今日で八月最後の日曜日を迎えましたね。そうです、「久喜プラネタリウム」の「夏休み期間特別投影」である「気ままに星語り」も今日で終了ですよ。
それで、今月最後の「気ままに星語り」は「鳥の星座」にスポットを当てた話しでして、何でもまぁ今回担当の「解説員」さんは「天体」以外に「野鳥観察」を趣味にしており、実際「天体」よりもそちらの方が長い経歴を持っているのです。まずは今の時期良く見える「わし」と「はくちょう」。鳥類的に「鷲」と「鷹」の区別はあいまいでして、「ふくろう」と「みみずく」のように明確な違いが無いそうですね。それで「ふくろう」と言えは「おおくま」の一部である「北斗七星」の「ひしゃくの底」の辺りには「M97 ふくろう星雲」があるんですよ。それから「はくちょう」。最近は関東でも見えるようになって来たそうですね。このように「星座」から実際の「鳥」の解説も聞けてしまう、趣向の変わった解説はかなり新鮮ですよ。時間を進めて「秋」の空へ。ここでは「南」の地平線近くに辛うじて見える「つる」。「鶴」はつがいを一生変えない」らしく、その実話を交えての話となりました。同じく水平線ギリギリに見える「ほうおう」です。これは漢字で書くと「鳳凰」つまり「不死鳥」や「フェニックス」「火の鳥」などと呼ばれている「ファンタジー」な鳥ですね。さらに時間を進め、本来でしたら太陽が上がっている時間ですが、星を投影したまま話は進みます。冬は「オリオン」の下「はと」です。星座の神話と言うと「ギリシャ神話」が定番ですがこの「はと」は唯一「旧約聖書」にある「ノアの箱舟」からの話が元になっている珍しい星座なのです。鳥の話は「青鳩」とハトは鳩でも珍しい鳩なそうですよ。次は「春」本来なら太陽が真上にあるような時間帯ですね。ここでは「からす」。この話は「小さな星座の物語~春~」で紹介されているので省略です。これで四季を一周してしまいましたが、鳥の星座はまだあります。日本からは見づらい「南天」の星座を見に「オーストラリア」の緯度へそこには珍しい鳥である「きょしちょう」があります。「きょしちょう」漢字で書けば「巨嘴鳥」。ようは「オオハシ」の一種ですね。いかにも「南国」といった姿には南半球を感じますね。そして「南十字星」からさらに下。ほぼ南天の天頂辺りにあり日本からは見えない「ふうちょう」これは「極楽鳥」の一種で、剥製が欧州へ持ち込まれた時に、何故か現地は「足」が切り落とされた状態で入った来たようで、それを見た人たちは「足が無いから風にずっと吹かれて地上に降りる事が無い鳥」とツッコミを誰か入れてあげたら?状態な星座。それと「α星」に唯一「英語」での名前「ピーコック」を持つその名の通りな「くじゃく」。
と、88星座にある全ての鳥の星座をコンプして夜明けを迎えて終了です「季節」では無く「そのもの」だけにスポットを当てた星座解説はホント新鮮味がありましたよ。
さてこれで「毎週日曜」にやっていた「気ままに星語り」は予定してたシリーズを無事に終了しました。当然ながら私は「5作品全て」を見ましたよ~、フルコンプ達成です。皆勤賞です~。そして、その「総走行距離」は約720km。でもこれが習慣ついてしまいましたから来月はなんか寂しいような気もしますね。
それでは、本日の登場人物は「天文学者」を目指している「桜宮 ツァイシア」さん、通称「シア」さんです。全ての回に出たシアさんは皆勤賞を貰ったようで、ハイテンションです。