崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

竹下一氏書評

2019年10月16日 10時09分12秒 | エッセイ

 植民地統治下にあった台湾、満州、東南アジアのパラオ、フィリピン、さらにはイギリスの植民地であったアイルランド、シンガポール、南アフリ力などを訪れ、調査•見聞、思索したことをエツセイ風に記している。著者は文化人類学の領域から日本統治下の植民地朝鮮の研究を進めるなかで、戦後の韓国における反日感情について考察 してきた。「旅ノー卜」は、それを世界の植民地支配との比較でとらえる作業でもある。これらの国では、旧宗主国への反感は一般的に共通通するが、とくに韓国の反日感情の強さが際だっている。

著者は、敗戦で朝鮮から引き揚げた日本人の少なからずが「韓国人と仲良くつきあったが、日本が負けたらすぐ、それまで仲良くしていた韓国人たちが急にひどい人間に変わった」「喜んで万歳を叫ぶ韓国人たちを見て衝撃を受けた」と語っていることを明らかにしている。日本人が受け止めたこうした青天の霹靂は、当時の朝鮮が独立を踏みにじられた植民地であることを意識できないことから中には、韓国人が裏切ったように感じ、「今度会ったときは、ただではすまさんぞ!覚えておけ」と、恫喝して引き揚げた者もいたという。

戦後の日本為政者やメディアは、こうした植民地朝鮮を見下す意識を清算しないままできた。そのため、その残滓は国民のなかにも存在している。そのもとで、韓国の民衆のなかには、日本がいつまた同じ態度で侵略 するかも知れないという疑念を払拭できないできたといえる。韓国民衆のなかに歴史的に蓄積されたこうした感情は、これ までも教科書問題や靖国参拝問題、さらには自衛隊の入港などをめぐっても表面化してきた。

著者はこれに関連して、日本の為政者は敗戦したが「敗北」を認めてこなかったことに着目し、本来なら敗戦は「社会を根本的に変える」ことなのだが、そうならなかったと指摘している。それは、「大量虐殺した原爆を投下したアメリと被曝した日本が今、北朝鮮の核問題に直面し、それぞれ思いは違うであろうが足並みをそろえているという。

韓国においても、八月一五日は「解放記念日」だが、それを期して「独立した」とはいえず、新たな民族的な抑圧のもとに置かれた事実を「重く受けとめる必要性」を強 調している。それは植民地から解放された後、「戦後指導者たち、南北の民族分断を固め、朝鮮戦争、独裁軍事政権への暗黒の道を辿る」ことになったが、「(韓国は)反独裁民主化によって独立への道を歩ん」できたからである。

伊薄文を暗殺した安重根は、日本では殺人者として処刑されたが、韓国では抗日独立戦争にお ける義士として英雄視されている。これと関わって、アイルランドの独立 運動家•ケースメントや、フィリピンで「独立運動の父」と称賛されるホセ•リサールについて、 それぞれ宗主国イギリス やスペインからは反逆者とされ、大逆罪で処刑さ れた事情に迫っている。

著者は、韓国の「反日」感情の源泉は植民地統治にあるが、植民地支配下の「抗日」とは区別された戦後のものであり、それは韓国国民が民族的に統合して「親日派を処断し、種を絶たねばならない」という愛国主義的な意識だと指摘する。また、「反日」という言葉は直接日本や日本人を指す言葉でもなく、おもには韓国内の親日派に向けられたものだとものべている。

さらに中国では教科書などで、日中戦争当時の占領者、日本軍国主義者と現在の日本人を、政府と国民を区別するようにしているが、「韓国ではそのような区別がうまくいっていない」とも提起している。この点は、最近の徴用工問題をめぐる韓国の民衆運動が「反日ではなく反安倍」を掲げ、為政者と民衆を区別する様相を明確に示して いることともあわせて、深める必要があるように思われる。(「長周新聞」2019.10.14)

