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こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

中秋の名月を見忘れた…。

2018年09月26日 | 天文・科学

 ここ最近「日にち」を気にする事がなく、ここに来てフト「中秋の名月っていつだったっけ?」と思ってカレンダーを見ると、見事に過ぎていましたね…。

 ちなみに今年は「9月24日」。秋分の日の翌日だったんですね。

さて昔、俗にいう「旧暦」では「秋が7月~9月」となりその「秋」の中心である「中秋の名月」は「8月15日」になるの です。この「旧暦」正式には「太陰暦」と言いまして「新月の日」を「ついたち」として、次の新月を迎えるまでが「1か月」となり、今と同じように「12か 月」で「1年」となります。月の満ち欠けと日付は対応していますから、「十五日」が当然ながら「満月」になります。しかし、この場合、月の満ち欠けでは1 か月が「29日」か「30日」になりますから、およそ1年が354日となり、何年か経つと「太陽の動き」であり「実際の季節」とずれてしまい不便になって しまいます。そこで、いくつかの取り決めがあって「3年に1回」くらいの割合で「うるう月」を言うのを作り、それで調整してたのです。ただ、現在では正式 に旧暦を発表する機関はありませんが、先ほど書いた「法則」から「旧暦」を「計算」することはでき、それから算出すると、ほぼ現在の暦の日付から1か月遅 れが「旧暦の日付」となり、秋は「旧暦では」7月~9月となり「8月15日」に行われている「中秋の名月」が、9月にあたるのです。まぁ今年の「中秋の名月」は「9月24日」でしたが、「中秋の名月」が毎年この日前後となる言うワケでは無く、毎年中秋の名月の日は変わります。2009年では「中秋 の名月」がなんと「10月3日」。これは「太陰暦」の「うるう月」が「旧暦5月」の後に、旧暦「うるう5月」が挿入された為に、旧暦8月は大きく後ろにず れた事により、太陰暦ではひと月遅れて10月となってしまったのです。

 それと、「十五夜」なのに満月ではないということもあったりもします。これは、「天文学的考え」が関係し、ある日付が「満月の日」と言う場合は、 その日のうちに「月が満月」になる、つまり地球から見てちょうどその日中に月が太陽の反対方向を通る瞬間を迎えることを言い、逆である「新月の日」も、そ の日中に「月がちょうど太陽と同じ方向を通る瞬間」であるのです。この「ちょうど新月」から「ちょうど新月」までの期間は、「約29.5日」。そして 「ちょうど新月」から「ちょ うど満月」までは、当然ながらその半分になりますから、平均すると「約14.8日」になりますね?この定義から「ちょうど新月」の瞬間を含む日が「一日」 となりますから、その時刻が「午後11時」だったりと「遅い時間」になると「ちょうど満月」の瞬間までが「14.8日」でしても、それは「十六日」になっ てしまうのです。しかも「月の軌道」は「真円」では無く「楕円」であったりと様々な理由から、「新月から満月」と「満月から新月」までの時間の長さには微 妙にズレが生じてしまい、場合によっては「新月から満月」までの時間が長いと、満月が「十七日」なんてこともあったりするのです。

 また、「中秋の名月」の次の「十三夜」を「後の月」とされ、中秋の名月と組で見ないと「片見月」として縁起が悪いといわれています。まぁ、今年は中秋の名月を見逃したので、後の月だけ見るのも縁起が悪いので見ませんよ。

 それでは、本日の登場人物は「天体現象」に関するお話でしたので、この方。子供の頃にある病気が原因で中途失聴者になってしまい、「宇宙には音が無い」という事から「天文」に興味を持ちその知識から同級生の天文仲間二人と「天文クラブ」を作り、高校では「インクルージョン教育」でその学力の高さから「進学クラス」にいるほど。宇宙の深遠のような漆黒の髪と眼を持ち「天文部」である事から「闇夜の妖精」の二つ名までもつ「渋川 真夜」さんです。ここ最近忙しい日々が続いた「真夜」さん。フト「中秋の名月」がいつだか調べてみたら…。

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火星最接近は。

2018年08月01日 | 天文・科学

 昨日は「火星最接近」でして、前日辺りから報道でも紹介されていたようですね。ただ、多くの方は「火星が近くに来た」と言う事で、何がどうなのかはあまり理解されていないと思います。今回の「最接近」は、2003年以来の「大接近」と言われる物で、「火星と地球の距離」はなんと「57,589,633km」と「平均接近距離」が約「8000万km」なので。それよりも約2/3程度の距離になる事になりますから、ホント「大接近」ですよ。

 その明るさは「-2.8等級」と7月31日20時の時点で一番明るい天体でした。ちなみに普段の火星は「一番遠くなると2等級」ですが、平均して1等級から-1等級くらいの範囲で見えるので、この「-2.8等級」が相当な明るさである事はお解かりになるのではないでしょうか?

