オリオン村

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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西武にトドメ

2009-09-30 22:20:30 | 千葉ロッテ

昨日の敗戦も痛かったでしょうが、今日の負けで西武はトドメを刺されたも同然でしょう。
終盤の楽天戦に連敗を喫したロッテは西武にはきっちりと勝ち越しをしてしまい、西武や西武ファンに恨みを買うことになりそうです。
もっとも西武も先発投手に苦しんで死に体になっていたわけで、ソフトバンクと同様にラストスパートに息切れをしてしまったのですから仕方がありません。

今日の小林宏はすっぽ抜けも目立ちましたが、それでもこれまでに比べれば武器のフォークが決まっており、まずまずの投球内容でした。
往年の小林宏を追い求めれば満足のいくピッチングではありませんでしたが、今シーズンの中では上出来の部類に入るでしょう。
今の小林宏には何より白星が最良の薬ですから、この4勝目を大切にして欲しいですし、勝ちでシーズンを終えることができたことは来季に向けて良かったと思います。
ただ全体的にどろっとしたと言いますか、メリハリを今ひとつ感じられなかったのもまた事実で、下半身を使い切れていないフォームを秋季キャンプでの走り込みで改善が出来るかどうか、下手な話ではありますがその1点にかかっていると考えます。
9個の三振を奪えたことはボールにキレがあり、また低めにボールを集めることが出来たからこそで、これは小林宏の本来の投球スタイルであり、それを支えているのはバネのある下半身であることは本人が一番理解をしているはずです。
あれだけのストレートとフォークを持っている小林宏なのですから復活は充分に可能でしょうし、体作りさえしっかりとやればメジャー挑戦を心配しなければならないぐらいの活躍をしてくれる来季も夢ではありません。

打線はまるで開幕直後のロッテ投手陣を見るかのような壊滅状態の西武投手陣の乱調もあり、今日も各打者が気持ちよくバットを振っての16安打9得点と大暴れをしました。
まさに秋に強いロッテを象徴するかのような打線の好調ぶりは2ヶ月近くも続いており、個々の選手の力はやっぱりあるんだなぁと、そんな思いを抱かせてくれる猛爆です。
三振が多い塀内と足が遅い里崎にフルカウントの自動スタートをさせたり、今さらケース打撃でもないでしょうにワンストライクからバントのサインを出すような、そんな采配から脱却をするだけでもずいぶんとチームは変わってくるだろうと、そんな意を強くした試合でした。

昨日に続いて南のバッティングには驚きと喜び、そして今までこの力をどこに隠していたんだとの思いが錯綜をしています。
先制点に繋がったレフト前のヒットは落ちるボールに食らいつくように運んだものでしたし、最終回のスリーベースは高めのボールに力負けをすることなく、かと言って無理に引っぱるわけでもなく、きれいに右中間を破った理想的なバッティングでした。
まだまだ打数も少ないので額面どおりに受け取ることはできませんが、それだけの力があるところをアピールできたことは南にとっては大きな前進であり、キャリアハイとなった今年の成績をさらに大きく上回るであろう2010年はすぐそこです。

同じくアピールを続ける塀内は、ちょっと大振りが目立ってきたような気がします。
差し込まれるようなケースが目につきますし、また三振が増えてきていることと無縁ではないでしょう。
とにかく来季の飛躍のためには3割でシーズンを終えることは必須ですので、調子の良さにかまけることなくコンパクトに振り抜くことに徹してもらいたいです。
ある意味で来季の内野の鍵を握っているのは塀内だと思いますので、このまま失速をしないことを願っています。

それにしても福浦の守備は美麗だと、つくづく思わされます。
一塁線を抜けていくゴロの処理や送球のショートバウンドの捌きなどは天下一品で、やはり福浦が一塁を守っていると安心感があります。
これでもう少し周りに声をかけるなどのリーダーシップを取ってくれると言うことはないのですが、今は打率を何としてでも2割8分まで上げることを目指してもらいたいです。
気がつけば通算安打は1586本で、チームで上にいるのは榎本と有藤、そして堀しかいません。
来季は35歳と1年1年が勝負となりますが、まずは堀、そして2000本安打を諦めずに頑張ってもらいたいです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 4 0 0 0

