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こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

地図に残した関東大震災。

2023年09月29日 | 博物館・科学館

 今年で100年目を迎える「関東大震災」ですが、各地で行われている「特別展」や「企画展」では「写真」や「手記」などが主に展示されています。

 しかし、違った視点でとらえた正確な記録を中心に展示しているのが「地図と測量の科学館」なのです。

 この「地図と測量の科学館」での関東大震災の記録展示は何と「地図」。国土地理院の前身である「参謀本部陸地測量部」が、関東大震災直後から被災状況の調査をすると智に水準測量や三角測量を実施して、その記録をのこしているのです。

 三角測量の基準点である、「基準点」や「水準点」を使用して、以前とのズレを出したりと、それにより、大正関東大地震で震源近くである「相模湾周辺」や「下房」周辺では隆起があり、丹沢方面では沈下が起こっていたことが解っています。

 さらに、地図に実際の被害状況を書き込み、家屋の倒壊が著しかった場所や、避難場所における人数などが描き込まれた地図も展示されています。

 こうして地図上からの被害状況を見ていると「浅草」辺りはほぼ火災によっての被害がでその範囲の大きさもよく解ります。さらに東京だけではなく、震源に近い「箱根方面」や横浜、横須賀もあるのですが、横須賀方面は当時海軍が居たので、地図は「秘地図地区」となっていたので、手書きの地図に描き込んであったりと、他の資料と違うデータを見る事ができます。

それでは、本日の登場人物は「狆」の「Chiefille」で「女子高生」の「浅葱」さん。「関東大震災」から100年の今年は色々な所で「関東大震災」に関しての企画展が行われおり、「浅葱」さんも曾祖母が体験した関東大震災に興味を持ち、「筑波」までやってきたようでして…。ちなみに背景は「震災地応急則図原図1:10,000」の東京中心部から西方面のなのです。

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第16回登録重要科学技術史資料はコピーとオーロラビジョンにミシン。

2023年09月26日 | 博物館・科学館

 毎年この時期なると発表されるのが「重要科学技術史資料」、通称「未来技術遺産」でして、そのパネル展示も毎年この時期に「国立科学博物館」にて開催されています。

 ひそかに私はこのパネル展を楽しみにしており、今年で15回になるのですが、多分全部見ていると思います。

 登録される物は、「科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」で過去には「0系新幹線」や「CD-R」、「PC-9801シリーズ」なんかがありますね。

