報道でも何度も紹介されているように「はやぶさ2」が本日無事に2回目のタッチダウンに成功したようですね。
前回と違い今回のタッチダウンは、通称「はやぶさ砲」によって「リュウグウ」に人工クレータを作り、小惑星内部のサンプルを採取することになります。タッチダウンは危険を伴い、「はやぶさ」の時はタッチダウンの時点で失敗し、機体を激しく損傷してしまったのですから、そんなリスクをわざわざ冒してまでも「小惑星内部」のサンプル採取は重要なんですよ。
宇宙空間には酸素が無いですから「酸化」することはありませんが、その代わり「紫外線」や太陽風など「地球」では「大気」によって軽減されている「劣化」をさせる物が直接当たる事になり、決して劣化が無い状態ではないのです。つまり、表面は劣化が進んでいても、地表から少しでも掘った部分なら劣化は進んでいないので、「小惑星誕生当時」の状態のままであることが言えるのです。
今回はその部分のサンプルを採取、分析することによって、太陽系誕生の謎を少しでも明かすことができるのです。
ともあれ、サンプルの最終にはデータ上成功したようですので、後は来年末に「カプセル」が地上に戻り、内容物を確認してからが楽しみですね。まず、その前に無事に地球に帰る事が前提ですが…。
それでは、本日の登場人物は「天文関係」の話題ですのでこの方です。「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理局 局長」で「知恵者」の意味である「マギエル」を称号に持つ「ミズハ・マギエル・シグルドア」さんです。「ミズハ」さんも「はやぶさ2」の帰り、楽しみに待っているようです。