オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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渡辺俊が誤算

2008-04-30 23:42:33 | 千葉ロッテ

 

今日はマッチデースポンサーの大正製薬から、応援お疲れさまと帰り際にリポビタンをプレゼントされました。
しかしこんなもので疲労回復するほど今日の試合は楽なものではなく、足取り重い帰り道となりました。

こんなにダメダメなダルビッシュを見たのは初めてかもしれず、それだけに千載一遇のチャンスを逃した感が強くあります。
中5日の登板を繰り返したことによる疲労、そして苦手な千葉マリンと悪条件は重なったのでしょうが、投げた瞬間にバウンドするとわかるようなボールを投げるダルビッシュは、敵の投手ながら可哀想に思えるほどでした。
しかしそれでも要所要所は150キロ前後のストレートをコーナーに決めるのがダルビッシュの凄さです。
対するロッテ打線はヘロヘロな状態を見ているにも関わらず、いや見たからこそ、人の良さ丸出しで簡単に早いカウントから手を出してダルビッシュのスタミナ温存に協力します。
そう、ペナントレースより北京五輪のエースとして活躍すべきダルビッシュを盛り立てることこそプロ野球界の目指す道なのだから当然な行為です。

そんなわけねーだろ!

11安打で3得点、よくもこれだけ消化不良な攻撃ができたものです。
ただ漠然とバットを振っているだけではヒットは打てても点は取れない、まさにそんな典型的な試合でした。
私の座っていた席の5列ぐらい前の3人組のサラリーマン風のオヤジが、まさに酔っぱらいと化して騒ぎ立てる気持ちも痛いほどわかります。
焦って焦って球場に駆けつけて結果がこれですから、気持ちが萎えてきます。

救いと言えばカンコロと打たれまくったらしい渡辺俊が、球場に到着した時にはマウンドから既に去っていたことでしょうか。
いくら調子の悪いダルビッシュ相手とは言え、いきなりの3失点ではムードが悪くなるのも当然です。
辛うじて私が理性を保てたのは渡辺俊のピッチングを見なかったからかもしれず、これが試合開始から球場にいたらどうなっていたか・・・考えるのはやめておきます。

昨日のアクシデントでシコースキーが抹消され、代わりに1軍に昇格したのは大穴の相原でした。
成績を見てみると実は唐川に優るとも劣らない結果を残しており、イニング以上の奪三振は見事です。
そんな相原にいきなり登板のチャンスがあり、たぶんルーキーの時以来の2度目のピッチングを見ることができました。
もう少し下から投げていたような記憶があるのですが、今はサイドスローに近いフォームになっていました。
驚いたのがそのフォームで、右腕を肘から曲げて腰の後ろに隠すようなテークバックで、そこからギリギリまで腕を出さずに最後の最後でピシッと腕を振り抜く感じです。
あれだと右打者だけでなく左打者でもボールの出所が見えづらく、いきなりボールがくるように見えるでしょう。
2軍で抜群の成績を残している理由も何となくわかりましたが、曲げた肘を最後に急激に伸ばしてボールをリリースしていますので、肘にかかる負担は相当なものと思われ、そのうち故障するのではないかと心配になります。
また2軍でも制球に苦しんだように今日も歩かせたランナーがだめ押し点に繋がり、このあたりの課題をクリアしない限りは1軍に長居するのは難しいように思います。
せっかく独特のフォームで這い上がってきたのですから、その武器を最大限に活かして攻めのピッチングをしてくれることを期待したいところです。

四球と言えば今日も伊藤は制球を乱し、成長の跡が見られないピッチングでした。
綺麗なフォームをしているのに制球力がない理由が私にはわからず、もったいない気がしてなりません。
今年は経験の浅い投手が多く登板していることもありますが、どうも無駄な四球が目立ってイライラするケースが多いような気がします。
これは守りのリズムが悪くなり、攻撃にも影響が出ますので、何とかして欲しいところです。
橋本もコーナーを狙わせすぎるのではなく、ボールの力を信じて勝負するぐらいのリードがあってもいいのではと思います。

その橋本は今日も神懸かりのようなバッティングで4安打、まさにボールが止まって見えるような感じではないでしょうか。
ストレートにも力負けせず、変化球にもタイミングを崩されずに頭の位置が動かずにスイングができているため、シャープに振り抜くことができています。
ビジョンに映った表情も自信に満ちたもので、ベンチの里崎の表情とは好対照です。
控えが長かったことでスタミナが心配でしたが、今のところは出場できている喜びの方が強いようです。

連勝の後に連敗はロッテのお家芸ですが、さすがに明日も負けると浮き足だってきそうです。
明日は左の吉川が先発ですので大塚と里崎に出番があると思われ、焦りの里崎のバッティングに注目してみたいと思います。
仕事の都合で明日は今季初の欠席になりそうですが、行きたかったと悔しくなるような試合になってくれることを願っています。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 3 0 1

0

1 0 0 0 1 6 11 1
千葉ロッテ 0 1 0 0 2 0 0 0 0 3 11 0


◆4月30(水) 千葉ロッテ-日本ハム8回戦(4勝4敗、18時15分、千葉、17,516人
▽勝 ダルビッシュ 7試合5勝
▽S MICHEAL 13試合1勝8S
▽敗 渡辺俊 6試合3勝2敗
▽本塁打 橋本4号(ダルビッシュ)、稲葉4号(渡辺俊)、福浦1号(ダルビッシュ)


▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、小宮山、根本、相原、伊藤―橋本
日本ハム ダルビッシュ、武田久、MICHEAL―鶴岡

 

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シコースキーまで痙攣

2008-04-29 19:47:51 | 千葉ロッテ

 

GWの初日で快晴という絶好の野球日和、おそらく今季初の満員御礼も出ましたが、試合は見るべきところの少ない面白みのないものでした。
シコースキーまで痙攣で退場するといった波に乗りきれないチーム状況を象徴するようなゲームで、歯がゆさだけが残りました。

野球の質の違い。

今日の敗戦はロッテと日本ハムの野球の質の違いによるものだと考えます。
序盤だろうが一死だろうがバントで走者をスコアリングポジションに送り、投手にプレッシャーを与えて数少ないチャンスをものにして接戦を勝利するのが日本ハムの野球です。
この野球でリーグ連覇を果たしたわけで、監督がヒルマンから梨田に代わっても普段からそういう野球を心がけて練習をしている選手たちは堅実なプレーをします。
一方でロッテの野球は一か八かに近いもので、成功すればマジックと言われて派手さはありますが、シーズンを通してみれば大事なところで星を落とすことが多くなります。
言ってみれば個々の選手の力量に負った采配をしているだけで、チームとしての戦いができていません。
シコースキーの痙攣はたまたまですが、ああいったバントで牽制するだけでも投手に負担をかけられるということを普通にやってくる日本ハムと、バントを失敗したらサインが変わるロッテの差と言えばわかりやすいでしょうか。
ようやくここ数試合は堅実な采配に転換しようとする雰囲気は醸し出していますが、こういったことは一朝一夕で成るものではなく、過去3年間のバレンタイン野球とヒルマン野球の差が露呈しつつあります。
贔屓目かもしれませんが選手の素質や力量からすればロッテの方が優っていると思いますので、学ぶべきところは学んで、地味でも確実に勝利に近づける野球を目指して欲しいと痛感した今日の試合でした。

