goo blog サービス終了のお知らせ 

オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

雨の神宮に里崎はいない

2018-05-31 07:56:30 | 千葉ロッテ

予想どおりに退職をしてからあまりに会話が無くなったことでのボケへの恐怖、また遊興費ぐらいは稼いでおこうと週2でアルバイトを始めました。
ただ早起きがイヤだったのと根っからの夜型人間ですので選んだのは「怪しくない」夜の接客業、たまに更新が遅れたときには「働いているんだな」と大目に見てやってください。
そんなこんなでしっかりと試合を追えていませんが、大谷が二発を食らうなど大炎上をしての負けですので仕方がないと思うしかないのでしょう。
その大谷や益田は数字は残していますがボールがきていない、例えば大谷は持ち味であったボールの重さが感じられないままですので申し訳ないながらもさほどの驚きはなく、また田中の扱いにも納得はしていませんが、その大谷らが崩れきる前に世代交代を進めたいもののそういう流れになっていないことを目先の黒星よりも不安視しています。
そんな中継ぎ陣から先発に回った有吉は6回途中までを1失点と粘りながらも打線の援護が無く、今日も先発としての初白星を手にすることはできませんでした。
土肥もそう、渡邉もそう、禍を転じて福となすとばかりに先発のチャンスに奮投している若手に白星を付けられない、ストレートに力のある左腕に分かりやすい凡打の山かつ扇風機が寂しすぎで、しかし一朝一夕に打者が課題を克服できるわけもありませんので地道に粘り強くやっていくしかありません。
そのためにももう少し大きな和で野球をやってもらいたいとは耳タコですが、精鋭かどうかはさておき少数の出ずっぱりによる疲労蓄積が無視できないレベルにきていると感じます。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 6 0

ヤクルト

0 1 0 0 0 0 3 0 X 4 10 0

◆5月30日(水) ヤクルト−千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、18時50分、神宮、18,897人)
▽勝 中尾 22試合4勝1敗
▽S 石山 21試合1勝5S
▽敗 大谷 16試合1敗
▽本塁打 バレンティン13号(大谷)、西浦4号(大谷)

▽バッテリー
千葉ロッテ 有吉、田中、松永、大谷、南—田村
ヤクルト ハフ、中尾、近藤、石山—中村

コメント (14)

石川が勝って石川が負けた

2018-05-30 01:08:20 | 千葉ロッテ

勝ち投手村田、負け投手村田、ってのがかつての近鉄戦でありましたが、今日は勝ち投手石川、負け投手石川でした。
ともにシンカーを持ち球にしているW石川ですが歩はストレートを軸に変化球を低めに集めるピッチングでHQS、ボルシンガーに並んでの5勝目です。
狭い神宮でヤクルト打線を相手に打たせて取るようなスタイルは怖さもありましたが、シンカーよりもカーブを上手く使って緩急で翻弄してのゴロの山は痛快でもありました。
お立ち台では前政権を腐すような発言はらしさ爆発で再浮上の予感が、プロ50勝まであと6ですので今季での達成は余裕でしょう。
対する雅規は変化球中心に芯を逸らす老獪さはドミンゲスに一球もストレートを投げない徹底ぶり、先制はしたもののその後は沈黙で打てるような気がしませんでした。
それだけに膝元のボールをライト前に運んだ清田が今日のMVPでもよかったような、地元であればお立ち台に呼ばれていたのではないかと思います。
ドミンゲスがやたらと警戒をされていますので清田、今日にマルチヒットの鈴木の出来が得点力に大きく影響をしますから、ずっとこの調子でお願いします。
気になったのは継投でこれまでであれば七回に点差が開いたところで石川に代打、大谷、シェッパーズ、内と並べるところでしたが石川の続投はまさか本人が直訴をしたわけでもないでしょう、その石川が八回に被弾をした後のピンチを併殺で切り抜けたところでの松永の投入にもちょっとビックリ、そして九回の益田にはさらにビックリさせられました。
八回はともかくとしても石川の七回、またセーブの付かない場面の九回に頭から内でなかったのは数字ほどにキレていない益田じゃなくて田中だろ、を置いておけば個人的にはグッときたのですが、井口監督が宗旨替えをしたのか、何か理由があったのか、このあたりを斬り込む機関紙であってもらいたいです。
そんなこんなでなかなかに珍しいセンターゴロ併殺で幕を下ろした交流戦初戦、明日は恒例の雨の神宮を強行するのかしないのか、とりあえずゲスト解説者は里崎で決まりです。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 1 0 0 0 0 3 0 1 5 7 0

ヤクルト

0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 6 0

◆5月29日(火) ヤクルト−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時1分、神宮、25,078人)
▽勝 石川 9試合5勝3敗
▽S 内 20試合1勝2敗9S
▽敗 石川 8試合2勝2敗
▽本塁打 西浦3号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、松永、益田、内—田村
ヤクルト 石川、秋吉、カラシティー—中村

コメント (16)

おーりとーり石垣島 キャンプ篇 サインの巻 ボールの章

2018-05-29 01:53:19 | 千葉ロッテ

 

次なるはボールですが、一番のお気に入りは西野です。
トップの写真がそれですが書き出しのところがにじんだようになっているのは不覚にも並んでいるときにペンのキャップを外していたためにかすれてしまい、「あ~っ」とため息に近い悲鳴に西野がちょいちょいと上書きをしてくれたもので、これも手厚いファンサービスの一つでしょう。
残念ながら今季はボロボロなピッチングで一軍で投げられる目処は立っていませんが、育成枠から這い上がったハングリー精神で再び輝いてくれると信じて待ちます。

これまでサインボールは二軍戦でもらっただけでしたので、一軍の主力選手からこれだけもらえると嬉しくなります。
色紙よりもインクがきれいに出ているのもいい感じですし、ただそれだけにもらった後の手当てが難しくて注意をしたつもりでも色移りしてしまったものもいくつかありました。
写真は上段左から清田、角中、鈴木、中村、石川、涌井、唐川、内、二木です。