 それでもって今回の第16回では「344」から「363」番までの20品目でして、今回追加された品目は「パインミシン 100種30型 ― 国産ミシンの先駆け ―」「【昭和27年再版 HA1型ミシン標準図面】 (1) 青焼き図面 (2) 複写フィルム (3) 複写紙焼き図面 ― ミシン工業界全体の戦後復興・飛躍のきっかけ ―」「HA-1型家庭用ミシン ― 戦後ミシン業界の新たなスタートとなったHA-1型の代表例 ー」「単軸回転天秤機構搭載DDW-12型(DDW-Ⅱ型後継機種) ― 日本の工業用ミシン発展の礎 ―」「オーバーロックMS-1型 ― 日本独自の小型ロックミシン ―」「ベビーロックEF-205 ― 家庭用ロックミシンの先駆け ―」「【世界で初めて人工的に雪の結晶の製作に成功した研究室資料】 (1) 北海道帝国大学常時低温研究室規程施行細則 (2) 二重ガラス管(復元) (3) ウサギの腹毛 (4) 雪の結晶のレプリカ ― 世界の雪・氷工学の原点 ―」「丸型ガラス単桁蛍光表示管(試作品) ― 日本独創の表示デバイスを世界へ ―」「第一世代オーロラビジョン用CRT光源管試作品 ― 世界初の屋外用カラー大型映像表示実用化を実証 ―」「第一世代オーロラビジョン用CRT光源管 ― 世界初の屋外用カラー大型映像表示を実現 ―」「【第二世代オーロラビジョン用発光素子類】 (1) 第二世代オーロラビジョン用マトリクス発光素子 (2) 第二世代屋外用高輝度型オーロラビジョンの表示ユニット ― カラー大型映像表示装置の世界的普及に貢献 ―【第二世代オーロラビジョン用発光素子類】 (1) 第二世代オーロラビジョン用マトリクス発光素子 (2) 第二世代屋外用高輝度型オーロラビジョンの表示ユニット ― カラー大型映像表示装置の世界的普及に貢献 ―」「スーパーカラービジョン用発光素子CHD管 FCDH-95 (R) FCDH-95 (G) FCDH-95 (B) ― 世界に先駆けて高輝度を実現 ―」「リコピー 101 ― 国産初の露光・現像一体型の卓上複写機 ―」「電子リコピー BS-1 ― 分厚い原稿も扱え、普及の先駆けとなった湿式複写機 ―」「キヤノン NP-1100 ― 日本独自の技術で開発された普通紙複写機 ―」「小西六写真工業 U-BIX 480 ― 国産技術で美しい画質を実現した普通紙複写機 ―」「【キヤノン ミニコピア】 (1) キヤノン PC-10 (2) キヤノン PC-20 ― 世界初のカートリッジ方式によるパーソナル複写機 ―」「リコピー FT4060 ― 世界で広く生産された「F/Fエンジン」搭載の初号機 ―」「ツェッペリン飛行船骨組みの破片 ― 日本でのジュラルミン開発を加速させた破片 ―」「【日本における航空機用アルミニウム合金開発初期における資料類】 (1) 超々ジュラルミンをはじめとするアルミニウム合金開発に関する研究報告書 (2) 戦闘機用プロペラブレードの鍛造金型 (3) 海中から引き揚げた零式艦上戦闘機(五二型)の一部 ― 日本の航空機を発展させたアルミニウム合金開発の痕跡 ―」

 と、「ミシン」に「オーロラビジョン」と「コピー機」が主ですね。確かに「既製服」の大量生産には「ミシン」が必需でしたし、今では大都市で多く見られる「街頭大型ディスプレイ」。そして、文章の配布などには欠かせない「コピー機」。実部展示はありませんでしたが、どれも現代では必需品ですし、その第一号機や、発展・普及に貢献したものは考え深い物があります。

 個人的には「世界で初めて人工的に雪の結晶の製作に成功した研究室資料」は気になりましたね。

 それでは、本日の登場人物は「機械工学」な話ですのでこの方、「ベルギー国立博物館」で「機械工学」の「学芸員」をしている「スキッパーキ」の 「Cheifille」である「ブランディーヌ・デュラン」さん。今回の主役はミシンとオーロラビジョンにミシン」なのです。ちなみに背景は「国立科学博物館 日本館1階企画展示室」前「中央ホール」で展示されている「令和五年度 重要科学技術史資料(未来技術遺産)登録パネル展示」会場の一部なのです。

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関東大震災の最新情報は

2023年09月25日 | 博物館・科学館

 今年は関東大震災から100年という事で、全国各地で関東大震災に関する展示がされています。「国立科学博物館上野本館」でも9月1日から「関東大震災100年企画展「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」が開催されており、「特別展 海」を見た後に見てきました。

 「関東大震災100年企画展「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」は以前から気になっていましたから、ある意味9月に合わせて見に行った理由の一つになります。

 展示の内容としては関東大震災の発生以前からの「地震」に関する知見。そして震災時の状況、震災後の復興及び地震防災研究の発展を当時の文章や写真、機器などで紹介しており、かなり貴重な資料が数多く展示されています。特に当時の手記や報道資料に書かれた肉筆の文章は緊張感を感じさせてくれますし、写真や絵は損害状況を淡々と伝えてくれます。

 特に写真は白黒写真をカラー化させ臨場感を上げた物が展示されており、今までよりもより災害状況の情報を多く得られ、また、どこか遠い感じがあったのを払拭させてくれます。カラーで見る「浅草12階」の半壊写真は結構衝撃的でしたね。

