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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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最悪のスタートもケセラセラ

2014-03-31 01:01:44 | 千葉ロッテ

力負け、力負け、そして競り負けですので、最悪なスタートの2014年と言ってよいでしょう。
超大型補強のソフトバンクが相手ですので苦戦をするのは分かっていましたが、今日のような展開をものにできなければかなり苦しくなります。
しかし負けてしまったものを引きずっても仕方がありませんし、昨日に今江、荻野貴が浦和で連日のスタメン出場でしたので地元開幕には合流をしてくるものと思われますから、我慢をすべきところは我慢をし、変えるべきところはしっかりと変えて、気持ちを新たに第二のスタートを切ってもらいましょう。

先発の石川は六回途中までを8安打と打たれはしましたが粘っての2失点、自責はゼロですから満点に近いプロ初登板、初先発だったと思います。
ランナーは出しながらも粘りのピッチングはオープン戦で見せてくれたものでしたし、そのオープン戦で課題としていたスタミナは立ち上がりは140キロ台のストレートをビシバシと投げ込むスタイルで、そして四回からはシンカー、カーブ、スライダーなど変化球を中心とした組み立てに変えることで目先を惑わせてのナイスピッチングでした。
この吉田との共同作業はもちろんビギナーズラックもあったでしょうが、昨年までの繰り返しだった成瀬、唐川を見ていただけに新鮮で、かつ心強かったです。
やはりあのストレートがあったからこそ多少のばらつきに手を出してくれたのでしょうし、また変化球との緩急の差が活かされたのではないかと、次のピッチングが楽しみになります。
打線の援護が無いことも肌身で感じたでしょうし、いろいろなことを学べた今日一日だったと前向きに考えてくれれば問題はありません。

石川のピンチを継いだ松永はまたしてもスライダーが決まらずに四球スタートでしたが、このあたりは吉田のリードにクエスチョンマークです。
同じ打者に打たれすぎというのもありますし、ただ昨年に江村がマスクを被ったときにはベンチからサインが出ていたような素振りもありましたから、それを考えれば吉田に自分で考えろと、ベンチに戻ってから伊東監督や中村コーチと話している姿も見て取れましたので、ここは正捕手を育てるための我慢と言えなくもありません。
ただ同じ過ちを繰り返せばベンチだけではなく投手陣の信頼を失いかねませんので、そういったことがないようお願いします。
内川に痛恨の一発を食らったロサは守護神推しだっただけにショックが大きく、しかし勝利の方程式として今後もやってもらわなければなりませんので気を取り直してリベンジです。

打線は井上を外しての四番ブラゼル、個人的にはあまり面白くはありません。
ノーヒットながらも2死球は相手が警戒をしているからこそですし、チームを変える気があるのでしたら少なくともこの試合までは我慢をしてもらいたかったです。
ウルフとの相性を考えてのブラゼルであれば伊志嶺ではなく岡田というのもよく分かりませんし、打てそうな雰囲気のない根元がトップバッターというのもちょっと首を傾げるオーダーで、今季初打席にヒットは出たものの緩いスイングの続くサブローをどうするのか、と合わせて地元開幕でのスタメンが注目です。
外国人選手らしいリーチを活かした今季チーム初アーチを放ったクルーズを外すわけにはいきませんので早くもセカンド鈴木、根元ベンチスタートが見られるのか、センターに荻野貴が入るのは鉄板でしょうがライトは清田なのかハフマンなのか、浦和で大嶺翔、高濱、角、加藤が打ちまくっているのでサプライズがあるかもしれません。
それぐらいに打線全体が湿りがちですので、いきなりクルーズを五番に持ってくるなんて荒療治もありえそうです。
何にせよ動くのはあっておかしくはありませんがバタバタした雰囲気を出さないこと、伊東監督のコメントを見れば大丈夫だとは思いますが、まだ3試合と割り切っていきましょう。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 1 1 0 0 0 0 2 7 1

ソフトバンク

0 0 2 0 0 0 0 1 X 3 10 1

◆3月30日(日) ソフトバンク-千葉ロッテ3回戦(ソフトバンク3勝、13時2分、ヤフオクドーム、35,862人)
▽勝 岡島 2試合1勝
▽S サファテ 3試合2S

▽敗 ロサ 1試合1
▽本塁打 クルーズ1号(ウルフ)、内川1号(ロサ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、松永、ロサ―吉田
ソフトバンク ウルフ、柳瀬、岡島、サファテ
―鶴岡

 

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唐川も火だるま

2014-03-30 00:19:55 | 千葉ロッテ

流れはやや違ったものの、3月のカレンダーをともに飾った成瀬と似たようなピッチングで火だるまとなった唐川です。
ストレートは130キロ台後半、変化球とのコンビネーションでかわすピッチングは決め手に欠いて球数が増えていき、六回で力尽きるところなどは昨年から何度も見せられてきました。
調子が悪かったのであれば次に期待ができますが、しかしボールの力もコントロールも唐川そのものだからこそ逆に救われない敗戦ではないかと、豪打のソフトバンク打線を相手にすればちょっとしたコントロールミスを打ち損じてもらえるだけの球威が無いだけに、成瀬ともどもソフトバンクとの相性の良さなどは吹っ飛ばされてしまった感じです。
球速が戻らないのであれば精密機械のようなコントロールか伝家の宝刀と呼べるぐらいのウィニングショットを手にしなければ、10勝すれば10敗する唐川なのでしょう。
マウンド上での躍動感もなく老成してしまったピッチングがこのまま続くのか、地元でしっかりと見届けたいと思います。

