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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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カモにされて首位陥落

2012-07-31 23:50:53 | 千葉ロッテ

今日はブッキングにミスって夜の仕事があったために久しぶりに雨でもビアスタジアムでもない理由での欠席だったのですが、ナマで見られなくてラッキーだったかもしれません。
まさに蛇に睨まれた蛙のように得点差以上の完敗で、首位攻防戦と呼ぶにはおこがましいぐらいの試合でした。
これで楽観論の砦が崩されたわけですから今度はチャレンジャーとしてどう立ち向かうのか、また頑張ればいいとの空元気にも聞こえる西村監督の手腕が問われますが、あすが阿部ということを考えればチェンジのためのきっかけになるのではないかと、是非ともそうあってもらいたいものです。

グライシンガーはすっかりと白星から見放されてしまっていますが、今日は10安打を浴びての5失点ですのでどうにもなりません。
そもそもこれまで球数制限を課していたとしか思えないグライシンガーに中5日、しかも背筋痛で暫く休んでいたところからのこの起用がどう影響をしたのか、もちろんグライシンガーが言い訳として言えることではないのでしょうが、投げるからには100%だと思っているとの西村監督のコメントにも違和感があります。
そして今日のマスクが田中というのも微妙すぎと言いますか、いよいよ里崎が壊れ始めているのかもしれません。
負けが込んできたことで隠れていた不協和音が表面化をするのではないかと、明日には流れるであろうグライシンガーの談話に戦々恐々です。

そしてまたしてもビハインドの展開で大谷を突っ込むとは、これは白旗宣言にも見えます。
2点差まで迫ったことでの投入だったのでしょうが、しかし今の中継ぎ陣の顔ぶれを考えればこんなところで大谷を使っていいわけがありません。
もう勝っている展開となるのがいつになるかが分からないので手当たり次第で±3点ぐらいであれば常に大谷、そして益田、そんな心境なのでしょう。
そうなれば大谷や益田らには内の後を追う前に牛島臨時コーチを呼んで、どう身を処すべきかを学んで欲しいです。

打線は9安打ながらも3得点、ファインプレーでチャンスを潰されたこともありますが、ミスも目立ちました。
初回の根元の走塁はあそこまで行くかと思えるような打球でしたし、福浦は走塁死をしたことよりも苦笑いなのでしょうがベテランらしからぬ醜態です。
弛緩、と言いますかミスに対する厳しい姿勢が足りていないのではないかと、ベンチに戻ってからハイタッチをしている場合ではありません。
例えヒットを打ったとしてもその後にミスをしたのであれば反省を前面に出さなければ同じことの繰り返しだと、そう、西村監督が一番に嫌がる繰り返しになります。
明日は若手の阿部が投げるのですからしっかりとした野球で今度こそ援護を、そして阿部には726まではマウンド上で踏ん張ってくれることを願います。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

 日本ハム

0 0 0 1 0 3 1 0 0 5 10 0

千葉ロッテ 

0 1 0 0 0 0 2 0 0 3 9

0


◆7月31日(火) 千葉ロッテ-日本ハム12回戦(日本ハム9勝2敗1分、18時15分、QVCマリン、12,527人)
▽勝 武田勝 18試合8勝5敗
▽S 武田久 32試合3勝3敗15S
▽敗 グライシンガー 15試合6勝5敗
▽本塁打 稲葉9号(グライシンガー)

▽バッテリー
千葉ロッテ グライシンガー、古谷、大谷、ロサ―田中
日本ハム 武田勝、増井、武田久―鶴岡

 

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角に春が来た!

2012-07-30 23:46:06 | 千葉ロッテ

ようやくに角が支配下選手登録をされました。
タイミングであれば昨年だろうと、成績を落とし気味の今季は微妙な感じがしないでもないのですが、それでもとにかく嬉しいです。
パパも大喜びのようですし、今回は見送るようですが次に背番号が軽くなったときには店名の変更を、一桁を目指して頑張ってもらいたいです。

ロッテが角ジュニアを支配下登録 (7/30 デイリースポーツ)

ロッテは30日、元巨人の角盈男氏の二男で、育成選手の角晃多内野手を支配下選手登録したことを発表した。
背番号は69。
東海大相模高時代は巨人・太田の後の4番を打ち、通算36本塁打。
08年の育成ドラフト3位で入団していた。
21歳の角は「素直にうれしい気持ちです。感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びを表現。
今季は二塁手としてファーム63試合に出場。打率.225の成績。
「次の一歩である一軍出場に向けて毎日しっかりアピールしてきたい」と誓った。
父・盈男氏は球団を通じてコメントを発表。
「親バカ人間としては素直にうれしい」と喜びの声を上げつつ「この世界の厳しさを本当の意味で体感するのはこれから。1つ1つステップアップして井口選手のようなトップの選手を脅かす存在になってほしい」とエールを送った。

打撃だけではなく守備にも自信があるとのこと、とにかくそのフレッシュさを一日でも早く一軍で見せてくれることを願っています。
太田はすっかりと足踏み状態のようですから、まだまだ追いつき追い越すにはいくらでもチャンスがあります。
やや身分保障が堅固になったことで油断をする角ではないでしょうし、育成枠四年目での支配下選手登録は異例中の異例、あるいは球界でも初めてかもしれず、そうでなくとも珍しいことは間違いありませんので育成枠選手の星として階段を昇っていってもらいましょう。
まだ春も春、初春でしかありませんのでこれから初夏、盛夏に向けての成長を楽しみにしています。
これで70人枠が埋まってしまいましたので西野らには残念なことになりましたし、ペンをとりあえずはリリースをしてもいいのではないかと思いつつも、あるいはオフに入ったところでの契約だって無いわけではありませんから諦めずに鍛錬を続けてもらいたいと思います。