 しかし、この「大接近」ですが、この明るさが「昨日だけ」というワケでは無く、9月頃までは「-2等級」ほどで見る事ができ、後2週間程は今と同じ程度の明るさで見る事ができるのですよ。

 それでもって、火星最接近ですが、多くの方は「火星が明るく見える」だけで終わってしまいますが、「天文」をやっている人にとっては「火星の表面」がよく観察できる時期であり、特に「極冠」が良く見える時期になるので、それを観測するのが楽しみなんですよ。

 私も昨日は折角の大接近でしたので「火星」を撮影してみました。さすがに「600mm」では表面の模様も極冠も観測できませんでしたが、それでもやはり普段よりも大きく明るいので、見応えはありましたね。8月4日には「久喜プラネタリウム」にて「天体観望会」か開催されるので、その時に望遠鏡でじっくり見ますよ。

 それでは本日の登場人物は「天文関連」の話題でしたのでこの方、「アルビノ」の「ニホンオオカミ」系「キャニン族」で「天狼星シリウスの神」である「ソティス」を称号に持つ「天元界 気象制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理 天象参謀」の「シグレ・ソティス・アサフキ」さん。久しぶりの火星大接近だけあってとても明るく見えるのですよ。ちなみに背景が昨日自宅前で私が撮影した「火星」なのです。

 

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皆既月食の日なのに、「逆行台風」。

2018年07月28日 | 天文・科学

 観測史上初となる「東から西へ」と進む「逆行台風」である「台風12号」が東海地方へ上陸しましたね。

 通常、この時期の台風は「偏西風」や「太平洋高気団」や「小笠原高気団」の影響で、九州方面から上陸し、北東へ進むのですが、今回は「北東」に「高気圧」があるため、このような流れになってしまったようです。なので、海と言う、台風の力の源である水蒸気を提供するのがあり、強い勢力を保ったまま「関東」へ上陸することになったので、関東では通常とは違う台風の勢力を受ける事になりましたね。

 昨日から、今日にかけてそんな「台風」の話題で持ちきりでしたが、実は今日は「皆既月食」があったのですよ。

 こちらも少し珍しい「月没帯食」という物でして、「月食」の開始時刻が「3時24分」、「皆既の始まり」が「4時30分」で「皆既の終わり」が「6時13分」と「皆既時間」が「1時間43分」と「今世紀一番長い」と言われていました。

 ちなみに「今日の月の入り」は「東京」で「4時49分」。つまり「皆既状態で月の入り」を迎える「月没帯食」と言われるもので、正直「中途半端」な月食だったのです。

 当然関東では見ることはできませんでしたが、九州方面では見る事ができたそうですね。

 ちなみに次の「皆既月食」は「2021年5月26日」だそうです。

 それでは、本日の登場人物は「天体現象」に関するお話でしたので、この方。子供の頃にある病気が原因で中途失聴者になってしまい、「宇宙には音が無い」という事から「天文」に興味を持ちその知識から同級生の天文仲間二人と「天文クラブ」を作り、高校では「インクルージョン教育」でその学力の高さから「進学クラス」にいるほど。宇宙の深遠のような漆黒の髪と眼を持ち「天文部」である事から「闇夜の妖精」の二つ名までもつ「渋川 真夜」さんです。「台風接近」と天気予報が出ていましたが、それでも早起きして外に出てみた「真夜」さんですが…。

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「1999JU3」へ到着。

2018年06月27日 | 天文・科学

 2014年12月3日に「はやぶさ2」が「H-ⅡAロケット」にて打ち上げられたのは覚えておられるでしょうか?