その唐川のピンチに登板をした松永はスライダーが全く制御できずに連続四球で押し出し、その後にストレートを中心とした組み立てにしたことで落ち着きましたので吉田のリードもちょっとあれでしたが、そのストレートももう一つ伸びもキレも足りていないようでしたからもう少し時間がかかるのでしょう。
服部も炎上をしましたので左の中継ぎがそろって調子が上がらないのも困るのですが、他に候補が見当たらないだけに頑張ってもらうしかありません。
一方でプロ初登板の吉原は2回をパーフェクトピッチングのデビューで、次は勝っている展開での登板を見てみたいです。
数字ほどには感じられなかったストレートが140キロ台を維持できればチェンジアップ、スライダーも活きてくるでしょうし、テンポもいいので試合を作れるタイプではないかと思います。
完全なボールかと思えばコーナーギリギリにズバッと決める打者からしたら嫌なタイプであろう吉原の、益田ロードを期待しましょう。

打線はそこまで打てないかと言いたくなるぐらいに中田を打ちあぐねて、僅か5安打ですので点差以上に大敗な雰囲気でした。
今季も春井口が健在なのは心強いですし、オープン戦で不振を極めた角中が鋭いスイングを見せてくれているのが心の支えです。
井上はヒットを打ちたいオーラがちょっと出すぎていますから、むしろ一本が出れば糞詰まりも解消をするのではないかと楽観的です。
しかし打線全体としてはやはり沈滞ムードで、昨日の代打ヒットでスタメンに起用をされたサブローが併殺を含む4タコ、根元も精彩が無くノーヒットが続いていますのでイースタンで今江が試合に出たようですから次のカードでは入れ替えがあるかもしれず、ショートにクルーズ、セカンドに鈴木の布陣となるかもしれません。
また同じく荻野貴も実戦復帰をしましたのでサブロー、ハフマンもいきなり正念場となるのではないかと、生き残りのためにも明日に炸裂をしてもらいましょう。
さすがに明日に負けてもらっては困りますが負けたら負けたで動くきっかけにもなりますから、浦和で大嶺翔や高濱、加藤が結果を残していますし、伊東ロッテの第二幕のための産みの苦しみだと割り切れば負けも肥やし、そう前向きに考えて倒れるなら前のめりに倒れましょう。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 5 0

ソフトバンク

0 0 0 1 4 0 0 0 X 5 10 1

◆3月29日(土) ソフトバンク-千葉ロッテ2回戦(ソフトバンク2勝、13時、ヤフオクドーム、37,736人)
▽勝 中田 1試合1勝
▽S サファテ 2試合1S

▽敗 唐川 1試合1

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、松永、吉原―吉田
ソフトバンク 中田、岡島、五十嵐、サファテ
―鶴岡、細川

 

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成瀬が火だるま

2014-03-29 00:05:52 | 千葉ロッテ

なかなかに厳しい開幕戦の黒星です。
たかが1/144、されど1/144、しかしそんなことよりも今季の成瀬への不安が現実のものとなるのではないかと心配になる今日の火だるまです。
里崎とのバッテリーは内を積極的に攻める組み立てで悪くはありませんでしたし、コントロールもまずまずでした。
しかしストレートのMAXは見逃しがなければ131キロと迫力に欠き、チェンジアップやスライダーとの緩急の差がほとんど無いことで際どいところを見極められる、あるいはカットされるなどして球数が増えていき、ちょっと甘くなったところを簡単に持っていかれるようではどうにもなりません。
さほどに無駄な動きをしたとは思えないものの根元の2本の内野安打、深く守っていたことでのポテンヒットなど守備に足を引っ張られた感もありましたが、しかしそれが無くともどこまで耐えられたか、3回で73球も投げた時点で決めきれない成瀬の先が見えたのが正直なところです。
次の登板でどこまで立て直せるのか、もしまた躓くようですとぐるぐると回ってしまいそうですから、地元での再出発に期待をしたいです。

中継ぎ陣は悲喜こもごもでした。
二番手の大谷は久しぶりに見る力押しのピッチングで、中継ぎとして新たなスタートを切るのに相応しい内容だったと思います。
ややコントロールがアバウト気味ではありましたが個人的にはこのスタイルの方が好きですし、大谷の持ち味が出るのはこちらだと信じています。
また上野の力押しは内川に手痛い一発は食らいましたが、ビハインドの展開での気持ちの入ったピッチングでしたので気にすることもないでしょう。
ただ変化球が多めとなった2イニング目の柳田の一発は余計で、こちらは吉田ともども反省ポイントです。
一方で服部は左打者に2安打1四球と最悪の出だしで、ちょっと一本調子のようにも見えたのは吉田のリードの問題もあったのかもしれません。
次も打たれるようですと気持ちが内に向いてしまいそうですから成瀬と同じく、早くも今季のターニングポイントぐらいのつもりでやっていってもらいたいです。