0

1 1 3 9 16

1

西武 1 0 0 0 0 0 1

0

0 2 7 1


◆9月30日(水) 西武-千葉ロッテ23回戦(ロッテ14勝9敗、18時、西武ドーム、12,762人)
▽勝 小林宏 24試合4勝13敗
▽敗 許 15試合1勝2敗
▽本塁打 細川3号(小林宏)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、伊藤―里崎
西武 許、土肥、藤田、小野寺、ベイリス、長田―細川

 

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高木が戦力外通告を受ける

2009-09-30 02:52:07 | 千葉ロッテ

いろいろな騒動の中で、高木がひっそりと戦力外通告を受けたようです。
ヤクルトを戦力外通告されてテスト入団となった高木ですが、8年にも渡って貴重な中継ぎ左腕としてチームに多大な貢献をしてくれました。
お疲れ様でした、というのは現役続行を望んでいる高木としては聞きたくない言葉でしょうが、これは偽らざる気持ちです。

高木 ロッテ戦力外通告も現役続行を希望 (9/29 スポーツニッポン)

ロッテが高木晃次投手(41)に戦力外通告を行っていたことが28日、分かった。
同時に球団職員への転身も打診したが、高木は現役続行を強く希望しており態度を保留。
球団関係者は「サポートできることはやっていきたい」と話しており、移籍先を探すことになる。
高木はオリックス、ダイエー(現ソフトバンク)、ヤクルトを経て、02年からロッテでプレー。
主に中継ぎで活躍し、23年目の今季は16試合で0勝0敗0セーブ、防御率5.73。
8月下旬から2軍調整中だが、169試合連続無敗のプロ野球記録を継続している。

オフの戦力外予想でも高木の名前を挙げていましたので覚悟はしていましたが、現役続行の意思が強いというのは意外でした。
飄々とした感じがあったので私の勝手な思い込みではあったのですが、これまで4球団を渡り歩いたことを考えれば本人としては当然の決意なのでしょう。
チームとしては期待をしていた松本が伸びきらず、川崎がああいった体たらくであることから思い切った決断だと言えなくもありませんが、政権が変わることで根本や服部らの若手を使うことを目的としているのであれば、その判断を尊重したいと思います。

細谷らもインフル感染 (9/29 スポーツ報知)

ロッテは29日、細谷圭内野手(21)、相原勝幸投手(26)、育成選手の生山裕人内野手(24)の3選手がA型インフルエンザに感染したと発表した。
ロッテでは27日にも2軍の5選手が感染したことが判明していた。
かなり心配なのは2軍で蔓延をし始めたインフルエンザです。
病気として心配なのはもちろんのこと、10月中旬にも始まる秋季キャンプへの出遅れが懸念をされます。
当然のことながら数日は安静にしていなければならず、そうすることで鈍った体を戻すために焦って故障をされては元も子もありませんし、とは言えやはり出遅れは出遅れですから、不運にも罹患してしまった選手にはお気の毒としか言いようがありません。
ただでさえ軸になってもらわなければならない井口が骨折で参加が危ぶまれるだけに、若手に更なる患者が発生をすると西村ロッテは出足に躓くことになります。
既に全員の検査を行い、合宿所の消毒なども行ったようですが、これ以上の患者が出ないことを願っています。

 

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小野が貫禄の完投勝利

2009-09-29 22:35:13 | 千葉ロッテ

今日は西武ドームで普通に西岡への応援がされたようで、CS出場を争う西武や西武ファンの迷惑にならなくて良かったです。
もっとも騒動にはならずとも再び楽天をアシストする猛攻を見せたロッテに複雑な思いを抱いていることとは思いますが、自らの守備や走塁ミスに投手が四球で崩れるなどもあったわけですから、そこは勝負の世界と諦めてもらうしかありません。
応援については先日の件で何らかの説明や謝罪があったのかどうかが気になりますが、そこは現地まで足を運ばれた方からの情報を待ちたいと思います。

