こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

菖蒲湯の訳って?

2015年05月05日 | 一般

 「こどもの日」です。

 「こどもの日」と言うと「武者人形」や「こいのぼり」と「男の子」な物が多いですが、男女関係無しであるのが「菖蒲湯」ですね。

 さて、この「菖蒲湯」ですが、一般的になったのは比較的最近で「江戸時代」に入ってからなそうでして、それ以前は「武家社会」にて「菖蒲」と「尚武」をかけて「5月5日」を「尚武の節日」として祝っていたのが、「端午の節句」の始まりなそうですね。ここから現在でも5月5日には「菖蒲湯」に入る習慣が残っているのです。この「菖蒲湯」に関しても「尚武」と「勝負」と「菖蒲」の語呂合わせとか、「菖蒲の葉」が「剣」に似ていることから邪気払いとされ、病魔や邪気から身を祓うなどの意味があるようですが。実際に「菖蒲」には「アサロン」や「オイゲノール」という「精油成分」が多く含まれており、これらは「腰痛」や「神経痛」を和らげる効果があるそうです。ただし、この成分は「葉」よりも「根」の方に多く含まれているので、一般的に「菖蒲湯用」で販売されている「葉」では効果はあまり期待は出来ないですがね。それ以外にもその「香り」から「アロマ効果」があるとも言われています。

 このような「薬効」から「季節の変わり目」であるこの時期に「菖蒲湯」に入り「暑い夏を乗り切る」という意味もあるようですね。

 それで「菖蒲湯」ですが「そのまま」と「刻んで」お湯に入れる2方法があるそうでして、コレはどちらが正しいという事は無いのですが、家によって異なるようです。

 それでは、本日の登場人物は「菖蒲湯」絶対入っていそうなこの方。「大正時代」に生きている、代々続く「武家」の生まれで、現在は「将校」の一家であり「女学生」をしている「狆」の「Chefille」である「瑠璃」さん。「菖蒲湯」で今年の夏も乗り切れそうです。

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