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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2015年通信簿 3 サブロー

2015-10-31 14:59:48 | 千葉ロッテ

3 サブロー 外野手 39歳 年俸1億3000万円

【2015年成績】 36試合 46打数 2得点 10安打 打率.217 1二塁打 0三塁打 1本塁打 4打点 0盗塁 6四死球 14三振 得点圏打率.125

ベテランとしての存在感を垣間見せることができたのであればまだしも、この成績での現役続行、そしてそれを認める球団、がどうにも理解ができません。
二度の日本一に貢献をしてくれたほぼ生え抜きのサブローですから功労者としての配慮があって当然だとは思いますが、一度も二軍に落ちることなく、それでいて僅かに36試合52打席は記録的な快挙ではないかと、これではベンチ枠の無駄遣いと言われても仕方がないでしょう。
アドバイスでの貢献が報じられたりもしましたが、それであれば選手としてのベンチ入りである必要はなく、来季に現役続行であればコーチ兼任で、との声が出るのも必然です。
不甲斐なさをファンに見せたくはない、と余力があるうちにユニフォームを脱ぐ選手もいますし、可能性がある限りは現役にこだわる選手もいます。
ロッテで言えば村田が前者なのでしょうし、後者は黒木や堀、そしてサブローなのでしょう。
どちらがいい、悪いを周りがとやかく言えるものではありませんが、しかし契約縛りではないか、とさえ言われてしまう一軍保証が捕手二人体制による敗因に繋がるケースもありましたから、それが伊東監督の判断、決断であるにせよ、負担になっていることは否めません。

そもそもがどういった立ち位置でのサブローなのか、そこからボタンの掛け違えがあったように思います。
ベテランなので自分のペースでの調整、とのことだったのでしょうがキャンプは二軍スタートで、またオープン戦でもほとんど出番はなく、それでいて開幕一軍、しかし満遍なく出番がない状態が続き、勝負どころの夏以降は8月、9月はそれぞれ代打で4試合4打席での出場でしかありませんでした。
伝え聞くに試合前の練習に出てこないこともままあったとのことですし、サブローも蚊帳の外に置かれている意識があったのではないかと思われます。
そういった状況で思い出したかのように打席のチャンスをたまにもらって打て、はある意味で酷でもあり、いじめではないか、とすら感じたのが正直なところです。
それでも一軍にいる方がよい、と本人の意向があるのであればまだよいのですが、功労者が晒し者にされている感は否めません。
シーズン最終盤に故障者続出でのスタメン起用、貴重なフェンス直撃のタイムリーヒットで見せた煌めきを来季は多く数えられるのか、そうあってくれと願わずにはいられません。
契約更改で1億3000万もの年俸がどうなるのかも気がかりですし、来季もこういった扱いになるのであればスッパリと現役引退をすべきだったのではないかと、そんなサブローです。

2007年通信簿 2012年通信簿
2008年通信簿 2013年通信簿
2009年通信簿 2014年通信簿
2010年通信簿
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【オリオン村査定】 1億3000万円 → 任意引退


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なんでも屋大蔵でございます

2015-10-31 13:43:25 | 読書録

なんでも屋大蔵でございます

講談社

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岡嶋二人の短編集です。
なんでも屋の釘丸大蔵が主人公として全編に絡んでいますので連作短編集とも言えるのですが、それぞれの話に関連性はありません。
共通をする登場人物も大蔵と津軽刑事、仁王さんぐらいですし、最後にある事実に行き着く、といった壮大なストーリー性がないのが残念ではあり、それでも当たり障りのない、と言ってしまうとやや語弊がありますが、複雑すぎず簡単すぎず、過激な描写もなく、2時間ドラマにはピッタリの題材です。
調べてみれば片岡鶴太郎でドラマ化がされており、その他の人物設定にはかなり手が入っているようですが、片岡大蔵はナイスチョイスだと思います。

ただ平成に入ってからの作品ではありますが昭和の香りを漂わせる岡嶋二人ですので、その古くささは否めません。
それが設定なのでしょうが「~でございます」との大蔵の一人称での語り口も最初はよかったのですが次第に鼻につくようになってしまい、またどうでもよいような寄り道の話がここそこに散りばめられているのも目障りで、その回りくどさがよいとの評もあるのでしょうが、自分には引っ掛かりの方が多かったです。
なんでも屋、ですので身近なエピソードかと思いきや、普通に生活をしていれば遭遇をすることのないものだったことが全体の設定を壊しているような感じでもあり、そして一番の残念は裏をかかれなかったこと、そしてハッピーエンドな予定調和もちょっと気になりました。
そもそもが短編というものが合わないだけなのかもしれず、次は長編で楽しませてもらいます。


2015年10月30日 読破 ★★★☆☆(3点)


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今江とかコーチングスタッフとか秋季キャンプとか

2015-10-30 00:47:32 | 千葉ロッテ

ソフトバンクが日本シリーズを制しました。
得点差以上に圧倒的な力を見せつけた日本一は両リーグのレベルを考えれば当然と言えば当然、ヤクルトも山田の3連発と見せ場を作りましたので、まずまずだったと思います。
これでここ10年はパシフィックの7勝3敗、交流戦でも差が顕著になりつつありますし、セントラルにとっては冬の時代でしょう。
そんなこんなで明日から本格的なオフが始まり、来季に向けてのスタートです。

ロッテ今江、FA権行使視野に「白紙状態」強調 (10/29 日刊スポーツ)

海外FA権を保有しているロッテ今江敏晃内野手(32)が28日、権利行使も視野に「白紙状態」であることを強調した。
前日に林球団本部長と話し合い、大まかな条件提示を受けた。
この日、QVCマリンで「本当に迷っているというか、いろんな思いがある。今は何とも言えないですけど(2年前に)FA権を持った時と心境はまったく違います」と吐露。
同権利を取得した13年オフは「残れるのが一番いい」と、早々に残留へ前向きな姿勢を見せていた。
林本部長は「必要な選手だということは伝えた」と話し、近日中に再度、交渉の場を設ける。
また同本部長は、来季残留が微妙なルイス・クルーズ内野手(31)に残留オファーを出したことも明かした。

そんな中で、今江がまだごちゃごちゃとやっているようです。
個人事業主ですから好条件を引き出すために交渉をするのは当然のことですが、そもそもが不相応な年俸に今季の成績ですのでファンからすれば溜息、といったところでしょう。
今年までの2年4億の結果は218試合で.275、11本塁打に92打点、死球による骨折での離脱があったことを考えても年俸に見合った成績ではありません。
それでいて権利だから、との主張であれば日本人の気質には合わないのではないかと、ざっと見て回れば「一番に金を出すのはロッテ」「移籍をしたらレギュラーも危うい」「この成績でよく言えるな」と否定的なものが多く、イメージを悪くしてしまっているように思えます。
複数年契約を希望しているとの報道もありますが、それであれば2年3億がせいぜいではないかと、ミスターロッテの付加価値を考慮したとしても2年3.2億が精一杯でしょう。
さすがに今江もアップ査定までは求めていないでしょうし、現状維持ですら放棄をしているかもしれず、何にせよ早く決めてもらいたいです。
成瀬の今、清水直の失敗、これらの現実としっかりと向き合って、今江にも球団にも冷静な話し合いをしてくれればと思います。