打線は調子の乗らない攝津を攻めきれず、試合の主導権を握ることができませんでした。
もったいなかったのは二回の無死一塁で鈴木がバントを失敗したことで、あそこで畳みかけていればまた違った展開になったかもしれません。
次の打席で同点タイムリーを打った鈴木ではありますが、トータルで見れば深追いの守備も合わせてマイナスな今日だったと思います。
七回の無死一二塁で根元に送らせずに併殺となったのは井口のタイムリーがあっただけに結果から見れば悔いが残るような攻撃ではありましたが、あくまでも結果論で3点ビハインドでの上位打線ですから攻めるのみでよかったのではないかと、アップアップだった攝津を仕留められなかった根元が力不足だっただけです。
また64年ぶりのルーキー四番の井上には残念ながらヒットは出なかったものの井口は3安打猛打賞、角中に助っ人で九番はどうよのクルーズがマルチヒットでしたし、変化球に課題を残しながらもボールをしっかりと見ていたハフマン、強い打球を連発していた清田など明日を期待させる攻撃だったと言ってもよいでしょう。
吉田は途中出場でプロ初打席、大松に二打席、サブローにヒット、ブラゼルにも出番がありましたので大敗にもそれなりの意味があったと、そう言える明日となることを願います。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

1 0 0 2 0 0 1 1 0 5 7 1

ソフトバンク

1 0 2 1 2 0 4 1 X 11 16 2

◆3月28日(金) ソフトバンク-千葉ロッテ1回戦(ソフトバンク1勝、18時35分、ヤフオクドーム、38,561人)
▽勝 攝津 1試合1勝
▽敗 成瀬 1試合1
▽本塁打 内川1号(上野)、柳田1号(上野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、大谷、服部、上野―里崎、吉田
ソフトバンク 攝津、柳瀬、五十嵐、サファテ
―鶴岡

 

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死ねばいいのに

2014-03-28 20:43:23 | 読書録

死ねばいいのに

講談社

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あまりにストレートなタイトルに、思わず手に取ってしまった初の京極夏彦です。
その京極夏彦には妖怪小説なイメージを持っていたのですが、しかしこの作品に不可思議な現象などは出てきません。
あるいはミステリーですらないかもしれず、一歩目がこれでよかったのかは微妙なところではあります。

亜佐美という若い女性が殺され、その関係者のところに謎の若者が訪ねてきます。
「アサミのこと、知りたいんだけど」の問いかけに、しかし返ってくるのは自分の不満ばかりです。
派遣先の不倫相手は「部下のミスは自分のせい、手柄は上司のもの、自分は評価をされていない」と、隣人の女性は「女一人で生きていくのがどれだけ大変か、人の男を取りやがって」と、暴力団の準構成員の情夫は「使えない兄貴分にどれだけ迷惑をしているか」と、借金のカタに娘を売った母親は「自分は産みたくなかった、娘のせいで苦労をしてきた」と、そして事件の捜査主任である刑事は「規則を守って何が悪い、被害者の遺族を調べるのも仕事だ」と、誰もアサミのことを語りません。
そして若者は「嫌ならば辞めればいい、辞めるのが嫌なら変えればいい、変わらないなら妥協をすればいい、妥協をしたくないなら戦えばいい、戦いたくなければ引き籠もればいい、それでもダメなら・・・死ねばいいのに」と、文句を言うだけで自分では何もしようともせずに不幸だと愚痴る相手に冷たい一瞥をくれます。
ここで挙げられている不満、愚痴は誰でも一つや二つ、心当たりがあるのではないかと思います。
その一瞥が自分に向けられたもののような気がして我が身を振り返る、どこかたしなめられているような思いになった作品でした。


2014年3月28日 読破 ★★★☆☆(3点)


ドキドキな毎日が始まるぞ!

2014-03-28 00:41:25 | 千葉ロッテ

はい、スカパーのパクリです。
いよいよ明日から2014年のプロ野球が始まります。
ロッテは福岡に乗り込んでの開幕カードで、オープン戦を破壊的な打棒で勝ち続けてきた鷹軍団に成瀬がどう対処するかがポイントでしょう。
昨年に躓いた因縁の相手である攝津との投げ合いとなりますし、不本意なシーズンからの復活を期すためには負けられません。
スピードが戻ってきていないことが吉凶のどちらに出るのか、里崎との黄金バッテリーが強振する各打者をあざ笑うかのような頭脳的なピッチングを披露してくれることを期待します。
また四番井上に象徴をされる伊東ロッテの第二幕の華麗なるスタートとなってくれればと、足を使った嫌らしい野球を見せてもらいたいです。
満員に膨れあがった福岡ドームの黒い集団以外から聞こえる溜息、楽しみだなぁ!