成瀬は前回までとはうって変わって、今日は変化球のコントロールに苦しみました。
落ちるボールの制御に手こずっていたようで、ストライクが先行しても追い込めきれないピッチングとなってしまいました。
それでも高めのボールで空振りを取れていたことからボールにキレはあったのでしょうし、2失点ですから今日の敗戦の責を成瀬に負わせるのは酷だと思います。
ただ鶴岡に簡単に与えた無駄な四球は猛省してもらわなければ困りますし、7回を投げきれなかったことも中6日で先発を任せられた投手として責任を果たしたとは言えません。
負けがつかなかったことが成瀬の1年を考えれば不幸中の幸いで、次の登板では試合の主導権を握れるようなピッチングに期待したいと思います。

無駄な四球は伊藤、根本、川崎も同様で、攻めての四球であればまだしも、狙ったところにいかない四球ほどつまらないものはありません。
特に伊藤と根本はそこまで彼ららしいピッチングを見せていただけに、四球で交代させられたことで悪い印象だけがベンチに残ってしまったと思われますので残念です。
歩かせるぐらいなら打たれろ、このことを声を大にして言いたいと思います。

打線は巡り合わせと言ってしまえばそれまでですが、いつも通りにあと1本が出ませんでした。
西岡や福浦やズレータのヒットがチャンスに出ていれば・・・と思うのは結果論ですが、ここぞというところの勝負弱さは毎度のことです。
それでも不振を極めているズレータにヒットが出たことを喜ぶべきだろうと、できる限り前向きに考えるしかないでしょう。

今日の収穫は2点、西岡と橋本です。
今年はピンチの場面だけではなく、とにかく西岡がよく投手に声をかけている姿が目立ちます。
ようやくチームリーダーの意識に芽生えてくれたのか、これは非常によい傾向だと思います。
福浦があんな性格で今までのロッテの内野陣は投手に声をかけて盛り立てたり落ち着かせたりといったシーンが少なかっただけに、この西岡の動きは歓迎すべき事だと考えます。
また橋本が迷いのないスイングを見せ調子の良さをアピールしてくれていること、里崎の復帰の目処がたたないだけに心強いものがあります。

明日はダルビッシュが相手で、厳しい戦いが予想されます。
しかし武田勝のアクシデントで登板間隔が短くなったこと、ダルビッシュが嫌がる強風が吹いてくれる可能性があることなど、付け入る隙はあると思います。
日本ハム打線も好調とは思えない今日のバッティングでしたので、渡辺俊もハムキラーぶりを見せてくれるのではないかと思います。
願わくば昨年の開幕戦の様な豪快なズレータの一発で、ダルビッシュ狩り&ズレータ復活といった試合になってくれればと祈っています。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 0 0 1

0

0 0 1 0 1 3 7 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 8 1


◆4月29(火) 千葉ロッテ-日本ハム7回戦(ロッテ4勝3敗、13時、千葉、30,021人
▽勝 MICHEAL 12試合1勝7S
▽敗 シコースキー 12試合1勝1敗
▽本塁打 陽1号(成瀬)


▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、伊藤、根本、シコースキー、川崎―橋本
日本ハム スウィーニー、建山、武田久、MICHEAL―鶴岡、小山

 

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emeters

2008-04-28 23:55:25 | 独り言

 

先日の歩数計に続く、統計癖を発揮したアイテムを手に入れました。
自転車の走行メーターの「emeters」という商品です。
センサーを前輪のスポークにつけて、その回転数で走行距離を測る仕組みです。
事前にタイヤのサイズを登録し、タイヤの外周×回転数の計算で距離を算出するわけです。
同時に速度や走行時間、消費カロリーも計算し、下部の楕円形のボタンを押すと表示を切り替えることができます。

自宅が駅から徒歩30分ぐらいあり、また高台にあるため通勤には電動アシスト自転車を利用しています。
ですから私にとっては消費カロリーなどは無意味な情報で、ただ走行距離を記録したいというのが購入の目的です。
家の近くにあるバス停から駅までの営業距離が2.3キロぐらいだったので片道2.5キロと思っていたのが、実際は3.2キロもあったという発見もあり、歩数計とともに私にとっては無くてはならない必須アイテムとなりました。

この走行メーターは着脱式で、USBでPCに接続してデータを専用サイトにアップロードすることで、走行データをグラフなどで見ることができます。
その他にもいろいろなサービスがあり、これがデータ蓄積欲を駆り立ててくれます。
まさに私を狙ったかのような商品です。

まあ歩数計と同様に興味がない方からすれば「それで?」なのでしょうが、毎日のつまらない通勤が歩数計と走行メーターのおかげで意味のある行為となりました。
どうやら同好の志は多いようで、この走行メーターはかなり品薄になっているようです。
とにかく情報を蓄積したがる日本人の性癖にマッチしたこの商品は、意外なロングセラーとなるような気がします。

 

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小林宏はやや復調の兆しか

2008-04-27 15:55:07 | 千葉ロッテ

唐川の衝撃のデビューの勢いで3タテといきたかったですが、序盤の失点を挽回することができませんでした。
勝率の差で楽天に抜かれて3位に転落、このまま突っ走って欲しいとの願いは虚しく破れました。

今日も小林宏はピリッとしませんでした。
逆球もほとんどなく橋本の構えたところにはそこそこボールがいっていたのですが、甘く入ったところを痛打されました。
ただ置きにいっただけ、そんな面もあるのかもしれません。
ストレートは低めに決まっていたので痛かったのはやはりフォークが制御できていなかったことで、最大の武器であるフォークが決まらない小林宏にゲームを支配することを求めても無い物ねだりでしょう。
仕方なくにわか仕込みのカーブを試すなど試行錯誤はしていましたが、今日も小林宏らしいピッチングをすることなく先発の任を果たせず5回でマウンドを降りました。
前回までの登板の様に逆球オンパレードではなかったので復調の兆しが見えたと言えなくもありませんが、フォークを思うがままに操ることができなければ安心してマウンドを任せることはできません。
課題がはっきりしているだけに対策は施しようがあるとは思うのですが、試合で投げながらでは時間がかかるかもしれません。
いっそのこと半月ほど抹消して1軍に帯同しながら調整する、こういった荒療治を考えてもよい時期にきたのではないかと思います。
このままでは昨年の清水と同様に、ずるするとシーズンを終わってしまいそうな予感があります。