来季コーチングスタッフを発表 2軍監督に山下氏 (10/29 スポーツ報知)

ロッテは29日、来季のコーチングスタッフを発表した。
2軍監督に山下徳人2軍打撃コーチが昇格。
2軍投手コーチには小野晋吾スカウトが新たに加わり、今季までDeNAで1軍打撃コーチを務めた大村巌氏が2軍打撃コーチに就任する。
陣容は以下の通り。(数字は背番号)

【1軍】  監督 伊東勤 83
 投手コーチ 落合英二 88
 投手コーチ 小林雅英 79
 バッテリーコーチ 吉鶴憲治 77
 打撃コーチ 立花義家 78
 打撃コーチ 堀幸一 75
 内野守備・走塁コーチ 松山秀明 72
 外野守備走塁コーチ 清水雅治 87
 トレーニングコーチ 楠貴彦 95

【2軍】  監督 山下徳人 71
 投手コーチ 小谷正勝 70
 投手コーチ 川越英隆 89
 投手コーチ 小野晋吾 82
 バッテリーコーチ 福沢洋一 73
 打撃コーチ 大村巌 76
 内野守備・走塁コーチ 佐藤兼伊知 81
 外野守備・走塁コーチ 大塚明 80

来季のスタッフも発表となりました。
一軍は涌井が慕っていた大迫コーチが退任となり純減となっただけで、他は今季と同じ顔ぶれです。
誰がどう見てもてこ入れが必要と思われる打撃コーチはまたしても手が入らず、一部に待望論もあった田代は巨人のファーム巡回コーチとなってしまいました。
二軍は予想どおりに青山監督がDeNAに転出となり、代わりに山下コーチの昇格です。
その穴埋めにこれまた待望論の強かった大村が打撃コーチに就任、これが今回の一番のトピックスでしょう。
日本ハムでは糸井や中田、DeNAでは筒香を育てたとも言われていますから、浦和はそもそもが人材不足ですが、3年スパンで軸となる打者を鍛え上げてもらいたいです。
また小野が3年ぶりの現場復帰での投手コーチ、3人体制で山に登ってしまうのではないかとの不安もありますが、兄貴分として人望があると言われていますので期待をしています。
二軍こそが優秀な指導者を求めていますので、選手とともに二人三脚で頑張ってもらいましょう。

ロッテ 鴨川秋季キャンプに清田、田中ら28選手参加 (10/29 スポーツニッポン)

ロッテは29日、千葉県鴨川市で行う秋季キャンプ(11月1日~20日)のメンバー28人を発表した。
主力の石川、清田らのほか、新人の田中も参加する。
メンバーは次の通り。

▽投手 大嶺祐太、石川歩、松永昂大、田中英祐、南昌輝、川満寛弥、吉原正平、香月良仁、黒沢翔太、宮崎敦次、阿部和成、二木康太
▽捕手 吉田裕太、金沢岳、寺嶋寛大、田村龍弘、江村直也
▽内野手 高浜卓也、鈴木大地、中村奨吾、三木亮、大嶺翔太、香月一也、青松慶侑
▽外野手 清田育宏、荻野貴司、脇本直人、加藤翔平

そして秋季キャンプです。
走り込みを中心に、少数精鋭で鍛え上げるとは伊東監督のコメントでしたのでベテランや主力どころは外れるだろうとは思っていましたが、微妙なメンバーとなっています。
藤岡、唐川、内、木村、岩下、益田、井上、細谷、伊志嶺が漏れている理由は何なのか、藤岡や唐川こそ走り込んでもらわなければなりませんし、井上はフェニックスリーグでも欠場が目立ちましたからまた故障なのか、しかし伊志嶺は先週末にはプレーをしていましたし、状況がよく分かりません。
二木とともに来季に浦和の軸となってもらいたかった岩下がいないのも寂しく、内と益田は休養が優先なのか、また細谷は外野守備を鍛え上げるいい機会だったのにと残念です。
また却下をされてのことかもしれませんが、根元と大松もベテランだからと言っている場合ではなく志願をしてもらいたかったかなと、金澤の名前があるだけになおさらです。
遅れての合流をする選手もいるのかもしれませんが、何にせよ今度こそ掛け声倒れではない地獄の伊東キャンプ、であってくれることを願ってやみません。


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2015年通信簿 2 根元俊一

2015-10-29 01:14:08 | 千葉ロッテ

2 根元俊一 内野手 32歳 年俸5000万円

【2015年成績】 62試合 163打数 19得点 40安打 打率.245 3二塁打 5三塁打 2本塁打 15打点 2盗塁 20四死球 41三振 得点圏打率.235

数字を書き出してみれば思っていたよりも出場をしていたのだなと、やや驚きの根元です。
昨年とほぼ同じぐらいですし、打率は5分も上がっていますので頑張った方なのかもしれません。
しかし開幕一軍、そして開幕スタメンでありながらも半月ほどで調子を落としてレギュラーから脱落となり、7月末に登録を抹消された後に一軍に戻ってくることはありませんでした。
かつて二遊間を守っていたのが嘘のようにDH、一塁での出場でしたから、外国人選手やベテラン勢の壁を乗り越えられなかったのでしょう。
その状況が来季に劇的に変わるとは思えませんので、苦しい日々が続きます。

開幕から暫くは好調で、核弾頭を任された時期もありました。
DHで守備への負担、不安が無かったことが理由かセンター中心の理想的なバッティングで、しかし合流が遅れていたデスパイネにその座を譲って一塁に押し出されたあたりから雲行きが怪しくなり、そこからはごろごろと音が聞こえてくるかのような転落劇です。
レギュラーを陥落してからの立ち位置が被ってしまった大松と入れ替わるかのように浦和に去っていった根元は、やはりその浦和でも守備で魅せることはできずに打率も.250に届かず、あるいは今オフに戦力外通告もありえるのではないかとすら思ったぐらいの一年でした。
4打席でなんぼ、のタイプだと考えていますので代打稼業で生き場所を見つけるのは難しそうな、しかし二遊間を守れないことで長距離ヒッターでもなく率も稼げない今の根元にオファーがあるとも思えず、このままではやはりその後に浦和暮らしが続いた大松とともに「あの人は今」になってしまいます。
思い切りのいいスイングは好きなのですがストレートに振り遅れる、タイミングを外されると全く反応できない、といった課題がそのままでは厳しすぎるでしょう。
足も使えなくなってきましたし小技が得意なわけでもなく、総合力で勝負なだけに控えではしんどい、そんな根元の来季が心配です。

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パラサイト・イブ

2015-10-29 00:08:01 | 読書録

パラサイト・イブ

新潮社

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これは科学ホラーとでも呼べばいいジャンルなのか、いずれにせよホラーであることは間違いないでしょう。
人間の細胞に存在をするミトコンドリアが意志を持って、その人間に取って代わるために何億年もその機会を窺っている、そんなストーリーです。
作者が主人公と言ってもいい永島利明と同じく薬学部に所属をしていたとのことで、DNAやミトコンドリアについての記述は素人からすれば難解、そして圧倒的な量があります。
最初のうちは一生懸命に読んでいましたが同じようなことの繰り返しに疲れてしまい、斜め読みとなってしまったのが残念と言えば残念ではありました。