 当時は当然ながら「耐震・免振技術」はまだ技術も考えも無かったために建築物の倒壊は現在の想像よりも酷く、さながら「海外」のような感じですね。

 東日本大震災の時とは全く違った風景であり、関東大震災では木造建築が多かったのと、地震発生時間が11時58分と、食事の準備で「かまど」で火を起こしていた時間であり、火災による被害が主だったようで、東日本大震災の時は津波が一番の被害をもたらした事を考えると、質の違う「震災」である事もわかります。

 展示内では「大型ディスプレイシステムで見る関東大震災」と関東大震災当時の写真を現代の東京都の写真と重ねて表現したり、写真や手記から当時の状況をデジタルマップで追ったりと震災にまつわる「瞬間の記憶」と東日本大震災時の岩手県での携帯電話の位置情報から地震発生から津波襲来までの被害者の移動を可視化したり、地震発生後の東京で発信された「ツイート」を地図上で重ねたりと、過去の地震からの状況を紹介しています。

 ちなみに「震災」とは「地震による災害」で「地震」は地下の岩盤に大きな力がかかり断層面がズレる断層運動を指し、大きな地震は「気象庁」がそれにより起こった災害は政府が名前を付けるのです。なお、「大震災」と名前が付いているのは「関東」、「阪神淡路」、「東日本」の3つのみだったりします。

 それでは、本日の登場人物は「狆」の「Chiefille」で「女子高生」の「浅葱」さん。「関東大震災」から100年の今年は色々な所で「関東大震災」に関しての企画展が行われおり、「浅葱」さんも「関東大震災100年企画展「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」を見に来たようで…。ちなみに背景は「関東大震災100年企画展「震災からのあゆみ -未来へつなげる科学技術-」の会場内「科学技術で被害写真をカラー化」の展示なのです。

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海と人との関係性を考えてみませんか?

2023年09月24日 | 博物館・科学館

 7月15日から国立科学博物館にて開催されていた、「特別展 海 ー生命のみなもとー」へ22日にやっと行く事ができました。

 夏休み用の「特別展」なので、夏休み期間は平日でもかなりの混雑が予想されたので、9月になったら行こうと思っていたのですが、なかなか平日に休みがなく、この時期になってしまったのです。

 海と言えば、地球の表面積の7割を占め、生命の起源でもある場所ですね。この「特別展 海」ではそんな海の誕生から、海で生きる生物、日本周辺の海事情、未来に向けての海洋保全についてが展示されています。

 なので、掘り下げていくような感じでは無く、全体的に紹介していくような感じですかね。

 そして、会場のメインとなるのは高さ4.7mの「ナガスクジラ」の上半身標本ですかね。ここ最近の「特別展」では初めに導入解説から始まり、次のゾーンではメインとなる物を置く感じで、この部分は「ジオラマ展示」のようになっている事が多いですね。今回もこの「ナガスクジラの上半身」に「ホオジロザメ」と「メガマウスサメ」も全身標本が展示されていますからね。

 ただ、この手の展示には欠かせない感じである、「潜水探査船系」は4500m級無人探査機「ハイパードルフィン」だけでしたね。まぁ「しんかい6500」は1/2モデルが常設展示されていますからね。

 生物や海の海流や海底地形に関しては「日本周辺」で、コレは閉鎖的な海である「日本海」に開放的な「太平洋」があり、世界最大級の暖流である「黒潮」に「寒流」である「親潮」もあり、しかも二つの海流がぶつかるところもある。さらに4つのプレートがひしめき合う事から「海溝」も10000m級のがあったりと、世界の海の状況がほぼ集結しているような場所であるからだそうですよ。

 以前の特別展では良く見られた「大型映像」は無く、広い範囲での紹介となってしまっているので、どうしても広く浅くと言った感じでしたよ。

 しかしながら「海の誕生」に以前から「小惑星」がかかわっていると言われていまして、その「小惑星のサンプル」として「はやぶさ2」が「リュウグウ」から持ち帰った「リュウグウの砂」が展示されていたのは驚きでしたが。

