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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

二木+三木=チーム五木

2017-04-30 01:35:49 | 千葉ロッテ

 

今季初のビジターは三年連続の所沢、今年からメットライフドームとなった西武戦です。
昨年までは帰るのが面倒だったので泊まりがけの土日だったのですが今年のビジター応援デーが土曜日だけなので、往復4時間以上をかけての日帰り観戦です。
ヤフオクで買ったチケットの受け取りで試合開始の3時間以上も前に到着をしなければならなかったこともあり疲労困憊、そこに敗戦という重荷を背負わなくて助かりました。

その勝利は二木の好投に尽きます。
前回の登板のときと同じくストレートが威力抜群、やや高めではありましたがボールに力がありましたのでむしろ空振りを誘うにはよかったのかもしれず、それが結果的に早打ちまでをも誘引して力が落ちるところまでにイニングを食えたことも大きかったです。
いきなり6球連続ボールで初回から落合コーチがマウンドに向かうところなどはどうなることかと思いましたが、その後は適当にばらけながらも簡単には歩かせない二木らしいピッチングで、ストレートが走っていることでスライダーも効果的、プロ初完封もいけるのではないかと思えるぐらいの出来でした。
残念ながら八回に捕まってしまい完封はならず、そこから松永よろしく内が走者をきっちりと返してしまいましたが今日は中村の暴走をしっかりと仕留めて大事には至らず、それが益田がメヒアとぶつからなかった巡り合わせにもなりましたので終わってみれば結果オーライです。
いずれも西武戦ではありますが二試合続けての好投ですから二木をスタンリッジと入れ替えての軸にしてよいのではないかと、次は鷹狩りです。

二木の今季初勝利をアシストしたのが、同期入団の三木です。
西武の猛追を突き放す今季初アーチはプロ二本目、その一本目は二木のプロ初登板でのものでしたから「チーム五木」の面目躍如でしょう。
1点差で大嶺翔が歩いて田村が送っての一死二塁、当然に代打井口かと思いきや三木をそのまま打たせたのは井口を信用していないのではなく、また申し訳ないながらも「打ちそうな雰囲気はあった」との伊東監督のコメントは後出しじゃんけんでしかなく、ベンチの思惑は最終回の守備を考えてのものだったことは想像に難くありません。
その三木が試合を決定づける一発を放つのですから野球は面白い、初回に荻野に送らせなかったのは感心できませんでしたがこれが先制点に繋がりましたし、その福浦の打球が左中間を破り、逆に秋山の打球を伊志嶺が好捕するなど今日の風はロッテに追い風だったようです。
ロッテ打線の貧打を考えれば1点ずつ取っていけばプレッシャーをかけられたはずが、初回に源田に強攻させるなど西武の攻めも拙く、また鈴木、大嶺翔もよく守りました。
しかしやはりその貧打の根本は解決しておらず、四回以降はぽんぽんと早打ちで野上を立ち直らせてしまったのはいつものこと、やたらと白い歯が目立った清田はしかしバットは振るわずに0割台まで落ち込んでブーイングを浴びせられましたので、明日次第ではまた浦和に逆戻りかもしれません。

所沢の楽しみは試合前の練習をかぶりつきで見学できることです。
こんなチーム状況ですから重苦しい雰囲気になっているかと思いきや笑顔の比率が高かったのがやや意外でもあり、あるいは予想どおりにダフィーを浦和に追いやったことで吹っ切れたのか、いずれにせよ苦しいときに苦しい顔をすればさらに苦しくなるだけですので無理にでも笑った方がよいのでしょう。
ただ伊東監督は前田智と話し込んで打撃練習を見ることもなく、まだノーヒットの岡田は打撃投手を相手にしてもポップフライ、丸顔の竹野内豊こと吉田はバントミス、それを見ても堀コーチは何の声がけもせず、打撃向上に向けて一丸となって取り組んでいる様子ではなかったのが残念でした。
そんなこんなで漁師手嶌は撮り損ねましたが、榎ボンバイエ、ジョニーの心を掴んだ石田でお楽しみください。


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◆4月29日(土) 西武−千葉ロッテ5回戦(2勝2敗1分、14時、メットライフ、27,839人)
▽勝 二木 2試合1勝
▽S 益田 9試合1敗6S
▽敗 野上 5試合2勝3敗
▽本塁打 鈴木3号(野上)、三木1号(武隈)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、内、益田—田村
西武 野上、福倉、武隈—炭谷、岡田