これは映画化もされていますし、ゲームや漫画にも展開がされているようです。
そうなるとこの学術的な記述がハードルになるであろうことは想像に難くなく、映画では切ないラブストーリー、ゲームではおどろおどろしいホラーを前面に押し出しているらしいのは仕方がないかなと、おそらくはそういった脚色がなければコンテンツとして成立をしなかったのでしょう。
寄生獣とターミネーターを足して二で割ったような感じがありますので、今の技術で映像化をしたら面白いかもしれません。
ただ原作としてはなぜに利明にそこまでこだわったのか、が中途半端で、また夫婦、そして親子の愛情が薄っぺらく、どこか論文発表を聞いているかのようでした。
この分野に興味がある方であれば、のめり込めるかもしれません。


2015年10月28日 読破 ★★☆☆☆(2点)


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2015年通信簿 1 清田育宏

2015-10-28 01:11:01 | 千葉ロッテ

1 清田育宏 外野手 29歳 年俸2700万円

【2015年成績】 130試合 489打数 67得点 155安打 打率.317 38二塁打 4三塁打 15本塁打 67打点 10盗塁 57四死球 93三振 得点圏打率.324

昨年にプロ入り最低な数字でやばい流れになりつつあった清田が、今季にいきなりのブレイクです。
初の規定打席に達しての.317は右打者としてはリーグトップ、二塁打王でもありますし、充実をした一年だったのではないかと思います。
例によって伊東監督との相性の悪さからか控えでのスタートから球団新記録の4試合連続猛打賞、さらには7試合連続マルチヒット、23試合連続ヒットと猛烈なアピールでレギュラーをガッチリとキープし、5月下旬には.368で打率トップに立ちオールスター戦にも初出場で敢闘賞を受賞、まさに盆と正月が一緒に来たようなシーズンでした。
いつかはクリーンアップを打ってくれると、そんな期待が薄れつつあっただけに、遅れてきた推しメンに歓喜の一語です。

この急激な進化の理由として挙げられているのは、追い込まれてからのすり足です。
カウントが有利なときは足を上げて豪快に、不利になればすり足で粘り強く、状況に応じてのバッティングが上手く機能をしました。
左足でタイミングを取ろうとするとスピードボールに差し込まれることもあるでしょうし、また上体のブレを少なくするという効果もあるのではないかと思います。
CSでは常にすり足、と慎重と言えば慎重、守りに入ってしまったような気がしないでもありませんでしたが、それでも複数のフォームを自在に操れることはアドバンテージになります。
当てにいくようなバッティングや気の抜けたような素振りもなくなり、前で捌くスイングでの15本塁打に来季への期待を抑えきれません。
鼻の下に死球を受けて心配をされましたが数日での復帰で調子を落とさず、また守備でも前後左右に積極的な動きを見せてのファインプレーも少なくなりませんでした。
その代償としてダイビングキャッチで右肩関節捻挫をするなど満身創痍なところもありましたが、逆にそれが体の強さを見せつけてくれたとも言えます。

30代に突入をしたシーズンに結果を残した清田ですが、三年続いてこその主力です。
来季がその二年目、当然に相手も研究をしてくるでしょうし、オフの過ごし方を間違えれば元の木阿弥にもなりかねません。
醜聞はさておき、やや太めが戻りつつある体型を維持できるのか、挑戦者の気持ちを忘れずにいられるのか、くだらないイベントにうつつを抜かすようなことがないよう願いたいです。
さすがに少しぐらいの不振でまた伊東監督に敬遠をされるようなことにはならないでしょうが、ブレイクのきっかけとなった核弾頭、あるいはクリーンアップでの起用となるのか、活かす側に回るのか、活かされる側となるのか、ベンチにもしっかりと考えてもらわなければなりません。
またオールスター明けぐらいからクリーンアップに座ったことで序盤戦の足を活かしたプレーが影を潜めたのももったいなく、それこそ気持ちは大きくトリプルスリー、でいきましょう。

2010年通信簿
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あの子が欲しい

2015-10-27 00:50:11 | 千葉ロッテ

CS終了後の第二次戦力外通告は日本シリーズがソフトバンクのスイープで終わりそうな勢いのためか、ここにきて各球団とも慌てたかのような発表が続いています。
例年よりも多いのはドラフトで大人数を指名したところが多いからかもしれず、金曜日にでもオリックスと同じく10人を指名した西武あたりにも発表があるかもしれません。
そうなれば中郷は危ないような、故障などがなければロッテへの復帰があるやもしれず、そんな情実を抜きにすれば目先の穴を埋めたいのは左腕、そして外野手です。
田村がレギュラーに指がかかりつつあり吉田、江村もいる捕手、平沢の加入で戦国時代に突入の気配がある内野手は、トライアウトで獲得をする必要はないでしょう。
しかし中後、服部、植松のリリースで質量ともに不足をしている左腕はどうにかしなければなりませんし、一方で外野手は一軍ではなく二軍で試合ができるようにするためと言ってしまうのもあれですが、坂口や竹原、鉄平らの30代ではなく動ける20代でいい選手がいれば採用をしたいです。

そんな左腕は、錚々たるとは言い過ぎかもしれませんが、名前だけを見ればそれなりの顔ぶれが揃っています。
井川、加藤、赤川、岡島、中山、篠田と、かつてはチームの主力を担った面々に、江村や前田も一軍でそれなりの実績があります。
かなり年齢のいっている、あるいは調子を落としてから久しいからこその戦力外通告でしょうから多くは望めませんが、とりあえず蓋をするには充分な気がしないでもありません。
個人的にはずっと欲しかった篠田、成瀬のFA移籍での補償に考えていた江村、ドラフトのときにはロッテ枠とも言われていた中山が気になっています。
また勘違いでなければ船橋で見たときにこれが育成か、と砂田とともに驚かされた田原もその育成枠でもよいので、是非とも獲ってもらいたいです。
ただどうやら篠田は現役続行の意志はなさそうで、トライアウトには参加をしないのでしょう。
左にこだわらなければ一昨年も欲しかった榊原もいいですが、ただでさえ投手が多いので獲っても1人がせいぜいではないかと思います。
外野手は残念なことにこれといった選手は見当たらず、経緯からして佐藤の復帰はありえないでしょうし、鵜久森がフィットをするような気もしません。
地元枠での横川は年齢的に厳しいかなと、それであれば大松を使った方がしっくりときます。
いずれにせよ宝くじな確率ですが陳冠宇のようなケースもありますので、いい縁が結べるような11月10日であってくれればと思います。


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2015年通信簿 シーズン総括 野手

2015-10-26 00:43:09 | 千葉ロッテ

今季も決定力不足に泣いた打線でした。
オープン戦では.285と打ちまくり、その後も交流戦ぐらいまで打撃好調だったのは昨年と同じ、その後の失速も同様です。
その春先はバント、盗塁、エンドランと多彩な攻撃を見せたもののバットが湿りがちになったことで走者を進めても意味がないとでも考えたのか、ただ打つだけとなってしまいました。
それでも終盤戦にはまた春先に戻ったかのように堅実な、スローガンどおりの泥臭い野球ができたのですから、やってやれないことはありません。
来季こそはシーズンを通して泥まみれの、そんな野球でお願いします。