 

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里崎なのね

2014-03-27 00:42:55 | 千葉ロッテ

開幕一軍メンバーが発表となりました。
左ふくらはぎ筋膜炎の今江、右膝関節炎の荻野貴、右肘違和感の益田が間に合わず、一方でルーキーの吉田、吉原、井上が名を連ねています。
開幕三戦目の先発が濃厚の石川も枠を空けておくぐらいなら最初から入れておけば話題になったのにと思うのですが、このあたりの思惑はよく分かりません。
とにもかくにも唐川が開幕戦に外れての25人が栄えある開幕ベンチ入りメンバーとなるわけで、ガッチリと白星スタートを切ってもらいましょう。

ロッテ2014年開幕登録一覧 (3/26 日刊スポーツ)

プロ野球セ・パ両リーグは26日、開幕戦でベンチ入りが可能な出場選手登録名簿を公示した。
ロッテの登録選手は以下の通り。

【投手】 大谷智久、上野大樹、成瀬善久、唐川侑己、服部泰卓、松永昂大、西野勇士、吉原正平、カルロス・ロサ
【捕手】 里崎智也、吉田裕太、江村直也
【内野手】 根元俊一、井口資仁、鈴木大地、大松尚逸、C.ブラゼル、井上晴哉、L.クルーズ、細谷圭
【外野手】 清田育宏、サブロー、伊志嶺翔大、C.ハフマン、角中勝也、岡田幸文

中継ぎ陣は松永がギリギリセーフで、益田を除けばこれ以上でもこれ以下でもない面々です。
中郷の穴を大谷、上野、吉原にしっかりと埋めてもらい、この中から一人でも勝利の方程式に入ってくれれば万々歳でしょう。
捕手は金澤ではなく江村となったのが意外で、第三の捕手として万が一に備えさせるのか、あるいは満遍なく起用をするかでベンチの決意ぶりが見えてきそうです。
内野手は大松があれな感じですが福浦が出遅れていますし、個人的には調子が良さそうな大嶺翔に期待をしていたのですが右左のバランスを考えれば妥当なところではあります。
一方で外野手は清田が大事なかったようなのが一安心で、浦和で加藤がさりげなくアベレージを上げていますが荻野貴が離脱をした現状では鉄板の顔ぶれでしょう。
これでハフマンが開幕スタメンともなれば瓢箪から駒な下克上となりますので、サプライズな展開となるのかが楽しみな金曜日です。

その金曜日の開幕戦ですが、どうやら成瀬と組むのは里崎のようです。
オープン戦での起用を見れば吉田になるのではないかと思っていましたので、このバッテリーは個人的には肩すかしな感じがあります。
もちろん吉田がずっと使われていたのは里崎に背中の張りという事情があったのも理由でしょうし、プレッシャーのかかる大事な開幕戦にルーキーは酷との配慮もあったのかもしれませんが、逆にだからこそ四番井上とともに伊東ロッテが次のステージに進む象徴としてチーム内外にアピールができたのにと残念でなりません。
また里崎でいくのであればオープン戦の成瀬のラスト登板で組ませるべきだったのではないかと、かなり実戦のブランクがあるだけにそこも心配材料です。
それでも長いペナントレースを考えればベテランの里崎の力は欠かせませんので、やるからにはスポンサーが去っても君津住宅バッテリーの意地を見せてもらいましょう。

 

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幕張で抑えれば問題なし

2014-03-26 00:26:09 | 千葉ロッテ

イースタンでの調整登板でピシャリと抑えて貫禄を見せるどころか、4回9安打7失点と炎上をした涌井です。
エラーが絡んでの自責点は1とのことですが9安打を浴びたことに変わりはなく、味方のエラーで踏ん張れないロッテなエースぶりを開幕に先駆けて見せられてはたまりません。
何やら球種を絞っていたなどという言い訳がましいコメントも聞こえていますが鎌ヶ谷での惨劇ですので言い訳にもならず、登板直後の「少し落ち込んでいます」が本音でしょう。
しかしこれで涌井はダメなんて単純なものではないでしょうし、開幕前に気持ちを引き締めるいいきっかけだったと、そう後で笑えればノープロブレムです。
また明日の状態次第でしょうが開幕には間に合わずとも益田が1回を三者凡退と川崎コーチを安心させたようですし、内容はよく分かりませんが藤岡が4回を無失点に抑えたのも材料と言えば材料で、三木のプロ初アーチも飛び出した「野球は8-7が一番面白い」白星が開幕への景気づけとなってくれればと思います。

 

