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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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写真など一切の転用、転載を禁止します

5時間ゲームで力尽きるも悪くはない

2018-03-31 02:25:13 | 千葉ロッテ

 

開幕を待ちわびたファンにプレゼントをするかのような5時間ゲームでの午前様、日中の暑さに油断をして薄手の上着だったので凍死寸前でした。
さすがにこれだけの労苦があれば勝敗は度外視とは言いながらも負けないで欲しかった、それでも則本に白星が付かず、また1000奪三振も1001奪三振も達成できなかったのがせめてもの抵抗か、ここそこでいいプレーがありながらももう一押しできなかったのが今のチーム状態ですので、ど派手な開幕イベントで燃えさかる炎になれるよう頑張りましょう。

則本から9安打3四球ながらも僅かに1得点、は悪くとも崩れない球界を代表する投手ですので敵ながらあっぱれ、ここはヒットを重ねた選手を誉めたいです。
ルーキー藤岡裕はいきなり初回にプロ初ヒットとなるツーベース、二打席目も左中間を破るスリーベース、さらにはセンター左に運ぶ3安打猛打賞と文句なしの出足、チャンスでの三振もありましたが逆らうことなく逆方向にあれだけの距離を飛ばせるとは思っていなかったであろう岡島の無様な追い方がその凄さを物語っています。
やや被せるようなスイングが袴田を思い出して気にならないこともないですが、打球が上がっているので問題はないのでしょう。
負けじと菅野もやはり基本どおりのセンター返しでプロ初ヒットを放ち、バントも一発で決めましたし、ほぼ全ての打席で粘って球数を稼いだのを高く評価したいです。
序盤に則本を攻略しきれなかったクリーンアップも終わってみれば中村が3安打猛打賞に井上、鈴木にもヒットが出て、そういう意味ではまずまずのスタートではあります。
一つでも先の塁を狙っての走塁、盗塁が公式戦でも実践できているのもgood、福浦の1963安打目は菅野が走ってこそでしたし、岡田の衰えはともかくとして結果的にダメだったものもありましたが開幕から走るロッテを印象づけられたのはよかったと、同じくオープン戦から堅牢だった守備でも鈴木、田村と光るプレーを見せてくれました。
荻野のダイビングキャッチはタイミング的にも無謀、場面を考えれば同点で止める動きをすべきだったのでしょうが、次に活かしてくれればよしです。

先発の涌井はやはり涌井、ピシャリと抑えることはなくとも粘りのピッチングで7回零封とらしさを見せてくれました。
オープン戦ではやや不安なところもありましたが今日はストレートに力があり、打線の援護がないのは相変わらずで昨年の繰り返しを予感させますが耐えてもらうしかありません。
ただ継投のタイミングがやや微妙、則本のように150球を投げろとは言いませんが中6日なのですから109球での降板は残念至極、こちらも昨年からの流れのままのようで涌井が涌井であり続けるためには終盤でのスタミナこそが一番ですので、エースを信頼してもらいたかったです。
そして二番手のシェッパーズがあっさりと逆転されたのは結果としてもなぜに八回なのか、オープン戦でのピッチングを見れば抑えを任せてもいいぐらいのボールを投げていた有吉でいくべきでしたし、有吉でなければ田中、その田中が開幕一軍から漏れるのですから今後も投手起用にはもやもやしたものが出てきそうです。
最後に打たれた益田はボールは走っていましたがバッテリーとしてもっと攻める気持ちが欲しかった、二死から四球2つに決勝タイムリーでは最後までいたファンに失礼でしょう。
シェッパーズも四球が失点に繋がりましたし、逃げているわけではないのでしょうがボールに力があるのですから「打てるものなら打ってみろ」ぐらいであってもらいたいです。

今日に気になって仕方がなかったのが田村、その眉毛はどうしちゃったのでしょう。
石垣島のそれと比べれば明らかに形、濃さが変わっていて、どこぞのヤンキーが迷い込んできたのかと、石川の髭とかと同じで見てくれはどうでもいいのですがプレーよりもそこばかりに目がいってしまったのは自分の修行が足りないのか、慣れるまではちょっと時間がかかりそうです。
あとはさっそくにリクエスト、申告敬遠と新ルールを見せてもらいましたが、申告敬遠は涌井に気遣ったのかわざわざ小林コーチがマウンドに行ってからのそれでは時間短縮とは逆行してしまいますのでベンチの判断を粛々と、自信を持って選手に臨むぐらいであってもらいたいです。



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◆3月30日(金) 千葉ロッテ−楽天1回戦(楽天1勝、18時33分、ZOZOマリン、30,051人)
▽勝 福山 1試合1勝
▽S 高梨 1試合1S
▽敗 益田 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、シェッパーズ、有吉、松永、内、益田—田村
楽天 則本、ハーマン、松井、福山、高梨—嶋

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井口ロッテ出陣

2018-03-30 01:11:57 | 千葉ロッテ

いよいよ井口ロッテの出陣です。
角中が開幕に間に合わないことで結局はオープン戦の最終戦でのオーダーで挑むとは井口監督、これにより四番井上、藤岡裕と菅野のルーキースタメンが決まりました。
超春井上があっさりと終わったこともあり相応しくないとの声もある井上は二度目の開幕四番、ドミンゲスもあんなですから他に候補がいないのが現実で消去法でしかないのが寂しすぎますが、一昨年には開幕六番で大谷から2点タイムリーを放ったこともありますので打順を気にせずに自分のバッティングに徹してくれればと思います。
また21年ぶりにルーキーWスタメンとなる藤岡裕と菅野にはフレッシュな風に期待したく、奇しくもその21年前の小坂と清水将がチームに復帰をしたシーズンの快挙でもあり、気負わず自然体で臨んでもらいたいですが1997年の東京ドームではその小坂と清水将の活躍での勝利を見ていますのでZOZOマリンでの再現を是非ともお願いします。

開幕一軍メンバー発表!! (3/29 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト)

