こう暑いと水辺に行きたくなりますね。ってコトで「多摩湖」の近くにある「東大和市立郷土博物館 プラネタリウム」へ行ってきました。「多摩湖」が近いといっても実際には程々の距離があるのですがね。さてレビューをしましょうか。ココは以前にも行った事がありますので、施設に関しては省略して、今回の番組は6月21日から始まったばかりの「夏番組」で「夏の星空案内」と「宇宙のはじまりの物語」です。前半の「夏の星空案内」は「東大和市立郷土博物館」オリジナルの「オート番組」なようで職員がナレーションを吹き込みそれに合わせてプラネタリウムを動かしていく方式ですからオート番組としては」オリジナリティがある珍しい場所です。ドーム内が暗くなり、唐突にスカイラインと太陽が出て特に説明の無いまま夜を迎えます。初めは西の空、高い場所に輝く1等星「アルクトゥールス」から「うしかい」と「りょうけん」。「アルクトゥールス」の日本名である「麦星」を紹介して、もう一つの1等星「スピカ」から「おとめ」。この二つの星は「北斗七星」から見つける事ができると言う事で「北斗七星」。「アルクトゥールス」と「スピカ」の日本名で「夫婦星」と呼ばれていますね。そしてもう一つの「夫婦星」で「織姫」と「彦星」。ココで「夏の大三角」をつくり、「織姫」が「ベガ」、「彦星」が「アルタイル」そして「デネブ」と紹介していくのですが、それぞれの星の意味から「ベガ」は「落ちるワシ」、「アルタイル」が「飛ぶワシ」。そしてデネブは「しっぽ」の意味ですが、古代のアラビアでは「デネブ」は「飛び行くワシ」として見られていたそうです。そして「夏の大三角」を作るとき「デネブ」の逆側の「2等星」を使ってしまった人もいるかもしれませんと、強引な流れで「ラス・アルハゲ」から「へびつかい」それと「ラス・アルハゲ」の意味である「へびつかいの頭」が紹介されてます。それと「へびつかい」が持っている「へび」も同時に紹介されています。次は「へびつかい」が踏んでいる(?)「さそり」と「火星に対抗するもの」の意味をもつ「アンタレス」。そして、その「アンタレス」を狙っている「いて」。最後は何故か「道具の星座」として「てんびん」。これが「正義の女神 アストレイヤー」の持ち物である事から、再び「おとめ」で星空案内は終了して「宇宙のはじまりの物語」が始まります。この番組はそのタイトルからして「宇宙の始まり」を追っていくのですがその方法が斬新です。絵は「べた塗り」で動きは「フラッシュ」系それで肝心のストーリーがスゴイです。「主人公」は小学生の「はるかさん」。ある日はるかさんは両親のであった話を聞きます。そしてはるかさんはこう思ったのです「もし、おとうさんとおかあさんがあっていなければ、私はいなかった?」と、さらにはるかさんは「おとうさんとおかあさんが生まれたのはそれぞれのおとうさんとおかあさんがであったから。じゃぁそのおとうさんとおかあさんが…」と自分の先祖をたどって行く事にしたのですが、4代ほど遡った所で、以前「家系図」を作ったときにそれ以上は解らなかった事を思い出します。ココで遡る事が終わってしまうのですが、何を思ったのかはるかさん、いきなり空想による「時間のさかのぼりツアー」の始まりです。はるかさんの4代前は「ウナギ屋さん」だったそうですよ。さて300年前、はるかさんから15代前。当然記録はありませんから「はるかさん」の「空想」です。「旅芸人(の設定)」のひいX11おじいさんと、「団子屋」の娘さん(の設定)であるこれまた「ひい」X11のおばあさんは「旅芸人」の団子の食べっぷりに惚れて結婚しました。さらにさかのぼって5000年前大体はるかさんの200代前です、ココまで来るとご先祖様の数は天文学的数字ですから正直そこらへんがご先祖様になってしまっていますから「ご先祖様」には「マーク」されています。