 2010年6月13日に地球へ帰還した「小惑星探査船」である「はやぶさ」。当時は社会現象となり「映画は2本」、プラネタリウム番組はロングラン投影され、大ブームになりました。が、その後、「小惑星イトカワ」の微粒子が発見された時にはブームも去り、大変貴重な「微粒子」が「国立科学博物館 上野本館」で常設展示されたときは、ブーム全盛期と比べるとずいぶん閑散とした物でしたよ。

 さて、そんな「はやぶさ2」ですが、本日目的地である「1999JU3」と当時は呼ばれ、現在では「リュウグウ」の名前がついた小惑星へ到着したのです。

 「JAXA」によると「27日9時35分、やはぶさ2がリュウグウへ到着した」との発表がありました。「到着」と言っても現在は「リュウグウ」の上空20kmで周回しており、「着陸」したわけではありません。

 この事は1週間前から小さくメディアで報じられていましたが、どれだけの人が気がついていたでしょうかね?今日は大きく取り上げられていますが、明日になれば…。

 ともあれ、今後の「はやぶさ2」のスケジュールは。「 Fact Sheet Ver. 2.2(2018年6月27日版)」によると

 2018年7月末 高度5kmの中高度観測(リュウグウの地図作成等)

 2018年8月 高度1kmの重力計測降下

 2018年8月中旬 着陸地点を決定

 2018年9~10月 タッチダウンしリュウグウのサンプルを採取、小型ローバー(着陸機)投下 タッチダウンは2019年5月までに計3回予定、ローバー投下は2019年7月にも予定

 2019年3~4月 インパクターを衝突させリュウグウに人工クレーターを生成

 2019年11~12月 リュウグウ出発

 2020年12月 地球帰還

 と、「東京オリンピック」の年末に帰還することになっています。

 今回はナンと言っても「インパクター」ですよ、「リュウグウ」で爆薬を炸裂させて人工クレーターを作り、そこからサンプルを採取するのですからね。果たして無事に帰ってくるでしょうか?2020年が楽しみです。

 それでは本日の登場人物は2013年5月に行われた「星の王子さまに会いに行きませんか?ミリオンキャンペーン2」に登録した「イラスト」に登場しているこの方。「天元界 気象 制御管理省 天象運行監視室 第二区域管理局 局長」で「知恵者」の意味である「マギエル」を称号に持つ「ミズハ・マギエル・シグルドア」さんです。そうです、まだまだ始まったばかりなんですよ。

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ナンで見れないかな…。

2018年04月02日 | 天文・科学

 「イリジウムフレア」を見ようと「予報サイト」をチェックしておりまして、なんと、今日は「IRIDIUM 68」の「イリジウムフレア」が中心点からなんと自宅から「1km」と近いので、「最大等級」はなんと「-8等級」。明るさの比較としては「金星」が一番明るい時で「-4等級」ですから、それよりもさらに明るいって事になりますから、天体としては「太陽」、「月」の次に明るいって事になるワケですよ。つまり「金星よりも明るい」って事になるのですから、コレは見物ですよ。

 ただ、「予報」では「18時7分」に「イリジウムフレア」になるのですが、この時刻はほぼ「日の入り時刻」に近く、空は結構明るい状態なんですよね。「フレア」はまだしも、「撮影」するとなると、かなり難しいんですよ。シャッター速度は1/2.5」くらいにしてともかく連写するしかないのですよ。

 で、結果なんですが、予想通りに空は明るくて「18時7分」になっても解りませんでした…。

 やはり夕方でも日の入り直後で環境光が明るいといくら「-8等級」でも解らないもんですね。高度も52°と高くで見やすかったんですがね。

 予報ではこの1週間では5回ほど見えるようなのですが、いかんせん時間や高度が低かったり、何よりも「そんなに明るくない」んですよ。-2等級とかなら「ISS」とそんな変わりがないですし。

 ともあれ、今後もチェックはしてみますよ。

 それでは、本日の登場人物はこの方、「天体」や「プラネタリウム」にある事をきっかけに興味を持ち始めた「森谷 ちさと」さんです。「イリジウムフレア」の予報を見て「-8等級」が見えると準備をしていた「ちさと」さんですが、実際に日の入り後で明るくて…。ちなみに背景は「本日18時7分」での「予報図」なのです。