一軍メンバー
投手 石川、涌井、内、酒居、松永、西野、南、有吉、益田、阿部、ボルシンガー、シェッパーズ
捕手 田村、江村、柿沼
内野手 根元、藤岡裕、鈴木、中村、福浦、平沢、三木、井上、李杜軒
外野手 荻野貴、加藤、菅野、岡田

そして発表となった開幕一軍メンバーですが、妥当と言えば妥当、しかしあれっと思うところがないわけではありません。
第二カードの先発要員は外して中継ぎや野手を厚めにするのが一般的だと思うのですが、あるいは西野は中継ぎとしてのベンチ入りなのか、ストレートに重さが戻っていない大谷ではありながらも外れたのは意外、そして何より田中が漏れてしまった理由が知りたいです。
故障でなければいいのですが、そうでなくて阿部よりも評価が下となれば自分の目が節穴に過ぎて後頭部を貫通しそうです。
柿沼は予想していましたが吉田ではなく江村もピンとこないもののオープン戦での起用を見れば予感はあり、ただ田村と柿沼の二人体制かと思っていました。
福浦と根元の開幕一軍は3年ぶり、それだけ年齢を重ねてのそれですからこちらも快挙と言ってもよく、ベテランのもうひと頑張りに期待をしたいです。
その根元やあるいは李杜軒も勘定に入っているのでしょうが外野手が4人、しかも打撃が上向かず守備の衰えが見えた岡田が入ってくるのが現実、もちろん岡田の反攻に期待はしたいものの今岡監督には肘井、和田をしっかりと一人前に育て上げてもらいたく、また辰巳や笹川あたりの即戦力外野手のドラフト指名があるかもしれません。



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おーりとーり石垣島 キャンプ篇 三日目の巻

2018-03-30 00:23:26 | 千葉ロッテ

 

前日の夜から降り出した雨は幸いにも夜半には止んで、しかし第二クール最終日はかなり肌寒い一日でした。
またグラウンドコンディションが不良だったのかウォーミングアップからシート打撃、守備練習は第二球場をメインに、ただ結果的にはこちらの方が観客席からグラウンドが近いので見学にはラッキー、昨年は井口と福浦のランチ特打がありましたし、もっと有効に使って欲しかったりもします。
何はともあれ鳥越改革を間近で感じられたのが大収穫、これをやらされている感から当たり前になるまでにどれだけの時間がかかるのか、井口ロッテの命運を握っています。

レアな選手からサインをもらうには朝駆けが有効、だったこともありメイン球場でのウォーミングアップをサボったので、選手が全員で走っているのを見たのはこの日だけです。
このあたりは昨年と同じくよく見た風景でもあり、井口改革、鳥越改革とは言っても上から下まで全てのやり方を変えるというものでもないのでしょう。
目立っていたのは鈴木と加藤の仲良しぶり、年齢が近いこともあるのでしょうが行動を共にしていることが多かったです。

コーチ陣ががらっと入れ替わり、鳥越コーチが目立っているので勘違いをしがちですが、実はほとんどがOBコーチです。
鳥越コーチを除く新任、復帰は清水直コーチ、清水将コーチ、的場コーチ、金森コーチ、今岡二軍監督、諸積コーチで、再任を含めてもロッテのユニフォームを着るのが初めてだったのは鳥越コーチと鶴岡コーチのみ、ただかつてのように外の飯を食ったことがないコーチばかりではないのが変化の一つでしょう。
やはりファンとしてはOBの顔を見られるのは嬉しいですし、他球団でやっていたということは指導力を評価されていたことでもありますので大歓迎です。
ただやはり年月の流れは残酷と言いますか小坂コーチや諸積コーチの白髪を見ると、自分が老いさらばえていくことを実感してしまいます。

シート打撃はメイン球場で見たものと当然ですがほとんど同じ、ただ距離が近かったことで迫力がありました。
シート打撃と言うよりはケース打撃と言った方がよいのか走塁に重きを置いている練習で、見ているととにかく走ってやれという選手たちの姿勢にも思えたのですが、これまでそれなりのタレントを揃えながらもほとんど足を使った野球をやってこなかっただけに変化のためには無茶も必要なのかもしれません。
公式戦になれば簡単ではないですがオープン戦では三度のダブルスチールなどやりたい放題でもあり、相手に警戒をさせるだけでも有用でしょう。
そしてとにかく声が出ている、一番に目立っていたのは香月で安田の入団で追い出されるかと思っていたのですが石垣島ではサードでの練習、ただ二軍が開幕をしてから安田がサードでフル出場をしているのが理由か、あるいは故障でもしたのか、ここまで出場がゼロなのが気がかりです。
また練習の途中から姿を消した田村が気になっていたのですが堀コーチの「発熱?」のとおりに翌々日にインフルエンザでの離脱が発表となり、江村に端を発したインフルエンザが和田、田村に繋がり、さらに後日に荻野、酒居、香月、オルモスと広がっていったのは残念至極、そのうちにと思っていた荻野とオルモスにサインをもらい損ねました。

ちなみにこちらは練習後のミーティングではありません。
シート打撃の途中に気になったことがあったのでしょう、練習を止めて鳥越コーチが全員を集めて5分ほどでしょうか、なにやら指導をしていました。
こんなのは他球団では当たり前なのかもしれませんがロッテでは初めて見ましたし、選手たちも驚きとともにフレッシュな指摘は身につきますので歓迎でしょう。
鳥越コーチの背後で選手たち以上に食いつくように見ているのが大塚コーチ、正直なところ一軍に昇格となったときにどうなんだろうと思ったのですが指導力を評価されているのか、ミーティングの中心にいるのは鳥越コーチでなければ金森コーチ、そして大塚コーチが多いのはオープン戦に入ってからのベンチ前でもそうでした。
コーチ陣を育てるのも井口ロッテの重要な課題ですので、新たに加わったコーチ陣も今後にふるいがかけられていくのかもしれませんし、そうあってもらいたいです。