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最後の忠臣蔵

2017-04-30 00:33:11 | 読書録

最後の忠臣蔵

角川書店

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忠臣蔵は吉良上野介の屋敷に赤穂浪士四十七士が討ち入るところがメインイベントですが、しかし浅野内匠頭の松の廊下での刃傷沙汰から討ち入り前夜に至るまでの苦難こそが本質でもあり、強硬派、穏健派、いろいろなしがらみから脱盟をしていく人間ドラマが日本人の心を打ち続けるのでしょう。
しかし忠臣蔵のその後、ある意味で華々しく腹を切った大石内蔵助らとは違って生き残った人々の、その生き様を描いたのがこの作品です。

四十七士の全員が切腹をしたのだと思っていたのですが、ただ一人、泉岳寺に向かう一行から抜け出した寺坂吉右衛門なる人物がいたことを初めて知りました。
それを逃亡と見る向きがあり、また何らかの密命を負ったとの説もあり、この作品では後者を採って吉右衛門の忠義一筋の、しかし苦しく孤独な後半生が迫り来ます。
旧赤穂藩の家臣、その家族らが見苦しい振る舞いをしないことこそが討ち入りの最後の始末、それを見越した内蔵助の深謀遠慮を支えたのが吉右衛門です。
そして赤穂浪士の名が上がることを苦々しく見ていた柳沢吉保との暗闘は、なかなかに痛快で読み応えがありました。
それだけにやはり討ち入り前に逐電をした瀬尾孫左衛門を引っ張り出す必要があったのかどうか、結果的にそれが余韻とはまた違った中途半端さを残した感は否めません。
吉右衛門にこれまでの人生を述懐させて終えるのではダメだったのか、チープなお涙ちょうだいの終わり方だけが残念でした。


2017年4月28日 読破 ★★★★☆(4点)


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ヒット4本、エラー5個

2017-04-29 02:04:38 | 千葉ロッテ

ヒットをエラーが上回るなんて試合はそんなにあることでもないですから、負けなかっただけでも上出来なのかもしれません。
平沢のそれは気の毒な打球もありましたが3個は本人もかなりひしゃげているでしょうし、捕球が覚束なかった井上もそう、そして記録はエラーでなくとも最大の失策だったダフィーはあの打球、あの走者の動きを見ながらなぜにホームに送球をしなかったのか、これはもうセンスの問題でしょう。
次の打席で挽回できずに引っ込められた流れはパラデスのそれと同じですから浦和行きの切符を切られているかもしれず、そうでなくとも明日のスタメンは香月でお願いします。
そんな足を引っ張られすぎて股関節が痛かったであろう涌井は7回97球での降板は中5日だからこそ、しれっと明日が二木であることからして理解に苦しむ起用ながらも高めに抜けることなく5安打2失点でも勝てないのですからお気の毒としか言いようがなく、そしてダフィーの醜態にも眉一つ動かさない鉄面皮ぶりには頭が下がります。
益田が無茶苦茶に不安でしたが5イニング無失点リレーもお疲れ様でした、明日は出番が無い展開をと言ってしまえば大敗をしそうですから、二木の完封を願いましょう。
そうでなければ負けずとも勝てない打線は四番鈴木まで追い詰められた状況で、延長12回での4安打ですからさらにチーム打率を落としました。
浦和で.444の成績を引っさげて戻ってきた清田は腰の入らないスイングは変わっておらず、.333の荻野の今を考えれば数字ではなく内容を伴っていなければ同じことの繰り返し、もし両選手の復帰がやむにやまれぬものではく大村コーチの推しがあってのものであれば、その大村コーチへの過剰な期待は無い物ねだりになります。
井口、福浦を出すタイミングさえなかった貧打戦が明日はどんなスイングを見せてくれるのか、一年ぶりの所沢遠征をしますのでお休みなさい。


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◆4月28日(金) 西武−千葉ロッテ4回戦(西武2勝1敗1分、18時、メットライフ、13,443人)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、内、益田、大谷、有吉、藤岡—田村
西武 菊池、シュリッター、増田、牧田、大石—炭谷

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分からん

2017-04-28 01:10:12 | 千葉ロッテ

明日は前回に131球を投げた涌井が中5日で先発、スタミナに陰りが見え始めているところでのこの起用の意図が分かりません。
浦和で投げた二木が中6日でくると思っていたのですがアクシデントでもあったのか、あるいはその浦和で7失点大炎上をしたことが嫌われたのか、今日に抹消となった松永の代わりに土曜日に二木が戻ってきてしれっと投げたらビックリしてしまいますし、唐川まで前倒しにするのであれば伊東監督の焦りが高じてのものなのでしょう。
ここで涌井が菊池に投げ勝ったとしても長いペナントレースを考えればマイナスでしかないことは昨年が証明をしていますし、負けるようなことになれば破綻がさらに近づきます。
とにもかくにも菊池にノーノーをやられるなよと、同じやられるのであればナマで見たいので土曜日でお願いします。


