オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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意識づけが大事

2008-06-30 21:29:10 | 千葉ロッテ

明日から楽天戦、CS出場を目指すのであれば負けられない相手です。
投打ともロッテを上回る結果を出していますので簡単には勝てないでしょうが、期待の持てる戦いぶりを見てみたいものです。

それには日替わりオーダーの休止、これを強く推したいと思います。
2005年の里崎と橋本、小坂と堀と西岡など、力が均衡している選手たちを競わせることでレベルアップを図るボビーマジックは、それはそれで効果がありました。
しかしある程度レギュラーが固定された今、このやり方はいたずらに選手たちを混乱させているだけだと考えます。
核弾頭には核弾頭の、中軸には中軸の、下位には下位の、その打順に応じて求められるスキルや責任があります。
バントが下手、チャンスに簡単に打ち上げるなどのミスは、この打順に応じた意識づけが欠けているのではないかと思います。
今日は7番で明日は2番などといった起用では、選手たちは「ただバットを振る」といったプレーになりがちになっても仕方がない面もあります。
守備位置と同様に複数の打順を打てる技能を身につけさせることも大事かとは思いますが、残念ながら選手たちはそこまで柔軟でもなく、また大人でもありません。
ベンチもこの点についてきっちりと教育をしているのかどうか、結果から見れば疑問に思えます。

これは投手陣も同じで、このケースでは誰、といった役割分担を明確にすべきです。
「え、俺?」なんて感じで登板した投手が結果を出せるわけもなく、「ここは俺が」といった覚悟を持たせることが必要だと思います。

昨年の秋から選手たちを見て、今年1年を戦う準備をしてきたはずです。
この投手陣で、このオーダーで戦い抜くんだ、といった明確なビジョンをチーム内外に示すこと、これが今後の戦いに必要不可欠な要素であり、また見ているファンにとってのトランキライザーになると信じています。

 

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小林宏は気弱な表情で撃沈

2008-06-29 20:30:04 | 千葉ロッテ

怒りの3タテ発言はどこへやら、あっさりと負け越しとなりました。
所沢まで行かれたファンの方々は、さぞや足取りの重い帰り道となったことかと思います。

小林宏、昨年の清水以上の不調ぶりかもしれません。
今日もフォークは数球しか投げず、ストレートとチェンジアップ、そしてスライダーでのコンビネーションといった内容でした。
しかしどのボールも制球が甘く、ボール先行で苦しんでいるわけでもないのに真ん中近辺に投げ込み、面白いように打ち込まれました。
真ん中でもボールに力があればあそこまで打たれるとも思えず、ボール自体のキレもなかったのでしょう。
最近は多投が目立つチェンジアップもカウントを稼げても決め球にはならず、もがき苦しんでいる感じです。
5回に連打をくらった際にマウンド上で呆然とした表情をしていた小林宏、思ったようなボールがいっていないことを物語っているようでした。
昨年の清水を思えば、また先発投手の不足を考えれば、おそらくは小林宏もこのまま先発で起用し続けることになるのでしょうが、冗談抜きで15敗が見えてきそうです。

小林宏が試合を壊しましたので中継ぎ陣も気楽に投げられたのでしょうが、今日も松本が好投しました。
昨日と同じブラゼルを相手に堂々たるピッチングで、今日はストライクゾーンのボールで勝負しましたので価値があったと思います。
これでブラゼルは完全に苦手意識をもったでしょうし、こういった相性のいい相手を見つけることは財産となりますので、松本には意味のある試合となりました。

相性と言えば大松、今日も西武ドームで西口からホームランを放ちました。
大松は体勢をやや崩されながら前のめりになってすくい上げた打球が伸びるのが特徴で、今日も意外なぐらいに打球が伸びました。
同点にした直後に小林宏が被弾してイヤな雰囲気になったところでの同点アーチでしたから、打率は低いながらも得点圏打率の高さとチームトップの打点を誇る、その成長の跡をうかがわせてくれる見事なバッティングでした。
左腕だとスタメンから落とすバレンタイン采配に泣かされている感がありますが、サブローが調子を落としていることもあり、大松を4番に抜擢するのも手かもしれません。
里崎は下位タイプだと考えていますし、将来的に大松には4番を打ってもらいたいと思いますので、ここは決断するのもよいかと思います。
ただバレンタイン監督は辛抱強く育てるといったことが苦手なだけに、それを期待するのは酷かもしれません。

それもこれもズレータとサブローの不調があるから4番打者に悩まなければならないわけで、余計な心配をかける2人には猛省して欲しいところです。
ズレータはやはり動体視力が衰えてきているとしか思えないようなスイングを繰り返し、外角低めに投げていれば打たれる気がしないと相手投手は思っていることでしょう。
あれだけ大砲を打線に置きたいからとズレータを擁護してきた私ですら見切りつつあるのに、ここ最近にようやく長打が出始めたオーティズを引っ込めてまでズレータを使うバレンタイン監督の気が知れず、何か思惑があってのことでしょうか。
またサブローにもズレータ病がうつったのではないかと思えるようなバッティングで、何であんなボールを振るのだろうと思えるような空振りを繰り返しました。
交流戦ではあれだけ打っていたのに急に打てなくなるのは理由がわからず、わからない理由が原因であれば打ち出すのにも理由はいらないだろうと、次の楽天戦からは打ってくれると前向きに、いや脳天気に考えることにします。

