微妙な雲のかかり具合ですが、何とか星が見える空模様って事で今月9日に「衝」を向かえ今が一番観測に適している時期の「木星」を「フィールドスコープ」で覗いてみました。木星を見る時の楽しみといえば、独特の「模様」と「4つ」の「衛星」。あの「ガリレオ・ガリレイ」が手製の望遠鏡で観測した時に見つけた「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」の俗に言う「ガリレオ衛星」でしょう。以前、土星を見て環も確認できましたから土星より「約4天文単位」近い「木星」ですから、ガリレオの望遠鏡で見えて「X40」のフィールドスコープで見れないワケがありません。でも「衝」とは言え高度が30度前後ですからかなり南の空が開けている場所ではないと見れませんので、いつもの観測場所から30mほど離れた駐車場で観測です。木星は現在「-2.3等星」程度でオレンジ色っぽく輝いているので都会の空でも簡単に見つける事ができるでしょう。フィールドスコープを向けて微調整する事3分程度。オレンジ色でかすかに縞模様が見える惑星「木星」を捕らえました。サイズもそうですがやはり「土星」よりも大きく、そして明るく見えますね。でも環が無いですのでビジュアル的にはあまり面白くないです。そして衛星は…、「木星」の周り少々傾いた感じで並んだ、たまに光る小さい物が4つ。コレが「ガリレオ衛星」です。でもどれがどれ。と解るわけでもなく、ただ「そこにある」存在感は確認できました。「ガリレオ衛星」は6等星程度ですから、双眼鏡でも見えるようですよ。やはり天体観測って「発見」がありますから面白いですね。
それでは本日の登場人物は「初めて見た」って事ですから、「天使適性訓練期間中」で「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二管区」所属の「サポーテッドメイド」をしている「チロ・フジイ」さん。4つしっかり見えました。