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いい試合だったじゃん

2017-04-27 01:11:22 | 千葉ロッテ

今季最多安打、最多得点でチーム打率も大台まであともう少しとなりました。
福浦は則本のストレートに力負けをすることなくはじき返し、落ちるボールにも巧みなバットコントロールでのマルチヒットは今季中の2000本安打に青信号です。
3安打猛打賞の鈴木は初の首位打者が濃厚、リーグを代表する三遊間の香月と平沢にもヒットが出ました。
3タコの伊志嶺ではなくその香月に代打を送ったのは、さらに上を目指すために気持ちを引き締めさせるという親心、左腕に慣れさせるなんてことは二の次です。
やや調子を落としていた井上も途中出場からのマルチヒットで引っ張り専門などは気にすることもなく、岡田の早いカウントからの攻撃的なバッティングにはほれぼれします。
そんな打撃陣ですから6点ビハインドでも逆転が出来ると踏んでの第二先発の大嶺祐に3イニング、スタンリッジに5回100球近くまで投げさせないのは当然の判断でしょう。
松永を残して陳冠宇を抹消したのは先発に備えさせるためですし、前日に38球を投げた酒居の連投は若いのでへっちゃら、こんなのは些末なことです。
カラカラカラ、何の音だろう、ネジが外れた音のような気もしますが、探すのも面倒くさいですし、眠いのでお休みなさい。


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◆4月26日(水) 楽天−千葉ロッテ4回戦(楽天4勝、18時、koboパーク宮城、22,519人)
▽勝 則本 4試合2勝1敗
▽敗 スタンリッジ 4試合1勝2敗
▽本塁打 島内3号(スタンリッジ)、ウィーラー1号(スタンリッジ)

▽バッテリー
千葉ロッテ スタンリッジ、大嶺祐、松永、酒居—田村、吉田
楽天 則本、菅原、高梨、小山—嶋、足立

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本質は変わらず

2017-04-26 01:30:54 | 千葉ロッテ

一昨日に勝ちはしましたが僅かに5安打、そして今日は4安打、しかも両日ともにタイムリーは出ず、貧打に変わりはありません。
上向きの兆しが見られたようにも思えたダフィーはやはりそれがオリックス戦だったからなのか、楽天を相手にすれば軽く翻弄をされての4タコ3三振です。
辛島に対してタイミングが合わず、ストレートには押し込まれ、東京ドームに足を運ばれたロッテファンにはお気の毒でしたとしか言いようがありません。
最後は3者連続3球三振で舐められっぱなし、一義的には打者の問題ではありますがここまでの醜態に手の施しようのない打撃コーチでよいのであれば、もう誰でもいいのでしょう。
相変わらずに岡田をスタメンで使う意図も分かりませんし、久しぶりに大嶺翔のパワーを見られたのが唯一の収穫、もうこうなったらショートで使い倒すでよいと思います。
まだ一軍では力不足が否めない平沢には中途半端にベンチを温めるよりは二軍でフル出場、香月にもスタメンのチャンスを与えて一軍で我慢をするのか二軍で経験を積ませるのかの判断を、同じく下位に沈む日本ハムとは根本的な体質が違いますので少しでもそれに近づけるような施策をお願いします。
そして西野は間隔を空けてもらいながらも5回99球では先発失格、抑えのときのように140キロ台半ばから後半のストレートをビシバシとは考えていませんがそれにしてもストレートに力が足りず、バウンドをしなくなったフォークは打ちごろの高さへ、慌ててカーブとスライダーに切り替えてもストレートが走らなければどうにもなりません。
一方で長いイニングを投げればどうなるかは分かりませんが、それでも高めに抜けるボールが目立ちはしましたが二日遅れのデビューとなった酒居のボールに力を感じました。
また西野を抹消しての自転車操業が続くのか、GWできつくなってくる日程に合わせての再編で仕切り直しとするのか、もちろん無い袖は振れませんので球団も仕事をしてください。


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◆4月25日(火) 楽天−千葉ロッテ3回戦(楽天3勝、18時、東京ドーム、45,211人)
▽勝 辛島 3試合3勝
▽S 松井裕 14試合2勝9S
▽敗 西野 3試合1勝2敗
▽本塁打 大嶺翔1号(辛島)、嶋2号(酒居)

