45 宗接唯人 捕手 23歳 年俸800万円
【2017年成績】 E 66試合 120打数 12得点 24安打 打率.200 3二塁打 1三塁打 2本塁打 14打点 2盗塁 6四死球 46三振
小池で四半世紀以上も断絶をした亜大からの入団で話題となった宗接でしたが、支配下選手では唯一のルーキー野手だったこともあり7巡目ながらも待遇は高く、また一軍キャンプ、伊東監督からは「言ったことがすぐできる」と高く評価をされ、ロングティーではスタンドインを連発と話題にもなり、田村、吉田を脅かす存在として期待をされました。
しかし開幕一軍を逃し、二軍では柿沼と正捕手の座を競うも一軍昇格ではその後塵を拝し、本人としても不本意なシーズンだったでしょう。
そもそも唯一の野手が捕手でよかったのか、との疑問もあり、また年齢の近い捕手が多いだけに何かアピールポイントが無ければ埋もれてしまいそうで、いきなりの待ったなしです。
そのアピールは肩と足、とは本人の弁ですが、アピールができたかどうかは微妙なところです。
キャッチングもやや腰高になりがちで不安定なところがあり、キャンプでの評価とは裏腹に打撃が低調だったこともあるのでしょうが、そのあたりが柿沼との差に繋がったのでしょう。
それでも打てる捕手、と評価をされているようでジュニアオールスターに出場、今冬のアジアウインターリーグでは2割に届かない打率ではありましたが捕手だけではなくDHでの出場もしていますから、それが期待をされているからではなくルーキーとしての通過儀礼ではあるにせよ、一年中にプレーができることを活かしていくしかありません。
ややぐらつきは見せましたが田村の背中が遠いことに違いはありませんので、それを見失う前に柿沼を倒し、江村を倒し、目指すは開幕一軍です。
【オリオン村査定】 800万円 → 720万円 (▼10%)