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清水直が引退

2014-03-25 00:32:11 | 千葉ロッテ

清水直が引退を表明したとのニュースにちょっとビックリしたのですが、解説者の仕事をしながらも選手としてはまだ現役だったことを思い出しました。
DeNAを戦力外となったときにヤクルトのテストを受けるとの話もありましたが膝の具合が思わしくなくそれを辞退しましたので、そのブランク期間を考えれば仕方のない結論です。
小宮山の例もありますがその小宮山は故障をしていたわけではありませんし、年齢的にもさすがに復帰のシナリオを描けなくなったのでしょう。
今後はニュージーランドの代表チームのコーチとして野球に携わっていくとのこと、意外な決断ですが新たなスタートに幸あれとエールを送ります。
エースとして長い間チームを支えてきた清水直も力の衰えが否めなかったときの大型契約が結果的にロッテとの縁を断ってしまったのが残念でしたが、いくら何でもあの条件はないだろうと思いつつもより良い条件を望むのは自然な流れですし球団もいろいろな思惑があったでしょうから、今となっては両者ともに不幸な結果となりましたが一つの思い出です。
海外で経験を積むことでいつかまたロッテと交わることがあるかもしれず、その日を楽しみに待つことにしましょう。

 

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レオン氏郷

2014-03-24 21:12:22 | 読書録

レオン氏郷

PHP研究所

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蒲生氏郷、個人的には賦秀の響きの方が好きなのですが、その一生を描いた作品です。
なかなかに評価が難しいのがこの氏郷で、人質の身ながらも織田信長に見出されてその婿となり、そして豊臣秀吉に伊達政宗、徳川家康への抑えとして会津92万石を与えられるなど武将としての力量は高く、また敬虔なキリスト教徒として、あるいは利休七哲の筆頭に数えられるなど茶人としても一流で、文武に秀でた人物として知られています。
しかし一方で大崎・葛西一揆では政宗に翻弄をされるなどして一流とまでは言えないとの見方もあるようで、ただこれは江戸期まで生き抜いた政宗と40歳の若さで病没をしてその後に家が潰れた氏郷との立場の違いがありますから、額面どおりには受け取れないのかもしれません。
何にせよ氏郷が豊臣政権下で五指に入る大領を得たのは間違いなく、戦国期を彩る武将の一人と言ってよいでしょう。

これまでの自分の氏郷への知識は秀吉に忠誠を尽くし、家康嫌いで知られていたといったものでしたが、この作品では真逆な描写となっています。
信長の先を見る目に憧れ、そして目先のことしか考えない秀吉に愛想を尽かし、また秀吉も織田一門に名を連ねる氏郷を利用しつつ潰そうする嫌らしさが全開です。
件の大崎・葛西一揆も秀吉が煙たい存在である氏郷をはめるために政宗と結託をしたとしており、これは肥後一揆で佐々成政を切腹させたものと通じますのでなるほどといった発想で、ただ氏郷の死を政宗による毒殺としたのはその症状から現在では膵臓癌、もしくは直腸癌だったと考えられていますから、やりすぎだったような気がしないでもありません。
残念だったのは名古屋山三郎が出てこないなど家臣団にはほとんど触れられていないことで、ただテーマは大義に生きた氏郷ですのでそれはそれでありでしょう。
もし氏郷が関ヶ原まで生きていたらどうなったか、と興味は尽きませんが、かつての栄光に泥を塗るように右往左往した武将もいましたから、いい潮時だったのかもしれません。


2014年3月24日 読破 ★★★★☆(4点)

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どっこい角中

2014-03-24 00:07:13 | 千葉ロッテ

井上がドラフトが始まって以降でのルーキー初のオープン戦での首位打者を獲得しました。
パワーが売り物の井上が率を残しての「初タイトル」は想定外の活躍ですし、その首位打者を決めた最後のヒットが内野安打というのも笑わせてくれます。
またライバルだった本多の最終打席に代打を送った秋山監督のアシストはリーグを盛り上げるためだと勝手な想像をしていますので、開幕カードで手痛い恩返しをしてあげましょう。
これで実質的な球団史上初のルーキー開幕四番も決まりでしょうし、今江が戻ってくるまでとは言わずシーズンを通して四番に君臨できるよう狸を狩ることにします。

昨日に左足首を痛めた清田は伊東監督のコメントとは裏腹に欠場となりましたので、その状態が心配です。
外野陣で好調だったトップツー、荻野貴に続いて清田までもが開幕に間に合わないなんてことにでもなれば泣くに泣けません。
伊志嶺は今日はダメ、岡田もバントをミスるようでは復権への道は険しいでしょうし、サブローのレフトでのスタメンなんて緊急事態も充分に考えられます。
そんな中で死球での途中交代が心配なハフマンにポジションを奪われそうな雰囲気もある角中が途中出場での決勝満塁アーチ、これは故障者続出で暗い中での久々の光です。
そうでなくとも角中には当たり前のようにレギュラーとして首位打者を争うぐらいの計算をしていますから、腰痛の具合が気にはなりますが、これぐらいの活躍は当然だと言いたいですし、外寄りのボールに体勢を崩してのスイングが気にはなりますが、公式戦では貫禄のバッティングを見せてもらいましょう。

