オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

石川が負けただけ

2017-05-31 05:16:54 | 千葉ロッテ

 

山室球団社長がDゲートでお出迎え、しかし認知されていないのか右手を差し出してもスルーされている姿が物悲しかったです。
またOBの得津が普通にゲートから入場していたのにも驚きましたが、その得津が「社長、何やってんですかこんなところで」との大声で振り返る人がちらほら、そんな程度でした。
そんなこんなで今日から交流戦、弱っちいセントラルを相手に負けたのは悔しいですが超貧打線が13安打7得点ですのでレベル差は歴然、石川が打たれただけだと割り切ります。
その石川はさほど悪いボールではありませんでしたが逆球が多くて投げたいところに投げられない苛立ちが見て取れるほどに自分を見失っている感じで、ボール交換のときに叩きつけるように投げるなど感情を表に出している時点で石川ではない、あの飄々としたキャラがどこかにいってしまっています。
号泣、なんて適当な見出しをつけられて報じられましたが降板後にベンチでタオルに顔を押しつけて微動だにしない姿をビジョンに映されていましたから、かなり重症っぽいです。
石垣島ではWBC球がしっくりこない様子だったものが、今は逆にNPB球に指が馴染んでいないのか、それでもボールに力はありますからファンとしては待つしかありません。

その後の継投は例によって?マークが飛び交うもので、これが伊東監督が主導をしているのか落合コーチの助言によるものなのか、いずれにせよしっくりきません。
不運な打球がありましたが左対左の期待に応えられずにつるべ打ちに遭った土肥はやはり140キロ台に届かないストレートでは厳しく、それはそれとしてもマウンド上で目が泳いでしまっているのに放置したベンチはこの時点で試合を捨てたのでしょう、しかしルーキーには酷なシーンではありました。
ところがその裏に味方が3点差まで迫ったことで大嶺祐かと思いきや高野、その高野も大嶺翔の落球に足を引っ張られはしましたがストライクとボールがハッキリしすぎで狙い打ち、こちらも小心さが表情に出ていたのが残念至極、それでも150キロのストレートは大きな武器ですから自分を捨てずに頑張ってもらいたいです。
不憫な大嶺祐は点差が広がったところでのロングリリーフと敗戦処理状態、こんなところで使うために先発ローテーションから外したのか、四球がらみの失点がありましたので誉められたピッチングではありませんでしたが、モチベーションの維持が大変だろうと同情モード全開です。

打線はリーグが変わればこうも変わるのか、とビックリするぐらいにバットがしっかりと振れていましたし、芯を捉えた打球も多かったです。
展開としては根元の打球がファールにならなければ、といったところでしたが、まあ仕方がありません。
三木が引っ張ったかと思えば一塁側にセーフティーとプロ初の3安打猛打賞だったのが喜ばしく、井口もパワーの衰えは否めませんが調子は上向きのようです。
これで勝った、なんてぬか喜びをしてしまった大嶺翔のスタンドインは逆にあそこまで伸びたのは風が理由か、そうであってもこちらはパワーをアピールできた一発でした。
一方で四番がどうの、以前に振れていない角中、チャレンジモードが失敗に終わったパラデス、と軸になる選手が不在なのが痛いです。
機能をしたとしてもサントスでは起爆剤にはほど遠いのではないかと、山室球団社長にはハイタッチよりも効果のあるファンサービスをお願いします。
平日ナイターではありながらも阪神戦で空席がやたらと目立ったライトスタンドが寂しすぎで、ファンの球団に対する目線が顕著に見えた交流戦の初戦でした。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

阪神

2 0 1 1 6 2 1 0 2 15 15 1

千葉ロッテ

0

4

0 0 3 0 0 0 0 7 13

2

◆5月30日(火) 千葉ロッテ−阪神1回戦(阪神1勝、18時15分、ZOZOマリン、20,604人)
▽勝 秋山 9試合4勝3敗
▽敗 石川 5試合5敗
▽本塁打 糸井7号(石川)、大嶺翔3号(秋山)、高山4号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、土肥、高野、大嶺祐、東條—田村、吉田
阪神 秋山、桑原、高橋、岩崎、藤川—梅野

コメント (24)

ロエル・ヨシフミ・サントス

2017-05-31 04:07:48 | 千葉ロッテ

 

荷物の受け取りがあったので今日は昼で終わり、受け取った後に取るものも取りあえず駆け付けた今季初のイースタンです。
既に五回だったので注目のサントスは3打席目からのチェック、ポップフライが2つに内野ゴロが1つは残念ながらチームの起爆剤としては荷が重そうです。
まだ体調が万全でないにせよNPBの配球を肌で感じるためにボールをよく見る、といった姿勢は感じられずに早打ちかつスイングが大振りで、まるで岡田を見ているかのようでした。
話題の走り打ちを二度見せましたがスタンドから歓声はあがったものの見世物でしかないような、広い守備範囲は誇りそうですがレフト、ライトともに接触をしそうな「貪欲さ」が吉凶どちらに出るのか、それでも明日からの一軍が決まったようですのでそれだけチームが追い詰められているということなのでしょう、拙速な感は否めませんが楽しみではあります。

