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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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井口チルドレンを目指して

2017-12-06 00:26:10 | 千葉ロッテ

今年は新入団選手発表会の抽選を逃すことなく応募、目出度く当選はしたのですが、仕事の都合で時間が取れずに泣く泣く友人に譲ることとなりました。
二階席の後ろの端のほう、ってのがしんどい社内調整をしてまで、と思えなかった心の弱さはさておき、7400分の400の確率をとりあえずはゲットしたことで年末が寒くなりそうです。
それはさておき安田にはバラ色の野球人生の起点が今日の新入団選手発表会だった、と振り返ることのできるロッテ魂を見せてもらいたいです。
高卒ルーキーの1桁の背番号は西岡以来とのこと、そうなれば大きな期待を寄せたくもありますが、三年後にクリーンアップを打てるような育成計画こそがファンの望むところでしょう。
結果的に軌道に乗せられなかった平沢の轍を踏むことなく、その平沢と二人三脚で今江&西岡の再来を楽しみに待っています。
即戦力、としては藤岡に頑張ってもらいたく、それだけの期待感のある背番号をもらいました。
とりあえず若い番号から、にしただけという感じですが予想もほぼ当たり、各選手ともその背番号で語られるぐらいの活躍を、井口チルドレンへの第一歩に乾杯!



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2017年通信簿 30 大嶺祐太

2017-12-05 01:09:40 | 千葉ロッテ

 

30 大嶺祐太 投手 29歳 年俸3000万円

【2017年成績】 20試合 2勝2敗0S 防御率3.82 30回2/3 33被安打 4被本塁打 22与四球 0与死球 21奪三振 被打率.285

もちろん不甲斐ないピッチングの責任は本人にあるのが第一義ながらも、しかし不憫さを否めないのも正直なところです。
伊東政権が崩壊をしたのを喜んでいる、とまではいかずとしても、おそらくはこれで風向きが変わるとホッとしている大嶺祐ではないかとも思います。
オープン戦で15回零封を引っさげて開幕ローテーションに入るかと思いきやスーパーサブ的な使われ方で、かつチームがスタートダッシュに失敗をしたことで登板間隔が空き、また大差のビハインドでの敗戦処理では宝の持ち腐れ、そうこうしているうちに調子が落ちてしまったのを本人の問題と責める気にはなれません。
こと今季の大嶺祐についてはベンチの使い方が悪かった、逆に言えば使い方を間違えなければもっとやってくれると信じて来季の大嶺祐に期待をしたいです。

昨年の不振がありましたので仕方がないところはあるものの、背番号11をルーキー佐々木に奪われ、また先発ローテーションの座もさして調子が上向いていなかったその佐々木に献上する形になりましたから、その仕打ちを面白くは思っていない大嶺祐でしょうし、それをバネに奮起をしてもらいたかったです。
しかし気持ちが乗らなかった、などは言い訳にはなりませんが悪いときの大嶺祐がモロに出てしまった感じで、ボール先行、コントロールを気にしすぎて腕を振れずに痛打される、の繰り返し、6月半ばに1/3回で4失点の無様すぎるサヨナラ負けでほぼ今季が終わってしまいました。
そうなれば袋小路に入ってしまうのが大嶺祐、浦和でも7点に近い防御率では一軍に呼ばれるはずもなく、かなり厳しいところに追い込まれたと言ってよいでしょう。
いいときの大嶺祐を知らない清水直コーチがどう引っ張り上げるのか、小林雅、伊藤と胴上げ投手の背番号を再び輝かせることができるのか、三十路の大嶺祐に待ったなしです。

2007年通信簿 2012年通信簿
2008年通信簿 2013年通信簿
2009年通信簿 2014年通信簿
2010年通信簿 2015年通信簿
2011年通信簿 2016年通信簿


【オリオン村査定】 3000万円 → 2850万円 (▼5%)



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2017年通信簿 29 西野勇士

2017-12-04 00:37:10 | 千葉ロッテ

 

29 西野勇士 投手 26歳 年俸9500万円

【2017年成績】 5試合 2勝3敗0S 防御率4.73 26回2/3 31被安打 2被本塁打 14与四球 0与死球 17奪三振 被打率.295

簡単でないとは思っていましたが、ここまで先発転向が上手くいかないとは想定外に過ぎます。
その全て、とは言っても僅かに5試合ですがビジターでの登板だったために、写真を撮れなかったのはもちろんのこと、ナマで投げるのを一度も見ることができませんでした。
打線の援護があれば勝てた試合もありましたが全体的に低調で、5月早々に二軍落ちをしてからシーズンの大半を浦和で過ごすことなるとはお釈迦様でも分かるまい、でしょう。
その浦和では暫く消息不明になったことから昨夏に痛めた右肘の状態が悪くての不調だったのか、一時期には二軍でも6点台の防御率とかなりヤバいところまで落ちましたが終盤戦にかけて持ち直してきっちりと一週間間隔の先発で結果を残し、9月末に一軍に復帰をして6回5安打2失点で両目をパチリ、来季こそは先発として輝いてもらいたいです。