根元のバッティングの変化、今日はちょっとそこが気になりました。
初回は内角のボールに腕を畳み込んで綺麗に振り抜いた技ありのヒットを放ちましたが、その後は外角のボールにバットが外回りして三振に倒れました。
今までの根元は「それを流すか」と思えるようなボールを左方向に運んでいたバッティングでしたから、今日も左方向に意識があればマルチヒットになったのではないかと思います。
最近は力負けせずに打ち返すことができているので、その調子の良さでバッティングを変えつつあるのかもしれませんが、やはり根元には広角打法を目指して欲しいです。
どんなに気張っても10本もホームランを打てるとも思えませんので、自分を見失わないよう願いたいところです。

まあ先発がこれだけ打たれれば勝てるわけもなく、負ける時はこんなものだと諦めるしかないです。
試合としては3回に制球に苦しむ西口が四球で走者を出した無死一塁で、早川が走者を進められなかったことが鍵であったと思います。
2ボールでストレートでストライクを取りにくる可能性が高かったのでエンドランのサインはありだと思いますが、そのチャンスに早川が振り遅れていたのが悲しかったです。
また4球目は完全なボール球だっただけに、今江のスタートがよければ見送る選択肢もあったかと思いますが、そこまで考えてプレーしていたかが気になります。
また得点差が開いていくにつれて、野手たちの諦めたかのような仕草も気になりました。
それでも最悪の3連敗は逃れましたので、悔しいですがこれが今のロッテの現状と思ってホッとすることぐらいが、唯一ファンのできることなのでしょうか・・・



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 1 0 2 0 1 1 0 0 5 6 0
西武 1 2 0 0 6 0 0 0 X 9 14 0


◆6月29日(日) 西武-千葉ロッテ11回戦(西武6勝5敗、13時、西武ドーム、25,666人)
▽勝 西口 11試合4勝3敗
▽敗 小林宏 13試合2勝8敗
▽本塁打 里崎8号(西口)、後藤1号(小林宏)、2号(小林宏)、大松11号(西口)、中村17号(小林宏)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、小宮山、松本、シコースキー、川崎―里崎
西武 西口、大沼、星野、正津、岡本真、グラマン―細川

 

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やはり3番は福浦

2008-06-28 21:57:30 | 千葉ロッテ

赤っ恥の3連敗を逃れる1勝で、バレンタイン監督はホッとしていることでしょう。
まともな野球を見ることができて、私もホッとしています。

とは言え、得点差ほど安心して見ていられた試合でもありませんでした。
渡辺俊は守備に足を引っ張られたとは言え、ボール先行の不安定な立ち上がりで先制点を奪われました。
きっちりとした野球をしてくる西武に主導権を奪われ、今日もダメかと諦めが入りかけました。
しかし渡辺俊が3回以降は別人のようなピッチングで立ち直ったことで、流れを引き戻すことができました。
いつもよりややスピードがでていたカーブですが、それでも20キロ以上の緩急が効果的で、コントロールもまとまって中盤は安定したピッチングでした。
やはり緩いカーブを制御できてこその渡辺俊、立ち上がりの悪さを軌道修正できたことが今日の勝因でしょう。
立ち上がりの悪さ、この得点差で7回を投げきれなかったスタミナなど、まだまだ課題は多いですが、今日のようなピッチングができれば久々の10勝も難しくはないと思います。

その渡辺俊の立ち直りを助けたのは打線の援護、福浦が久しぶりに存在感を見せてくれました。
狭い一二塁間を抜くタイムリーは福浦ならではでしたし、里崎の満塁アーチを呼んだのも福浦の粘りの四球でした。
そして左腕を苦にしないところをアピールするかのようなレフトへの2点タイムリー、やはり3番は福浦だと思わせる活躍ぶりでした。
ぷっくりとしたお腹は相変わらずですし、糸を引くようなラインドライブの打球が見られないので本調子とはほど遠いですが、左右にかかわらず結果が出ずとも10試合ぐらいは我慢して起用し続けて欲しい、心からそう願っています。
福浦が3番に座ってこそロッテの打線は締まりますので、西岡と根元の核弾頭とともに、絶対に固定して使うべきだと考えます。

今日は追い上げられながらも、中継ぎ陣がなんとか踏ん張ってくれました。
7回の不運な内野安打2本での無死一二塁のピンチで、セーフティーリードという言葉が辞書にはないロッテだけにドキドキしましたが、松本と久保の好リリーフが光りました。
松本はブラゼルに全くバットを振らせずに三振を奪い、右打者にヒットを打たれたものの芯を外していましたので、運が悪かっただけだと言ってよいでしょう。
左のサイドスローですからタイプ的には珍しく、暫くは戦力になってくれるのではないかと思います。
ただ今日もボール球を振ってくれたことで助けられたところもあり、慣れられて見られ始めた時に課題のコントロールで破綻しないかどうか、その時が松本の正念場です。

驚いたのが先発に戻ると噂されていた久保のリリーフ、力のあるストレートでピンチを切り抜けましたが、先発陣はどうするのかと心配になります。
私的には久保と小野、まあ小野は怪我で抹消されてしまいましたが、後半戦もリリーフで使うべきだと考えていたのでウェルカムではあるのですが、先発6人体制を考えた時にどうしても駒が足りません。
唐川の復帰は既定路線のようですが、残り1枠は誰を考えているのかが後半戦のポイントになるような気がします。
時期尚早のような気がしますが大嶺待望論がファンの間では強いでしょうし、ズレータの不振を見れば呉の昇格も選択肢の1つになります。
恐怖の小宮山は考えないようにしていますので、今日2軍で投げてしまって厳しいのは承知の上で、私としては呉を推したいと思います。