全体練習後もコーチ陣の活動的な姿が目立ちました。
誰が一軍で誰が二軍担当なんだっけ、なんてのは一二軍合同なので関係ないのかもしれませんが複数のコーチが入れ替わり立ち替わり、それはそれで指導がまちまちだと選手は戸惑うだけでしょうから不安がないわけではありませんが、これまではただ見ているだけのコーチもいましたのでいい傾向だと思います。
その中でやはり気になるのは堀コーチ、見えている部分だけでないのはもちろんでしょうが、ずっと期待をされながらもそれに応えきれなかった高沢元コーチを思い出してしまいます。

第二球場での練習が一段落したので、ブルペンに足を運べば昨年と今年の推しメンが並んで投げていました。
土肥は昨年の石垣島で力強いボールを投げていたので推したのですがシーズンに入れば別人、130キロ台半ばのストレートにコントロールの定まらない変化球と一年目にしてロッテ化をしてしまい、そして残念なことにそれは今年も変わらず一軍に臨むにはかなり厳しいでしょう。
一方の種市は昨年はシーズン終盤にようやく実戦登板でしたが台湾遠征、フェニックスリーグと経験を積んで、後日の紅白戦の先発に抜擢をされるなど期待をされています。
まだムラはありますがしっかりと腕を振っていてボールに伸び、キレがあり、すぐに一軍がどうのとはならないとは思いますが同じくそう思っていた二木がその年に一軍を経験し、翌年以降に先発ローテーションの座を奪い取りましたので種市にも続いてもらいたく、まずは二軍でローテーションを守って秋に一軍が目標となります。
また昨秋に腰椎椎間板ヘルニアの手術をして出遅れが心配だった岩下もブルペンに、既に二軍で実戦登板もしましたしこちらも先発でじっくりと育ててもらいたいです。

そしてサブグラウンドには高濱が、これまで何度も振られてきましたがようやくサインをもらえました。
オープン戦では出番が無く当たり前のように開幕二軍スタートとなりましたが吉見と同じく不本意な形でロッテに移籍をしてきただけに幸せになって欲しい、内野であればどこでも守れるユーティリティは武器にならずに地獄の一丁目でしかありませんので、二軍でパワーをアピールして戻ってきてもらいたいです。

ちなみにこちらは現地に行かれた方にはご存じかと思いますが、室内練習場から陸上競技場に移動をする際の近道です。
第二クール初日にはただの坂でしかなかったのですが、人が集まっていたので何をやっているのかと思えば階段を作っていました。
前日に益田が左膝痛で別メニュー、というニュースがあり「あそこで益田がこけたのでは」とはもっぱらの噂で、それで突貫工事をしたのではないか、はい、都市伝説です。



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涌井、怒っていいぞ

2018-03-29 03:48:33 | 千葉ロッテ

どうやら角中が開幕に間に合いそうにないとのことで、それで四番はオレ、なんて自虐的でもある井口監督のコメントを聞けば今季の苦しさと言いますか、長打力のある軸をきっちりと据えようとの努力を怠っている球団に対する怒りと言いますか、いろいろな感情がない交ぜとなっています。
無難に井上でいくのか、さすがに二軍でちょろちょろと打っているからとドミンゲスをここにきて引っ張り上げるなんてことはないでしょうが、サプライズは欲しかったりもします。
それにしても角中、FA権を行使するのであれば取得年度である今年といった発言もありましたがいきなりの躓き、文句のなしの数字を残せれば球団も大盤振る舞いをするでしょうが微妙なものとなればどうなるのか、衰えが見え始めているわけではないので成瀬や今江に対したようなことにはならないにせよ、気持ちの悪いオフになるかもしれません。
そんなこんなでプロ野球中継を充実させたDAZNのCMを見ましたが、涌井が打たれるシーンに「よし、いった~」と叫ぶ高畑充希に開幕からの契約は楽天TVにすることにしました。



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おーりとーり石垣島 キャンプ篇 二日目の巻

2018-03-29 03:18:28 | 千葉ロッテ

 

前日がほぼシート打撃の見学だったために、二日目は投手陣を追い続けました。
室内練習場で軽く体を動かした選手たちがキャッチボールのために出てきたのでそのままサブグラウンドへ、誰と誰がペアなのかをチェックしつついない顔を探します。
そうこうしているうちに一人、二人と室内練習場に移動をしてそのままブルペンに、全体練習後はシャドーピッチングをする選手もちらほらと、といった感じです。

昨年はほとんど一軍の投手陣を見かけなかったので比べられないのですが、涌井と唐川のペアリングは周りのロッテファンからは意外との声が聞かれました。
涌井がロッテに移籍をしてくる前から自主トレで一緒だった唐川ですので不思議ではないものの、その自主トレから唐川が独り立ちをしたのに、との受け止めなのかもしれません。
その涌井、唐川、内、大谷、益田は調整を任されているのか朝にホテルからバスで来るときにも他の選手から遅れて別行動、フラットな競争を謳っている井口監督の闇ではあります。

投手陣を預かる投手コーチに就任をした清水直コーチは、どうやらブルペン担当のようです。
石垣島にいるときには落合コーチの後釜だと思っていたのですがベンチ担当は小林コーチで、現役時代に抑えだった小林コーチと先発だった清水直コーチの配置が面白くもありますがチーム状況の把握度合いが理由なのか、ともに実績のある実力者だけに船が山に上らないことを願うばかりです。
ちなみに渡辺俊がブルペンに入っていたのはやや違和感が、OBだからにしても昨年に斉藤元コーチが来たときにはそんなことはありませんでしたし、新日鐵住金かずさマジックでコーチ兼投手の渡辺俊は立場的にはアマチュア球界に所属をしているのですからどうなんでしょう、もちろん他の評論家諸氏もブルペンには入っていませんでした。

