さて、日本時間の土曜日23時からスタートした「NBR24h」。「富士重工」の「ワークス」である「STI」が出場したのです。
その結果ですが、予選で「ポールポジション」を取り、その後は安定した走りで何の不安もなく「ポールトゥーウィン」。しかもここ2年優勝をしていた「アウディTT」に序盤からリードをとり、開始2時間で1周差をつけ、その後開始3時間後に降り出した雨により他車がペースを落とし1周10分以上のペースで走る中、「STI」は10分を切るペースで走り、「SUBARU」のアイデンティティである「AWD」を生かした走りで他をどんどん引き離して行きます。さらに夜間にも雨が降り、「STI」はさらにリードを広げます。開始から12時間後「2周差」で追っていた「アウディTT」はマシントラブルで大きく後退。2位以下に9周差をつけ、17時間後には「レクサスRC」が2位となりますが、それでも「STI」の速さには追いつくことはできません。「STI」は21時間にチーム最高ラップである「9分9秒881」をマーク。
そして「日本時間23時」にレースは終了。「STI」は143周し「SP3Tクラス」で見事優勝したのです。
今回は3年前までの「優勝パターン」にうまく乗れた感じですね。それと適度な雨による他車のペースダウンにコースに大きなアクシデントが無かったもの勝因でしょう。
確かに今回の優勝は嬉しいことなのですが、やはり私としては「WRC」での優勝をまた見たいですよ。
それでは本日の登場人物は「SUBARU」に関連しているのでこの方。「ラリードライバー」で「コースカーチーム」に所属している「ノルウェジアン・エルクハウンド」の「Cheifille」である「アルテ・ベルク」さんです。優勝おめでとうございます。なのです。ちなみに背景は「ＳＴＩ」の「ニュルブルクリンクレポート」よりです。