 それでは、本日の登場人物はこの方。「日本昔話」的な伝承で、助けたシャチが女房となる「鯱女房伝説」を参考として、その「鯱女房」の子孫が、自分はそうだと知らず生活していたけど実はその末裔。上半身は「人間」で下半身が「シャチ」つまり、「人魚」の「魚部分」が「シャチ」になっているワケです。そんな一族の末裔で、「神戸弁」らしき言葉で話す「逆又 幸」さん。「幸」さんにとってやはり「海」は気になる物ですから、「特別展 海」を見に来たようでして…。ちなみに背景が「ナガスクジラ」の上半身標本なのです。

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身近で知らない「シダ」の事。

2023年09月18日 | 博物館・科学館

 公園などの少し日陰の所へ行くと目にする事がある「シダ」。お正月飾りの中にも「ウラジロ」として、見る事があります。

 このように身近にある植物ですが、意外と知っている事が少ないのも「シダ」。

 まず「シダ」ですが、「花」を付ける「被子植物」が登場する前は、地球上で一番栄えていた植物でして、多くのシダ植物、ソテツやゼンマイ、トクサなどは今よりも大きなそれこそ20mくらいになるほどの大きさになっていたようです。また、「シダ」は「花」を咲かせませんので「タネ」で増える事がなく「胞子」で増えるのです。ちなみにシダの裏側にある点々。アレを胞子だと思っている方が多いですが、アレは胞子嚢で胞子は肉眼で見る事ができないほど小さいそうです。

 こんなふうに知っているようで知らない事が多い「シダ」それを専門に集め。さらに野生絶滅をしてしまった種までも展示しているのが9月16日から始まった「国立科学博物館 筑波実験植物園」で開催されている「シダ・ミュージアム つくばシダ展」なのです。

 なんでも「筑波実験植物園」が日本で一番シダ類をコレクションしているそうで、日本国内で知られている700種の半数以上が収蔵されているとの事。今回の「シダ・ミュージアム」では通常非公開の30種も展示しているそうですから、行けば日本国内にあるシダの半分以上を見れた事になるんですね。

 ただ、多くのシダがそうなのですが、シダ類って形が似たり寄ったりで正確な種類を判別するのは困難。でも日本では「シダ」の「ゲノム解析」がある程度終わっているそうなので、DNAによる種別解析ができるそうですよ。

 また、比較的原始的な植物であるために、雑交配が簡単に起きてしまうために、ある意味「新種」ができやすい状況でもあるようです。しかも「原種」が絶滅してしまい、雑交種が残ってしまった例もあるくらい。そんな事もあってか、いまだに「新種」のシダが発表されることも多く、「日本の野生シダ植物」を全種網羅する「GreenList」が20年ぶりに今年の8月にアップデートされたくらい。

 今回のこの「シダ・ミュージアム」はこのように実物はつくばコレクションから希少な物を「多目的温室」で、常時200点以上のシダがあるシダ園、園内記号「H6」で見る事ができ、解説パネルは「教育棟」と「研修展示棟」で見る事ができます。

 知っているようで知らない「シダ」について学んでみませんか?

 それでは、本日の登場人物は「植物」な話ですのでこの方、「命を見守り見届ける者」として「命の女神」の任に就いている「天元界 生物運脈省 霊魂運命監査室 霊魂運命監査室長」の「アルセレート・エリクス・エフォナー」さんです。身近にあって意外と知らない事が多い「シダ」を知る事ができる「シダ・ミュージアム」を見てみませんか?ちなみに背景が「シダ・ミュージアム」の「撮影スポット」なのです。

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きのコン作品提出してきました。

2023年09月11日 | 博物館・科学館

 6日に完成した「きのコン」用作品を昨日「国立科学博物館 筑波実験植物園」へ提出してきました。

 ともあれ、ギリギリではなかったですが、それでもそんなに余裕があるわけでもない感じで間に合いました。さすがに提出できないというのは避けたいですからね。

 今年の「きのこ展」は「10月21日から10月29日」までで、「きのコン」の授賞式は「10月29日」になると思います。

 まぁ、私の作品は入選する事はありませんが、29日に行く予定でいます。

 さて、筑波実験植物園ですが、今は夏休み後で、何もイベントをしていない時期。来週から「つくばシダ展」が始まりますので、その準備期間中とあり、入れる場所も少なくなっています。