小林宏を先発から暫く外すとした場合、代わりに先発を任せる投手を捜さなければなりません。
妥当に考えれば久保でしょうが、2軍でのピッチングを見ればもう少し時間がかかりそうです。
気持ちとしては大嶺に期待したいところですが2軍でも長いイニングを投げていませんから、私としては神田あたりを抜擢してみるのもよいと考えます。
ただ神田にしても1軍で投げていないことを考えれば、ここのところ登板機会がない小宮山を外すことを真剣に考えて欲しいと思います。
使いもしない小宮山枠で無駄にベンチを温めるぐらいであれば、次の選手発掘のために有意義に枠を使うべきです。
小宮山も指導者としての将来を考えるのであれば、自ら降格を申し出るぐらいのことはあっていいのではと思います。

序盤に大量失点をしながら粘り強く1点ずつ追い上げていきましたが、もう一押しが足りませんでした。
先制パンチで気持ち的に押されてしまったこともあり守備のリズムも悪く、そんな中での追い上げは評価したいと思います。
伊藤や根本といったルーキーも今日は持ち味を出しましたし、勝つことは出来なかったものの意味のある試合だったと言ってもよいでしょう。
ソフトバンクは次は西武戦、首位の西武を引きずり降ろすための餞別をあげたとでも考えましょうか。
次の日本ハム戦は外ダルとの対戦ですので付け入る隙はあるでしょうし、GW9連戦勝ち越しのための好ダッシュを期待したいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0

1

0 1 1 0 0 3 7 0
ソフトバンク 2 0 3 0 0 0 0 0 X 5 9 0


◆4月27日(日) ソフトバンク-千葉ロッテ9回戦(ロッテ5勝4敗、13時、ヤフードーム、33,000人)
▽勝 和田 4試合2勝
▽S ホールトン 5試合3S
▽敗 小林宏 6試合1勝4敗
▽本塁打 松中4号(小林宏)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、伊藤、根本、シコースキー―橋本
ソフトバンク 和田、久米、ホールトン―山崎

 

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唐川が鮮烈なデビューでプロ初勝利!

2008-04-26 21:53:14 | 千葉ロッテ

地元の星である唐川がプロ初登板、初先発を見事に勝利で飾ってくれました。
この快挙はチーム初だそうで、新たな先発投手が誕生しました。

期待はしていましたが、その期待以上のピッチングでした。
立ち上がりはストレートが高めに浮きがちながらも変化球のコントロールが抜群で、得意のスライダーも決まっていましたが、それよりも緩いカーブが非常に効果的でした。
荻野のカーブも強力な武器ですが、唐川の場合は今日MAX146キロのストレートがあるので緩急もつけられるわけで、これは荻野以上の武器になるのではないかと思います。
驚いたのが橋本のリードに首を振るケースがあったこと、18歳のルーキーが14年目の捕手のサインに首を振るわけですから、それだけ自分のピッチングスタイルに自信があるということでしょう。
自信と言えば登板前から自信に満ちたコメントを残していましたし、ヒーローインタビューも落ち着いたもので、そこいらの選手よりよっぽど大人だと感じました。
ビジターでの中継ながらベンチ前で味方の攻撃を見守る唐川をしばしば映すなど、球界でも注目されていることがよくわかります

試合前の王監督の「ストレートには力があるようだがコントロールは今ひとつのようだ」とのコメントを中継で流していましたが、ビデオを1イニング見ただけで何を言っているのだろうというところでしょうか。
唐川の武器は安定したコントロールで、それを見抜けなかった時点で今日の唐川の勝利は約束されたものであったと思います。
味方打線も序盤はランナーを出しながらもチャンスを逃して「うちの打線をあてにしちゃダメだよ」と唐川に学習をさせつつ、中盤以降は唐川とは逆にコントロールに苦しむ大場を打ち込んで援護しました。
守備でも西岡やオーティズが唐川を盛り立てるプレーを見せ、今日は頼もしい先輩たちが可愛い後輩をバックアップしたという感じです。
あれだけ昨年はベニーにバントをさせなかったベンチの采配も、今日はオーティズにバントをさせるなど唐川を援護することを第一に考えていたようです。
このままローテーションに定着して勝ち続けられるほどプロの世界は甘くはないでしょうが、コントロールが抜群で自滅するタイプではなく、また球数の制約が厳しい上に中6日以上をきっちりと守る先発起用であるため疲労や故障のリスクが低いこともあり、相当な戦力としてチームに貢献してくれるのではないかと思います。
慣れられることに対してストレートのコントロールを上げることで対抗し、並行して体力アップを図って1年間を通して1軍に帯同できるよう頑張って欲しいと思います。

唐川に5点をプレゼントした打線は、西岡が戻ってきて調子が上向いてきました。
西岡の復帰は相乗効果として早川の復調も引き出しますし、確率が低いながらもズレータの存在が相手に与えるプレッシャーは数字以上のものがあると考えます。
福浦が復帰したことで内野の守備もしまりましたし、主力が戻ってきたことで若手のサバイバル感が高まることもチームにとってはプラスになります。
橋本も勝負強いバッティングを見せ、これが好リードにも繋がっていると思います。
開幕からギシギシときしみを見せっぱなしだった歯車が、ようやくかみ合ってきたというところでしょうか。

明日は問題の小林宏です。
これで彼が彼らしいピッチングを見せてくれれば、ようやく本当の意味でチームが開幕したことになると考えます。
逆に言えば明日もダメなようですと配置転換も含めた戦力の見直しを迫られることになりかねず、折角の追い風を無にしかねません。
是非とも明日は「唐川に負けるわけにはいきませんから」と笑顔でヒーローインタビューで語る、そんな小林宏の笑顔を見たいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0

1

1 0 3 0 1 6 11 0
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 4 1


◆4月26日(土) ソフトバンク-千葉ロッテ8回戦(ロッテ5勝3敗、18時、ヤフードーム、32,776人)
▽勝 唐川 1試合1勝
▽敗 大場 6試合2勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、シコースキー、根本―橋本
ソフトバンク 大場、小椋、藤岡、森福―山崎、的山

 

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走る走る大塚

2008-04-25 23:20:04 | 千葉ロッテ

弱っているソフトバンクを叩き潰しての4連勝、主軸もチームに戻り始めて調子もやや上向きになってきました。
明日の唐川デビューに向けての幸先のよい勝利は、ハッピーな週末を予感させてくれます。

大塚が今日もマルチヒットでチームの勝利に貢献しました。
ランニングホームランはラッキーな面もありましたが、そうでなくとも当たりは左中間を抜けていましたので、バッティングの調子は上々のようです。
そのランニングホームランだけではなく盗塁も2回トライするなど足技を見せ、課題の下半身に不安がないところをアピールしてくれました。
バントを失敗するなど淡泊な大塚という側面も出してしまいましたが、守れる大塚が好調をキープしていることは打線にとっては非常に大きな助けとなります。
ちなみに私がナマで見た唯一のランニングホームランは、雨の川崎球場での佐藤幸彦でした。