先発は成田だったようですがマウンドには岩下が、その時点で与四死球が6の4失点ですので成田、岩下ともピリッとしない内容だったのでしょう。
ただ実戦では初めて見る岩下は重そうなストレートが魅力的、140キロ台半ばのズシンと響くボールは迫力がありました。
まだボールが流れ気味ですぐに一軍がどうのというピッチングではありませんでしたが、先発としてじっくりと育ててもらいたいです。
投球練習で腕がかなり下から出ていた黒沢はフォーム改造で生き残る道を模索しているのかと思いきや、先頭打者の4球目からはまた元の腕の位置に戻っていました。
そうなればストレート、変化球とも面白みのないピッチングでしたので、二軍レベルからの脱却は難しそうです。
そしてこちらも一軍復帰が報じられた松永、益田はボールは走っていましたが一軍ではどうだろう、が正直なところで、力でねじ伏せるでもなく、キレで勝負するでもなく、ボールの出し入れで翻弄するでもなく、ただ淡々と投げていたようにしか思えなかったのは暑さのせいでボーッと見ていたからなのかもしれません。

御前試合でアピールをしたかった平沢と中村も、もう一つなプレーで昇格を逃しました。
平沢はバッティングもそうですがスローイングが不安定なのが変わっておらず、地道に経験を積んでいくしかありません。
中村も開いたスイングは相変わらずで、打ったら走る、の基本もおろそかに30代後半の選手のような走塁が残念と言いますか、その手抜きにスタンドから野次が飛んでいました。
ショートのレギュラー争いをするはずのドラ1コンビの間隙を縫って夜には三木がプロ初の3安打猛打賞、これが現実です。

ちなみに試合後のサイン会はゲームセットからダッシュしてぎりぎりセーフ、歩いていれば間に合わなかったようで「試合を最後まで見ていた人がサインをもらえないのはおかしい」と苦情を叩きつけている方が複数、はごもっとも、いろいろと事情はあるにせよ野球観戦の基本から外れているような気がします。
登場をしたのは成田、原、島、種市の若手投手で、石垣島でサインをもらえなかった選手であれば色紙で、もらえた選手であればボールで、と両面作戦は残念ながら期待をしていた高濱らが出てこなかったので、生まれて初めてのサインボールをもらってこれはこれで嬉しかったです。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

0 0 2 2 0 0 2 0 0 6 9 0

千葉ロッテ

0

0

0 0 0 2 0 0 1 3 9

0

◆5月30日(火) 千葉ロッテ−日本ハム9回戦(日本ハム6勝3敗、11時、ZOZOマリン、1,515人)
▽勝 立田 7試合3勝3敗
▽S 田中豊 20試合2勝3敗8S
▽敗 成田 10試合2勝2敗
▽本塁打 浅間2号(成田)、猪本2号(田中豊)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成田、岩下、黒沢、松永、益田—金澤、柿沼
日本ハム 村田、立田、上原、屋宜、田中豊—郡

コメント (9)

わくわく交流戦

2017-05-30 01:51:18 | 千葉ロッテ

いよいよ明日から交流戦です。
どん底なチーム状況ですが交流戦はそれはそれで楽しみがあったりもして、いきなりセントラルでは優勝争いをしている阪神と広島との対戦でこの両チームを蹴散らすようなことがあれば「パシフィック=一軍」「セントラル=二軍」の構図がさらに際立つわけで、相手からすればかえってやりづらいかもしれません。
また負けるようなことになれば「セントラルにすら勝てない」と球団もさすがに何らかの手を打たなければならないことを否定できなくなり、またベンチも悪あがきを止めて来季以降への布石を期待するには退陣必至の伊東監督にそれを望むのは酷ではあるにせよ、ファンとしては割り切ることはできます。
気になるとすれば挑発ポスター、こればっかりはKYすぎて失笑の対象になるでしょうから気恥ずかしいと言いますか、しかしそれはそれでネタにはなります。
そんなこんなでどっちに転んでも大丈夫なように心のセーフガードを張りつつ、まずは初戦で様子を見ましょう。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

コメント (12)

ゆうしょ・・・勝ってください

2017-05-29 00:46:44 | 千葉ロッテ

 

カモメディアで純粋無垢なキッズに気を使わせてしまうロッテは交流戦を前に9連敗中のオリックスを叩いておきたかったところが逆転負け、そりゃ優勝なんて口にはできません。
そして不気味な新キャラはまさかこれが最終形態ではないことを願うばかり、こんなもののためにクールが普通のペンギンに戻らされてしまったのであれば浮かばれないでしょう、しゃべるキャラはふなっしーを意識したのか、しかしその陰気な口調はシーマンそのもので、いずれにせよ気持ちが悪くて大失敗に1万ドンです。

今季初登板初先発の関谷は7回途中で2失点、しかし打線の援護が足りずに黒星を喫しました。
そういう意味では好投と言えなくもないですし伊東監督もそれなりに評価をしていたようですが、個人的にはガッカリしたのが正直なところです。
前日の二木とともに昨年の中盤戦以降に急ブレーキがかかったのは軸となるストレートの力を失ったからで、その二木が伸び、キレともに取り戻したのとは対照的に関谷はそのまま変わらず、ことこの試合を見る限りでは次に期待とは言えない内容だったと思います。
それでもピンチの連続を凌げたのはフィールディングでも見せた「強気」があってこそ、そこは関谷らしさを見せてくれました。
ただやはり伝家の宝刀であるチェンジアップを活かすには130キロ台後半のストレートでは厳しい、これがたまたまなのか、ロッテ化が進んでいるのか、ドキドキハラハラです。