 園内きのこの状態ですが、「シロハツ」が大量に発生していましたね。その他ガンタケも見られました。正直今年は暑さが厳しいのであまり期待はできないかな?と思っていましたが、この調子だと、ある程度のきのこは期待できるかも知れませんね。

 「きのコン」作品も提出しましたので、後はきのこ展を楽しむだけですよ。

 それでは、本日の登場人物はきのこ関連で登場する事が多くなってきたこの方。「霊魂監査室 霊魂回収担当」の「精霊」ですが、一般的には「死神」としての認知がされている、「白い死神」の通り名を持つ「レン」さん。「きのコン」作品の提出を心配してくれています。

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シャチの「ヒゲ」を見てきた。

2023年09月02日 | 博物館・科学館

 「シャチ」。海洋性哺乳類で、「ハクジラ亜目 マイルカ科」に属しており、特徴的な黒に白の模様を持っています。

 「クジラ類」は水の抵抗を無くすために肌は、ゴムのようにツルツルで体毛は生えていないのですが、ヒゲクジラの一部の種類、「ナガスクジラ類」や「ミンククジラ」では「感覚毛」である「洞毛」が顎先に生えており、こちらは一生抜ける事は無いそうです。

 「ハクジラ類」でもこの「洞毛」が「スナメリ」に確認されているのですが、こちらは生後しばらくの間しか生えておらず、成長すると抜けてしまうそうです。

 そして、「シャチ」にもこの「洞毛」が生えているそうです。

 この事を知ったのは「名古屋港水族館」の「スタッフブログ」でして、同館で飼育されている「シャチ」の「リン」が生後時に左右に3本づつ生えていたそうです。その後生後21日目には1本目が抜け、生後63日目で残りが1本になったそうです。そして生後79日目に飼育員さんがなでた時に最後の1本が抜けてしまったそうです。

 この「洞毛」、ヒゲは大事に保管され、コレが「豊橋市自然史博物館」で「カイジュウ博2023-海で暮らす仲間たち-」で展示される事になったとの事で、見に行ってきました。

 「豊橋市自然史博物館」は「のんほいパーク」内に併設されており、動植物園、博物館が入れる入園料600円に含まれています

 私はこの「のんほいパーク」は以前2021年2月18日に行っているんですよね。なので今回は2回目。前回時間の都合で。「自然史博物館」は入っていないんですよね。

 なので今回初になります。

 「カイジュウ博2023-海で暮らす仲間たち-」は「特別企画展」となり、別途「700円」が必要になりますけど。

 展示内容は「クジラ類」を中心として「アザラシ」や「セイウチ」なども紹介され、パネルと骨格標本を主とした展示ですね。

 肝心の「シャチのヒゲ」ですが、珍しく貴重なモノの割にはほとんど紹介さておらず、ひっそりと展示されていました。それに「解説パネル」もA4サイズのが1枚だけでした。

 実際の「洞毛」ですが、ホントに小さく、長さは1.5㎝ほど、そして太さは「ヒゲ」とあって、毛としては太い方になりますが。色が茶色がかっているので、保存容器から見つけるのも大変ですよ。

 ともあれ、無事に見る事ができましたが、やはりもう少し物語性のあるような「コラム」が欲しかったですね。

 それでは、本日の登場人物は「Creator Works」関連に登場する事が多く、最古参でもあるこの方。ハーフエルフの「アウディ・レムレス」さんです。「シャチ」が好きな「アウディ」さん。「シャチのヒゲ」が見られるという事で…。ちなみに背景が「名古屋港水族館」での「シャチのヒゲ」なのです。

 

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落下から100年の新隕石。

2023年08月19日 | 博物館・科学館

 夏休み中という事もあり、「博物館・科学館」ではいろいろな企画展や特別展が開催されており、「国立科学博物館 上野本館」でも、現在「特別展 海」を始め、昨日書いた日本・ペルー外交関係樹立150周年記念企画展「国立科学博物館 アンデス文明展の歩み」」の他にも2つあったりします。

