2014年通信簿 122 肘井竜蔵

122　肘井竜蔵　捕手　19歳　年俸240万円

【2014年成績】　E　60試合　95打数　19得点　24安打　打率.253　5二塁打　1三塁打　1本塁打　4打点　1盗塁　8四死球　25三振

高卒ルーキーでしかも育成枠選手であることを考えれば、来季に期待が持てる数字を残した肘井です。
江村のそれを大きく上回っていますし、田村ともさして遜色がありません。
ただマスクを被ったのは僅かに7試合で大半が外野手としての出場ですし、捕手は高校2年のときからとのことですから、寺嶋の加入もありますのでコンバートもありでしょう。
本人がどこまで捕手へのこだわりがあるのか、強肩は外野手にアドバンテージがありますが脚力はどうなのか、そのあたりを見極める2015年になります。

ドラフトのときのスカウト陣のコメントなどは美辞麗句が並ぶのが当たり前ですが、それにしても育成枠選手に対して「中軸を打てる」とは突き抜けています。
それだけ打撃を評価しての指名だったのでしょうし、その期待に応えるだけのルーキーイヤーでした。
鍛え抜かれた鴨川での秋季キャンプでは伊東監督に青松とともに名前を挙げてもらいましたし、今季以上に出番は増えていくでしょう。
その打撃はもちろんのこと、守備や走塁のレベルアップが求められますので、貪欲に学んでいってもらいたいです。
早ければ春季キャンプ中にも、遅くても来季中には支配下選手登録をされるでしょうから、狙うは背番号55です。

【オリオン村査定】　240万円 → 260万円 （△8%）

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2014年通信簿 121 岸敬祐

121　岸敬祐　投手　27歳　年俸400万円

【2014年成績】　E　20試合　3勝0敗0S　防御率5.31　39回　46被安打　4被本塁打　18与四球　1与死球　26奪三振

入団テストを経て育成枠選手として採用をされた岸でしたが、あっさりと一年で戦力外です。
その入団テストではパッとしなかったとの報道もありましたから左腕というアドバンテージが活きたのでしょうし、先発を含めて20試合もの登板機会を与えられたのですからそれなりにチャンスはありながらも、おっ、という好投があってもそれが続きませんでした。
トライアウトに参加をしたものの声がかからず、社会人野球の三菱重工長崎にどういう縁があったのかは分かりませんが、五度目のスタートです。

僅かに一年の在籍でしたのでナマで見ることは叶わず、友人からもらったビデオでの一試合が唯一です。
オーソドックスなフォームながらもリリースのときに緩んだ感じがあり、球持ちが悪いな、といった印象が強く残りました。
のらりくらりと勝利投手になりはしましたが、年齢的にも上乗せは厳しかったでしょうし、球団の判断は仕方のないところだと思います。
残念ではありますが、東京ドームを目指して頑張ってください。

【オリオン村査定】　400万円 → 戦力外通告　※10/5に戦力外通告

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とってもカルディア

とってもカルディア 講談社 このアイテムの詳細を見る

ここのところ重い作品が続いたので、軽いタッチの岡嶋二人です。
しかし内容までもが軽いわけではなく、殺人があってもどぎつさはなく、適度な謎解き、キャラの立った登場人物、そして拾い漏れのない伏線と、安心第一な出来に仕上がっています。
珍しくも連作短編集で主人公を張った山本山コンビこと織田貞夫（おださだお）と土佐美郷（とさみさと）が再登場ですので、読んだばかりの自分としてはラッキーでした。
やはり著作順に読んでみるものだなと、その意を強くしています。

ただ残念なことに、その連作短編集ほどに山本山コンビがもう一つな感じがあります。
切り込み隊長はやはり美郷でしたが探偵役が貞夫にバトンタッチをしたのもしっくりときませんし、決まり文句の出番がほとんど無かったのが残念でした。
あまり多くはありませんが前作からの登場人物の紹介も手を抜いている感じで、こちらから入ってしまえば魅力は半減です。
それでも謎を解く楽しみがあるのが岡嶋二人で、簡単すぎず、手前勝手すぎず、このバランス感覚は絶妙です。
二時間ドラマにもピッタリな、そんなキョンキョンでした。