里崎とサブローを入れ替えて、ベニーの代わりにオーティズを入れれば私の理想の打線に近くなりますし、セーフティー気味だったのが気に入らなかったものの3回にきちんと早川にバントをさせましたから、こういった野球をしてくれれば仮に負けても納得感があります。
いや、こういった野球をすればそうそう負けるようなチームではないはずです。
明日は小林宏と西口、抹消期間中に小林宏が何をしてきたかが問われる試合です。
登板機会がないから抹消されただけだとは思いますが、その間に自分を見つめ直す時間は充分にあったはずです。
また打線も西口を序盤に捉えることができるか、立ち上がりを乗りきられるとずるずるといかれてしまうでしょうから、明日は序盤の戦いが鍵となると思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 2 0 4 0 2 3 0 11 12 0
西武 1 0 0 0 0 1 1 0 0 3 9 0


◆6月28日(土) 西武-千葉ロッテ10回戦(5勝5敗、14時、西武ドーム、29,507人)
▽勝 渡辺俊 13試合6勝4敗
▽敗 岸 13試合6勝4敗
▽本塁打 里崎7号(岸)、ブラゼル19号(渡辺俊)、早川2号(三井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、松本、久保、川崎、荻野―里崎
西武 岸、許、三井、正津―細川

 

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何も変わらず暗黒スタート

2008-06-27 23:40:08 | 千葉ロッテ

数日で何が変わるのかと問われれば答えは持ち合わせていませんが、それにしても何も変わらない姿を見るのは辛いものです。
見返すどころか軽くあしらわれた後半戦の初戦は、気が重くなるような敗戦でのスタートです。

同じ負けるにしても、チームを背負って立つべき存在になってもらわなければならない根元や大松を起用しての負けであれば、それなりの納得感があります。
しかし例によって左腕に右打者をずらりと並べる見慣れたオーダーは、ただ打者がバットを振り回しているだけのとても打線と言えるような代物ではなく、カモにされている帆足に思うがままのピッチングを許す結果となりました。
交流戦で好調だった打線も一流クラスにかかればこんなものなのでしょうが、消化不良の感は拭えません。
見ていてこう、何かときめくような試合を見たくてフラストレーションが溜まってしまいます。

それでも初回に里崎のホームランで先制し、幸先よいスタートを切ったかのように見えました。
しかしその流れを断ち切ったのは成瀬、あっさりと同点にされてしまいます。
今日もボール先行の苦しいピッチングで、それでも一気に試合を壊さなかったのは腐っても成瀬なのでしょうが、野手との信頼感をぶち壊すには充分すぎる乱調ぶりでした。
あの西岡のヒーローインタビューでの発言が、逆に投手陣の踏ん張りの悪さを引き出してしまったかのような、そんな感じすらあります。

相手がパシフィックになっただけで、結局のところチーム状態は何も変わっていなかったことが露呈した今日の試合でした。
竹原と南を抹消して代田と角中を昇格させた意味もよく分かりませんし、なぜこのタイミングでの小野の抹消かも理解できません。
どうやら唐川が来月の頭に戻ってくるようですが、もはや興味は唐川のピッチングだけになってしまいそうな勢いです。
何か変わってくれるのではないかという淡い期待も、あっさりと裏切られました。
このまま秋口までチームの迷走が続くであろう、そんな暗い想いにさせられてしまった今日の敗戦でした。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 5 0
西武 1 0 1 0 2 0 0 0 X 4 12 0


◆6月27日(金) 西武-千葉ロッテ9回戦(西武5勝4敗、18時、大宮、20,289人)
▽勝 帆足 14試合7勝1敗
▽S グラマン 26試合1勝2敗14S
▽敗 成瀬 13試合4勝4敗
▽本塁打 里崎6号(帆足)、栗山5号(成瀬)、ブラゼル18号(成瀬)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、シコースキー、高木、伊藤―里崎
西武 帆足、岡本真、グラマン―細川

 

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逆ろうて候

2008-06-26 23:48:06 | 読書録
逆ろうて候

講談社

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美濃の斎藤家で奉行を務めた日根野弘就の、織田信長との戦いからの後半生を題材とした作品です。
かつての同僚が織田家に膝を屈する中で、幾度かの浪人を経ながら戦い続けた苦難の人生を描いています。

日根野弘就と言えば斎藤義龍、龍興に仕えた武将で、一般的には佞臣として描かれるケースが多いのが特徴です。
これは竹中半兵衛が斎藤龍興に軽視されて斎藤家を退去した経緯に、龍興の寵臣として登場することが多いからだと思われます。
そういう意味からしても、一般的にはマイナーである日根野弘就を主人公に据えたことは快挙と言ってもよく、拍手をしたい思いでいっぱいです。

物語は織田家との戦いによる斎藤家の没落、浪人して浅井家や一向一揆衆に身を任せながらも織田家に対抗し続けた弘就の反抗心を中心としています。
その中でとにかく織田信長と相容れない弘就の苦闘が見事に描かれています。
それだけにやむなく織田家に仕えてから晩年までがあっさりとし過ぎていたのが残念すぎました。
ここを織田信長への反発と現実の生活との狭間に苦しむ姿を描ければ、もっとよい作品に仕上がったのではないかと思います。


2008年6月26日 読破  ★★★★☆(4点)

 


