はい、そんな事で、今日は土曜日ですので、プラネタリウムへ行ってきました。、用事があって親戚の家へ寄る予定があったので、親戚の家の近くである「なかのZEROプラネタリウム」へ。この「なかのZERO」場所的にかなり解り易く、アクセスも凄く良いですね。ともかく「JR中野駅」の「南口」から交番の方、新宿方面に線路沿いに歩いて8分くらいと、何とも解りやすいです。ただ、周囲の道が狭く駐車場も「なかのZERO」に無いので、車での来館はお薦めできませんね。モーターサイクルも専用駐輪場が無いので路駐になっちゃいます。ドームの直径は15メートルで、座席方式は水平式で、配置は扇形です、キャパは180人と、中型クラスとしては少々小さいですね。シートはオートリクライニングですが、少々狭く、硬いのが残念でもシートとシートの間は標準的なスパンがあるので「世田谷区立教育センタープラネタリウム」よりはマシです。投影機は「五藤光学」社製「GMⅡ-SPEACE」、先週行った「板橋区立教育科学館」と同じ機種で投影恒星数は約8500個だそうです。肝心の入館料は200円で「なかのZERO 西館4階」プラネタリウム入り口正面の券売機で購入します。でも、入館券が半券方式では無く、回収されてしまうのが残念。入館した証明がパンフレットだけしかなくなってしまいますから。解説は「生解説」で女性の方がされています。上映開始時間の14時になり上映が始まると、まずはプラネタリウム(投影機の事)の構造解説から始まります。これはこれで珍しく、構造の事が解るので良いのですが、非常口の案内が無かったのはどうなのでしょう?一通りプラネタリウムの説明が終わると、南中に太陽が出現です。大抵は4時とかくらいの傾きなのに、南中とはビックリしましたよ。そこから太陽が西へ沈んで行く途中で風景が写しdされます。風景は写真スライド方式で、1988年、この「GMⅡ-SPEACE」が納入された時の「なかのZERO 屋上」からの風景、南が正面になり、東に新宿高層ビル群が見え、西には富士山に、北西になりますが「サンプラザ中野」。方位のランドマークには困りません。日が沈み夜景が写ししだされ、星は今日の20時の配置になる頃には風景が消えて、すっかり満天の星。西の空、水平線ギリギリにある「宵の明星」である「金星」の解説からはじまり、次に明るい星である「シリウス」。そこから「おおいぬ」「こいぬ」と冬の星座の定番を「オリオン」「おうし」「すばる」「ぎょしゃ」「ふたご」ときて天の川の東側である、春の星座になります。そこでいきなり、目立つ目印の無い「かに」。一番明るい星が2等星と全く目立たない「かに」からは驚きです。そして「土星」「しし」ときて、解説が終了です。特に何か特徴がある解説ではなかった感じがしましたね・・・。そしてテーマ番組の「宇宙のすがた~美しい天体の世界~」の始まりです。これは一応「オート番組」なのでしょう。解説はナレーションで、主に、星団、星雲、銀河を次々に紹介していきますが、それだけです、色々な写真が出るのですが、それに関する説明や名称が詳しく解説されワケではないのです。しかも、解説も淡々としたものになっていますので面白みがあまり無いのです。でも「小学生高学年用の科学番組」と割り切って見れば問題ないでしょう。重力レンズの話や、銀河団の構成も簡単ながらありましたね。でもこれだったら、ナレーションじゃなくって「生解説」の方が良かったですよ。これからの宇宙の広がりの話をして、テーマ番組が終了して、上映の方も終了。何だか物足りない感じでしたが、なんとなく昔のプラネタリウムって感じがして、それはそれで良かったですケド。ちなみに、解説用の矢印は光は緑で電球式でした。でもだいぶ暗く、緑の色のせいもあって、見づらいです。星座絵も暗かったですし…。真面目なプラネタリウムって感じでした。
それでは、本日の登場人物は「Chiefille」より「ブリュッセル・グリフォン」の「コレット・アバック」さん。まぁ「天文」の「学芸員」さんって事で登場してもらいました。