オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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CS地元開催のマジック2が点灯

2007-09-30 22:09:44 | 千葉ロッテ

 

2時間近く開始を遅らせてまで試合をやりたかった気持ちはわからないでもありません。
営業的にはチケットが完売に近かったでしょうから中止にすると大きな痛手ですし、チームとしても日程を考えれば消化しておきたいところです。
しかし選手は悪いグラウンドコンディションで怪我をするのが怖いですし、何より寒い中でただ長時間待たされたファンに失礼だと思います。
オリコのPayPass体験ラリーがあったので時間をつぶすことができましたし、たくさんのベースボールカードももらえたのですが、それにしても1時間45分は長すぎました。
ギリギリで勝てたからよかったものの、これで負けていたら・・・と思うとゾッとします。

CS地元開催までマジック2!

ヤフードームで5連勝して優勝を目指すと言っていた王監督の言葉が虚しく響く4連敗、ソフトバンクが勝手にこけてくれたおかげで、CS地元開催までのマジック2が点灯しました。
ソフトバンクが残り3試合に全勝しても、ロッテが4試合を2勝2敗で乗り切れば勝率で上回って2位となります。
ソフトバンクより2つ多い引き分けが、ここにきてボディーブローのように効いてきた感じです。
早ければ2日に、遅くとも3日の直接対決で白黒がつきそうです。
2位でCS(プレーオフ)に臨むのは一昨年と同様ですから、縁起的にもいい感じです。
肝心の2日の先発が注目されますが、きっと清水になるのでしょう。
私の希望を言わせてもらえれば、小林宏の調整登板があることを願っています。

試合としては二日酔い&若手中心の日本ハム相手に競った試合をしてくれて、正直がっかりでした。
打線は武田勝を相手に全くいいところがなく、CSに向けてダルビッシュとともに難敵となってしまいそうです。
救いはオーティズの激走に代表されるように(一部を除いた)各選手が勝ち星に貪欲にプレーしていたように見えたことです。
渡辺俊は見事1失点完投とはいいながらも、相手が相手だけにあまり過大評価はできません。
とは言え悪いコンディションの中で安定した投球を見せてくれましたので、CSに向けた最終登板としては合格です。

それにして今日は待ち時間を含めて4時間以上、寒かったです。
選手の体調も心配ですが、自分の体調の方がもっと心配です。
公式戦の残り4試合、そのうち地元での3試合を駆け抜けるためにも、体調を整えなければと自戒しています。
選手の皆様も、どうかご自愛ください。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 3 1
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 1 1X 2 7 2


◆9月30日(日) 千葉ロッテ-日本ハム最終戦(11勝11敗2分、14時45分、千葉、17,123人)
▽勝 渡辺俊 25試合9勝6敗
▽敗 金森 15試合4勝1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊―橋本
日本ハム 武田勝、金森―鶴岡

 

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札幌ドームでリベンジ

2007-09-29 22:46:05 | 千葉ロッテ

小雨降る中での優勝のかかった試合、意外だったのは立錐の余地もないぐらいに満員でふくれあがると思われたスタンドに空席が目立ったことです。
シーズンシートで来なかった人の席はともかく、内外野でも場所によっては空席があったのには驚きとともに残念さを感じました。
昨年までとは違って今年の1位通過は正真正銘の優勝、レフトスタンドをロッテファンに浸食されたことを日本ハムファンは恥と思って欲しいです。

小笠原、SHINJO、岡島と主力選手が抜けた上に大幅な戦力アップもなかった日本ハムが、同様な状況で失速した一昨年の覇者ロッテの轍を踏むことなく連覇しました。
シーズン序盤は予想通り下位に低迷しましたが、若手の抜擢やベンチの采配、そして盤石な投手陣に支えられての優勝は見習う点が多く、素直におめでとうと言いたいです。
優勝シーンを球場で見るのは初めてだったので迷ったのですが、胴上げを見ることなく球場を後にした私の想いは「札幌ドームでリベンジ」、これしかありません。

敗戦投手になり2年ぶりの10勝も達成できなかった久保ですが、今日はよいピッチングだったと思います。
久保らしくないストレートで押すもので、MAX145キロのストレートで内角を攻める積極的なものでした。
ボールにも力があり詰まった打球も多く、結果的に3失点となりましたが胸を張っていいと思います。
交代時の久保の表情にも満足感に近いものがありましたし、ベンチに戻る際のスタンドからの拍手が今日の久保の好投を物語っています。

それだけに、久保の後にでてきた投手の不甲斐なさが引き立ってしまった今日の試合でした。
昨日と同様に重要な場面で起用された藤田、その期待に応えることなく傷口を広げました。
確かに一時期の絶不調からは脱したようですが、コントロールは甘く真ん中を痛打されてだめ押しに近い3点目を失いました。
変化球にキレがなく、クロスファイヤーに決まるボールもなく、ただ左手で投げる投手でしかありませんでした。
今日1軍に復帰した小林雅も2軍で打ち込まれてもおかしくないと思える投球で、降格前と何も変わっていない姿を見せつけてくれました。
数値はでていてもキレがなく空振りの取れないストレート、苦し紛れのボールは真ん中に寄ってしまう、CSどころか公式戦で投げさせることすら躊躇させるものでした。
イニングの途中であっさりと交代させられたことからもベンチの評価も同様と思われ、YFKは辛うじて藪田のみが戦力になる状態でCSに突入することになりそうです。

久しぶりにスタメン出場した福浦は8番、ズレータが座ることもある打順ですから今となっては珍しくもないですが、8番打者の福浦には魅力を感じません。
守備では天下一品のショートバウンド処理を幾度となく見せて貢献しましたが、バッティングでは今年の不調を象徴するかのようなボールを追っかけた当てるだけのものでした。
故障もあるでしょうし調子が悪いのもわかってはいるのですが、やはり寂しさは隠せません。
5回の無死一塁の場面で自らの判断でもバントをしてチームに貢献する姿勢を見せて欲しかった、これが素直な感想です。

試合の序盤は久保の好投もあり緊張感のある展開でしたが、藤田が3点目を取られたあたりから急速に消化試合モードになってしまいました。
その最たるものがサブローと早川がお見合いをしたシーン、あれはショックでした。
まだ2位争いもありますし、CSも控えているのに気持ちを切らせた選手がでてしまう、とても残念でした。

ところで今日は今年最後のピンバッチ配布日で、最後を飾るのは黒木でした。
黒木もシーズン序盤に1試合登板したのみで、好投したにもかかわらず2軍に落とされ、その後はお呼びがかからずバレンタイン監督の構想外となってしまっていると思われます。
来年35歳という年齢を考えると任意引退の文字が現実的なものとなってくるでしょうし、さる筋からは2位争いが決着した後であれば最終戦での登板があるのではないかとの話しも伝わってきました。
黒木が万全であれば清水や小林雅らも少しは違った姿を見せられただろうにとの思いが強く、また悔しくてなりません。
まだ何も決まっていない先走りの想像でしかありませんが、もし最終戦が引退試合になるのであれば何を置いても球場に駆けつけることをここに誓いたいと思います。

今日はソフトバンクも負けましたので、2位争いはまだまだ激戦が続きます。
明日の天気は悪いですが、チケットは前売りで完売でしょうから強行するものと思われます。
二日酔いの日本ハムを相手にした方が勝ちやすいでしょうし、是非とも渡辺俊にきっちりと勝ち星を手にしてCSに向けて勢いをつけて欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
日本ハム 0 0 0 0 0 1 2 0 6 9 16 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 6 1