継投ももやっとした感じで、面白くありませんでした。
勝敗を第一に考えるのであれば安達に打たれたところで自分であれば関谷はご苦労さん、しかし経験を積ませることを第一にすれば当然に続投です。
しかしそれであればどうせ右の代打が出てくるのは分かりきっていたのですから左対左だからと土肥を使ったのには?で、同点までは我慢、が理由だったのでしょうか、その土肥がしょーもないプレーで結果的に決勝点を与えたことからしても中途半端で悔いの残る交代だったように思います。
若月に続投とした時点でこの試合を関谷に託す、とまでは腹を据えられなかったのはらしいと言えばらしいのですが、これでは投手は育ちません。
土肥は投ゴロをグラブに当てながらも捕り損ねたのかと思っていたのですが帰ってきてから映像を見てみればボールがグラブをすり抜けて足に当たっていたような、心配です。
そして最終回は大谷、大嶺祐かと思っていたのでお疲れ様としか言いようがなく、きっと、きっと、きっと、大嶺祐は先発転向なのでしょう。

そうは言いながらも投手は頑張ってくれました、問題はやはり打撃陣です。
バント失敗の懲罰か荻野がスタメンから外れて三家がプロ初スタメン、さらにはダフィーが外れての国産打線は初回に清田、角中がコースに逆らわないバッティングで二死から鮮やかな先制劇を見せてくれましたが、その後はそこそこチャンスがありながらも井口、根元のベテラン勢が再三再四とブレーキになって追加点を奪えませんでした。
三家は変化球にタイミングが合わずに力の差を感じたでしょう、そこは次のステップへの糧にしてください。
しかし相変わらずに「振ったところにボールがくればヒット、スタンドインがあるかも」から脱せられない舶来砲は重症のままで、おそらくはオープン戦の夢再びと交流戦では暫くは使われるのでしょうが、そこでも結果を残せないようであれば球団はともかくとしてもベンチの我慢も限界に達するでしょう。
最後の荻野のヒットには盛り上がりましたが残念な結果に、ただあの判断は現地にいた身からすれば妥当なところだったかなと、駿太のストライク返球を誉めるしかありません。
それよりも走塁の邪魔になるバットを誰がよけなければならなかったのかと、そこが気になったあっけない幕切れでした。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 8 0

千葉ロッテ

1

0

0 0 0 0 0 0 0 1 8

0

◆5月28日(日) 千葉ロッテ−オリックス8回戦(ロッテ5勝3敗、14時、ZOZOマリン、20,267人)
▽勝 山岡 7試合1勝4敗
▽S 平野 18試合1勝3敗10S
▽敗 関谷 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 関谷、土肥、有吉、大谷—田村
オリックス 山岡、近藤、黒木、平野—若月

コメント (27)

空気読めやっ!

2017-05-28 00:24:07 | 千葉ロッテ

 

そんなロッテファンの怒りの声が全国で巻き起こっているのではないかと思います。
あと一人でプロ初完封のところでのT-岡田の空砲は打った瞬間に球場全体が静寂に、時が止まったかのような数秒を経てライトスタンドに飲み込まれていきました。
二木には残念至極でしたがそれでも完投勝利は自身二度目、今季チーム初の「快挙」ですから素晴らしいの一語に尽きます。
前日は大量リードでも落ち着かなかったものが今日は僅かに2点のリートでも余裕で見ていられる、立ち上がりからストレートの伸び、キレが抜群で序盤は力押し、中盤からはそのストレートを見せ球にフォーク、スライダー、カーブで手のひらの上でころころと、オリックス打線を手玉に取りました。
まるで紅白戦のような早打ち、手打ちに助けられたところはありましたが、これほどのピッチングであればどこが相手でも大崩れをすることはないでしょう。
昨年もこのぐらいの時期まではボールが走っていたものがスタミナ切れか急失速をしましたので、その轍を踏まないよう最後までキレッキレでお願いします。

打線はさほどいいとも思えなかった松葉を攻めきれずにいつもどおりの貧打でしたが、三回の攻撃には光明が感じられました。
四球の走者をバントで送って荻野は意表を突いたセーフティー、すかさず盗塁で一死二三塁から清田が連日の殊勲打となる2点タイムリーはロッテらしからぬ攻撃です。
荻野の盗塁がとにかく大きかったのは一三塁であれば前進守備をしたかどうか、前に出てきた野手の頭を越せばいいと清田はかなり気が楽になったはずです。
バントもそう、盗塁もそう、そうやって相手バッテリーや守備にプレッシャーをかけることこそが大砲不在のロッテに求められるもの、再認識をしましたし、認識をしてもらいたいです。
ただ七回の荻野の構えずのバント失敗を見れば認識はしていないんだろうなと、明日は疲れを取るためというグッとこない理由で抹消となった唐川の代わりに今季初登板初先発となる関谷をこんなことをやっていて打線は援護できるのか、激しく不安ながらも今季初の3タテを食らわせてのオリックスのワースト月間20敗を見てみたい!


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 5 1

千葉ロッテ

0

0

2 0 0 0 0 0 X 2 6

0

◆5月27日(土) 千葉ロッテ−オリックス7回戦(ロッテ5勝2敗、14時、ZOZOマリン、25,022人)
▽勝 二木 6試合3勝
▽敗 松葉 7試合1勝4敗
▽本塁打 T-岡田12号(二木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木—田村
オリックス 松葉、小林、大山、黒木—山崎勝、伊藤

コメント (17)

大台に乗った

2017-05-27 02:34:39 | 千葉ロッテ

チーム打率がようやくに大台の2割に乗りました。
昨日が今季初の二桁得点、今日が一ヶ月半ぶりの連勝、これで調子が上向いてきたと思いたいのですが相手が中4日の中田に7連敗中のオリックスですから額面どおりに受け止めていいのかどうか、きっちりとエースで勝てれば疑心暗鬼も払拭できたのですが劇的ではありながらも本来は不要だったはずのサヨナラ勝ちに複雑な心境だったりもします。
それでも「やっとロッテ戦だ!」とオアシスな気分だったであろうオリックスを突き放すにはいい勝ち方だったかもしれず、そうなればブラックブラックな3連勝で息の根を止めましょう。