2015年1月29日　読破　★★★☆☆（3点）

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チケットもろもろ

今年から改定となったQVCマリンのチケット価格ですが、試みとしては面白いと思います。
ソフトバンクなどは既に行っていますが、儲かりそうな試合ではがっぽりと儲けて、儲からなさそうな試合では儲かるように手当てをする、企業としては当たり前の発想でもあります。
それにしては対象試合が少ないのと、価格差がベーシックを挟んでプラチナとバリューが上下500円というところに手探り感がありますので、今後にさらに踏み込むのかもしれません。
また半額デーはビアスタジアムの代わりなのかもしれず、そして気になるのはシーズンシート、シーズンクーポン、TEAM26招待券の扱いです。

問い合わせをした結果は、プラチナチケットはシーズンシートとシーズンクーポンは可、TEAM26招待券は不可、でした。
どうやらプラチナチケットは特定日と同じ扱いのようで、その目的からすれば当然と言えば当然です。
個人的にはシーズンクーポンが活きたのが嬉しく、トータルで考えれば何も変わらないのでしょうが、ちょっと得をしたような気になっています。
もっとも消費税の増税ダメージが一年遅れでやってきましたので、喜んでばかりもいられません。
それだけの価値があったと満足のできる、そんなプレー、試合運びをお願いします。

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2014年通信簿 00 高濱卓也

00　高濱卓也　内野手　25歳　年俸840万円

【2014年成績】　36試合　69打数　12得点　16安打　打率.232　1二塁打　3三塁打　0本塁打　7打点　0盗塁　6四死球　11三振　得点圏打率.263

ようやくにその才能の片鱗を見せ始めた高濱です。
イースタンでは.355で首位打者を獲得し、そして一軍でもプロ初打点をマークするなどレベルは低いながらもキャリアハイの数字を残しました。
一二軍ともに四球を選べるようになったのも好材料で、プロのスピードに慣れつつあるのでしょう。
同じリーグに弟が入ってきましたし、兄としての貫禄を見せるには一軍定着は最低ノルマ、今季の倍の70試合150打席を目標にやっていってもらいたいです。

どこか大松に似た打撃フォームになりましたが、まだまだ足りないながらも体つきも軸がしっかりとした感じがあります。
そのスイングとは明後日な方向に打球が飛んでいくこともありますので馴染むにはまだ時間がかかるのでしょうが、結果を見れば悪くはありません。
インパクトの瞬間にまだ押し込まれているようなところもありますが、この成長曲線からすれば押し戻すのにさして時間はかからないでしょう。
脚力に劣りながらも鈴木ばりのスリーベースも面白みがありますし、そして驚いたのはその守備力です。
鎌ヶ谷で見ていたころの高濱は足の運びがぎこちなく、ショートは無理、サードで勝負だと思っていたのですが、見違えるような動きを見せてくれました。
それでは困るのですが内野をどこでも守れるユーティリティープレーヤーとして、一軍のニーズはあるはずです。
狙うショートには同い年で同じ左の鈴木、そして二遊間にクルーズ、ルーキーながらも即戦力が期待をされる中村、どっこい根元もいますので厳しくもありますが、とにかく今は打席を伴ってのスーパーサブで経験を積み、そして信頼を得ていくしかありません。
それだけに昨秋の親指の骨折が痛恨の一事で、秋季キャンプで鴨川に名前はありましたが実際にいたのかどうか、いたとしても激しい練習はできなかったでしょう。
それもあってか石垣島では井上とともに二軍スタートとなりましたが、一軍でレギュラーに手が届くところまでには至っておらず、またその力量差が歴然とはしているものの、キラリと光るものを見せてくれた今季にさらに磨きをかけて阪神ファンを悔しがらせる、そんな高濱であってもらいたいです。

2011年通信簿
2012年通信簿
2013年通信簿

【オリオン村査定】　840万円 → 1100万円 （△31%）

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灰色の虹

灰色の虹 新潮社 このアイテムの詳細を見る

とてつもないぐらいに重い、そして考えさせられる作品です。
平凡な日々を送っていた男性が殺人事件の容疑者となり、そして無実のままに有罪判決を受けます。
これは作者が登場人物に語らせたように典型的な冤罪なのですが、しかしそこに明確な悪意は存在しません。
刑事、検察官、裁判官、目撃者が自らの信ずる、自らの信念に基づいた行動によって一人の人間の人生が崩壊する、その不幸の連鎖に背筋が凍ります。
そういった立場となった人間にできることは何なのか、声にならない叫びが聞こえてくるかのようです。