先発の石川はペース配分を意識したわけでもないでしょうが、立ち上がりからピンチの連続でよくぞ無失点に抑えたといった感じです。
前向きに考えれば粘り強い実戦向きの投手と言えなくもなく、あとはやはりスタミナでしょう。
今日も5回での降板はかなりな不安材料ですし、結果的に打ち込まれたとしても100球近くまで投げさせるべきだったのではと思います。
もちろん石川もルーキーですからここまでの疲労があり無理をさせる必要もないのですが、リリーフ陣が盤石と言える状態ではないだけに共倒れが心配です。
そのリリーフ陣は上野が蹴躓きましたが服部が遅すぎの二年目のジンクスをものともしないピッチングが心強く、またさりげなく大谷がキーマンになりそうな気がしてなりません。
長いイニングもいけますし、この大谷が勝っている展開で安心して送り出せる存在になってくれればかなり大きいです。
大谷もどこか若年寄なピッチングをしますが短いイニングであれば140キロ台半ばのストレートを投げるだけの力はあるはずですから、今季の大谷には若さをスローガンに願います。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 1 0 0 0 0 0 0 4 5 9 0

ヤクルト

0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 10 1

◆3月23日(日) ヤクルト-千葉ロッテOP戦(ロッテ2勝、13時、神宮、11,238人)
▽勝 吉原 5試合1勝
▽敗 バーネット 4試合1
▽本塁打 角中1号(バーネット)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、大谷、上野、服部、吉原、西野―吉田、里崎
ヤクルト ナーブソン、石山、山本哲、カーペンター、バーネット、八木
―中村、相川

 

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四番は井上

2014-03-23 02:46:01 | 千葉ロッテ

どうやら開幕四番は井上で決まりのようです。
伊東監督も暫くは井上を四番で使い続けると公言をしていますし、今日のバックスクリーン直撃のアーチはそれを決定づけたと言ってよいでしょう。
ルーキーの開幕四番はチームとして64年ぶり、ともなればパシフィックリーグが創設をされた1950年以来ということになりますので、阪神からの大量移籍などがあったものの大半がルーキーだった事情を考えれば実質的には史上初と言ってよいのではないかと、その戸倉が35歳だったことからすれば尚更です。
今日の「プロ初アーチ」も外寄り高めの甘いボールを見逃さずにしっかりと振り切ったもので、そのパワーを見せつけてくれました。
長打力だけではなくオープン戦の首位打者を争うぐらいに打率も残しているのは想定外ではあるのですが、無理に引っ張らずにコースに逆らわないスタイルがよいのでしょう。
公式戦ともなれば容赦なく内を攻められるなど乗り越えなければならない壁も多いでしょうが、大松以来の国産大砲への期待が高まります。

同じくルーキーで開幕マスクが濃厚な吉田は、唐川なので金澤と思いきや今日もほぼフル出場でしたので、こちらも順調です。
どうやら里崎の欠場は背中の張りが原因でそれも大丈夫とは本人の弁ですが、ここまでを見れば吉田を使いたくなるのがベンチの心理でしょう。
そうなれば清水将以来の17年ぶりのルーキーマスクですし、もし吉原に登板機会があれば井上とともにの開幕戦3ルーキーは清水将の小坂とのそれを超えての快挙となります。
その清水将のアーチ、小坂とのお立ち台を東京ドームで観戦をしましたので、今年は福岡ですので立ち会えませんが、井上とともに自分を悔しがらせる活躍を楽しみにしています。

今日も開幕を睨んだスタメンでサブローに代わってのハフマンがタイムリーな一方で、サードに入った細谷の3タコ+四球は本人にとっては痛恨でしょう。
なぜにクルーズを欠場させたのかは分かりませんが、あるいは鈴木の調子が悪いためにクルーズをショートに、そして今江の代役としての細谷を試したのかもしれません。
結果的に細谷が結果を残せず、危機感があったのか鈴木がマルチヒットでしたので方向性は決まったのではないかと、鈴木を売り出したい球団としては一安心ではあります。
しかしこの二遊間の争いはシーズンに入ってからも続くでしょうから、もう一つ存在感のない根元もうかうかとはしていられません。
競い合いと言えば外野陣も長打を連発した清田が左足首を痛めての途中欠場が心配で、今年こそとの推しメンですので状態が気になります。
伊東監督は楽観視と言いますか清田にプレッシャーを与えているようですが、無理をさせての悪化も考えものです。
しかし清田としては代わりに入った伊志嶺がヒットを打ちましたし、一番の課題だった四球を岡田が選んだりもしていますので、休んでなんていられないのが本音でしょう。
無理は困る、でも簡単に休まれるのも困るわけで、明日のスタメンがどうなるかに注目です。