伊東監督に攻めていない、と気持ちの弱さを何度も指摘された西野は、落ちなくなった、と言うよりは制御しきれないフォークに長いイニングを意識したのか140キロ前後のストレートでは攻めようにも攻められなかったのでしょう、スライダーやカーブを交えて必死の組み立てではありましたが、逃げのピッチングとなった感は否めません。
しっかりと腕を振るのではなく置きにいったようなボールも少なくはなく、どこかおっかなびっくりにも見えたのはやはり肘への不安がそうさせたのか、今季の最終登板ではそれを感じさせないピッチングでしたので状態は上がりつつあるのかしれませんが、そこはロッテ、突然の手術の報が流れないことを願うばかりです。
チームで有数のポテンシャルはありながらも先発になるとスケールダウンをしてしまうのは藤岡に似ていますし、しかし藤岡とは違って先発でこそ活きるタイプですので肩肘のスタミナを養うか、あるいは後先考えずにいけるところまでいくスタイルでいくのか、いずれにせよ五番手、六番手あたりが今のポジションでしょう。
その立ち位置であれば五回を3失点ぐらいで凌いでくれれば充分、との気楽さを与えるのもありではないかと、西野、の名前に多くを望みすぎるのではなく一歩ずつ、一歩ずつです。

2009年通信簿 2014年通信簿
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光待つ場所へ

2017-12-04 00:20:01 | 読書録

光待つ場所へ

講談社

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辻村深月の短編集ですが、いきなり数ページのプロローグ的なものから始まりましたので、連作短編集かと思ってしまいました。
ただそれぞれに関連性はありませんがテーマは一貫していて、どこか青臭い、まさに青春ストーリーのような展開はしかし汗と涙と友情の物語ではなく、人間が誰しも抱えている弱さ、プライド、孤独、嘘、など負の側面をそれでいてさらっと、あまりドロドロとさせずに書き上げているところはさすがです。
この年齢になると遠い過去になってしまった学生時代、それでも胸にチクリと刺すような痛み、誰もが思い当たるであろう心情が丁寧に描かれています。
いわゆるミステリー仕立てではなくどんでん返しもありませんがあっと思わせる仕掛けもまさに辻村ワールド、ファンからすればたまらない一冊です。

逆に言えば、一見さんには厳しいと言いますか、おそらくはその魅力の全ては味わえないでしょう。
ここまでの長編の登場人物のスピンオフ作品でもあり、それを知らずとも何ら問題はないのですが、それでも知っていると知らないとでは大違いなのも実際のところです。
やはり順番を追ってここにたどり着くのがよいと思いますし、チハラトーコの物語、に至ってはその半分も理解できずに何となく読み終わってしまうかもしれません。
いくつもの思いを踏み越えて光待つ場所へ行き着くことができるのか、主人公たちとともに歩むためにもこちらから、をお薦めします。


2017年12月2日 読破 ★★★★☆(4点)



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2017年通信簿 28 松永昂大

2017-12-03 01:32:29 | 千葉ロッテ

 

28 松永昂大 投手 29歳 年俸5700万円

【2017年成績】 50試合 1勝3敗0S 防御率3.22 36回1/3 33被安打 1被本塁打 12与四球 1与死球 31奪三振 被打率.252

相変わらずに評価の難しい投手です。
今季も50試合に登板をして防御率が3点台前半ですので悪くはないのですが、その数字ほどに抑えているイメージはありません。
逆に前の投手が出した走者を返してしまう、と言うほどに我が身かわいいピッチングではなかったとは思うものの、そのレッテルを剥がせるほどの内容でもありませんでした。
さしてコントロールが悪いわけではないのにボール先行でテンポが悪い、のが見ている側にイライラ感を与えるのかもしれず、それでも抑えるのですからふてぶてしさは健在、ある意味で持ち味でもあり、藤岡が先発転向になれば中継ぎ左腕は松永ぐらいしかいませんので、もうひと乗せビシッとしたところを見せてもらいたいものです。