その一方で明日の先発は中5日のグライシンガー、さらには吉見の登録抹消と、ローテーションをどう回すつもりなのかが見えなくなってきました。
まさかどこかで大谷を突っ込むわけでもないでしょうし、そうなれば香月や阿部などを呼び寄せなければ試合になりませんので、その香月らが登板間隔的に明日に投げられないというのは無計画もそのものですから、今後も行き当たりばったりの起用が続いていくのでしょう。
浦和で結果を残せていないのに昇格となった中後は1試合に投げただけで地蔵そのもので浦和に戻されましたし、何をやっているのだとどつきたくもなります。
それでも香月ら、あるいは高濱らの昇格があるのでしたら希望が持てますので、明日の公示を楽しみにしています。

 

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そうは上手くはいかない

2012-07-30 00:12:21 | 千葉ロッテ

 

今日は来場者特典のシールが確実に欲しかったので開場とともに入場をしたのですが、さすがに日曜日は客足が今ひとつで試合が始まってからでも間に合ったようです。
ただ時間を持て余したのでCOOPに仮入会をしてみたらグライシンガーの、アメフトチームのくじを引いたら荻野貴のサインボールをゲットしましたので早起きは三文の得です。
これで吉見が勝ち投手にでもなれば笑いが止まらなかったのですが世の中はそうは上手くはできていないようで、あっさりと自滅で勝ち越しとはなりませんでした。
日本ハムもハンカチ王子に武田久が絶賛炎上中でおつき合いをしてくれていますし、予想どおりに楽天は失速をしていますので辛うじて首位を保ってはいますが、じわじわと不気味な西武が上昇中で今や混パという懐かしい声が聞こえてきそうな混戦は一歩間違えばBクラス転落ですので、それでも焦らずに締まっていきましょう。

吉見はとにかくコントロールが悪すぎました。
そもそもが制球で勝負をするタイプではないものの3度も先頭打者を歩かせてしまえば苦しくなるのは当然で、5回途中まで3安打ながらも4失点は自業自得でしょう。
ストレートもスライダーもチェンジアップも全てが抜け気味でしたので、里崎もリードに四苦八苦をしたことと思います。
ただ同じことの繰り返しと中継ぎ降格を示唆するような西村監督のコメントが流れているようですが、今のチームにそんな余裕があるとも思えません。
ここまで勝ち投手となってもおかしくはなかった試合を打線の援護、そしてベンチの辛抱が足りなかったことでチャラにしてしまってきたのですから、腹が立つのは分かりますが同じことの繰り返しとの指摘は鏡を見れば言えない言葉でしょうし、もう少し大松やサブローらと同じぐらいに長い目で見てあげて欲しいです。
真っ黒に日焼けをするぐらいに浦和で頑張ってきた吉見に代えて同じ浦和組の抜擢であればまだしも、結果がどう出るにせよその浦和で炎上をした渡辺俊ではないことを願います。

壊れかけた試合を何とか持ちこたえたのは中郷の好投で、3回2/3を1安打に抑えたのですから100点満点でしょう。
その1安打がいきなりの初球を打たれた吉見の自責点となるタイムリーというのが中郷らしく、これはベンチが使用上の注意を守らなかったのですから仕方がありません。
とにかく中郷は回の頭から、それであればそれなりに安心をして見ていられますので、今後はこういった間違いの無いよう願います。
また守護神がどうなるかと注目だったのですが内があっさりと登録抹消となり、その理由が歩けないぐらいの右足痛とはビックリ仰天です。
そんな状態で投げることを我慢が美徳とでも思っているのでしたら内は勘違いも甚だしいですし、その状態をもしベンチが見抜けなかったのであれば論外、知っていて投げさせていたのであれば先日の7点リードの場面などは鬼畜としか言いようがありませんので、いずれにせよ両者ともプロ失格でしょう。
そしてどこまで本音かは分かりませんが抑えは猫の目とは場当たり的な采配の極致で、今日のこの場面で藪田を使ったことからしてもう大谷しか選択肢は無いように思うのですが、今さら隠しても意味がないですし、マスコミを使うのであれば「○○にやってもらう、期待をしている」ぐらいは言えないのかなとはいつもながらの愚痴になります。
確か昨年の春先にも右足首を痛めた内は手術をしたかどうかは覚えていませんが、あるいは時間がかかるかもしれません。
そんな状況で好投をしているから、球数が少ないからといった理由もあったのでしょうが中郷を長く投げさせたのはいかがなものかと、ロサや古谷や中後を地蔵にしているベンチの気が知れませんし、それであれば右の代打を呼んでくれよと、お願いですから不幸にもチームが転落をした際に故障者を理由にしないでもらいたいです。

まあ何にせよ、今日も打線です。
動いてくれることは期待をしていましたが機能をしていたホワイトセルを外すとは思いもよらず、左対左神話もたいがいにしてもらいたいです。
左腕に.067という数字を考えたのでしょうが、いつまで四番を四番目の打者にしておくつもりなのかと嘆かわしくなります。
それであれば大松ではなく福浦でしょうし、もしスタメンに耐えられないぐらいに福浦の状態が悪いのであれば治癒に専念をさせるべきでしょう。
大松のバント失敗は痛かったですが基本に忠実に三塁側にしようとの姿勢は見えましたし、そこを責めるつもりはありません。
かなりのブーイングに大松は辛かったでしょうが、試合終了後にバントを中心に練習をしているとの報道もありましたので挽回を期待しています。
ただ漫然と使って上向くのを待つのではなく、澱んだ空気の一掃をベンチには求めます。
井口やサブロー、あるいは里崎だって例外ではありません。
覇気のないプレーをする選手はスタメンから外すぐらいの厳しさを、いい加減に若手に厳しく主力に優しい、と言うよりは遠慮は改めてもらいたいです。
今日の試合で交代が懲罰に近いであろう清田への代打だけでは甘過ぎで、まさに「同じことを繰り返さない」よう厳しく処してくれることを願います。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