2つの四球に田村の軽率なプレーで絶体絶命のピンチだった九回を内の踏ん張りで凌いだ直後のサヨナラ劇は見事でしたが、ここはファールで粘った三木を称えたいです。
ここのところはバントミスで味噌をつけた感のあった三木だけに、これこそが求められているプレーだと、清田とともにお立ち台に呼んであげたいぐらいでした。
スタンドインかと思った打球は惜しくもフェンス直撃だった清田も鈴木とともに引き付けて打てるようになってきたようにも思えますがダフィー、パラデスのその後があんなですし、信ずるにはもう少し積み上げがないと疑り深くなった自分はなかなかに諸手を挙げることはできません。
それでも当たったときの打球の勢い、飛距離はやはりロッテの中では貴重な存在ですので、気分的に少し雑な清田を見てみたいです。
そして涌井、だから言わんこっちゃないガス欠は中盤までのピッチングからすればあれよあれよの崩れっぷりで、あそこで土肥を使ったベンチの胆力には頭が下がりますがそもそもの継投が間違い、下手をすれば、という表現は適当ではないかもしれませんが4連投になるかもしれない内もそう、名前を変える前に考え方を変えてもらいたい落合コーチです。
何はともあれ要所で井口、根元とベテランが渋味を出しているのはいい傾向、その後見をバックに若手、中堅がのびのびとプレーできる環境をベンチには作ってください。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

0 0 0 0 0 0 4 0 0 4 9 0

千葉ロッテ

2

1

1 0 0 0 0 0 1X 5 13

1

◆5月26日(金) 千葉ロッテ−オリックス6回戦(ロッテ4勝2敗、18時15分、ZOZOマリン、12,635人)
▽勝 内 17試合2勝3S
▽敗 平野 17試合1勝3敗9S

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、土肥、大谷、内—吉田、田村
オリックス 山崎福、赤間、ヘルメン、近藤、黒木、平野—若月

コメント (13)

こんな日もあるさ

2017-05-26 00:50:17 | 千葉ロッテ

いきなり佐々木が内川に三試合連続弾を浴びて初回で終わったかと思いきや、ロッテなら中4日でも楽勝でしょ、とばかりに舐めくさった中田起用を粉砕するアーチ攻勢での逆転勝ち、大量リードから大谷、内までをも投入してかつ失点を重ねる醜態を見せてしまいましたが、二度と福岡になんて来るものか、そんなロッテファンの心を癒やす白星となりました。
ホームランは野球の華、は勝ってこそ噛みしめられるもの、これで安心をするのではなく補強の手を緩めない、そうでなければ嘘でしょう、山室さん。
珍しくも打線の援護をもらった佐々木は6回3失点は8奪三振よりも無四球が快挙ではあり、ただ面白いピッチングではなかったとは個人的な感想です。
二番手でヒヤヒヤの幕を上げてしまった土肥もそうですが軸となるストレートが貧弱で、しかし別の試合では質の高いボールを投げていたりもしますから最初の疲れのピークとなりやすい梅雨入り前が理由なのか、いずれにせよシンカー、スライダーなど変化球を活かすには今のままでは力が足りません。
それでもソフトバンクを相手の勝利ですから資質が高いのは間違いなく、こんなチーム状況ですから目先の勝利よりも内容を意識した、意識高い系の佐々木であってもらいたいです。
打線は9安打ながらも12得点と四死球の怖さを逆に思い知ったような攻撃でしたが、こちらもやや複雑な心境ではあります。
外国人選手を八番で使う意味があるのか、なんて思っていたダフィーは二発を叩き込みながらも低めに投げてはダメなことを印象づけただけのような気がしないでもなく、とりあえず振ってしまうパラデスが戻ってしまいましたし、球団は喜んでいるでしょうがそんなに単純な話でもないでしょう。
一方でちょっと打てないとすぐに打順をいじる伊東監督も暫くは核弾頭で使うと思われる大嶺翔が一番の収穫か、内角のボールを角中ばりの変態打法で対処できるようになったことで打席に余裕が見て取れますし、エラーがどうした、ぐらいの場合によっては神経を逆なでしそうな顔つきも泣き顔揃いのロッテでは傑出です。
平沢、またおかしなことに中村がいますのでショートとしての定着は微妙なだけに、来季以降の外野転向も視野に入れつつ経験を積み上げる一年であってくれればと期待します。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 2 0 5 2 1 2 0 0 12 9 1

ソフトバンク

3

0

0 0 0 0 2 1 1 7 11

0

◆5月25日(木) ソフトバンク−千葉ロッテ12回戦(ソフトバンク10勝2敗、18時、ヤフオクドーム、34,247人)
▽勝 佐々木 6試合2勝4敗
▽敗 中田 9試合4勝4敗
▽本塁打 内川10号(佐々木)、鈴木6号(中田)、ダフィー5号(中田)、6号(笠原)、大嶺翔2号(中田)、井口1号(加治屋)、デスパイネ12号(大谷)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、土肥、東條、大谷、内—田村
ソフトバンク 中田、加治屋、笠原、飯田、岡本—甲斐、鶴岡

コメント (22)

雪が降る

2017-05-26 00:34:05 | 読書録

雪が降る

講談社

このアイテムの詳細を見る

どうしたらこれをミステリーのくくりで売り出せるのか、さっぱり理解ができません。
テロリストのパラソルシリウスの道、これらとは一線を画した作品であり、どうなるのだろうとのドキドキ感はありますがミステリーでないことは断言できます。
しかし藤原伊織らしさ、短編集ながらもそれぞれの登場人物を魅力的に描いているところに変わりはなく、人間ドラマという切り口からすれば秀逸と言えます。