それからさらにさかのぼって500万年前。人類誕生の時で、場所はアフリカ。東側の草原地帯で「二足歩行」をしていた「猿人」と西の森林地帯に住んでいた「猿人」がであい、これがはるかさんのご先祖様。さらに時間がさかのぼって6500万年前。恐竜の時代です。このときの哺乳類は「ねずみ」のような姿でひっそりと生きていました。さすがにココまで来るとはるかさんも「ご先祖様」と言うに抵抗が出てきます。ねずみみたいなものですからね…。もっと時間がさかのぼって3億年頃。もはや爬虫類と両生類の間のようなトカゲの姿で「ご先祖様マーク」も「?」が付いてしまっています。はるかさん自信も「なんだか」といった感じになってしまっています。そして20億年前「脊椎動物」が誕生した頃、38億年前。「生命誕生」と「生物」としての「ご先祖様」探しはココで終わりです。これからは「物質」として「原子」の世界になってしまってきます。46億年前で地球が誕生し、そして50億年前「太陽系誕生」、100億年の宇宙の晴れ上がりを経て137億年前に到着です。ココは「時間も空間も無い「無」の世界。ココからすべてが始まり、元素の組み合わせが一つでも違えば「銀河系」も「太陽系」も「地球」も「生命」も果ては「はるかさん」も誕生することが無かった。本当に「奇跡的」な確率で今があるのです。これで「宇宙のはじまりの物語」は終了です。確かに「切り口」は斬新だったと思います。普通でしたらただ「さかのぼっていく」だけですが自分の先祖からたどって行く事によって「身近」さを感じさせてくれますが、ムリも生じますね。あと、レビューでは「元素」としていますがオリジナルは「ツブツブ」と言っていますから対象年齢は結構低めで作られているのでしょうね。これでドームが明るくなりプログラムは終了です。
それでは本日の登場人物は、「現在」では「三笠姉妹」の「教官」と「保護者」となっている「「天元界第2保安区前線副提督 東亜分署署長」で「鎌倉の魔女」の通り名をもつ「マリア・カテジナ」さんです。「マリア」さんは「三笠姉妹」には黙っていますがこの二人の「ご先祖様」なんですよね。そんな「マリア」さんの経歴は。
西暦917年に「天使」として「天空界」で採用され、「空間保安庁」が発足する前身の「空間交通管理省空間保安課」に所属。ゲートの管理と保安を約4周期経験し、「神仙自治州政府」が発足した時に、生前ロマ族として放浪していた経歴から、神仙自治州市民権、永住権を取得する。精霊としての最終的な階級は「第三階位第一級」。「神仙自治州空間保安庁」に所属してからは今の「東亜分署」に就任する。その時に「1等魔道正」に昇進。同時に教官としての任を受け「ルーティー」「ラッチェ」が生徒となる。
おっとりした態度と考えをしているが、人の能力を活かす術に長けている。常に客観的な視点で物事を冷静に判断する。各自の性格を見越して立ち振る舞う事もあり、意外としたたかな面も持ち合わせている。
システムプログラムのテクニックを多く持ち、力は大きくは無いが様々な属性の術を操る事が出来る。
1486年から空間保安庁東亜分署として「鎌倉」に4階建ての純日本家屋を構え、その部屋を職員や生徒の寮として、また付近の精霊達のアパートメントとして貸し出している。近年日本に越してきた自分の子孫である「三笠・フリッツ・アネット」と会い交友を深めるが、アネットは6年前に死亡してしまう。その1年後アネットの遺言によりアネットの娘である「三笠 千光」、「千影」姉妹を7歳になった事を期に引き取り、5年間みっちり「魔法士官学校」入学の為の勉強をさせ、士官学校に入学させた。その後自分の生徒、保護者として生活している。
つまり「三笠姉妹」の大体65代前のご主人様って事になりますね。