後半戦は成瀬で開幕

2008-06-26 21:59:48 | 千葉ロッテ

明日からリーグ戦が再開します。
後半戦のスタートはオールスター明けという印象が強いですが、既に72試合を消化していますので、実質的にこの交流戦明けが後半戦スタートとなります。

その後半戦の開幕投手を務めるのは成瀬、これだけ間隔が空けば誰でもいい中での指名ですので、これは成瀬を中心に戦っていくという意志の表れだと考えたいです。
西武はロッテを無視して次の日本ハム戦をターゲットとしたローテーションを組むとの報道がされ、バレンタイン監督や選手たちが怒っているとのことですが、現在のポジションを考えれば仕方のないところではあります。
むしろ上位球団が無視してくれればくれるほど、ロッテにとっては都合のいい結果になるのではないかとの弱気の見方もしていますが、いずれにせよ西武の裏ローテを相手に負け越すことがないよう願いたいところです。

もっとも裏とは言っても初戦に帆足がきますから、後半戦の戦い方を占うには最適の相手と言ってよいと思います。
竹原と南を抹消したことで右打者をずらりと並べたオーダーにはなりえないとは思いますが、根元をスタメンで起用してくるかに注目したいと思います。
2番に根元、3番に福浦を起用してくれることを願っていますが、もしズレータやベニーなどの右打者中心のオーダーで臨むことになるのであれば、やはり前半戦と同様の戦いぶりが続くような気がします。

また小林宏が3戦目らしいですし、橋本も昨日の2軍戦に出場していないこともあり、1軍昇格枠の3つに誰がくるかも注目されます。
まずは新里と中継ぎ投手2人、根本と相原ではないかと予想しますが、その上で小林宏と交代で結果のでなかった中継ぎ投手が抹消されるのではないかと思います。
唐川の復帰は7月以降が濃厚で、大嶺も昨日のような快投を何試合か続けないと1軍への道は開かないでしょうから、やはり今の6人の先発投手に奮起してもらうしかありません。

何にせよ、暫く試合がなかったことで野球に飢えていますので、明日の試合は非常に楽しみです。
その楽しみが失望に変わらぬよう、意味のある試合をしてくれることを期待しています。

 

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バレンタイン監督の続投報道による波紋

2008-06-25 20:49:46 | 千葉ロッテ

これだけ野球のない日が続くとスポーツ紙もネタに困ってしまうようで、ロッテでは早々とバレンタイン監督の続投が決まったかのような記事を飛ばしてくれました。
ファンの間ではいろいろな議論がされ、波紋が広がっているようです。

ボビー最下位でも続投、首脳陣方針固める (6/25 日刊スポーツ)

ロッテが今季最下位でもボビー・バレンタイン監督(58)を来季続投させる方針を固めたことが24日、明らかになった。
重光昭夫オーナー代行、瀬戸山社長ら球団フロントが会談を持ち、順位に関係なく来季も指揮を任せる方針で一本化した。
同監督は04年に2度目の監督に就任後、05年に31年ぶり日本一へと導き、アジアシリーズ優勝を達成した。
その手腕を買われて06年から4年契約を結び、今年は3年目のシーズン。
契約は来年まで残っているが、今季は交流戦を終えて最下位と低迷。
借金は一時、ボビー政権下ワーストタイとなる12まで膨らむなど苦戦している。
責任問題にまで発展しかねない状況だが、重光オーナー代行との深い信頼関係や過去の実績を踏まえ、契約が残る来季まで任せることで一致した。
オーナー代行はかねて「ただ単に勝つだけではなく、メジャーのノウハウを持っているので今後もチームに反映させてもらいたい」とボビー効果を強調。
選手の個性を生かした指導法や、メジャー流のきめ細かいファンサービスで、昨年は球団史上最多の154万人の観客動員を達成。
人気、実力両面での手腕を高く評価しており、今後も期待を寄せている。
球団側の意向はすでに監督本人に伝えている。具体的な話し合いは行われていないが、毎年オフになると取りざたされるメジャー監督就任問題がクリアされれば、2期7年目のシーズンに突入することになる。

記事を見れば分かるとおり、得意の「球団関係者」のコメントすらなく、他紙での報道もないことから飛ばし記事であることが濃厚です。
また球団の意向がどうであれ最終決定権はバレンタイン監督自身が握っているだけに、こんな記事に一喜一憂しても仕方がありません。

とは言いながらも、私は今オフでバレンタイン監督は退陣するのではないかと考えています。
マジックのネタが尽きたことによる行き詰まり感が漂っているからです。
この状況を打開してまで監督を続けるモチベーションがあるのか疑問ですし、近頃の投げやりにも見える言動がこの考えを後押ししています。
しかし5億とも6億とも言われている年俸をみすみす捨てるとも思えず、あと1年残っている契約は有効に活用するしたたかさは発揮すると思います。

【シナリオ1】 メジャーから監督のオファーがあり、今オフに退団する。
メジャーで監督就任となれば契約期間を全うせずに退団できるらしいですし、下位低迷の責任を取ってという汚名を負うこともなくなります。
また5億とはいかなくとも300万ドルぐらいの待遇は得られるでしょうから、経済面での損失も最小限で済みます。
バレンタイン監督にとっても、球団やファンにとっても、誰ひとりとして傷がつかないベストシナリオです。