前々回のキャンプ見学、まだ石垣島と薩摩川内で一二軍が別々だったときに、そのときの石垣島はブルペンの両側から見学ができたのですが、今は片側からしか見られません。
それが分かっているからか涌井や石川などは常に奥で投げたりしてなかなかにもどかしく、改善をしてもらいたい最優先事項です。
各々の投手のピッチングについては当日のレポートをご参照いただくとして、どうしても屋根付きのブルペンですので音がこもって、また捕手がいい音を出して受けていますので素人には騙されてしまう、とは語弊がありますが、そのあたりはご認識をいただければ幸いです。
それでも東條の低めに伸びるストレートは一軍で通用するだけの威力を感じられたのですが、これがいざ実戦になると気持ちが前に出ないからこその今の立ち位置なのでしょう。
オルモスもいい音を響かせていたのですがまさかあんなことになるとは、この時点では想像もできませんでした。

気になったのは、やはりイップスが噂される島です。
ブルペンに入りはしましたがキャッチボールに毛の生えた程度と言いますか、川越コーチを相手にフォームのチェックをずっと続けていました。
まともに投げられたのは数えるほどで数球に1球は川越コーチが捕れないようなもの、となればイップスでなくとも自分を見失ってどう投げていいのかが分からなくなっているのでしょう、何が理由でそうなったのかは分かりませんがルーキーイヤーから一軍で投げられるのではないかと期待をしていただけに残酷すぎる現実です。
高校で一年後輩の金久保がヤクルトに入団をしたことで同じイースタン、投げるところを見て焦りが増してもおかしくはなく、川越コーチがどうのというのはありませんが昨年から変わりがないのであれば先入観なく指導ができる新任の清水直コーチに託してもよかったのではないかと、せっかくの一二軍合同を活かせていないような気もしました。

自分が石垣島にいた第二クール、第三クールで、全体練習後のブルペンでよく見かけたのが佐々木、成田、山本です。
それが即やる気の表れほどに単純なものでもないでしょうが、鳴り物入りで入団をしながらも一年目に思ったような数字を残せなかった佐々木、昨年にプロ初登板、初先発をこなして一軍の先発枠を狙う成田、この両投手はチームとしても期待をする顔ですので開幕一軍は危うくなってきましたがレベルアップを楽しみにしています。
ただ思い起こしてみれば佐々木がボールを投げているところは一度も見ていないような気が、フォームをかなり気にしてのシャドーピッチングをしていましたのでまた迷宮に入り込んでしまったのか、真面目かつ内にこもりそうなタイプにも思えますので藤岡貴には申し訳ないながらも反面教師に、少しぐらいの雑さはむしろぶいぶい出してください。



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おーりとーり石垣島 キャンプ篇 初日の巻

2018-03-28 01:27:32 | 千葉ロッテ

 

石垣島の初日は第二クールの初日でもあり昼前に石垣空港に到着をしてバスでホテルまで移動、荷物を預けてレンタサイクルを借りてから球場に向かったので既に昼過ぎでした。
まずはメイン球場に向かって日程表をもらい練習内容をチェック、そのままメイン球場でのシート打撃の見学をしたとは当日のレポートのとおりです。
二年連続の石垣島ですので各施設の場所やそれぞれの練習内容についてイメージをしていたのですが、一二軍合同でそれが解体をされたのに気がついたのもこのときでした。

無駄を省くことも一つの目的としたはずの一二軍合同の矛盾、と言うほどでもありませんが、「動きの止まっている選手がかなりいた」のは写真のとおりです。
練習に参加をできる野手の全てがここに集結をしていて、しかしシート打撃はグラウンド一面しかありませんので前年までに比べれば遊んでしまう選手が増えるのは当然のことで、その前年に比べれば走者としての参加が多かったことでの緩和はあってもこれが本当に効率的かどうかは疑問な風景ではありました。
ただ見学という意味では分散をせずに同じところにまとまっていてくれるのはそれはそれでウエルカムではあり、そこは何とも言えない微妙さが漂います。

メリットはやはり指導方針を徹底できることではないかと、どうしても一二軍が別々ですと温度差が出かねませんし、練習が一区切りしたところでのミーティングのようなものは前年までもありましたが今年はとにかく時間が長い、同じことを何度でも繰り返してすり込もうとする姿勢が強く感じられました。
井口ロッテの一年目でありどういった野球を志向していくのか、ということからすれば、デメリットを上回るメリット、との判断がされたのでしょう。
このやり方が来年も継続をされるかどうかは選手たち次第、血となり肉となっていればあるいは一二軍の分けがされるかもしれません。

あとはひたすら写真館です。
オフ企画のための写真撮影のためにも実のところ一二軍合同は助かったりもして、昨年は古谷、西野、菅原の写真を取り損ねましたが今年は既に残すところは角中と原のみ、リハビリ中で実戦復帰が遠い原が最大の難関ではありますが何とかコンプリートを目指したいです。
それはさておきシート打撃に登板をした投手は100%ではないにしてもそれなりに力を入れたピッチングだったはず、被弾はありましたが陳冠宇のボールにキレがあったのが目立ったぐらいで南に一昨年の輝きが感じられなかったのが残念、永野はコントロールがアレすぎてロッテ化への不安が募ったのがファーストインプレッションでした。
野手はいろいろと制約のある中でのバッティングではあったにせよ目に見えて打撃向上といった雰囲気はなし、むしろ「とりあえず走れ」とばかりに走者として盗塁、走塁が積極的すぎて笑っちゃうほどだったのが井口ロッテのプロローグだったのでしょう、これがオープン戦での戦いに繋がることになります。

そして記事にもなりましたが、この日のMVPは文句なしに和田です。
陳冠宇から放った豪快なアーチはボールがひしゃげるのではないかと思ったぐらいに豪快なスイングはマスコミが面白がって「ワギータ」と名付けるだけのことはあるもので、それこそ背中でバットが折れるぐらいのそれはロッテでは群を抜く思い切りのよさですので迷うことなく貫き通してもらいたいです。
見てのとおりサイズが合っていないのではと思えるヘルメット、などプロ野球選手としてはまだ線が細くそのスイングに耐えられるかどうかが心配ではありますが、この翌日にインフルエンザで離脱をして大きく出遅れながらも二軍で開幕早々にアーチを放つなどなかなかの出足、GWあたりには背番号39を背負う和田を見られるかもしれません。
そのためにもとにかく実戦で使って欲しい、アーチの翌日も途中出場とはもったいなく、安田とともに全試合フルイニング出場をさせてもらいたいです。