打撃陣でのMVPは、文句なしの清田です。
これまでも一時期に打つことはあってもちょっとの音無しですぐに出番を失い、自虐的なヒーローインタビューもありました。
今季も出足は控えでしたが4月半ばから定位置に指がかかり、そして5月上旬の4試合連続猛打賞、7試合連続マルチヒット、そして23試合連続ヒットの大爆発です。
5月下旬に規定打席に達して首位打者に躍り出て、その後に数字は落としたものの右打者としてはリーグトップの打率でスパークの一年となりました。
顔面に死球をくらったりダイビングキャッチで肩を痛めるなど満身創痍ながらも走りきったことは、大きな自信となったでしょう。
しかしこの活躍を二年、三年続けてこその主力ですので、おそらくは来季の布陣からしてまたクリーンアップを任されるのでしょうから、打線の軸としての活躍を期待します。
また右肩下がりだった角中は3割には届きませんでしたがやや踏みとどまった感じで、しかし満足のいく数字ではありません。
連続試合出場が止まった鈴木も悔いの残るシーズンだったのではないかと、守備でもショートとしての限界が見えてきたところへの平沢の加入で数年後を考えれば来季が正念場になるやもしれず、キャプテンとしての重責を果たしながら頑張ってくれましたがもう一踏ん張り、上乗せが欲しいところです。
シーズンを通してプレーができれば、と言われて久しい荻野は恒例の故障、そして不振で同期、仲良しの清田の後塵を拝しましたが、復帰をした8月以降は3割近くを打ちましたので何度目かは忘れましたが今度こそ、今度こそで、ただ盗塁成功率がぐっと落ちたのが不安材料ではあります。
チームとしても岡田や伊志嶺など足で勝負ができるタレントを抱えながらも盗塁で勝負ができず、岡田も僅かに11盗塁、浦和で規定打席に達した加藤も12盗塁と持ち味を殺してしまっている現状は、彼らがチームとしての方針にマッチしない存在になりつつあるのを嘆かずにはいられません。
懸案の捕手陣はリードとガッツを評価されたのか田村が吉田に圧倒的な差をつけて、またリーグトップの盗塁阻止率でアピールをしました。
しかしミット捌きが拙い吉田とは違う意味での後逸、その後の動きの悪さが目立ち、身長とどっこいの打率も大きな課題です。
新顔では昨年に台頭をしかけた大嶺翔が不振だったのが誤算、高濱も故障で出遅れてシーズン終盤にようやく何かを掴みかけた程度でしかなく、あっさりとルーキー中村に111試合もの出場を許したのは中村が凄かったのか他が情けなかったのか、来季にその答えを見せてもらいましょう。

それでも若手、中堅どころはそれなりに結果を残した方ではないかと、悲惨だったのはベテラン陣と外国人選手です。
福浦が47安打、.272と難しいと思われた2000本安打が見えてきた1912本までヒットを伸ばし、また守備でも絶品な軟体ぶり、グラブ捌きを見せてくれましたが、井口が予想を上回る失速で春は一瞬、サブローに至ってはシーズンを通して一軍にいながらも僅かに36試合、52打席で地蔵極まれりといった体たらくでした。
デスパイネは国内リーグに参加をしたために開幕に間に合わず、また夏前にもパンアメリカン競技大会で離脱、それでもチームトップの18本塁打はさすがですが打率が昨年から大きく落としての.258では期待どおりとは言えず、ただ振り回しているだけにしか見えなかったのが正直なところです。
クルーズも春先こそ打点王を争う勢いでしたが気がつけばポッピー状態で、昨年よりはポカが減ってCSでも華麗な守備を見せてくれましたが、肝心の打撃では.255の16本塁打、73打点はチームではトップですが大型契約は難しいのではないかと、これまた平沢の加入で今季限りとなるかもしれません。
何にせよベテラン、そして外国人選手がしっかりと軸になってくれなければ機能をしないのがロッテ打線ですので、思い切った入れ替えはありだと考えます。
そして忘れそうになった今江、調子が上向きだったときの骨折は気の毒ではありましたが、中距離ヒッターではありながらも1本塁打では2億は払えません。
FA権の行使を検討とも報じられていますが、まずは足下を固めることが第一ではないかと、投打の違いはあれど成瀬の二の舞が心配です。

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体育館の殺人

2015-10-26 00:29:12 | 読書録

体育館の殺人

東京創元社

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初めての作家だったのですが割引きキャンペーンの対象だったのと、鮎川哲也賞を受賞した作品とのことで手に取ってみました。
その表装や軽いタッチ、アニメオタクが主人公というキャラを立てた描写からライトノベルの範疇に入るのかもしれませんが、どうしてどうして、謎解きは本格的です。
一介の高校生が警部の反対を押し切って捜査に介入をしたり、都合のいいタイミングに、そして都合のいい目撃者が現れたりとご都合主義もままありますが、解き明かされてみればここそこにヒントが撒いてあったのに密室の謎が分からず、かなり悔しい思いにさせられました。
このデビュー作を裏染シリーズと銘打って長編、短編集をそれぞれ一作ずつ、この後に刊行をしていますが、残念ながらまだ文庫化がされていません。
その文庫化がされて安くなるのを待とうと、そう思えるぐらいに楽しませてもらい、休日に一気に読み切った初の青崎有吾です。

ただやはりライトノベル、というくくりは違うのかもしれませんが、若者を意識した作品なのでしょう。
ストーリーとは直接に関係のないアニメオタクとしての比喩は分かる人には分かるのでしょうが、残念ながら自分には全く分かりませんでした。
そうなるとその演出が余計なものに感じられてしまい、テンポのよさを削ぎ落としてしまっています。
作品がどうの、というわけではなく読み手を選ぶ、そんな気がしないでもありません。
それでも次作を読みたいと思う自分は気持ちだけは若いのかなと、そう言い聞かせて時が来るのを待つことにします。


2015年10月25日 読破 ★★★★☆(4点)


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2015年通信簿 シーズン総括 投手

2015-10-25 02:34:17 | 千葉ロッテ

昨年に比べれば防御率は0.5点も改善をしてリーグ最下位を脱出しましたが、前半戦と後半戦との差がありすぎてなかなかに評価がしづらいです。
5月の4.98を筆頭に4点台を超えた前半戦に対して、9月以降の追い込みの2点台もあって後半戦は3点台前半でした。
打線の援護はむしろ前半戦の方がありましたから投打が噛み合わなかった象徴でもあり、この前後半がひっくり返っていればもっと違った結果になったかもしれません。
個人に好不調の波があるのは当然にしてもチームとしてのそれはベンチの問題でもありますので、もちろんいい方にですが、来季は安定をした投手陣であることを願いたいです。