【シナリオ2】 小宮山監督就任、GMとしてバックアップ側に回る。
さすがに小宮山の引退は避けられないでしょうから、将来的に小宮山を監督に据えようと考えている球団としては、バレンタイン監督と近いポジションにいる小宮山を抜擢することで、監督交代の批判を避けることができます。
またバレンタイン監督もGMとして球団に残ることで契約が残った1年分の年俸をそのまま受け取ることができますし、小宮山の後見としての立場を取って「将来のことを考えて後進に道を譲った」と主張することで、下位低迷の責任による退陣ではないと言い逃れができます。
ただしこのシナリオでは、かなりの確率でバレンタインGMは1年で退任すると思います。

【シナリオ3】 バレンタイン監督が留任する。
メジャーからのオファーもなく、小宮山をいきなり監督にすることへの不安から、小宮山を助監督の扱いとしてバレンタイン政権が続くことになります。
立場的にはGMか監督かの違いでシナリオ2に近いですが、この状態が数年続くことになる可能性が高いと思います。

集客面を考えれば、球団としてはシナリオ3が理想でしょう。
しかし私としては今のバレンタイン監督であればジリ貧は避けられないと考えているため、シナリオ3は一番避けたい選択肢です。
エンターテイナーとしてのボビー・バレンタインは評価しているので、やはりコーチ陣を一掃して裸の王様状態を改善することがベストだと考えます。

しかし私がどう考えようと、ファンがどう考えようと、球団がどう考えようと、主導権をバレンタイン監督が握っているわけですから虚しい議論です。
そこには球団の将来も選手の思惑もなく、ただバレンタイン監督がどう考えるかに左右されますので、ここがロッテという球団の抱える一番の不幸なのかもしれません。

 

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まさかの投手14人体制か

2008-06-24 23:20:03 | 千葉ロッテ

野手が3人抹消されました。
田中雅と竹原と南、3人とも意外な抹消です。

2人しかいない捕手という状況で田中雅を抹消したわけですから、橋本が戻ってくるのではないかと期待したくなります。
しかし橋本は2軍戦にも出場していませんし、そもそも行方不明状態ですから、その可能性は極めて低いと思われます。
肋骨骨折から復帰した田中雅の具合が実はよくないというのは考えたくありませんので、2人体制ではどうしても出場機会が限られるため、成長著しい田中雅には2軍で実戦による経験を積ませる方がよいと判断したと思いたいところです。
もしそうですと、代わりに上がってくるのは新里でしょう。
何にせよ、捕手2人体制はいろいろな意味で弊害がありますので、早く3人体制に戻して欲しいと思います。

田中雅よりも意外だったのが竹原と南、右の外野手は不要ということでしょうか。
確かにサブローの調子がよく、また大松を固定するとなると残りのレギュラー枠は1つしかありません。
最近はベニーが重用されていますので、早川と大塚といった守れる選手が控えていることを考えれば、外野手は7人もいらないとの判断をしたのかもしれません。
あるいは代わりに角中や佐藤あたりの昇格を考えているのかもしれませんが、竹原と南を落としてまで彼らを昇格させる理由が見当たりません。
最近は打順はともかくスタメンの面子は固定しつつありますので、やはり野手枠の削減を考えていると見るのが妥当のように思えます。

しかしこれは考えようによってはバレンタイン采配の行き詰まり、と言えなくもありません。
多くの選手をとっかえひっかえしてマジックと呼ばれるサプライズを演出するのがバレンタイン采配の特徴ですから、野手の絶対数が少ない中での采配には限界があります。
私としては選手はある程度は固定して起用すべきだと考えているので最近の傾向はウェルカムではあるのですが、それなら「バレンタイン監督である必要はあるのか?」という、かなり踏み込んだ考えに思い至ってしまいます。

それはさておき、残りの2枠には投手を充てるのではないかと考えています。
おそらくは久保と小野を先発に戻すと思われ、ただでさえ弱い中継ぎ陣が弱体化することの対策として、究極の投手14人体制を敷くのではないかと恐れています。
そうなると根本と相原あたりが候補になるのでしょうが、頭数だけ揃えて次から次へと投入する展開はあまり想像したくはありません。

私の想像が当たるかどうかは明日あたりにはわかるのでしょうが、万が一にでも当たってしまった場合は今季は諦めた方がよいかもしれません。
こんなバランスの悪い布陣で勝ち進めるわけもなく、貧すれば鈍す、といったスパイラルに陥ってしまったことの証左ですから。

 

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唐川がフレッシュオールスターに選出される

2008-06-23 22:59:49 | 千葉ロッテ

8月2日に開催されるフレッシュオールスターの出場選手候補が発表されました。
オールスターに出場する場合は辞退となりますのであくまで候補ですが、メンバーを見る限りではこれで決まりでしょう。

ロッテからはルーキーの唐川、2年目の大嶺と佐藤の3名が選出されました。
在籍年数の制限がありますし、純粋な成績だけではなく話題性も加味されますから、ロッテとしては妥当な選出であると考えます。
大嶺は2年連続というのが微妙ですが、球団として期待の投手としてプッシュされたのだと思われます。
佐藤も成績はイマイチですが、育成のために我慢して使い続けていることで出場試合数の多さを評価されたのでしょうし、ここにも球団の思惑が見え隠れします。

さて唐川ですが、マスコミの扱いは相変わらず「中田、由規、唐川」です。
1軍での実績は唐川が群を抜いていますが、この序列はまだまだ変わりそうにもありません。
このあたりがマスコミのバカさ加減とでも言いますか、見る目の無さを露呈しているように思います。

