こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

太陽黄経90°の日

2011年06月22日 | 天文・科学

 今日は梅雨らしくないような良い天気でしたね。気温も30℃近くまで上がって、電車も冷房がかかっていましたからね。それと、ずいぶん日の出が早く、日の入りが遅くなりましたね。今日の「東京」の「日の出・日の入り」は「4:26・19:00」で、「約14時間34分」日照があったのですからね。それもそのはず、今日は「夏至」なんですよ。つまり、北半球では「南中高度」が「一番高い日」と言うワケです。

 さて、「夏至」とは「二十四節気」の1つで、この日から「小暑」までの期間もそう呼びます。 その規定は一般的な「定気法」ですと「太陽黄経が90度のとき」で大体が「6月21日」ごろが多いですね。もう一つの「恒気法」は、「冬至から182日目」となり、こちらは「6月22日」ごろとされ「春分」から「秋分」までの間とします。なんだかややこしいですが、現在は「太陽の「黄経」からを基準としています。

 この日、「北半球」では太陽は真東からやや北寄りの方角から上り、真西からやや北寄りの方角に沈み、「日の出」、「日の入り」の方角は「最も北寄り」となるのです。「北回帰線上」から見ると、夏至の日の太陽は正午に天頂を通過するのです、これは「北回帰線」に太陽が位置しているからになります。なので「夏至」の時は「北緯66.6度」以上北の地域、要は「北極圏」全域では、太陽が一日中沈まない「白夜」になり、逆に「南緯66.6度」以上南の「南極圏」全域では「太陽が全く昇らない「極夜」となるのです。

 ちなみに良く言われている「1年で日の出の時刻が最も早い日・日の入りの時刻が最も遅い日」と言われているようですが、これは「夏至の日」とは「一致しません」。日本ですと、「日の出が最も早い日」は「夏至の1週間前ごろ」で、「日の入りが最も遅い日」は「夏至の1週間後ごろ」となるのです。

 当然のことながら「南半球」になると昼と夜の長さの関係が北半球と逆転しますから、「天文学」的な「夏至」とは別で、慣習的に「一年中で一番昼が長く夜が短い日」のことを夏至と呼ぶことになります。なので「南半球」が「慣習的な意味」での「夏至」は「北半球」では「冬至の日」になるのです。

 それでは、本日の登場人物は「ファル」さんの大親友であり、気象精霊の仕事でもパートナーである。「気象制御省 第三惑星 東亜支局 気象参謀」であり「泉の精霊」の称号をもつ「サクヤ・ペイレネ・シンプイ」さん。今日は夏らしく、「水着」に「アイスクリーム」で登場です。サクヤさんって、普段はゆったり目の服ですからボディラインが見えないので平坦かと思えば、実はメリハリがある体型だったりします。

2011_06_22

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