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、藤岡、酒居—吉田、田村
楽天 辛島、ハーマン、福山、松井裕—嶋

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財布に優しい新レプリカユニ

2017-04-25 00:59:01 | 千葉ロッテ

もちろん皮肉です。
今年からユニフォームのサプライヤーがマジェスティックに変わって、またスポンサーもガンホーになったことでホーム、ビジターがマイナーチェンジ、そしてCHIBAとマリンフェスタも波しぶきにのまれて4種類が一気に衣替え、コレクターには厳しい春となりました。
しかもネーム入りは値上げとなっての9000円は正価で手に入れるにはあまりにお高い、閉幕間際の二割引、あるいは三割引を待つしかないかなと、しかしそれも見送りです。
昨日に発売となったマリンフェスタのレプリカユニはホーム、ビジター、CHIBAとは違ってロゴ、ネーム、番号とも選手のそれと同じくプリントバージョンとなっていました。
選手と同じものだから嬉しい!という人もいるでしょうが、しかしプレーをするのにはアドバンテージらしいプリントもレプリカユニともなれば寂しい、と言いますか所有欲を満たすものではなく、この日に配布となったものもプリントでしたが、これの生地がちょっといい感じになっているだけで9000円はおろか、半額の4500円でも払う気にはなれません。
同じようにロゴ、ネーム、番号がプリントされたTシャツがありますが、これまでの人生でそれほどに高いTシャツを買ったことはないです。
なぜにマリンフェスタのそれだけがプリントになったのか、あの奇抜なロゴを刺繍で表現をするにはコストがかかりすぎだったのが理由なのかもしれず、今後のシリーズではまた元に戻るかもしれませんが、こういった欠番が出てしまうと一気に収集欲が落ちてしまうのがコレクターの性癖だったりもします。
そもそもマジェスティックのロゴが表に縫い付けられているのも気にいらなかったので、また飾るところにも困っていましたし、収集を止めるいいきっかけになりました。
これまで復刻がされていない毎日、大毎、東京のときのそれが発売になれば手を出すかもしれませんが、とりあえずは財布にチャックです。


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死神の精度

2017-04-25 00:12:57 | 読書録

死神の精度

文藝春秋

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読み始めと読み終わりでこれほど印象の変わる作品はあまりありません。
主人公の「千葉」は死神、とは言っても人に死をもたらすわけではなく、何らかの法則で死の候補に挙げられた人に近づいて一週間、可か見送りかを判断する存在です。
そんな死神が出会った人との物語、連作短編集となっています。

全編を通して共通をしているのはどこか胸を締め付けられるような、そんな切なさです。
死とは何なのか、人にはいずれ訪れる死も死神には無縁のことで、その死、あるいは生に対する人の感じ方、受け止め方に首を傾げる「千葉」の独白こそがテーマなのでしょう。
それでいて各話とも最後まで語らずに読み手にその後を任せることで余韻が残り、しかしもわっとした感じのもどかしさがある意味で不愉快だったりもしたのが読み始めです。
それが最後の老婆との会話で180度の大回転、印象がガラッと変わってそういうことだったのかと、連鎖をする生と死にさらに切なさが増した伊坂幸太郎でした。


2017年4月24日 読破 ★★★★☆(4点)


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二番手なんかいらない

2017-04-24 01:11:16 | 千葉ロッテ

 

そんなタイトルにぴったりの展開も落合コーチの打診に唐川が一歩引いたとのことで、二番手はデビュー戦の酒居ではなく益田が締めて連敗ストップです。
球数も少なかったので最後までいって欲しかったのが正直なところですが益田も間隔が空いていましたし、長いペナントレースを考えれば妥当な判断ではあります。
それにしても今日は伊東マジックが炸裂、今季初スタメンの吉田が好リード、前回のアーチを引っさげての三番細谷が貴重な追加点の起点となるスリーベース、そして井口ではなくあっと驚く香月の代打でプロ初打点、ここまでやることなすこと裏目に出ていた鬱憤を晴らすかのような試合でした。

