オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

走って走って一万キロ

2011-12-31 20:06:52 | 独り言

私は車の免許証が単なる身分証明書と化しており、これは都会で生活をする上で車が必須ではないことと、そもそも子どもの頃から車に興味が無く、運転が好きではない上に維持管理コストが馬鹿にならないという理由もあって、もっぱら足は自転車で人生を過ごしてきました。
それでもちょっと遠くに行くにはママチャリでは面倒なのも正直なところで、生来の出不精もあって活動範囲が限られていたのですが、船橋に越したときに高台ということもあって電動アシスト自転車を購入し、またママチャリだけではなくクロスバイクの2台を使い分けるようにしたことで、大げさですがちょっと人生が変わった気がしています。
そして統計フェチも手伝ってemetersというサイクルメーターで走行距離を測り始めた2008年6月16日から1293日、3年と198日で一万キロに達しました。

これが昨今の自転車ブームの中で世間的に多いのか少ないのかは分かりませんが、自分としてはそれなりの充実感と言いますか、達成感があります。
通勤での駅との往復に6キロ、映画館との往復に11キロ、球場との往復に23キロが恒常的な主な稼ぎ頭で、その他ではクロスバイクで史跡巡りをしたり、あるいは旅先でのレンタサイクルでといった季節ものもそれなりの貢献をしてくれています。
月に200キロ、年に2500キロを目標にしていますので、4年弱での一万キロは満足のいく数字と言ってよいでしょう。
ここまでの一日の最高走行距離は2009年7月19日の120.24キロで、月間では2009年7月の702.3キロが最高となります。
これは大多喜城まで自転車で行くぞ、と高らかに宣言をしたことでトレーニングをしていたのが理由で、しかし翌月の四国旅行のときに高知でこけて左手首を骨折してしまい無期延期となってしまったことが残念でもあり、これは来年から江戸城、川越城で足慣らしをして再スタートをするつもりです。
今や生活に無くてはならない自転車と二人三脚で、次の目標である2015年の5000リーフクラブ入りを夢で終わらせないよう、衰えていく足腰の鍛錬を兼ねて走り続けます。

 


忘れちゃいけない、よつばと!カレンダー

2011-12-31 19:25:37 | よつばと!

 

「よつばと!」2012カレンダー

アスキー・メディアワークス

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不覚なことに来年のカレンダーの掛け替えをするまで、よつばと!カレンダーを記事にすることを忘れていました。
到着から数日ほど宅配ロッカーに放置プレイ、これは悪名高き佐川急便が不在票を入れていなかったことに起因をするのですが、そのことでタイミングを逸したとは言い訳です。
既にAmazonでも楽天市場でも売り切れ状態で、それでも定価とさほど変わらない値段でAmazonのマーケットプレイスでは売っていますので、もし買い損ねた方がいらっしゃいましたらヤフオクなどと合わせて早いうちに入手をされることを強くお奨めします。

お奨めするには、もちろんその理由があります。
四季折々の風景によつばが自然に馴染んでいるところなどは芸術の域に達していますし、その成長ぶりをいろいろと想像して微笑んでしまいます。
ここではかなりアップにしたものを載せていますが、本来であれば全体を写してこその価値がある逸品なのでしょう。
それは分かっているのですがあまりに小さすぎるとそれはそれで魅力を伝えきれないと思い、泣く泣くといった感じでカットをした上でのご紹介となります。
目をこらさなければよつばがどこにいるかが分からないなんて月もありますし、そろそろとーちゃんなどの他の登場人物と一緒のよつばも見たいかなとは思いつつも、やはりここは自由奔放に飛び回り、跳ね回るよつばだからこそのよつばと!カレンダーなのだと独り合点をしています。
一家に一冊、いやいや二冊、三冊と揃えたい、そんなよつばの一年です。

 