◆9月29日(土) 千葉ロッテ-日本ハム23回戦(日本ハム11勝10敗2分、18時、千葉、30,014人)
▽勝 スウィーニー 21試合6勝8敗
▽敗 久保 19試合9勝8敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 久保、藤田、小宮山、小林雅、高木、荻野―里崎
日本ハム スウィーニー、武田久、MICHEAL―高橋、中嶋

 

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延長戦を制して2位浮上

2007-09-28 22:20:36 | 千葉ロッテ

CS地元開催をかけた2連戦、見事に連勝して2位に浮上しました。
ソフトバンクの誇る両左腕に投げ勝っての連勝は、CSに向けて明るい希望となりました。

今日のヒーローは早川、全得点をたたき出しました。
ここ1ヶ月ほど調子が落ちて打率も2割8分台まで落ちましたが、そこからずるずると転げ落ちることなく踏みとどまったのは優勝争いという目的があるからこそだと思います。
とにかく貪欲に勝ちに向かって突き進む早川のガッツがチームを引っ張っていますので、彼が調子を上げてくれると打線が活気づきます。
初回のホームランはパンチ力のある右打席から巻き込むように放った打球、振り切っていたために打球が切れることなくポールを直撃しました。
昨日と同様に初回にホームランで先制したことで、今日もいけるという雰囲気を作ったことは1点以上の重みがありました。
延長10回の決勝タイムリーはTV中継の解説者、ホークスOBの藤本に「早川なら馬原の方が上」と馬鹿にされたのを見返すかのように馬原の足元を抜いたもので、ボールに逆らわずにセンター方向に打ち返したからこそだと思います。
自分で決めようと焦らずに繋ぎに徹した、その結果だと考えます。

同様に藤本に「1点先制されたが昨日の成瀬とは重みが違う」と馬鹿にされた小野が、今日は彼本来の投球ができていたと思います。
ストライク先行で自分の土俵でのピッチングで、カットボールとシュートを巧く内外角に使い分けて翻弄していました。
制球が落ち着けばソフトバンクの様な打線は打ち取るのが簡単なようで、ランナーがでても連打される感じがないほどの安定ぶりでした。
だからこそ6回のあの場面での降板は意外で、本人も「えっ?」という表情でした。
今日の内容で、かつ61球で先発を代えてしまう采配は私の理解を超えています。

そういう意味では、川崎のロングリリーフも理解できないどころか怒りすら感じます。
先日も書きましたが、バレンタイン監督は先発陣は充分な休養を与えて優遇する一方で、中継ぎ陣には相当な酷使を強いる采配をします。
いいと見たら連投、妙な場面での投入、ロングリリーフと何でもありです。
川崎には今の調子でポストシーズンに入ってもらわなければならないのに、こういう使い方をしていれば疲れから調子を落としてしまう可能性がでてくることを考えないのでしょうか。
中継ぎに負担がかかっているというチーム事情は、自らが作り出しているのだと認識すべきです。
前半戦から中盤戦までは荻野、最近は川崎と、完全におもちゃにされているとしか思えません。
ようやくでてきた次世代の中継ぎ、荻野と川崎を今年限りで潰してしまうことがないよう切に願います。

ついでですが、最後を藤田に任せたのにも驚きました。
藪田のプライドもずたずたでしょうし、任せるほどの力が藤田にあるとも思えません。
今年中に連続救援登板の日本記録を達成させることを目指しているのではないか、と思えるような采配でした。

地味かもしれませんが、今日もオーティズがいい守りを見せました。
ぼてぼての内野ゴロを前進して体勢を崩しながらも、強靱な手首を活かしたスナップスローでアウトにしました。
あのプレーは日本人ではなかなかできるものではなく、オーティズの守備面での貢献は相当なものだと思います。
オリックス時代の拙守のイメージが強いだけに、今のオーティズの実際のプレーを見もせずに投票する馬鹿記者どもがいる限りはあり得ない話でしょうが、私は彼にゴールデングラブ賞をあげてもよいと思います。

これでCS地元開催の夢が大きく膨らみました。
私としてもチケットが入手できたこともありますので、是非とも千葉マリンで観戦したいと思っています。
ただ批判承知で書きますが、やはり小林宏と成瀬を第2戦までに投入するべきだとの考えは変わらず、そのためには地元開催を捨ててもよいとまで思っています。
ソフトバンクは登板間隔が必要であるとともに無類のロッテキラーである斉藤を初戦に持ってくることが予想されるので、勝てる可能性の高い両輪をあえて初戦から外すという選択を考えているのかもしれませんが、やはり1年の集大成であるポストシーズンの試合は結果を残した選手から投入するのが王道だと考えます。

とは言え、地元で日本ハムの胴上げなど見たくもありません。
私のローテーション案でも週末は久保と渡辺俊ですので、ここはきっちりと連勝してもらいたいと思います。
おそらくは超満員になると思われる大舞台での試合はいい経験になりますので、策を弄することなく正面からぶつかってくれることを期待します。



1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 2 7 0
ソフトバンク 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 10 0


◆9月28日(金) ソフトバンク-千葉ロッテ23回戦(ロッテ11勝10敗2分、18時、ヤフードーム、31,425人)

▽勝 川崎 47試合4勝2敗
▽S 藤田 30試合1勝2敗1S
▽敗 馬原 53試合2勝4敗37S
▽本塁打 早川5号(杉内)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、川崎、薮田、藤田―里崎
ソフトバンク 杉内、水田、馬原―的場

 

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成瀬も凄いが竹原も凄い

2007-09-27 23:24:02 | 千葉ロッテ

CS進出も決まった後の地元開催がかかったソフトバンクとの2連戦、初戦を成瀬がきっちりとものにしました。
おそらくはCSの第1ステージでぶつかる相手に快勝したことは、いろいろな意味で価値があったと思います。

それにしても成瀬は凄すぎます。
これで10連勝、左腕では小野正一以来とのことで、これで荒巻淳と並んでロッテ左腕の伝説となりました。
16勝というのも1985年の村田兆治の17勝5敗から22年ぶりの快挙です。
前回11安打された同じ相手に5安打で二塁も踏ませぬ快投、何かが憑いているとしか思えないぐらいのピッチングでした。
前日に防御率争いをしているダルビッシュに僅か0.01差まで迫られて「プレッシャーをかけることができた」と言われた中で、また負ければ地元でのCS開催がほぼなくなるといった状況の中で、これらの重圧をものともせずに完封してしまうとは恐れ入ります。
被安打の少なさ、走者を出しても併殺で切り抜ける投球術、目指している「負けないピッチング」が完成の域に近づいている感じがします。

こんな素晴らしい投手がCSに登板することなく、チームが敗退するなんて考えられないでしょ?

やはり成瀬は絶対に第2戦までに起用するべきだと思います。

そんな成瀬よりも試合の流れを作ったのは、竹原の2打席連続アーチです。
相性もここまでくれば神懸かり的な感さえあり、オープン戦を入れたら和田から5本目、和田から見たら公式戦での15被弾のうち4本が竹原という天敵ぶりです。
確率がまだ低いものの、あの広い球場での2打席連続は誰以来?ぐらいのビッグニュースだと思います。
特に右へのアーチは彼の成長の証であり、この打撃を心がけていけば自然と打率も上がってくるでしょう。
和田、杉内、武田勝と打ち崩していかなければならない左腕に対して、大きな武器が自信をつけたと思われ、今日の1番の収穫だったと思います。

これで明日の小野が踏ん張れば、一気に地元開催が見えてきます。
それはそれで私のCSローテーション構想が苦しくなってくるので複雑な心境ではありますが、やるならとことんポリシーを突き詰めるのもよいと思います。
小野自身からしてもポストシーズンで先発の座を与えられるかどうかの瀬戸際にいる認識はあるでしょうから、明日ダメなら中継ぎ降格の覚悟をもって投げてくれると思います。
千葉マリンでの日本ハムの胴上げを阻止するためにも、勝って勢いをつけて週末の直接対決に臨みたいところです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 0 0 5 0 0 0 0 0 6 9 0
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 1


◆9月27日(木) ソフトバンク-千葉ロッテ22回戦(10勝10敗2分、18時1分、ヤフードーム、31,143人)
▽勝 成瀬 23試合16勝1敗
▽敗 和田 26試合12勝10敗
▽本塁打 竹原7号(和田)、8号(和田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬―里崎
ソフトバンク 和田、竹岡、ニコースキー、藤岡―田上

 

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CS進出決定!