唐川には8月にはバリバリと1軍で投げていて欲しいですし、フレッシュオールスターでは下目線でのピッチングを披露してくれることを期待しています。
来年の今頃にはBIG3ではなく、唐川世代と呼ばれているであろう事を夢見て、今後も唐川を追っていきたいと思います。

 

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清水とベニーの二人舞台

2008-06-22 23:11:05 | 千葉ロッテ

交流戦の最後もロッテらしい展開で逆転負け、悔しい幕切れです。
10勝14敗と交流戦でも借金を増やし、またしても借金は2桁になってしまいました。

マッチポンプというわけでもないでしょうが、今日の試合は清水とベニーの二人舞台でした。
流れを引き寄せたのが清水とベニーであり、また相手に押し戻したのも清水とベニーです。
俺らが作った試合を俺らが潰して何が悪いんだ、と思っているわけでもないでしょうが、かなり複雑な心境です。

立ち上がりの清水は、解説者が言うほどストレートに力がないようには感じませんでした。
ただコントロールが悪く、ストライクを取りにいった甘いボールを痛打されての「あっ」と言う間の3失点でした。
初回からきちんとバントで走者を得点圏に送る堅実な野球、これが私が望む野球なのですが、それをきっちりとやられた結果です。
走者を得点圏に送るということは単に得点をし易くするだけではなく、投手に有形無形のプレッシャー、そして精神的にもスタミナにも大きな影響を与えます。
やはり強いチームはきっちりとした野球をやってくる、そう感じた初回の攻防でした。

そんな試合も清水がバットで繋ぎ、ベニーがしぶとく一二塁間を抜いて同点に追いついたところまでは見事でした。
今日も残塁の山かと思った矢先の連打でしたから、サブローのタイムリーも野手のギリギリの守備をかいくぐってのものでしたし、かなりのダメージを与えた逆転劇です。
しかし直後にあっさりと四球で先頭打者を出してピンチを招いたのも清水、お粗末な守備で同点にされる糸口を作ったのもベニー、見ていて疲れる展開です。
ベニーに関しては守備の衰えが顕著なのは承知の上で使っているはずで、攻撃面とのトレードオフですから仕方がないところでしょうか。
清水にしても西岡がマウンドに行って声をかけていましたが、腹の底では「また点を取った後に取られるのかよ」と思っているであろうこと、気がついているはずです。
3回以降はコントロールもまとまって、清水らしい伸びのあるストレートを軸にした好投を見せただけに、あの2回の失点が痛すぎました。

中盤の清水の踏ん張りに応えることができなかった打線も、ロッテらしいと言えばそれまでですが、苦難の道はまだまだ続きそうです。
結果的に7回に決勝点を奪われましたが、その7回のチャンスの里崎の併殺が今日の試合の最大のポイントでした。
こういうチャンスに里崎はきっちりと結果をだしてくれるケースも多い反面で、あっさりと「あっち向いてほい」の三振をしてみたり、初球をひっかけて併殺だったりというバッティングも目立つのですが、今日はその悪い面がもろに出てしまいました。
これだから里崎は下位打線に置くべきだと考えるわけで、その下位の里崎にチャンスが回っての惨劇ですから仕方がありません。
起死回生のバッティングにお世話になることも多いので、今日は運が悪かったと諦めるしかないでしょう。

交流戦独特の妙な休養日が続くため、次の試合までかなりの時間が空きますので立て直しのチャンスです。
リーグ戦ともなれば先発6人体制に戻すでしょうから、残りの2枠をどうするのかが後半戦の大きな鍵になります。
私としては小野と久保はこのままにして、唐川らの若手で2枠を埋めて欲しいと思います。
元の面子に戻してもCS進出は厳しく、また中継ぎ陣の立て直しのためには小野と久保に退路を断って性根据えて取り組んで欲しいと考えるからです。
どのみち北京五輪で成瀬や渡辺俊が抜ければ若手を登用しなければならず、それであれば思い切った抜擢もあってよいと思います。
まだ完全に今季を諦めたわけではありませんが、仮にYFKが残留していてもこの状況が1年ぐらい遅れてやってきただけの話で、むしろ膿は早めに潰して思い切った手術をするチャンスだと、そう前向きに考えたいです。
せっかくのチャンスを中途半端な起用で見逃すことなく、意味のある後半戦にして欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 5 0 0 0 0 0 0 0 5 10 0
中日 3 2 0 0 0 0 2 0 X 7 10 0


◆6月22日(日) 中日-千葉ロッテ4回戦(中日3勝1敗、18時、ナゴヤドーム、36,744人
▽勝 吉見 20試合8勝
▽S 岩瀬 30試合2勝2敗22S
▽敗 清水 12試合5勝6敗
▽本塁打 ウッズ19号(清水)

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水、久保―里崎
中日 中田、小林、朝倉、吉見、岩瀬―清水将

 

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小野がぶち壊して交流戦の負け越しが決まる

2008-06-22 00:01:39 | 千葉ロッテ

交流戦も残り2試合となりましたが、最後のカードに相応しいロッテらしい野球を繰り広げてくれました。
これで交流戦の負け越しが決まり、交流戦に強いロッテの称号が泣いています。