 ソフトバンク

2 1 0 0 1 0 0 0 0 4 5 0

千葉ロッテ 

1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 8

1


◆7月29日(日) 千葉ロッテ-ソフトバンク15回戦(ロッテ8勝5敗2分、17時、QVCマリン、19,087人)
▽勝 大隣 15試合8勝4敗
▽敗 吉見 5試合1勝2敗
▽本塁打 松田9号(吉見)、里崎6号(大隣)

▽バッテリー
千葉ロッテ 吉見、中郷、藪田―里崎
ソフトバンク 大隣―高谷

 

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ボーダーレスな対馬

2012-07-29 02:30:20 | 独り言

離島シリーズというわけでもありませんが、種子島に続いて対馬に行ってきました。
心配をしていた天気はパラパラッと何度か降られたものの雨具を取り出す必要はないぐらいで、むしろお肌のダメージが心配になるぐらいの日差しにも恵まれましたから、これが地に墜ちていた晴れ男の復権の第一歩になってくれればと心の底から願いまくっています。
タイトルに対馬を掲げながらも旅としては福岡が中心で、これで九州制圧までは佐賀と長崎を残すのみとなりました。
その出陣は9月の予定ですので、それまではじっくりと英気を養いたいと思います。

今回も博多に構えての居候型の旅で、フェリーと自転車で駆け巡ってきました。
種子島では高速フェリーでしたが対馬には普通のフェリーで雑魚寝という初体験もありましたし、レンタサイクルでの初の100キロ超えも大きなトピックスです。
そして色紙と記念スタンプ用の用紙を入れたケースを置き忘れてくるという失態もあり、大袈裟に言えば波瀾万丈な三日間でした。
城、墓、博物館、グルメ、スイーツといつもどおりのメニューを淡々とこなしながらも体力作りにも繋がる山越えもあり、我ながらまだ若いと自画自賛です。
またダラダラと一ヶ月ぐらいをかけての連載になると思いますが、適当におつき合いをいただければ幸いです。


【2012年7月 福岡の旅】
ボーダーレスな対馬 旅程篇
ボーダーレスな対馬 旅情篇
ボーダーレスな対馬 史跡巡り篇 対馬の巻
ボーダーレスな対馬 史跡巡り篇 福岡の巻
ボーダーレスな対馬 史跡巡り篇 柳川、久留米の巻
ボーダーレスな対馬 グルメ篇
ボーダーレスな対馬 スイーツ篇
ボーダーレスな対馬 おみやげ篇

 

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笑え内

2012-07-29 01:26:11 | 千葉ロッテ

 

昨日は平日ながらも1万6千、そして今日は2万8千と夏休みの威力をありありと感じたQVCマリンでしたが、残念ながら白星とはいきませんでした。
九回に追いつかれてサヨナラのチャンスを逃したわけですから負けに等しい引き分けでもあり、しかし先制はしたものの拙攻に助けられながらの最初から最後まで押され気味の試合でもありましたので引き分けらしい引き分けでもあり、まあ考えても結果は変わりませんので明日の勝ち越しを願うことにしましょう。

それにしても内、またしても打ち込まれてしまいました。
マウンドに登ったときから表情に余裕が無く、最初からプレッシャーに押し潰されているようで見ているこっちが背中にイヤな汗をかいたぐらいです。
全体的に高めながらもボール自体がさほど悪い感じでもありませんので、やはり気持ちの問題が大きいのでしょう。
今は更新が止まってしまっていますがブログでの内を見る限りでは脳天気そのものだったので、このチキンハートはかなり意外でもあります。
個人的には嫌いなのですがマウンド上で笑うぐらいのつもりでいてくれればと、今江あたりが笑かしてくれればと思います。
西村監督は抑えの再検討をするかもしれないなんて談話を残しているようですが、このチャンスを逃せば内の守護神はもうありえません。
もしかしたら大谷を考えているのかもしれませんが、抑えらしい抑えである内を一人前に育てる辛抱をお願いしたいです。

先発の上野は5回を1失点と今日も無難に試合を作ってくれましたが、またしても打線の援護が足りずに白星に手が届きませんでした。
130キロ台半ばのストレートが多めの配球は武器であるスライダーが今ひとつとの里崎の判断だったのかもしれませんが、初回の三者凡退だけで二回以降は毎回に走者を背負っての苦しいピッチングながらもそのストレートで押し切っての3併殺ですから、本人も満足はせずとも仕事をしたとの思いはあるはずです。
もったいなかったのは五回の井口のやや軽率なプレーで、捕ってからトスをすることを考えていたのでしょうが確実に一つのアウトを取ることを考えれば止められた打球でした。
そして6安打2四球という内容から57球での降板は上野にとっては痛すぎる判断で、ここまでの上野の不遇からすれば育てるための試合にすべきだったと思います。
中継ぎ陣にも負担がかかりましたし、明日が吉見であることを考えれば首を傾げる継投だったと言わざるをえません。

大谷、益田、藪田は苦しみながらも何とか抑えてくれました。
サブローの信じられないエラーに足を引っ張られながらも大谷は2回を無失点、今や中継ぎのエースです。
先日のビハインドでの登板はそうなると調整登板ではなく中継ぎとして起用をしていくとのベンチの考えの表れだったようで、しかしこれでは伊藤二世の道へまっしぐらです。
今日も35球も投げましたから、三者凡退で切り抜けながらもスライダーのキレが今ひとつの三連投の益田とともに、明日は休養日でいいでしょう。
そうなると藪田に頑張ってもらうしかなく、しかしやはり今日の感じからすれば内の代わりに守護神というのは難しそうで、まだ暫くは厳しい日々が続きそうです。