お立ち台で本人が口にしたように今日に打ち込まれていれば二軍が濃厚だった唐川が、8回4安打零封で今季初勝利です。
それでも防御率が5点を切れないのですからここまでの不振がそれほどに酷かったわけで、しかし今日の唐川はここ数年では一番の出来だったのではないかと思います。
ストレートで押すだけの球威があったことで初球からぐいぐいと攻め込み、そして何よりカーブの制球が抜群でした。
そこを上手く利用した吉田のリードは一回り目は狙われるのではないかと不安になるぐらいに初球からストレートは力があったことで相手に自分のスイングを許さず、そして二回り目からは一転してカーブでタイミングを外しつつやや力の落ちたストレートを引き立てる配球で好調のオリックス打線を翻弄します。
力強いピッチングにコントロールが伴えばまさに無敵、ストライクを先行できたことで球数を節約できたのも大きかったです。
それだけにやはり完封を狙って欲しかった、また益田にヒヤヒヤとさせられたということもありましたが貪欲さがあってこそ次がある、淡々としたコメントの裏の闘志を期待しましょう。

一方で打線は山岡に8回94球の5安打に抑えられて、なかなか上向く気配がありません。
2点は取りましたがタイムリーは無し、先制点を取りたい場面でバントを失敗した岡田は昨年の吉田に迫る23打席ノーヒット、その吉田も二年ぶりのヒットに舞い上がったのも分からないではないですが本来はバントを決めなければならない場面でしたので反省の弁が無かったのが不満、似たようなケースで諸積はまず謝罪の言葉から入りました。
それでも結果的に併殺打となりましたが次の打席では右方向を意識したバッティングができていましたから、吹っ切れたことで「打の吉田」が戻ってくれればと願います。
またようやくヒットが出始めたダフィーはしかしオリックスの攻めが緩いだけかもしれず、8打数ノーヒット4三振の楽天を相手に打てるようであれば期待を持てます。
逆に何でもかんでも引っ張りにかかってしまっている井上は完全に我を見失っているようで、こういうときにこそ打撃コーチの出番でしょう。
外のボールをセンターから右方向に強い打球を放つのが井上の持ち味、今は1本のホームランよりも2本のヒットです。
そして今日は唐川も感謝をしていましたがダフィーの二度の素手でのプレーはエクセレント、一つ目のそれはバウンドが変わってのものですのでそれなりの強さがあったはずですから怪我のリスクから誉められたものではないのかもしれませんが、あれを併殺にできたことで唐川が乗れましたのでバッテリーの演出が無ければお立ち台もののプレーでした。
荻野も今日はこぼさずのダイビングキャッチ、投手がテンポよく投げれば守りも引き締まる、そんな典型的な試合だったとも言えます。

ちなみに今日はマリンフェスタ、先日のALLforCHIBAに続いてイベント試合に勝てたのは珍しくもあります。
始球式にはサブローこと大村三郎SAが登場、ぷっくりふくれたお腹を隠しきれないシルエットのレプリカユニにはしっかりネームが入っていました。
そのレプリカユニの配布があったからか満員に近い観衆が発表となりましたが二階席にはかなりの空席があり、チケットをもいだ数なのか来ようが来まいが前売りもカウントをしているのか、見た目は同じ色の座席のおかげで超満員のスタンドでしたが球団は危機感を持った方がよいです。
何はともあれ写真が撮りづらいほどの快晴、お立ち台ではインタビュアが唐川を刺し、唐川が吉田を刺すという笑いもあり、そして試合時間は2時間17分と素晴らしい日曜日でした。


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◆4月23日(日) 千葉ロッテ−オリックス5回戦(ロッテ3勝2敗、13時、ZOZOマリン、27,866人)
▽勝 唐川 4試合1勝3敗
▽S 益田 7試合1敗5S
▽敗 山岡 2試合2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、益田—吉田、田村
オリックス 山岡—若月、伊藤

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涌井が踏ん張れず

2017-04-23 01:12:47 | 千葉ロッテ

 

7本もヒットを打って3点も取れたのに、しかし涌井が踏ん張れませんでした。
7回途中までを9安打4失点でしたがその数字ほど悪くもなく、コーナーのジャッジが厳しかったですがめげずにそのコーナーに投げ込み、またピンチでのギアチェンジもできていましたが、ファールで粘られたことからしてやや押し込みが足りなかったのかもしれません。
ロメロとの粘り合いが象徴的でもあり、それでも根負けすることなく抑えていただけに、追い込んでからの若月への一球が悔やまれます。
ボールがもう一つでも低ければあそこまで飛ばされなかったのではないかと、グラブに当たったので捕っては欲しかったですが荻野もあれが精一杯でしょう。
決勝点を失った七回は100球を超えてからのもう一段のエンジンがかからないのが気がかりでもあり、無尽蔵にも思えた涌井のスタミナの陰りが出てきたように思えます。
またチームとして1点を失うことへの恐怖感がプレーを固くしてしまっているような、二回の前進守備にはヒヤヒヤとさせられました。