松永だけが負うものでもありませんが牽制悪送球によるサヨナラ負けだったり、押し出し死球でのサヨナラ負けだったり、要所でやらかしてしまった今季でもありました。
一昨年に衰えの見えたストレートはほぼ戻ってきましたし、スライダーも悪くはないのですが、ファンにも、おそらくはベンチにも安心感をもたらしてはいないように感じます。
そのダラッとしたピッチングは相手にも苛立ちに近いものを与える効果があるのかもしれませんが、少なくとも流れを引き寄せて攻撃にプラスにはならないような、そんな微妙さがありますが今さらに先発という選択肢があるとも思えませんので、プチ藤田の路線を歩んでもらいましょう。
貴重な中継ぎ左腕ではあるものの右左ともにさして変わらぬピッチングだけにワンポイントではなく回の頭から、登板数とイニング数が同じぐらいになるのが活かす道と考えます。

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【オリオン村査定】 5700万円 → 6200万円 (△9%)



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2017年通信簿 27 古谷拓哉

2017-12-02 00:09:36 | 千葉ロッテ

 

27 古谷拓哉 投手 36歳 年俸2700万円

【2017年成績】E 13試合 2勝4敗0S 防御率5.33 27回 30被安打 3被本塁打 17与四球 3与死球 18奪三振

昨年の8月下旬に打球を左手に受けての左母指中手骨骨折は全治三ヶ月、それであれば開幕には間に合うはずが石垣島では練習をしているところを目にすることなくタクシーに乗り込む姿が自分にとっての唯一の古谷、あるいは完治が遅れたのか実戦で投げ始めたのは6月に入ってからでした。
そこで結果を残せれば先発陣が散々だったことから一軍に呼ばれたかもしれませんが二軍でもピリッとせず、9年ぶりに一軍で投げることなくユニフォームを脱ぐことになったのも仕方なし、トライアウトにも参加をしませんでしたし覚悟もあったのでしょう、来年からは球団職員としてチームを支えていくことになります。

今季は練習でも投げているところを見ていませんので、そこは何とも言えません。
ただ昨年の骨折が無ければまた違った結果になったかもしれないと思う一方で、伊東監督になってから先発としてブレイクをしましたので相性が悪かったわけでもないのでしょうが一昨年あたりから中継ぎ起用にかかるギクシャクもありましたから、結局は同じだったかなと思ったりもしています。
二軍での今季最終戦に先発を任されたのは球団としての餞だったのではないかと、5回8安打7失点と散々でしたが、それはそれで吹っ切れたでしょう。
今後はこれまでとはちょっと違った切り口でチームと関わっていくことになりますが、苦労人でもあったその経験を活かして頑張ってください。 

2007年通信簿 2012年通信簿
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【オリオン村査定】 2700万円 → 任意引退 ※10/3に戦力外通告



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2017年通信簿 25 金澤岳

2017-12-01 00:40:45 | 千葉ロッテ

 

25 金澤岳 捕手 33歳 年俸1300万円

【2017年成績】 4試合 7打数 0得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 1三振 得点圏打率.000

伊東監督のハイレベルな要求に応えきれなかったとは言いながらも田村、吉田と捕手としての実績を上回る若手がいて、さらには江村、柿沼、宗接がいますので金澤の存在意義は相対的に落ちていると思うのですが、それでも首が繋がったのは故障の多いポジションだけに寺嶋を戦力外にしたことによる頭数の問題もあったのでしょう。
年齢構成的にもドラフトで高校生を獲れていればあるいは肩を叩かれたかもしれず、厳しい立ち位置に変わりはありません。
かつて捕手らしい捕手としてポスト里崎の一番手に期待をしていただけに残念ではあるのですが、その求められる役割からすれば金澤よりも鶴岡を獲りたいのが本音です。

なかなか捕手として花開くことなく、打撃で勝負と一塁を守るなどして3割近い打率を残したシーズンもありましたが、今やその見る影もありません。
迎えにいくバッティングになってしまい今季はノーヒット、そもそも伊東監督の気まぐれとしか思えないスタメンマスクに驚いたのが正直なところでもあります。
捕手は経験がモノを言うポジションですので二軍で若手の出番を奪うのはチームのためにはなりませんし、そうなれば一軍で第三の捕手ですが今の打撃では心許なく、ベテランらしい老獪なリードを誇るでもなく、衰えた肩は投手にとっては負担でしかありませんのでどこをとっても厳しい、居心地の悪い来季になりやしないかと心配です。
石垣島では爽やかな笑顔でサインをしてくれましたし、好きな選手だけに心苦しいのですが進退を誤ったような気が、是が非にでもそんな自分を見返してください。

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【オリオン村査定】 1300万円 → 任意引退



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