色紙ではコンプリートできたルーキーでしたが、ボールは残念ながら和田からもらえませんでした。
インフルエンザで不在の期間が長かったので仕方がないのですが第三クールの最終日に姿を見せたのでチャレンジをしたものの、やはりインフルエンザ組の香月一らと一緒に行動をしていたので遠慮もあったのかごめんなさい、をされたのが残念、ルーキーは一年目がポイントですから何としてでも今季中にゲットをしたいです。
写真は上段左から安田、藤岡裕、山本、菅野、渡邉、永野、やはり達筆の森です。

外国人選手はカートで動き回るドミンゲスには色紙にもらうのが精一杯だったために、インフルエンザで離脱のオルモスを除いた投手三人です。
気になっているのは「autograph please」で通じたのかどうか、失礼にならなかったのか、「May I have your autograph please?」は自分には長すぎました。
写真は左から陳冠宇、ボルシンガー、シェッパーズです。

その他にもたくさんの、数え切れないぐらいにたくさんの選手からサインをもらえました。
ガン無視の選手もいましたが、それでも室内練習場の玄関ではなく奥までタクシーを呼び込んでファンの前に姿を見せない選手よりはマシかなと、敢えて名前は挙げません。
一番にファンサービスに徹してくれたのはやはり鈴木、どれだけの列になっても最後まで、さらにはファンが声をかけてもなかなか来てくれない選手に「○○、聞こえてんだろ、来いよ」とはキャプテンマークを付けていなくても心のキャプテン、今季はなかなか結果を残せていませんがチームの魂ですので頑張ってもらいたいです。
疲れている中でも時間を割いてくれた選手の皆々様には、また石垣島に行きたくなる至福の時間をありがとうございました。
写真は上段左から加藤、佐々木、平沢、大谷、東條、吉田、松永、大嶺祐、高濱、南、土肥、有吉、三木、伊志嶺、島、成田、井上、宗接、岩下、田中、宮崎、江村、原、香月、高野、細谷、阿部、三家、種市、大木、肘井、柿沼、安江、大隣です。



一日一クリック応援をお願いします


【2018年2月 沖縄の旅】
おーりとーり石垣島
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 初日の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 二日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 三日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 五日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 六日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 七日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 八日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 サインの巻 色紙の章

コメント (5)

おーりとーり石垣島 キャンプ篇 サインの巻 色紙の章

2018-05-29 01:51:58 | 千葉ロッテ

 

昨年にスタッフなどを含めて52人から述べ63枚も色紙にサインをもらえたので今年もと意気込み、昨年にもらえなかった選手には色紙に、もらえた選手にはボールにもらって飾ろうとの計画は色紙よりも重いボールで手荷物の重量オーバーは1キロを超えるだけでも片道4000円はさすがに痛く、それよりも安くて離島料金も無いゆうパックを利用することにしました。
ところが初日にサインロードの消滅、一二軍合同キャンプで昨年にしこたまもらえたサブグラウンドでの練習が減ったことを知り愕然としたのですが、結果的にはそれによりサインをもらえる場所が局所化したことでタイミングを覚えて粘る根性さえあればもらい放題、ボールを1個だけ残しての大量のサインに嬉しさでスキップ、スキップです。
色紙は梶原広報が臨時で開いてくれた安田と藤岡裕のサイン会の流れに乗って2枚もらったことで36人から延べ38枚、ボールは飾り用と保存用のコレクター魂を満足させてくれる54人から延べ91個、色紙にはコーチらからももらいましたがボールは選手オンリーですので全体の8割とこれ以上にないぐらいの収穫でした。

文字数が制限に引っ掛かって色紙とボールをまとめることができませんので、まずは色紙です。
昨年はその姿さえほとんど見かけなかった角中、そして涌井、唐川と今年でもレアキャラだったメジャーどころからもらえたのには超興奮です。
角中は別ニューだったのでダメだろうと諦めていたところでのワンチャンス、涌井と唐川には何度も断られた上でのものですので格別、これだけでも石垣島に来た甲斐がありました。
それにしてもサインは分かりやすい選手とそうでない選手が極端で背番号が無いと困るケースも、トップが角中、左が涌井、右が唐川です。

昨年は菅原が故障離脱をしていたのでルーキーコンプリートを逃したのですが、今年はめでたく達成できました。
やはりリハビリ組の森が心配だったのですがそこそこ見かけてきさくに対応をしてくれたのはむしろ別メニューだったからかもしれず、どうしてもルーキーは先輩と行動をしているとその先輩を待たせてサインをするわけにはいきませんので、安田などには長蛇の列で途中でごめんなさいとなったのはそれが理由でしょう。
そのルーキーの中で一番に難関だったのが渡邉で、単独行動でも数人で終わりがほとんどでしたので苦労をしました。
写真は上段左から安田、藤岡裕、山本、菅野、渡邉、永野、和田、この中で一番に書き慣れているようにも見える達筆の森です。

外国人選手はオルモスがインフルエンザで早々に消えてしまったのでもらい損ねたのがショック、今の状況からしてもうもらえるチャンスはないかもしれません。
同じく奥様の出産で帰国をしていたシェッパーズも諦めていたのですが再来日をした自分にとっての最終日にぎりぎりゲット、またドミンゲスはカートで移動をすることがほとんどだったのでしんどかったのですがボルシンガーと一緒だったところで名前を連呼して拝み倒しました。
そのボルシンガーが驚くぐらいにフレンドリーでサービス精神満点、写真撮影には頼まずとも肩を組んでと凄すぎです。
写真は左からドミンゲス、ボルシンガー、シェッパーズです。