先発の唐川は7回5安打1失点で、ようやく先発陣で長いイニングを投げてくれましたので好印象です。
スピードがやはり戻ってこないために緩いカーブを使っての組み立てが有効だったようで、96球という球数も本人にとっては自信となったでしょう。
ただやはり打たせて取るスタイルはコントロールが甘くなれば火だるまになりがちですから、いかに打者の目先を惑わせていくかがポイントとなります。
一時期に話題となったシュートが聞こえてきませんが内を突くボールも欠かせませんので、相性のいいソフトバンクを相手に今季を占うピッチングを見せてもらいましょう。
唐川の後は松永、ロサで、松永をここのところ使い続けているのは出遅れからの急ピッチな仕上げの意味合いでもあるのか、ある意味で松永らしいマッチポンプなピッチングだったようですが、やはり今のところはギリギリセーフぐらいの出来でしかないようです。
四球が絡んだのが印象悪ですし、ベンチの信頼度は服部の方が上かもしれません。
そして守護神推しのロサは僅か12球でピシャリと抑えてくれましたから、このままでよいのではないかと思います。
結局のところは西野でスタートをするのでしょうが、どうしても守護神はストレートが速くなければとの嗜好があるだけに、鉄面皮なところと合わせて推し続けることにします。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

2 1 0 0 0 1 2 0 0 6 12 0

ヤクルト

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◆3月22日(土) ヤクルト-千葉ロッテOP戦(ロッテ1勝、13時1分、神宮、11,547人)
▽勝 唐川 3試合1勝1敗
▽敗 石川 4試合1勝1
▽本塁打 清田1号(石川)、井上1号(八木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、松永、ロサ―吉田、里崎
ヤクルト 石川、ロマン、久古、八木、カーペンター、バーネット
―相川

 

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人間の醜悪さ

2014-03-23 00:04:07 | 映画

無料クーポンを使っての、月に一度の楽天レンタルです。
最近はすっかりとBlu-rayに慣れてしまったのでDVD画質に耐えられず、しかしなかなかBlu-rayのレンタルは多くないので作品を選ぶのに困ります。
そしてこの「第9地区」は上映のときに興味がありつつも見逃したものですので満を持しての鑑賞だったのですが、やや肩すかしな感じではありました。

第9地区

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地球にやってきた大型の宇宙船には指導層が不在で栄養失調に苦しむエイリアンが乗っており、第9地区と呼ばれる区域に隔離をされます。
それから20年を経過して180万にまで増えたエイリアンは地元住民とのいざこざが絶えず、遂に別の地域への強制移住が計画をされますが、そのリーダーとなった主人公がエイリアンが密かに集めていた謎の物質を浴びることでそのエイリアンのDNAと融合をしてしまい、助かるために決死の行動に移るというストーリーです。
その昆虫型エイリアンはグロテスクですし、とてもモーションキャプチャーとCGによる映像とも思えないリアルさには感動よりもむしろ恐怖すら覚えるのは日光の影すら上手く取り込んでいるからで、これでは火星で生物を発見なんてニュースを見ても何を信じていいか分からなくなっても不思議ではありません。
逆に言えばそのVFX以外はあまり見るべきところはなく、おそらくは人間のエゴ、人種差別をテーマにしているのでしょうが、その人間の嫌らしさのみが前面に出てきます。
最後にやや切ないシーンもありますが、ドキュメンタリーなタッチに仕上げていることでより醜悪な人間を訴える、そんな作品だったように思います。


2014年3月22日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


消費税

2014-03-22 03:01:12 | 独り言

消費税の8%まであと一週間ちょっととなりました。
その使い道にいろいろと建前を並べていますが復興税の目的外利用、無駄遣いを考えれば、どうせまた各省庁の宝の山、ぶんどり合戦になるのでしょう。
見せかけだけのアベノミクスの恩恵にあずかる業界に身を置いてはいるものの給料がポーンと上がるほど甘い世の中ではありませんし、そうなれば自衛あるのみです。
いわゆる消耗品は増税前に買いだめをすべく、しかしさりげなく既に値上げをしているところもありますから普段と同じ、もしくは安くなっているものに目を光らせて、すっかりと主婦な視線で日用品をあちらこちらに買いに走りましたので、ほとんど使っていなかったトランクルームがダンボール山積みです。
せこいようですが塵も積もれば山となる、どうせ使うものですから簡単に腐ったりするものでもないですし、その使うペースと有効期限に注意をしながらの今日一日でした。
世間では電化製品などの高価なものこそが税率アップ分にかかる金額が大きいので買うべきなどという論調もあるようですが、その手ものはすぐにモデルチェンジをしますので買い替え時期であればまだしも、そうでなければ前倒しをすればメーカーの思う壺です。
そもそも消費税還元セールを法律で禁じるという異常事態、少しでも身を守るべく明日も街に出ようと思います。

 

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本番モード

2014-03-22 02:08:42 | 千葉ロッテ

この時期ともなればオープン戦と言えども本番モードで、ほぼ今日のオーダーで開幕を迎えることになるのではないかと思います。
今江の劇的な回復がなければ四番井上は決まりでしょうし、サードはクルーズが守るのでしょう。
その井上が先制タイムリーを含むマルチヒット、クルーズも2戦連発にマルチヒットとレギュラーシーズンに置いておきたいぐらいの活躍ですので笑いが止まりません。
最後までマスクを被った吉田の開幕スタメンもかなり濃厚となってきましたから、昨年とはガラッと変わったオーダーになりそうです。
これでハフマンまでが名を連ねればニュー伊東ロッテの旅立ちともなりますが、主力に故障者が出たことによる苦肉の策ですから素直に喜んでいいものかどうか、それでも層が厚くなったと思えばオフの補強が活きていることになりますから気持ちとしては右往左往です。
角中、鈴木の調子がもう一つ上がらないのが気にはなりますが、とにかく元気なメンバーで戦っていくしかありませんのでチーム一丸でお願いします。