打線はここ数試合では盛り上がるシーンが多くて楽しめはしましたが、やはり一発が無いことで迫力が足りません。
ダフィーはマルチヒットでようやくに2割台に戻しましたが、あれだけ頭を動かしてボールを見てしまえば安定したバッティングは難しいでしょう。
オープン戦ではもっと手元に引き付けて叩けていたはずで、あれでは低めのボールをすくい上げるようなスイングでなければ飛距離は出ないのではないかと思います。
そしてある意味で福浦で始まり、福浦で終わったのが今日の打線で、追い込まれながらもファールで粘って、あるいは貫禄で四球を選んだのはさすが、また先制点に繋がった走塁は暴走と紙一重、と言いますか実質的には暴走、それが結果的に六回の走塁死でチームの勢いを止めてしまいました。
あれがショートの頭を越えたとしてもホームは狙えない打球でしたのでどう贔屓目に見ても判断ミス、ここにも1点への焦りが見て取れます。
それでも必死に走る姿には心打たれましたし、四番に気負いすぎているのか外のボールを強引に引っ張っている井上を除けば逆方向への意図が感じられた今日の打線です。
九回一死からのバントにもベンチの執念が、それであれば先日に岡田に送らせろよと言いたくもなりますが、まだまだこれから、明日こそは勝ちましょう。


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◆4月22日(土) 千葉ロッテ−オリックス4回戦(2勝2敗、14時、ZOZOマリン、16,930人)
▽勝 西 3試合2勝1敗
▽S 平野 8試合1敗5S
▽敗 涌井 4試合1勝3敗
▽本塁打 T-岡田6号(涌井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、藤岡、有吉、大嶺祐—田村
オリックス 西、平野—若月

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酒居がデビュー

2017-04-22 00:39:51 | 千葉ロッテ

佐々木とパラデスが登録抹消となりました。
54打数で23三振のパラデスは一ヶ月弱の結果がこれですから仕方のないところで、47打数で20三振のダフィーもこの週末にダメなら後を追うことになりそうです。
あのレディ&ジャックですらレディの一発があり、また両選手で149打数の35三振ですから、この扇風機ぶりは伝説になるかもしれません。
そして佐々木は二木と同じく好投をしても一軍に居続けられないのは緩い日程と間隔を空けてこそ、との考えもあるのでしょうが、二人を上回るピッチングを披露する先発陣ではないだけにしっくりこないのが正直なところだったりもして、それも日曜日の唐川の出来次第では立ち位置の入れ替えもあるでしょう。
その日曜日は二番手にルーキー酒居が投げるとの異例とも言える報道に「完投するぞ」と唐川が奮起をしてくれればいいのですが、それに「酒居、二回から出番だぞ」とのコメントが付けられてしまう始末、とにもかくにも酒居にとっては目指す先発マウンドに向けての大事なプロ初登板になります。
偶然にもモデルとなったマリンフェスタのユニフォームを身にまとってのデビュー戦、楽しみにしています。


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ハイサイ!石垣 おみやげ篇

2017-04-22 00:03:41 | 独り言

 

グルメでも奮発をしましたが、おみやげでもはっちゃけました。
石垣島に訪れたら必ず足を運ぶ、とは言っても今回が二度目ではあるのですが、そのお店で送料無料のハードルを軽く越えてしまうぐらいに買い込んだのは勢いでしかありません。
郷土品、民芸品のような高価なものではなく「石垣島に行ってきました」的なチープなものばかりではありますが、塵も積もれば山となります。

まずはロッテ絡みでタオル、スティックバルーン、マンゴージュースです。
タオルは石垣島キャンプの限定品で、他にもラミゴとのコラボTシャツなどがあったのですが手軽な価格でこちらが一番人気、二日目の早々にソールドアウトとなっていました。
スティックバルーンは国際交流試合の来場記念品なので二試合分、小さなバットのようなものでポンポン音を立てて応援するグッズです。
マンゴージュースはただマーくんがプリントをされているだけ、本球場でも売っていた泡盛は肝心のロッテのシールが歪んでいたのでパスです。

竹富島ではステッカー、マグネット、星の砂、そして壁掛け飾りです。
ステッカーの中央のものと壁掛け飾りは5年前に石垣島で買ったそれのシリーズ化のようで、まさに観光客向けのものなのでしょう。
星の砂はレンタサイクル&水牛車のセットを申し込んだ特典で、皆治浜で見つけられなかったのでラッキーではあるものの、おみやげとして100円ぐらいで普通に売っています。