コーチ陣は選手のときにロッテのユニフォームを着たことがある、を自分の線引きとして、井口ロッテはさりげなくOBコーチが多いので収穫も多かったです。
何度かチャレンジをしたのですが清水直コーチを逃したのに悔いが残りますが、そこは来年へのモチベーションに繋げたいです。
写真は上段左から的場コーチ、小坂コーチ、今岡二軍監督、小林コーチ、小野コーチ、諸積コーチ、清水将コーチ、川越コーチです。

先の方針の例外は鈴木と南は前回からかなり時間が経っていたのと、種市は推しメンなので二度目のサインです。
新たにもらえた中で嬉しかったのは念願叶っての高濱、船橋などで玉砕をしましたしここ石垣島でも何度かはダメだったので諦めかけていただけに喜びもひとしおです。
もらいづらいとも言われていた大嶺祐も名前を連呼したことでこちらも念願のゲット、松永は取っつきにくい見た目とは違って気さくにサインをしてくれました。
写真は上段左から鈴木、加藤、松永、大嶺祐、高濱、南、三木、三家、種市です。

色紙の最後はスタッフ、OBなどの珍しどころです。
やはり選手としてロッテのユニフォームを着たことがあるのを線引きに、手嶌や中郷など笑って辞退されたケースもありましたが来年にまたチャレンジです。
テスト組では背番号を書いていなかった大隣からもらい、ペゲーロは富山の23を書いていたのでパス、李杜軒はファンからの声がけにガン無視を決め込んでいました。
そういった自分なりのこだわりがありながらも見落としがあったのが渡辺俊、一見するとマリーンズの31ですが、よく見てみるとマジックの37です。
写真は上段左から榎、石田、永野、大隣、渡辺俊です。



一日一クリック応援をお願いします


【2018年2月 沖縄の旅】
おーりとーり石垣島
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 初日の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 二日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 三日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 五日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 六日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 七日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 八日目の巻
おーりとーり石垣島 キャンプ篇 サインの巻 ボールの章

コメント (3)

続・助っ人デー

2018-05-28 00:00:50 | 千葉ロッテ

今日は残念ながらプラスだけではなくマイナスでも目立ってしまった、そんな助っ人デーでした。
そもそもがシェッパーズに八回を任せることが無理っぽい、もう少し早いイニングでロングリリーフも含めた起用がいいところではないかとはかねてからの主張ですが、数字に文句はないながらも重さの感じられない大谷、ときどきポカをやってしまう田中、使い方を間違っての停滞で先発に転向した有吉、などピタリとはまる投手が他にいないことからしてベンチの方針も分からないでもないのですが、それでも二死から2つの四球に決勝タイムリーともなればげんなりしてしまいます。
中村が止めてくれれば、と高いレベルでの希望はあったにせよ完全な自滅でしかなく、これでまた防御率が4点台ですからしんどくなってきました。
スピードは出ていますしボールに力はあるのですがどこか雑、と言いますか競った場面で使うのはやはり怖い、そんなシェッパーズです。
一方で今日もアーチを放ったドミンゲスは外寄りのボールでも軸がぶれずにパワーで無理矢理に引っ張っているのが結果的によいような、あのスイングでは逆らわずに流せと言ってもできないでしょうし、頭の位置が動いていませんからあれはあれで問題がないような気がしてきました。
ただやはり相手バッテリーはストレートを見せ球にしつつスライダー、カーブについてくると見るやフォークを試すなど分析にかかっているようで、本当の勝負はこれからでしょう。
あれだけのパワーですからどうにか活かしたいですがパラデス、ダフィーも二軍から戻ってきた直後は打ちまくりましたので、疑い深い自分はまだ様子見です。
そんな中で二度目の先発だった土肥は今日も白星に手が届かずに報われない5回2/3を2安打2失点、初回の被弾は高めに抜けたストレートを悔いているようですがあれは吉田正でなければなかなか手を出さないようなものですので交通事故と割り切るのもよし、前回と同じく田村のリードが冴えてのピッチングは充分に及第点でした。
ストレートが物足りないのは一朝一夕に変わるものではありませんので、しかしそれでも変化球に逃げることのない組み立てがよいのだと思います。
ドミンゲスもそうですがこのタイミングで交流戦に入るのが吉凶どちらに出るのか、データ不足という意味で吉に出ているうちにドミンゲスには変化球対策を、土肥にはプロ初勝利で自信をつけてもらいたいのですが狸の絶滅も心配ですから、できることをきっちりとやれば道は開けると、そんな地道なプレーを期待したいです。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 7 0

オリックス

2 0 0 0 0 0 0 1 X 3 3 1

◆5月27日(日) オリックス−千葉ロッテ11回戦(オリックス7勝4敗、14時1分、京都、16,159人)
▽勝 山本 15試合2勝1S
▽S 増井 20試合1勝12S
▽敗 シェッパーズ 21試合1敗1S
▽本塁打 吉田正7号(土肥)、ドミンゲス6号(田嶋)

▽バッテリー
千葉ロッテ 土肥、田中、大谷、シェッパーズ—田村
オリックス 田嶋、黒木、山本、増井—若月、山崎勝

コメント (17)