ミステリー、という点では、さして秀でたところはありません。
おそらくは意図的なのでしょうが分かりやすい撒き餌がありますし、謎解きという楽しみはあまり無いです。
それよりも各々がなぜそういった行動を取ったのか、その描写に重きが置かれています。
しかし登場人物を際立たせている一連のエピソードがその死とともに最後まで語られないままに幕を降ろす中途半端さが印象的で、思いもよらぬ、本人からすれば天災でしかない突然の退場が人生に何をもたらすのか、それをそういった形で語りたかったのでしょう。
エピローグもあまりに息苦しく、物悲しく、誰が悪いわけでもない、しかし誰もが救われない虹の彼方には何も見えてきません。

2015年1月27日　読破　★★★★☆（4点）

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里崎色に染め上げて

里崎がスペシャルアドバイザーに就任をしました。
いかにも取って付けたかのような肩書きではありますが、それも球団の危機意識の表れなのでしょう。
あくまで里崎のエンターテイナーぶりは個としてでしかありませんでしたのでチームに対するそれは未知数ではありますが、さすがに里崎だけに押しつけるようなことにはならないでしょうから、チーム里崎の顔として表舞台での派手な活動を期待したいです。

ロッテ、里崎氏のスペシャルアドバイザー就任を発表　（1/26　サンケイスポーツ）

ロッテは26日、昨季限りで引退した里崎氏がスペシャルアドバイザーに就任すると発表した。
地域振興やファンサービスに携わる予定で、本人は球団を通じ「選手の時とは違う形で日本一の球団となれるように貢献したい」とコメントした。
ファンサービス強化を打ち出している山室球団社長は「独創的なアイデアでいろいろなアドバイスをもらいたいと思っている」と期待を寄せた。

どんなネタを持ち出してくるか、今から楽しみです。
世間の目が集まれば選手たちもやる気が出るでしょうから、まずは石垣島キャンプを盛り上げてもらいましょう。
あくまで野球がメインであることを忘れないでいてくれれば、多少の脱線もよいのではと思います。
こと里崎についてで考えれば現場復帰から遠ざかりそうなので引っ掛かるところもありますが、その可能性を試すチャンスを逃す手はありません。
この手のものは尻切れトンボがこれまででしたので、今度こそ、です。

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2014年通信簿 99 カルロス・ロサ

99　カルロス・ロサ　投手　30歳　年俸7500万円

【2014年成績】　45試合　1勝4敗0S　防御率3.02　41回2/3　35被安打　5被本塁打　19与四球　1与死球　27奪三振　被打率.220

あまり目立ったところはありませんでしたが、今季も堅実に中継ぎをこなしてくれたロサです。
交流戦ぐらいから調子を落として防御率を昨年から1点近くも落としてしまいましたが、それでも黙々と投げてくれるロサは欠かせません。
その夏場以降は大谷に取って代わられた感はありましたが、ロサがいてこその大谷でもあります。
来季も二人で競い合い、そして支え合ってくれればと、鉄面皮に磨きをかけて八回の男となるべく奮投を願います。

ただ気になるところが無いわけではありません。
150キロオーバーのストレートが減ってきたようにも思えますし、昨季に向上をした奪三振率が元に戻ってしまいました。
コントロールがややばらけ気味なのは持ち味でもありますが、ストレートの威力に陰りが見えたことで四球が増えたのも懸念材料です。
珍しくも不満げな表情を見せることもありましたし、思ったようなボールが投げられていないとの自覚もあるのでしょう。
それでもこれだけの数字を残せるのですからチームでは群を抜いた力の持ち主であることは間違いなく、隔年選手と考えればゴールデンイヤーでの爆発を勘定できます。
ビシッと抑えてくれるのが一番ではありますが、走者を出しながらも粘り強く、そしてねじ伏せるのがロサの真骨頂でもあります。
あるいは若手捕手陣との息が合わなかったのが理由であれば、慣れることで落ち着きを取り戻すこともあるでしょう。
日本一を目指すにはロサの活躍が必須ですので、日陰の人としてスポットライトこそ浴びることはあまりありませんが、来季も地味ながらも抜群なピッチングを期待します。

2011年通信簿
2012年通信簿
2013年通信簿

【オリオン村査定】　7500万円 → 8500万円 （△12%）

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サムはどうなった

NARUTOで始まったTOHOシネマズの一ヶ月フリーパスポート、映画祭りも今日で終わりです。
今回も目標の10本には至らずの7本でしたが、予習のためのBlu-rayを合わせれば9本ですのでまずまずといったところでしょう。
年末年始にあれやこれやで1本も観られなかったことを考えれば満足をすべきかなと、また観ようと思っていたものも見逃さなかったのでよしとします。
また二年後の祭りに向けて6000分、足繁くTOHOシネマズ詣でをしようと思います。