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やっぱり「曇り」じゃねぇ…。

2018年02月21日 | 天文・科学

 18日に「イリジウムフレア」を見たかったのですが、生憎東京では見えず、次回は挑戦したいと思っていたのですが、その機会は意外と早く、今日の18時12分に北の空、「りゅう座」の近くに-6.2等級で見える予報が出ていたのです。

 当然チャレンジしようと、機材を構えて待っていました。

 が、今日は朝から曇り。天気予報でも「一日曇り」で未明から「雨/雪」の予報が出ているくらいですから、当然18時の時点で雲が多く、星なんぞ見えないような状況でしたからね。それでも「雲のスキマから見えるかな?」と思っていたのですが、やはり無理な状態は無理でしたね…。

 この先、一週間の予報では、一応見える機会もあるようですが、いかんせん0等級以下ですからね、「ISS」よりも暗い、一般的な「人工衛星」と大差ない状態では見てもしょうがないでですし。

 次に-4等級以上になるまでこまめにチェックしますよ。

 それでは、本日の登場人物は「羽衣伝説」での「織姫」「彦星」の「娘」で現在「精霊士官学校」で「天象精霊」になるべく為に修業をしている「織河 天音」さんです。よりによって曇りとは…。ちなみに背景が、晴れていれば見える「18時12分 北側」の空なのです。

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60km離れていれば見えるわけ無いかぁ

2018年02月18日 | 天文・科学

 「天文自然クラブ」からのメールで「今日18時8分にイリジウムフレアが見える」との情報がありました。

 さて、この「イリジウムフレア」ですが、今は無き「衛星携帯電話」のキャリアである「イリジウム」が打ち上げた「通信衛星」の「大型アンテナ」に太陽光があたり、薄明時に見える時に最大で「-7等級」というもの凄い明るさを放つのです。その極端な明るさからこの発光現象を「フレア」と呼び、「イリジウム衛星」からなので「イリジウムフレア」という名がつけられたのです。

 ただ、この「イリジウムフレア」は同じ「人工衛星」である「ISS」に比べが見える範囲は狭くイリジウム衛星から半径30kmまでが見える範囲となり、当然ながら中心より離れれば明るさは減光します。

 それでも自宅から久喜プラネタリウムまでは「約60km」。このくらいの距離なら暗くても見えるかな?と思っていたのですが、結局見れませんでしたね。

 このままで終わるのもなんだか癪なので、チャレンジしたいと思っています。

 それでは、本日の登場人物はこの方、「天体」や「プラネタリウム」にある事をきっかけに興味を持ち始めた「森谷 ちさと」さんです。今日が非番だった「ちさと」さん。「イリジウムフレア」が見えると勤務しているプラネタリウムから連絡があったのですが、そこからの距離が60km。やはり見る事ができなかったようで…。

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カノープスチャレンジ、プラス。

2018年02月15日 | 天文・科学

 毎年この時期に「久喜プラネタリウム」の「天文自然クラブ」では「カノープス」を見る事に挑戦しています。この「カノープス」は「シリウス」に次いで「全天2番目の明るさ」なのですが、「埼玉県内」でしたら「一番高度」がある「南中」でもその高さは「2°」。解りやすく言うと、手を伸ばして、「人差し指を寝かしたくらいの高さ」しか無いのですから。少しでも高い建物があればもう見えない程の高さが最大なのですからね。そのため滅多に見る事が出来ない事から「見ると長生きできる」、「縁起の良い星」とされているのです。

 しかし、ここ2年あたりで、ほぼ「見える」と言うのが確実になり「空の状態」が良ければ確実に見えるというのが解りまして、「見えるかどうか」から、「どのように見えるか」に茂木が変わってきました。

 そんな「カノープスチャレンジ」は、先日「12日」に行いました。

 この日は比較的、ここ最近では気温が高く。と言っても「平年並み」なのですが…。空の条件も良かったのですが、いかんせん風が強く、体感温度は0度くらいだったと思います。そんな中「モラージュ菖蒲」の屋上で挑戦してきました。が、屋上にもう一段高いフェンスがいつの間に設置され、そのスキマから撮影する事になりました。

 今回、私は「D300」と「TAMURON  A011」を使用しました。

 空の様子はとてもよく、ナトリウムやハイドロと明るい街灯がある中でも「4等級」くらいは見えるという状態。当初心配されていた「南側低高度」の雲も無く、カノープスの大体の場所は解っていますから、そこを見ると見えました。「肉眼」でも大気減光などの影響でかなり暗いですが、それも見えましたよ。

