「分裂」以上危険なことでもあると私は思う。国家においては分裂や統一も危険である。敵国家とも共存できると考えた方が良い。「敵を愛する」という言葉の本意はここにある。
多くの国民は知っている。日本の拉致問題はアメリカの北朝鮮敵対政策と歩調合わせ、日本の植民地への賠償問題の「楯」政策にすぎないことを。戦略的な外交政策から大きく変身し、素直に関係改善してほしい。
日本は北朝鮮とは国交がないので国家として認めていない。認めなくとも北朝鮮は存在している。日本は北朝鮮を敵国扱いしている。この世には悪人もいる。しかし共存せざるを得ない。悪い国もある。まず相手国を認めるべきである。中国は韓国と北朝鮮を同距離において外交しているが、日本は「拉致問題」で孤立化させ、国交正常化していない。それは敵作りの論法にすぎない。今度の合意を素直に受け入れて、進展を期待してほしい。
しかし討論者たちは北朝鮮の「狙い?」とは何かなどと、懐疑的な人も多い。韓国やアメリカは積極的には歓迎しない。韓国は歴史問題を、アメリカは核を懸念している。韓国は北朝鮮へ「統一」を打ち出している。「南北統一」は朝鮮民族の念願であるが、戦後70年過ぎても互いに国家として定着している。「統一」というのは「分裂」以上危険なことでもあると私は思う。国家においては分裂や統一も危険である。敵国家とも共存できると考えた方が良い。「敵を愛する」という言葉の本意はここにある。
多くの国民は知っている。日本の拉致問題はアメリカの北朝鮮敵対政策と歩調合わせ、日本の植民地への賠償問題の「楯」政策にすぎないことを。戦略的な外交政策から大きく変身し、素直に関係改善してほしい。