それにしても打線の湿り具合がなかなか解消をされません。
初回の角中の打球を好捕されたのが痛かったですし、九回の福浦の痛烈なライナーを捕った森福が憎たらしいです。
ざっと今月の打率を見てみれば荻野貴.303、根元.268、サブロー.176、ホワイトセル.176、角中.260、井口.270、大松.196、里崎.182、今江.194となり、岡田.216、清田.125、福浦.350、鈴木.333と打数の違いはあるにせよ、そろそろ打順の入れ替えだけではなく面子の入れ替えも考える時期にきているように思います。
ホワイトセルを四番に据えれば大松の相対的な価値は落ちますので福浦を代わりに入れて、キャプテンに危機感を与えるために鈴木の抜擢もありでしょう。
あまり気は進みませんが根元の三番もありではないかと、そうなると荻野貴、鈴木、根元、ホワイトセル、角中、井口、福浦、里崎、岡田といったオーダーになります。
あるいは浦和から高濱と伊志嶺を上げるのも手かなと、何にせよ明日が今日と同じスタメンオーダーではないことを願います。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

 ソフトバンク

0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 2 11 0

千葉ロッテ 

1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 2 6

1


◆7月28日(土) 千葉ロッテ-ソフトバンク14回戦(ロッテ8勝4敗2分、18時、QVCマリン、28,862人)

▽バッテリー
千葉ロッテ 上野、大谷、益田、内、藪田―里崎
ソフトバンク 武田、岩嵜、岡島、柳瀬、森福―高谷、山崎

 

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ホワイトセルがドン!

2012-07-28 02:02:55 | 千葉ロッテ

 

追加点を取り損ねてじわじわと追い詰められての逆転負け、そんな相変わらずな展開を救ったのは成瀬の粘投とホワイトセルの一発でした。
やはりエースと四番が活躍をするとチームは強いです。
ズルズルといきそうなところで何とか踏みとどまりましたので、このままソフトバンクにはまたお得意様に戻ってもらいましょう。
見る者に不快感すら与えるヘラヘラ武田に本当の意味でのスマイルを見せつける、そんな上野の好投に期待をします。

またしても成瀬がエースとしての威厳を見せてくれました。
投球内容としては快投といった感じではありませんでしたが、緩い変化球を上手く使った里崎のリードに応えて丁寧なピッチングでの7回2失点はちょっと甘いですが100点です。
里崎、井口のファインプレーや自らの好フィールディングでピンチを切り抜けましたし、強い打球も野手の正面を突いたことからすればボールに力があったのでしょう。
無駄な四球を出さなかったことも大きく、攻めのピッチングが出来ていました。
かなり聞きやすくなったヒーローインタビューは今日も中継ぎ陣への気配りを口にしていましたし、10勝一番乗りはエースとしての勲章です。
やや負荷がかかり気味ですので暫くはきっちりと中6日で回してまずは15勝を、そしてラストスパートで最多勝を目指してもらいたいです。

成瀬を継いだのは益田と内で、まあこんなところだと思います。
益田の連投は例によって昨日の無駄遣いが悔やまれますが、今日はボールが暴れることなく無難にまとめてくれました。
スライダーのキレがもう一つでしたので復調まではまだ時間がかかりそうですが、焦らずにじっくりと調整をしてもらいましょう。
八回に4点の追加点があったので内の登板は微妙でしたが、準備をしていたからそのまま投げさせたのだと思われ、しかし登板間隔が空いていたとは言いながらも益田のように明日から連投になる可能性もあるわけで、結果的に8球で終わりましたので助かりました。
今日はおそらく最後のボール以外は全てが変化球だったのがちょっと気にはなりましたが、高めに抜けることもなかったのでよしとします。

打線は大きくいじってきました。
ここのところは出番がなかったホワイトセルの四番には驚きましたが、ここに据えてこそのホワイトセルだと主張をしてきましたので自分としては納得です。
そのホワイトセルは真ん中の甘いボールではありましたがグシャッという破壊音とともに打った瞬間にそれと分かる中段まで運ぶ移籍第1号を放ち、暗雲を切り裂いてくれました。
確率は低くともああいったホームランはなかなか見ることができませんし、相手バッテリーに恐怖感を与えることは確実です。
三振かホームランの粗さで構いませんので外連味なく振り回して欲しく、そしてベンチには辛抱を願いたいです。
ホワイトセルがしっかりと四番に座れば周りが活きてくるだろうと、落ちそうで落ちない角中や六番降格で発奮をしたのか井口の意地は打線に活気をもたらすでしょう。
あるいは今さらながらもホワイトセルにファーストミットを持たせることで、チーム内の競争心に火をつけたいです。
あとは三番をどうするのか、レフトを守るサブローであれば満足のできる数字ではありませんので、もう一段でも二段でも上に行ってもらわなければ困ります。
荻野貴と岡田もきっちりと競わせて、また清田には浦和での出直しを命じて工藤か伊志嶺を引っ張り上げるのもよいでしょう。
高濱もそろそろ一軍で試してみたいですし、今日の動きを一過性に終わらせずに浦和を巻き込んだ大きなものとしてもらいたいと心の底から願います。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

 ソフトバンク

0 0 0 0 1 1 0 0 0 2 7 1

千葉ロッテ 

0 2 0 0 3 0 0 4 X 9 9

0


◆7月27日(金) 千葉ロッテ-ソフトバンク13回戦(ロッテ8勝4敗1分、18時、QVCマリン、16,450人)
▽勝 成瀬 17試合10勝4敗
▽敗 大場 9試合2勝4敗
▽本塁打 内川4号(成瀬)、ホワイトセル1号(大場)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、益田、内―里崎
ソフトバンク 大場、金澤、藤岡、神内―細川、山崎

 

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残りの一手はあるのか

2012-07-27 23:35:02 | 千葉ロッテ

新外国人投手の獲得が発表となりました。
いきなり右左の2投手とは驚きましたし、補強ポイントとしては長打力のある野手ではないかと思いつつも、これまで動きが無かったことを考えれば贅沢も言ってはいられません。
どういうルートで、そして誰がチェックをしての獲得かも気になりますが、いずれにせよメディカルチェックだけは入念にお願いをします。