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2011年通信簿 60 阿部和成

2011-12-31 16:42:46 | 千葉ロッテ

60 阿部和成 投手 22歳 年俸510万円

【2011年成績】 3試合 0勝2敗0S 防御率12.96 8回1/3 17被安打 1被本塁打 7与四球 2与死球 3奪三振 被打率.436

ズルズルと消えていく三島、黒滝コースに乗ってしまったかと思っていた阿部でしたが、まさかの逆襲を見せてくれました。
浦和では規定投球回に達して6勝、そして防御率はリーグ5位の2.63ですから申し分のない成績です。
そして一軍での初登板はQVCマリンのロッテファンの大歓声の中で果たすことができましたし、反攻に向けていい一年だったと思います。

そのプロ初登板で勝ち投手の権利を手にしながらも勝ちきれなかったところなどは星の巡りが悪いとしか言いようがありませんが、あるいは今季限りもありえるのではないかと心配をしていただけに、徳俵からの押し返しと考えれば充分すぎるピッチング内容でした。
ストレートは130キロ台後半、そして適度にまとまったコントロールとスライダーにチェンジアップというロッテらしいスタイルは面白みに欠けるところがあったものの、高校のときからこういったピッチングでしたので浦和で劣化をしたというわけでもないでしょう。
そういう意味では唐川をやや小型化した感じと言えなくもなく、マウンドでの無表情ぶりなどは個人的には好みのタイプです。
少しでも緩むと集中打を浴びるところなどはまだまだ力不足であり、期待のホープであっても来季の一軍が確約をされたわけではないことは阿部が一番に分かっていると思います。
4年目にしては体のボリューム感がないところが気がかりではあるだけに、ここからどう上積みしていくことができるかどうかが今後の課題となるでしょう。
スピードよりはキレを磨くことこそが阿部にとって必要なことだと考えますので、攻めの気持ちと合わせて来季の成長を期待します。

2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿


【オリオン村査定】 510万円 → 600万円 (△18%)

 

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2011年通信簿 59 細谷圭

2011-12-30 00:51:18 | 千葉ロッテ

59 細谷圭 内野手 23歳 年俸700万円

【2011年成績】 22試合 58打数 2得点 7安打 打率.121 1二塁打 1三塁打 2本塁打 5打点 0盗塁 1四死球 28三振 得点圏打率.167

持っていない、細谷を一言で表現をすればこの言葉以上のものは無いように思えます。
荻野貴の故障で巡ってきたショートのレギュラーのチャンスも恒例となった故障で大魚を釣り損なってしまいましたし、また歓喜のプロ初本塁打も豪快な逆転負けでチームの勝利に結びつかないなど、本人もそうでしょうが見ているファンの方が歯がゆくて仕方がない究極のもたつきぶりです。
それでも野手不足のロッテでは期待の星であることに異論は少ないと思われる細谷ですので、とにかく頑張ってくれとしか言いようがありません。
来季も激戦のショートの争奪戦に身を投じることになるであろう細谷が、今度こそ五体満足なままにシーズンを乗り切ることができるよう祈っています。

適性としてはショートよりもサードだと思いますし、青野に代わって今江のカンフル剤となることが第一歩だと考えていた細谷ですが、まずはどこを守るか、守らせてもらえるかよりも、打撃でどれだけアピールをして出番を手にするかを気にしなければならないぐらいの今季の低打率です。
ただ打てないだけであればまだしも、状況を考えずに振り回すだけではベンチで地蔵にされても文句は言えません。
思い切りのよいバッティングこそが若手の持ち味とは言っても、さすがに60打席で28三振は酷すぎます。
狙い球を絞って裏をかかれた、ではなく、投手にいいようにあしらわれて受け身のスイングになってしまっている感が否めず、ホームランがいずれも左方向であるのに対して全体の打球の半数以上が右方向であることを考えれば、起動が遅いことで差し込まれてしまっていると見るのが妥当でしょう。
とにかく細谷はこのチャンスを逃せば選手生命が断たれる、ぐらいのつもりで野球だけに専念をして欲しいと、引き締まった野獣の雰囲気を醸し出す来季になることを願っています。

2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿


【オリオン村査定】 700万円 → 770万円 (△10%)

 

