崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

金蓮子ショー

2008年08月15日 06時48分06秒 | エッセイ
 昨日63回の光復節記念式に参加して舞台に来賓として座った。つづいて金蓮子ショーが行われたが、その合間に私のブログ愛読者というある女性とスナップ写真も撮った。最近ブログの読者から音信が結構ある。ちょうどきのうの朝日新聞の朝刊には拙著の広告が一面に載っていたが、それに触れる人はいなかったが小生のブログの愛読者にお会いできて嬉しい。
 私は舞台最前列で金蓮子ショーを2時間ほど楽しんだ。5メートル以内の近距離で歌うで彼女をよく観察できた。迫力ある彼女の歌い方をオーバーアクションのように感じて好きではなかったが、このショーで好きになった気がする。それより、私はショーを見ながらずっと韓国でシャーマンと云われるムーダンのクッを見るような錯覚に落ちていたようである。ムーダンは夫の伴奏と指揮によって質高い芸を披露するものである。昨日は伴奏のグループのサイズから芸能自体がシャーマン儀礼にそっくりであった。伝統芸と現代舞台が同様である普遍性を見つけたような楽しい時間であった。