力強さがありながらもどこか弱さを併せ持っている、これまでの主人公はそういったタイプでしたが、この作品では揺れ動く弱さが前面に出ています。
それでいて秘めた芯の強さが自然にあふれ出る、そのバランスが絶妙で引き込まれてしまい、心情を自分に照らし合わせてしまう読者が多かったのではないかと思います。
最後まで描かずにその後を読み手に任せることで無限のストーリーが広がっていく、全体的には切なさが胸を締め付けるようなものが多いですが、しかし後味は悪くありません。
ただ数ページと一番に短いストーリー、トマト、だけがさっぱり意味が分からなかったのが残念、それが無ければ満点でした。


2017年5月24日 読破 ★★★★☆(4点)


ブログランキング・にほんブログ村へ
一日一クリック応援をお願いします。


負のデパート

2017-05-25 02:02:19 | 千葉ロッテ

先頭打者被弾に四球が絡んでの失点、またしてもデスパイネ、内川に奉仕をするなど舞の海もビックリの負のデパート、ボーナスステージのはずの対攝津を生かしきれずの逆転負けで今日はどんな愚痴が聞かれるかと思いきや、ここにきて「チャンスはある」と前向きなコメントの伊東監督に違和感が爆発です。
何をどうしたらその発想になるのかが理解不能なパラデスの核弾頭に漫然と5打席を与えただけではなく三木に代打ダフィーがバント失敗の懲罰であれば守備から代えるべきですし、その後の一死からのバントは変化の兆しにも思えますが控えるのがパラデスであれば期待はできず、結局は外国人選手に振り回された試合でした。
使うのか使わないのか徹底をしないところにサントスが来日をして伊東監督がどう動くのか、真っ当に考えれば最低でも一週間程度は浦和で調整をさせた上での合流でしょうが球団への当てつけのように即一軍ともなれば第二ラウンドのゴング、それに陳冠宇が巻き込まれないことを願うばかりです。
それにしても超貧打の影に隠れていますが継投の滅茶苦茶ぶりも極まった感があり、一つ歯車が外れるとここまで狂うものなのか、いい勉強になりました。
航空券を買ってしまったので神戸、大阪には行く予定ですがチケットにいつもどおりの資金投下をするだけのモチベーションに至らず、明日の発売開始が憂鬱な睡眠不足の夜です。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 3 1 0 0 0 0 4 11 1

ソフトバンク

2

0

0 0 0 2 4 2 X 10 11

0

◆5月24日(水) ソフトバンク−千葉ロッテ11回戦(ソフトバンク10勝1敗、18時、ヤフオクドーム、31,627人)
▽勝 五十嵐 21試合5勝
▽敗 有吉 16試合2敗
▽本塁打 川島1号(陳冠宇)、デスパイネ11号(陳冠宇)、内川9号(有吉)、柳田8号(阿部)

▽バッテリー
千葉ロッテ 陳冠宇、有吉、高野、阿部—吉田、田村
ソフトバンク 攝津、笠原、石川、五十嵐、森、岩嵜—高谷、甲斐

コメント (17)

やられ方が同じなのか、やり方が同じなのか

2017-05-24 02:13:45 | 千葉ロッテ

投打の軸である石川と角中が復帰をしたものの両選手とも実質的には不振での抹消だっただけに、すぐにバラ色の活躍などといったうまい話があるわけもなく、石川は7回4失点、角中は4打数1安打、箸にも棒にもかからないものではなくとも起爆剤にはほど遠い今日のプレーでした。
石川は相変わらずに球数が多く、角中の振りももう一つで、本調子までには時間がかかりそうです。
そんな今日は舌の根も乾かぬうちにダフィーをスタメンで起用をしたことでショートに回った大嶺翔がいきなり正面の打球を捕り損ねたところから先制点を許し、そのダフィーは1安打ながらも3三振、代打で登場のパラデスを起点とした1点が唯一の得点ともなれば皮肉な結果としか言い様がありません。
バントで走者を進められない、と言いますか進める采配でないのもお約束、伊東監督は「やられ方が同じ」とお嘆きのようですが、ファンからすれば「やり方が同じ」です。
精神論でプロ初打席の三家のヘッスラを称えるぐらいしか見所のない僅かに4安打の打撃陣に、またしてもデスパイネと内川にやられた投手陣、まあこんなものでしょう。
地元で試合があるときには早く帰る、そうでないときにはきっちりと仕事をする、今年は心置きなくメリハリのある生活をさせてくれてありがとう、ありがとう。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 4 1

ソフトバンク

2

0

0 1 0 0 1 2 X 6 10

0

◆5月23日(火) ソフトバンク−千葉ロッテ10回戦(ソフトバンク9勝1敗、18時、ヤフオクドーム、33,301人)
▽勝 東浜 8試合5勝1敗
▽敗 石川 4試合4敗
▽本塁打 内川8号(石川)、柳田7号(東條)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、東條—田村
ソフトバンク 東浜、森、石川—甲斐

コメント (17)