2007-09-27 02:03:01 | 千葉ロッテ

今日のタイトルを見て「あれ?」と思った方、あなたは鋭いです。
私は今までとんでもない間違いをしていました。

CSシリーズって、Sが被っているじゃん。

クライマックスシリーズは「Climax Series」ですから、CSシリーズという略し方はおかしいです。
なぜこんな間違いをしたのかさっぱりわからず、割と据わりがいいので違和感がありませんでした。
過去の間違いを直そうとも思いましたが、膨大ですし私の影響か同様の表現のコメントまでいただいているので、そのまま放置することにしました。
とは言え今後も使い続けるのも何ですし、かと言ってカタカナも長いので、CSに統一することにしました。

今日は24時前まで仕事をしていたので、試合の経過は携帯メールのみで追っていました。
よって今日もスコアテーブルからの情報のみで映像は見ていませんので、あまり突っ込んだ書き込みはやめておきます。

今日の粘りは凄かったようですね。
流れ的には負けゲーム、懸念したように涌井からヒットはでるものの決定打がなかなか出ないうちに逆転されましたので、まさか再逆転するとは思いませんでした。
ただ勝っただけではなく、不振を囲っていた福浦が同点タイムリーで今江が決勝タイムリーというのが非常に意味があった考えます。
ズレータもホームランがコンスタントにでるようになってきましたし、Aクラス確定&CS進出決定でムードは良くなってきたと思います。

今日の勝ち試合でも、ネガティブ&辛口の私としては突っ込みどころがあります。
まずは小林宏がここ数試合の制球難、とまでは言わなくとも持ち味の精密なコントロールを活かした投球ができていないことが気になります。
試合中に修正してなんとか試合らしくするところはさすがですが、どうにも落ちるボールが言うことを聞かないようです。
勝ち星から遠ざかって久しいのでCS前に1勝はさせたかったのですが、そんなことよりも投球内容の立て直しの方が急務かもしれません。

先発陣は優遇、中継ぎ陣は酷使。

今日も川崎をロングリリーフさせて、最後の最後で藪田を投入しました。
どう考えても頭から藪田の展開だったと思うのですが、川崎の信頼感の方が高いのでしょう。
それなら最後まで川崎でいくべきで、中途半端です。
バレンタイン監督は先発陣は中6日を堅持して優遇しているのに、こと中継ぎ陣に関しては川崎だけでなく荻野や小宮山など調子のいい投手を酷使する傾向にあります。
勝ち試合での連投ならまだしも、負け試合に使ってみたり、どうにも理解しがたいです。
夏場の荻野の酷使っぷりも腹立たしかったですが、最近の川崎の酷使も目に余ります。

CS進出が決まったからには次なる狙いはソフトバンクとの2位争い、明日からの2連戦が最後の山場でしょう。
残り試合から考えると1勝1敗のタイでも苦しく、2連勝が必須と考えます。
もちろんタイでも挑戦権はまだ手元に残りますが、可能性は極めて低くなります。
2連敗したら完全に終わり、その場合はCSに向けたローテーション再編を第一に考えて欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
千葉ロッテ 0 3 0 0 0 0 0 0 1 2 6 14 0
西武 2 0 0 1 0 1 0 0 0 0 4 7 1

◆9月26日(水) 西武-千葉ロッテ23回戦(ロッテ13勝9敗1分、18時、グッドウィルドーム、13,260人)
▽勝 川崎 46試合3勝2敗
▽S 薮田 55試合3勝6敗3S
▽敗 山岸 17試合3勝3敗1S
▽本塁打 ズレータ15号(涌井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、荻野、川崎、薮田―里崎、橋本
西武 涌井、三井、グラマン、山岸―銀仁朗、細川

 

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CSシリーズのローテーション

2007-09-26 00:15:39 | 千葉ロッテ

 

当選したCSシリーズの第1ステージのチケットを発券してきました。
私は手数料のかからない店舗を選んだため、仮に無効になってもノーリスクです。
予想通りと言いますか予想以上と言いますか、昨日の千葉マリンのCNプレイガイド版チケットよりも劣る品質のチケットで、ドットは粗いし印字はかすれているしで、これではお祭り気分が高まりません。
こんなことにこだわっているのは私ぐらいなのかもしれませんが、やはりイベントものは後に残る証が欲しいので残念です。
ちなみに第2ステージのチケットも5試合とも当選しましたが、ノーリスクとは言え返金手続きが面倒なので発券していません(苦笑)

さて明日は小林宏と涌井、厳しい戦いになりそうです。
涌井とは今年は3試合対戦していますが、成瀬が投げ勝った1勝のみで2敗しています。
得点は6点、28安打していますので完璧に抑えられていると言うよりは攻め切れていない、巧くかわされている感じですから戦いようはあると思います。
何より抑えが打たれ続けて勝ち星から遠ざかっている小林宏に、どんな形でもCSシリーズ前に1つ勝たせることが至上命令ですから重要な試合となります。

そのCSシリーズですが、ローテーションが難しくなってきます。
6人の先発陣の順序を崩さずにいくと、CSシリーズは渡辺俊・小林宏・成瀬の順番が妥当でしょう。

26日(小林宏・中7日)
27日(成瀬・中7日)
28日(小野・中7日)
29日(久保・中6日)
30日(渡辺俊・中6日)
1日(休養日)
2日(清水・中7日)
3日(小林宏・中6日)
4日(成瀬・中6日)
5日(小野・中6日)
6日(休養日)
7日(休養日)
8日(渡辺俊・中7日) 
9日(小林宏・中5日)
10日(成瀬・中5日)

しかしこれは非常に問題があると思います。
小林宏と成瀬がレギュラーシーズンでもなかった中5日で登板しなければならないこと、また最悪の場合は成瀬の登板なくCSシリーズが終わってしまうかもしれないからです。

CSシリーズの第1戦と第2戦は小林宏と成瀬でいくのが鉄則。

この2人が打たれて負けるのであれば仕方がないと諦めもつきますが、万が一にでも成瀬の出番なくCSシリーズが終わってしまったら悔やんでも悔やみ切れません。
そこで、以下のローテーションでいくことを考えました。

26日(小林宏・中7日)
27日(成瀬・中7日)
28日(小野・中7日)
29日(久保・中6日)
30日(清水・中5日)
1日(休養日)
2日(渡辺俊・中8日)   ★小林宏30球程度の調整登板(中5日)
3日(手嶌or田中良)  ★成瀬30球程度の調整登板(中5日)
4日(手嶌or田中良)
5日(小野・中6日)
6日(休養日)
7日(休養日)
8日(小林宏・中5日) 
9日(成瀬・中5日)
10日(渡辺俊・中7日)

30球2イニング程度の中継ぎ登板を挟むことで、2回の中5日を乗り越えてもらうという算段です。
少ない球数を放っても負担はあまり変わらないのであれば中継ぎもやめて中11日を空けてのCSシリーズ登板でもよいですが、どちらかと言えば実戦から遠ざかる弊害の方が大きいように思えます。
このローテーションですと若手抜擢で2試合を乗り切らなければならず、地元開催を狙う戦いぶりからすると相容れないものではありますが、地元開催に固執して悔いを残しては本末転倒です。

両輪を第1戦と第2戦に起用することだけは絶対に譲れません。

 

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CSシリーズのチケット抽選結果発表

2007-09-25 00:50:35 | 千葉ロッテ

 

今日の、いや正確には昨日の夕刻から発表になるはずだったCSシリーズのチケットの抽選結果が、日付をまたいでようやく発表となりました。
何だかいろいろと言い訳をしていますが、何となく理由が見えているような気がします。

今日のボロボロの試合結果を見て、先行販売に躊躇したんだろ?