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2011年通信簿 58 青野毅

2011-12-29 01:12:18 | 千葉ロッテ

58 青野毅 内野手 28歳 年俸1350万円

【2011年成績】 5試合 2打数 0得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 1四死球 1三振 得点圏打率.000

昨年の3年ぶりのアーチで復活へのスタートラインに立ったかのように思えた青野でしたが、しかし現実はそう甘くはありませんでした。
一軍では僅か5試合の出場に終わり、しかも代走もありましたので3打席しかチャンスが無かったことからして今の立ち位置がよく分かります。
ポスト福浦との期待も大松のコンバート、サブローの出戻り、ホワイトセルの獲得で一気に一塁は激戦地となりましたし、外野もエントリーすらできないほどの人口密度ですから青野にお呼びがかかるはずもなく、やはり代打などの控えとしての出番で確実に結果を残していくしかありません。
しかしその出番があるかどうかすら危ういのが来季の青野だと思いますので、いばらの道は果てしなく続きます。

浦和では規定打席に達した青野ですからそれなりの期待はされているとは思うのですが、しかし同じく規定打席に達した定岡があっさりと戦力外通告をされましたので、内外野を守れるということで野手不足のロッテで重宝をされただけのような気がしないでもありません。
それでも無双状態であれば気の持ちようも変わってくるのですが、.252に6本塁打という中途半端さが微妙すぎます。
一軍に推すほどのこともないが切るには惜しい、本人には申し訳ないながらもそんな生殺し状態は来季も続くものと思われます。
上を目指すのであれば一芸を磨くことが近道であり、しかし青野のバネ仕掛けのスイングでは安定した打率を望むのは厳しいでしょうから、やはり今のロッテ打線で一番に欠けている長打を志向することが分かりやすい目標ですので、そうなれば.200でも15本塁打ぐらいの長打力を見せつけるしかないでしょう。
自他共の要因で旬を逃してしまったことを悔いても仕方がありませんので、来季にダメならユニフォームを脱ぐくらいのつもりで頑張ってもらいたいです。

2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿


【オリオン村査定】 1350万円 → 1150万円 (▼15%)

 

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ホワイトセルよりペンとロサ

2011-12-28 22:20:21 | 千葉ロッテ

年内の補強と言いますか補充はサブローの出戻りで終わるかと思っていたのですが、仕事納めを直前にしてホワイトセルの入団が発表となりました。
一か八かの感が強い新開拓の選手よりも、ある程度の見込みが立てられるNPBの経験者が好まれるのが最近の球界の傾向ですからさほどの驚きはありませんが、しかしその30万ドルという年俸を見ればラミレスやスレッジなどといった新聞辞令がネタでしかなかった現実の厳しさをひしひしと感じざるをえません。
そうなればグライシンガーも同程度の待遇で迎え入れるべく交渉が進んでいるものと思われますが、あるいはこちらもネタで終わるのかに注目が集まります。

ヤクルト自由契約のホワイトセル獲得 (12/28 スポーツ報知)

ロッテは28日、ヤクルトを自由契約になったジョシュ・ホワイトセル内野手(29)=186センチ、99キロ、左投左打=を獲得したと発表した。
年俸30万ドル(約2340万円)プラス出来高払いで、背番号は未定。
ホワイトセルはヤクルトでの2年間で通算27本塁打だった。
ロッテは今季、チーム本塁打が46本にとどまり、右打者が多い事情もあって左の長距離砲の獲得を目指していた。
中村家国球団社長は「30本塁打を期待したい。打線を刺激してほしい」と話した。
また、今季62試合に登板したロサと、2勝2敗のペンの両投手と年俸75万ドル(約5850万円)で再契約した。