先発した清水がわずか97球での完封勝利、順調に復活の道を歩んでいるようです。
その球数と奪三振が1個であること、そして必ずしもストライク先行ではなかったことから、貧打のソフトバンク打線の無策に助けられたところもあったかとは思います。
しかしまさに半月ほど前のロッテ打線の様に、バントで揺さぶるわけでもなく、ただバットを振っているだけの打線を手玉に取ることぐらいは、今の清水にとっては赤子の手をひねるぐらいの芸当でしょう。
今後の課題を挙げるとすればスタミナ、キャンプできっちりとした体力作りができていなかったであろうと思われる清水にとって、GW明けぐらいの疲労が溜まり始める頃にフォームを崩さずに投げ続けることができるか、そこがポイントだと思います。
腕が下がり始めるとシュート回転したボールが痛打されるケースが増えますので、きっちりとした体のケアをしてくれればと思います。

今日はヒットが出なかったものの、福浦が3番に座ることで核弾頭に復帰した西岡が活き始めました。
あまり右打席での猛打賞は記憶にないのですが、今年の西岡は広角にきっちりと打てていることで首位打者争いができるのではないかと思っている私にとっては、今日の結果は非常に嬉しい出来事です。
チームとして足を使った攻撃が増えている中で西岡の盗塁が見られないのが少し寂しいですが、チャレンジに近い走塁は見せていますので、何か新しい境地に至ったか、あるいは新しい試みに挑戦しているのかもしれません。
ようやく長打の出たズレータなどの大砲を効果的にするためにも西岡の存在は欠かせませんので、大塚二世を襲名することなく怪我の少ない選手になって欲しいと思います。

今日負けていれば明日の唐川に無用なプレッシャーを与えることになったでしょうし、西武がサヨナラ勝ちしたことで首位という重圧を唐川にもたらすこともなくなりました。
ソフトバンクの打者がうつむいてしまうようなピッチングを清水が見せ、多村も骨折で戦線離脱しました。
全てが唐川にいいように動いている、まさにそんな感じすらしますので、明日の唐川の初陣を楽しみにしたいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 0 2

0

0 0 0 2 0 5 6 0
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 1


◆4月25日(金) ソフトバンク-千葉ロッテ7回戦(ロッテ4勝3敗、18時、ヤフードーム、35,107人)
▽勝 清水 5試合3勝2敗
▽敗 杉内 6試合1勝3敗
▽本塁打 大塚2号(杉内)

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水―橋本
ソフトバンク 杉内、ホールトン―的山、田上

 

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唐川が見られるぞ

2008-04-24 22:57:09 | 千葉ロッテ

今日の試合を楽しみにしていた方には申し訳ありませんが、私にとっての今日の降雨中止はいろいろな意味でラッキーでした。
先週の雨の方がよっぽどきつかっただろ、なんてことは気にかからないラッキーな中止です。

平日の3連戦はそれなりに体力を消耗するのでひと休みしたかった、これは昨日も書いたとおりです。
しかしそれ以上に喜ばしいのは、唐川の記念すべきプロ初登板をしっかりと見ることができるということです。
もし今日の試合が強行されていれば唐川の先発は明日になり、平日に試合の頭からテレビ観戦することは私にとっては不可能です。
しかし今日の中止で清水がスライドで明日の先発となったため、唐川は土曜日に登場することになります。
休日出勤する予定ですが試合はナイター、まさに私の思うがままです。

新聞での唐川のコメントは自信に満ちたもので、これはオープン戦での手応えが言わせているのだと思います。
それが結果に簡単に繋がるほどプロの世界は甘くはないでしょうが、今の時期に1軍のレベルを体感しておくことは大きな財産となるはずです。
昨年の大嶺の登板の際は打線が援護することができましたが、今年も唐川のデビューのためにズレータも満を持して戻ってきました。

まずは明日、エース清水が可愛いルーキーのためにきっちりと露払いのピッチングでチームに勢いをもたらしてくれることを期待して、明後日を待ちたいと思います。

 

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小野が投げ勝つ

2008-04-23 23:18:54 | 千葉ロッテ

今日もピンストライプで戦ったチームは前日とはうって変わって僅差をものにし、涌井を相手に勝ち越しを決める金星をあげました。
少しずつでも歯車が噛み合い始めた感じがする、そんな手応えのあったナイスゲームでした。

立ち上がりから四球を出してピンチを招いた小野ですが、初回を切り抜けたことで徐々にペースを上げていったようです。
球場に着いたのが5回の表で、丁度ホームベース付近で福浦が小野の肩を抱くようにして話をしているところでした。
つまり私は小野がヒットを打たれたところを見ていないだけではなく、5回一死から7回にかけての快投に近いピッチングしか見ていません。
実際、初回こそ苦しんだようですが、後は5回にピンチを招いただけで、小野としては上々の内容であったようです。
味方が逆転してくれた直後のピンチが分水嶺で、ここを乗りきったことが非常に大きかったです。
今日の小野は珍しく6奪三振、7回などはブレーキの効いた変化球が見事に決まっていて、調子は上向きのように思います。
前回の登板の際も気合いの入った投球を見ていただけに涌井との対戦に一縷の望みを託していたのですが、むしろ今日は涌井よりも出来が良かったのではないでしょうか。
何にせよ難敵と投げ合って勝ったことは価値があり、結果的にローテーションを崩した西武の戦略が裏目に出た形になりました。

しかしお前ら、バントぐらい決めろよと叫びたくなります。
割と巧い部類に入る今江の失敗は涌井の好フィールディングにやられた感じがあるので許すとしても、早川の下手さ加減には怒りを通り越して呆れてしまいます。
ああいったタイプの選手がバントをまともにできないということは死活問題であることを、本人が認識しているかどうかさえ疑問に思えるぐらいの下手っぴぶりです。
きちんと送ることができないことが西岡の暴走を生んでチャンスを潰したわけで、早川は明日はペナルティでスタメンから落とすべきだと考えます。
せっかくバントを多用する堅実な野球に舵を切り始めた感じになりつつあるのに、それを成功させるための指導ができていないのはベンチの問題でもあり、厳しい態度で選手に臨む必要があると思います。

今日の収穫は川崎のピッチング、これをきっかけに復調してくれればと思います。
昨日がマウンド上でダラダラとテンポの悪い川崎らしからぬ内容だっただけに、名前がコールされた時には非常に不安に感じました。
ところが昨日とは違い、今日は川崎らしい低めにボールを集める小気味のいいピッチングを見せてくれました。
まだまだ安定感に欠けていて昨年のレベルにはほど遠いですが、そろそろ12の呪縛から抜け出してくれそうな期待感の持てる今日のピッチングでした。

逆に不安だったのが劇場になりそうだった荻野、ボールが高めに浮いた苦しい投球内容でした。
荻野の場合は生命線であるカーブの制球がよければストレートも活きて、非常に安定感のあるピッチングを見せてくれる力を持っています。
しかし今日のようにそのカーブが決まらないと球威がないだけに苦しくなり、栗山が簡単に打ってくれたことでピンチを逃れることができましたが、やはりクローザーとしては厳しいという感じがします。
とは言え現状では他に候補がいないのも確かですので、暫くは彼に頑張ってもらうしかありません。
私的には久保にクローザーをやらせるのがよいのではと考え始めただけに、それまでは荻野で凌いで欲しいという感じでしょうか。