左腕レデズマ&右腕マシス ロッテが2投手を獲得 (7/27 スポーツニッポン)

ロッテは27日、新外国人選手として米大リーグ、ドジャース傘下のマイナー3Aアルバカーキのウィル・レデズマ投手(31)=192センチ、102キロ、左投げ左打ち=と、レッドソックス傘下のマイナー3Aポータケットのダグ・マシス投手(29)=188センチ、100キロ、右投げ右打ち=を獲得したと発表した。
レデズマは年俸40万ドル(約3100万円)で背番号47、マシスは年俸15万ドル(約1200万円)で背番号36。
レデズマは大リーグで通算192試合に登板し15勝25敗、防御率5.40。
マシスは大リーグ通算45試合で、3勝3敗1セーブ、防御率4.84。

ここまでの報道を見る限りではレデズマは左の中継ぎとして、マシスは右の先発としての起用を考えての獲得なのでしょうが、このあたりはやたらと慎重な西村監督ですから浦和で数試合でも投げさせてからの判断をするものと思われ、今の段階であれこれと勘定に入れるのはやめておきます。
それでも両投手ともかなりの体格で、また速球派とも聞いていますので、かなり楽しみではあります。
これで外国人投手は帰国をしたペンを除いてもグライシンガー、ロサと合わせて4人ですから競い合いになりますし、これでロサが発奮をしてくれれば言うことはありません。

ウィル・レデズマは今季は3Aで全て中継ぎでの38試合で3勝3敗、防御率が6.99ですからお世辞にも秀でた数字とは言えません。
37回1/3での7被弾は多いですし、イニング数を上回る48奪三振は魅力ですが21与四死球はかなりの不安材料です。
ただこのあたりの数字はマーフィーやロサでいい意味で裏切られた経験がありますので、やはりいかに日本の野球に馴染めるかでしょう。
メジャーでは先発の経験もありますし、まずは中継ぎでしょうがあまり型をはめずに使っていってもらいたいです。

一方のダグ・マシスは今季は3Aで19試合のうち18試合が先発で、しかしやはり7勝6敗の防御率が4.07ですから数字的にはパッとしません。
101回2/3で59奪三振の36与四死球ですから意外と日本には合うタイプかもしれず、しかしやはり12被弾は多すぎるでしょう。
ただアメリカの場合は乾燥した土地や小さな球場がありますのであまりあてにはならない数字かもしれず、よって目安ぐらいに考えることにします。
基本的にはずっと先発をやってきたようですがメジャーでは中継ぎの経験もありますので、こちらも適性を早めに見極めたいところです。
無理に先発で使わずとも中継ぎではまれば大谷を先発に持ってこれますので、そこにこだわる必要はありません。

数え間違いがなければ、これで支配下選手登録の空きは1となります。
期限的にももう角や西野らの育成枠選手は絶望感に支配をされているでしょうが、しかし枠を空けたままにしておいても無駄なだけですので残りの一手が欲しいです。
あるいは外国人野手の獲得もありだとは思いますが今日のホワイトセルを見て使い続ける根性をベンチが持つのであれば不要ですので、やはり育成枠からの昇格でしょう。
それが角であれ西野であれ、はたまた別の誰であっても構いませんので、組織としての活性化にも繋がりますので検討を願います。

 

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超大人向け

2012-07-27 02:07:52 | 映画

巷では三部作などと喧伝をされているので関連性が薄いだろうとは思いつつも予習をしたのですが、やはり自分には何も見えてきませんでした。
そこでピュアな気持ちで臨んだ「おおかみこどもの雨と雪」だったものの、こういう映画だったのかとビックリ仰天です。
母親としての子育ての経験があればまた違った受け止め方ができたのでしょうが自分には今ひとつ分からず、また決してバッドエンドではなくむしろある意味でハッピーエンドなのですが、心の片隅にどんよりとしこりのようなものが残ってスッキリとしなかったのが正直なところです。

おおかみこどもの雨と雪

バップ

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話はおおかみこどもの姉弟の姉、雪の語りで進んでいきます。
狼男と恋に落ちて結ばれた主人公、と言ってよいと思われる花は雪と雨の二人の子どもを授かりますが、しかしその狼男に先立たれてしまいます。
それでもくじけることなく都会を離れて田舎で子どもを育てつつ自分も成長をしていき、そしてその子どもの親離れを複雑な思いで見送っていくといった流れです。
この軽やかな前段と重苦しい後段、幼い頃と成長をしてからの姉弟の立ち位置の変化、あるいはこのギャップが売りだったのかもしれませんが、自分にはちょっと無理でした。

もっとファンタジーチックな、家族で楽しめるような作品だと思っていました。
確かに前段の展開でいけば締まりが悪かったかもしれませんが、雪の無邪気さがこれでもかとアピールをされて微笑んでいただけに重い後段がきつく、それが子育ての難しさであり楽しさでもあるのでしょうが、少なくともキッズ向けの作品だと思って足を運べば失敗をすると思います。
観る人を選ぶ、とは言い過ぎかもしれませんが、興行的にはいいところまでいっても一般的な評価は高くないままに終わるような気がします。
自分としても後段についていけず、しかし誰が悪いのでもなく自分が経験不足なだけですので、仕方がないと割り切ることにしました。


2012年7月26日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)

 

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二度泣くことは三度泣く

2012-07-27 01:32:50 | 千葉ロッテ

今日も帰ってから見返すのも嫌になるぐらいの負けっぷりで、ついに日本ハムとのゲーム差がゼロとなりました。
またいつの間にやら西武の貯金作りに貢献をしてしまったようで、尻に火がついたどころの騒ぎではないでしょう。
地元に帰ってからの出直しを口にした西村監督に何か策があるのか、それとも風向きが変わってくれることを祈るだけなのか、そして球場の客入りが気になります。