素人だからこその軽口なのか、あるいは分かっていての景気づけなのかは分かりませんが、さすがに低反発球での30本塁打をホワイトセルに期待をするのは酷でしょう。
今季に12本塁打であっても狭い球場が多いセントラルでの話ですし、そのうち9本は神宮でのものですから、QVCマリンで同じように打つのはかなり難しいものと思われます。
交流戦での3本塁打も全てホームでのものですし、これまでパシフィックの球場で打ったホームランは1本もありません。
そう考えれば昨年に19本塁打だったカスティーヨが今季は5本しか打てなかったのと同じく、10本も打ってくれれば御の字だと思った方がよいでしょう。
守備も走塁もカスティーヨと似たり寄ったりのようですし、記事にもあるように打線に右打者が多いことから左に切り替えたぐらいの意味しか無いのではないかと思います。
ある程度の率は残せて三振も少ないカスティーヨと、三振は多いが四球もそこそこで出塁率が高いホワイトセルのどちらが今のロッテ打線に必要かと考えれば、4番打者として期待をするのであればカスティーヨではないかと思ってしまう自分がいます。
それでも昨年は3割の打率に左腕を苦にしないバッティングと今季とは別人のような活躍をしたホワイトセルですので、ポジションもDHか一塁でしょうから福浦やサブローや大松とどう棲み分けるのだろう、上手く使いこなせる西村監督とは思えないのだが、との懸念を振り払いつつ、リーグを変わってのビギナーズラックを願うことにします。

それよりもペンとロサの残留が正式に決まったことの方が、ロッテファンには来季に向けての大きなプレゼントだと思います。
意外なアップの75万ドルに驚きのペンと、逆に75万ドル程度で我慢をしてくれたロサではあるのですが、数字だけを見ればロッテとしては予算オーバーとも思われる金額も円高の恩恵により薄まった感じがあり、またシコースキーとは違って20代の若さへの投資といった側面もあるのでしょう。
何にせよペンが先発として、ロサが中継ぎ、あるいは抑えとして活躍をしてくれなければお先真っ暗ですので、とにかくこれ以上にない喜びです。
これでグライシンガーであれ他の投手であれ多少の博打は許されますので、おそらくは最後になるであろう玉手箱を楽しみに待つことにします。

 

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2011年通信簿 57 山室公志郎

2011-12-28 01:02:15 | 千葉ロッテ

57 山室公志郎 投手 24歳 年俸500万円

【2011年成績】 E 16試合 4勝7敗0S 防御率4.40 77回2/3 68被安打 4被本塁打 42与四球 11与死球 52奪三振

早々に育成枠から支配下選手登録をされた山室は一軍での登板も経験をしたことで今季は飛躍のシーズンとして一軍定着を目指したかったところなのですが、プロの壁にぶつかったかのような足踏みと言いますか、七転八倒でもがき苦しむ一年となってしまいました。
課題の制球に苦しんで浦和の暴れ馬状態となってしまいましたし、かなりメンタル的に落ち込んだとも聞いています。
しかしその資質に光るものがあることは間違いありませんので、七転び八起きの精神で前だけを見て歩み続ける山室に期待をします。

浦和では1試合を除いて全てに先発で起用をされた山室ですので、ベンチからの期待がかなり大きいことは容易に想像がつきます。
その期待に応えて春先は快調なピッチングが続いたものの、夏場に大きく調子を崩してマウンドから遠ざかり、しかし秋口には再び先発として復帰をしたことを考えれば、とにかく球団としては山室を先発として育てるという確固たる方針があるのでしょう。
そう思わせるだけの威力のあるストレートに意外にまとまっている変化球と魅力のある山室ですが、しかしなかなか順調にはいきません。
自慢のストレートがかなり球速を落としてロッテな投手になりつつあるとの噂がある一方で、持病とも言える気の迷いも手伝ってフォームを崩したことが理由ではないかとの憶測もあり、何にせよ投手版イップスを何とかしなければどうにもならないところまできていることに疑いの余地はなさそうです。
要は0か100かがハッキリとしそうなタイプではないかと、その点では大嶺と似たような山室かもしれません。
そうなればロッテではどうよと不安にはなりますが、山室にとっての伯楽と一日でも早く巡り会える日が来ることを心待ちにしています。

2010年通信簿


【オリオン村査定】 500万円 → 500万円(±0%)

 

