林球団運営本部長がグライシンガーとホワイトセルの残留交渉について、明るい見通しを口にしたようです。
コメントを見る限りでは逃げ道も用意をしてあるようですが、それでも今月で保有権が切れるのではないかと考えていましたので、保留者名簿に名があるだけでも大きな前進でしょう。
そうであればマネーゲームをしてまでとは言いませんがとっとと決めて欲しく、一日でも早い朗報を待っています。
グライ残留へロッテ「ほぼ大丈夫」 (11/30 デイリースポーツ)
ロッテの林信平運営本部長は30日、セス・グライシンガー投手、ジョシュ・ホワイトセル内野手の残留に自信を見せた。
2選手とも来季の戦力として契約する権利を持つ保留者名簿に載せており、「保留者名簿に載ることは相手も了承している。前向き?そうですね。あとは最終的な部分。ほぼ大丈夫だと思います。まあ、ひっくり返る可能性もないとはいえないですが」と話した。
カルロス・ロサ、ウィル・レデズマの2投手も来季契約する方向。
ヘイデン・ペン、ダグ・マシスの2投手とは契約を結ばない。
西岡との交渉の際にも楽天的とも言えるコメントを残していた林球団運営本部長だけに全幅の信頼は置けませんし、こと外国人選手にとっての保留者名簿の効力がどこまで及ぶのかも今ひとつ分かりませんが、少なくとも門前払いで移籍をされることはないでしょう。
オリックスがグライシンガーを狙っているとの報道が昨日にあったばかりですので油断はできませんが、最初の交渉はロッテでしょうからそのアドバンテージを有効に活用して、しかし時間をかければいいと言うものでもありませんのでストレート勝負でお願いをしたいです。
面白おかしく書けばグライシンガーは西本コーチと里崎との両天秤なのでしょうし、ホワイトセルは通年での活躍を期待できるかどうかで評価が分かれると思います。
それでも今の球団の外国人選手獲得のルート、調査力などを鑑みれば両選手の残留がベターな解ですので、枕元に靴下を置いて心地よい眠りにつくことにします。
球団の現状からすれば、同じようにロサとレデズマとの契約更新も自然な流れなのでしょう。
ロサは昨年の活躍を考えれば見切るには惜しいと思っていましたので、本人がやる気を無くしていないことを願いたいです。
レデズマは正直なところどうでもよかったですし荒れ球に過ぎるので期待も薄いのですが、数字的には140キロ台後半のストレートを投げられる左腕ですので春季キャンプでの大化けに賭けるのもよいかなと、もし化ければ心置きなく中後の先発転向に力を入れられますので相乗効果となってくれればと思います。
一方のペンとマシスにも後ろ髪を引かれるところがありますが、ペンはいくら何でも故障が多すぎましたし、マシスはロッテ化の不安が強かったので仕方がありません。
あとは新外国人選手として右の内野手を獲って、黒沢を育成枠から昇格をさせれば支配下選手登録は67人となりますので頭数としてはいい感じです。
おそらくはトレードもないのでしょうから伊東ロッテの体制を年内にしっかりと固めて、春季キャンプに臨んでくれればと思います。