助っ人デー

2018-05-27 00:57:38 | 千葉ロッテ

ボルシンガーは5勝目、今月の月間4勝は助っ人としてはセラフィニ以来の13年ぶり、一年目の助っ人ではカイリー以来の65年ぶりとのことですから伝説に並んだことにもなります。
立ち上がりにいきなり先頭打者弾を浴びるなどしてひっくり返されましたが二回以降はノーヒットに抑えて、六回のピンチも1失点で凌いでのQSですからナイスピッチングでした。
オープン戦などでは打たせて取るタイプながらもボール先行で使いものにならない雰囲気を漂わせていましたが一転してエース級の活躍、本人は田村のリードを誉めていましたがNPBのストライクゾーン、野球に順応してのものであれば今後も期待をしたくなりますし、ファンへのサービス精神も旺盛なナイスガイですから人気も出てくるでしょう。
足元をやたらと気にするなど神経質そうで待球やセーフティーバントなどの揺さぶりを当然に他球団は仕掛けてくるでしょうから、次のハードルに向けて爪を研いでもらいたいです。
そのボルシンガーを豪快に援護したのがドミンゲスの二打席連続アーチ、ロッテではなかなか見られない大砲の威力が素敵すぎます。
いずれも打ったのはストレートですが150キロ近いそれをはじき返せるだけの打者は他にいませんから、そのパワーこそが待ち望んでいたもの、変化球攻めをされても先日にはスライダー、カットボールを叩きましたし、スイングが直線的なのは気になりますが外のボールを追いかける素振りがないので辛抱するだけのものはあるとの判断はありでしょう。
守れるなら守らせろよ、とレフト角中に涌井の愚痴が炸裂していそうですが交流戦でその角中、ドミンゲス、井上をどう使っていくのか、井口監督の腕の見せどころです。
明日は交流戦前の最終戦、可哀想なことをした土肥にプロ初勝利をプレゼントするためにもドミンゲス、そろそろ生き残りを賭けての鈴木、井上の奮起に期待をしたいです。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

1 0 0 1 4 0 0 0 0 6 7 1

オリックス

2 0 0 0 0 1 0 0 0 3 7 2

◆5月26日(土) オリックス−千葉ロッテ10回戦(オリックス6勝4敗、14時、ほっと神戸、15,654人)
▽勝 ボルシンガー 7試合5勝1敗
▽S 内 19試合1勝2敗8S
▽敗 山岡 9試合2勝6敗
▽本塁打 宮崎2号(ボルシンガー)、ドミンゲス4号(山岡)、5号(山岡)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、大谷、シェッパーズ、内—田村
オリックス 山岡、金田、吉田一、近藤—若月、伏見、山崎勝

コメント (18)

開いた口がふさがらぬ

2018-05-26 02:10:38 | 千葉ロッテ

前日の劇的なサヨナラ勝ちの勢いのままにオリックスを屠って交流戦に5割で臨みたかったのですが、エースがまさかの乱調でその夢は敢えなく潰えました。
他の先発投手からすれば垂涎の序盤の援護点を守り切れずに涌井が7回途中で9失点KOはさすがに予想だにできず、開いた口がふさがらないままによだれがダラダラです。
守りに足を引っ張られたところはありましたが打たれ出したら止まらないのがここ数年の涌井の傾向でもあり、そして四球が痛い失点に繋がるのも然り、大きな反省材料でしょう。
七回の続投は井口監督いわく中継ぎ陣を休ませるために120~130球は投げてもらう腹づもりだったとのことですが今日の涌井には拷問でしかなく、あるいは見方によっては懲罰続投に思えなくもないですが、結局はこんな試合に松永、益田を使ってブルペンの機能不全を露呈してしまいました。
打線は六回の荻野の併殺が痛かったですがどちらにせよ逆流を押し戻すような展開を連日に期待をするのは無理な注文で、尻すぼみになってしまったのも仕方がありません。
とりあえず左で投げておけば、を粉砕したのを前向きに、ただ右打者を使うのであれば三木ではなくドミンゲスという選択肢は無かったのか、角中を守らせればいけたはずですが守れないのか守らせられないのか、交流戦はビジターから入りますのでそこで角中がレフトに入るようであれば今日は人選ミスだったような気がします。
まだドミンゲスの変化球への対応には疑問視をしていますが結果を残した選手を使う、が鉄則だと考えていますので、今日も甘いコースではありましたがカットボール系を叩いたドミンゲスを右左に関係なく明日にどう配するのか、代打の切り札なんて言っているうちに試合が終わってしまいそうですから出し惜しみをしている余裕はないでしょう。
4打席を与えてそれでダメなら踏ん切りがつきますし、最悪なのは小出しにして結論を先延ばしにしてしまうこと、その交流戦から福浦が一軍復帰との報道もありましたからますます選手起用が難しくなってくるわけで、その福浦の代わりに落ちるのはまたしても岡田ではなく大嶺翔あたりになりそうな気がしつつ、スカッとした人事をお願いしたいです。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

1 0 3 0 1 0 0 0 0 5 10 1

オリックス

0 0 0 1 4 1 3 0 X 9 11 0

◆5月25日(金) オリックス−千葉ロッテ9回戦(オリックス6勝3敗、18時、ほっと神戸、17,213人)
▽勝 澤田 18試合2勝
▽敗 涌井 9試合4勝4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、松永、益田—田村、江村
オリックス 松葉、吉田一、澤田、黒木、山本、増井—若月、山崎勝

コメント (17)

またしてもヤフオクでラッキー

2018-05-26 01:35:24 | 独り言

 

一昨年に30%のポイント還元が当たって喜んだのですが、今度は50%ですのでビックリです。
老後に入ってからジャンボ宝くじを買うのを止めたので小さく運を使ってもノープロブレム、新作ゲームもヤフオクで仕入れるようにしていたので美味しく使わせていただきました。
ここのところこの手のキャンペーンが減っていたのですがヤフオクとしての収益が今ひとつなのか先月ぐらいからまた増え始めましたので、次は夢の100%といきたいです。
還元されるポイントは期間限定ですのでヤフオクではなくヤフーショッピングで米でも買おうかなと、すっかりと自炊オヤジになっているので消費量が半端ありません。
退職でふるさと納税を利用できなくなりましたが唐揚げやコロッケなどを大量に作って冷凍庫にぶち込んだりもして、生活防衛は続きます。



一日一クリック応援をお願いします

コメント (4)

爪先の魔術師

2018-05-25 02:24:31 | 千葉ロッテ

 