小野が貫禄の完投勝利で、貯金1の8勝目をマークしました。
味方が初回に4点を取ってくれる小野にとっては願ったり叶ったりの展開で、僅か111球での完投ですから見事なピッチングだったと言ってよいでしょう。
今日はカットボールやシュートが少なめで、珍しくストレートとスライダーを軸とした投球内容だったのですが、ストライクゾーンの動くボールでバットの芯を外し、かと思えばストライクからボールになるスライダーで右打者を翻弄するなど、今日の里崎のリードは秀逸でした。
その里崎のリード、そして小野のピッチングを支えたのがコントロールで、今日は思ったところに投げ分けることが出来たのではないかと思います。
流れとしては初回を三者凡退に抑えたこと、2回の無死一二塁を併殺でピンチを広げなかったことが大きかったです。
規定投球回には僅かに足りなかったものの139イニングを投げて防御率が3点台ですから、中継ぎへの転向をも考えた前半戦のダメダメっぷりからよくぞ立ち直ったと、きっかけを与えた小宮山には感謝をしたいですし、そのアドバイスをきちんと実践をして踏んばった小野にも拍手を送りたいです。
もしかすると来季はミリオンダラーズに復帰をするかもしれない小野ですが、今年のミリオンダラーズの轍を踏むことなく背番号29を光り輝かせるベテランのピッチングを見せてくれる2010年になることを期待します。

打線はデブになった石井一の乱調や西武守備陣の細かなミスを見逃さずに、12安打13得点ですから言うことはありません。
ポイントは満塁から里崎が押し出しの四球を選んだことで、あっさりと2ストライクとなった後にボールをしっかりと見極めたこと、高めのボールにいつもの調子で大振りをしなかったことがその後の大量得点に繋がったのだと思います。
以前もあった銀仁朗のときに走りまくった攻撃も効果的で、まるで西武のお株を奪うかのような効率のよいものでした。

その走塁で光ったのは早坂で、2回の走りっぷりは見事の一言に尽きます。
投球がベース前でちょっとバウンドをしただけで余裕でセカンドを陥れたことは常に緊張感を持っていることの証左ですし、浅い内野ゴロでホームを奪ったスライディングはちょっと怪我が心配になるようなものではありましたが、秀でた走塁センスを見せつけてくれました。
かと思えば力強いバッティングも披露をしましたし、秋季キャンプを順調に乗り切れば来季は大きくブレイクするかもしれません。
また二盗、三盗と走れる捕手をアピールした田中雅はなかなかマスクを被る機会がありませんが、セカンドベース寄りの打球に体を捻りながらグラブを上から抑えるような捕球の仕方がちょっと気にはなりますが、内野手としての守備力もかなり上達をしてきています。
ボールに体をぶつけにいくようなバッティングも見ていて気持ちがいいですし、来季は捕手としての出番も増えてくればチームにとっては展望が開けてきます。

そして今日はやはり南で、あのセンターバックスクリーンへのホームランは素晴らしかったです。
南は変化球にもろいというイメージがあったのですが、先日のホームランのときも今日の初回の右中間を破るツーベースのときもボールになる変化球をしっかりと見極めていましたし、高めのストレートに力負けをしないバッティングは魅力的に過ぎます。
もっと早く1軍で見たかったというのは結果論ではありますが、来季は貴重な右の外野手として充分に西村監督を助けてくれることでしょう。
今季の1軍はないと思っていた竹原がベニーの代わりに戻ってきて、左腕が先発なので自分の出番と意気込んでいたところにベンチスタートとなりましたが、その竹原も油断ができない南の成長ぶりで、この2人が切磋琢磨をしてくれる外野陣に期待をしたいです。

