昨日「かはく」へ行ってきましたが「ノーベル賞110周年記念展」を見る他にもう一つ目的があったんですよ。それは「かはくでカガク反応! シリーズ2011 世界化学年 クイズスタンプラリー」でのスタンプ回収です。11月3日に4つ目のスタンプを押して残りは2つ。一つは「ノーベル賞110周年記念展」もう一つが「日本科学会 化学遺産認定 紹介」でスタンプがあり、それを押して、完成しました。
それにしても今回は6日間しか開催されていない展示もあったりと、結構シビアでしたが、それでもなんとか「フルコンプ」しました。そこで、スタンプのある展とクイズについて。ちなみにあからさまにクイズの答えですとは書きませんが、なんとなく回答が書いてあるかもしれません。でもクイズの「ヒント」もかなり正解に近いものをさしていますし、スタンプ台の近くに答えもありますからね。では、紹介を
まずは「企画展 日本の科学者技術者シリーズ 第9回 化学者展‐ニッポンの近代科学の夜明け-」これは「化学」は古くからあるようで実は最近になってから、日本では本格的に始まったようでして、明治以前には化学の言葉は無かったくらいでして、それ以前には舎密という言葉が使われていたようです。そして近代になり化学は物凄い勢いで発展します。その中でも大きな功績の一つとして「鈴木梅太郎」氏のオリザニン、現在の「ビタミン」B1は脚気を改善させる物でした。
2個目は「企画展 未来技術遺産登録パネル展」。毎年この時期になると発表される、日本の科学技術の発展において重要な成果を残した物や象徴する物が20件ほど毎年登録されます。今年は「しわにならない」などの多くのメリットを持つ化学繊維の一つであるテトロンを初めて生産した「”テトロン”糸生産第一号機」を含む20件が新たに登録されました。
3つ目、「世界化学年記念 化学切手展‐切手でたどる化学の世界・日本の化学-」でして、これが問題の6日間しか開催されていない展示だったのです。「元素周期表作った」「メンデレエフ」の肖像と元素周期表が描かれた切手始め切手がズラリと並んでおり、意外と壮観な感じでしたが、休日に行ったのでじっくりと見れる余裕が無かったのは残念です。
4個目が「ノーベル賞110周年記念展」まぁこの感想は昨日描いていますが、日本人で「ノーベル化学賞」を初めて受賞したのは「福井 謙一」氏なんですよね。
5個目も昨日見てきました「日本化学会 化学遺産認定 紹介」。パネル展示で趣旨は「未来技術遺産」の「化学版」といったとこでしょう。このパネル展示では第1回2010年3月に認定された6件と2011年3月に認定された4件。「川本 幸民氏が1861年に完成させた」本「化学新書」を含めた10件がパネル展示されています。
最後の6個目は「地球館地下3階常設展示 物質を探る」から。化学の基本である元素周期表には放射線物質以外の全ての実物が展示されており、新たに発見された物質には放射線物質が多く代表的なモノとしては「マリー・キュリー」が発見した「ラジウム」が有名ですね。
と、まぁこんな感じのスタンプラリーにクイズがありました。そして、全ての欄にスタンプを押し、クイズの答えを描いて出入り口の「総合受付」にてスタンプラリー台紙を提出。答え合わせをして、景品を貰います。今回の景品は「スタンプ5個+対応するクイズ正解」で「オリジナルタオルハンカチ」、「スタンプ6個+対応するクイズ6問正解」でさらに「オリジナルタンブラー」があり、スタンプ台紙には記載されていませんが「デザイン」は「タオルハンカチ」と「タンブラー」で同じデザインのが「水元素をモチーフ」したのに元素配列が「サッカーボール型」の炭素の同位体「C60」、通称「バックミンスター・フラーレン」がデザインされた物に、「世界化学年」の「タイポグラフ」デザイン「3種類」あるのです。今回私と母が参加していましたので、選べるのは2つ。と言う事で母が「水素モチーフ」、私が「C60」のタオルハンカチとタンブラーを貰いました。二つとも景品としてはしっかりした出来で実用にも十分耐えられそうです。でも私は使いませんがね。それにしても3種類とは…父も参加させれば良かったです。
それでは、本日の登場人物は「博物館」系でこのようなイベントが大好きなこの方、「ベルギー国立博物館 天文室」の「天文室長」である「マリアノール・ルーフィオ」さん。学会の出張で日本へ行ってきたマリアノールさん。どうやら「かはく」でのイベントに参加してきたようで、帰国後「リリア」さんと「コレット」さんに景品である「タオルハンカチ」と「タンブラー」を自慢しています。さて来年はどんなスタンプラリーがあるのかしら?ちなみに背景が今回貰った「タオルハンカチ」と「タンブラー」です。