崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

韓国からの留学生

2008年08月09日 06時04分37秒 | エッセイ
 講義の休憩中韓国の学生にいろいろと出身などを聞いた。韓国の全羅南道出身だという。特にその地域は古くから私の現地調査地もあって、よく島々などまで歩いたので謎を解くように聞いていった。光州の出身、父は元新聞社記者というだけで私は彼女の父親の名前を言い当てた。彼女も驚いた顔をして、他の学生たちも不思議そうにしていた。彼女の父親とは数か月前に下関韓国教育院長李永松氏などとの夕食会の時に会ったことがある。その時、彼は私の本を読みながらある大学で講義したことがあったという話をしてくれ、私は嬉しかった。。彼女の顔をみながら彼女の父の顔を思い出した。ここでの学生との交わりは楽しい。昼時間には教室で味わった中国の女学生の手作りの茄子料理は美味しかった。また台湾の女子学生は赤ちゃんを紹介してくれた。今日で終わりになる講義が残念だと思うほど楽しい。