5 伊志嶺翔大 外野手 28歳 年俸2550万円
【2016年成績】 3試合 2打数 1得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 0三振 得点圏打率.000
ルーキーイヤーに32盗塁で岡田とコンビで100盗塁をぶち上げたのがまるで夢だったかのように、6年目の今季は一軍での出場は僅かに3試合、2打席ノーヒットでした。
ここまで使われないほどに力が無い選手ではないはず、他の外野手が好調であればまだしも昨年にブレイクをした清田が失速、細谷や根元が外野を守っている状況でも出番が与えられなかったのは故障による出遅れ、また浦和でも小さな怪我を繰り返したのがその理由ではないかと思われます。
角中を除けばあまりに情けない外野陣に伊志嶺はどうしているのだろう、とチェックをしてみれば行方不明だったことが度々あり、そもそもスタートラインにすら立てていません。
頭数が足りていないことで生き残れているのが現状、気がつけばもう30代が目前であることからしても、ロッテの伊志嶺としては来季が正念場です。
昨年のCSで痛めた右手親指が靱帯断裂だったことが後になって分かった伊志嶺は、それでも一軍キャンプに参加をしてオープン戦では打撃好調、また抜け目のない走塁を見せて今季こそと思わせるスタートを切りましたが、しかし開幕一軍に選ばれながらもベンチを温める日々が続き、4月半ばに登録抹消をされてからは浦和暮らしが続きました。
両翼が角中、清田で決まりでしたので狙うはセンター、しかし開幕から岡田が好調だったことで荻野とともに隅に追いやられた感があります。
それでもその岡田が交流戦あたりまでに下降をしたのでチャンスだったはずが、右太もも肉離れで6月に離脱、一ヶ月ちょっとで復帰はしたもののその後も出たり出なかったりで調子も上がらず、二軍の数字は参考程度であるにせよほぼ一年間を過ごして57試合200打席、.245ではどうにもなりません。
9月にはまたフェンスにぶつかって故障をしたようで、来季への展望で見たかった横須賀でも不在、アクシデント系は仕方がないにせよ持っていない、といった感じです。
買い被りの自覚はありますが使い続ければ.270程度の数字は残せるはず、これで30盗塁を目指せればレギュラーも近づくのですが走塁に重きを置いていないようにも見えるベンチの方針からすればミスマッチな人材なのか、パシフィックは無理でもセントラルであればもしやと思いつつ、タイムリミットが近づいています。
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【オリオン村査定】 2550万円 → 2150万円 (▼16%)