こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

連星系になれたのに

2008年07月20日 | プラネタリウム

 夏休みも始まり先週から「夏番組」になってきているプラネタリウムも多くなってきましたね。で、そんな中私が行ったのは毎月話題が変わっている、常連館の一つ「中野ZEROプラネタリウム」です。まぁ、ココは「夏休み」に入ってからと言って特別番組になっているわけではないのですが、ともかく行ってみました。施設などの事は何回も行っていますので省略しますね。それで今回の解説員さんは先日閉館してしまった「五反田プラネタリウム」でも解説されていた「大樂」さんです。それではレビューを。まずは暗くなり、この投影時間である14時の時点での太陽が登場します。夏至が過ぎましたが相変わらず太陽の高度は高いですね。当然ながら沈むまで結構時間がかかり、新宿を眺めることができる夜景に。今の時期は「宵の明星」が無いのでなんだか寂しいですね。月も出てきて時刻は21時。都会の真ん中では当然ながら、街の灯かりが眩しく、空もあまりキレイではないので、それを全部取り払い満天の星空へ。まずはまだ見える「春の星座」である「おおくま」で「北斗七星」。それから「北極星」を見つけてから、南に移ってほぼ、真南にある目立つ「赤い星」。「火星に対抗するもの」の意味を持つ「アンタレス」から特徴的な「S」字型の星の並びの「さそり」。その少し東にある「明るい星」は「木星」で、今は「南斗六星」が目印の「いて」。「いて」は「さそり」を狙っていますが、「さそり」はある星座に「踏みつけられて」もいます。それは「へびつかい」であまり目立つ星はありませんが「五角形」に並んだ星と「へび」が「頭」と「尾」で分割された珍しい星座でもあります。次に「天の川」をたどって「天頂付近」にいる「明るい星」の「ベガ」から「こと」、「ベガ」は「織姫星」ですから、その対になる「彦星」、「アルタイル」から「わし」そしてもう一つ、天の川の中にある明るく目立つ星は「デネブ」。そこから「北十字」の別名を持つ星の並びの「はくちょう」これで、星空案内は終了し「トピック」の「木星」です。「木星」は「こなここブログ」で書きましたように「7月9日」に「衝」を向かえ今の時期が今年一番の見ごろとなっています。まずは「木星」のスペックから、直径はは地球11個。重さは地球の300倍以上。この重さは木星以外の太陽系の惑星を全部合わせても、まだ足りない程の重さなのです。でも、大きさの割には軽い星でして、主な構成物質は「水素」と「ヘリウム」で軽い物質なのが、大きさに対しての軽さの理由ですね。でもこの主な構成物質が「水素とヘリウム」は「太陽」と同じなのです。もし「木星」が現在の質量より100倍重ければ「太陽」と同じく「恒星」になっていたといわれています。つまり太陽系は「連星系」になれたって事ですね?まあその場合は地球の存在は危うまれますがね。そして話は「木星」の「衛星」に移ります。木星の衛星と言って一番に思いつくのは「ガリレオ衛星」と呼ばれる「イオ」「エウロパ」「ガニメデ」「カリスト」の紹介です。「イオ」は「活火山」を持つ衛星。「エウロパ」は氷に覆われていますが、その氷のしたには海があり「生命」がいるのでは?といわれています。「ガニメデ」は「太陽系最大」の「衛星」でその大きさはなんと惑星である「水星」以上と驚きの大きさです。「カリスト」は特に何があるわけではありませんが「ガニメデ」と同じ「氷」に覆われた衛星で、その大きさは月よりも大きいのです。と、こんな感じで木星の事を紹介していきます。そして、それが終わると、夜明けを迎えて投影も終了です。

 夏休みが始まったばかりと言う事で結構込み合っていましたね。それと、番組内で「月」を紹介した時に今日が「海王星食」の起こる日である事を紹介されたのですが、反応はイマイチでしたね。やはり7.8等級の明るさで、約「月齢17」の月の明るさに完全に負けてしまって殆ど見えない状態なんですよね。

 ヤッパリ、プラネタリウムって良いなぁ。

 それでは本日の登場人物は「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理 天象参謀」である「シグレ・ソティス・アサフキ」さんです。「シグレ」さんとその相方である「カスミ」さんは今周期に採用されたばかりなので。実際にの「太陽系」に関してはまだ「疎い」感じですね。改めて「木星」が太陽になり損ねた惑星」って事を実感したようです。それにしても、「シグレ」さん「学生服」がすっかり定着してしまっている感じもします。

2008_07_20

コメント
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