9月も末にして今季初の5連勝、借金20の恐怖からようやく解放をされました。
どうやら先発は最後まで同じ顔ぶれで回すつもりのようですが、野手についてはポツポツと若手が1軍での足場を固め始めました。
その一方で堀や福浦らのベテランも調子を上げてきたことで最後の最後でバランスのいい打線の感じになってきましたので、このまま先発を援護して気持ちよくシーズンを終えられるよう、そんな残り5試合となることを期待します。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 4 1 0 2 4

0

0 2 0 13 12

0

西武 1 0 0 0 0 0 2

0

0 3 5 1


◆9月29日(火) 西武-千葉ロッテ22回戦(ロッテ13勝9敗、18時、西武ドーム、14,063人)
▽勝 小野 22試合8勝7敗
▽敗 石井一 22試合9勝9敗
▽本塁打 南3号(木村)、中村45号(小野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野―里崎
西武 石井一、木村、山岸、松永、大沼―銀仁朗、上本、細川

 

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サンクスボビーを中止にしよう

2009-09-28 23:12:07 | 千葉ロッテ

僅かながらでも期待をした自分が情けなく、虚しい気分でいっぱいです。
バレンタイン監督は事態を収拾するどころか、あのならず者たちの肩を持つ発言をしてくれました。
かなり怒りに打ち震えていますので、今日は過激になることをご容赦ください。

ボビーも持論 (9/28 日刊スポーツ)

ロッテ・バレンタイン監督はファンの言動に対して持論を展開した。
「ファンはお金を払って見に来ているのだから、球団や選手が間違ったことをしたのであれば反応するのは権利だと思う。ファンが存在しなければプロ野球はあり得ない。ファンが応援しようという気になってくれなければいけない」と話した。
一選手への個人攻撃については「私は日本語が読めないので何が書いてあるか理解できない」と話した。
さらに「ファンがこのような反応を示さざるを得ないことが、この1年の中にあったのだろう。その問題を取り上げるべきだ」と、あらためてフロントとの溝の深さが浮き彫りになった。

そうですか、日本語が読めないのですか。
4時間を越える試合の中で、あの異様な雰囲気の理由が何かを常に側に侍らせている通訳に聞くことなく、「今日は何だかちょっと違うなぁ~」と脳天気に眺めていたのですね。
そして西岡のあの発言を「選手が間違ったことをした」と言い放つ、それが本心ということがよく分かりました。
ただ采配下手な二流監督だとばかり思っていましたが、どうやら人間としては三流以下のクズだったようです。
球団には色々な不手際があり文句もありますが、最大の落ち度はバレンタイン監督がここまで腹黒いということを読み切れなかったことでしょう。

あのならず者たちが余裕の態度で帰れコールを受け止めていたのは、バレンタイン監督がバックアップをしているとの自信があってのことだということが明らかとなりました。
しかし可哀想な連中です。
当のバレンタイン監督はこの狂信者たちの万雷の拍手に送られて成田空港を気分良く飛び立っていくのでしょうが、残された奴らには厳しい現実が待っていることでしょう。
意趣返しのために最後の最後に牙を剥いて球団のイメージをダウンさせる目的のために利用をされているだけだということに気がつかないとは、母国で待っているESPNとの大型契約で将来も安泰なバレンタイン監督とは違う自分たちの境遇にいつ気がつくのか、まあ自業自得ですから仕方がありません。

前代未聞のサプライズ!試合中の場内放送でベニー退団発表 (9/28 スポーツ報知)