96時間/レクイエム 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン このアイテムの詳細を見る

そして祭りの最後を飾るのは「96時間」で、原題は単なる「taken3」ですが日本ではレクイエムなる副題が付いています。
96時間シリーズの第三弾で、おそらくはこれが最終作となるものと思われます。
そんなこんなでトム・クルーズとは違った意味で年齢不相応なアクションを見せてくれるリーアム・ニーソンもややお疲れ気味か、今作では質量ともに消化不良気味でした。
愛する娘、そして家族のためにひたすら戦い続けてきたお父さんもそろそろ休息のときではないかと、それがテーマなだけに災難が立て続けに訪れるのもまた不自然ですし、製作側としてもシリーズの終わりを覚悟の上で主要メンバーの退場を決意したのでしょう。
深く考えることなくシンプルに楽しめた96時間だけに名残惜しくはありますが、このあたりが潮時という感じもあります。
絶体絶命でも敵役は撃たない、あれだけ殺しまくっても悪人なら構わないのか無罪放免、守るべきものさえ守ることができれば周りの迷惑は関係なし、など首を傾げたくなるところもままありましたが、それが96時間、三作に渡って楽しませてもらいました。
ちょっとだけ気になったのはサムの容体で、そこまでスルーはあんまりだとエンドロールまで目を凝らしたのですが、さすがは96時間、容赦がありません。

2015年1月25日　鑑賞　　★★★★☆（4点）

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2014年通信簿 69 角晃多

69　角晃多　内野手　23歳　年俸440万円

【2014年成績】　E　102試合　270打数　34得点　64安打　打率.237　12二塁打　1三塁打　3本塁打　22打点　2盗塁　25四死球　35三振

高濱、大嶺翔とともに浦和三羽烏として期待をしていた角でしたが、一軍でのプレーができないままに戦力外通告となりました。
100試合以上に出場をしながらも本職の二塁手としては32試合、最多が外野手としての38試合でしたから嫌な予感はあったのですが、見切られるときはあっさりです。
チーム事情もあり便利屋として使われた挙げ句ですので不満もあったでしょうが、チーム全体が打ちまくっている中での低打率でしたし、一軍を見据えてであろう大嶺翔の異動に押し出された感もありましたので、アピールができるだけの活躍ができなかったのもまた事実です。
来季からはBCリーグに新加入をする武蔵でプレーをするとのこと、ロッテ関係者も少なくないようですし、ある意味で恵まれた環境と言えなくもありません。
地方リーグからのNPBへの復帰は簡単なことではありませんが、その若さを活かして諦めずに頑張って欲しいです。

もう一つ特徴を出し切れなかった、そんな印象のある角です。
内野手としては好守、と言うほどではないにせよキャプテンシーを発揮して守備の中心となっていましたが、肝心の打撃が伸びきれませんでした。
月間MVPを獲得したときもありましたが長続きはせず、一軍に手をかけるには五分ほども数字が足りなかったように思います。
小柄でしたので俊敏な動き、という意味での脚力にアドバンテージが無かったのも痛かったですし、高校時代は誇れていた長打力もプロで目立つことはできませんでした。
旬なときに一度ぐらいは一軍でプレーをさせてあげたかったですが、浦和で自らを上回っていた高濱や大嶺翔がやっとですので角に出番が回ってこなかったのも仕方がありません。
ファンとしても悔しくはありますが、角ぐらいの選手が戦力外になるほどに層が厚くなった、とでも思うことにします。

2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
2012年通信簿
2013年通信簿

【オリオン村査定】　440万円 → 440万円 （±0%）　※10/5に戦力外通告

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三年目の改革

石垣島キャンプのメンバー分けが発表となりました。
場所は違うにせよ同じ島内ですので一二軍の色分けにあまり意味はないのかもしれませんが、それでも秋季キャンプからの流れのままの顔ぶれとなっています。
そうなればようやくに新戦力の発掘、新陳代謝の促進に舵を切ったのかと期待をしたくなりますし、そしてそれに抵抗をする既存勢力、といった構図も楽しみです。