マジでそうだったら、乾いた笑いで受け止めてあげましょう。

さて、当選メールは未だ到着しませんが、確認画面で結果を知ることができました。
初戦・2戦は第3希望の3塁側特別内野指定席、3戦が第1希望の1塁側特別内野指定席に当選しました。
プラチナ・ゴールド・レギュラー・ジュニアの4つのIDで申し込みをしましたが、当選したのはプラチナとゴールドだけで、レギュラーとジュニアは全滅でした。
もしかして会員ランクで重み付けでもしているのでしょうか。
それにしてもプラチナですらこの結果ですから、普段から運の無駄遣いをした報いがきたのかもしれません。
座席は既に決まっているとのことですが、シーズンシートホルダーが優先でしょうし、この調子ですとろくな席じゃないことが予想されます。
もっとも一昨年の日本シリーズの初戦はヤフオクで何とか手に入れた3塁側S指定席、2戦が知人に融通してもらった1塁側A指定席での観戦でも充分に楽しめましたので、別にバックネット裏とかじゃないと悲観する必要もないと思っています。

明日の第2ステージの結果発表を心待ちにしている人がどれだけいるのか、興味津々です。
店によっては発券手数料がかかり、チケットが無効になっても手数料は戻ってきません。
敢えて発券に挑むチャレンジャーはロッテファンの鏡、私には真似ができそうにありません・・・

 

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清水はやはりダメか

2007-09-24 17:39:58 | 千葉ロッテ

 

今日も25,316人もの観客が詰めかけた球場で、清水が無惨な投球をしました。
私のCSシリーズ戦略をひっくり返す乱調で、さすがに今年の清水にはもう期待しません。
小林雅とともに浦和で仲良く調整でもしていてください。
途中で雨に降られるなど、最低な試合でした。

大松の果敢な走塁、今江の彼らしい右へのホームラン、昨日までのムードを持続するかのような点の取り方でリードをしたのに、あっさりと清水が流れを相手に押しやりました。
立ち上がりからダメダメな投球で、低めを意識してスピードを抑え気味にしていたようですが、単にボールを置きにいっているだけで腕が全然振れていませんでした。
球威がないのを里崎も理解していたのか外角中心の攻めで、低めのボールがおじぎして外れたために苦しくなり、ストライクをとりにいって痛打されるというお馴染みのパターンです。
今江や早川の好守があったにも関わらず立ち直りの兆しもなく、もはや元エースの片鱗すら見せることができませんでした。

マウンド上で首を傾げるな。

打たれるたびに泣きそうな顔をして首を傾げる、それだけでもう失格です。
これは相手に「僕はだめだ」と思わせてしまうことになり、もうその時点で白旗を掲げたのと同然の負け犬です。
打たれた時こそ強気の態度を示さなければ舐められるだけで、ビジョンに情けない清水の表情が映ったのを見て今日の勝ちはないと思いました。
荻野と川崎という負け試合に無駄遣いしてはならない投手を投入しなければならなかったのも清水が4回も持たずにKOされたからで、自分だけでなくチーム全体に迷惑をかけたことになります。
責任感があるのであれば2軍落ちを志願し、来季に備えるべきだと考えます。
CSシリーズに清水の居場所はないと思います。

珍しくボールが高めに浮いて決定的な失点をした小宮山、やっぱり復調からはほど遠いことを露呈してしまった藤田、もうどうでもよく思える今日の試合内容でした。
中郷も巡ってきたチャンスに逃げの投球をして若さを感じられず、これでは荻野らに続くことはできないでしょう。
早川もいつまで経ってもバントをまともにできず、2番打者として出塁率の高いTSUYOSHIをサポートするには適性に欠けるのではないかとの疑念すらでてきました。
あれだけ外角中心の攻めをしていたのに後藤には内角を要求して同点アーチを浴び、次の打席でも内角を要求して2打席連続アーチを喰らったリードに、里崎の疲れを感じました。

球場全体のどよめき、ひたすら「俺たちがついているぜ」と歌い続けるライトスタンド、そこにファンの不甲斐ない試合に対する抗議を感じたのは私だけでしょうか。
結局10連戦は5勝5敗で終わり、選手達は疲れとも戦い頑張ってくれましたが、ベンチの采配とともに優勝するには力が足りないということがはっきりした10日間でした。
ベテランと呼ぶには若すぎる主力選手の衰え、いや現状維持に甘んじて進化を怠ってきたつけがここにきてでてきたのだと思います。
鍛え直せばまだやれる、そう信じて2軍で努力を続けている黒木の生き様を自分の目で確認するためにも、調子の出ない「元」主力選手は浦和に送り込むべきだと考えます。

余談ですが、今日からチケットが変わりました。
なんでも置き換えを検討していてテストをしているらしく、味も素っ気もないCNプレイガイドのチケットになりました。

チケットは球団の顔、変更には断固反対します。

発券装置などを共通化することによるコスト削減を狙っているのかもしれませんが、これは改悪でしかないと思います。
逆に選手の顔写真を載せたチケットを発行するなど、昭和40年代から50年代のチケットに回帰すべきです。
そういうチケットであれば記念に手元に残す観客もでて、それがいつしかファンになるという新規開拓に繋がることもあるでしょう。
選手の写真入りのグッズがなぜ売れるのかを考え、そしてコスト重視で無機質になっていくことの弊害に気がついて欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 2 1 4 3 0 0 0 10 20 2
千葉ロッテ 0 3 0 0 0 1 0 0 0 4 7 0

◆9月24日(月) 千葉ロッテ-オリックス最終戦(ロッテ12勝11敗1分、13時、千葉、25,316人)
▽勝 金子 35試合5勝2敗1S
▽敗 小宮山 40試合3勝1敗
▽本塁打 今江7号(金子)、後藤9号(清水)、10号(小宮山)

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水直、高木、小宮山、中郷、藤田、荻野、川崎―里崎
オリックス 金子、山本、大久保、加藤、平野―日高 

 

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渡辺俊の完封勝利でCSシリーズに光明

2007-09-23 19:07:17 | 千葉ロッテ

 

数年前なら休日でも閑古鳥が鳴いていた9月も下旬に入ったこの時期に、27,694人もの観客が球場に足を運んだということだけでも、ロッテは強くなったんだなと実感できます。
レフトスタンドの4列目まで進出したシーンはレギュラーシーズンでは記憶になく、ロッテのファンの結束とともにオリックスの情けなさが露呈されています。
今年3度目の指摘ですが、オリックスは根本的な改革をしないのであればリーグの迷惑、お荷物のままです。
自ら切り捨てた選手達が中心となった楽天にすら僅か3年で追い抜かれてしまう体たらく、低次元での檄しか飛ばせないオーナー、もう球団経営に積極的な企業に身売りするしか道はないのかもしれません。
外国人監督を招聘すればロッテや日本ハムのようになれるのではといった底の浅い考えが見え見えで、地道なスカウト活動や地元に根付くための努力が根底にあることに気がついていないように思えます。
大阪の人気球団を目指した戦略も清原という客寄せパンダ獲得といった小手先のものでしかなく、今オフも大阪桐蔭の中田翔の獲得を狙っています。
そんな戦略の犠牲になる中田も哀れですが、背に腹は代えられないので何とかオリックスが交渉権を引き当てることを願っています。