その久保が抹消でクローザー修行に入った、わけでもないでしょうが、怪我でもないのにローテーションから外したのは意外でした。
代わって上がってきたのが唐川で、どうやら次のソフトバンク戦で先発デビューするようです。
昨年の大嶺と同じく高卒ルーキーが4月に先発するという異例の起用は早すぎるのではとの懸念もありますが、ファンとしては純粋に嬉しいですし楽しみでもあります。
2軍では3試合で15イニングを投げて19奪三振、四球が3個で大嶺とは違ってまとまり感がありますので、意外にやってくれるのではないでしょうか。
登板日ではなく今日登録されたということは、逆に言えば結果が思わしくなければ次の登板機会に久保と入れ替わる可能性があるわけで、これも大嶺と同じく結果次第では1回限りのチャンスになるかもしれません。
まあそれでも細かいことは気にせずに、悔いのないピッチングをしてくれることを期待しています。

明日の予報は雨ですが、先週のように強行するかもしれません。
岸ではなく不調の西口がくるので先週とは逆に決行して欲しい気持ちの方が強いのが正直なところですが、そう思った時は裏目に出ることが多いので、開幕から1ヶ月で疲れも出始めているでしょうから、悪いコンディションで強行するよりはお休みがあってもいいと思います。
もちろん選手だけではなく、私にとってもです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 1 0 0

0

0 0 0 0 0 1 6 0
千葉ロッテ 0 0 0 2 0 0 0 0 X 2 8 0


◆4月23(水) 千葉ロッテ-西武5回戦(ロッテ3勝2敗、18時15分、千葉、16,059人
▽勝 小野 5試合2勝
▽S 荻野 11試合1勝1敗5S

▽敗 涌井 6試合2勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、川崎、荻野―橋本
西武 涌井―細川

 

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大塚の価値ある一発

2008-04-22 23:36:39 | 千葉ロッテ

今日は5回からの観戦でしたので、私にとっては毎回得点の見応えのある試合でした。
連勝もストップしたことで奇抜なだんだらに別れを告げた初戦を綺麗に勝ち、新たなスタートを切りました。

何より嬉しかったのが、バレンタイン監督らしからぬ采配で勝ったことです。
もしかしたら着ぐるみの中に別人が入っているのでは、と思えるぐらいに意外な采配でした。
初回にきっちりとバントで送って先制タイムリーを呼び込み、7回にも西岡にバントをさせて貴重な追加点のきっかけを作りました。
また左腕の石井一に対して福浦と大松をクリーンアップに置くオーダーで、その両人が得点に貢献したわけですからズバリ決まった采配でした。
渇望していた堅実な野球に、左対左に拘らない起用ですから満足この上ありません。
こういった采配ですと今日は決まらなかったものの、足を使った攻撃も効果的になります。
どういった気まぐれかはわかりませんが、今後もこういった采配を続けてくれることを願っています。

試合を決めたのは大塚の一発、非常に価値のあるホームランでした。
意外とこじんまりとまとまっていた石井一から先制点を取ったものの例によってその後は打ちあぐんでいただけに、試合の流れを引き込む貴重なアーチでした。
真ん中寄り高めの甘い球ではありましたが、巻き込むような感じで弾き返した打球は打った瞬間にそれとわかるもので、次の打席のヒットも芯を捉えた痛烈な当たりでしたし、大塚が守備だけでなくこういったバッティングを見せてくれると非常に助かります。
今年は通過儀礼であるリタイアを既に済ませていますので、このまま怪我をすることなくシーズンを通して1軍にいてくれることを願っています。

今日のピンバッチだった竹原の代わりに1軍に戻ってきた福浦が、ようやく彼らしいバッティングを見せてくれました。
左腕から綺麗なバットコントロールでレフトに運んだ当たりはまさに福浦で、8回のタイムリーも低めの変化球を巧くさばいた見事なバッティングでした。
最終回に交代したことから体調面で不安が残っているのかもしれませんが、福浦が3番に座ることで今日のように西岡、早川と機能しますので、彼の復帰は心強いものがあります。
まだちょっとバットが遠回りしているような気がしないでもないのですが、このまま安打製造機の復権を目指して頑張って欲しいと思います。

抹消された竹原は、あれだけチャンスをもらって結果が出なかったのですから仕方がありません。
一緒に落ちた早坂はもう少し見たかったのですが、福浦が復帰したことでオーティズがセカンドに回りますから、二遊間が余剰になることでこちらも仕方がないところでしょう。
不思議な不思議な小宮山枠は温存されましたが、ズレータかサブローが昇格する時には落ちるのではないかと思います。
1軍に戻ってきた伊藤の今日の使い方を見れば敗戦処理担当は小宮山しかいませんので、まあ暫くは我慢することにします。

先発した渡辺俊は緩急を使ったピッチングで悪くはなかったと思いますが、ストライクがあまりにストライクでありすぎたのが9安打もされた理由でしょう。
よく1失点で済んだと思えるぐらい真ん中に投げ込んでおり、それでも高めにいかなかったので大怪我に繋がらなかったのだと思います。
7回途中での降板はビジョンに「何球?」と聞いている映像が映った様に、ヒットを打たれすぎたことで球数を要した事によるものでしょうから、残念ではありますが妥当な判断であったと思います。
その7回に先頭打者を出した後に赤田に散々ファールで粘られたにもかかわらず四球を出さなかった粘り腰、これがあったからこその今日の勝利だと思います。

捕球体勢にも入っていないのにインフィールドフライを宣告する糞ジャッジもありましたが、試合としては非常に理想的な展開で初戦をものにすることができました。
明日は岸を飛ばして涌井がきますが、これが涌井中心のローテーションであるために涌井の中6日を堅持するためなのか、あるいは好調の清水と明後日に涌井がぶつかることを懸念しての変更なのかはわかりませんが、もし後者であればこういった小細工を弄するとろくなことはありませんので、上手くいけば3タテできるかもしれません。
まあ単に明後日は雨で流れると踏んでいるだけの話かもしれませんが、何にせよ初戦を取ると気持ちに余裕がでてくるわけで、堅実な采配の有り難みをロッテベンチが噛みしめてくれることを期待しつつ、明日を待ちたいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 0 0 1

0

0 0 0 0 0 1 13 2
千葉ロッテ 1 0 0 0 1 1 4 1 X 8 12 0


◆4月22(火) 千葉ロッテ-西武4回戦(2勝2敗、18時15分、千葉、16,856人
▽勝 渡辺俊 5試合3勝1敗

▽敗 石井一 5試合3勝1敗
▽本塁打 大塚1号(石井一)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、川崎、アブレイユ、伊藤―橋本
西武 石井一、小野寺、岩崎―細川

 

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五街道

2008-04-21 22:30:47 | 独り言

 

私は収集癖と同じぐらい、統計癖という習性を持ち合わせています。
別に支出コントロールをするわけではありませんが、毎日のお金の出入りをマイクロソフトのMoneyというソフトに入力しています。
またダイエットをするわけではありませんが、体重や体脂肪などをUSBメモリ経由でPCに取り込んで管理しています。
とにかく数値を集めること自体が目的となってしまっている状況です。