詰まりながらもショートの頭を越えるサヨナラヒットを放った清田も見事でしたが、あの打球ではセカンドランナーがホームインをするには難しかっただけに直前の中村の三盗がとてつもなく大きく、どうしてお立ち台に呼ばないのかと、ああいったプレーにスポットライトを当てて欲しかったです。
あれはサインだったのか本人の判断だったのか、前の回にやられたダブルスチールのお返しでもないでしょうが絶対に成功をしなければならないチャレンジはタイミング的には完全にアウト、と言いますかなぜにあれがセーフだったのかがスタンドからは分からなかったのですが、帰ってきてから楽天TVで見てみれば絶妙な爪先の動きでタッチを躱していました。
ジョニーが言うようにグラウンドに引っ掛かってのラッキーだったのかもしれませんが、ここは爪先の魔術師と、中村の卓越した技術がもたらしたビッグプレーとしておきます。
それにしても敗色濃厚な試合を総力戦でもぎ取るとは思いもよらず、ドミンゲスの同点アーチを見たのは帰りがけに謎の魚のフィギュアを買うのにマリーンズストアのレジに並びながらのモニターで、そこから席に戻って再びドミンゲスの同点タイムリーを見ることになるとは盆と正月が一緒に来たような騒ぎです。
ど真ん中のストレートをはじき返したホームランはトンキンの失投だったのでしょうが、低めのやや曲がりが小さかったもののスライダーを捉えたツーベースは今後にちょっと期待をしたくもなり、あのコースを強引に左中間に持っていくところなどは筋金入りのプルヒッターをどう見るか、カーブを打てるようになれば面白いかもしれません。
そんな終盤の猛追はありましたが村田に僅か3安打に抑えられたからこそ苦しい展開になったわけで、メジャー仕込みでボールが動いていたのかまともに捉えられずにゴロばかり、五回に円陣を組んでも攻めのパターンが変わらなかったことからして技術的に足りないところがあったのでしょう。
そうなるととりあえず左腕、と同じく他球団も畳み掛けるようにそういったタイプの投手をぶつけてくるでしょうから、その対策が急がれます。

先発の渡邉はプロ初勝利まであと一人のところで痛恨の被弾、中田に逆転スリーランを浴びてしまいました。
しかしそれも経験、放心をした表情は当然ですが次の打者に対するときには目に力が戻っていましたから通過儀礼と割り切って前向きに考えたいです。
目先の勝敗にこだわれば先日の土肥と同じく代えてもおかしくはないぐらいにぐらついていましたから、今回は五回を投げ切らせたベンチに言うことはありません。
ピッチングとしてはまともなストレートがほとんどなくスライダー、フォーク、あとは多めに投げていたのはシュート系のボールっぽかったのですがよく分からず、それでも前回に比べればかなり空振りを奪えていたのが今日のポイントだったような、右手が隠れるフォームと併せて自分の武器を見つけられたのであれば次が楽しみにもなります。
ただやはり先発が五回でマウンドを降りてしまえば継投が厳しくなり内の2イニング目という無理も出てきますので、球数を減らす工夫が次の課題でしょう。
とにもかくにも研究をされて丸裸になる前に是が非にでも白星を、そういう意味ではライバルの土肥、有吉とともに交流戦の舞台で勢いをつけたいです。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

日本ハム

1 0 0 0 3 0 0 1 0 0 1 0 6 11 1

千葉ロッテ

0 0 2 0 0 0 0 1 2 0 1 1X 7 9 1

◆5月24日(木) 千葉ロッテ−日本ハム12回戦(6勝6敗、18時15分、ZOZOマリン、17,023人)
▽勝 田中 14試合2勝
▽敗 玉井 15試合1勝1敗
▽本塁打 中田10号(渡邉)、藤岡裕3号(石川直)、ドミンゲス3号(トンキン)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡邉、南、大谷、シェッパーズ、益田、内、田中—田村、江村
日本ハム 村田、石川直、トンキン、西村、宮西、玉井—鶴岡

コメント (16)

有吉を見殺し

2018-05-24 01:18:18 | 千葉ロッテ

昼前から降り出したので余裕で中止かと思いきや雨足が強まらずに慌てて球場入りをしたのが試合開始直前、その雨は止むことはなくとも試合を流すほどでもない中途半端は五回まで、試合が成立をしてしまえば容赦ない雨で二階に待避も結局は八回が終わったところで降雨コールドゲームとなってしまいました。
そんな悪コンディションの中でプロ初先発の有吉は初回にいきなり失点、またスシ太郎に被弾をするなど7安打を浴びましたが5回2失点ですから充分に及第点です。
その5回も102球も自己最多で走者を背負うことが多かったためにテンポよく投げられたとは言い難いところはありましたが、しかし粘り強く、長いイニングを意識して抑え気味に投げるかと思いきやZOZOマリン仕様ながらも常時140キロ台のストレートが走っていたからこその「好投」だったと思います。
その有吉を見殺しにしてしまった打線は防御率1点台の上沢が相手ですので苦労をするのは当然にしても工夫も感じられず、ポンポンと打ち上げてしまえばどうにもなりません。
清田の打球を西川に好捕されたのが痛すぎましたが直後にその清田が近藤の打球をもぎ取りましたからいってこい、八回の無死三塁も得点に至らず見所は皆無に近かったです。
この上沢は7巡目で入団、その年のロッテと言えば藤岡貴、中後、鈴木、益田の4人で打ち切ったのですからスカウトの見る目が無かったのか大学生を獲りすぎて予算オーバーだったのか、近藤などもそうですが地元の逸材を逃したツケをこういった形で払わされるのですからファンとしてはもどかしさが爆発です。
もっとも上沢などはドラフト前の評価に比して指名が遅かったので日本ハムのスカウト陣の勝利と言うべきなのか、二軍の本拠地が鎌ケ谷ということもあるのでしょう。
福浦がそうであったように地元だから、と指名をした選手が花開くこともあるのですから、上位で無理に獲る必要はありませんが下位で残っていれば全員を拾い上げるぐらいの編成でもよいような、榊原などを逃したのももったいなかったですし、地元の選手にやられるのはどうにも心が痛いです。
ちなみに今の不思議は平沢の四球、際どいボールを見極めてと言うよりは勝手に相手が歩かせてくれるのは投げづらい何かを持っているのか、ちょっと興味があります。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