今日は順番でいくと清水でしたが、小野の先発でした。
2軍に降格し、昇格後も中継ぎでの起用となるなど今季の不振を象徴するかのような最近の小野でしたが、先発に復帰しても何も変わっていませんでした。
打ち取るタイプでありながらコントロールが悪く、ストライクとボールがあれだけはっきりとしてしまっては抑えられるわけもありません。
以前から疑問に思っているのですが、2軍に降格させる際に課題を選手に与えるということをロッテでは行っていないのでしょうか。
小野は2軍でも結果を出していたとは言えず、先発の頭数を揃えるために1軍に戻したとしか思えません。
今日のピッチングが、それを物語っています。
確かに先発投手のコンディションを考えれば中6日で起用できる6人体制が好ましいことは否定しませんが、結果が出ない可能性が高い投手を先発で起用することを是とは考えたくはなく、それであれば将来に繋がる若手投手に経験を積ませることで負ける方が気持ち的にはすっきりとします。
ベテラン投手が逃げのピッチングに終始して負けるよりは、その方がよいと考えます。

ベテランと言えば小宮山がおよそ1ヶ月ぶりにマウンドに登りました。
その際にバレンタイン監督が不機嫌そうに怒鳴っていて南が驚いて見つめていましたが、前の回のチャンスを潰して試合を諦めたように感じました。
この得点差で小宮山を起用するのであれば1ヶ月も間隔を置く必要はなく、その後の継投を見てもやる気がなくなったとしか思えません。
右打者のところから高木を投入したにもかかわらずヒットとバントの2打者でシコースキーに代えたところなどは、ヒステリーを起こしたようにすら見えました。
最近は不機嫌さを隠さなくなったバレンタイン監督ですが、監督自身のモチベーションが低下しているような気がします。

打線は残塁の山の1得点、確かにここぞというところで川上らのピッチングにねじ伏せられた感はありましたが、もう少しうまくやれなかったのかとの思いもあります。
象徴的だったのが相手のミスで得た3回の無死一二塁の場面での西岡のバントミスです。

西岡と諸積、笑ってんじゃねーよ!

バントを失敗した際に一塁ベース上にいる西岡が映りましたが、西岡と諸積コーチは話をしながら笑っていました。
何が面白いのかが私にはさっぱりわかりませんでしたが、これを見てロッテの病巣が根深いところにあることはよくわかりました。
相変わらずセーフティー気味のバントで失敗した西岡を怒るどころか談笑するコーチ、こんなコーチは不要です。
バントコーチという肩書きを持つ諸積コーチがあの態度では、バント失敗が減るわけもありません。
監督も含めて全コーチを入れ替えるぐらいの荒療治が必要だと、強く感じたシーンでした。

こんなことを思いたくはないのですが、私の中の今季が終わりかけています。
最下位に低迷するからではなく、ベンチからも選手からも勝ちたいという気持ちが感じられないからです。
暫くは千葉マリンに戻ってこないことが、いい冷却期間になるような気がします。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 10 0
中日 2 0 1 1 0 2 0 0 X 6 11 0


◆6月21日(土) 中日-千葉ロッテ3回戦(中日2勝1敗、18時、ナゴヤドーム、38,162人
▽勝 川上 12試合5勝3敗
▽敗 小野 11試合3勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、伊藤、小宮山、高木、シコースキー、川崎、松本―里崎
中日 川上、吉見、平井、チェン―小田、清水将

 

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肉の食べ過ぎでお腹いっぱい

2008-06-21 18:34:10 | 独り言

 

昨晩は以前に所属した部署の後輩との飲み会でした。
昨年の忘年会を体調不良で欠席したため、満を持しての参戦です。

ああ・・・肉が・・・ (12/12 オリオン村)

このメンバーとの飲み会は、たぶん私の意向だと思うのですが、ここのところは「肉の会」と化しています。
私は鶏肉が好きで、また歳をとったことで牛肉を食べることも減ってきたのですが、話しもはずみ酔いも手伝って苦しくなるぐらいの牛肉を食べました。
幸いにも酔いも胃のもたれも今日に持ち越しませんでしたが、目が覚めたら昼でした。


また次の機会を楽しみにしています。

 

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待ち受けチェンジャー

2008-06-19 23:59:45 | 独り言

ロッテの携帯サイトに加入していることもあり、毎月かなりの待ち受け画像をゲットしています。
しかし気分に応じて待ち受けを変更するのは意外に面倒で、同じ待ち受けを使い続ける傾向が非常に強いです。
現在はオリオンズのユニフォームを着たバレンタイン監督です。

携帯の待ち受けチェンジャー、探してみましたが見つかりません。
docomoは携帯自体にそういった機能を搭載している機種がある(あった)ようですが、softbankにはなさそうです。
PCの壁紙チェンジャーの様に時間やアクション(折りたたんだら、など)で待ち受けを変更することができれば、眠っている多くの待ち受け画像を活かすことができますし、こういったニーズはかなりあると思うのですが、みなさんはどうされているのでしょうか。

孫正義にはiPhoneに血道をあげるより、こういった機能を搭載することに力を入れて欲しいと思います。
私はおサイフケータイにもならないiPhoneには興味がありませんし、意外とこけるのではないかと予想しています。

ちなみに私の機種は912SHですので、何か情報があればお願いします。

 

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波に乗れないズレータ

2008-06-19 00:48:24 | 千葉ロッテ

どん底の横浜に連勝できない、これが今のロッテの現状です。
多少は上向きになってきたとは言え、まだまだ力不足ということを思い知らされた試合でした。

昨日に続いて今日もルーキーが先発するという横浜でしたが、今日は打線が奮いませんでした。
10三振という結果を見れば大勝の連続で大振りになったようにも見えますし、序盤のチャンスに堅実にバントで走者を得点圏に進めなかったところを見れば相手を舐めたとも受け取れますし、ああいった試合が続いたことで陥りがちな穴にずっぽりとはまった感じでしょうか。
イケイケ気分になってしまっているのはファンも同様でしょうから、本当はいけないのですが、仕方がないと諦めるしかないのかもしれません。