その瞬間、千葉マリンにいた誰もが耳を疑った。
3回の開始直前だ。
2回に右越えへ勝ち越し弾を放ったベニーの交代を告げるアナウンスに続いて、前代未聞の場内放送が流れた。
「ベニー選手、ただいまの打席がマリーンズでの最終打席となります」
いったんベンチに下がった背番号50がグラウンドに登場して両手を上げると、ファンは戸惑いながらも盛大な拍手を送った。
仰天したのは何も知らされていなかったチーム関係者だ。
広報担当者は「まったく聞いてなかった」とぼう然。
先発した唐川は「ほかの選手も何も聞いていなかったと思う」と目をパチクリさせた。
04年にバレンタイン監督が再び就任したと同時に入団したベニーは、パワフルな打撃で05年の日本一に貢献。
ここ3シーズンはひざの故障もあって思うような活躍ができていなかった。
今季終了後の退団が既定路線だったが、まさかの試合中の発表だった。
関係者は舞台裏について、「ヒットを打ったらそれを最後の打席にしようという約束が、監督とベニーの間にあったようだ。場内放送も、監督が交代直前にアナウンス室へ指示したようだ」と説明。
延長12回引き分けに持ち込み、5位を確定したバレンタイン監督は、「彼も何とかオリックスより上の順位でとどまろうと頑張ってくれた。(交代は)その部分で仕事をしてくれたと判断したから。6年間の最後を飾るにはとってもいい形だった」とねぎらった。
「最後の打席を最高の形で締めることができたことをうれしく思う」とコメントしたベニーは試合後、右翼席のファンの元に駆け寄って別れのあいさつ。
広報担当者は「公式発表ではない」とあくまで否定したが、今後はチームに帯同しない予定で退団は決定的。
10月6日のホーム最終戦(楽天戦)で再びユニホーム姿を披露するという。
誰もが驚いた試合途中での異例の退団表明。
開幕前からバレンタイン監督の退任を発表して混乱を招いた今季のロッテの迷走を、象徴するようなドタバタ劇だった。

そして昨日のベニーの試合中の退団発表劇も、バレンタイン監督の単なるパフォーマンス、いつもの独走だったようです。
球団も冷たい仕打ちをするものだ、と昨日は思ったのですが、その球団すら知らなかったわけで、こういったことが球団に忌み嫌われていることが理解できないのか、はたまた面当てが目的なのかは分かりませんが、ベニーの去り際を汚したことだけは間違いありません。
事前に情報を漏らされていたであろうならず者たちが用意をした横断幕に送られたベニーは、本当はもっと違った形でチームを去ることを望んでいたと、そう信じています。
一部の報道では最終戦までベンチ入りをするとありましたが、もしそれが本当であれば完全にチームの私物化であり、来季に向けてムニスや若手を使うということをせず、最後までチームをぼろぼろにしていくことを貫き通すことになります。
もはや監督と呼ぶのも嫌気がさしますし、西村次期監督が正式に決まったようですから、明日以降はチームを西村監督に任せる方がよいと考えます。

球団はこのまま本当にサンクスボビーを開催する気なのか、このまま事態を放置するのか、一方の当事者として責任のある行動をとる義務があることは言うまでもありません。
明日からの西武ドームでの試合では、さすがにビジターで球団批判をしても仕方がないので球団に対する矛先はいったんは収めるでしょうが、あの連中が西岡への応援妨害を続けるつもりなのか、まさに日本中の注目が集まります。
もうサンクスボビーなどは中止をして小宮山の引退試合だけにして欲しいと、心の底から願っています。
選手や大多数のファンをないがしろにして、自分を盲目的に支持をするならず者たちの後押しをする人間を快く送り出す気持ちには到底なれません。
2005年の日本一をもたらしてくれた感謝の気持ちも無くなりましたし、とっととロッテから去ってもらいたいです。

 

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バレンタイン監督は動かないのか

2009-09-27 22:17:27 | 千葉ロッテ

応援とは何なのか、今回の騒動をきっかけに考えている方は多いと思います。
ロッテというチームを愛して、選手たちのプレーの力になって欲しいと声を出す、いいプレーには歓声を送る、不甲斐ない姿を叱咤する、それが応援だと私は考えていました。
しかしどうやらそう考えていない輩が意外にも多く、そして外野席で力を持っている現実を目の当たりにして、かなり気分が滅入っています。

自分たちに気に入らないことを言われたから今度はその選手を攻撃する、そんな輩にロッテファンを名乗る資格はありません。
「祝110本安打」「偽善者」などの横断幕をわざわざ作って、自然発生的に起きたツヨシコールを邪魔するかのように凡退テーマをラッパで鳴らし、さらにはブーイングまでをする。
これで自分たちは応援団だと胸を張って言えるのか、まさに最低最悪の集団です。

奴らを出入り禁止にしろ!