1 0 0 1 0 0 0 0 0X 2 9 0

千葉ロッテ

0

0

0 0 0 0 0 0   0 5

0

◆5月23日(水) 千葉ロッテ−日本ハム11回戦(日本ハム6勝5敗、18時15分、ZOZOマリン、11,704人)
▽勝 上沢 8試合5勝1敗
▽敗 有吉 15試合1敗
▽本塁打 レアード8号(有吉)

▽バッテリー
千葉ロッテ 有吉、南、松永、田中—田村、江村
日本ハム 上沢—清水

コメント (3)

石川踏み止まる

2018-05-23 08:28:40 | 千葉ロッテ

 

石川は序盤はややスピードを抑えめにコントロールが抜群のピッチングで詰まらせてのゴロゴロゴロと、そのゴロをお手玉する内野陣にもめげず中盤以降は球威が増した反面で審判との呼吸が合わずに球数が増えてしまったのが残念、らしく完封を逃したと言いますか「そういうの、いいです」と辞退をしたのではないかと思いつつも見事な零封でした。
ここのところ内容はさほどに悪くはない中で貯金を吐き出してしまっただけに今日に負けていればズルズルといったかもしれず、そこで踏み止まった大きな一勝です。
それをサポートした田村のリードも先の組み立てもそうですがストレートで押した内にもちょっと違った感じで、何か思うところがあったのかもしれません。
打線は鶴岡がサービスをしてくれたのを除けば押しながらも角中の一発のみ、は置いておくとして球団には日本ハムの外国人選手の獲得を分析、学んで欲しい、かつて当時の石川球団本部長を中心に日本ハムを模した時代もあったのですから道筋はあるはず、くわえた指がべとべとで気持ちが悪いです。
どうしても気になるのが藤岡裕の左手の返しで、あれがあのままであれば打率を大きく上げるのは無理だろうとは先日の指摘ですが残念ながら素人考えを乗り越えられない.250前後の低空飛行、それが影響をしづらい逆方向への打球も振り抜くのではなく当てにいくようなスイングになってしまっています。
守備でも細かなミスが目立ち始めたのは出ずっぱりの疲れがあるのではないかと、大卒社会人であってもそこはルーキー、下半身に疲れが溜まって動きが鈍くなるのも必然でしょう。
せっかくの逸材だけに適度な休養と手入れをそろそろ考えてもらいたく、それも含めた少数精鋭ではなくチームとしての野球が見たいです。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 1

千葉ロッテ

0

1

0 0 0 0 0 1 0 2 5

2

◆5月22日(火) 千葉ロッテ−日本ハム10回戦(5勝5敗、18時16分、ZOZOマリン、18,742人)
▽勝 石川 8試合4勝3敗
▽S 内 17試合1勝2敗7S
▽敗 マルティネス 8試合4勝4敗
▽本塁打 角中1号(マルティネス)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、内—田村
日本ハム マルティネス—鶴岡

コメント (6)

誤算からコマ

2018-05-22 03:09:50 | 千葉ロッテ

先日の渡邉、土肥に続いて、23日に有吉がプロ初先発との報道がありました。
有吉にとっては大抜擢ではあるのですが、しかしこれはもうベンチからすれば誤算でしかなく、唐川や二木、酒居、オルモスらが結果を残せずに二軍落ちをしてから浮上の気配が無く、また佐々木や藤岡貴、大嶺祐などは早々にその舞台から退場をさせられてしまったことでの苦肉の策、が実際のところでしょう、なりふり構ってはいられません。
もっとも石垣島から先発として期待をされていた渡邉、二軍で何度かは先発で投げていた土肥、に比べれば有吉などは中継ぎとしての調整しかしていなかったはずです。
しかしプロ入りに際しては先発志望だった有吉にとってはチャンスでもあり、誤算からコマ、渡邉と土肥は白星こそ手にできませんでしたがそこそこの結果を残したことから三羽目のカモメへの期待、やや天候が不安ではありますがまっさらなマウンドで投げられる喜びをボールに乗せて打者にぶつかっていってもらいたいです。
よほどに打線の援護が無い限りは五回を投げてくれれば御の字、ぐらいに思っているであろうベンチがビックリするぐらいのピッチングを、楽しみにしています。



一日一クリック応援をお願いします

コメント (9)

勝負と育成のジレンマ

2018-05-21 00:08:19 | 千葉ロッテ

 