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2011年通信簿 56 山本徹矢

2011-12-27 00:29:05 | 千葉ロッテ

56 山本徹矢 投手 21歳 年俸500万円

【2011年成績】 11試合 0勝0敗0S 防御率5.63 16回 23被安打 0被本塁打 7与四球 1与死球 12奪三振 被打率.348

ドラフト5巡目の高卒右腕が3年目にして一軍登板と考えれば、山本徹にとっての今季は意義のあるシーズンであったと思います。
かなり打たれまくった数字を気にするなとは言いませんが、その数字自体にたいした意味はありません。
これまで浦和で実績を積みながらも一軍に呼ばれることなく立ち並んだ墓標の轍を踏むことなく、期待どおりにQVCマリンのマウンドを踏んだことだけで満点をあげられます。
しかしそれも3年目では、という注釈付きですし、山本徹にとってのハードルはそんな低いところにはありませんので、来季は次のステップでプロ初勝利を手にしてもらいましょう。

昨年に続いて今季も浦和で抜群の成績を残して一軍に昇格をした山本徹に、実のところはさほどの登板機会があるとは思っていませんでした。
西村監督のこれまでの起用法からして地蔵にした挙げ句に数試合で浦和に逆戻り、きっとそうなるだろうと諦め感すらあったのが正直なところです。
ですから酷使気味のところでの中休み、一軍のレベルを肌で感じるだけでも意味があるだろうと、そんな見方をしていた自分がいます。
しかし一軍ではかなり打たれた山本徹を珍しくも辛抱強く使い続けた西村監督ですから、やはり見るべきものがあるとの判断があったのでしょう。
もちろんそれは惚れ惚れとするストレートの伸びであることは言うまでもなく、そのストレートがあってこその山本徹ですから充分にアピールができたのではないかと思います。

ただ登板数を重ねていくうちにストレートにキレが無くなってきたこと、それと歩調を合わせるかのようにコントロールを乱し始めたことはかなり気がかりです。
肉体的と言うよりは精神的な疲労蓄積が理由かもしれませんが、腕の振りが鈍くなってきたことでピッチングが小さくなってしまった感じがありました。
そうなれば鴨川キャンプのメンバーから漏れたことからして故障の兆候が出始めたのかもしれない、といったネガティブな想像が脳裏を駆け巡りますが、もしそうであれば焦らずにじっくりと治すことを優先して欲しいですし、将来の投手陣の軸となるべき逸材をこんなところで潰すわけにはいきません。
その空振りを奪えるストレートはロッテの宝ですので、本人も周りもそれを意識して来季に臨んでもらいたいと思います。

2009年通信簿
2010年通信簿


【オリオン村査定】 500万円 → 600万円 (△20%)

 

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2011年通信簿 55 神戸拓光

2011-12-26 00:25:34 | 千葉ロッテ

55 神戸拓光 外野手 26歳 年俸1210万円

【2011年成績】 22試合 40打数 3得点 8安打 打率.200 2二塁打 0三塁打 0本塁打 2打点 0盗塁 4四死球 11三振 得点圏打率.077

今季は全くと言っていいほどに一軍で出番が無かったな、なんて思っていた神戸ですが、意外にも数字的には昨年とほとんど変わりはありません。
その昨年は涌井からのホームラン、そして故意死球で話題になったことで印象が強かっただけなのかもしれず、夏場以降はずっと浦和だったことも全く同じです。
そうなれば完全に足踏み状態だったと言える今季ですので、一軍レベルの外野手がひしめき合っていることを考えれば神戸にとっては悔いの残る一年であったでしょうし、左打者というアドバンテージも角中の台頭で薄れつつありますので、いろいろな意味で正念場の来季になりそうです。