先発は唐川と藤岡が期待を裏切ったことが、出足の躓きに繋がりました。
自主トレのときだったと思いますが、「伊東監督から二人で30勝」と言われたとの報道が今となっては虚しく響きます。
唐川は今季初登板に3回1/3を8失点であっさりと登録抹消となり、GWに一軍に復帰をして暫くは打線の援護に助けられて白星を重ねたものの調子は上がらず、そして徐々に黒星を増やして先発としては考えられない6点台の防御率で8月半ばを最後に長い浦和暮らしとなりました。
藤岡もやはり今季初登板に5回4失点で中継ぎ降格となり、GWに先発復帰をするも3回8失点と大炎上で以上終了です。
賛否両論はありましたが涌井が軸として15勝、最多勝に輝いただけに、この89年組の不振が先発陣の足を引っ張った形になりました。
石川が球団史上2人目の入団から二年連続の二桁勝利をしたものの貯金を作れず、唐川にも増して打線の援護を受けて7月まで9勝2敗だった李大恩も以降は7連敗、古谷も故障がちで長いイニングを投げられずに僅かに3勝と、取らぬ鴎の皮算用も極まれりといった感じです。
そんな中で昨季終盤からの調子を維持した大嶺祐が規定投球回にはもう少しと届きませんでしたが自己最多の8勝で防御率3.17、陳冠宇が9月以降に3勝で防御率0.96と急激な伸びを見せたことが大きな材料で、この両人が来季もローテーションをきっちりと守ってくれることこそが来季への期待に繋がります。
そして今の状況からすれば唐川、藤岡は勘定に入れづらいので、涌井、石川、大嶺祐、陳冠宇と4席しか埋まらないところに名乗りを挙げる若手がいてもらわなければなりません。
プロ初登板を見事なピッチングで飾った二木はフェニックスリーグでも主戦として投げていますので、その筆頭候補でしょう。
またドラフトで20代半ばの投手を4人も獲りましたから、その中から一人でも二人でも出てきてもらわなければ困ります。
唐川と藤岡が先発としてやっていけるようになれば儲けもの、ぐらいのつもりで、フレッシュな先発陣となる2016年であってくれればと思います。

中継ぎ陣は全体としては頑張ってくれたと思います。
やはり序盤に益田、松永が不調だったのが痛かったですが、大谷が軸として機能をしたことで大崩れにはなりませんでした。
その大谷が故障でリタイアをした終盤には益田、松永が調子を戻し、また内が復帰をするなどタイミングはよかったです。
もちろん揃い踏みをしてくれるのが一番ですが、ベンチが中継ぎ陣に過負荷を加えなかったことで上手く回ったのではないかと思います。
地味に香月良も下支えをしてくれましたし、また阿部が中継ぎに転向をして140キロオーバーのストレートを投げるようになったことは嬉しい誤算でしょう。
左腕が松永だけなのがしんどいですが、ここにやはりルーキーの中から一人でも加わってくれれば充実度が増します。
先発が弱めなだけに中継ぎ陣の充実こそがチームの浮沈の鍵を握りますので、しっかりと査定で評価をして気分よく来季に臨ませてあげてもらいたいです。

抑えは今季も西野が奮闘をしました。
最終盤に打球を当てて骨折、リタイアは悔しかったでしょうが、二年連続の30セーブ達成は見事の一語に尽きます。
伝家の宝刀を操りきれなかったのは昨季と似たようなものでしたが、ピッチングが全体的に上手くなった印象があります。
がむしゃらに投げていたところから考えるようになった、無駄なボールが減ってきたのではないかと、全ての数字が昨季とほぼ同じですが、安定感は相当に上がりました。
三者凡退の試合はむしろ減っているのですが、増えているように感じられたのが率直な感想です。
そうなれば来季も抑えは西野が鉄板なのでしょうが、選手生命へのリスクを考えれば三年を区切りに先発に戻してあげたいです。
それもこれも内がシーズンを通して来季に投げられるかどうかにかかっていますが、抑えとして最後のご奉公、ぐらいのつもりで頑張ってもらいましょう。

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予約開始

2015-10-25 01:30:27 | よつばと!

よつばと! 13

アスキー・メディアワークス

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よつばと!の最新刊、Amazonで予約が始まりました。
そのAmazonではまだ写真がアップをされていませんが、よつばとツイッターで公開がされているものを拝借しています。
前巻が秋のキャンプで終わりましたので、どうやらその服装からして冬が舞台のようです。
年が明けて春になれば小学校一年生、そこまで話が続くのかどうか、ダンボーでの商売に忙しいのか連載誌が休載続きのようですので心配でなりません。
ストレートがあってこその変化球、それと同じくよつばと!があってこそのダンボー、そこを勘違いせずにお願いをしたいです。
何はともあれあと一ヶ月、そわそわしながら待ちたいと思います。


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鈴木はいよいよセカンドか

2015-10-24 12:19:11 | 千葉ロッテ

伊東監督が「印字のある」当たりくじを平沢に手渡しました。
西武時代も含めてドラフト後に指名選手のところまで挨拶に足を運んだのは初めてとのこと、編成部の即戦力投手に入札の方針を押し切っての平沢だったとの話も伝え聞こえてきますので、それだけ伊東監督が平沢に惚れ込んだということなのでしょう。
一部に榎本、山崎に次いで球団史上3人目の高卒開幕スタメンなどと盛り上げてくれていますが、それはさておき中村も交えた二遊間の争いの火ぶたは切って落とされました。

ロッテ1位・平沢大河、開幕スタメンも (10/24 デイリースポーツ)

ロッテ・伊東勤監督(53)は23日、宮城県多賀城市の仙台育英高を訪れ、ドラフト1位指名した平沢大河内野手(17)と初対面し、来季開幕1軍の可能性を示唆した。
評価は即戦力。
「開幕1軍?それを望んで指名したつもり」。
今季遊撃を守った鈴木を二塁、平沢を遊撃に据えるプランも膨らむが「もちろんチーム内の競争に勝っていかないといけないが、それくらいの可能性を秘めている」と期待を込めた。
さらに「タイプとしては秋山(西武)みたいな感じ。踏み込んで打てるし、追い込まれても対応できる」と安打製造機に重ね合わせた。
平沢も「200安打を打てるのはすごいこと。自分もヒットを多く打てるようなバッターになりたい」と夢を描いた。
過去に開幕スタメンを果たした球団高卒野手は、55年の榎本喜八と65年の山崎裕之の2人だけ。
平沢は「年齢とか考えず、自分のできることをしっかりやりたい」とクールに誓った。

再来月に18歳となる平沢ですから開幕スタメンはおろか、開幕一軍であっても簡単な話ではないでしょう。
西岡が抜けたときの状況であればまだしも、今季の二遊間はクルーズと鈴木が他に圧倒的な差をつけてレギュラーとしてプレーをしています。
ただ平沢の獲得、またメンドーサの残留が濃厚との報道もありましたからクルーズの退団の可能性が高まったような、そんな流れではあります。
この秋季キャンプで鈴木がセカンドの練習もさせられるかどうか、そんな視点で報道をするところも出てくるかもしれません。
自分としては鈴木はセカンドで、が入団以来の推しでしたのでウエルカムですし、もしクルーズが抜けるのであればライバルになるであろう高濱や三木、あるいは大嶺翔に対する伊東監督の起用を見れば今後の平沢の体作りも含めた仕上げ状況にもよるのでしょうが、平沢がショートでの鈴木との二遊間、そんな夢を膨らませたくもなります。
そうなれば中村はポスト今江を狙うことになるのか、高濱らの逆襲はあるのか、一気に内野陣が戦国時代に突入となります。
競争があってこそのレベルアップですので、平沢という逸材の加入がロッテに活気をもたらしてくれることを期待しましょう。