プロ野球は興行ですが勝負ごとでもありますから勝ち負けにこだわるのは当然のこと、それを否定するつもりはありません。
しかし今日の継投、プロ初勝利の権利まであと一人となった土肥を代えたことはどうにも承服しがたく、6年ぶりの地元でのソフトバンク3連勝にももやもやしたものが残っています。
これが優勝やAクラスを争っている終盤戦であれば非情になるのも分かりますが現状はそれからほど遠い状況であり、またそもそも二軍でもろくすっぽ先発として投げていない土肥を一軍のスターターとして大抜擢をしたのは育成の意味合いがあってのものと理解をしていますのでなぜに我慢ができなかったのか、デスパイネに放り込まれてもまだ同点でした。
思えば終わりかけていた服部が2013年にブレイクをしたのは開幕戦で棚ぼたのように手にしたプロ初勝利で気持ちに余裕ができたことが大きかったと見ていますし、今の土肥に一番に必要なのは球威ですがそれと同じぐらいに自信、その源となるプロ初勝利こそが最優先をされるべきものだったと、そう考えます。
次もチャンスはある、この悔しさをバネに頑張って欲しい、言うのは簡単ですが同じような場面になれば落ち着かない気分になるであろうことは想像に難くなく、それが経験の浅い投手にどういった影響を与えるのか、第一線で戦ってきた井口監督や小林コーチには理解ができないのかもしれませんが、そこを理解してこその指導者でしょう。
今季のチームに求めるものは人それぞれですので賛否両論はあると思いますし、前述をしたとおり勝敗にこだわれば仕方がない交代だったのでしょうが、井口監督には目先の勝利ではなく三年、五年のスパンでチームの土台から作り直してもらいたいと期待をしている自分としては「だから若手が伸びてこない」が本音です。
この展開での九人野球、6点リードの七回から大谷、シェッパーズ、内のリレー、昨日も似たようなものでしたし、ここにきて井口野球が全試合を勝ちにいって新陳代謝を疎かにしたことで低迷期をもたらした西村元監督のそれと同じ臭いがしてきたような、そんな気がしてなりません。

土肥はスピードが戻らないピッチングにはガッカリとさせられましたが、それでもそのストレートを臆することなく内に投げ込むなど前のめりな姿勢が好印象でした。
アバウトな橋本主審の広いストライクゾーンに助けられたところはあったもののストレートを軸にスライダー、チェンジアップを散りばめた田村のリードもよかったのでしょう、パワフルな柳田や好打者の中村晃を手玉に取れたことはかなりな収穫で次への糧となるはずです。
いきなりの初回、そして二回のピンチを相手のミスもありながらも耐え抜いて三回には三者凡退、それだけに四回の二死からの失点、そして五回に不振を極める今宮に痛打されたのが土肥にとってはもったいなかった、おそらくは四回あたりからベンチは交代のタイミングを探っていたのではないかと思います。
その土肥を勝たせるべく打線も奮起、2試合連続完封の武田から初回に先制をすると三回には連打で追加点、土肥が降板後もその手を緩めずにヘラヘラ王子を粉砕しました。
加藤のバントミスには「諸積を呼べ」と叫んでしまいましたが打線全体でカバー、そして今日も荻野の快足が勝利をもたらしたと言っても過言ではないでしょう。
初回の先制はさして深くもないフライに果敢にチャレンジをしての生還、返球が一塁側に逸れなければアウトのタイミングでしたから難しい判断だったでしょうが自分を信じてのものとはヒロインでの言葉ですのでその意気やよし、三回にも中村のレフトへのライナーに三塁ランナーも大塚コーチも打球の行方を見ているところで荻野は既に三塁ベース付近にいましたから捕られていればゲッツーは確実、好走塁と暴走は紙一重に今日はそれが吉と出ました。
昨日の二死からのセーフティに「確度の高い判断であればまた上がってくる」としましたが、やはり荻野のバロメータは足、この3連戦の足攻が復調の兆しであってもらいたいです。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

ソフトバンク

0 0 0 1 1 0 2 0 0 4 9 1

千葉ロッテ

1

0

3 0 3 1 0 0 X 8 11

0

◆5月20日(日) 千葉ロッテ−ソフトバンク7回戦(ソフトバンク4勝3敗、14時、ZOZOマリン、29,318人)
▽勝 益田 18試合2勝1敗
▽敗 武田 7試合2勝3敗
▽本塁打 デスパイネ9号(大谷)

▽バッテリー
千葉ロッテ 土肥、益田、大谷、シェッパーズ、内—田村
ソフトバンク 武田、二保、岡本、加治屋—高谷、甲斐

コメント (22)

ボル様、と呼んでもいいですか

2018-05-20 04:32:07 | 千葉ロッテ

 

人気先行だったオルモス様が肝心の野球の実力が伴わずに幕張の海に沈んだのとは対照的に、ここにきてボルシンガーがエース級の活躍を見せています。
交通事故な一発を除けば柳田と、あとは福田ぐらいしか調子の上がらないソフトバンク打線が相手ながらも7回4安打零封は見事、防御率も1点台まで上げてきました。
おそらくはツーシームであろうストレートは140キロ前後ながらも尻上がりに数字が上がってきたのにも驚きましたし、抜けたボールもままありましたがそれがアクセントになるぐらいにコントロールがまとまって低めにきていたのが好投の理由でしょう、つい半月前に比べれば別人レベルになりつつあります。
ナックルカーブが冴えまくって緩急を付けられたのも大きく、スライダーに何球かのカーブと本人いわく同じ球種を続けなかったのも目先を惑わすのに役立ちました。
打線の援護があれば翻弄できても接戦に耐えるだけの力は無い、と見ていましたがどうしてどうして、四回まで1点リードを耐えましたので素直にシャッポを脱ぐしかありません。
初回に何のこともない場面で小林コーチがマウンドに行ったり、田村がちらちらベンチを見ながら語りかけたり、またボルシンガーも足元を気にしながらベンチに何かをアピールするかのような素振りをしたりとその理由が気になりますが、田村がしきりにコミュニケーションを取ろうとしているのに応えていますしレフト線への打球をシングルヒットに抑えた清田に手を振ったりとあまり心配をする必要もないのか、ただ短気な雰囲気は漂わせてはいますので手綱の握り方は難しそうではあります。
これでチームの勝ち頭となる4勝目、石垣島では写真撮影に頼まずとも肩を組んでくれるなどファンサービスは徹底をしているだけに「ボル様」と崇め奉るファンが増えてきそうで、当然に球団も便乗してグッズを作りまくるでしょう、そのグッズができたときには、なんてことにならないよう末永い活躍を期待したいです。