ロッテ　井口、サブローらベテランは2軍スタート　（1/23　スポーツニッポン）

ロッテは23日、2月1日から沖縄・石垣島で行う春季キャンプメンバーを発表。
ベテランの井口、福浦、サブローが2軍スタートとなった。
井口の2軍スタートは移籍後初。
春季キャンプでは第1クールからハードなメニューを予定しており、若手中心を鍛えてチーム内の競争心をあおりたい考え。
伊東監督は「（ベテランの）彼らは自分たちのペースで調整してくれればいい。オープン戦か練習試合から合流してもらえれば」と、独自調整に任せる方針だ。

1、2軍のメンバーは以下の通り。

【1軍】
▽投手　石川、大谷、涌井、藤岡、唐川、松永、西野、田中、木村、イ・デウン、吉原、香月良、黒沢、宮崎、チェン、益田、矢地、金森、ロサ
▽捕手　吉田、寺嶋、田村
▽内野手　根元、鈴木、今江、大松、中村、クルーズ、大嶺翔、細谷、青松
▽外野手　清田、伊志嶺、ハフマン、角中、加藤、岡田

【2軍】
▽投手　大嶺祐、中後、上野、服部、内、古谷、伊藤、南、川満、小林、岩下、植松、阿部、二木
▽捕手　金澤、川本、江村、肘井
▽内野手　高濱、井口、福浦、三木、井上、香月一、早坂
▽外野手　サブロー、荻野貴、脇本

基本的には伊東監督のコメントどおりなのでしょう。
井口、福浦、サブローらのベテラン勢や、内、荻野貴らの故障が癒えきっていない選手には周りのペースに飲まれてしまうリスクを避けてもらう、との大義名分は納得ができます。
それだけ一軍には厳しい練習を課す、との宣言に思えますし、控え層や浦和組には大きなチャンスです。
そういう意味ではやや気になる名前もありますが、それはそれで心配ながらも高濱や井上なども秋口の故障が理由であれば仕方がありません。
逆に言えば推しメンの大嶺祐や中後、川満、江村、肘井あたりが体調への不安ではない理由での二軍スタートであれば、安堵と不安がない交ぜな感じです。
何はともあれ個人的な誰、よりもチャンスに目の色を変えられる環境が整うことが第一ですので、一二軍の入れ替えも含めた激戦を願います。

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その瞳は知っている

週末に必要な買い物があったので今日は早めに引き上げて、用事が終わった後はその足でTOHOシネマズです。
そろそろ祭りも終わりなのでラストスパート、そして今日に公開となった「ビッグ・アイズ」です。
実話に基づいた作品らしいのですがアートに疎いので知りませんでしたし、特徴的な瞳も記憶にありません。
ただその瞳が物悲しいのが印象的で、作品もまた物悲しいものでした。

ビッグ・アイズ ギャガ このアイテムの詳細を見る

結局のところ、何がテーマだったのかがよく分からないままでした。
「60年代アート界を揺るがす秘密が隠されていた！」との謳い文句ほどの秘密があるわけでもありませんし、時代背景はありながらも女性の地位向上なのか、あるいは行きすぎた商業主義への批判なのか、それにしてはクライマックスの喜劇のような描写がそぐいません。
それはそれで見事な演技ではありましたが浅薄で享楽的、妄想魔で虚言癖な夫を強調しすぎていた感が強く、一方で妻が堪え忍ぶようなタイプではなくむしろヒステリー気味で、善悪でビシッと線引きができるような話ではないのですが、そうしたいのかしたくないのか、やや中途半端だったように思えます。
あるいは片側からの一方的な視点のようでもあり、性別、年齢、職業などにより、かなり受け取り方が違ってくるでしょう。
また本筋から離れているであろうとの自覚はありますが一番に目に付いたのは狭い世界での独りよがりな権威で、思わずフォークを突き立てたくもなった老いた瞳でした。

2015年1月23日　鑑賞　　★★★☆☆（3点）

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平日かぁ

今季に続いて来季も、本拠地開幕カードが平日デーゲームとなります。
いわゆる本拠地開幕戦こそナイターですが、サラリーマンにはなかなかに厳しい幕開けです。
前月に休日出勤があれば振休を使うという手もありますが、新年度早々に有休での野球観戦はハードルが高すぎでしょう。
どのみちその実現の可能性は皆無に等しいのですが、あっさりと皆勤賞の断念に待ったなしです。