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虹の刺客

2015-10-24 11:41:06 | 読書録

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春先の仙台伊達巡り、旅行記は四苦八苦でまだ道半ばですが、その影響で伊達騒動に絡む小説、山本周五郎の「樅ノ木は残った」をまた読みたくなったのものの、しかしなかなか楽天koboの割引きセールとのタイミングが合わずにズルズルときてしまったので、しびれを切らしての「虹の刺客」は森村誠一の手によるものです。
推理小説のイメージが強い森村誠一ですが歴史ものも手がけており、そういう意味では歴史の謎解きのようなストーリーを期待していました。
しかしむしろ早々に手の内を明かしての展開で、思わせぶりな描写も拾い漏れでモヤモヤとしたところが少なくなくありません。
そもそもが語りたかったテーマを伊達騒動の場を借りて述べたかったのであろう、そんな七色に変わっていく権力の移ろいでした。

原田甲斐、伊達兵部、そして酒井忠清、主要な人物は当然のように登場をします。
その他にも伊東七十郎、伊達安芸などメインどころはそれなりに活躍を与えられていますが、しかし誰が主人公という形にはなっていません。
冒頭にそう思わせた颯爽な伊東七十郎もいつしか自らの忠義に頑迷なチープな存在に落ちぶれてしまいましたし、それは伊達安芸も同様です。
原田甲斐の描き様はいわゆる「史実」ではなく「樅ノ木~」をベースにしたと思われるようなものでしたが、しかしそれが忠義ではなく野心によるものとしたのが違いと言えば違い、また仙台伊達藩にとっての悪役である伊達兵部と酒井忠清が圧倒的な悪ではなく弱さを垣間見せたことで善悪がなかなかに際立ちません。
それこそが作者の描きたいものだったのかもしれませんが、仙台藩士や伊達氏重臣、そして酒井忠清の死に様など史実を上手く利用しながら創作というエッセンスを散りばめる手法はさすがだったものの、焦点が定まらずにダラッとした展開になってしまったように思います。
残り1/4ぐらいもあった「その後」に期待はしましたが軽く裏切られてしまい、やはり盛者必衰の理、これこそがこの作品の唯一最大のテーマです。

2015年10月23日 読破 ★★★☆☆(3点)


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バランスの悪さが気になるドラフト

2015-10-23 01:43:31 | 千葉ロッテ

今年のドラフト会議が終わりました。
真中監督がやらかしてしまったり、機器の故障で進行が遅れたりといろいろありましたが、各チームとも例年より多めの指名でしたので前評判どおりの豊作だったのでしょう。
注目の高橋(県岐阜商)は3球団の重複でソフトバンクが当たりくじを引き、また現有戦力が充実をしていることから高校生ばかりの指名で余裕を見せつけられましたが、しかし環境が整って若手が順調に育っているようにも見えるソフトバンクでも立岡、近田、有馬、川原、下沖、山下、南、吉本、白根、真砂、笠原と必ずしも成功ばかりではありません。
それでも分母が大きければ絶対数が増えるわけですから、その点は見習いたいところではあります。

そのロッテの指名は7人、育成枠で2人の計9人でした。
8人に戦力外通告をしましたので多めの指名になるだろうとは思っていましたが、ホッと一息といった感じです。
例によって読めないロッテの動向にスポーツ紙は四苦八苦で6紙で5人の名前が踊る中で、機関紙とニッカンが報じた平沢(仙台育英)への入札は拍手ものでしょう。
地元の楽天が入札を公言していて重複が確実でしたから、欲しい選手にはそれを怖れずにいく、との攻めの姿勢は喜ばしいです。
正真正銘の即戦力候補としての関谷(JR東日本)も獲れましたし、個々の選手を見ればいいドラフトになったのではないかと思います。
ただ野手は平沢だけで6人が投手というのは、さすがにバランスが悪すぎでしょう。
あるいは原(専大松戸)を野手として獲ったのかもしれませんが、細谷が外野を守っている現状からすればどうにも引っ掛かります。
関谷、東條(JR東日本)、信楽(宮崎梅田学園)、高野(JR西日本)のいずれもが大卒社会人2年目の右腕で、年齢構成的にもどうかと思います。
右左についてはこだわりすぎる必要はないとは思いますが、それでも中後、服部、植松を戦力外としたことからして成田(秋田商)だけだったのも意外でした。
トライアウト、大嶺翔を外野にコンバートする、新外国人投手として左腕を獲得する、など今後の穴埋めはあるかもしれませんが、ややモヤモヤとしたものが残ります。
ちなみにこれまた今後次第ではありますが1988年から連綿と続いてきた小林の系譜がここに途絶えてしまったのが残念と言えば残念、何はともあれ縁があってロッテのユニフォームに袖を通すことになったのですから、末永くその活躍を期待したいです。

1巡目の平沢は甲子園でのプレーを見た感じでは上位候補、ぐらいだと思っていましたが、U18野球W杯での活躍で一気に評価を上げました。
あの野村が絶賛をしていましたし、星野副会長がかなり入れ込んでいた楽天からかっさらう形になったのは、どこか大嶺祐に似ていて痛快ではあります。
ロッテの入札のとき、そして伊東監督が当たりくじを引いたときの表情はかなりな微妙さが漂いましたが、しかしすぐに切り替えて前向きなコメントをしたのは大人と言いますか現実的と言いますか、しっかりと職業としてのプロ野球選手をイメージしているのではないかと思います。
さすがに一年目から一軍で、とまでは思いませんが、西岡のように3年目ぐらいでレギュラーを獲れるような平沢であってくれればと、おそらくは直前まで知らなかったであろう鈴木の名前を出しての挑戦状に、中村に続いて平沢かよ、と嘆いている鈴木かもしれません。

2巡目の関谷は明大のときも主戦の一人として投げていましたが、評価を上げたのは社会人になってからでしょう。
MAX148キロとは言いながらも実際は140キロ前後のストレートにチェンジアップ、スライダー、縦のカーブと変化球を織り交ぜての組み立てで、制球にやや甘さがあるとの評価もあるようですが、力押しではなく緩急、ボールの出し入れで勝負をするタイプのようです。
伊東監督も先発として期待をしているようですし、開幕一軍が最低目標です。

3巡目の成田は事前にロッテの指名が噂されていましたが、もう少し下位になるかと思っていました。
169センチと小柄の投手を上位で指名をするのはロッテらしくもなく、流れが変わる一歩目であってくれればと願います。
やはり140キロ前後のストレートに武器はスライダーで、甲子園でも低めにスライダーを決めての16奪三振で一気に名を上げました。
古いロッテファンからすると成田、の響きもいい感じですし、二木や岩下とともに次代の右左のホープとなってくれればと思います。