シート打撃が終わった後はブルペンへ、全体練習後の個人練習で何人かの投手が調整をしていました。
やたらと笑顔を見せていた大嶺祐は念願の先発手形をもらったからなのかもしれませんがピッチングが伴っておらず、今季にダメなら厳しいオフになるかもしれません。
その先発、しかも一軍でのそれを期待される成田は遠目で見るとかなり体が大きくなった感じなのはフォームが伸びやかになったからか、ただボールがそれについてきていない感じでもっとストレートを磨かないとコントロールがアバウトなだけにまだ時間がかかりそうな、まずは二軍で先発ローテーションで回ることが第一でしょう。
猫だまし投法で話題の山本はどうなんでしょう、ブルペンで横から見たのでさほどに感じられなかったですがこちらも左腕はチャンスがゴロゴロと、上位指名ですので頼みます。



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なぜにオリオンズじゃない

2018-03-27 03:27:21 | 千葉ロッテ

8月21日にロッテオリオンズ誕生50年目シーズンを記念した「LOTTE50th」なるイベントが、なぜか東京ドームで開催されます。
かつて東京スタジアムを本拠にしていたことでの東京繋がりなのかもしれませんが、どちらかと言えば球場のキャパという商売上の理由のような気がします。
何にせよ50年のうちの大半がオリオンズだけに当然にそれをアピールしてくれるかと思いきや肩すかし、を通り越してガッカリとさせられる今日の発表でした。

エンブレムがLOマークにカモメの組み合わせなのはなかなかにgoodですが、しかしユニフォームはホームのピンストライプユニに肩に50thロゴが入っただけのものです。
ロッテ50周年ですから毎日時代のオリオンズユニというわけにもいかないのは分かりますが、そうでなくてもロッテを前面に押し出したLOTTEユニという選択肢もあったはず、LOTTEユニであればレプリカユニの売り上げにも貢献できたでしょうから、オールドユニの利用制約があるわけでもないのになぜに手抜きとも思えるこれなのかが理解できません。
おそらくは来場者配布のレプリカユニも鈴木が着ているものそのままで、フラッグは50thロゴのものになるのでしょう。
そもそも東京ドームでの主催ゲームは一昨年にもあり、そのときはバックネット裏最前列で主審が邪魔で見づらいという試合だっただけに今年はどうしようかと、今日のこれでかなり萎えてしまったこともあり二階席でお茶を濁そうかなと、明後日に先行予約があるのでそこまでにまったりと思案します。



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おーりとーり石垣島

2018-03-27 02:50:04 | 独り言

 

今週にもシーズンが開幕をするタイミングで今さらではありますが、8泊9日の石垣島での春季キャンプ見学です。
史跡巡りの旅もそうですが数千枚の写真の整理にどうしても時間がかかってしまい、またここ半月ほどは老後のための手続きなどで時間が取れなかったこともあり突貫工事も間に合わず、このペースであれば来月半ばぐらいまでかかってしまいそうですが適当にお付き合いをいただければ幸いです。
もっとも当日にレポートをアップしていますので基本的には写真館でしかなく、さらには昨年と変わらないので旅程篇を、天気予報に惑わされて離島観光を断念したことでの旅情篇を、諸般の事情からグルメ篇とスイーツ篇とおみやげ篇を割愛してのキャンプ見学のみの構成になりますことご容赦ください。

大嶺祐との入団契約に際しての条件ともされた石垣島での春季キャンプも今年で12年目でマンネリというわけでもないでしょうが、市街でそれをアピールするようなものはあまり目に付かなかったような、キャンプ地である石垣市運動公園の横断幕も年中そうであるかのように昨年と同じところに同じように掲げてありました。
施設面で言えば第二球場に隣接している体育館に設けられていたウエイトルームが廃止となり室内練習場に移動したことで、室内練習場とウエイトルームを行き来する選手たちにサインをもらえる「サインロード」が消滅をしていたのが超痛手で、また一二軍合同練習になったことで第二球場での練習が減ったことなどから、サインをもらうには室内練習場からの出待ちにほぼ絞られたのに戸惑い、キャンプ見学と選手の出待ちのバランスがなかなかに難しくなったのが悩みどころです。
心配をしていた天気はほぼ曇天でしたが雨は夜半がほとんどで日中に降ったのは一日だけ、予報では日程の半分近くが傘マークだったことを考えればラッキーでした。
ただ風が強かったことで体感温度はかなり低く薄手のジャンパーでは夕方には凍えるほどで、暑ければ脱げばいいのでダウンジャケットが次回の選択になりそうです。

5年に一回ほどであればあれこれ食べたくもなりますが、食べ尽くしたとまではいかずとも昨年にそれなりに食べたこともあり今年は鉄板メニューのみを食しました。
ただこのときには既に老後に入ることが決まっていたので心理的な節約プレッシャーがあった、というのも実際のところではありますし、練習開始が早まったことで朝8時から、そして選手の出待ちで17時過ぎ、遅いときには19時前までほぼ立ちっぱなしで食べるところを探すだけの気力、体力が無かったのも言い訳の一つになります。
とにもかくにも八重山そばとゴーヤチャンプルーだけは沖縄を訪れたときには欠かさず食べたいと、そう思える美味しさです。

昨年は一分一秒でも早く石垣島に着きたいと始発便に乗るために羽田空港に前泊までしながらも那覇空港での離陸が遅れて次の便よりも遅く到着をしたという経験から今年はゆるゆると、朝に自宅からバスで羽田空港に向かった以外は昨年の旅程と変わらずに石垣空港とホテルの近くのバス停の往復のみとなります。
現地では当然にレンタサイクルで、ただ先の事情からグルメのために市街地に繰り出すこともなく、そもそも今年は市街地に近いところに泊まったこともありほぼホテルと球場の往復のみで走行距離はかなりしょぼく、キャンプ休日の四日目に当て所もなく彷徨ったのが最長距離でしたのでトータル77.69キロはやや不満でもあります。