小野はいきなりの被弾、そして味方が同点に追いついてくれた直後の被弾と点の取られ方が悪くはありましたが、7回を2失点と先発としての仕事はしっかりとこなしてくれました。
しかし今日も味方打線の援護が足りず、力投が報われずに今季の初黒星です。
これだけ好投が続けば体調さえ万全なら後半戦のローテーションを暫くは持ちこたえてくれるだろうとの期待感がありますが、打線がこれではどうにもなりません。
それでもこういうチーム状態のときこそベテランの存在感が必要ですので、小野にはミリオンダラーズの意地を見せてもらいたいです。

それにしても打線です。
僅か5安打の準9人野球で、そして最終回の10人目が盗塁死で幕を降ろすのですから徹底しています。
昨日と同様に無死三塁、一死三塁から犠牲フライを打てない手詰まり状態で、それこそ祈るしかないのかもしれません。
こういうときこそ一発の恐怖感があるホワイトセルの出番だと思うのですが、この展開で地蔵にしておくのであれば一軍に置いておく必要はないでしょう。
またしても成瀬におんぶにだっこになりそうな明日は打線がどんな顔を見せてくれるのか、怖いもの見たさで球場に向かいます。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 5 1

西武 

0 1 1 0 0 0 0 0 X 2 8

0


◆7月26日(木) 西武-千葉ロッテ12回戦(ロッテ7勝4敗1分、18時、西武ドーム、17,269人)
▽勝 菊池 4試合1勝
▽S 涌井 24試合3敗11S

▽敗 小野 6試合1勝1敗
▽本塁打 中村15号(小野)、栗山2号(小野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、益田―里崎
西武 菊池、十亀、ウィリアムス、長田、涌井―炭谷

 

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主人公のキャラが薄すぎ

2012-07-26 01:18:28 | 映画

TSUTAYAはいつの間にか旧作であれば100円で7泊8日も借りられますので焦る必要もないのですが、この手のものは勢いが大切ですので一気に予習を進めます。
今日の「サマーウォーズ」もBlu-rayでのレンタルがされていないようでDVDでの鑑賞となったのが残念でしたが、貧乏人には身分相応ということなのでしょう。
まあ二度も三度も観るようなものではありませんし、そこは割り切るしかありません。

サマーウォーズ

バップ

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電脳世界に知的欲求を持つワームが入り込んで現実社会をも巻き込んだ騒動を起こし、それに立ち向かう旧家の一族と主人公、雑にまとめるとそんなストーリーです。
今風な舞台設定ですし、それと相反するかのようなのどかな風景も一つの狙いなのだとは思いますが、原発を含めた核施設に衛星が落下ともなるとそうも言ってはいられません。
それだけ原子力というものが人類にとって両刃の剣であることの証左なのでしょうが、それは置いておきます。
かなりシンプルな話の流れは自分に合っていますし、さりげなく今の都会ではありえない大家族なんてのも心に響くのですが、どうにもしっくりとこなかったのが正直なところです。

やはり主人公のキャラの薄さ、これに尽きるような気がします。
誰かがヒーローになるのではなく、全員で手を取り合って戦っていくということを強調したかったのかもしれませんが、そうであってもやり過ぎでしょう。
あるいはこちらが主人公かもしれないヒロインも同様で、むしろお婆ちゃんやその次男、そしてキングカズマを操る少年の方がキャラが濃かったように思います。
ジブリと同じ意図なのか主だったところに声優ではなく俳優を起用したことで抑揚がないところも今ひとつで、なぜに花札と高校野球を絡めたのかもよく分かりませんし、その登場人物の多さと同じく全体的に散漫に過ぎてどうにもクライマックスに盛り上がってくるものが感じられませんでした。
それでも面白かっただけに、何とももったいない気がした夏の陣です。


2012年7月25日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

 

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いつか来た道

2012-07-25 23:58:34 | 千葉ロッテ

後半戦の初戦は見事なぐらいの完敗で、幸先が悪すぎるスタートです。
投打ともに「いつか来た道」「どこかで見た風景」な感じで、試合後の西村監督のコメントもまた然りです。
ここからどう巻き返しを図るのか、ただの一敗でそう考えなければならないほどに追い詰められた気分になってしまうぐらいに重い、そんな今日の敗戦でした。

グライシンガーは6回を4失点ですのでピッチングとしては敗戦投手らしいものではありましたが、その84球が次の登板にどう影響をするかの方が気になります。
言うほどに投球内容が悪かったわけではありませんので、いかに今後にローテーションを守れるかがポイントでしょう。
味方打線の援護さえあれば、ここが実際のところは一番の問題ではあるのですが、打者を翻弄するだけのテクニックに衰えは感じさせません。
ただストレートの威力に陰りが見え始めたのが気がかりで、そのことでカットボールやカーブが活きていないようにも思えます。
これから暑くなることでますます疲労がグライシンガーを苦しめるでしょうが、ここが踏ん張りどころですので腐らずにZの力を見せつけてもらいたいです。

そのグライシンガーの後を継いだのがまさかの大谷で、負けている展開での2イニングは全く理解ができませんし、理解をする努力すら惜しいぐらいです。
ただでさえ藤岡、唐川の離脱にペンの帰国でローテーションをどう回そうかと頭を悩ませる状況で、前回の過酷な条件で先発として好投をした大谷を今日のような使い方でどうするつもりなのか、これが浦和組の抜擢の伏線であればウエルカムではあるものの、こと大谷について言えばそれとこれとは話は別です。
あるいは今の調子で言えば成瀬と双璧かもしれない大谷を使いこなせないとは、もう末期症状と言ってもよいでしょう。
最後まで諦めないと言えば聞こえはいいですが、単なる先の見えない万歳特攻としか思えません。
このままですとチームの白星よりも無事に選手が来季を迎えることができるよう願う向きが強くなってもおかしくはなく、しかしまだ8月の声も聞いていない現実が立ちはだかります。
中村球団社長も藤岡を激励する前にやることがあるのではと、そう怒鳴りつけたい気分でいっぱいです。