そんな私が新たに仕入れたのが歩数計です。
万歩計とも呼ばれる商品で、歩数をカウントするものです。
それだけでは面白みがないので、選んだのが「五街道」という商品です。
これは歩数に事前に登録した歩幅を乗じて歩行距離を算出し、その距離で五街道の何処まで歩けたかを見ていくゲーム性を持ったものです。
五街道とは東海道、中山道、甲州街道、日光街道、奥州街道で、それぞれの宿場を目指して歩いてゆくことになります。
東海道で言えば五十三次と呼ばれる宿場を踏破していくことになります。

さっそくオーソドックスに東海道を選び、今日からスタートしました。
最初の宿場は品川で、スタートの日本橋から7.9キロあります。
私はオフィスワークなので歩数はさほどないかと思っていたのですが、実は意外と歩いていることがわかりました。
1日で7,858歩で3.9キロを歩いたようで、このままで行けば明日にも品川に到着しそうです。

まあ興味がない人から見ればくだらない話だとは思いますが、歩数計などはなかなか続かないと聞いていますので、こういった目的があれば長続きするのではと思っています。
東海道の終着である京都までは約500キロ、日本シリーズの頃までにはたどり着けるのではないかと思います。

 

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今年も成瀬におんぶにだっこ

2008-04-20 17:12:05 | 千葉ロッテ

昨日の辛い試合が理由ではないでしょうが今日は発熱、予定していた出勤を取り止めて横になりながらの観戦でした。
成瀬の快投のおかげか熱もほぼ下がり、チームも私も成瀬におんぶにだっこ状態です。

凄味はないもののきっちりと試合をモノにする、成瀬らしいピッチングでした。
ダルビッシュや岩隈、涌井らは「凄い!」というピッチングを見せますが、成瀬は「あれ?」という間に抑えるという他の投手とは色味の違う快投ぶりで、打者として後を引くのは成瀬のピッチングだと思います。
その成瀬のピッチングを支えているのが制球力、開幕当初は小林宏と同様に抜ける球が多く不安定なものでしたが、試合を重ねるごとに彼本来の緻密な制球力が戻ってきました。
今日は橋本が構えるところにほとんどボールがいくという針の穴を通すようなコントロールを見せ、まさに思い通りの投球ができたのではないかと思います。
左打者の外角低めのストライクゾーンが厳しかったので球数を放ることになりましたが、完投完封こそ逃したものの100点に近い内容でした。
出足が悪くてちょっと心配していましたが、考えてみれば昨年もなかなか勝ち星がつかないスタートでしたので、連勝が止まった時に「それでも10勝は間違いない」と書いた自分に自信が出てきました。

その成瀬を巧くリードした橋本、少しずつ勘が戻ってきた感じでしょうか。
外角一辺倒だったリードも外角中心の安全志向は相変わらずであるものの、内角や高めを多用し始めてリードに幅が出てきました。
たまにマスクを被ると「失敗したら次がない」との思いから過度の安全志向が働いていたのかもしれず、出場数が増えることで余裕が出てきたのかもしれません。
これはバッティングも同様で、開幕当初は全く打てる気がしなかった橋本が、左腕でも先発することで経験値を増したおかげか、選球眼と勝負強さという彼らしい打撃が戻ってきた感じがします。
そうなると試合に出るためにはFA移籍もと言っていた橋本も満足しているだろうから残留決定、とは簡単にいかないのが厳しいところです。
彼のFA移籍の壁になるであろうと考えていた選手補償がどうやら廃止になるらしいこと、そしてレギュラー捕手として自信をつけた橋本が里崎の復帰で出番が減ることに納得しないであろうこと、また年齢的にも年俸的にも他球団から見れば魅力たっぷりであること、これらを考えればオフの契約交渉は難航しそうです。
出番がないにもかかわらず億の契約で選手生命を売った形になっている野口の様な感じになるのか、今後の成り行きが注目されます。

その橋本のライバルである里崎は肘の調子がまだまだなのか、あるいは橋本の調子がいいので無理をしていないだけなのかはわかりませんが、DHとして出場しているバッティングは本調子にはほど遠いようです。
先日から気になっているのが外角低めのボールに全く合っていないこと、気持ちいいぐらい空振りをしています。
不思議なのが外角低めのボールを空振りするケース、外国人選手などでよく見られるシーンですが、体が伸びきって空振りするのが普通だと思うのですが、里崎の場合は体の軸は全く動かずに空振りをしています。
あれではどう考えてもバットが届くわけもなく、いったい何を意味しているのだろうと思案中です。
それでもバットが届くところにきたボールを弾き返すバッティングは見せてくれる里崎、やはり意外性のある打者は下位に置きたいという従前からの考えに拍車がかかっています。

試合としては前回もやられた近藤に対して攻めながらもあと1本がでない消化不良気味の展開でしたが、ロッテにとってラッキーだったのはキャッチャーが前田ではなく辻であったことだと考えます。
前回の対戦ではロッテの打者が唖然として見送るようなリードを見せた前田をなぜ使わなかったのか、同じ様なリードでは失敗するだろうから目先を変えるつもりだったのか、理由はよくわかりませんが、もし前田が今日もマスクを被っていたら厳しい戦いになったかもしれません。

それでも前日の試合と同様に濱中の好守でチャンスを潰すなどイヤな流れではありましたが、そんな雰囲気を打ち破ったのがロッテの要潤こと根元のバッティングでした。
流し専門に近い根元を警戒してかセンターが左中間寄りに守っていたこともありましたが、低めのボールを振り抜いた打球は意外な飛距離を見せて先制点を呼び込みました。
小柄ながらアマチュア時代にはリストの強いバッティングを見せていましたが、プロ入り後は力負けすることが目立っており、なかなか長打を見せる場面はありませんでした。
しかし今年に入ってからは相手の力を利用したかのような彼らしいバットコントロールの効いた柔軟な打撃を見せており、プロの水に順調に慣れつつあります。
俊足好守ではありながら肩はイマイチである根元にとってはセカンドがベストポジションであり、西岡が復帰したことでオーティズや田中雅らとの熾烈なポジション争いが待っていますが、非常に期待ができる楽しみな選手だと思います。

その西岡がようやく復帰、怪我をしていたとは思えないプレーを見せてくれました。
となると西岡の輝きを反射することで力を出していた早川の復調が期待されるのですが、今日も肩に力の入ったこねるようなバッティングで結果を出すことができませんでした。
今日も頭から突っんだファインプレーを見せるなどガッツがある選手だけに、もっともベニーのバックアップが遅れていたので拙守と紙一重ではありましたが、ああいったプレーができる選手は諸積のようにチームに勢いをもたらすことができる貴重な存在です。
彼が自分は脇役として地味なプレーをすればいいんだと思えるような布陣に戻ることが早川復調の特効薬だと考えますので、戦線離脱しているサブローや福浦、そしてズレータが一日でも早く戻ってきてくれることを願っています。