そんな試合でもチャンスはあるもので、8回の一死満塁で犠牲フライすら打てなかったズレータのバッティングが全てと言いますか、いい感じで繋がっていた打線をいじったベンチの失策と言った方が正しいような気がします。
何をやってもダメな時、何をやっても上手くいく時、ともに共通していることは下手に動くと悪い結果に繋がるということです。
ズレータの一発は魅力的ながら、福浦を3番から外したこと、この小さな綻びがじわじわと敗者の道への誘いとなったというのは言い過ぎでしょうか。

大松が10本目のホームランを打ったこと、今日はこれだけを素直に喜んでおくことにします。
単なる通過点でしかないでしょうが、それでも大松にとっては大きな関門を通過したことになります。
久々の日本人打者としての20本塁打を目指して欲しいと思います。

今日は帰りが遅く、明日は朝が早いので、この辺で退散します。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 7 0
横浜 0 1 1 0 0 0 0 2 X 4 7 0


◆6月18日(水) 横浜-千葉ロッテ4回戦(2勝2敗、18時、横浜、16,094人
▽勝 小林 15試合2勝3敗1S
▽S 寺原 18試合2勝5敗8S
▽敗 渡辺俊 15試合5勝4敗
▽本塁打 大松10号(小林)、ビグビー4号(シコースキー)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、シコースキー―里崎
横浜 小林、吉原、寺原―相川

 

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爆勝

2008-06-17 23:56:36 | 千葉ロッテ

両リーグの最下位チームが激突した湾岸マッチですが、横浜の悲惨さは想像を絶するものでした。
他人事ながら大矢監督があらぬ行動に出ないか、かなり心配になってきました。

3試合連続の初回打者一巡!

おそらく日本プロ野球史上、初の快挙だと思われます。
まあ投手が投手だけに額面通りは受け取れませんが、野手は気持ちよくバットを振れたことだと思います。
今日は阪神戦と違って終盤に追い詰められることもなく、追加点もきっちりと取れましたし、球場に行かれた方は盆と正月が一度にきたようなお祭り騒ぎだったでしょう。
まあ1点差でも100点差でも1勝は1勝ですが、余裕の勝ちゲームは今のチーム状態を考えれば悪いことではありません。

それにしてもよく打ったと言いますか、横浜の投手陣は悲惨と言いますか、18安打5本塁打14得点ですから凄まじい攻撃でした。
私的にはホームランが0本の4番打者というフレーズもいいかと思っていたサブローに初アーチが出ましたし、オーティズやズレータにホームランが出始めたのは大砲不足だった打線には嬉しい話題ですし、先発野手全員安打ですからベンチの雰囲気も盛り上がっていると思います。
こんな試合が3試合も続けばそろそろ大振りが目立ち始めることの危惧もありますが、今は気持ちよくバットを振れることの方が大事かもしれません。

そんな打線の援護に助けられて成瀬が久しぶりの勝利、これでナイターは14連勝だそうです。
しかしピッチングとしては得点差の割りにはかなり打たれましたし、球数も多く好投というわけにはいきませんでした。
まあこんな試合で四球を出すような愚は犯さなかったですし、とにかく勝ち星が先行することが今年の成瀬にとっては重要なポイントですので、今日の勝ちがきっかけになるのであれば意味のある試合であったと思います。

伊藤と松本は好投したようで、これが今日の大きな収穫です。
最近はストライク先行のピッチングができている伊藤は、球数を見れば今日も自分の土俵でのピッチングができたと思われ、またプロ初登板の松本も見事なデビューを飾りました。
松本は2軍でも制球難でしたのであまり期待をしていませんでしたし、そもそも1軍昇格はないと考えていましたが、調べてみると実はここ5試合では24打者に1四球と別人のようなピッチングをしていたようです。
それまではイニングに1個の割合で四球を出していただけに、何かピッチングのコツでも掴んだのでしょうか。
もしそうであれば変則左腕だけに、意外な活躍をしてくれるかもしれません。

さて、問題は明日です。
前回の対戦でも初戦は大勝しながら、逆に2戦目は大敗しました。
横浜はローテーションでは前回にKOしたウッドですが、選手登録の手続きさえ間に合えば、ロッテの苦手とする「初物&左腕」に当てはまる石井裕をぶつけてくるかもしれません。
石井裕の2軍での登板実績を知らないので登板間隔的に可能かどうかはわかりませんが、もし登板可能であれば私なら石井裕を起用します。
果たしてどん底の横浜に連勝できるのか、石井裕はくるのか、またも打線は爆発するのかなど、明日はいろいろな意味で注目の試合になりそうです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 5 0 6 0 0 0 2 1 0 14 18 0
横浜 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 8 0


◆6月17日(火) 横浜-千葉ロッテ3回戦(ロッテ2勝1敗、18時、横浜、15,704人
▽勝 成瀬 12試合4勝3敗
▽敗 桑原謙 15試合2敗
▽本塁打 サブロー1号(桑原謙)、西岡7号(秦)、ズレータ5号(秦)、吉村15号(成瀬)、オーティズ6号(山北)、里崎5号(ヒューズ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、伊藤、松本―里崎
横浜 桑原謙、秦、真田、小山田、山北、ヒューズ、加藤―武山

 

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