あんな騒動を繰り返す輩を、球場に入れる必要はありません。
数年前から応援団はトランペットなどの鳴り物での組織的応援をすることに球団と日本野球機構の許可を得なければならないはずで、その目的は暴力団等の排除ではあるのですが、それに等しい迷惑を他のファンに与えていることは断言ができます。
早急に球場の出入り禁止、応援の禁止を通告し、日本全国の球場から排除をすべきです。

内野席のみならず外野席からもわき起こったツヨシコール、そして応援団に対しての帰れコールに、涙したロッテファンは多かったことでしょう。
選手会長の清水も西岡の発言に「選手の総意」と後押しをしていますし、今日の試合でもホームインをしてベンチに戻る西岡に対するチームメイトの祝福は半端ではなく、あれは清水の言葉を態度で裏打ちしてくれているのだと思います。
最後のプレーの後にスタンドに手を挙げて応えた西岡に対するレフトスタンドも含めたスタンディングオベーションが、まさに選手、ロッテファン、そしてプロ野球ファンの総意です。
今回のことで奴らはロッテを愛して、チームを何とかしたくて行動をしているのではなく、単に自分たちが楽しく騒ぎ回れる存在であるバレンタイン監督を奪われたことに憤怒しているだけであることが明らかになりましたし、だからこそ自分たちの行動にケチをつけられたことで怒りの矛先を西岡に向けたのでしょう。
西岡の言葉が心に響かないはずです。

球団が今後、どういった行動をとるのかが注目をされます。
私は無理に話し合いなどを持つ必要はなく、有無を言わさず排除をすべきだと考えます。
下手にそういった懐柔策をとるとつけ上がるだけですし、今後に向けて何の解決にもなりません。
チケットにも他人に迷惑をかける行為をした場合は退場をさせられることが明記をしてありますし、球団ホームページに記載をされている約款1条に明確に違反をしていますから、規定6条による入場拒否は可能なはずです。
応援団はチームや選手を応援することを前提に一般のファンでは使えない鐘太鼓や横断幕の利用を許可されているわけで、それらを用いたああいった愚挙を看過するのであれば、球団も騒動の片棒を担いでいるのも同然と言わざるをえません。
もし手をこまねいてサンクスボビーでも騒動が起きるようであれば、それこそ球団の幹部は責任を取らされるべき怠慢を犯したことになります。

バレンタイン監督は動かないのか?

自分の部下である西岡がああいった目に遭っているのに、バレンタイン監督が動かないのも理解が出来ません。
球団への批判は自分のことを思ってのことと大目に見たとしても、西岡に対するあの暴挙は上司として怒らなければならないはずで、もし動かないのであれば上司として失格です。
部下が働きやすい環境を作るのが上司の勤めであり、それが出来ないのであれば監督としてあり続ける意味がありません。
いい悪いは別にしてもこの騒動を穏便に収めることができるのはバレンタイン監督だけであり、「気持ちはありがたいが選手たちに対する攻撃は許さない」「試合に専念をさせてくれ」と言えば済む話で、元々の騒動の当事者であるバレンタイン監督にはそれをやならければならない責任があります。
その言葉を22時まで待ちましたが、ボビー語録にもニュースサイトにもそういった情報はありませんでした。
もしこのままビジターでも騒動が続いてCS出場を争うチームにまで迷惑をかけるようなことになるのでしたら、サンクスボビーも中止にして無観客試合にするべきです。
この時間以降に、明日の新聞でも明後日の試合前でも構いませんから、事態を収拾する動きをバレンタイン監督が見せてくれることに期待をします。