それにしても打線の便秘状態も酷く、そして初回が大きな鍵でした。
たった一回のお祭りが1点で終わってしまったのですから、もうどうにもなりません。
それを望むのが酷だとは分かっていますがタイムリーを放ったサブローがホームでのクロスプレーの際に二塁を窺う気構えを感じさせなかったこと、これがとにかく腹が立ちます。
早いカウントからあっさりと打ち上げる岡田もそうですし、どこが繋ぎの野球なのかと膝詰め談判をしたいぐらいです。
毎回走者を出しながらもあと一本が出ない、疲れなのか差し込まれる場面が多くなって徐々に下降気味の角中の5タコも困りものですし、前の打席でヒットを打った鈴木に代えて最終回の先頭打者としての代打井口とは何の冗談かと、そして夏井口の到来を予感させるど真ん中のストレートに振り遅れての三振ですからもう笑うしかありません。
ここまでくれば、これだけ投打ベンチともに膿が出れば明日は快勝するのではないかと、無理にでも気持ちを奮い立たせて明日を待つことにします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

1 0 0 0 0 0 1 0 0 2 10 0

西武 

0 0 3 0 0 1 0 0 X 4 8

0


◆7月25日(水) 西武-千葉ロッテ11回戦(ロッテ7勝3敗1分、18時、西武ドーム、18,897人)
▽勝 牧田 16試合8勝5敗
▽S 涌井 23試合3敗10S

▽敗 グライシンガー 14試合6勝4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ グライシンガー、大谷―里崎
西武 牧田、ウィリアムス、長田、涌井―炭谷

 

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さあ後半戦

2012-07-24 23:55:15 | 千葉ロッテ

長かったオールスター休みも終わり、明日から後半戦が始まります。
のっけからペンの離脱が報じられて頭を抱えているロッテファンも多いかと思いますが、壊れたものは仕方がありません。
唐川や藤岡の穴埋めにはなりませんがマイナス要素でもありませんから、椅子とりゲームの参加者が減ったと思えば若手は目の色が変わるはずです。
ベンチが誰を抜擢するのか、そのあたりで後半戦のチームの伸び具合が見て取れそうな気がします。

その後半戦の先陣を切るのはグライシンガーで、背中の張りで暫くのお休みだっただけに状態がどこまで戻ったかに注目が集まります。
こと明日の勝敗よりも、次回の登板が中6日でいけるかどうかがポイントでしょう。
キャラクターグッズが発売となるようで、個人的にはもうちょっと何とかならなかったのかと溜息をついているのですが、本人は喜んでいるようですから活力源となればと思います。
ここのところは不憫が続いているグライシンガーを打線が援護できるのか、どういった顔ぶれのスタメンオーダーになるのかも気になります。
このオールスター休みでベンチがどう変わったかを、そのお手並みを拝見させてもらいましょう。

 

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ラベンダーがジャンプに

2012-07-24 01:31:14 | 映画

例によって観に行こうとしている映画の前段階として、予習とばかりにTSUTAYAでDVDを借りてきました。
ここのところはすっかりとBlu-rayばかりを観ているためにDVDは心配だったのですが、レンタルとしてのBlu-rayが解禁をされていないようですので仕方がありません。
そしてその心配どおりにシャープさに欠けていたのが難点で、映像美が売りとも言われていただけにちょっと肩すかしではありました。

時をかける少女

角川エンタテインメント

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前置きが長くなりましたが、観たのは「時をかける少女」です。
俺の知世、こと原田知世が主演をした映画はリアルに観たのですが、どうにも話がシンクロしません。
気になって調べてみたところどうやら原田知世が演じた芳山和子が魔女おばさんで、この作品の主人公である紺野真琴の叔母にあたるようです。
そういう意味では後日談とは違うのかもしれませんが、何処かに行ってしまった人を待ち続けているとの言葉の重さを後になってから感じた次第です。

さらなる前置きはこれぐらいにして、そして映画としてはかなり微妙でした。
物事を深く考えずにまず動くことから始める主人公に共鳴できるかどうかで、この映画に対する好き嫌いが決まるように思います。
タイムリープという事象がメインテーマでもなく、恋の三角関係が発展をするわけでもなく、そして大人の階段を昇り始めたわけでもありません。
ただドタバタと好き勝手に動き回るうちに何本かの糸が一本に紡がれていく、テンポはいいのですがなし崩しな感じでしかありませんでした。
きっと自分が歳を重ねすぎたのだろうと、そう思うと凹んでしまいます。
浮かんできた言葉は「後悔先に立たず」で、いろいろな意味がありますが次、次にいくことにします。


2012年7月23日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)

 

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溺れる者は大嶺をもつかむ

2012-07-23 19:46:44 | 千葉ロッテ

昨日も雨に降られることなくお天道様を仰ぐことができましたので、持っていった雨具の出番はありませんでした。
まるで渡辺俊、ペン、吉見で3タテを食らわした気分で、あの天気予報でのことですから晴れ男復活への第一歩としたいところです。
4ヶ月連続の旅はこれで一息ついて、そして9月あたりの夏休みで九州制圧を成し遂げる予定です。

オールスター戦はまだやっているのね、なんて思ってしまう三戦目ですが、ペナントレースは明後日から後半戦が始まります。
そんな中で唐川の復帰が大幅に遅れそうだ、藤岡が肩を痛めた、なんてローテーションが苦しくなるばかりのニュースが飛び交っています。
こうなれば無理をさせても仕方がありませんので、他の投手に頑張ってもらうしかありません。
むしろ今のベンチの性向からすればこういった危機がなければ新しい選手を引っ張り上げるなんてことはないでしょうから、禍を転じて福となすと考えたいものです。