打線は前日と同じくあと一押しで潰せそうなところまでバンデンハークを攻め立てながらも攻めきれずイヤな雰囲気のところで、井上の一発が効果てきめんでした。
これで相手にいきつつあった主導権を取り戻し、そして一振りで空気を変えるだけの長打の威力、魅力を痛感させられましたので皮肉な話ではあります。
さらには続くチャンスで荻野が二死からのセーフティ、これには虚を衝かれましたがそれは守っていた野手も同じと言いますか衝撃度はスタンドが受けた比ではなかったと思われ、正直なところ失敗をすればかなり叩かれたであろうギャンブルとも言えるその判断にどれだけの確信があったのか、確度が高かったのであればまた荻野は上がってくるでしょう。
こうなってしまえば「明日に取っておけよ」の14安打8得点、もっとも負け試合に投げさせる投手をベンチに入れているソフトバンクと総動員体制のロッテの差も見せつけられたわけで、野手の控え組の扱いもそう、昨日の二軍戦のグッとこないオーダーと併せて喜んでばかりもいられません。
とにもかくにも明日が大事、とは井口監督ですがそこに土肥とはいかに、その土肥のピッチングはもちろんですが以前ほどではないにせよカーブ王子を攻略できるかどうかで打線の真価が問われますので、そのカーブを封印させるだけの足攻を見せてもらいたく、甲斐を地獄の底まで叩き落としましょう。
ちなみに観衆は2万8千超えの発表にはチケットの売れ行きは承知をしていませんが三塁側を中心に二階席にかなりの空席が目立っていたので実数はとてもそこまではいっていないはず、そろそろ配布ユニのコストがチケットに乗っていてお得でも何でもないことをファンが気づきつつあるのではないかと、この路線は限界に近づきつつあります。
あと二回のスクイズ失敗、三塁走者の鈴木だけではなく一塁走者の田村の動きも鈍かったですから加藤がやらかしたのではないかと思いますが、そこんとこよろしく、機関紙さん。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

ソフトバンク

0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 7 1

千葉ロッテ

1

0

0 3 1 0 1 2 X 8 14

0

◆5月19日(土) 千葉ロッテ−ソフトバンク6回戦(ソフトバンク4勝2敗、14時、ZOZOマリン、28,219人)
▽勝 ボルシンガー 6試合4勝1敗
▽敗 バンデンハーク 7試合3勝4敗
▽本塁打 井上5号(バンデンハーク)、ドミンゲス2号(田中)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、シェッパーズ、益田—田村
ソフトバンク バンデンハーク、岡本、田中—甲斐、市川

コメント (13)

涌井さん、お疲れ様でした

2018-05-19 06:14:58 | 千葉ロッテ

 

クビをぐるぐるしたくなる気持ちは分かります、見ているこっちが肩がこってボキボキ鳴らすようなしんどい試合でした。
立ち上がりは調子が上がらないデスパイネにカウントを悪くした挙げ句に甘く入ったところを先制タイムリーを浴び、味方が逆転をしてくれた直後に同点に追いつかれるなどピリッとしませんでしたが、そこは涌井、尻上がりに調子を上げて僅差ゲームをものにしての4勝目です。
ピシャリと抑えたわけではありませんがピンチでも動ぜずにギアチェンジはさすがエース、鉄面皮らしからぬ六回にはガッツポーズを見せるなど見応えのあるピッチングでした。
同じ数字でもそのストレートはドシンとくる威力があり、自分と何が違うのか、他の投手には目で耳で心で感じて学んでいってもらいたいです。
また八回は松永を挟んでシェッパーズかと思いきや大谷は配置転換なのか加藤のストライク返球に救われて、内もヒヤヒヤしましたが涌井の白星を守り切ってくれて感謝です。

打線は一日で荻野を核弾頭に戻し、鈴木を七番に上げて、また清田を五番にして井上は六番に、井口監督の試行錯誤は続きます。
活躍をしても続けての出番をもらえず、一試合でダメならまたベンチに戻されて、平沢には不憫ですがブレイク前の清田もそんな扱いでしたからめげずに頑張ってもらいたいです。
それはさておきコントロールに苦しむ東浜から5四球をプレゼントされながらも攻めきれずに完投を許したのが明日に響きそうですが、お得意様払拭には価値ある一勝でしょう。
もっとも苦戦をしたのは例によって小技をミスりまくったからで、藤岡裕、田村、加藤とこれでもか、これでもかと、さすがに酷すぎます。
後続にタイムリーが出るなどして大事には至らないケースもありましたがやりたい野球をやれていないことに変わりはなく、勝ったからオッケーで終わらせてはなりません。
そんな中で連続試合安打が止まってから湿っていた中村が決勝タイムリーを含むマルチヒットで再点火なるか、引っ張り癖は見られませんので大丈夫だと思いたいです。
気になったのは六回の荻野の走塁、タイミング的にありえなかったので藤岡裕を追っていたために本人の判断だったのか大塚コーチの指示だったのかを見逃したのですが、いずれにせよ暴走、昼の二軍戦でも大嶺翔がありえない走塁で余裕のアウトになりましたし、暴走と好走塁は紙一重ではありますが「とりあえず走る」もほどほどにお願いします。
何はともあれ今月は観戦6戦目にしてようやくの白星、親子で2勝と運気が戻ってきたと自分に言い聞かせて今日もいそいそ球場へ、一気に勝ち越しを決めましょう。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

ソフトバンク

1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 10 1

千葉ロッテ

2

0

0 0 1 0 0 0 X 3 9

1

◆5月18日(金) 千葉ロッテ−ソフトバンク5回戦(ソフトバンク4勝1敗、18時15分、ZOZOマリン、18,084人)
▽勝 涌井 8試合4勝3敗
▽S 内 15試合1勝2敗6S
▽敗 東浜 7試合1勝4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、大谷、内—田村
ソフトバンク 東浜—甲斐

コメント (7)