 「600mm」を持ってきたのですが、そこまでの望遠は必要なく、「150mm」で定点で撮影する事に、シャッタースピードは「2秒」、絞りは当然開放の「F/5」にして「ISO」は「800」と、取り立ててスタンダードな値で撮影。「インターバル」はある程度時間を空けつつ、そんなに長くは無い3分に設定。

 やはり「低高度」に見えるだけあり、移動速度は速く感じますね。「150mm」なせいもあるかもしれませんが、移動したのがハッキリわかりますからね。

 20時頃から観察を開始し、見終えたのが「22時」近く、と2時間ほど観察しまして、22時の時点ではもう沈む間際まで見ていました。

 今回は空の状態も良かったので、カノープス以外にも撮影してみましたが、それはまた、後日。

それでは、本日の登場人物は「天文自然クラブ」が関連している話でしたので、この方。「非公認」の「久喜天体自然クラブ」のパッチに登場しているキャラクターである「天体」が好きで「宇宙」に憧れる「桜宮 ツアイシア」さん、通称「シア」さんです。すっかり慣れた「カノープスチャレンジ」。今回はインターバルでその動きを撮影してみたようでして…。ちなみに背景は今回私が撮影した「カノープス」で20時34分から「21時13分」までを「比較(明)」合成したのの「一部」ですなのです。

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「皆既」は見れたからね。

2018年02月01日 | 天文・科学

 天気予報どおり今日は午後から雨が降り出しましたね。この調子だとホントに夜には雪になりそうですね。

 さて、昨日から今日の深夜にかけて起こった「皆既月食」。こちらは昨日夕方時点での天気予報では「曇り」となっていましたが、見えましたね。ただ、私は「今日が非番」の代わりに昨日が「夜勤」になってしまい、実際帰宅できたのは21時過ぎごろ。しかも地下鉄を利用していますから初めからは見れませんでしたよ。それでも「皆既」には間に合いましたけどね。

 月食ですから当然「撮影」はしたいところ。今回は時間が21時48分から翌日0時11分までと高度が高いので、立って観測しているとずっと見上げる体制になり首が疲れてしまうので、「リクライニング アウトドアチェア」を使用し、適度に寝そべりながら。機材は当然「一眼レフ デジタルカメラ」、「D300」に大きく撮りたいので「レンズ」は「TAMRON A011 SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD」を使用して、三脚は追尾を簡単にできる「スカイメモS」で自動追尾します。撮影場所は今回は「月」ですから、都心でもハッキリ確認する事ができる天体ですからね、それに帰宅時点で食率5割近くになっているので。それから撮影に適している場所に向かうと、深夜とは言えかなり食が進んでしまいます。自宅庭は住宅地私道の奥なので、そんなに明るくなく、半月程度なら「影」も確認できる程の暗さがあるので、そこで撮影。

 お風呂に入ったり機材を設置したり、なんやらで撮影開始できたのが21時31分。皆既には間に合いましたが、月はもう7割近く欠けてしまっている状態でした。そこからシャッター速度を合わせ撮影開始です。

 やはり「自動追尾」は便利ですね。極軸さえ合わせれば後は追尾は任せておけばいいのですから、こちらは撮影に専念できますし。さらに普段は使う事が無かった「MC-36a リモートレリーズ」での「インターバル機能」も使って比較的露光が安定する「皆既」の時に使用し、3分ごとに撮影。その間にもシャッターは使えるので、露光時間を変えたり、ズームを変えたり。

 なので、「撮影中心」では無く「自分の眼」でじっくり見ることもできましたね。

 今回ですが、「皆既」は結構暗い印象がありましたね。以前の時はもう少し明るい感じでしたが…。今回は雲の影響やそれと、白根山の噴火も「噴煙」が上がったのでそれも少しは影響しているかもしれませんね。

 そうそう、途中でやはり寒さがキツくなってきたので、「屋外用延長コード」と「キッチン用ホットカーペット」と「40cmX100cm 」のホットカーペットをアウトドアチェアに敷いて背中あった仕様で快適に観測できましたよ。

