種市と田嶋の投手戦はそれぞれが代わった終盤に岡が益田のピンチを防げば無死満塁をヒギンスが凌ぐなど大きく動きましたが、どちらかと言えばロッテが押していただけに再びのチャンスに佐藤がサヨナラヒットを放ってくれたのには助かりました、もし引き分けに終わっていれば負けに等しいとの評価になったでしょう。
プロ初安打がサヨナラヒットはロッテでは喜多以来か、田村と柿沼が好調な投手陣を支えていますのでスタメンマスクの機会がそうそうあるとも思えませんが、コロナルールで延長10回までとなれば捕手三人制は代打としての出番が増えてくるはず、そのシャープなスイングは哀しいかな安田より期待ができますので切り札を目指して頑張ってください。
先発の種市はいきなり先頭打者弾を浴びはしましたが二回以降は内野安打一本のみで、7回105球の見事なピッチングは前回も6回1失点で勝てなかったので気の毒すぎます。
このあたりは巡り合わせですので仕方はありませんがストレートは高めでも力でねじ伏せ、外寄りにきっちりと低めに落ちていくフォークと内容は満足できたのではないかと思います。
七回に先頭打者を歩かせたもののそこから三者連続三振は全てフォークでかつ空振りでしたからしてやったりでしょう、かなりな落差がありました。
3試合連続失点だったジャクソンもようやく三者凡退に抑えて、益田がどうにも不安定ですがハーマンが今季2勝目、リーグトップの防御率を誇る投手陣がチームを引っ張ります。
一方の打線は田嶋が絶妙なコントロールと右打者の膝元を突く果敢な攻めに手も足も出ず、九回には鳥谷と角中は外野フライも打てず十回の安田とともに敢えなく三振はさすがに寂しい、そもそも前日に激走を見せた井上に代えて鳥谷を代走はあまりに冗談過ぎて、井上は守備でも貢献をしているだけになおさらです。
初回に追いついた得点も中川の下手くそなランダウンプレーに前日の後藤の挽回をしようとしてミスを重ねた失敗がよぎったか消極的な守りに助けられただけで、まだ明日がありますので鬼が小さく笑いそうですが、これではチーム打率が3割に近い楽天とまともにやりあうのはなかなかに厳しいでしょう。
そうなれば和田を筆頭にやはりリーグトップの盗塁数を誇る足を使った野球で挑むにしくはなく、その和田は今日に2盗塁のプレッシャーは投手の心を散々に惑わし、また二死二塁で外野手がもう諦めて前進守備をしないなどその快脚、いや怪脚と言っていい破壊力は既に響き渡って相手ベンチの作戦にズレを生じさせてくれるのではないかと思います。
また打てずともファールで粘りまくってサヨナラ勝ちを演出した藤岡、きっちりとバントを決めた柿沼や荻野など、地味でも堅実で献身的な野球を忘れなくお願いします。
とにもかくにもここまできたら欲、ではなく次のステージにいくためにも意識的に勝ちにいきたい、小野、ハーマンに続く美馬の勝利で来週の楽天戦に向けた前昼祭といきましょう。
|
◆6月27日(土) 千葉ロッテ−オリックス5回戦(ロッテ5勝、14時、ZOZOマリン、0人)
▽勝 ハーマン 5試合2勝
▽敗 澤田 5試合2敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、ジャクソン、益田、ハーマン—柿沼、田村
オリックス 田嶋、比嘉、増井、ディクソン、ヒギンス、澤田—松井雅
ルーキー時代の春先はこんな感じで粘ってたりしてたんですがね。
長続きしてほしいです。
監督はやはり鳥谷落とす気ないんでしょうか?
一軍に長居させるために無駄に起用している気がします。
安田に関しては、積極性が欠如している!!
代打で出てきてあれでは...
澤井2世に片足突っ込んでいると感じるのは自分だけでしょうか?
あんなものを見せられるのであれば和田の打席が見たかった!