その大柄な体つきとは裏腹に典型的な中距離ヒッターだと見ている神戸ですが、それであればもう少し打率を上げなければ存在価値が見いだせません。
昨年に続いて今季もヒットの半数以上がセンターからレフト方向へのものであることが消極性の表れなのか、はたまたバットコントロールの巧みさを表しているのかは微妙なところがあるのですが、個人的には軽く合わせたようなスイングで逆方向に強い打球を打ってこその神戸だと考えています。
そういう意味では左投手に対してもそれなりの数字を残せるような気がしますし、しかし一方で浦和でも目につくような成績を残せていないことを考えれば、なかなかベンチとしても積極的に神戸を使うといった起用法にならないことに頷けたりもしています。
人気という点ではチーム内でも有数な神戸ではありますが、しかしそれは乗りのいい応援が後押しをしている側面がかなり強く、もちろんそのキャラクターが受けているということがあっても実力が伴わなければ長続きはしませんので、来季は左の代打の筆頭になれるぐらいの活躍に期待をしたいところです。
賛否両論はあるでしょうがあれだけ頻繁に更新をしていたブログも今季は開店休業状態ですので、ギュギュギューっと毎日のように叫べる2012年であることを願っています。

2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿


【オリオン村査定】 1210万円 → 1160万円 (▼4%)

 

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早くキャンプの日程を決めてくれ

2011-12-25 21:52:08 | 千葉ロッテ

一軍の春季キャンプは例年どおりに石垣島で行われるのでしょうが、一日でも早く日程を発表してくれとは個人的な事情です。
仕事のスケジュールとの折り合いをつけることもそうですが、ANAマイレージの特典航空券で行くつもりなので席が埋まってしまうと見送りになりかねません。
仕事納め直前から仕事始め直後ぐらいが発表のタイミングだとは思うのですが、来季に向けての補強が遅々として進まないのと歩調を合わせるかのように、素人集団がいろいろと手続きに戸惑ってズルズルと発表がずれ込むのではないかと心配をしています。
前回に春季キャンプに行ったのは小坂がルーキーだった1997年ですから15年も前の話であり、その後は何回か計画を立てたのですが諸般の事情で挫折を繰り返してきましたので、今回こそとの意気込みが空振りに終わらないよう祈るような思いで発表を待っています。
ついでに薩摩川内の二軍キャンプにも足を運ぶ予定ですし、南九州の史跡巡りも兼ねるつもりですから、計画は早めに立てなければなりません。
本当の意味でのクリスマスプレゼントを心待ちにしていたのですが肩すかしに終わりましたので、遅くともお年玉としての発表をよろしくお願いします。

 

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2011年通信簿 54 藤谷周平

2011-12-25 01:56:48 | 千葉ロッテ

54 藤谷周平 投手 24歳 年俸450万円

【2011年成績】 E 1試合 0勝0敗0S 防御率9.00 1回 1被安打 0被本塁打 2与四球 0与死球 0奪三振

教育リーグで出番があるなど意外に早く実戦で使ってもらえているな、なんて思っていた藤谷ですが、終わってみれば浦和では僅か1試合の登板に終わりました。
大卒ではありながらも完全に素材型ですし、しかし年齢はそれなりにいっていることを考えれば悠長なことも言ってはいられず、なかなか微妙な立ち位置が悩ましくもあります。
卒論がどうのと話題になったのも一瞬でしたし、下位指名での入団ですからあっさりと首を切られる可能性も高く、来季は何とか浦和で実績を残したいところです。

どうしても黒木の背番号を背負った投手という印象が強い藤谷ですが、おそらくは本人にさほどの思いはないものと想像をします。
入団の際には球団にいろいろと言わされたようですが、小学校1年生のときから海外で生活をしていた藤谷が黒木を知っていたとも思えません。
ですからファンが心配をするほどプレッシャーを感じてはいないと思うのですが、しかし周りの見る目は当然のごとく違ってきます。
黒木の後継者としては考えずとも、浦和でくすぶったままで終わってもらっては困るとの視線が突き刺さる背中への意識は藤谷も多少なりともあるでしょう。
しかしそれを意識するのはもっと後の話でよく、今はプロとしてやっていく手応えを少しでも掴んで欲しいと思います。
守備、牽制、連係プレーなど学ばなければならないことは多いはずですので道まだ遠しといった感じではあるでしょうが、少しでも前進をする来季であることを願っています。


【オリオン村査定】 450万円 → 450万円 (±0%)

 

