こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

やっぱりネックは内装カラー?

2015年05月10日 | SUBARU

 最近CMでよく見るようになって来た「クロスオーバー7」コト「YAM H型」。「YA」自体以前から気にはなっていたので「試乗」をしに行きたかったのですが、先週の「お客様感謝ディ」でも行く事ができず、本日行ってまいりました。

 形式上では「YAM」と「エクシーガ」と一緒ですが、ディーラーでも営業さんは「新規車種」と噛みながらの言い張っていましたが、やはりどう見ても「YA」ですからね。こちらとしては「YAのグレードの一つ」といった認識ですよ。ともあれ「YA」は「A型」と「FB25」になった「E型」以来の試乗になります。モデル末期のYAの感じと今回「車高」が「170mm」と上げられていますので、その感触が気になります。

 では、実際に試乗してみましょう。運転席からの眺めは同時期に発売された「SH」や「GH」「GR」とほぼ同じである意味この時期の車体に乗っていた事がある方は懐かしい感じがあるのではないでしょうか?それに「Aピラー」の傾斜が立っており、ダッシュボードも短めですし、三角窓はありません。サイドミラーの位置もAピラーの横ですので他の現行車種に比べ視線移動は少なかったりします。ただ、当然ながら基本設計がほぼ「2008年初出」と変わらないのでメーター部分のデザインの古さは否めませんね。それと、「ATシフトレバー」が現行車ではストレートになっているのですが、「YA」は「ゲート式」。しかも「シフトブーツ」がついているので一瞬シフトレバーが動かない錯覚があったりしますね。ギヤを「D」にして私のキライな「足踏み式パーキングブレーキ」を解除して出発です。「視線」は「標準仕様」と比べ「高い」イメージは無く視界はやはり「一世代前の富士重工」の良好な視界であるいみ「GR」半年前に乗り換えた私にとっては懐かしい感覚です。サスの動きも良く、路面追従性が高く、それでいて7人乗りとは思えないほどの納まりの良さ。確かに「ミニバン」として考えると少々硬めな感じでしょうが、跳ねるようなコトはありません。エンジンも「FB25」の「170HP」は十分なパワーでしょう。しかしながらパワーは十分なのですが「ブレーキの効き」はこの重量では甘い感じです、今回は3人での試乗でしたが、コレが7人フル乗車だとブレーキの効きに対して不十分な感覚があるでしょう。簡単な方法としてはパッドの交換でココは調整するしか無いでしょう。さすがに「75万」近くする「キャリパー・ディスク交換」は現実的ではありませんから。また「サス」についてですが、コーナーでもロールはかなり少なく、切り替えしでもふらつく事はありません。サスのセッティングは相当力がはいっているのでしょうね。コーナリング時の重心も「腰骨の上」と1600mm以上の全高を考えれば相当な低重心といえるでしょう。オーバーハングの重さもそんなに感じられませんでしたよ。「三列シート車」で一般的に言われる「三列目がキツイ」と言うのは「YA」では当てはまらなく、大人が長距離でも十分耐ええる事が出来るできなのですが、「シアターレイアウト」で座面が運転席より最大で120mm高いので、天井に余裕はあまりありません。

 と、クルマとしての出来はとても良いのですが、やはり気になるのが「インテリアカラー」が「タン×ブラック」の一択な所でしょう。営業さんの話を聞くとどうやら「運転」を主体にしている人にとっては評価が悪く、ココがネックになってしまうようです。私も、私の「SUBARUの師匠」も「タンカラーは無いなぁ…」と思いましたからね。でも「契約」された方で「インテリアカラーが気に入った」という理由で購入された方もおるのですが、それは「奥さん」の意見なそうで、女性からのウケはかなり良いそうです。確かにクルマの内装は「黒」が多く、運転する側にとってはそれがベストなのですが、運転する方以外から見れば「インテリアカラーが黒しか無い」と思うようで、そうなるとこの「タンカラー」の評価が高くなるようです。でもこの「タンカラー」ですが、カタログでは「かなり明るいオレンジ」な感じを受けますが、実際はもう少し落ち着いた感じになっているので「インテリアカラー」としては有りなのでしょうね。余談ですが、今回「試乗車」は「クリスタルブラック・シリカ」で内装が「タンカラー」となんとも「ジャイアンツカラー」なんですよ。私個人の見解ですが、今後売れ行きや動向によっては、最近の富士重工お得意の特別仕様車で「ブラックインテリアセレクション」なんてのが出るかもしれませんね。そうすればかなり良いとは思うんですよ。今回インテリアでもう一つトピックがあり、それは「ウルトラスエード」がシート表皮として採用された事でしょう。「ウルトラスエード」は「東レ」が開発した「人工スエード」でマイクロファイバー技術を利用してしており、手触りはなめらかで本物のスエード革よりも耐久性も高く手入れも不要。そして「滑りにくい」と「シート表皮」としては最適な素材の一つなんですよ。

 この「クロスオーバー7」ですが、「スバル車ファン」の方、「スバリスト」の方々にとっては「YAだよね」。と思うのですが、それ以外の方にとっては斬新なようで、ホントに「新規車種の感じ」でいるそうですね。逆に「エクシーガって何?」と言うようなコトもあるようで、世間的には「クロスオーバー7シーター」は興味を引くみたいです。今日も他社を乗っていて「クロスオーバー7」を見に来た方は私がいただけも2組はいましたからね。

 総合的に見て「クロスオーバー7」は「YA」として完成され、「7人乗り」としてかなりレベルの高い製品である事は間違いありません。そして車高の割にサスはしっかりしており、シートはこのクラスでは最高レベルでしょう。ただ、インテリアが「タンカラー」一択なので、そこがネックになってしまうのが難点ってトコでしょうか?

 それでは本日の登場人物は「SUBARU」に関連しているのでこの方。「ラリードライバー」で「コースカーチーム」に所属している「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Cheifille」である「アルテ・ベルク」さんです。「新規車種」として登場した「クロスオーバー7」「アルテ」さんも実車を見て試乗もしたのですが、やはりネックは「インテリアカラー」なようで…。ちなみに背景は「クロスオーバー7」のカタログと「試乗プレゼント」の「ウルトラスエードペンケース」です。

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