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「君が代」

2019年10月16日 05時33分01秒 | 日記

 日韓親善協会のメンバーの88才、小園氏らが研究所を訪ねて来られた。帰宅してカナダとのバレーボールの試合を楽しく視聴した。始まる前に「君が代」が斉唱された。聞く度に「君が代」は異様に感ずる。世界の多くの国歌は応援歌や唱歌のように聞こえるが「君が代」はリズムがほぼなくテンポが遅い、失礼ながら葬送曲にも感ずる。他方クラシックに似て、私はいつの間にか名曲のように感ずるようになった。世界的に聞ける人は多くても歌える人は国民に限らている。国歌は国家を越える力が弱い。世界化は難しい。国歌、国花などはただのシンボルであり独占ではない。「美」は普遍的なものである。その美の力は世界化していく。

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「焚き付け」

2019年10月15日 06時31分16秒 | 旅行
韓国ドラマはテンポが速くて良い。曺は「検察改革のための焚き付け役割ここまでです」と辞職した。焚き付けという言葉は、聞いては知っているが私には忘れられたことばである私の故郷の田舎言葉で<炒り食べて釜を破る」という諺がある。軽く楽しんで大きい禍を招くの意味だ。韓国は日本明治維新以降、アジアで戦<革新 - 民主主義と経済発展」の奇跡を起こし成し遂げた国である。ところが、悪役権力者登場し、「統一と反日」という世論を煽り社会揺さぶっている非常に危険である。
 統一により国土倍増するとして、中国のような大国大韓民国という<>意味がない。ベトナムのように統一しても社会主義国家としては困る。大英帝国GreatBritain小国となった。しかし、その影響は、歴史、香港などにまだ大きく残っている。統一ではなく、民主主義国家を保持発展させることが大事である。北朝鮮と共存交流で良い私は尽くした」「私は今、人の市民に戻る」というの台詞、それは<韓ドラ>クライマックスであり、まだハッピーエンド残っている。
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불쏘시개

2019年10月15日 05時29分50秒 | エッセイ
한국 드라마는 템포가 빨라서 좋다. 조국씨는 '검찰개혁을 위한 불쏘시개 역할은 여기까지입니다'라고 사직했다.  '불쏘시개'라는 말은 들어서는 알지만 나에게는 잊혀진 시골말이다. 우리 시골말에는 <콩 볶아 먹다가 솥을 깬다>라는 말이 있다. 가볍게 즐기다가 큰 것을 망친다는 뜻이다. 한국은 일본의 명치유신 이후 아시아에서 전후 <혁신- 민주주의와 경제발전>을 기적적으로 이룬 나라이다. 그런데 악역의 권력자가 등장하여 통일과 반일이라는 명목하에 여론 조성을 하여 정권을 쥐고 사회를 흔들고 있다. 매우 위험하다.
 통일로 국토를 두 배로 한다고는 하여도 중국과 같은 대국에 대해서는 대한민국이라는 <대>는 의미가 없다. 베트남처럼 통일되어도 힘들다. 위대한 영국Great Britain도 소국이 되었다. 그러나 그 영향은 역사에, 지금 홍콩 등에 아직도 크게 남아  있다. 통일보다는 민주주의 국가를 보전 발전시키는 것이 소중하다. 북한과는 공존 교류가 좋다.  "저의 쓰임은 다했다.  '이제 저는 한 명의 시민으로 돌아간다'. <한드라>의 크라이막스, 해피 엔딩이 남아 있다.
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学園祭

2019年10月14日 06時03分58秒 | エッセイ

 学園祭に寄るために大学へ、駐車場へ入れない。人が集まらないようになっている。7階の私の研究所の窓から見下ろし、他のスペースを見つけた。言っておきたい。櫛田学長室に寄った。拙著『帝国日本の植民地を歩く』を手にしていらしての感想、「タイムリーであり面白くて手放せない」とのコメント、感謝した。詳しくは聞けないが、親日・反日が日韓関係を最悪にしている時タイムリー、実体験に基づいて書かれたというコメントと受け取った。テレビなどに出ている大学の先生は「教授」「特任教授」などの肩書をもって、研究や教育とは縁の遠い世間話ばかりされており、がっかりさせられる。せっかくなので専門を生かしたお話をお聞きしたい。

