こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

来るタイミングを誤りました。

2010年03月25日 | 博物館・科学館

 去年2009年は「国際天文年」でしたね。で、今年は「生物多様性年」なそうでして、現在「上野国立科学博物館」で「大哺乳類展」が開催されています。

 そんなワケで現時点で見終わり、「国立科学博物館 地球館1F」にて書いている状態です。こう言う時って「ネットブック」は役に立ちますね。

 それでは、レビューを。

 さて、いつもどおりに開館時間から30分後くらいに来たのですが、人が多いです。それもそうなんですよね、昨日で「公立小中学校」は「春休み」になったようでして、お子様連れがいっぱいなんですね。じっくり見たかったのですがこれではそうはできなさそうですが、とりあえず「チケット売り場」にて、今回の「大哺乳類展 陸のなかまたち」と「7月10日」から始まる「大哺乳類展 海のなかまたち」とのセット券「陸・海セット券」を購入。金額は「2600円」と少々お高めなのですが、「当日券1400円」で「海のなかまたち」の前売りでも「1200円」で「同額」となるのですが、この「セット券」には「特典」が付くのです。それは「WWF」とのコラボされた「特製トートバック」が付くんですよ。まぁ、私は両方見る予定でいますからセット券自体がお得ですしね。たぶんトートバックは「特典」としてのレベルですから「実用性」はあまりないです。

 入場しますと、お子様連れでいっぱいです…。なにやら「飛び出せ!科学くん」との「コラボ音声ガイド」があり、それは結構な人気を博していましたね、深夜から「ゴールデン」に進出できた番組だけはあり、集客効果は高いようです。当然ストイックな私はスルーして、エントランスモニタにて今回の趣旨を把握して会場を進みます。

 簡単に展示内容を紹介しますと、特殊な哺乳類、「カモノハシ」や「有袋類」ですね。を紹介して、哺乳類の各「目(もく)」の進化の流れを紹介。ここでは当然「化石展示」が主になります。それを抜けると現代の「陸上哺乳類」の紹介です。これは「剥製」が多く、そのほとんどは「国立科学博物館」に寄贈された「ヨシモトコレクション」からなっているようですね。そして、剥製で大体の身体つきを知ってもらってから、「骨格」に。当然ここは骨格がメインになっていますので「骨格標本」がズラリです、さながら「骨格標本のミニ動物園」って言ったところでしょう。また、骨格以外にも実際に触る事が出来る「毛皮」があったりとしています。そして体の事が解ったところで「くらし」です。

 「くらし」では当然ながら「動物の生活」を中心に紹介していますが、その基盤となるのは「動物記」で「有名」な「E・T・シートン」の記録からの紹介がメインになっています。なので、メインが「狼」になるのでかね。それと、さすがにすべての動物とはいきませんので、「おおかみ」、「熊」、「シカやウシ」のなかま、要は「偶蹄類」ですね。それと「犬」と対極な立場になるハンターである「猫」。「イタチ」や「リス」、「ネズミ」、「ウサギ」と「小動物」の暮らしが紹介されています。

 それを抜けると今回の「展示」に貢献してる「E・T・シートン」、「W・T・ヨシモト」「星野 道夫」のそれぞれの記録がパネルと書籍等で展示されています。それで、シートン、動物記を書いたくらいで、実際に「絵描き」を目指していたという事もあってその挿絵はかなり綺麗です。しかし、その中でもチョット意外な物が…。なんとまぁ、シートンも「動物擬人化」をやっていたんですね。「狼王 ボロ」とその「妻」である「ブランカ」が擬人化されていました。また「シートン版」の「ブランカ」が結構うまくできているんですよね。でも狼の皮を被った女性」って感じでしたので、少々改良の余地は有りかな?基本的に会場内は「写真撮影可能」なのですがここだけは「著作権」の問題があって「撮影禁止」になっていたのですよね。でも「模写禁止」ではなかったから、「模写」はOKなんでしょうか?そこを抜けると「第一会場」での「最後」のコーナーとなる「絶滅危惧種」のコーナーに。

 これにて「第一会場」が終了し「第二会場」へ。

 第二会場は「ムリネモの森」と称し「ムササビ」「リス」「ネズミ」「モグラ」の生態を中心に紹介していますね、それと「協賛会社」の「自然保護への取り組み」パネルに「物販コーナー」。まぁあまり私としては興味のないトコですよ。

 「大哺乳類展」と銘打ていますが、いかんせん会場がやはり規模の割には小さいのは否めませんね。確かに「動物」個々が大きいのでそれなりにスペースは必要になるので「展示内容」は限られてしまうのですからしょうがないですけど。ともかく「お子様連れ」が多くゆっくりと見る事が出来なかったのは残念です…。機会があればもう一度見に行こうかなとも考えますが「1400円」をもう一回となると金銭的にはキツイですから、「海」に期待です。海洋性ほ乳類は好きですから個人的にはこっちの方が期待しています。それに、陸上と比べてそこまで多様化していませんから種類も少ないでしょうし、もっと細かな解説がされていそうです。その時は比較的すいている時期に行きたいです、夏休み前は絶対でしょう。

 それでは、本日の登場人物は「生命の多様性」という事ですから、当然この方、「命を見守り見届ける者」として「命の女神」の任に就いている「天元界 生物運脈省 霊魂運命監査室 霊魂運命監査室長」の「アルセレート・エリクス・エフォナー」さん。この陸上にはさまざまな「哺乳類が暮らしているのです。次回の海も楽しみですよ~。ちなみに背景は「陸・海セット券」の一式です、封筒がシンプル過ぎます…。

2010_03_25

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