 「皆既」も最大食を迎えたときくらいから、空が暗くて気がつきにくかったのですが、なんとなくウッスラ雲が出てきている感じがし、設定固定でインターバルをかけているのに露光が安定してない事が多くなり、雲の存在を確実に意識させてくれましたね。皆既が終わる頃には「雲」もハッキリ見え出して、さらに時間が進めば、星も見えない程の雲の多さと厚みに。23時半にもなると「月」も撮影困難になり、月食が終わる頃には「雲間」をぬって見えたときに撮影するような状態となり、月食の終わる0時10分頃になるとつきも見えない程。結局「食の終わり」である「第四接触」は見えませんでした。

 ともあれ、初めと終わりの方は残念な感じでしたが、一番の見所である「皆既前後」が見れたので満足ですよ。

 こうなると「7月28日」の「月没帯食」も気になる所ですが…。

 それでは、本日の登場人物は「月」と言えばこの方「月の智霊 マルカ」の称号を持つ「天元界 気象制御管理省 第四惑星管理室 東亜支局 東亜支局長 気象参謀」の「セルフィーヌ・マルカ・アクティナ」さんです。皆既月食は普段の欠けた月とも違った感じで、欠けていく具合も楽しめますが、やはり皆既の「赤銅色の月」はとても神秘的ですね。ちなみに背景は「皆既の終わり」、すなわち「第三接触」の少し前、23時07分34秒」に撮影した月なのです。影から出てゆく端の部分がウッスラ青みを帯びている部分がキレイなんですよね。

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ここで雪が来るかなぁ

2018年01月30日 | 天文・科学

 明日は、今年一番と言っても過言では無い天文現象である「皆既月食」ですよ。

 しかも、今回の月食はなんと、「ブルームーン」でもあるのですよ。「皆既」になった月は「赤銅色」といわゆる「赤みが強い茶色」なのですが、「ブルームーン」なんですよ。まぁ、この「ブルームーン」は「月が青くなる」では無く、「英語の言い回し」の一つで「滅多に起こらないこと」の意味で、「ひと月に2回満月」がある時にも言います。

 今年は、1月2日に「スーパームーン」で「満月」で、明日は「1月で2回目の満月」で「皆既月食」コレは滅多に無い事だとは思います。それ以前に「皆既月食」が最初から最後まで見えるのが数年に1回と珍しいですからね。

 ですが、天気予報では、今週に入ってから「1月31日深夜から2月2日まで雪」との予報が…。ただ、現在では「雪」を降らす要因となる「南岸低気圧」が当初の予想よりも南を通るようでして、「くもり」か、雪が降ったとしても先週のようには積もらない程度の見解になっています。

 「雪」とか以前に「くもり」の方が問題ですよ。「気象庁」の定義で「くもり」は「空全体の8割~10割」を言うので雲の状態によっては「月」が見えるかも知れないってワケですよ。しかも、雲がそんなに厚くないようでしたら少しは期待が持てるのですが…。

 ともあれ、実は今年はもう一回「皆既月食」があり、こちらは「7月28日」。ただし、この「皆既月食」は「月没帯食」と、東京では「皆既」なってから3分程度で月の入りを向かえ、その5分ほど前には「日の出」を迎えるという条件の悪さ。なによりも「月没帯食」ですから「早朝」なんですよね。しかも「夏」と、日照時間が長い時なので、月食の始まりは「3時24分」とかなりの早朝と言うより「未明」な状態。高度が低いので雲がかかりやすく見えづらい事もあるので、こちらはほぼ期待できないのが現状。

 関東での冬は「快晴」が多いですからね、そんなに心配はしていなかったのですが、よりによってピンポイントでこの日に来るとはねぇ…

 それでは、本日の登場人物は「天体現象」に関するお話でしたので、この方。子供の頃にある病気が原因で中途失聴者になってしまい、「宇宙には音が無い」という事から「天文」に興味を持ちその知識から同級生の天文仲間二人と「天文クラブ」を作り、高校では「インクルージョン教育」でその学力の高さから「進学クラス」にいるほど。宇宙の深遠のような漆黒の髪と眼を持ち「天文部」である事から「闇夜の妖精」の二つ名までもつ「渋川 真夜」さんです。月食を見るために「天気予報」を見ていた「真夜」さん、ネットもTVも予報は「雪」か曇りのようで…。

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