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「楽焼」

2019年10月13日 05時58分36秒 | エッセイ

 一般的に日本の陶芸は中国や韓国より遅れているというイメージがある。しかし昨日の「楽しい韓国文化論」で東亜大学の松尾伊知郎氏は日本の陶芸が中国や朝鮮半島から影響されたことを前置きにして、現在日本の陶芸は世界的に注目されていると語った。それは高温で焼く技術というより「楽焼」という800℃内外の低温度の施釉陶が世界的に注目されていること。主にデザインなど芸術性と実用性による調和によるものである。中国からの影響で有名になったイギリスのCHINA磁器、今は日本の磁器が世界的に注目される。
 彼は言う。日本は中国や韓国に比べてその歴史が浅く400余年しかないが、大事にして持続的に発展させてきた結果だと。私はお茶文化や染めもの文化など、韓国では断絶してしまって、新しく日本から輸入して伝統文化を復元していることなど、韓国文化財専門委員として体験したことを以て補なった。

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私の恩師の任晳宰先生

2019年10月12日 06時07分38秒 | 研究業績

 2週間ほど校正に大部時間を費した。近刊となる本に共同執筆者として論文を書いたものである。文を書く時は文や思索の流れに沿って書き走るので文献や参考資料を気にしない。後に校正が煩雑になるのが私の書き方である。この度の論文の要点は植民地時代の日本人の朝鮮研究が戦後どのように評価され、継承されたかに関するものである。校正の中で県立広島大学の上水流久彦さんからこれもとても貴重な話ですね。驚きました」といわれた。なぜであろうか。私の恩師のこと、私事でもある。私の恩師の任晳宰先生が一九三八 年朝鮮総督府機関誌『朝鮮』に寄稿した「朝鮮の説話」を真木琳というペンネームで書いたことである。誰も知らない私の恩師任晳宰先生の当時の筆名が真木(任せるの意味の音読み、家族も知らない)名前の琳であった。私が先生に文化人類学を教えていただいた1960年代に聞いて後に確認することが出来た。しかし反日感情が強いので発表を控えてきた。先生の論文の冒頭に「恩師秋葉教授」と記しており、私はその恩師の弟子である。

 

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山路勝彦先生の書評

2019年10月11日 18時00分17秒 | 研究業績

関西学院大学名誉教授の山路勝彦先生の書評

『帝国の植民地を歩く』、ありがとうございました。興味深い内容で、一気に読み通しました。以下、読後感を述べてみます。

「戦後、半世紀をはるかに超えているのに、韓国においてはまだ多くの国民の意識構造の中で植民地は終わていない」(p.26)という問題関心から出発した本書は、1970年代まで主流を占めていた植民地研究、具体的には井上清、遠山茂樹、家永三郎、大江志乃夫らの左派的、もしくはレーニン主義的立場の研究とは隔絶の差異を見せつけている。結論的に言えば、ホセ・リサールやガンジーを例に挙げながら、「植民地政府の恩恵を受け」つつ、彼らの内面的には「裏切りと報恩の葛藤が存在し」ていて、だからこそ一層、「民族主義的」立場を止揚して「人間の平等と平和を追求する」(p.176)立場からの歴史記述が必要だ、と説くことにある。この主張こそが、本書に一貫した立場である。この立場に賛同したうえで、いくつかの話題を取り上げてみたい。

1) 本書では、中心課題に植民地当局が建立した文化遺産の評価づけが大きな比重を占めている。ここで、評者が見聞した話を付け加えてみたい。中国東北部の長春には満州国皇帝の溥儀の宮殿が現存していて、今では観光名所になっている。しかし、この宮殿は仮の建物であって、終戦まじかには本宮殿を建てようとして、今の長春駅から南へ数キロの場所に敷地(公園)を用意し、その土台造りに着手していた。しかし、敗戦により計画は頓挫する。戦後、中国政府は、幸運にも残っていた設計図をもとに本格的な宮殿を建立する。現在、広大なその公園には復元された宮殿が威容をもって建っている。2010年、評者が吉林大学を訪れた時、そこの大学の先生に、こう質問した。「韓国では総督府の建物は日帝残滓ということで取り壊されたが、なぜ中国ではわざわざ復元したのですか?」その先生は笑って、「たぶん、もったいなかったからでしょう。」