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裏切り者が多すぎる

2011-12-24 02:47:29 | 映画

返却日が今日ということでクリスマスイブの深夜に映画鑑賞、まあこれも悪くはありません。
一週間もあれば3本ぐらいは簡単に観ることができるだろうと思った考えが甘かったことはいい勉強になりましたし、今後の参考にもなります。
もっともこういった強迫観念を抜きにして一気にといった自分らしくもない行動は無理だったと思われますので、これも一つのパターンとして引き出しが増えたとでも思うことにします。

ミッション:インポッシブル3

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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そして「ミッション:インポッシブル3」ですが、なかなか面白かったです。
前作で今ひとつだった格闘シーンがさほど無かったのが自分としては好印象でしたし、スリリングなシーンとアクションとのバランスも絶妙でした。
頭脳戦といった色合いが薄れてきているのは残念ですし、ベースにあるスパイ大作戦とはかけ離れたシリーズになってしまっている感もありますが、これはこれで娯楽作品としての極みに近づきつつあると評価をすべきであり、またそれが受け入れられる世の中になっているのでしょう。
主人公の得意技である変装術の一端が見て取れたことが今回は大きな収穫で、そうなると尚更に前作の欠点がもったいなかった気がしてなりません。
また鈍いことに高いところに登りたがることも得意技であることにようやく気がつきましたので、最新作の売りの一つがそこであることにも納得です。

それにしても裏切り者が多すぎます。
上司、同僚、そして上司ですから、IMFという組織が腐っているとしか思えません。
逆に言えばIMFさえ無ければ犯罪は減るのではないかと思えるぐらいで、作品として傾向が似すぎているのはマイナスポイントになります。
これが最新作でどうなるのかが最大の注目となってしまうのは悲しいですし、プロモーション映像を見る限りではまた内部の裏切りにより追い詰められるといったストーリーのように思えてならないのですが、とりあえずはそれを考えずに3作品の余韻を暫くは楽しもうと思います。


2011年12月24日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

 


2011年通信簿 53 江村直也

2011-12-24 00:02:23 | 千葉ロッテ

53 江村直也 捕手 19歳 年俸600万円

【2011年成績】 E 20試合 25打数 0得点 3安打 打率.120 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 2四死球 9三振

下位指名で入団をした高卒ルーキーとしては、まずまずの結果を残せたシーズンであったと思います。
捕手の頭数が少ないというチーム事情があったとは言え、8試合もマスクを被らせてもらえたのですから期待をされているのでしょう。
来季は小池か金澤あたりが一軍に呼ばれることも増えてくるでしょうから、そうなれば浦和の正捕手を目指すのが江村にとっての目標となります。
3年後ぐらいには一軍でマスクを被れるよう、そのホップの一年となる2012年に期待をします。

大阪桐蔭でクリーンアップを任されていた江村ですから打撃面での評価も高いのでしょうが、プロに入ってからのバッティングを見ていないので何とも言えないところはあるものの、ややボールを追いかけがちで軸がしっかりとしていない、そして大振りの嫌いがあったアマチュア時代のスイングは好みではありません。
このあたりをどう矯正されたのか、壁にぶつかるまでは自分の好きなようにやらせた方がよいとは思うのですが、この江村を来季に鎌ヶ谷で見るのが楽しみでなりません。
そして強肩ぶりこそが江村の最大の持ち味ですし、かなりぐいぐいと投手を引っ張っていく姿勢がプロでも発揮できているのか、そんなところも見所の一つです。
まだまだ守備も打撃も浦和レベルであっても一段低いところは否めませんが、このぐらいの年齢の選手は驚くぐらいの成長を短期間で見せることがあります。
江村がそうあってくれることを、男子三日会わざれば刮目して見よ、と言える来季であることを願っています。


【オリオン村査定】 600万円 → 600万円 (±0%)

 