石垣島ではカップ、ぬいぐるみ、マグネット、ライター、石垣島地ビール、石垣の塩、そして泡盛にハブ酒のミニボトルです。
ぱいーぐる、とは石垣空港のキャラクターで、またマグネットは竹富島のそれを見れば分かるとおりにこれまたシリーズ化がされていて、他の八重山諸島の黒島や西表島などのバージョンも石垣空港で売っているという掟破りなものではありますが、選手にサインを自分でもらうのと同じく現地で買った、ことに意味があります。
石垣島地ビールは焼き肉屋さんで避けたフルーティーなものを選んでみましたが、泡盛と同じく飾り物ですので味は分かりません。

一番の資金投下をしたのは、オリオンビールのグッズです。
オリオンを名乗る以上は集めなければならない、と勝手な使命感に燃えて目に付いたものは手当たり次第という表現がぴったりの強欲ぶりを発揮しました。
グラス、クリアファイル、ステッカー、コースター、メモ帳、キーホルダー、マグネット、ボールペン、栓抜きと多種多様なラインアップで、基本的には飾り棚に一直線ですが普段使いをするものは複数購入をするというコレクター魂も爆発をして、その道のコレクターの足下にも及びませんが、ロゴが美しいのでとにかく満足です。


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【2017年2月 沖縄の旅】
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ロッテのいろは

2017-04-21 01:05:31 | 千葉ロッテ

ロッテファンがロッテファンであり続けるためには学ばなければならない「いろは」があるように、ロッテの選手がロッテでプレーをするには心構えとしておかなければならない「いろは」があるわけで、佐々木がルーキーイヤーの早い段階でその一手目を身をもって体験したことは前向きに受け止めるべきなのでしょう。
こんなところでへこたれてしまうような佐々木ではないと、今日の査定は勝利だと嘯くような大器だと信じています。

1点でも失えば負けを覚悟しろ

あまりスピードは出ていませんでしたし、ストライクとボールがハッキリとしていましたから快投というほどの内容でもありませんでしたが、それでもゾーンに入ったところでのキレ、伸びともに見事だったのは柳田との対戦を見れば明らか、佐々木はその精度を少しずつでも上げていければローテーションの軸になれる素材だと思います。
頼りない打線に勝ちを焦って己を見失う心配はあるものの、ピンチに緊張をした面持ちながらもふてぶてしさも垣間見えましたから楽しみな存在です。
失点も実質的にはエラーによるものですし、「ろ」でも「は」でもどんと来いと、この敗戦を気にすることはありません。
また重みを感じられない大谷が打ち込まれても驚くに値せず、岡田のあの突っ込みは必然、それでも失点の全てが外野手が後ろに逸らしたものによるとは笑うしかありません。
しかしそれにしても歴史的な貧打はいつまで続くのか、この三連戦で5、4、そして3安打とそのうちにノーノーをやられるのではないかとすら思える打線は1割9分をも割り込みました。
ここまで貧打線を支えてきた鈴木と井上がともにノーヒットともなればどうにもならず、その無死からの貴重な走者を得点圏に進めることなく岡田にそのまま打たせたベンチの作戦も袋小路に入ってしまったのか、そうなれば試合後にただバットを振り込んでも翌日に疲れを残すだけではないかとすら思えてしまいます。
久しぶりに井口らしい外のボールを逆らわずにライト線に運んだバッティング、この自然体こそが一番に求められるものでしょう。
自分も含めていろいろと余計なことを考えすぎなのかもしれず、致命的な拙守にバットすらまともに振れなくなった3打席連続三振のパラデスの二軍落ちはメンタル面を考えれば正解、あとは代わりに誰を引っ張り上げるのか、ホームランを打ったから中村なんて選択肢だけは本人のためにもなりませんからご勘弁を願います。
そしてNPBを目指しているマニー・ラミレスがその入団期限である7月末で高知を退団する契約であることが明らかになりましたので、おそらくは明日あたりにタブロイド紙でロッテ入りが報じられるのではないかと、開幕から日が経っていないことで5桁を維持できている観客動員もこのままですとGW明けには4桁は必至、営業は目が血走っているでしょう。
ファンの目も血走っていますし、心臓やこめかみには血管が浮き上がっていますので、長生きのためにも何でもいいので光を見せてください。


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◆4月20日(木) 千葉ロッテ−ソフトバンク6回戦(ソフトバンク6勝、18時15分、ZOZOマリン、12,059人)
▽勝 バンデンハーク 3試合1勝2敗
▽敗 佐々木 2試合1勝1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、内、大谷、松永—田村
ソフトバンク バンデンハーク、森—髙谷

コメント (37)