その時、中国と韓国とで植民地遺産の扱いが違うのに、評者自身は戸惑ってしまいました。もっとも、歴史遺産は時の政治権力によって扱いが違います。1983年、中国の済南・曲阜にある孔子廟に行った時のこと。文化大革命が終わって7年後です。孔子廟内にあった康有為 (清朝末期の開明派)の銅像は無残に打ち砕かれたまま、そして東岳大帝を祀る岳帝廟はいまだ修復ならず、という状況でした。「文革四人組」による「四旧」打倒の爪痕、いまだ癒えずという状況は悲惨さを感じさせました。こうしてみると、時代によって、時の政権、権力の在り方によって、文化遺産は残されたり、復元されたりするものであって、韓国でも、いまは「日帝残滓」ということで破壊されていても、後世には復元されるのかも知れません。問題は、後世の人間が、いかなる歴史認識を持って植民地建造物に普遍的な美的価値を与えるか、ということになるでしょう。

2) この件で言えば、シンガポールのラッフルズの記述は興味がそそられました。軍政の問題と切り離して、文化遺産に関して本書に付け加えていえば、ラッフルズの業績は偉大です。ラッフルズ・ホテルはその一つですが、このほかラッフルズ博物館の存在も重要です。本書では触れられていないので、いささか補足しておきたい。ラッフルズを記念して命名された、この世界的に有名な博物館は、戦時中に危機に瀕しましたが、図書文献や展示品の散逸を防ぎ、その窮地を救ったのは、日本人学者の貢献でした(田中館秀三1944『南方文化施設の接収』、山路勝彦2004『台湾の植民地統治:無主の野蛮人という言説の展開』)。こうした学者の献身的行為でラッフルズの名は今もかがやき、文化遺産は守られてきました。文化遺産という観点から、こうした学者の存在は闇に消してはいけないと思いました。

3) アイルランドのケースメントの歴史的位置づけは、日本人には馴染みが浅かっただけに、貴重な紹介です。70年代の日本で紹介されても、植民地統治に加担した人物の典型として片付けられてしまうでしょう。ここで思いされるのは、独立宣言(3・1)の唱道者で、かつ建国大学(満州国)にいた崔南善であり、有名なダンサーであった崔承喜です。こうした人たちが、ケースメントとともに、再評価されるのは、「善と悪」との二分法では歴史は語れないという基本的事柄があることです。

本書の一番の評価点は、この論点を真正面から論題に据えたことにあります。植民地統治者と一般住民との間に立つ人物、すなわちコラボレーターに光を与えることによって、歴史記述はいっそう深みを増してきます。こうして、21世紀、人類学者が組み立てる歴史研究がさらに発展し、「善悪の彼岸」に到達できるよう願っています。本書が、そのための導き手になることを期待してやみません。

東京新聞 広告10月11日

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「学問の自由」

2019年10月11日 05時56分18秒 | 講義

 私は先週、講義で世界で反日感情が一番強い国、韓国から世界へと講義した。私の長い間の研究成果により新著『帝国日本の植民地を歩く』を以て語った。多くの学生たちや一般人から高評を得たが、数人の韓国からの留学生が語ってもいない「慰安婦」を挙げながら「聞くのが不便であった」とコメントを書いた。韓国の延世大学で講義中に「慰安婦」について語った柳教授が警察に捜査されているというニュースが気になる。1960年代陸軍士官学校で講義した時、ある生徒の密告で友人の申栄福講師が死刑囚になったことを思い出して、韓国は本質はそれほど変わっていないと感じざるを得ない。
 真理の探究の学問の自由、研究の自由が保障され、研究成果の発表など研究行為が韓国の延世大学では難しいということになる。
憲法で「学問の自由」「大学の自由」が守れるか。延世大学は世間では名門というが本当か否か注目したい。

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「楽しい韓国文化論」

2019年10月10日 06時42分26秒 | 講義

 

 

 