4巡目の東條はサイドスローで、関谷の同僚です。
こちらはリリーフで140キロ台のストレートで押すタイプとのこと、それでいてシンカー、スライダーで打たせて取ることもできるようです。
矢地の代わり、と言ってしまうと東條には不満かもしれませんが、一軍に定着をしてくれれば益田の先発転向が見えてくるでしょう。
右腕が多いだけに変則タイプが一枚でも加われば厚みが増しますので、関谷と競い合って一軍の居場所をもぎ取ってもらいたいです。

5巡目の原は地元出身かと思ったのですが、茨城からの野球留学でした。
この原を投手として獲ったのか、野手として獲ったのか、それによって全体の評価が変わってくるでしょう。
投手としては二段モーションを指摘されてボロボロになった甲子園が印象的ですが、本人がどちらを望んでいるのか、打撃の評価も高いだけに悩ましいところです。
いずれにせよ二刀流、など中途半端なことをせずに、早めに方向性を出してあげなければ藤井の二の舞になりかねません。
しっかりと話し合って、スタートからどちらか一本に決めてやっていってもらいましょう。

6巡目の信楽は教習所の教官として、今後に話題になりそうです。
宮崎梅田学園と聞いて高校生かと思いきや24歳、ドラフト前から異色の候補として話題になっていたことを全く知りませんでした。
どこか香月良に似ている感じではありますが苦労人といったストーリーなわけでもなさそうで、映像を見ましたが腕がやや下から出てくるスリークォーターな感じですから東條とともに投手陣のいいアクセントになるのではないかと、話題だけで終わらないよう楽しみにしています。

7巡目の高野は東だけでは不公平だろ、と西のJRです。
信楽と同じくスリークォーター気味なフォームからMAX150キロとのことで、ただコントロールに課題があるようですからロッテでは厳しいかもしれません。
持ち味のストレートを活かしたままに矯正ができるのか、ロッテなストーリーにならないことを願います。

育成枠1巡目の大木は君津の出身で拓大紅陵、こちらは正真正銘の地元選手です。
しかし育成枠でAll for CHIBAに名を連ねることはできませんので、まずは支配下選手登録をされることが目標になります。
今季は四国アイランドリーグplusで首位打者と盗塁王の二冠に輝いたことを評価されたのか、足が武器なのが伊東ロッテにとってアドバンテージになるかどうかは微妙なところではありますが、大木にとってはかけがえのない武器ですので思う存分にアピールをしてもらいましょう。

育成枠2巡目の柿沼はパワフルなバッティングの評価が高いとのことです。
強肩も自慢で、頭数あわせのような気はしますが捕手はその頭数が大切ですので、まずは寺嶋超えを狙いましょう。
打撃がプロのスピードについてこれれば、肩を活かしての外野転向もあるかもしれません。


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1巡目 平沢大河 内野手 左 18歳 仙台育英 176cm・76kg 予想背番号51


2巡目 関谷亮太 投手 右 24歳 JR東日本 180cm・84kg 予想背番号20


3巡目 成田翔 投手 左 17歳 秋田商 169cm・70kg 予想背番号41


4巡目 東條大樹 投手 右 24歳 JR東日本 177cm・81kg 予想背番号13


5巡目 原嵩 投手 右 18歳 専大松戸 185cm・85kg 予想背番号58


6巡目 信楽晃史 投手 右 24歳 宮崎梅田学園 180cm・84kg 予想背番号39


7巡目 高野圭佑 投手 右 24歳 JR西日本 178cm・76kg 予想背番号68


育成枠1巡目 大木貴将 内野手 左 24歳 香川 174cm・73kg 予想背番号121


育成枠2巡目 柿沼友哉 捕手 右 22歳 日大国際関係学部 180cm・81kg 予想背番号122

 

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割れるドラフトをつぶやく

2015-10-22 16:39:52 | 千葉ロッテ

ロッテのドラフト戦略が読みづらいのは昨日今日の話ではありませんが、今年はさらに極まった感があります。
今朝に至ってもスポーツ紙の予想は機関紙と報知が平沢(仙台育英)で唯一の複数で、その他はニッカンが高橋(県岐阜商)、サンスポが熊原(仙台大)、デイリーが桜井(立命大)、中スポが小笠原(東海大相模)とここまで割れるか、というぐらいに迷走をしています。
機関紙に至っては小笠原にはどこも入札をしない、と大胆と言えば大胆、またデイリーの桜井は松本SSVの「即戦力で隠し玉的な投手が意中にいる」「「すぐに勝てそう。石川のイメージ」から巨人との重複による予想ではないかと、一方で同じコメントからニッカンは近藤(パナソニック)の一本釣りもありえるとしていますので、もうわけが分かりません。
まさにこれこそがドラフト会議、の醍醐味でもあり、その開始まであと20分です。

関係者の入場が始まりました。
ロッテは山室球団社長、林球団運営本部長、伊東監督、松本SSV、永野スカウト、あとは分からず・・・
さぁ、高校生か、即戦力か!

ロッテの入札は平沢(仙台育英)!

その他は楽天も平沢、DeNAが今永(駒大)、オリックスが吉田(青学大)、中日が高橋(県岐阜商)、西武が多和田(富士大)、広島が岡田(大商大)、阪神が高山(明大)、日本ハムも高橋、巨人は桜井(立命大)、ソフトバンクも高橋、ヤクルトも高山、重複は平沢と高橋と高山になりました。 

平沢を当てた!

いやぁ、入札をしたとき、そして伊東監督が当たりくじを引いたときの平沢の表情が微妙すぎます。
笑みもなく、地元の楽天に入りたかったのでしょう。
伊東監督のコメントも苦しい・・・まあ入団拒否はないでしょうが、まさに地元から奪い取った大嶺祐の再来です。

高橋はソフトバンク、また好投手がソフトバンクに入団とは厳しすぎます。
高山は阪神の強奪はならず、ヤクルトになりました。
入札の抽選は全て残り物に福がある、前に引いたチームが弱すぎです。

姉さん、事件です。
真中監督がやっちゃったみたいですね、辻内の繰り返しです。
高山は阪神でした。

楽天だと思っていた、とは平沢の本音が出ました。
でも「ロッテに行くことになったので」と言ってくれましたし、「一軍を目指す」ともう切り替えてくれたみたいです。
鈴木の名前も知っていましたから、機関紙の報道を見て勉強をしたのかしれません。

姉さん、不手際だらけです。
当たりくじの確認をミスっただけではなく、今度は機械が故障をしてしまいました。
どこの会社でしたっけ、日本全国が注目をしている場でのイメージダウン、何のための協賛かが分からないので担当者は首が飛ぶかもしれません。
これで2巡目以降、大丈夫なのかしら。

外れ入札は楽天がオコエ(関東一)、中日が小笠原(東海大相模)、日本ハムも小笠原、そして仕切り直しのヤクルトは原(東洋大)です。
楽天は熊原(仙台大)だと思っていたので意外、原が1巡目というのもビックリです。
平沢に背負わせるはずだった背番号3をオコエに手渡すのか、いやいや、さすがにそれはないでしょうね。
そして小笠原は中日、日本ハムは連敗で上原(明大)となり1巡目12人が決まりました。