でも、安田のおかげで佐藤はものすごいアピールができましたね。
応援歌はロードトゥーメジャーっぽくしてくれないかなぁ。
明日、定刻の開始は無理でしょうね。
17時開始なら大丈夫そうですから、日程のキツい今シーズン、メジャー並みの日程消化を目指してもらいたいです。
投手陣が本当に良いので、明日の美馬にも期待します。
安田はカードの区切りで一旦明日までですか。
一軍のボールについていけていませんし、足りない所を下で磨いてきてもらいたいです。
それと鳥谷、9回裏は期待していたんですがね……ベテランであの三振は悲しくなります。
監督曰く「守備を評価」しているらしいので、今後あのような場面ではしっかり代打を送るよう、ベンチにはお願いします。
藤岡の四球、荻野のバント、佐藤のサヨナラは文句無しです、素晴らしい。
それとこのところ、守りが固い。井上の好守は中継でも言及されていましたが、この試合も荻野、岡、マーティンなどいいプレイがありました。チームUZRは0.0まで改善しています。オープン戦や練習試合ではひどい守備が目立っていただけに、何が理由かは分かりませんが、本番に強いのはいいことです。
ちょっと心配は荻野の走塁。開幕戦でもチョンボがありましたが、きょうも相手の守備のまずさに救われただけで、解説有藤氏も暴走との指摘。元々盗塁失敗が少ない慎重な選手なのに、ちょっと感覚がずれている感じです。傷を作らないうちに戻してほしい。
鷲は舞い降りた。
初対戦なんだから強振しないでカットカットで押し出し狙いでも良かったかな。鳥谷も角中もそれが出来る打者だし。
勝ったからまだいいけどハーマン勿体無かったな。
ディクソンは日曜も使えなさそう。
田島を見てると投手は球速より制球とキレなんだなあと思わせてくれる。
でもやっば速い球は魅力。
田島と松井ってセットなの?好調キラー若月がいるのに。
山下アナと解説有藤のコンビはいつもつまらないと思っていたんだが、技術的なことも戦術的なことも舞台裏的なことも問いかけもしなければ応えもしないで感想しか言っていないからだと今更ながら気づいた。
一か八かの本塁突入は好きだけど岡の捕球体制と打球の強さからいくら佐野だってあれは流石に無理だろ。
さて、スイープ出来るか?
その安田に有藤が「代打で出てきて一度しか振ってない、嘘でもいいから初球から振って欲しい」と言っていた解説が聞こえていたかのような(与田か!)、佐藤の初球打ちは見事でした。
8回の井上先頭出塁の場面、私の中には岡も和田も使っているのでそのままランナーでいるのかと思っていたら、これまた存在を失念していた鳥谷が代走で出てきました。一番に私の頭に浮かんだのは、延長10回までいくともう一度打席が回るんだよな…で案の定それは思ったより早く9回裏に訪れ、彼は見逃しの三振。
8回はあれはあれでベンチとしては勝負にいったのかもしれませんが、ちょっと消極的な気がしますね。
ということで私が存在を失念した2人が危うく試合を潰すところで、チェンの登録抹消は何なんだ!(しつこい!)と思いつつ、ジャクソンの好投に少しだけ救われましたね(笑)
こうなると欲がでて、8連勝、バファローズを6タテを期待してしまいますが、美馬と山本じゃあ分が悪い。いっそ今日は、中止にして、宮城で連勝を延ばしますか。
勝ってるだけで丸儲け。
代打陣の数は思ったよりいますね。
これで福田秀が戻れば厚くなりますし、菅野、藤原、高部も調子が上がれば競争激化。
鳥谷は長年、規定に到達した選手なので、同じ内野手の藤岡や中村奨らにシーズンを乗り切るツボを伝授する意味でもベンチに必要かも。
選手としては峠も、チーム力を上げる存在ではあります。
井口監督や鳥越ヘッドでは格がありすぎるから、兄貴分みたいなのがいてもいいと思います。
細川は兄貴分というより親分ですけど。
そのゲームも先発ピッチャーが全て五回の責任をはたしているのが素晴らしい。
今から長い初めてのイレギュラーシーズンを戦うに選手を、いかに体力を保った状態で最後まで走らせるかがベンチの采配の大事な所です。
何かに書いてましたが、先発の球数もいきなり百球では無く八十とか慣らして上げて行くと書いてました。
野手も結構数を使ってますし、統一された戦い方なんですね、今までにない計算されたやり方にワンランク上のロッテが見えてます、敗けが混んできたときにぶれなければ今季のロッテはいけますぜ。