東亜大学東アジア文化 研究所(崔吉城.所長)は 日韓関係が悪化するなかで、文化の相互理解を促進しようと公開講座「楽しい韓国文化論」を五日から始めた。毎週土曜日 に五回連続で開催する。初回は、フリーライターの伊東順子氏が「激変する社会を体験した!」と 題して講演、参加者と意見を交わした【写真】。
 伊東氏は若いころのソウルでの下宿生活から、韓国に二五年間滞在し理解を深めた韓国文化、習慣、人間性にふれて語つた。家主からも「反日」の対象として扱われたことはなく、むしろ人間として信用する「善人説Pに驚いたとを語った。また、「男尊女卑」を問題にし小説「82年生まれ、キム•ジョン』にもふれて、IMF危機や民主化運動の発展のもとで、六人の大統領がかわるなかで輯国の社会制度が大きく変化してきたことを強調した。韓国社会を二分する現在のデモについて、庶民の間ではアメリカや日本との関係とともに、「保守にもどるのか」という不安も高まっているとのべた。 
 下宿先の女子学生の多くが美容整形していたことと関連して、米軍基地周辺の娼婦が米兵好みの 顔立ちにするためにしたことが韓国で広がる契機 になったことにもふれ た。これに対して、会場から「政府高官に嫁ぐ女性が多い大学ではそうだが、多くの女性はそうではない」(韓国人、教員)、「先進国では美貌の基準がパーソナリティ (人格)の形成に向けられている」(崔吉城教授)などの発言があった。

 

 

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ノーベル化学賞

2019年10月10日 05時43分11秒 | 旅行

 吉野彰氏(71)がノーベル化学賞を受賞した。ほぼ毎年の事、祝賀ムード。旭化成という企業からの受賞は二回目になる。それが世界へ送るメッセージは大きい。「太陽光や風力などの変動の激しい発電技術が普及しやすくなる」という。多くの国はその日本の研究成果、回路などをコピーし、商売繁盛している。感謝すべきである。世界が喜ぶべきことである。
 韓国も最近ノーベル賞これがを期待する報道があったが、残念である。意識の近代化が必要である。曽国氏はソウル大学の教授から政治家になっている。アメリカのキッシンジャーの真似ではない。韓国では一般的な現象である。李王朝
の科挙の伝統である。私の経験からは韓国では学者は政治家になる中間点に過ぎない。戦後、大学者と言われた崔鉉培氏は文部長官、私が卒業した師範大学教授たちもそうであった。多くの教授は政治的出世欲が強い。定年してからは研究を止めて農園をもって余生を暮らすのを理想をとする、韓国ではこれが一般的な学者の現象である。

 

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悟る

2019年10月09日 05時23分30秒 | 旅行

 私に仕事が早いと褒めてくれる人がいるが、昨日は歯科で長く時間を要した。高齢者だという自覚もあった。철나자 망녕난다という韓国の諺がある。やっと人生を悟る年齢になったと思ったら、物忘れが酷くなるという意味である。年を重ねるごとにより知恵が加わるが、一方判断力が衰えることを指す。「悟る」とは何だろう。私は若い時は反対、批判など反骨的な傾向が強かったと思うがそれはかなり変わった。肯定的になったと思う。国家もそうであろう。反日から親日になれるかもしれない。

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『帝国日本の植民地を歩く』

2019年10月08日 05時30分59秒 | 講義

 神奈川県のある読者から電話、「恨」について講演を聞きたいという。私の居住地が遠い下関であることに唖然、東京で何故活躍しないのかと言いたそうだった。下関でもすべきことはある。昨日ワンアジア共同体論の2回目は新著『帝国日本の植民地を歩く』の内容の一部分をテーマにして行った。最高の反日国の韓国から北朝鮮、サハリン、旧満州へ、反日ではない南は台湾、パラオ、フィリピン、そしてイギリスの植民地としてアイルランドと南アフリカの例を挙げた。最後に南京虐殺記念館、広島平和記念館を例にしてトルストイの「戦争と平和」を強調するために席から立った。瞬間めまいで座って、鵜澤和宏教授にクロージングを頼んだ。