今日の渡辺俊の完封勝利は単なる1勝の価値以上の、CSシリーズに向けた大きな光明となりました。
ただ勝ったからではなく、ここのところの勝ち星に恵まれなかった時の自分の投球ができていなかった状況から脱却できるきっかけをつかめたのではないかと思えるからです。
立ち上がりから変化球が抜けることもなく、左右のコーナーの投げ分け&緩急を使った3次元の投球ができていました。
あれだけ制球に苦しんだ姿は今日はどこにもなく、シーズン前半の渡辺俊がそこにいました。
それでも本人は納得のいかないところがあったのかマウンド上で手首の使い方をチェックしていましたから、どこかフォームの矯正をしたのかもしれません。
とは言えいい内容がなかなか続かないのが課題なので、次の日本ハム戦がCSシリーズにいいイメージで入れるかどうかの試金石になりそうです。

打線も今日は見事でした。
先制点は小技を使い、追加点はホームランという大技、そしてだめ押しは連打の嵐、言うことのない展開でした。
初回のズレータの盗塁には驚きましたが、全く無警戒だった隙をねらった野球は本来のロッテの野球、いつしか忘れていた「足を使った野球」が復活する狼煙だと思いたいです。
記録はダブルスチールでしたが見ていた感じでは送球がそれなければホームインはしなかったように思われ、あれがサインなのかズレータ本人の判断なのかが気になります。
TSUYOSHIも三盗しましたし、早川も二盗しましたし、何かバレンタイン監督の中ではじけたのかもしれず、ストーリー的にはサインで盗塁の方が夢が持てます。
しかし早川の三盗は余計で、それは失敗したからではなく、サブローがフルカウントになってから常にスタートを切っていたというメリハリの無さは今後の検討に値すると思います。

昨日のズレータのサイクルヒット達成のおかげで再び注目を浴びたオーティズ、実は彼もオリックス時代にサイクルヒットを記録していたのですね。
そんなオーティズは久しぶりのホームランでアピール、優良外国人ぶりを見せつけました。
久しくホームランから見放されていましたがヒットはでていましたので研究されてどうのという状況ではないとは思っていましたが、こうして1本でてくれると安心します。
ベニーも調子を上げてきましたし、外国人トリオの活躍はラストスパートに向けて大きな活力となってくれそうです。

そしてだめ押しのビッグイニング、面白いぐらいにヒットが繋がりました。
ポイントはズレータの四球、初回もそうでしたが昨日の活躍からか川越は警戒しすぎで、またズレータも勢いに任せてボール球に手を出さなかったことが得点に繋がったと考えます。
大松のラッキーヒット以外はしっかりと捉えた打球でしたので、特に当たりの止まっていた早川とサブローにタイムリーがでたことはきっかけになってくれるのではないかと思います。

今日はソフトバンクが日本ハムを下したために、首位との差が3.5に縮まりました。
志の低い、いや現実を見ている私としてはソフトバンクに追いついておきたかったのですが、チームとしてのモチベーションのためには首位の背中が見えている方がプラスでしょう。
これで10連戦は5勝4敗、かすかではあっても見えかけた背中を見失わないためにも、そしてCSシリーズの戦略面から言っても明日の清水の投球は非常に重要なものとなります。
この戦略については後日語るつもりですが、何とか打線の援護のおかげでもいいので清水に勝ち星をつけることが日本一への第一歩だと考えます。
何はなくとも清水の勝利、明日のポイントはそれだけですので奮起と奮闘を期待します。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 0
千葉ロッテ 1 2 0 0 5 0 0 0 X 8 11 0


◆9月23日(日) 千葉ロッテ-オリックス23回戦(ロッテ12勝10敗1分、13時、千葉、27,694人)
▽勝 渡辺俊 24試合8勝6敗
▽敗 川越 24試合4勝7敗
▽本塁打 オーティズ7号(川越)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊―里崎
オリックス 川越、香月、高木―日高

 

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ズレータのサイクルヒットは31年ぶりの快挙

2007-09-22 21:37:13 | 千葉ロッテ

今日は秋の彼岸で実家に帰ってお墓参りをしてきました。
ということで試合の情報は携帯に入る速報メールだけ、録画した映像はまだ見ていません。
よって昨日同様、そんなに突っ込んだ指摘はできそうにありません。

今日は何と言っても1976年に得津高宏が達成して以来、チーム31年ぶりのサイクルヒットを決めたズレータの活躍に尽きます。
ここ数試合は覇気のない打席が続いていたズレータが、まさか4安打7打点の活躍をするとは思いもしませんでした。
面白いものでズレータの3塁打は今季初、通算でも2本目でしかありません。
そんなズレータがサイクルヒットを決めてしまうわけですから、野球なんてわかりませんね。
3者凡退で終わればズレータには5打席目は回らなかったわけで、陰の功労者は大塚です。

しかし大勝、と浮かれるにしては久保の出来が悪すぎました。
先日の成瀬と同様によくぞ2失点で切り抜けた、粘り強い投球ができた、と言えなくもありませんが、初回から完全に相手にペースを握られる投球は誉められたものではありません。
そもそも中5日で投げられれば昨日の吉井などは使わずに済んだわけで、久保だけではありませんが中6日も空けてもらって7回も投げきれないことは恥だと思ってもらわなければ困ります。
それだけ中継ぎに負担がかかっているわけで、先発投手でござい!と大きな顔をせずに、謙虚に自分の投球を見つめ直して欲しいものです。

楽天の拙攻とズレータの奮闘でどうにか10連戦も4勝4敗のタイまで持ち込めました。
明日から地元で苦手のオリックス2連戦、ソフトバンクも4連敗中で調子が落ち気味ですから一気にここで抜き去らなければ苦しい展開に逆戻りとなってしまうでしょう。
渡辺俊、清水と背信の投球を続ける「元エース」が、明日こそ意地を見せてくれることを願っています。
そんな願い、何度も裏切られているじゃん、という突っ込みはなしでお願いします。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 2 0 2 4 0 1 9 13 0
楽天 1 0 0 0 0 0 1 0 0 2 15 0


◆9月22日(土) 楽天-千葉ロッテ22回戦(ロッテ12勝10敗、14時、フルスタ宮城、18,622人)
▽勝 久保 18試合9勝7敗
▽敗 朝井 29試合7勝7敗
▽本塁打 ズレータ14号(川岸)

▽バッテリー
千葉ロッテ 久保、荻野、高木、小宮山、中郷―里崎
楽天 朝井、永井、渡邉、川岸、有銘―嶋、藤井

 

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吉井の最期

2007-09-21 23:21:45 | 千葉ロッテ

今日は真面目に、いつも真面目なつもりですが、22時過ぎまで仕事をしていましたので映像は見ていません。
よってスコアテーブルからの情報のみですので、あまり掘り下げた言及は避けます。