伊東プラン

2017-05-23 03:52:42 | 千葉ロッテ

チームの危機に球団の対応はピントのずれたサントスの獲得で手仕舞いになりそうな今日この頃、伊東監督の怒りが収まりそうにもありません。
これまでは試合後のコメントで選手をこき下ろすことはあっても自省の言葉はなかなか聞かれなかったところでの先日の「責任」発言、これは突然に殊勝になったわけではなく真逆の宣戦布告ではないかと、このままおざなりであれば辞任もやむなし、と揺さぶりをかけているのでしょう。
シーズン中のそれは後任探しなど負担が大きいですし、面倒ごとが大嫌いなロッテは余程のことがない限りは避けたいはずです。
パラデス、ダフィーに激怒の体でスタメンから外したのもそう、それでいて二軍には落とさずに距離感を探りつつの策士伊東監督と球団との駆け引き、暗闘のゴングが鳴りました。
あまりに追い詰めると逆ギレもありますからどのあたりを落としどころにするのか、トレードはタマもありませんし相手のあることですから思うような補強とするにはハードルが果てしなく高く、そうなれば大輪とはならずとも即効性のあるNPB経験者の外国人選手に走るのか、もちろん大砲が前提です。
続投の条件ともされた大型補強が空手形に終わっただけに今回も対決姿勢だけで、裏では退任後の身分保障などで手を握る可能性もありそうな気もしますが、地元開催でのオールスター戦で殿堂入りの表彰式があるようですし、その栄えある舞台をあまりに無様な形で臨みたくはないでしょう。
球団の対応、伊東監督の采配ともに不安視をしているのでどちらに肩入れというのもありませんが、さすがにサントスだけで終わるともなれば伊東監督には頑張れと、脇役体質な選手が多いだけに一石を投じるだけで思いがけない波紋がチームの活性化に繋がることを期待して、その成り行きを野次馬根性半分で見守っていきます。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

コメント (10)

岸に勝ったぞ

2017-05-22 02:33:48 | 千葉ロッテ

 

見事なぐらいにボケていますが、飛び跳ねるようにホームインをする鈴木に見ている自分も興奮状態でしたので、まあこんなものでしょう。
鈴木の雄叫びを少しでも感じ取っていただければと、その劇的すぎる起死回生の逆転アーチも打った瞬間にそれと分かる見事なものでしたが二本目のヒットがあってこそ、前日とは打って変わって手元に引き付けてしっかりスイングできていたのには驚きましたが、これが再浮上への一歩目となってくれることを願いたいです。
調べてみれば2012年まではイチコロでしたがここ数年はそこそこ打っていた岸はそれでも天敵中の天敵のイメージなだけに、そういう意味でも大きな一発でした。

それもこれも唐川の粘りがあってこそ、今日はストレートが走っていましたしコントロールもそこそこ、白星を手にできなかったのが申し訳ないぐらいのピッチングでした。
いきなり茂木に先頭打者初球アーチを叩き込まれるという乾いた笑いしか出てこない立ち上がりでしたが、それは交通事故のようなものでその後はストレートで詰まらせて、カーブでタイミングを外す、楽天からすればのらりくらりとかわされた感じだったでしょう。
しかし唐川からすればかわしたのではなく攻めの姿勢、それが感じられるだけのボールの力があったと思います。
茂木に4安打を浴びての今季は8打席7打数6安打1四球に二発ですので完全にカモにされているのが大きすぎる課題ですが、次はマリンフェスタでの快投をお願いします。

勝利の方程式は大谷と内、なかなか中継ぎ、抑えが呼ばれることのないお立ち台でイケメン投票の順位を揶揄されるのがお約束になってきた大谷に、さらっと毒を吐いた内です。
大谷はやはり本調子にはまだまだですが春先に比べればそれでも数字が出ているだけでもよしとすべきなのか、個人的にはもう少し様子見です。
そして本人も不安いっぱい、ファンも不安で落ち着かなかった三連投の内は、3球で二死が取れたことで楽になりました。
また1点リードでしかないところで茂木を引っ込めた梨田監督にも助けられました、一発の恐怖のアマダーよりも次に茂木が控えていた方がプレッシャーがあったはずです。
何にせよ次のカードは内が投げずとも勝てますように、週一ノルマの倍も勝ってしまった今週ですので強気でいきましょう。

不名誉な一桁安打記録を20試合で止める10安打は今月初の二桁安打、しかし僅かに3得点ですので効率の悪さは相変わらずです。
それが分かっているからこそなのか二回に岸から詰まりながらも望外の連打で無死一三塁、いきなり清田のスクイズは悪くはありませんでしたが井口のスタートが遅れたのと鈍足、さらには岸の敵ながら天晴れなフィールディングに防がれたことでイヤな雰囲気が満載となってしまいました。
それを断ち切ったのが大嶺翔の粘り、体ごとぶつかるようにボールに食らいつく気迫こそが求めていたもので、根負けをしたのか岸の真ん中に入る甘いカーブを見逃さずに追撃のタイムリーは二死からの攻撃によるものでしたので相手バッテリーからすればダメージは大きかったでしょう。
平沢に続いて福浦までもが二軍落ち、の理由が走塁で右太もも裏を痛めたなんてのは情けなさすぎますが、代わって四番に入った井口が会心の当たりではなかったもののマルチヒットでNPBでの2000本安打まであと258本、イチロー真っ青な60歳まで現役であれば一年に15本ですから不可能な数字ではありません。
そんな「個」が頑張りはしましたが「チーム」としては落第、試合前に楽天のスコアラーに「楽天とロッテの打撃練習が雲泥の差、ロッテさん元気ないね~」と言われてしまいロッテの関係者は苦笑いをするしかなく、さらに追い打ちをかけるように「外国人選手に緩いボールを投げて流すような練習をさせて、壊しちゃってるもんね」です。
ごもっとも、ごもっとも、そして伊東監督は自らの発言を補強するかのようにダフィー、パラデスをスタメンから外し、七回の一死三塁で犠牲フライでも同点のチャンスにも代打伊志嶺、それであれば二人とも落としてしまえばいいのに中途半端と言えば中途半端、そして伊志嶺は敢えなく三振です。
とにかく右打者の内角の見送り三振が多すぎで、岸がキレキレだったのでしょうしジャッジが岸に追い風だったかもしれませんが、あれだけ続けばカットをするような指示をベンチは出さなかったのか、自らのストライクゾーンにこだわるのもいいですがそれは独りよがりでしかありません。
結果的にはスタンドインで不要でしたが井口に代走を出さなかったのも理解できず、鈴木には右中間を破るような打球を打たないかなと意地の悪い期待をしたりもしていました。
つまりは組織としての戦いができてないことからして急上昇は難しそうな、週明けは負け続けている福岡でのソフトバンク戦です。
最後に、今日はバントもしっかり出来ていましたし、昨日の田村の肩に続いて三木、大嶺翔と守りで支えてくれた地味な貢献を大事にしたい、大事にしてくれ、お願いします。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