ズレータと言えば、ファームでホームランを打ったようです。
打率は低く状態はまだまだのようですが、いくらホームランが出やすい東京ドームとは言っても今日のように大砲の威力をまざまざと見せつけられると、ズレータの復帰が待ち遠しくなります。
大松の当たりはどこの球場でも入るような彼らしい弾丸ライナーでしたが、今江の一発は屋外球場だと厳しかったかもしれません。
やはりどこでも入る一発を打つ力を持つズレータが打線にいるといないとでは相手に与えるプレッシャーが違いますので、GWぐらいまでには戻ってきて欲しいと思います。

細谷もヒットを打ち、角中や早坂も出場し、今日は球場に行かれたファンは楽しめたのではないかと思います。
角中は結果が出ませんでしたが、細谷は見事な流し打ちを見せて1軍残留をアピールしました。
気になったのは早坂の守備、先日の根元と同様にベースからかなり距離のある位置からセカンドにトスをしていました。
先日と違って今日は併殺を成立させることができましたが、あれは正しいプレーなのかが気になります。
堀などがベース際でトスをやるケースはよく見るのですが、あれだけの距離があれば体を反転させて上からきっちりと投げる方が時間的にもコントロール的にも安定した送球になるのではと思えてなりません。
プロですから当然そこまで考えてトスの選択をしているのかもしれませんが、いつか大怪我をするのではないかと心配になります。

来週は首位を走る西武とのカードがあり、かなり厳しい1週間になりそうです。
雨のおかげで石井一、岸、涌井というとんでもないローテーションをぶつけられることになり、対する渡辺俊、小野、清水が打線の援護を得られるまで持ちこたえられるかがポイントになるでしょう。
週末には福岡でソフトバンク戦が待っていますし、この6連戦をなんとか5割で乗りきって混パから脱落しないよう願いたいところです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0

0

1 5 0 0 0 6 11 0
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0


◆4月20日(日) オリックス-千葉ロッテ5回戦(ロッテ3勝2敗、13時2分、東京ドーム、23,147人)
▽勝 成瀬 5試合3勝1敗
▽敗 近藤 5試合2勝2敗
▽本塁打 大松5号(近藤)、橋本3号(近藤)、今江1号(ヤング)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、荻野―橋本
オリックス 近藤、ヤング、高木、本柳、吉野―辻

 

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小林宏やばやば

2008-04-19 16:04:44 | 千葉ロッテ

見ていて面白くない試合は年間に何度もありますが、辛くなるような試合はそうはないものです。
しかし今日は途中で見るのがイヤになるぐらい辛い試合、球場に行かれた方が気の毒でした。

小林宏、今日もダメダメなピッチングでした。
もう彼の武器は緻密なコントロールと考えてはいけないのかもしれません。
橋本の構えるところにいかないどころか逆球のオンパレード、かなり状態が悪いと言わざるをえません。
カブレラのタイムリーにしろ、ローズの連発にしろ、高めに要求したボールが中途半端に真ん中にいってしまったもので、打たれて当然のボールでした。
抜ける球も多く、いったい小林宏はどうしてしまったんだろう、そう思ったファンは多いと思います。
マウンド上でも落ち着きがなく、目も虚ろで、ちょっとやばい感じすらあります。
何とか立ち直りに期待はしたいのですが、今日のピッチングを見る限りでは困難な道のりが続きそうです。

そんな小林宏の状態ですから打線が援護してあげたかったのですが、不安定な立ち上がりだった金子を捕らえきれませんでした。
初回からバントで送るのは悪だとでも思っているのか今日も強攻でチャンスを潰し、主導権を握ることができませんでした。
次のチャンスではバントのサインを出すものの早川が応えられず、諦めてサインを変更するのもいつも通りです。
スリーバントでもいいから送るという行為を徹底させる、そうしなければ誰も真剣にバントの練習なんかしないだろう、最近はそう考えています。
バントが上達しない選手も選手、徹底しないベンチもベンチです。
繋ぐ打線が持ち味のロッテがこういった攻撃をしていれば、得点をあげられないのは当然の帰結です。

きっちりとバックアップに入って走者の進塁を防いだ田中雅、低めの球を巧く左へ流した大松、逆らわずに猛打賞の根元、個々の選手はそれなりに光るプレーを見せてくれましたが、チームとしての戦いになっていません。
明日は落とせない成瀬ですが、こんな戦い方をしているようでは厳しい試合になるでしょう。
怪我人が多くて厳しいことは確かですが、何とか明日は勝てないまでも楽しめる試合にして欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 2 0

0

0 0 1 0 0 3 8 3
オリックス 1 0 1 0 6 0 1 0 X 9 13 2


◆4月19日(土) オリックス-千葉ロッテ4回戦(2勝2敗、13時、東京ドーム、24,867人)
▽勝 金子 5試合2勝2敗
▽敗 小林宏 5試合1勝3敗
▽本塁打 ベニー1号(金子)、ローズ6号(小林宏)、7号(小林宏)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、根本、アブレイユ、川崎―橋本
オリックス 金子、菊地原、山口―日高

 

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薩南示現流

2008-04-18 22:27:39 | 読書録
薩南示現流

文藝春秋

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示現流の開祖である東郷重位が流派を立て、数々の難題を乗り越えて島津家師範役になるまでの生き様が描かれています。
また示現流門弟にかかる短編も収められた、剣豪小説集となっています。

津本陽らしい、細かい描写がされています。
正直なところ私の守備範囲は中世~戦国であるため幕末志士の短編は興味がなかったのですが、それでも引き込まれる面白さがあります。
短編集であるので仕方がないところではありますが、もう少し長めの作品であればもっと読み応えがあっただろうなというのが正直な感想です。


2008年4月18日 読破  ★★★★☆(4点)

 


後がなくなった久保

2008-04-17 23:30:38 | 千葉ロッテ

こういう天候の日は「なんで中止にしなかったんだよ」「なんでコールドにしなかったんだよ」と思ってしまうのですが、ここまでメタメタにされるとそんな気力すら失せてしまいます。
最初から勝ち目が薄めの対戦であったとは言え、足取りの重い帰り道となってしまいました。

今日も結果の出なかった久保ですが、そんなに悪いようには見えませんでした。
球場に着いたのが4回だったので打たれたところを見ていないからかもしれませんが、球の走りもさほど悪くは感じられませんでした。
ただストライクとボールがはっきりとしていて、打たれた時のビジョンを見る限りではコーナーを狙ったボールがシュート回転して真ん中に入ってしまっていたようで、フォームが安定していないのが今年の不調の理由ではないかと考えさせられた今日のピッチングでした。
こうなると久保を先発から外して唐川を見たいという欲求が高まってきますが、ボビー語録では今日の久保を悪かったとは思っていないようなコメントでしたので、唐川のデビューはまだまだ先になりそうです。
とは言っても久保が追いつめられたことは間違いなく、そろそろ結果を出さなければ浦和行きの切符が切られてもおかしくはないでしょう。

つまんねぇぞ!

