2015年10月に初めて三峯神社へ詣でから毎年6回近くは行っており、毎回「御仮屋」まではお参りをしているのですが、三峯神社の最深部である「奥宮」へは行った事がなく、いつかは行きたいと思っていたのです。
ただ、奥宮はその名の通り「奥」にあり、「妙法ヶ岳」の頂上にあり、その経路は「登山道」になっているのです。なので、そう簡単には行けるような感じでは無いですから、それなりの装備で臨まなければなりません。あと、それなりの疲労が考えられるので連休でないと次の日勤務だとイヤになっちゃいますからね。
とりあえず、装備としては、服はモーターサイクルで行くのでそのままライディングジャケットとライディングパンツ。これなら転倒などしてもプロテクタがあるので大丈夫でしょうし、この時期は「メッシュ」なので通気性を保ちながら長袖ですので虫刺されにも対策できます。たださすがに「登山道」ですので、クツはレーシングブーツってワケにはいきませんし、ランニングシューズってワケにもいきませんから、「ジグ キネティカ II エッジ GORE-TEX」にしました。
まず、本殿でお参りをしてから、奥宮へ向かいます。登山道は「山麗亭」から「ビジターセンター」へ向かう方にある横道で、「奥宮参道」と石柱が立っていますので迷う事は無いでしょう。そこにある案内には「奥宮2.5Km」との表示があり、思ったよりも近いと思いますが、山道ですからね。
入ってしばらくはコンクリ舗装のしっかりとした道で、斜度も緩く苦もなく進めますが、5分ほど進むと「鳥居」が見え、そこから「奥宮」へ行ける参道なので、鳥居をくぐると、その奥には「登山計画書」があるので、距離が短いですが、何かあった事を考え記入しておきましょう。そしてここから、本格的に「登山道」が始まります。
武甲山もそうなのですが、秩父の山って土で木の根が階段状になっている登山道が多いですね。斜度がきつくてもある程度は木の根が階段状になっているので滑る事は少ないでしょうが、整備された階段と違って、段も高さがまちまちですし、段の広さも大きかったり小さかったりで、結構厄介な道です。そして、キチンと登山道の区画が明確になっていないので、途中で「どっち?」と思うような場所が1か所ありましたが、それ以外は登山道から外れる事は無いと思います。
初めの鳥居を通過してから10分ほどで2つ目の鳥居に到着。ここから木の根は少ないですが、石が増えてきますし、道も細く、尾根を進むようになり、片方が急傾斜と足を踏み外すと滑落するような登山道。
ちなみに木が多いので、あまり景色を楽しめる場所が無いですが、全くないワケでは無いので、景色が見えると周囲の山と遠くに秩父の街を見る事ができます。
2つ目の鳥居を通過して20分くらいで3つ目の鳥居が見えてきます。ここには「東屋」があり休憩もできるようになっていますが、私は休憩もせず進みます。鳥居を通過すると「この先クサリ場アリ」との看板があり、道が険しくなるような予告をしてくれます。ついに3つ目の鳥居を通過して3分後、「階段クサリ場は足元に注意しましょう」との看板と共に「階段」が姿を現します。
階段は「金属製」ですが「工事現場の足場」のような階段で、結構しなりますので、独特な感触ですよ。階段を過ぎると結構斜面が急な場所も多く、足元に気を使うようになってきます。階段も狭く手すりを使わないとキツく2か所ほど階段場を過ぎ、初めの階段からさらに4分ほどで、ついに「クサリ場」が出現です。確かに斜度はキツク40度くらいはあるのでしょうか?路面は岩で、ある程度の凹凸があるので、簡単には滑る事は無いとは思います。初めは両方に手すりがあるのですが、途中で右側しか手すりが無くなり、そこで初めて鎖を触る感じですかね。長さとしては15m無いくらいですから、そんなに身構える事も無いでしょう。
クサリ場を上がりきると「妙法ヶ岳」の頂上ともいえる「三角点」と板に小さく書かれた「妙法ヶ岳 1332m」があり、その奥についに「奥宮」です。
「奥宮」は白御影のこじんまりとした祠。お賽銭口は雨が入らないようにでしょう、正面に賽銭口がありまして、その構造からか上部には「お賽銭はここに置かず、賽銭口に入れてください」なる旨の張り紙がありました。
お賽銭を入れて、奥宮に無事に到着できたことを報告し、少しの休憩をして下山開始です。ちなみに私は45分で奥宮に到着しました。
下山ですが、いきなりの難所「クサリ場」からですよ。正面から降りるのは危険なので、背中から進みます。そして、上りの時もそれなりの段差でしたが、下りになるとこの段差が結構高低差があるのを実感させてくれますよ。それでも下りは40分ほどで降りれました。
そんなに難易度が高い登山路ではないからでしょうか。10組くらいとすれ違いましたね。それと距離から簡単に行けると思ったのか結構軽装、ランニングシューズの人もいましたね。足場は思った以上に悪いので最低でもトレッキングシューズは必要ですね。
ともあれ、2時間ほどで往復できるので、1年に一回くらいは行きたいですね。
それでは、本日の登場人物は、「三峰神社」のお参りのご縁でインスピレーションしたこの方。「山犬」さまである「ニホンオオカミ」の「キャニン族」であり、精霊世界、「高天原」での「首相側近」である家系である「ミツミネ」の本家が出自で、「精霊士官学校」を卒業し、「天元界 生物運脈省 霊魂運命監査室 霊魂運命監査員」として今周期年度に配属されたばかりの新人「運脈精霊」である「ムツキ・ホドピラクス・ミツミネ」さん。本殿から登山道を上っていく事になる「奥宮」までやってきましたよ。ちなみに背景が「三峯神社 奥宮」なのです。
