崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

得意先

2008年08月06日 07時19分46秒 | エッセイ
 わがマンションの前には中華料理のレストランがあって、我が家にお客さんが見えると昼はほとんどそこにに連れて行くので自分では得意客と思っている。ある時は40人以上の人を連れていったこともある。昨日は韓国や広島から弟子たちが来たので例のように連れて行った。いつもの如く店員は知らんふりをする。待たされて良い席でもないところに案内された。商売が下手だと思いながら韓国のことを思い出す。
 韓国では得意客を非常に尊重する傾向がある。私が研究するシャーマンたちは伝統的に特定な人と得意先を決めていて、またその拡大への努力をする。それをダンゴルという。わが家には常にダンゴル巫女がいた。その得意先とのシステムは現代の都市の中でも商魂にもなっていて得意先を重要視している。日本ではポイントというシステムにはなっているが顔と顔の得意先はない。私は頻繁に利用する人を赤の他人扱いすることに現代社会の無情を感ずる。昨日改めて中華料理屋で感じた。
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