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iPod nanoが交換でコレクションが消えた

2011-12-23 23:36:59 | 独り言

 

iPod nanoは第一世代と第四世代を持っているのですが、当たり前のように使っているのは第四世代です。
ですから第一世代は記念すべき一発目としてコレクション的な意味合いで保管をしており、実用的な位置づけではありません。
そのためAppleからバッテリーに不具合があるとのことで交換プログラムのメールがきたときには迷ったのですが、発火をされても困ると思って応募をしたのが間違いでした。
まさか商品自体が交換になるとは思いもよらず、箱を開けたときに目の前にあったのが第六世代であることに暫く呆然とした自分がいます。

これが16Gであればまだしも、8Gですから使い道がありません。
世代が新しい方が機能的に進化をしているのでしょうが第四世代の16Gをお蔵入りにするほどの差があるとは思えませんし、とにかく困りました。
コレクションなのだから使うわけではないので発火もしないだろうと、そう割り切ればよかったと後悔をしています。
これを新品と言っていいかどうかは分かりませんが、ヤフオクで売り払うことを検討中です。
それにしてもAppleも余計なことをしてくれたと、ここのところはiPhoneの調子も今ひとつですし、これを機に自分のApple離れがきっと進むことでしょう。

 

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サブローに全面降伏

2011-12-23 20:05:50 | 千葉ロッテ

チームとしての戦略もへったくれもなく緩やかに行われていた大村との契約交渉が、ようやくにロッテの全面降伏で決着をしました。
3年3億程度であればと思っていた条件は危惧をしていたとおりの3年4億ですからもう笑うしかありませんし、小野らと同様に基本給については変動制であること、また出来高の割合が多いこと、さらには外野を守らせろなんて条項が入っていないことを願うばかりです。
そして背番号も工藤から3を剥奪して与えるなどの大名級の扱いですので、緊縮財政の嵐が吹き荒れるチームに違和感なく受け入れられるかどうかが心配になります。
脳天気な重光ジュニアの思いつきがチームにどういった影響を及ぼすのか、今後の千葉ロッテマリーンズの行く末とともに目が離せません。

サブローが古巣復帰、3年総額4億円 (12/23 スポーツ報知)

ロッテは23日、巨人からFA宣言した大村三郎外野手(35)と契約に合意したと発表した。
出来高払いを含め総額4億円の3年契約。
千葉市内で会見した大村は「巨人にいるときもロッテの試合を毎日気にして、自分はロッテの人間だなと思った」と、古巣への思いを口にした。
登録名を「サブロー」に戻し、背番号は3。
大村はプロ17年間で通算1139安打を放ち、勝負強い打撃で2005年、昨年とロッテの2度の日本一に貢献した。
ことしの6月末に移籍した巨人では48試合で打率2割4分3厘、4本塁打だった。

それにしても今季に.254で3本塁打のサブローに出来高を含んでいるとは言っても3年4億とは驚くしかないと言いますか、呆れているのが正直なところです。
ファンが球団の懐事情を心配する必要などは本来はないのですが、金欠であるからこそお金の使いどころを間違って欲しくはないとの思いが強くあります。
起用法さえ間違えなければサブローの復帰に強く反対はしませんし、そもそもが好きな選手だったのでロッテ愛を口にしてくれることは嬉しく思うのですが、しかし現在のチーム事情を考えればこれがいの一番の補強かよと、口先だけではなく第二弾、第三弾の補強はきっちりとやってくれるんだよなと、そう思っているファンも少なくはないでしょう。
さらには身の置き所がなくなりつつある工藤が不憫であり、また人的補償で持っていかれる選手が誰になるのかにやきもきをしなければならないわけですから、ちょっと早いクリスマスプレゼントにしては重すぎてサンタクロースを恨みたい気分になりそうな自分がいます。
競争が激しかった杉内や金満球団の帆足は別格としても村田ですら2年契約、小池は2年で8000万、鶴岡も2年で9000万ですから、これらの選手にロッテが声をかけてもなびいたとは思えませんが、それでもサブローの3年4億は異質と言ってもいいぐらいの輝きを放っていると言ってもよいでしょう。
同じ輝くのであればグラウンドで輝いて欲しいと、サブローには来季にDHで最低でも.280の10本塁打ぐらいの活躍をしてくれることを願っています。

 

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