 資料として拙著からの引用を出した。南京大虐殺記念館にはドイツ人ラーベ(John Heinrich DalefRabe)が一九三七年、南京で日本軍の侵入を受けるとすぐに安全区を設置して、難民を助ける仕事をした。この展示を観た人がどう見るか。当然南京の市民たち は日本人を嫌っている。記念館の外に平和を訴えているような看板や垂れ幕などが見られる。日本人を嫌い、恨む心と平和へ の訴えが大きく矛盾するように思った。南京大虐殺記念館を通して、平和を訴えることがで きるのだろうか。広島の原爆記念館から「平和都市」を創れるのか。学生と一般の出席者の高評が多い。

大屋君のコメント:帝国日本の植民地にはいまだに植民地としての名残が残っていたりする。植民地だった国にも反日や親日などそれぞれ存在する。例えば、台湾は植民地っだったにもかかわらず親日であるが韓国とは今も慰安婦問題などで仲が悪かったりする。またアイルランドはイギリスの植民地だったこともあり、イギリスをとても嫌っている。これらの多くは洗脳教育や一部の人々の考えであったりする。原爆が広島に落ちたときも、日本は被害を受けて悲しんだが、韓国は日本の支配されていたため喜ぶ声もあった。多くの視点から見ると片方は平和であっても別視点では平和ではなかったりする。世界に平等な平和を追求するのは難しいが誰もがそれを望んでいる。

 

 

 

 

 

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講演の聴講

2019年10月07日 05時25分22秒 | 日記

  宇部在日韓国教会へ家内の運転で古本氏と礼拝参加に行ったが野外礼拝か、合同礼拝か、宇部教会には誰もいない。ときわ公園に早めに到着、悠々と散策と休憩昼食の閑雅な時間であった。湖水会場では毎日新聞の反田昌平記者らと会った。自分が講演するのではなく、講演の聴講のために行った。イギリス出身の日本国籍のニコル氏(1940年生)の環境に関する講演であった。彼自身の基調講演とときわ公園動物園長との対談の二部形式であった。彼は豊富な経験、北極の寒さの中と日本の山林の中での生活の話をウィットとユーモアで笑わせながら語った。聴衆は野生動物に悩んでいる人が多く挙手した。熊、イノシシ、鹿などの野生動物などの中での生活が理想とする話から熊に襲われ、危険にさらされ、殺して食べた話になり、自然保護、動物愛護とは矛盾するような話もあった。納豆が大好き,「日本が好きだ」という時には大きな拍手があった。

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外見主義社会

2019年10月06日 05時45分34秒 | 講義

 韓国のデモ人数百万人波、ストックホルム米朝会談の決別の時、私は大学で日韓親善協会と共催の講演会に参加した。日韓関係最悪の中、韓国で25年間暮らしてエッセーを書くなど、東京で活躍する伊東順子氏が1990年代から韓国に住み、体験したことを語った。その時期に私は日本に来た。したがって私にとって空白の韓国、激しく変化する韓国、今の混乱の時代へ連続していることが分かる話であった。広島、福岡などから3つの新聞社、研究者、職員、一般市民の40余人参加で楽しい時間であった。若い層が多かった。
 下宿生活から見て感じたことから話は始まった。女性の眼から観察した韓国社会の話が面白かった。男性の靴がピカピカ、外見を重要視、イケメン伝統、男尊女卑の男性優位、若いエリート社員たちが朝6時から日本語学校で勉強してから出勤する韓国の男性から今の韓国の発展を予兆した。女性の整形手術、しかも目や鼻をセットとして種々の整形手術を受ける。男性もまぶたを二重にして細い目を大きくする。女性から見る視線からは男性がポイント、私は女性のレーニー監督のドキュメンタリーの男性ヌードが注目されたことを思い出した。韓国の文化現象をどう解釈するか。外見主義社会、ファッションのパーソナリティ化、能力主義へと発展。美意識の相対主義の考察を含めて私はコメントした。その後10人ほど研究室に集まってさらに熱論は長く続いた。楽しい。感謝であった。
 

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