 その内の一つが「科博NEWS展示 「落下から100年の時を超え新登録された『越谷隕石』」なのです。

 今から約100年前の1902年に現在の「埼玉県越谷市」に隕石が落下。この事は当時の「東京朝日新聞 明治35年4月25日付」の新聞にも掲載されており、記事には落ちた時の様子や発見場所、発見者も掲載されていました。

 その隕石は「発見者」が長年自宅にて保管していたのですが、2021年に国立科学博物館に分析依頼があり、2023年に「国際隕石学会」に「Koshigaya」として隕石の登録がされたのです。

 今回の「展示」ではその「実物標本」と「隕石薄片」を展示し、パネル解説での紹介がされています。

 「越谷隕石」は「L7普通コンドライト」と「球粒隕石」に分類され、多く見られる「小惑星を起源」とするタイプの「L型コンドライト」なのですが、その中でも「L4」タイプは1割弱と大変珍しいタイプだったりします。ちなみに重さは4.05kgで、大きさとしては「最大幅が17㎝」と多く見られる石としては大きい感じですかね。

 展示されている場所は「日本館3階「日本に落下した隕石」のコーナーの一角で8月21日まで開催されています。

 ちなみに現在もう一つ「ミニ企画展「博物館が支える 日本の生物多様性の保全」も開催されており、こちらは「地球館1階 オープンスペース」にて開催されていますが、この展示どこかで一回見た気がするんですよね…。

 それでは、本日の登場人物は「博物館」の話でしたのでこの方。「ベルギー国立博物館 天体室」の「学芸員」で「ブリュッセル・グリフォン」の「Chefille」の「コレット・アバック」さんです。約100年前に落下して、今年に新隕石として登録された「Koshigaya隕石」なんだか時を越えてってロマンがありますよね。ちなみに背景は「科博NEWS展示 「落下から100年の時を超え新登録された『越谷隕石』」の展示なのです。

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小規模企画展だけど懐かしさはいっぱい。

2023年08月18日 | 博物館・科学館

 私は子供の時によく上野へ連れて行ってもらい、動物園は当然。それ以上に「国立科学博物館」へ連れて行ってもらったものです。そして社会人になり、本格的に「国立科学博物館」へ通うようになったのが2006年12月から。

 そして、今年は「日本とペルー外交関係樹立150年」とあり、その記念として「国立科学博物館」では、1994年から2017年まで、TBSと共同で古代アンデス文明に関する特別展を合計6回開催しており、その回顧展として「日本・ペルー外交関係樹立150周年記念企画展「国立科学博物館 アンデス文明展の歩み」」が開催されています。

 コレは過去6回行われた1994年開催「黄金の都 シカン発掘展」、2009年開催「インカ帝国のルーツ 黄金の都シカン」、 2006年と2008年に開催された「世界遺産 ナスカ展-地上絵の創造者たち」、2012年開催 「マチュピチュ発見100年 インカ帝国展」、2017年開催「古代アンデス文明展」の特別展を日本館1階中央ホールのみと小規模な会場にて開催しています。

 私が本格的に国立科学博物館へ行き始めたのが2006年の暮れでしたから、「アンコール版」の「世界遺産 ナスカ展」から2017年の「古代アンデス文明展」まで見ていますね。

 しかもアンコール版のナスカ展は19日間しか開催していませんでしたから、日にちを合わせて行きましたよ。

 今回の「国立科学博物館 アンデス文明展の歩み」展では、この過去の6回行われた特別展を「概要」を紹介したパネルと、当時に特別展内で流されてた「動画」で振り返ります。

 が、日本館1階中央ホールと決して広くない会場ですからね。各特別展に与えられたスペースは「パネル2枚」に「モニタ1台」「ショーケース1つ」しかありません。ですから、正直見に行った事が無い人にはいまいち伝わらない部分があるでしょうね。