離島観光をしなかったこと、また石垣島やオリオンビールのグッズは昨年にしこたま買いましたので、おみやげもかなり貧相です。
お約束とも言えるキャンプ記念のタオル、ただこれだけで、もっともこちらは財布との相談と言うよりは買いたいものが無かったのが正直なところではあります。
そうなれば来年になるかその先になるかは未定ですが次回もおそらくは似たようなものではないかと、離島観光ができればそれにかかるものが増えるぐらいでしょう。



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走る走る千葉ロッテ

2018-03-26 00:39:17 | 千葉ロッテ

オープン戦の最終戦は井口監督が目指す走る野球を強烈にアピールをした、サザエさんから撤退をする東芝も真っ青な走りっぷりでした。
数え間違いでなければ企画7で成功5は肩に難のある松井雅やまだ肘に不安があるらしい大野奨だからにせよ他球団のスコアラーに印象づけるには充分すぎるもので、加藤や中村であればまだしも菅野や田村までもが走れば相手バッテリーも神経をとがらさざるをえないのではないかと、菅野と鈴木の組み合わせでのダブルスチールは素敵すぎます。
もちろんリスクを伴うものですし走塁死、盗塁死も4ありましたから無謀と紙一重ではあるものの、打力に劣るだけに失敗を恐れて動かないよりも積極的にチャレンジをするべきだと推してきたのでこの姿勢は大賛成、結果オーライのランエンドヒットもそうですが、失敗を重ねることで選手たちにもその境界線が見えてくることもあるでしょう。
公式戦ではほとんど記憶に無いダブルスチールを今季はナマで見ることができるかもしれない、そう考えるだけでもワクワクします。
もっとも打線としては13安打7得点ながらも昔の名前で出ています、の松坂、吉見、岩瀬を相手にしてのそれですので額面どおりに受け取るにはなかなか勇気が要ると言いますか、照れ隠しなどがあるにせよ本人がボールがいっていなかったとは松坂、それを攻略しきれなかったのですからこんちくしょーといったところではあります。
全盛期を知っていますので変化球中心で寂しさしか感じられなかった松坂の低めのボールを引っ掛けていた打者のなんと多かったことか、それだけにそれをはじき返した鈴木や藤岡裕がかなり目立っていて、これで守備でも鬼肩を魅せた藤岡裕の開幕スタメンはほぼ決まりでしょう。
分からないでもないですがさすがにファーストはどうよ、藤岡裕が離脱をしている間に結果を残したのに、と平沢には残念なことになりそうですが、それでもまだスタートラインでの結果でしかありませんのでめげることなく挑み続けてもらいたく、当たり前ですが下を向く必要はありません。
またどん詰まりでしたが久しぶりにヒットを打った菅野は次の打席でもセンターに運んでこちらも開幕スタメンが有力になったのではないかと、荻野と加藤が数字を残しているので今日も欠場だった角中が間に合えば押し出される可能性も高くはなりますが、小坂&清水将から21年ぶりともなれば記事になりますのでロッテならそれを優先することもありそうです。
そして角中も絡む四番問題、もし角中がダメなら既に散ってしまった感のある超春井上でいくのか、思い切って福浦という選択肢もあるのではないかと思ったりもしています。
投げる方では開幕三戦目を予定されている酒居が6回5安打2失点、四回にやや単調になって失点をしましたがボール先行でも歩かせない、走者を出してもホームを許さない、その粘り、安定感は現時点でチーム随一ではないかと、画面越しで空気感が伝わらないため何とも言えませんがもう一つ数字の乗らなかったストレートが唯一の懸念といったところでしょう。
やはりそのストレートに力が感じられなかった益田はさておき田中はようやく開幕から一軍でバリバリ投げてくれそうですし、スライダー頼りなのが気にはなりましたがボルシンガー、オルモスの現状を考えればシェッパーズが中継ぎとして開幕ベンチに入るのは確実で関係者もホッと一息ではないかと思います。
オープン戦2位、リーグ首位であっても戦力不足は昨年と変わりはありませんので努々油断はないはず、勝てずとも変化が感じられる戦いを楽しみにしています。



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◆3月25日(日) 中日−千葉ロッテ3回戦(ロッテ2勝1敗、14時、ナゴヤドーム、36,096人)
▽勝 酒居 4試合2勝
▽敗 松坂 3試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 酒居、田中、益田、シェッパーズ—田村、江村
中日 松坂、吉見、伊藤準、岩瀬—松井雅、大野奨、武山