楽天

1 0 0 1 0 0 0 0 0 2 7 0

千葉ロッテ

0

0

0 1 0 0 0 2 X 3 10

0

◆5月21日(日) 千葉ロッテ−楽天10回戦(楽天7勝3敗、14時、ZOZOマリン、21,363人)
▽勝 大谷 14試合1勝
▽S 内 15試合1勝3S
▽敗 岸 6試合3勝1敗
▽本塁打 茂木9号(唐川)、鈴木5号(岸)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、大谷、内—吉田、田村
楽天 岸、森原—嶋

コメント (27)

使っている僕が悪い

2017-05-21 01:20:36 | 千葉ロッテ

 

かなりお怒りの伊東監督ですが、おそらくはサントスの獲得で手仕舞おうとしている球団への当てつけなのでしょう。
パラデスのスタメン落ち、そして明日にダフィーを外せば高らかな宣戦布告になるのですが、そこまで踏み込めるかどうか、ちょっと楽しみになってきました。
そんなところに楽しみを見出すぐらいしかできなくなってきた今日この頃、4時間ゲームでの光合成で肌は真っ黒です。

二木は続投志願をしなかったのか7回零封の115球の力投は報われず、ロッテのいろはのどのあたりまでを学んだのかが気になります。
今年のZOZOマリンのスピードガンはインフレ気味ですので額面どおりには受け取れませんが、それでもストレートが走っているからこその好投でしょう。
100球目がMAX149キロ、昨年も春先はここまでとは言わずともストレートを軸にキレのあるピッチングだったものが中盤戦あたりから140キロに届かなくなったのはスタミナ不足だったのか、二年目のローテーションでその課題をどこまで克服できているかで二桁勝利への距離が縮まってきます。
もっともそれも普通のチームで投げている場合の話ですから、二木には勝てずとも負けないピッチングを目指してめげずにやっていってもらいたいです。

八回からの継投は大谷、内、有吉、土肥と頑張りましたが、最後は土肥が捕まっての黒星です。
十二回は大嶺祐かと思ったのですが左打者が続いたことでの土肥の続投は仕方なし、二打席連続三振でもチャンスに代打を送らずに田中を使い続けた梨田監督の起用に飲み込まれてしまった被弾をいい経験に、ロッテと楽天との違い、味方打線に元気がない理由の一端を肌で感じられただけでも大きな前進でしょう。
腕がワンテンポ遅れて出てくるので左打者がかなりタイミングを合わせづらそうにしていたのが印象的で、ただ数字よりも伸びのある質のいいストレートを投げてはいましたがもう一盛り欲しい、ブレーキの利いたスライダーやチェンジアップがあるだけにストレートがもっと走れば次のステージにいけます。
大谷は数字は出ていましたがやはり重さが消え失せていたのが気がかり、一方でそれほどにいいボールを投げているようには見えない有吉が抑えられているのは気持ちなのか、一発のあるペゲーロの豪快なスイングに臆することなく立ち向かったそのピッチングは見事でした。
それだけにあっさりとアマダーを歩かせる指示を出したのであろうベンチにはがっかり、それも土肥には学びとしてくれればと願います。

それにしても打線が酷い、ヒットのほとんどがコースヒットで凡打も含めて芯を捉えた打球が皆無に近いのですから、お得意様を相手に美馬も楽だったでしょう。
5回で60球、6回で70球と一番に苦しい中盤を初球ポップフライなどで助けてもらえば、スタミナ切れの心配はありません。
初回に荻野がいきなりセーフティーバントでヒットをもぎ取ったことで今日こそは、と期待をしたのですがそれが最初で最後、それでも思い切りに振れば多少はプレッシャーをかけられたのでしょうが当てにいくようなスイングばかり、当たりはしませんでしたが4三振のダフィーがあるいは一番にまともだったような気もします。
そのダフィーもさっそくに研究をされて低めにはなかなか投げてもらえずに内寄りにスピードボール、NPBのレベルは高いです。
鈴木も重心が前のめりでかなり重症、あまりに周りが貧打すぎとは言いながらも五番ですら重荷だったはずが四番を押しつけられて一気に調子を落としてしまいました。
福浦のヒットがロッテファンへのせめてものおみやげ、やはり軸となる大砲を補強しなければ枝葉は生きません、分かっていますよね、山室さん、林さん、松本さん。
球団内で苦しい立場なのは重々承知をしていますが、こんな野球をあと100試合も見せられるファンの気持ちを考えてください、お願いします。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

楽天

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 2 9 1

千葉ロッテ

0

0

0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6

2

◆5月20日(土) 千葉ロッテ−楽天9回戦(楽天7勝2敗、14時、ZOZOマリン、21,575人)
▽勝 福山 18試合2勝
▽S 松井裕 22試合2勝1敗16S
▽敗 土肥 6試合1敗
▽本塁打 田中1号(土肥)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、大谷、内、有吉、土肥—田村
楽天 美馬、ハーマン、福山、松井裕—嶋、足立

コメント (18)

殿、ご乱心!

