千葉マリンに行くか、鎌ヶ谷に行くかを迷っていた私に、昼前の1本の電話が答えを出してくれました。
野球以外の人付き合いも大事ということで、今年初めての欠場となりました。
夜遅くに帰ってきてからビデオを早回しで軽くチェックをしましたが、行かなくてよかったと思えるような試合をやっているようでは、GWでもスタンドが満員にならないのが頷けます。
渡辺俊は清水や小林宏よりは好投をしながらもチームトップの3敗目で、報われない日々が続きます。
9安打を打たれたのは昨年からの渡辺俊のスタイルですから気にはなりませんし、6回まで7安打3失点ですから悪かったと言えるほどでもありません。
投球内容も緩急を使った渡辺俊らしさはありましたし、アンラッキーなタイムリーもありましたし、巡り合わせが悪いとしか言いようがありません。
しかし反省点は、やはりあります。
淡泊な味方打線とは違って、渡辺俊のコントロールが今ひとつだったということもありますが、オリックス打線に粘られたことでとにかく球数が多すぎました。
7回の連続被弾も疲れとは無縁ではないでしょうし、小野と同様にコーナーを狙いすぎていた感があります。
打たれているときはコーナーを狙いたくなる捕手の気持ちも分かりますが、もう少し大胆な攻めをしてもよいように思います。
また同じ打者に同じように打たれるのは捕手の責任で、カード前に注意をすべき打者として挙げていたローズ、ラロッカ、後藤、大引のうち、ローズ以外に面白いように打ち込まれているわけですから、研究が足りていないとでも言いますか、統計アナリストは何をやっているのだろうかと言いますか、まあ同じことの繰り返しには飽きがきています。
ラロッカの給料の8割ぐらいはロッテが支払っている、そんなところでしょうか。
打線も早打ちで助けた感はありますが、金子が良かったと誉めるべきなのかもしれません。
オリックスの投手陣は金子や岸田のように145キロ超のストレートを軸に力でねじ伏せるタイプが多く、ロッテが苦手にするタイプでもあります。
またオリックスファンが心の底から喜べるかどうかはさておき、日本で経験のある、しかもいわく付きの外国人選手を上手く活用をしていることは評価ができますし、恐ろしい打線であることも間違いなく、3年後を考えなければ非常に効率的なチーム作りをしています。
ミニ巨人という批判をしたくもなりますが、負けるよりは勝った方がいいのは当然のことで、合併球団のアドバンテージがじわじわと出てきた面もありますし、今年もCS争いの台風の目になってくるのではないかと思います。
そんな中でバーナムJr.に来日初ホームランが出たことが、今日の試合の最大の収穫です。
長打はあまり期待は出来ないものの、いつの間にか打線の核になりつつあるバーナムJr.に期待が集まる流れとなってきています。
バーナムJr.への警戒が強くなれば他の打者が頭をもたげる機会も出てくるでしょうし、とにかく今の打線ではバーナムJr.をきっかけに立て直しを図るしかありません。
早川が失速している中で、バーナムJr.のガッツにも期待をしたいと、そんな思いを抱いています。
それもこれも、怪我人が多いことが問題の根本にあります。
欠場をしていた井口は左大腿四頭筋損傷で全治3週間との診断をされたようで、それであれば早く登録を抹消して治療に専念をさせるべきでしょう。
低迷をするチームに対する責任感を持ってくれるのは嬉しいのですが、無理をして2年間を棒に振ったズレータの二の舞は避けたい気持ちの方が強いです。
今日の試合で無理をして代打で起用をしたベンチの考え方は理解ができませんし、間違った判断であると指弾をしたいです。
またここ数年に多い下半身中心の故障者に対して、立花コーチのコンディショニングに問題はないのかと、重ね重ねの指摘になりますが、声を大にして繰り返したいです。
バレンタイン監督の退任と同時に、立花コーチの更迭を強く主張します。
これでオリックスには5戦全敗と、苦手チームを早々に作ってしまいました。
明日は清水が浦和から戻ってくるようで、と言いますか浦和に行っていたかどうかすら微妙ですが、何が変わったのかが注目をされます。
同時に抹消をされるのが誰なのか、まさか新里だとは思いませんが、チームにとっては痛いながらも井口であるべきだと考えます。
月末月初は忙しいために球場に駆けつけることは極めて難しいのですが、気持ちよく仕事ができるような試合展開となってくれることを願っています。
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▽バッテリー
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