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分かりやすすぎる試合

2018-03-25 00:31:05 | 千葉ロッテ

9安打で3得点、11安打で9失点、分かりやすすぎる試合でした。
チーム打率が3割もあれば繋ぐ野球でもそこそこ得点はできるのでしょうがそうでなければ大砲不在は致命的、ビシエドとアルモンテに3発を食らってその差に涙が出てきます。
昨年に得点力不足が明らかだったのにドミンゲスしか獲らず、それでいて投手陣に力強いストレートを求めながらもボルシンガー、オルモスが球威不足なのは何の冗談なのか、井口監督はメジャー経験があるので外国人選手の目利きは大丈夫と言うほどに単純なものでもないのでしょう。
これから慣れてくれば徐々に、とは思いたいですが育成であればまだしも即戦力を期待される助っ人にそれはいかがなものかと、ボルシンガーは長身を活かせず重心が高いままにボールも浮き気味で何の変哲もないストレートは130キロ台半ばを行ったり来たりではスライダーも活きず、ここぞでど真ん中では痛打されるのは必然です。
南などもそうでしたがあれだけカーブばかりを要求する日もあれば今日は数えるほど、と前日に続いて極端なリードは何かを隠しているのではないかとの深読みで心を落ち着けたくもなりますが、ここまでのボルシンガーの見た目の結果で開幕二戦目はおろか先発ローテーションを任せては何のためのオープン戦か、となってしまいます。
しかし西野と唐川は二軍で打たれてしまいましたし藤岡貴は論外、佐々木や関谷もピリッとせず、また渡邉と陳冠宇はそもそも勘定に入っていないかのようなフラットを裏返した起用ですから代替要員に欠いているのも哀しい現実、数年前の10人いたローテーション候補が開幕前に半減したのと似たような惨状と言ってよいでしょう。
打線も角中とショートを除けば開幕スタメンを意識した連日の顔ぶれだと思われますがショート争いはやや藤岡裕にアドバンテージながらも決着はつかず、そもそも角中は間に合うのか、間に合ったとして押し出されるのは菅野なのか、あるいは角中をDHに福浦と井上のどちらかがベンチなのか、いずれにせよグッときません。
さしてボールがきているとも思えなかったジーにゴロゴロゴロはボルシンガーとは違ってそこそこ低めに癖のあるボールが集まっていたこともあるのでしょうが工夫も足りず、それこそセーフティで揺さぶるなどしなければ術中にはまって一丁上がり、となってしまいます。
何だかんだ言いながらも目先の結果に右往左往してしまっている気持ちを抑えて有吉が二年目のジンクスに負けずに大きく飛躍すること、戸田で決勝アーチを放った和田を大切に育てること、そんな慈父、慈母になってチームを見守ることを求められるシーズンを再認識させられた試合でした。



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◆3月24日(土) 中日−千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、14時、ナゴヤドーム、31,557人)
▽勝 ジー 4試合2勝1敗
▽敗 ボルシンガー 4試合1勝1敗
▽本塁打 ビシエド1号(ボルシンガー)、2号(益田)、アルモンテ4号(ボルシンガー)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、南、有吉、益田、内—田村、柿沼
中日 ジー、谷元、又吉、鈴木博—大野奨、木下拓

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甘いよ、涌井さん

2018-03-24 00:48:30 | 千葉ロッテ

どうでもいいと言いますかむしろやめてくれ、がロッテファンの本音ではないかとも思われるオープン戦の首位浮上は、しかし手放しで喜べるような試合ではありませんでした。
開幕一週間前ですので各チームとも開幕投手の有力候補が先発をしてのロッテは当然に涌井、井口監督は100球を目処に投げさせるとは試合前のコメントでしたが5回90球での降板は球数の多い涌井にしても想定外だったのではないかと、公式戦を意識した継投に阿部が入り込んだところからしてもそれが見て取れます。
前回に輪をかけてあっちゃこっちゃに散らばったボールは全体的に高めで、しかもスタメンマスクが江村の理由がさっぱり分かりませんし変化球中心、かと思えばストレートを続けるリードも疑問でしたし、最少失点なら負けることはほぼない、とは粘り強く投げた涌井らくはありますが甘い、普通に零封をされる打線であることを忘れてはなりません。
高めでも空振りがとれるだけのボールの力はありましたが竹槍打線を考えれば、今日のピッチングでは則本を相手にかなり厳しいことになるでしょう。
小林コーチが守護神を明言した内とシェッパーズの順番もちょっと気になったりもして、二軍の結果も含めてブルペンはまだまだ流動的のようにも思えます。
一方の打線もつまらない投手になってしまった小笠原を捉えきれないなど開幕に向けて下り坂をゴロゴロと、支配下選手登録をされたばかりの木下雄の独り相撲もあって最終回にどかんと大量得点にはなりましたが公式戦ではあのまま沈黙だったでしょう、繋ぎの野球も走者が出なければ始まりません。
四番に座るはずの角中は腰の状態が悪いのか欠場、荻野にさほどかばっているような動きが見られなかったのには安心をしましたが、やはりあのスイングが気になります。
注目のショート決戦は平沢は配球を読み切ったかのようなスイングに好守の藤岡裕といいところは目立ちましたが、平沢は二度目のバントを決められず、藤岡裕も二球失敗、ここにきてシンプルバントが増えてきましたが選手が応えきれないのは走るイメージを植え付けるためであっても実戦での経験不足が理由の一つではないかと思われます。
左腕でもがしがし走るその作戦を継続できているのが素晴らしいだけに小技を絡めることを徹底したい、大砲不在の生命線ですので膿は今のうちに出しておきましょう。



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◆3月23日(金) 中日−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時、ナゴヤドーム、24,378人)
▽勝 内 4試合1勝1敗1S
▽敗 木下雄 5試合1敗
▽本塁打 加藤1号(木下雄)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、阿部、松永、大谷、内、シェッパーズ—江村、田村
中日 小笠原、笠原、柳、祖父江、木下雄—大野奨、松井雅

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角中が四番だってさ

2018-03-23 01:27:42 | 千葉ロッテ

それだけ井口監督も追い詰められているのでしょう。
ドミンゲスはカーブに全くタイミングが合わずに四番どころか一軍すら危うい状況で、その代わりに四番に座っていた超春井上は早くも失速の兆しがあり、やはり勢いが止まりつつある中村はそれでも候補としては有力ながらも不動の三番を変えるつもりはないと思われ、そして当然に四番を期待されていたペーニャは宙ぶらりんのまま忘れられるのを待っている球団という構図なわけですから、究極の消去法で角中を押し込むしかないのが哀しすぎる現実です。
石垣島では腰の違和感でほぼ別メニュー、オープン戦では1打席しか立っていない角中が四番なのですから他球団が失笑をしているであろうことは想像に難くありません。
右左を交互に並べる効果などはたかがしれていますし、繋ぎの野球もただの言い訳に過ぎないわけで、超スモールベースボールでどこまで戦えるかが今季のテーマになりそうです。
竹槍を担いでB29にどう立ち向かうのか、勝敗は度外視にしても昨年のような貧打の嵐になれば育つものも育たずに無為な一年になりかねないだけにそうならないよう井口監督がどういった野球を見せてくれるのかはそれはそれで楽しみでもあり、マリーンズだけにMの気持ちで正座して開幕を待ちます。