誰がどう見ても最後のチャンスの吉井の先発、予想どおり結果はでませんでした。
今までの登板に比べれば頑張ったと言えるかもしれませんが、それでも先発として試合を作れなかったからには失格です。
守備が足を引っ張ったことでバレンタイン監督が吉井擁護の糸口をそこに見いだしてしまいそうな予感があること、これだけが不安材料ですが、吉井が戦力外通告されることがほぼ間違いなくなったことだけでも今日の試合は価値があったと言えるかもしれません。
投手としての実績は充分な吉井ですが、残念ながらロッテではチームに貢献するどころか迷惑しかかけない結果に終わり、これは吉井本人にとっても獲得したバレンタイン監督にとっても不本意でしょう。
しかしこれが現実、力がない選手は消え去るしかないのがこの世界です。
とっくに敬老の日は過ぎましたが吉井の後を継いだのは高木、小宮山、藤田の老人リレー、藤田がやはりイマイチなのがわかってしまったのが辛いところですが、大事な場面で発覚するよりは今日でよかったと思うようにします。

試合の流れとしては初回と3回のチャンスに大松が凡退したのが痛かったです。
6回のツーベースが3回にでていれば流れを引き寄せることができたかもしれませんが、たらればは虚しいだけなので考えるのはやめておきます。
序盤のチャンスで一場を攻略できなかったこと、これが吉井のピッチング以上に今日の大きな敗因だと思います。

YFKで15敗。

今季の59敗のうち、YFKで25%にあたる15敗を喫しています。
ちょっと異常ですが、これが今季のロッテの苦闘を物語っています。
そのうち7敗している小林雅が先日2軍に落ちましたが、今日はイースタンで打ち込まれて負け投手になったようです。
もう今年は期待しない方がよさそうですし、もしかしたら17日の登板がロッテでの最後の試合になってしまうのかもしれません。

今日の負けで10連戦の勝敗がまたしても負け先行になりました。
明日は前回の登板で暴れまくった、もちろんKOされた後のベンチ裏でですが、久保が汚名返上の投球ができるかが注目されます。
ソフトバンクがおつき合いで負けてくれたのでゲーム差が開かなかったとは言え、残り試合が減ったことで確実にCSシリーズの地元開催の可能性が小さくなっています。
さらに芽を摘むことになるのか、期待感を持って週末の地元ゲームに臨めるのか、明日は実家に帰るので携帯でウォッチすることにします。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 1 2 0 0 3 9 1
楽天 0 0 2 1 2 1 0 3 X 9 13 1


◆9月21日(金) 楽天-千葉ロッテ21回戦(ロッテ11勝10敗、18時、フルスタ宮城、15,843人)
▽勝 一場 11試合5勝2敗
▽敗 吉井 14試合1勝9敗
▽本塁打 草野8号(吉井)、山崎武42号(藤田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 吉井、高木、小宮山、藤田―橋本
楽天 一場、山村、小山―嶋

 

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帳尻あわせの季節にベニーが大噴火

2007-09-20 22:48:05 | 千葉ロッテ

 

今日は諸般の事情と直通バスがタイミングよく来たおかげで試合開始に間に合い、2回の猛爆に立ち会うことができました。
また収穫はロゴ入り特製ボールでツレまで当選したため、今日発表のロト6の結果を見る気がなくなりました・・・

残り試合も少なくなり首筋が寒い選手も多い中、そんな1人のベニーが大噴火しました。
試合を決定づけるスリーランと明日に繋がる弾丸アーチ、これでホームランはチームトップタイに並びました。
ズレータとオーティズの獲得、度重なる故障に来年37歳という年齢から残留は厳しいかと思っていましたが、ここにきて帳尻あわせが順調なために微妙な感じになってきました。
今日のホームランは2本とも打った瞬間にそれとわかる素晴らしい当たりで、まだまだ力のあるところを見せつけてくれました。
打率も悪くないですし、陽気な性格とファンサービスからしても残留はありかと思います。
本人の希望でもあるコーチ就任も含めて、いい結果になればと思います。

久しぶりの打線の爆発をもたらしたのは、竹原のバント成功が大きな理由の1つだと考えます。
2塁ランナーがズレータであることからもバント成功の確率は低いと思われましたが、あっさりと決めてくれたことでプレッシャーをかけることができました。
大隣は犠牲フライを警戒したわけでもないでしょうが、1点を失うことを恐れて大量失点をしてしまうという典型的なパターンを演じてしまい、それもこれもランナーを3塁に進めることができたからだと思います。
こういった地味なプレーも、きっちりと評価してあげたいです。
もちろん里崎や早川の、無理に引っ張らずに押っつけた打撃もチームバッティングの精神の現れであると素直に受け取りたいと思います。

小野はそんな味方打線の大量援護にも助けられて、久しぶりに彼っぽい投球を披露してくれました。
それなりにヒットは打たれましたが、リードしてしまえば相手を翻弄する手管は持っており、打たせて取るというスタイルを堅持することができました。
先日も書きましたが、小野はすっかりシュートよりもカットボールを主流にしたようで、これがうまくタイミングを外せていたように思います。
苦言を呈するとすれば完投はともかく7回も持たなかったこと、藤田や神田を投げさせたかったという事情はあるにせよ、この大量リードでの早期降板は恥ずべきことだと思います。

その藤田はやはり本来の投球までは至っていませんが、ストライクを取ることに汲々としていた頃に比べれば雲泥の差でしょう。
またようやく登板機会に恵まれた神田も上々の試運転で、明日のロングリリーフに向けてよい調整ができたと思います。

だって明日は吉井だし。

中継ぎ陣が総動員になることは避けられませんから、なおさら小野には長いイニングを投げて欲しかったですし、小宮山がでてくる展開にはしたくなかったというところです。
さすがに吉井は明日ダメなら間違いなく最終登板、結果的に引退試合になるでしょう。
2軍ではそれなりの結果を残していますので、甘いですがもう1度だけ期待してあげます。

それにしてもオーティズの獲得は近年にない大ヒットでした。
オリックスを解雇された理由としてあげられた「ザル守備」「チャンスに弱い」「併殺が多い」という弱点が全て改善されています。
得点圏打率は.350でチーム内では福浦に次ぎますし、併殺も僅か1個です。
そして何より守備がザルどころか、むしろ誉めてよいと思うぐらいの堅守を見せてくれています。
今日も5回に俊足の本多のボテボテのゴロを処理したTSUYOSHIのトスを受けるや1塁にクイックで矢のような送球をし、あわや併殺というプレーを見せてくれました。
この手首や肩の強さが特筆で、無理な体勢からも素早い送球でどれだけ救われたか数え切れません。
守備範囲は広いとは言えませんが、最後まで諦めずに打球を追う姿勢は他の選手にも見習って欲しいと思います。
自分がなぜ解雇されたのかを理解し、また日本で野球をやりたいという情熱を感じられるオーティズには、末永くロッテで頑張って欲しいと思います。

地獄の10連戦も最終ターン、その初戦が吉井という大きなハンデを背負ってのものとなります。
しかし逆に勝てれば儲けものという気楽なスタンスでいけば意外にいい結果がでるやもしれず、それにはやはり打線が援護できるかにかかってきます。
今日も大隣を打ち込んで育成モードから脱却できたと思いきや、その後は沈黙したのは反省しなければなりません。
また一場は前の登板で打ち崩してしまったので今回は抑えられるような予感がありますが、福浦さえ復調してくれれば糸口は見つかるはずです。
そして予想通り吉井が序盤で大炎上した場合は怪我をかかえるTSUYOSHIらを休ませること、これを忘れないで欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 9 0
千葉ロッテ 0 7 0 0 0 0 1 0 X 8 6 0


◆9月20日(木) 千葉ロッテ-ソフトバンク21回戦(ソフトバンク10勝9敗2分、18時15分、千葉、16,128人)
▽勝 小野 20試合6勝9敗
▽敗 大隣 6試合2勝3敗
▽本塁打 ベニー12号(大隣)、13号(大隣)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、藤田、小宮山、神田―里崎
ソフトバンク 大隣、ニコースキー―田上、的場

 