つまらない

2017-04-20 01:48:08 | 千葉ロッテ

負け試合に慣れている、なんてのも悲しい話ですが、しかしここまでつまらない試合も久しぶりでした。
攻撃での盛り上がりがほぼ皆無に近い無抵抗状態で今日も僅かに4安打、まさかチーム打率が2割を切ってからさらに右肩下がりになるなどは歴史的屈辱でしょう。
どこまで本音なのかは分かりませんが伊東監督も「どうしたらいいか、こっちが聞きたい」とお手上げポーズ、もどうかとは思いますが、寒さが戻ってしまったZOZOマリンに集ったロッテファンの胸中にはそれよりも温度の低い寒風が吹き荒んでいたのではないかと、自分の心は壊死の一歩手前です。
落ちるボールにようやく当てられるようになってきたパラデスは意識がそっちに行き過ぎでストレートに振り遅れ、ダフィーも浮上の兆しが見えず、心の支えにしたい福浦も力押しには対処ができずに流し専門になりつつあり、さらにはバント失敗、盗塁死ともなればベンチがさらに臆病になってじり貧に拍車がかかりそうです。
投げてもスタンリッジは毎回のように走者を背負いながらも春男ぶりを発揮して粘ったものの6四死球とテンポが悪く、大谷も連続四球からまたしてもデスパイネに追加点を叩き出されてダメを押され、174球での9四死球ですから昨日の石川が象徴をしているようにこれが今のロッテのトレンドなのでしょう。
観客がどこかに置き捨てられたかのような独り相撲がいつまで続くのか、明日の佐々木がフレッシュな風で澱んだ空気を一掃してくれることを願い、すがるしかありません。


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◆4月19日(水) 千葉ロッテ−ソフトバンク5回戦(ソフトバンク5勝、18時15分、ZOZOマリン、12,539人)
▽勝 東浜 3試合1勝1敗
▽S サファテ 6試合6S
▽敗 スタンリッジ 3試合1勝1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ スタンリッジ、大谷、有吉、内—田村
ソフトバンク 東浜、岩嵜、サファテ—甲斐、髙谷

コメント (29)

伊東監督の失言

2017-04-19 01:52:05 | 千葉ロッテ

日曜日の大敗に「ワーストゲーム」とため息をついた伊東監督、しかしまだ地獄の一丁目です。
今日が平日でよかった、これが週末のバックネット裏での観戦であれば脳溢血で逝ってしまったかもしれません。
勝負事ですので勝ち負けがついて回るのは仕方がありませんが、とにかく負け方が悪すぎ、絶対に打たれてはならないデスパイネに決勝アーチを食らうのですから怒髪衝天です。
石川はインフレZOZOマリンのMAX152キロはさておき低めに決まったストレートは威力がありましたが、しかし試合前に手応えを口にしていた変化球がさっぱりと決まらず、また全体的に抜け球が多くてまたしても四球を起点とした失点に5回99球と別人モードから抜け出す気配すら感じられませんでした。
おかげで中1日で陳冠宇を引っ張り出す羽目となり、イニング頭からの松永も炎上、高野もピリッとしないままです。
どうやら石川は登録抹消となるようですが旅は道連れ世は情け、松永も同行をさせて一から調整をやり直すぐらいのつもりでなければシーズンを棒に振ることにもなるでしょう。
ことペナントレースの観点から言えばWBCが悪でしかないことは、石川だけではなく他のメンバーも身を以て証明をしてくれているのが悲しすぎます。
そのWBCに選ばれもしなかった貧打戦は相手のミスに乗じての得点は見事でしたが結局は5安打、1割台のチーム打率がさらに下がるのですから笑うしかありません。
今日は福浦の1933安打目に間に合ってよかったと、ただもうそれだけの試合でした。
ちなみに親子ゲームの浦和マリーンズは大勝だったようですが、実情は西武のアマチュアレベルの制球難と守乱に助けられただけだったようで、4安打の清田は腕主体のスイングに変わりはなく、両肩に力の入りすぎの中村は悪化の一途、そうなれば金森打法から脱却できていない荻野も高打率を引っさげての復帰ではありますが期待薄、としておきます。


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◆4月18日(火) 千葉ロッテ−ソフトバンク4回戦(ソフトバンク4勝、18時15分、ZOZOマリン、12,310人)
▽勝 千賀 3試合2勝1敗
▽敗 石川 3試合3敗
▽本塁打 デスパイネ2号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、陳冠宇、有吉、松永、高野—田村、吉田
ソフトバンク 千賀、五十嵐—甲斐

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