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ショート最終決戦

2018-03-22 00:22:43 | 千葉ロッテ

残念ながら地元での最終戦は雨で中止、新加入選手紹介セレモニーの行方が激しく気になりますが、オープン戦は残すところ明後日からの名古屋での3連戦のみとなります。
ショートのレギュラー争いは藤岡裕が石垣島でのシート打撃から独走をしていたところから首痛でのリタイアに平沢が猛烈な追い上げを見せて、井口監督はその藤岡裕を名古屋に連れて行くと明言をしていますのでそこでの最終決戦になるのでしょう、開幕スタメンを賭けてのガチンコ勝負となります。
実戦からかなり遠ざかっているので藤岡裕には明日は二軍戦で、そこでプレーに支障がなければ名古屋に合流とするのが現実的かつフラットな競争を標榜しているのですから平沢の心情からすれば妥当なところではないかとも思うのですが、午前中の早いうちから雨が上がる予報の浦和はそれはそれでリスクもありますので仕方のないところもあるのでしょう。
とは言えさすがにいきなり藤岡裕をショートでスタメン起用するほどに露骨なことはしないと思われるので途中出場、もしくはDHでのスタートはあるかもしれず、平沢からすればまずは初戦で目を見張るようなアピールをしておきたい、しかしその意気込みが焦りに繋がらないことを心から願います。
何にせよ高いレベルでの競い合いを、ここまで一歩引いた感じにもなっていますが昨年の実績を考えればこのまま終わる三木でもないでしょうし、壮絶な三つ巴を見せてください。
また復帰早々に再び腰を痛めた角中、左足の張りを訴えていた荻野も名古屋に帯同とのこと、荻野などは金森打法への回帰の代償ではないかと不安にもなりますが無理をして長引かせたら本末転倒、左ふくらはぎ肉離れの清田だけではなく伊志嶺までもが消息不明なため外野手の頭数が足りない窮状はありますがピンチはチャンスの裏返し、ようやくに一軍に戻ってきた加藤に稀有な粘っこさを見せる菅野、守備が心許なくとも細谷、根元らで切り盛りをするのもベンチの手腕、過渡期の苦しみをむしろ楽しみに見守りたいと思います。



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もやもやもや

2018-03-21 02:36:32 | 千葉ロッテ

スコアレスドローだったこともあり盛り上がりに欠いた、とはバッテリーに対して敬意が足りないのかもしれませんが、ロッテからすればもやもやとした試合だったように思います。
ようやくに一軍に合流をした角中が四番というのが打線の窮状を如実に表していますし、その角中が痛めていた腰をさらに悪化させかねない守備でのアクシデントで一打席で交代、それでも打席に立てたのですからさほどに状況が悪くはないと思いたいのですが明日は大丈夫、との井口監督のコメントとは対照的にぎっくり腰のようだとは角中、残念ながら明日は中止っぽいので名古屋に角中を連れて行くかどうかで白黒がハッキリするのでしょう。
その名古屋を逃せば二軍戦で調整をしようとも一軍レベルのボールにほとんど対しないままに開幕を迎えることになりますので、角中と言えどもしんどいことになります。
同じくこちらもお久しぶりの加藤の代わりでもないでしょうが荻野が欠場、前の試合で二打席で引っ込んだだけにまた変なことになっていないかと心配でなりません。
そして福浦も死球で途中交代、その代走がここにきての金澤というのもよく分からず、藤岡裕は姿を見せず、思い出したかのようなシンプルバントは失敗と打線はほぼゼロ点でした。
一方で投げる方では石川はストレートとシンカーが軸ながらもカーブ、シュート、カットボールっぽいのがやや多めはお試しだったのか、立ち上がりこそもう一つでしたが尻上がりにストレートが走ったことで変化球とのコンビネーションが効果的で昨年のような醜態を繰り返すことはないだろうと、小林コーチの富山を意識したローテーション発言には疑問符ながらもそれに対してのネガティブチックな発言も石川らしく、変に意欲的にならなければきっと大丈夫でしょう。
益田がやや心配ですがシェッパーズに慣れが感じられたのが収穫でもあり、そうなれば投打ともに不安ながらもやはり今季も打線が足を引っ張りそうな予感のした所沢でした。



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◆3月20日(火) 西武−千葉ロッテ1回戦(1分、13時、メットライフ、4,332人)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、松永、有吉、シェッパーズ、益田—田村、柿沼
西武 十亀、高橋朋、豊田、野田、増田—森、岡田

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ビジターはどうしよう

2018-03-20 02:48:47 | 千葉ロッテ

これまでもホームは現地主義を貫いてきましたが老後に入ってそれが全試合全イニングを目指すのは当然のこと、しかしビジターはそういうわけにもいきません。
数年前から遠征を再開はしましたがそれでも年に数試合、そうなれば中継に頼ることになります。
諸般の事情からCSを解約して久しいために画質を諦めてのパ・リーグTVの一択、だったものが今季からスポナビライブを吸収するDAZN、さらには楽天TVの参入もありますので選択肢が増えたのはファンにとっては朗報であり、開幕を前にどこにするかを思案中です。
判断ポイントは料金と中継範囲、不確かなところもありますが得ている情報では王道のパ・リーグTVはTEAM26に加入をして950円+税でパシフィック主催ゲームとCS、たまに二軍戦、docomo回線があればDAZNは980円+税で巨人を除く11球団の主催ゲーム、楽天TVは690円でパシフィック主催ゲームとCS、料金は圧倒的に楽天TVがお得、中継範囲ではDAZNが交流戦のセントラル主催ゲームを見られるのがアドバンテージながらもCSが不明、いずれも決め手に欠いて帯に短したすきに長しといったところでしょう。
どこも一ヶ月単位での解約ができそうなので基本は楽天TV、交流戦の期間中はDAZNがよいような気がしますが、サッカーなども見る人からすればDAZNなのでしょうし、楽天TVは画質や安定度などまだ海のものとも山のものともつかぬサービスなので不安がないわけでもなく、それこそ一ヶ月毎に様子見をするのがよいのかもしれません。



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