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荻野のプロ初セーブは守護神への第一歩となるのか

2007-09-19 23:57:23 | 千葉ロッテ

 

今日は「Once againキャンペーン」で関連ギブアウェイ配布の第3弾、携帯ストラップをゲットしました。
第1弾のロゴカーステッカー、第2弾のエンブレムロゴマグネットと全て揃いましたが、今となっては物悲しい気持ちになりつつあります。

今日は荻野が記念すべきプロ初セーブを記録し、これが彼にとっての守護神への第一歩になるかがネット上でも話題になっていると思われます。
彼を守護神として育てるべきだとの論を展開してきましたが、どちらかと言えば現状では彼しかいないという消去法であったのも事実です。
守護神は塁にランナーがたまった場面での登板も多いため、威力のあるストレートや切り札となる変化球を持っている投手が適任であることは間違いありません。
そう言う意味で、荻野や川崎が守護神としての適性があるかと問われれば、やはり彼らは中継ぎが天職ではないかと思います。
制球力があり大きく破綻せず、また連投がきき長いイニングも投げられる、中継ぎとして求められるものをしっかりと持っているのが荻野と川崎で、球威やウィニングショットという観点からすれば抑えとしてはやや荷が重いのではないかと考えるからです。
もちろん新しいタイプの抑えという展開もありえますが、過去の例から考えても厳しい道のりになることは容易に想像ができます。
とは言え、では抑えとしての適性を持っている投手が他にいるのか、答えはNOです。
期待された内は伸び悩み、昨年素質を見せた末永は低迷している現状では、ドラフトで大場や田澤らの獲得ができなければ荻野や川崎に頼るしかないのが現状です。

ではバレンタイン監督もそう考えているのか、これもNOだと思われます。
確か昨日の千葉テレビの中継の中で、バレンタイン監督は小林雅が不在の間に抑えを特定するつもりはないとの意向であると紹介していました。
日替わりで、悪く言えば思いつきで起用していくことになる、そんな感じになりそうです。
それでも荻野や川崎に最終回を任せられれば経験は積めるわけで、小林雅が去った後の選択肢に入るためには良い話です。
失敗することもあるでしょうが、輝かしい未来のための勉強代と考えたいと思います。

今日の先発の成瀬は今シーズンで1番悪かったと言っていいでしょう。
制球は乱れ、甘い球を痛打され、よくぞ1失点で済んだと感心しています。
昨日の小林宏もそうですが、悪い時でも失点を最小限に抑えることができるのがエースとしての資質であると思いますので、今日の成瀬はエースへの階段を登る過程での貴重な試合を経験したと考えればよいでしょう。
2度の満塁のピンチを切り抜けた胆力は見事、今年の成瀬の成長を実感できました。
これで15勝、最近では最多勝をとった黒木の15勝以来ではないかと思います。
調べていないので他にもいるかもしれませんが、あとは村田や仁科まで遡る必要があるかもしれません。
成瀬善久という投手は、ロッテの歴史に輝かしい記録と記憶を残してくれました。
もちろんこれは、成瀬の栄光へのストーリーの序章でしかないことは言うまでもありません。

球場がどよめいた渡辺俊の中継ぎ起用、これはイマイチ理由がわかりません。
これが単純に中継ぎ降格かとは思えず、単にイニングが浅かったことと中継ぎ陣が疲弊していたことからの選択だと考えます。
短いイニングでしたので次の先発への影響が軽微である、との判断であったと思われます。
渡辺俊にとって言えば、ギリギリの場面で先発の勝ちを消さないようにしなければならないという立場にたった投球で、気分転換にもなったでしょうし、いろいろと考えることにもなったでしょうから、いい経験になったと思います。
次に活きるかどうかはわかりませんが、いつでもこういった起用があると他の先発陣に思わせることもそれはそれで意味があることと思われ、特に一昨年の終盤に中継ぎとして起用された小野は尻に火がついたでしょうから明日の先発での投球が注目されます。

打線は先祖返りの様相で、選手の好不調を全く無視したとも言えます。
打線の繋がりという意味では悪い選択ではなく、ワンチャンスを巧く得点に結びつけることができたのは結果オーライかもしれませんが、初心に戻るという意味では評価できます。
福浦が彼らしいヒットを放ったことは好材料、ズレータが投げやりっぽい打撃に終始しているのが悪材料、打線に関しての今日の感想は以上です。

今日の勝利でもCSシリーズの地元開催への道は極めて困難であることには何ら変わりはなく、今後はそんなことにこだわらずに「いかに意味のある試合をするか」に注力していくべきだと考えます。
例えそれが負け試合であっても、何か得るものがある、あるいは納得のできるものである、そういう試合を続けていけば自然とチームの状態は上向きになっていくと信じています。
とにかく自分の土俵でプレーをすること、それだけを念じて試合に臨んで欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 13 2
千葉ロッテ 1 0 0 4 0 0 0 0 X 5 7 0


◆9月19日(水) 千葉ロッテ-ソフトバンク20回戦(ソフトバンク10勝8敗2分、18時16分、千葉、22,849人)
▽勝 成瀬 22試合15勝1敗
▽S 荻野 52試合1勝3敗1S
▽敗 スタンドリッジ 15試合5勝1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、渡辺俊、川崎、荻野―里崎
ソフトバンク スタンドリッジ、竹岡、藤岡―田上、山崎

 

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さあ、クライマックスシリーズの準備を整えよう!

2007-09-19 00:11:17 | 千葉ロッテ

さすがに3試合連続の延長戦、昨日と今日は12回を戦い抜いた選手達は疲労困憊でしょう。
今日は726チケットで参戦のため前半はワンセグの千葉テレビで、後半をスタジアムでの観戦となりましたが、見ているだけで相当に疲れました。
そして最後はファンの想いを現したかのような涙雨、絶対に負けられない試合を落としてしまいました。

まずは小林雅の登録抹消の件に触れないわけにはいかないでしょう。
ようやく、それでも私から見れば相当遅いのですが、バレンタイン監督が小林雅を2軍に落としました。
あれだけ勝ち試合を潰しまくれば仕方がない話で、そもそもここまで引っ張ったことが今のチームの状況をもたらした一因ですから、タイミングを逸したことは相当な痛手です。
バレンタイン監督のコメントは「10日間で調子を上げ、優勝に向けて戦列に復帰してほしい」とのことで、これは清水とともにCSシリーズに向けて本腰を入れた調整をさせるべきだとの私の考えと一致します。
もっと早くこの決断をしてくれていれば、と悔しくてなりません。
しかし一方で小林雅のコメントは「結果が出ていないし、監督にそう判断されたんだからしょうがない。クライマックスシリーズもあるし、このまま終わらないようにしたい」と、どこかふて腐れた感じがしないこともないもので、これで小林雅は今年限りかなとの思いが強くなりました。
何にせよ、今はまだロッテの一員ですからCSシリーズに貢献するべく調整に勤しんで欲しいですし、来るオフに向けて自らの価値をあげるためにも頑張るであろうことを期待します。

その小林雅の穴を埋める投手は、代わりに上がってきたのが藤田ですから、私は川崎がその任を担うものだと思っていました。
目を見張るようなストレートの威力があるわけではないので抑えの適性があるかどうかは微妙ではありますが、大きく破綻することのない安定感が彼の持ち味ですので、先発陣のトランキライザーには最適ではないかと考えるからです。
中継ぎ陣の中でシーズンを通して1番安定していたのは実は川崎であることが、この考えを後押ししています。
しかし無難な藪田が選択されたようで、今日は失敗しましたがまあ妥当な判断だとは思いつつも、小林雅が不在という状況の中で次の候補が台頭してくる折角のチャンスを活かして欲しいというのが本音です。

