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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2017年通信簿 32 高濱卓也

2017-12-09 00:20:34 | 千葉ロッテ

 

32 高濱卓也 内野手 28歳 年俸1450万円

【2017年成績】 28試合 35打数 1得点 6安打 打率.171 2二塁打 0三塁打 0本塁打 1打点 0盗塁 3四死球 6三振 得点圏打率.000

一昨年からパワーが付き始めて昨年にようやくのプロ初アーチ、ここから、と臨んだ今季はしかし低空飛行のままに終わってしまいました。
数字が欲しかった、と本人は喜んでいましたが背番号32は特徴がなく、球界でも珍しい00を手放したことが悪かったのではないかと思ったりもしています。
内野のどこでも守れるユーティリティぶりがあってこそ戦力外を免れた、なんて声もちらほらと聞こえてくるのが高濱の現実でもあり、その内野は中村がセカンド、鈴木がサード、ショートは平沢と三木の争いにルーキー藤岡が加わり、そうなれば高濱には井口が抜けても密度の高いファーストで勝負をするしかありません。
今季のように一塁の守備固めチックな存在であれば30代を前にチームを離れることにもなりかねませんので、来季の反攻に期待をしたいです。

そのためにも万全な体作り、高濱にはまずそれが求められます。
今季も腰痛に悩まされたのは例年どおりで、なかなか克服をするのが難しい箇所ではあるものの、健全な魂は健全な肉体にしか宿りません。
一軍キャンプでスタート、国際交流試合でも3安打猛打賞と結果を残しながらもショートのレギュラー争いにはそもそも名前を挙げてもらえず、ファーストとして練習試合、紅白戦、オープン戦を戦うも徐々に失速、その立ち位置からすればキッチリと決めなければならないバントのサインすら出してもらえず、たまに出たら失敗、では厳しすぎます。
チームに欠いている長打力に賭けたところのある高濱を上手く使い切れなかったベンチにも問題はあるのですが、その目を気にしすぎてかプレーが小さくなってしまったのが残念、それでもクビ元が涼しくなり始めた8月末に一軍昇格、すぐに今季初ヒットと蜘蛛の糸を繋ぎましたから、体制の変わる来季に勝負でしょう。
今岡が二軍監督に就任をしたのが高濱にとってプラスに働くのではないか、そんな根拠のない希望を抱きつつ、とにかく高濱には幸せになってもらいたい、の信念を貫きます。

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【オリオン村査定】 1450万円 → 1300万円 (▼10%)



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