今日も打たれた小宮山、いつまで1軍に置いておくつもりでしょうか。
小宮山の小宮山たる所以である、味方がエラーをしたら確実に失点をするというピッチングには怒りすら覚えます。
ボールに力が無く、軽くあわせたようなバッティングでも気持ちいいぐらいに打球は飛んでいきます。
オープン戦では今年は期待できるような結果を残していましたが、あれは線香花火の最後の輝きだったのかもしれません。
何にせよ、これだけ打たれ続ける投手を1軍に置いておくことは他の選手に悪い影響すら与えかねず、そろそろ決断すべきであると考えます。

試合としては6回に併殺を取れずに追加点を与えたプレーが、1点差に追いついた後だけに致命傷でした。
スタンドから見ていた感じでは軽く併殺かと思えたのですが、根元がベースからかなり離れた所からトスでセカンドに送球したのがまずかったように思います。
上からしっかりと投げていたらもう少し際どいプレーになったはずで、このあたりは学んでいってもらうしかないでしょう。
またその根元が4回に放ったピッチャーライナーが捕球されて併殺になってしまったこと、あそこで抜けていれば同点になったかもしれず、単なる巡り合わせではありますが根元の攻守に渡るプレーが今日のポイントとなってしまいました。
5回の早川の暴走も、今の早川の焦りを象徴するようなプレーでした。

まあこれだけボコボコになれば、逆にさっぱりとした気分で次のカードに臨めるのではないかと思います。
次はなぜか東京ドームでのオリックス戦、最下位相手に取りこぼしのないように願いたいところです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 3 0

0

0 1 0 3 4 11 11 2
千葉ロッテ 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 6 1


◆4月17(木) 千葉ロッテ-楽天6回戦(楽天4勝2敗、18時15分、千葉、9,211人
▽勝 岩隈 5試合3勝1敗

▽敗 久保 4試合1勝3敗
▽本塁打 鉄平1号(アブレイユ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 久保、根本、シコースキー、アブレイユ、小宮山―橋本
楽天 岩隈、青山―藤井、嶋

 

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清水がエースのピッチング

2008-04-16 22:38:07 | 千葉ロッテ

私も基本的には野球は太陽の下でやるものだと考えています。
東京ドームの耳が詰まったような感じや、妙なベタベタ感も嫌いです。
しかし春先のナイターを経験してしまうと、屋根が欲しいと思うのもまた正直なところです。
今日も気温自体は高かったのでしょうが、風が強く寒い観戦でした。

待ち望んでいたナマ清水、堪能させていただきました。
今日は5回からのピッチングを見たのですが、5回以降はノーヒットピッチングで往年のエースの威風に近い雰囲気を醸し出していました。
注目していたストレートは数字以上の伸びを感じましたし、そのストレートに力があったからこそ変化球が活きていました。
序盤はランナーを背負って苦しい場面もあったようですが、併殺で切り抜けることが出来たのもボールにキレがあったからこそだと思います。
前回の登板では味方の大量点に守られた感がありましたが、今日は1点差をきっちりと完投で勝ち抜いたわけで、本人も今日の勝利の方が手応えを感じたのではないでしょうか。
何よりも嬉しかったのは味方のエラーに動じずに後続をきっちりと打ち取ったことで、小宮山のDNAを色濃く受け継いでいた清水がそのしがらみから抜け出したことは、非常に大きなニュースです。
味方のミスをカバーしてこそエースであり、今日の清水はまさにエースのピッチングであったと思います。
昨年も楽天戦でストレートに威力のあるところを見せて期待を持たせた次の試合から坂道を転げ落ちたという苦い思い出がありますので油断はできませんが、復活への階段を少しずつではありながらも登り始めたことは間違いないでしょう。
最終回の大松のプレーに「危ねぇなぁ」と呟いたように見えたビジョンに映った清水の表情は、贔屓目ながらも自信のようなものを感じ、次の登板に期待を持たせてくれるものでした。

今日はオーティズが復帰し、ベニーも名前を連ねたオーダーでしたが、目に付いたのはヤングマリーンズの活躍でした。
ポストサブローとして期待している角中がプロ初ホームラン、ナマで見ることができなかったのが悔しくてなりません。
大砲タイプではないのでホームラン自体にはあまり意味はないと思いますが、2軍キャンプからスタートしてオープン戦にも出場できず、開幕2軍スタートから這い上がってきた角中にとっては価値のある一発です。
なかなか打率は上がらずに今後も苦労は続くでしょうが、凡退に終わった打席であっても角中にとってはレギュラーに繋がる経験の蓄積となっていくと思いますので、一打席一打席を大事にプレーして欲しいと思います。

また根元のファインプレーは見ることができませんでしたが、早坂のファインプレーには思わず立ちあがって拍手をしてしまいました。
あれだけ勢いよく前進してきて振り向きざまでの送球は一歩間違えば悪送球となるリスクのあるプレーでしたが、捕球してから投げるまでが俊敏でしたし、スローも正確で素晴らしいプレーでした。
ようやく今季初ヒットも出ましたし、先日の不甲斐ないプレーを払拭するぐらいの印象を与えてくれました。
西岡の欠場が続き、ベニーが今日も6回で退くなど主軸が揃わない状況はまだまだ続きそうですから、彼ら若い選手達が新しい風を吹き込みチーム内の競争心を煽りながら、着実に経験を積んでいってくれる今の状況を、災い転じて福となすと考えたいと思います。
このままヤングマリーンズが突っ走れるほど世の中は甘くないと思いますが、その時には福浦やズレータなどが満を持して登場してくれるといった展開になってくれればと思います。

今日の反省点を上げるとすれば、決勝点をあげた5回の攻撃であったと思います。
ボールとストライクがはっきりしているドミンゴに対し、もう少し待球をすればKOすることができたのではないかと思います。
ストライクは真ん中に集まる傾向があったので好球必打は悪いことではありませんが、里崎と橋本はやや淡泊なバッティングであったと感じました。
打線としては予想通りずるずると抑えられて一歩間違えば負けてもおかしくない展開だっただけに、ちょっと気になった5回の攻撃でした。

明日は久保、予告先発をコールされた時のスタンドの静まりかえり具合が今の久保の立ち位置を象徴しています。
さすがに明日も撃沈するようですと、我慢強いバレンタイン監督も何らかの決断をすると思われます。
怪我が心配された大嶺が2軍で先発をし、また神田も4イニングをピシャリと抑えるなどして久々に次の候補が浮上しつつあることは久保も承知しているでしょうから、背水の陣ぐらいの気持ちで明日は頑張って欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 1 0

0

0 0 0 0 0 1 5 1
千葉ロッテ 1 0 0 0 1 0 0 0 X 2 6 2


◆4月16(水) 千葉ロッテ-楽天5回戦(楽天3勝2敗、18時15分、千葉、16,856人
▽勝 清水 4試合2勝2敗

▽敗 ドミンゴ 7試合2敗
▽本塁打 角中1号(ドミンゴ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水―橋本
楽天 ドミンゴ、有銘―藤井、嶋

 

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