先発の成瀬はこれまでの繰り返しのように立ち上がりは抑えながらも最後は捕まる展開で、まるでシーズンを予感させるようなピッチングに不安が高まります。
多少は改善をしつつあるようですが遅すぎるストレートに慣れられたときにどうなるのか、ちょっとしたコントロールの乱れが命取りになりそうで怖いです。
これまで積み上げてきた投球術でどこまで凌げるのか、その間に球速や球威は戻ってくるのか、ここのところの涌井と唐川がピリッとしませんのでそれなりに抑えている成瀬にどうしても軸としての期待が集まりますから、親亀こけたらのパターンが心配でなりません。
成瀬にとっては重荷でしかないでしょうがそれがエースの責務ですので、とにかく頑張ってもらいたいです。
リリーフ陣はこちらも開幕一軍を確実なものとした吉原、何とか間に合ったか松永、守護神のリハーサルの西野と無難に抑えたようで、しかしもう一枚が足りません。
ここまで先発陣が長いイニングを投げていないだけに春先から中継ぎ陣のフル回転が予想をされますから、服部、上野、大谷だけでは心細いのが正直なところです。
しかし荻野忠、伊藤は一軍どころの騒ぎではありませんし、申し訳ないながらも金森、岸が普通に投げているようでは浦和からの突き上げは望み薄で、しかし藤谷や黒沢の確変に期待をするのも現状ではあまりに藁過ぎますし、すっかりとG.G.佐藤とコンビで外野手となってしまっている川本のためにも動きを考えたいです。
そんなこんなで見る側もすっかりと本番モードに気持ちが高まってきましたので、あと一週間をいろいろと夢想して皮を積み上げましょう。

 

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千葉ロッテ

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西武

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◆3月21日(金) 西武-千葉ロッテOP戦(ロッテ2勝、13時、西武ドーム、9,879人)
▽勝 成瀬 3試合2勝
▽敗 岸 3試合1
▽本塁打 クルーズ2号(岸)、井口1号(武隈)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、吉原、松永、古谷、西野―吉田
西武 岸、武隈、豊田、西口、田中
―炭谷、星

 

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益田も離脱

2014-03-21 02:58:30 | 千葉ロッテ

だから言わんこっちゃない、と文句をつけたくもなる、益田の右肘違和感による開幕危機です。
最後の実戦登板から半月近くも空いていますし、暫くは二軍での調整との報道もありますのでおそらくは間に合わないのでしょう。
ここ二年で140試合の登板はいくら何でも投げすぎですし、勝利の方程式、あるいは守護神として投げるべきところで投げてのそれであればまだしもなぜここで益田というものが少なくなかっただけに、ベンチからすれば自らの首を締めた形になりますので責任を感じて同じ過ちを繰り返さないよう願うしかありません。
どうやら代役は西野かロサになりそうですが西野も昨年に右肩痛を発症していますから、ここは空振りが奪えるようになったロサに期待をしたいです。
益田にはこの時期ですのでどうしても手術という選択肢を避けようとするでしょうが、それがベストな判断であれば今季を棒に振ることになっても決断をすべきです。
これまで益田に頼ってきた投手陣なのですから一丸となってその穴を埋める、そんなチーム力に期待をしましょう。

そして今江に続いて荻野貴も二軍行きが決まったとのことで、こちらも他の選手で補っていくしかありません。
大嶺翔に期待をしたいながらも鈴木、根元に余程のことがない限りは開幕サードはクルーズになるのでしょうが、細谷としてもチャンスですから目の色を変えてもらいましょう。
外野陣はそれなりに名前があるものの大穴のハフマンの調子がいいうちに使ってみたいですし、構想から外れつつあるようにも見える岡田の反撃にも注目です。
また開幕四番、開幕マスクもありえる井上、吉田とルーキーの活躍を計算に入れざるを得ないのは困りものですが、新戦力の台頭はファンからすれば一番の楽しみでしょう。
吉田は二塁へのスローイングが1.9秒でチーム一との報道があるなど強肩も注目で、もっともそれまで1.95秒でチームトップだった江村の昨年の盗塁阻止率が.160ですので盗塁阻止と直結をするものではないのでしょうが、例によって小関が「イニング間の二塁送球を真剣に投げているのを見たことがない」と評していましたので逆に期待感が高まります。
長いペナントレースを考えればここぞというところでのベテラン勢のサポートも必須で、サブローや福浦らにはいぶし銀の存在感を見せてもらいましょう。
ピンチをチャンスに、主力に故障者が続出の今を逆手に取った戦いとなる2014年であってくれればと思います。

 

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