そっか、楽天は2巡目のウェーバーが最初ですから、そこで熊原なのでしょう。
外れ入札で重複をする可能性が高いのはどちらか、での判断は正解、当たり前でした。
しかしそうなると楽天は地元色を入れたことで佐藤(仙台育英)には手を出さないかもしれず、ロッテが平沢に気を使ってのW獲得でまさかの2巡目を恐怖していますので不安です。
獲るにしても4巡目以降でお願いします、南二世になりそうで気が進みません・・・

2巡目は投手でしょうし、即戦力としての大学生、あるいは社会人なのでしょう。
そうなるとニッカンが名前を挙げた近藤(パナソニック)が有力だとしても、ウェーバーで回ってくるまで残っていないかもしれません。
その場合は関谷(JR東日本)や横山(NTT東日本)あたりなのか、小沢(日大三島)や高橋(花巻東)なんかにも興味があります。 

あれ、熊原はDeNAでしたね。
そして近藤はあっさりと消えました、さて困った。
意外な名前が出てくるかもしれません。

ロッテの2巡目は関谷(JR東日本)!

やはり社会人の投手でした。
年齢的にも一年目からバリバリとやってもらわなければなりません。
前評判としてはストレートがMAX148キロ、コントロールもまずまず、チェンジアップにスライダー、そして縦のカーブと変化球も一通り揃っているとのことです。

意外な名前が2巡目でちらほら出始めました。
重信(早大)は完全にノーマーク、坂本(明大)もこれほど評価が高いとは思いもよらず。
やはりドラフトフリークやスポーツ紙の予想は、なかなかにあてになりません。

さて3巡目はどうするのか、ここいらで左腕が欲しいところです。
うーん、名前が出てこない・・・豊作でしたよね・・・
しかしソフトバンクは余裕ですね、高校生をどっさりと獲って、万全の環境の中で育てていくのでしょう。
心の底から羨ましい。

ロッテの3巡目は成田(秋田商)!

成田はもう少し下位かと思いましたが、ここできましたか。
169センチと小柄ですのでロッテらしからぬ指名と言えば指名、これもサプライズです。
ここまでまずまずいい感じではないでしょうか。

楽天が野手を獲りまくっていますね。
本当はロッテもそうあって欲しかったのですが、楽天も投手陣は盤石ではないはず、星野副会長の意向でしょうか。
阪神の指名もかなり世間的にはマイナーな感じで、これは中村GMの遺産なのかもしれません。

ロッテの4巡目は東條(JR東日本)!

このあたりになると、もうよく分かりません。
調べてみれば大卒2年目の24歳、つまりは関谷と同期になります。
指名が受け入れられたということは、同一チームから複数の投手の指名の申請をしていたということなのでしょう。
サイドスローで中継ぎタイプとの評がありますから、いよいよ益田は先発転向でしょうか。

山本(慶大)が5巡目はこれまでであれば考えられない指名ですが、白村が道筋をつけたのかもしれません。
まあ巨人は慶大閥で、高橋新監督ですので例外かもしれませんが、しかし谷田よりも先ってのは・・・
しかしソフトバンクは恐るべし、余裕ですなぁ。
ロッテはそろそろ佐藤(仙台育英)にいくかも、指名挨拶の交通費をケチりましょう♪

ロッテの5巡目は原(専大松戸)!

地元選手、ここできました。
高校生は久しぶりではないかと、唐川以来ですね。
二段モーションを指摘されてしまった投手としていくのか、あるいは打撃を活かして外野手に転向をするのか。
中途半端な二刀流、とかは止めてください。

5巡目が終わって、それなりの名前がまだ残っています。
佐藤(仙台育英)、柘植(高崎健康福祉大高崎)、山本(九州国際大付)、勝俣(東海大菅生)、姫野(大阪偕星学園)、本田(東北学院大)、吉田(東海大)、横尾(慶大)、北村(亜大)、藤岡(亜大)、谷田(慶大)、近藤(王子)・・・あ、佐藤と本田は6巡目に入りましたね。
さて、ロッテの6巡目は横田(セガサミー)かしら。

ロッテの6巡目は信楽(宮崎梅田学園)!

高校生かと思ったら、大卒社会人2年目なんですね。
学校の先生なのでしょうか、そうなれば隠し球的な存在なのかもしれません。
それにしてもここまで即戦力、は全て右腕、左腕は獲らないのかなぁ。

原を投手でいくのであれば、外野手が足りません。
投手ももちろん補強ポイントではありますが、野手が平沢だけってのはさすがにまずいでしょう。
この巡目からすると即戦力は厳しいでしょうが、日本ハムも横尾にいきましたし、谷田に突撃してみます?

ロッテの7巡目は高野(JR西日本)!

またしても大卒2年目の右腕です。
同い年の投手を4人も一度に指名をするのって、年齢構成的にどうなんでしょう。
小関あたりがまた攻撃をしてきそうな、そんな予感があります。
お~い、野手はどうするんだ~、左腕は獲らないのか~、高揚した気分がやや冷め気味です・・・

これで終わりですかね、あとは育成枠での指名があるかどうか。
それとここまで地方リーグからの指名がゼロ、冬の時代の到来でしょうか。
上位で指名との噂もあった選手もいたと思いますが、全体としてこれだけの指名があって名前が出てこないのですから厳しいです。

終了です・・・

平沢を獲れたのは嬉しいですし5巡目まではいい感じでしたが、尻切れトンボな感じがあります。
もちろん信楽にも高野にも期待はしていますが、指名としてのバランスがどうにも悪すぎます。
細谷がすっかりと外野手になってしまっている現状をどうするつもりなのか、原を、あるいは大嶺翔を外野手に転向させるのか。
この感じですと、育成枠での指名もないような気がします。

お、育成枠に参加をするっぽいですね。
ソフトバンク、ロッテ、オリックス、楽天、巨人、中日、DeNAの7球団が、そのまま指名に入るようです。
しかしソフトバンク、まだ獲るのか。

ロッテの育成枠1巡目は大木(香川)!

千葉出身の拓大紅陵、地元選手です。
173センチで左打ち、これまた関谷らと同学年で、今季は.327で43盗塁ですから岡田タイプとしての獲得でしょうか。
足を使った攻撃を、来季はやる気になってくれてのことであればいいのですが。

ロッテの育成枠2巡目は柿沼(日大国際関係学部)!

やはり捕手を獲りましたね。
頭数合わせという気がしないでもないですが、その頭数が必要なのが捕手です。
でも育成枠って基本的に高校生じゃないのかなぁ、とは思いつつも、一から育てるのが苦手なロッテです。

育成枠も終了です・・・

育成枠として捕手と内野手を獲るのであれば、DeNAの指名が理想です。
千葉の捕手とOBの息子の内野手、うーん、名前とシチュエーションだけからすれば羨ましいの一語に尽きます。
しかしそれだけでやっていけないのがプロの世界、編成部の眼力を信じましょう。


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