そして昨日のシート打撃に、大嶺が呼ばれたようです。
6打者に4安打と散々な結果でGOサインは出なかったようですが、そもそも大嶺が一軍にいないことこそがベンチの失態とも言えます。
そのきっかけとなった西本コーチのところに大嶺を送り出すのは気が進みませんが、そんなことも言ってはいられません。
14試合で1敗、防御率が4.09の大嶺が、と考えれば球団やベンチにまだ期待をされているのでしょうから、大嶺には気合いを入れて頑張ってもらわなければ困ります。
また同じく呼ばれたのは橋本、南昌、植松、山室、阿部で、面子を見れば欲しているのが先発なのか中継ぎなのかが分からなくなりそうですが、大嶺と同じく数字だけを見れば首を傾げたくなるような選手もいますので、いろいろな意味でちょっとホッとしたりもしています。
あとはいい加減に西野を支配下選手登録をして抜擢できないのかなと、そんなところでしょう。
何にせよ浦和からの突き上げがなければ、引き上げて使う勇気が無ければsportsnaviの記事は笑い話にしかなりませんので、投手も野手の聖域なき改革を願います。

 

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WBC議論にちょっと違和感

2012-07-22 00:00:39 | 千葉ロッテ

夜半に降った雨も朝には上がり、昼前と昼過ぎにパラパラッとやや大粒の雨に降られたものの、レインコートを着るための雨宿りの場所を探しているうちに止んでくれました。
基本的には今日もいい意味で予報が外れての晴れ時々曇で、これで勝ち越しが決定です。
明日の3タテにはさすがに分が悪い予報ですが、何とかお天道様の機嫌がよいことを願うばかりです。

オールスター戦は四国への凱旋の配慮で角中がスタメンでフル出場をしましたが、残念ながらヒットは出ませんでした。
里崎も2タコで成瀬は2回を1失点で負け投手となり、首位を走っているチームの力を見せつけることはなかなか難しいようです。
パシフィックが連敗をしたことで今オフのドラフト会議での優先権を失ったことが痛いですが、しかし各選手には体はしんどいでしょうがリフレッシュをしてくれればと思います。

さて連日のWBCネタです。
選手会の不参加表明にはスポーツ紙は概ね批判的、逆に世論はその決断を支持しているようです。
人それぞれのスタンスにより当然のごとく賛否は分かれるでしょうし、どちらが正しいかなんてことは誰も決められません。
ただどうにも自分の価値観からすれば違和感を覚える意見があるのも正直なところで、誤解を怖れずにまとめてみることにします。
もちろん考え方が自分とは相容れないだけですので、その点は予めご認識ください。

一番に違和感があるのは「国を代表して」、あるいは「日本人として」といったものです。
果たして普段から国や日本人を意識して行動をしている人がどれだけいるのか、甚だ疑問に感じます。
自らを省みずにその価値観を選手会に押しつけてやいないかと、球団やマスコミなどはそれなりに潤うWBCを手放したくないがためにきれい事をいっているようにしか思えません。
例えば球団はそうまでしてWBCに参加をしたいのであれば、選手会が要望をしている分配金に相当する額を負担すればよいと思います。
それをせずに「WBCには金銭では計れない価値がある」とは、まさに手前勝手なご都合主義でしょう。

そのWBCの価値の中で、選手の成長という側面にも懐疑的です。
それを口にする選手もいますが、あくまでそれは結果を出した選手の考え方であり、それが全ての選手に当てはまるわけではありません。
例えばイチローや松坂などはむしろWBCへの参加を境にして成績を落としているとの見方もできますから、時期的な問題もありますので今後もそういった選手は出てくるでしょう。
実際にWBCでの経験を糧に力をつける選手もいるでしょうが、しかしそれはあくまで結果でしかなく、それを目的や理由にした参加には賛成できません。

最後はやはり「金が理由か」という点です。
しかしこれも選手会からすれば当然のことで、プロ野球選手は職業野球として生業を立てているのですから、その見返りを要求するのは権利ですらあります。
もちろん例年の契約更改で「高い」「安い」とファンはその成績と年俸を天秤にかけて侃々諤々の議論をしたりもしますが、しかしWBCは普段とは違う環境で野球をするのですから取り返しのつかない故障に繋がるリスクが高いことは明らかで、これを同じ土俵で語ることはできないでしょう。
金に汚い、などと心ないことを言う人も著名人も含めているようですが、何か考え違いをしているようにしか思えません。

今年はロンドン五輪があります。
自分も普段から日本人を意識して行動をしたことなどはありませんが、しかし日の丸を背負った選手の頑張りには普段は興味のない競技でも思わず見てしまいます。
これが日本人に限らず人間のDNAに刻み込まれている、愛国心という名の脊髄反応なのでしょう。
ですから野球でも国際舞台で日本人が活躍をするところを見てみたい、楽しみにしている人が多いことはもちろん理解をしています。
しかしその五輪にしても自らの意志とは無関係に出場を強要されるなどという話は聞いたことがありませんし、そこに価値観を持っている人が自らの意志で目指しているはずです。
選手会が我慢をして出場をする、などということは競技や他の参加者に対しても失礼なことですから、許されていいことではありません。
その選手会の主張、要求が正しいかどうかではなく、冷たい言い方になりますがリスクとメリットの折り合いをつけられる人のみが参加をすればいいと考えます。
今の選手会という組織としての判断はリスクがメリットを上回っているということ、ただそれだけでしょう。
もし上記を含めての非難を不参加者に向けないのであれば選手個人としての参加の可否を判断させることもありだとは思いますが、おそらくは日本でそれを求めるのは無理です。
だからこそ選手会は実状はどうあれ全会一致という形を取ったのでしょうし、これらの理由からその判断を支持します。

 

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