さて、今日の試合です。
期待された小林宏は、最近はやや目立つのですが、今日も制球に苦しむ投球になってしまいました。
あの落差からするとフォークだと思うのですが、これが落ちすぎて制御しきれない感じで、何度も首をかしげる姿がとても不安でした。
それでもバックの好守にも助けれてピンチを凌ぎ、そしてハイペースな奪三振で調子は悪くなさそうにも見えましたが、私は逆に奪三振が多いことで球数が増えることを懸念して見ていました。
悪いなりにも2点に抑えたのは評価したいですが、やはり7回を持たずにKOされたことは本人としても不本意でしょう。
勝手な期待で完投を望んでいた私としても、残念な思いでいっぱいです。

試合の流れとしては、勝てばもの凄く勢いがでるような展開でしたし、小林宏が投げていることからしても絶対に勝たなければならない試合でした。
度重なるピンチも里崎が盗塁を2度も刺し、ベニーの好返球と里崎の好ブロック、今江のダイビングキャッチと守備では気合いのプレーを見せてくれました。
そして終盤に訪れるサヨナラのチャンス、流れは完全にロッテのものでした。
その流れを引き寄せることができなかった理由の1つに、やはり今日も選手起用の失敗をあげたいと思います。

大松を無駄遣いするな。

一時期の好調さからは落ちてきているとは言え、長打と巧打を見せる大松は貴重な武器であるはずです。
しかし昨日は代打の代打で出番を取り上げ、今日も最高の場面での起用をしくじりました。
9回裏の一死一三塁の場面、誰がどう見ても次の打者は敬遠で塁を埋めるのが守る側からしたら採るべき戦略です。
塁を埋めることで押し出しのリスクはありますが、内野ゴロでタッチプレーになることと天秤にかければ、後者のリスクの方が高いと思います。
つまり大松は、歩かされることがわかっていたにも関わらず起用された、ということになります。
私であれば今江をそのまま打たせて、よしんば勝負にきても今日の今江なら外野フライを上げる可能性は高かったでしょうし、歩かされたらサブローのところで大松を使います。
そこで歩かされたらTSUYOSHI勝負となりますので、要は今江と大松とTSUYOSHIとサブローの誰で勝負するかの選択だったと思います。
バレンタイン監督は例え絶不調であっても勝負強く、また考えるプレーのできるサブローを選んだわけで、その賭けが外れたと言うことでしょう。
しかし私には、その判断は失敗であったと思います。

そもそも7回のチャンスに大塚に代えてサブローを代打に送ったこと自体が私には信じられず、試合の展開からして終盤に守備が重要になる場面が訪れるであろうと思われるのに大塚を引っ込めたのは、自らの持ち札を浪費したとしか思えません。
あそこを勝負所と考えたのであれば、それでもサブローではなくオーティズであったと思います。
それだけバレンタイン監督がサブローを信頼していることの現れなのかもしれませんが、どうにも消化不良の感が拭えません。

今日の負けで、地元でのCSシリーズの開催がかなり苦しくなってきました。
もちろん、今日の試合でもいいところはたくさんありました。
先に書いた好守もそうですし、竹原のホームランアーチストらしい美しい弾道のアーチは見事でした。
なぜオーティズじゃないの?と思った私をあざ笑うかのような堀の4安打には感服しました。
また藤田は彼らしいコーナーに決まるボールはまだまだ見られないまでも、表情に必死さが感じられ、今日は結果がでてとても良かったと思います。
川崎、荻野、そして小宮山と、普段通りの素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。
しかしそれでも今日の負けは、ただの1敗以上の大きなダメージを与えられたものだと思います。

うちの抑えは大丈夫なのか?

うすうす感じてはいたでしょうが、小林雅がいなくなっても藪田がやられて負けてしまう、これほど先発陣にとって不安になることはないでしょう。
自分は抑えている、でも終盤になってでてくる抑えは大丈夫なのか、任せてもいいのか。
リードした場面でYFKが登板した時に先発投手がベンチから不安げな顔で見守っているシーンは有名な成瀬の泣き顔だけではなく、そして今日の負けで先発陣の心に大きな影を落としてしまったのではないかと危惧しています。
抑えには任せられないから自分で頑張るしかない、と無理な力が入って調子が崩れていく、そんなネガティブ思想炸裂な展開を恐れています。
そんなのは前からそうだよ、と言われてしまうかもしれませんが、小林雅が消えた初戦での藪田が打たれてのサヨナラ負けは、相当にヤバイものであったと思います。

最後にもう1つだけ。
12回の小久保のバント、見習うべき点はないでしょうか。
24本ものホームランを放っている4番打者ですら、それがチームのために必要であればバントをする、だからこその今日のサヨナラ劇であったと思います。
やったことがないだろうから、どうせ下手だから、そんな理由でバントをさせない、させないことを容認してしまう、これがロッテと上位2球団との差であると言うのは言い過ぎでしょうか。

さあ、明日は成瀬です。
もうこうなったら目先の勝利にこだわるしかありません。
例え勝てなくともCSシリーズに繋がる試合をしてくれることを祈っています。



1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
ソフトバンク 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 3 12 1
千葉ロッテ 0 1 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 2 8 1


◆9月18日(火) 千葉ロッテ-ソフトバンク19回戦(ソフトバンク10勝7敗2分、18時15分、千葉、20,485人)
▽勝 馬原 50試合2勝3敗36S
▽S 柳瀬 39試合4勝1敗1S
▽敗 薮田 54試合3勝6敗2S
▽本塁打 竹原6号(和田)、堀2号(和田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、川崎、荻野、藤田、小宮山、薮田―里崎
ソフトバンク 和田、水田、馬原、柳瀬―田上、的場

 

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ご愛読感謝、10万アクセス達成

2007-09-18 02:17:15 | 独り言

 

今年の4月22日にgooのブログを始めてから5ヶ月弱の149日目で、10万アクセスを達成しました。
これも皆様のご愛読のたまもので、これだけ読んでいただけていることが励みとなり続けてくることができました。

始めてから1ヶ月ぐらいは1日に50人、100アクセス程度でしたが、5月の初旬に禁断のトラックバックを覚えてからは小判鮫戦略で倍増し、6月10日には初の1000位以内(948位)を記録しました。
7月に入ってからはペナントレースが白熱したこともあってか1日に300人、800アクセスを数え、7月4日から今日までずっと1000位以内をキープしています。
最近は1日に500人、1000アクセスにまで成長し、週間でも400位前後を記録するまでになりました。

数多くの励ましのコメント、時にはお叱りのコメントをいただき、これも続けてこれた活力の1つです。
また他のブログとのトラックバック交換を通じて、多くの方々と知り合うことができました。
インターネットという空間の中でいろいろな方々と意見交換をさせていただけたことは、私にとって大きな財産です。
世間的にはまだまだマイナーとも言える千葉ロッテという話題を中心としたブログがここまで成長できたのも、皆様の支えがあってこそです。

相変わらず手前勝手な書き込みが今後も続くとは思いますが、今後ともよろしくおつき合いいただければ幸いです。


【オリオン村の歩み】
誕生:2007年4月16日(Yahoo!ブログ)
引越:2007年4月22日(gooブログ)
10,000アクセス:2007年6月4日
50,000アクセス:2007年7月31日
100,000アクセス:2007年9月17日

記事数:200
総アクセス数:100,401回
最高アクセス:1,928回(2007年9月17日)
総アクセスIP数:45,610IP
最高アクセスIP:716IP(2007年9月13日)
最高アクセスIP順位:215位(2007年8月12日)
総コメント数:608回
総トラックバック数:1,971回
(2007年4月22日~2007年9月17日:149日間)

 

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