2017-05-20 01:18:57 | 千葉ロッテ

連敗ストップの久しぶりの白星、しかも劇的なサヨナラ勝ちに冷や水を浴びせるようで申し訳ないのですが、喜びよりも暗澹たる気持ちになってしまったのが正直なところです。
九回になぜ内が出てこなかったのか、またしても恒例のリタイヤかとビクビクしていたら十回に登板、どうやら涌井の続投志願を受け容れてのことだったようです。
守備に足を引っ張られながらも粘り強く、鉄面皮からにじみ出る気迫のピッチングは見事でした。
しかし119球を投げたところからの続投は昨年の中盤戦までならともかく、むしろ今季は「えっ」と驚くぐらいに早いタイミングでの継投が目立っていましたので1点差に迫られた七回での降板であってもおかしくはなく、そして何より個人の希望によりベンチの作戦を変えたことが問題だと考えます。
もちろんチームの危機に立ち向かうエースの意地、その背中を見て他の選手たちが奮い立つことに期待をしたということもあったのでしょう、また数字などでは計れない空気感、が試合を支配することもありますからそれを一概に否定はしませんが、このどん底状態から抜け出すには組織としての戦いが必要です。
先日の藤岡もそうですがガバナンスが効いていない、と言うよりはそれを放棄してしまっているのではないかと、また相変わらずにバント一つできない醜態に手を打っているのか、徹底できずにサインを変えてしまうことからしてそれができているとはとても思えません。
落ちるボールに体を預けるようなスイングで上手く拾った根元は素晴らしかったですし、サヨナラ勝ちのホームを駆け抜けた荻野の右打ちにも拍手を惜しみませんが、これでまた明日の核弾頭が荻野になれば目先の取っ替え引っ替え、何ら展望のないその日暮らしの先に見えるものは何なのか、死に水をとると誓った以上は最期まで見届けます。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

楽天

0 1 0 0 0 0 1 0 1 0 3 9 0

千葉ロッテ

0

0

2 0 0 1 0 0 0 1X 4 10

1

◆5月19日(金) 千葉ロッテ−楽天8回戦(楽天6勝2敗、18時30分、ZOZOマリン、13,063人)
▽勝 内 13試合1勝2S
▽敗 森原 22試合1勝2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、内—吉田、田村
楽天 釜田、菅原、森、ハーマン、森原—足立、伊志嶺

コメント (26)

誰か買ってくれ!

2017-05-19 01:13:07 | 千葉ロッテ

船橋駅に着いたのが20時半で既に八回、さすがに球場に向かう気にはなれませんでした。
勝っていればヒーローインタビューだけでも、と頑張れたかもしれませんが相も変わらずの四球絡みの失点にスミイチで完封をされかけた貧打ですから、正解だったのが寂しいです。
そんな打線のてこ入れには新外国人選手、サントスの獲得が発表となりましたが、林球団本部長のコメントに落胆をしたロッテファンは少なくなかったのではないかと思います。
「ホームランも出てないが、一方出塁率の低さが大きな課題」、それを否定はしません。
しかしそれ以上に脇役気質な選手がゴロゴロとしていることからして打線の軸になる大砲こそが喫緊の課題なわけで、「ホームランバッターも並行して調査している」「もう1人外国人選手がほしい」をどこまで信ずればいいのか、「もう一人入れたいというのを前提に」が実際のところでしょう。
もちろん林球団本部長の本音がそこにあるわけではなく、無い袖は振れぬ、に苦しんでいる一人ではないかと思います。
獲ったからには持ち上げなければならない立場だからこその発言であり、そして20万ドルという年俸からして球団の財政状況が手に取るように分かりますから、これで長打を期待できる外国人選手の補強があれば驚天動地、実体は伴わずとも一軍復帰後に4発のダフィー、二試合連続アーチのパラデス、にホッとしていることは想像に難くありません。

もし岡田が三割を打っていたらこの状況にはならなかったのか

そう考えればサントスの獲得に伊東監督が「今絶対欲しい選手ではない」と漏らしたのも当然なわけで、どうしたらこういったピントがずれた補強となるのか、サントスに含むところはありませんし頑張ってもらいたいですが、あれだけコケにされたキューバということもあり素直には喜べません。
憲法改正にしか興味がない首相を戴く日本ですので手を挙げられるだけの体力のある企業が無いことは重々承知をしていますが、誰か買ってくれ!と千葉の中心で叫びます。
今日の試合のことにはほとんど触れずにごめんなさい、でも昨日今日の試合よりも球団の明日が不安で夜も眠れません。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

西武

0 1 2 0 1

0

0 0 1 5 5 0

千葉ロッテ

0

0

0 0 0 0 0 0 1 1 6

2

◆5月18日(木) 千葉ロッテ−西武9回戦(西武6勝2敗1分、18時15分、ZOZOマリン、11,074人)
▽勝 十亀 4試合1勝2敗
▽敗 佐々木 5試合1勝4敗
▽本塁打 炭谷1号(阿部)、パラデス2号(田村)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、東條、高野、阿部—金澤
西武 十亀、田村—炭谷

コメント (38)