ロッテ　今季も本拠地開幕カードで平日デーゲーム実施　（1/22　スポーツニッポン）

パ・リーグは22日、試合開始時間が入った今季公式戦の詳細日程を発表した。
ロッテは3月31日からの本拠地開幕3連戦（対日本ハム）において、4月1日、2日の2試合を平日デーゲームとして午後2時開始で行う。
球団によると、初めて平日デーゲームを実施した昨年4月2日の西武戦の観衆が1万6029人（3日は中止）。
13年にホーム最初の平日ナイター開催となった4月3日の日本ハム戦の観衆（9666人）と比較し、ファンに好評だったことから、今季も引き続き平日デーゲームを実施することになったという。

個人的には辛い決定ではありますが、前年に比べて客足が伸びたという実績があるのですから仕方がありません。
それだけGWぐらいまでの極寒ナイターへの心理的な抵抗感が強いのでしょうし、春休み期間中の昼間というアドバンテージもあるのでしょう。
プレーをする選手たちからしても暖かく、そして声援の多い環境の方が嬉しいでしょうから、せっかくのイベントですので多くのロッテファンが足を運んでくれればと思います。
1万人割れ、なんて惨事にならないことを願っています。

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2014年通信簿 68 早坂圭介

68　早坂圭介　内野手　30歳　年俸1270万円

【2014年成績】　13試合　6打数　4得点　1安打　打率.167　0二塁打　0三塁打　1本塁打　2打点　1盗塁　0四死球　0三振　得点圏打率.500

フェニックスリーグで痛めた左肩は重症だったようで、手術をしたことでシーズン前半を棒に振った早坂です。
それでも復帰後の浦和でさしたる数字を残していないのに秋口に一軍に昇格をしてほぼ一ヶ月を過ごしましたので、それなりの存在感があるのでしょう。
今よりも過去の実績重視、そんなロッテな起用と言えなくもありませんが、内外野を守れて脚力もあり、またスイッチヒッターと一人で何役もこなせることでベンチからすれば重宝をするのでしょうし、30代に突入をしたことでレギュラー奪取は期待薄という早坂の立場からすれば生き残るための大きな武器でもあります。
そうなれば容易に取って代わられないように万能ながらも何か一つでも技を磨く、そんな来季であってくれればと思います。

ポスト西岡、と考えた時期もありますし、実のところ早坂は嫌いではありません。
魅せる、という意味では雑と紙一重と言いますか共存をしているような感じではありますが、動きが派手で目立つ存在です。
しかし残念なことにここぞというところで大きな怪我をして長期の欠場となったことで波に乗りきれず、今に至っています。
そんな早坂には靱帯損傷からの治癒度合いが分からないものの、やはり磨くとすれば脚力でしょう。
岡田や伊志嶺がいますので簡単な話ではありませんが、逆に言えばそこぐらいしか見当たらないのもまた事実です。
派手さの代償か小技はあまり得意ではありませんし、バットを長く持って振り回すスタイルに変化も見られません。
今のロッテで足でアピールをすることがアドバンテージになるかどうかは疑問ではありますが、このままであれば厳しいオフになりそうですので、早坂ぶっちぎれ！です。

2007年通信簿　2012年通信簿
2008年通信簿　2013年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿

【オリオン村査定】　1270万円 → 1100万円 （▼13%）

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プレ推しメン

今日は大寒で風も強くて凍えるような一日でしたが、あと十日ほどで始まる2015年、ゴールデンイヤーのロッテも暖かさが感じられません。
ロッテに限った話ではありませんがトレードの話題も出てきませんし、キューバの若手なんて一部の報道も外国人選手の補強は先日のデスパイネ、李大恩、陳冠宇の背番号が発表となったことで手仕舞い感が漂い、この流れで動きがないままに希望、そして苦難のシーズンが始まりそうです。
それはそれで自称解説者たちの最下位予想で幸先のよいスタートになりそうなのでよいのですが、来季に向けてのこれといった情報が伝わってきません。
涌井から自立をしたのか藤岡、益田と同い年トリオでの自主トレを公開した唐川が狙うは自己最多勝と強い意気込みを見せて、また藤岡も二人で30勝との伊東監督からの指令、と言うよりはお願いをされたことを口にしていましたが、現時点では京大旋風に霞んでしまっています。
マッチョな鈴木ももう一つピンときませんし、期待の若手という話題もなく、しかし春季キャンプが始まれば少しは暖かくなってくれると信じましょう。
そんなこんなで2015年の推しメン、現時点ではまだプレでしかありませんが、まずは大嶺祐で勝負です。

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