 私も「1994年」の「黄金の都 シカン発掘展」は見ていませんから、パネルだけではどんな展示だったのかは想像できませんし…。

 「ナスカ展」以降の3展はパネルを見て、「あ~こんな特別展だったっけ」と言った感じで思い出す事はできましたが、やはりもう少し欲しいですよね、当時の会場図とか展示内容とかの詳細が。それでも「ナスカ展」で10m×3mの大型スクリーンによる「バーチャルシアター」で上映されていた「ナスカの地上絵遊覧」が32形モニタで映されていたのは、当時の感動を思い出させてくれましたね。ただコレも縮小版で後半部分がカットされていましたけど…。

 あと、当時の「ポスター」もあり懐かしかったですよ。特に今年にこの特別展を一緒に見に行っていた私の母が亡くなっていますから、別の意味で感慨深いものになってしまいましたけどね。

 それでは、本日の登場人物は「博物館」の話題でしたので、この方。「ベルジアンタービュレン」の「Chiefille」で「人類学」の中でも「古代美術」を専攻している「ベルギー国立博物館」の「学芸員」である「リリアーヌ・コラフェイス」さんコト「リリア」さんです。倉庫の整理をしていると、過去の特別展のポスターが出てきて…。ちなみに背景は「日本・ペルー外交関係樹立150周年記念企画展「国立科学博物館 アンデス文明展の歩み」」の入り口なのです。

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神奈川県に特化した菌類展

2023年08月06日 | 博物館・科学館

 先日フト気になって「神奈川県立 生命の星・地球博物館」の公式サイトを見たのですが、その時に「特別展」として「神奈川ご当地菌類展」が7月15日より開催されているとの事で、「きのこ」好きな私。行ってきました。

 「生命の星・地球博物館」は2回目で前回は11年前に行っているんですよね。その時は常設展のみでしたので、今回は初めて「特別展」を見る事になります。

 変わっている事に、ココは「特別展」だけ見る事も出来るようで、その場合の入館料は「200円」と格安ですね。常設展とのセット券でも720円ですからまぁそんなに高くも無いですけど…。

 展示内容としては「神奈川県」、基本的には「生命の星・地球博物館」の市民協力者が採取したものを中心に紹介されているのですが、その中でも新種率が高いのは驚きです。

 市民協力者が採取してきたのもが展示されているので、純粋に「神奈川県内」ではなく、丹沢方面からの採取もありますけどね。なので、通常の菌類展よりも分類が細かくなっているため、かなり珍しいのが多かったですし、見分けが難しいので、かなりマニアックですよ。

 それと、「菌類展」となっていますので、きのこのみではなく、変形菌と地衣類も混在して展示されていますから、素人には解りにくい感じですね。特に変形菌で拡大模型になるときのことの見分けは付かないでしょうし。それと、乾燥標本が多いので、実物、生えている状態とは程遠い状態になってしまっているので、写真があればまだ生えている時の色や形が解るのですが、乾燥標本だけだと、どんな色で、どんな形をしているのかを想像するのは困難です。

 「菌類さんぽみちマップと、ジオラマ展示があるので、そこで生息域での状況が見れるようにはなっているのですが、ココでも乾燥標本をつかってしまっているため「カラカサタケ」が自然に生えている時とは大違いの姿になっていますし。こういったところは、レプリカの方がリアリティがあっていいんですけどね。

 また、夏休み合わせなのか「きのこ擬人化」があったりするのですが、ちょっと年齢層的には合わない感じですし、個人名を付けてしまっているのですが、それが痛々しい…。

 それでも、私としては普段見れないきのこや全く名前も聞いたこともないきのこが見れて良かったですよ。

 それでは、本日の登場人物はきのこ関連で登場する事が多くなってきたこの方。「霊魂監査室 霊魂回収担当」の「精霊」ですが、一般的には「死神」としての認知がされている、「白い死神」の通り名を持つ「レン」さん。「神奈川県」に特化した「菌類展」があるという事でやってきた「レン」さんでして…。ちなみに背景は「菌類さんぽみちマップ」のコーナーなのです。

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