応援団の全てが悪だと言うつもりはありません。
地方まで遠征をする姿勢には頭が下がりますし、その熱意が多くのファンの共感を呼んだのが2005年でした。
しかしいつしかそれが傲慢な態度に変わり、自分たちは特別だと勘違いをしているのだと思います。
応援団の中にも良識のある、しかし団体の中で押し流されてしまっている人も多いと思いますし、そう信じたいです。
そういった人たちの中から新しい動きが出てくることに期待をしますし、ならず者を排除した新しい応援団が立ち上がり、また全てのファンが手に手を取り合ってロッテの応援をする2010年になることを心から願っています。

 

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天国と地獄

2009-09-27 20:09:27 | 千葉ロッテ

昨日の西岡の声はライトスタンドのならず者の心には響かなかったようで、それどころか今日は矛先を西岡に向けるという暴挙を見る羽目となりました。
この件については1つ確認をしたいことがありますので、その確認が取れた後に考えをまとめたいと思います。

ベニー、試合中に退団発表 (9/27 日刊スポーツ)

ロッテのベニー・アグバヤニ外野手(37)が今季限りで退団することが、試合中に発表された。
2回の1打席目に7号勝ち越しソロを放った後、3回の守備でベンチに下がった。
その際、選手交代のアナウンスで突然「ただ今の打席がベニー選手のロッテでの最終打席になりました」と発表された。
ベンチ前に出たベニーがファンに向かって両腕を振りあっけなく“セレモニー”終了。
「6年間素晴らしい仲間やファンの中で野球ができたことが幸せだ。このマリンスタジアムにはたくさんの思い出がある。このチームの最後の打席を最高の形で締めることが出来たことをうれしく思う」と話した。

ところで今日の試合でホームランを放ったベニーが、今季限りで退団をすることが発表をされました。
球団からの公式発表はまだですが、試合中でのアナウンスによる発表という異例の形での退団となります。
ホームランの1打席で交代となり、ベンチ内でバレンタイン監督と抱き合っていたので何が起きたかと思っていたのですが、どうやら今日が最後の出場のようです。
しかし何でこんな形での発表となったのか、今年限りで戦力外となることは分かってはいましたが、6年間も主力としてチームに貢献をしてきた選手への仕打ちとは思えません。
本来であればサンクスボビーの試合を引退試合にするぐらいのことはあってしかるべきで、もしかすると他球団での現役続行を考えている本人がこういった形での最後を希望したのかもしれず、黒木の引き際と似ていなくもないですが、何にせよバレンタイン監督に近い選手だからということではないことを願いたいです。

さて試合ですが、これほど前半と後半が天国と地獄の様相だった試合も珍しいと思います。
完全な勝ちゲームのはずが終わってみれば悔しい引き分け、流れを掴み損ねるとこうなるという典型的な試合となってしまいました。
ちょっとした不運、消極的な気持ち、これらが今日は悪い方向に働いたことはチームにとってはいい教訓になったと、そう思いたいです。

先発の唐川は7回途中で13安打の6失点ですから数値上はノックアウトですが、ピッチングとしては悪くはありませんでした。
キレのあるストレートに抜いたチェンジアップが効果的で、あれだけ走者を出しても何の心配もなく見ていることができたのは私だけではないはずです。
それもこれも制球が安定をしていたからこそで、四球で崩れる心配がない投手がいかに安定感があるかの再認識をした、そんな今日の唐川のピッチングでした。
それだけに7回の2死無走者からの6失点が嘘のようで、ここまで決まっていたチェンジアップが甘く入ったとは言ってもそれを狙い打ちにされたのはオリックスの作戦勝ち、バッテリーの油断と言ってもよいと思います。
さらに追い打ちをかける大松の消極的な守備で完全に流れを相手に渡してしまい、今日の試合はあのプレーが全てを決めたと言っても過言ではありません。
一歩目が遅かったこともありますが、ワンバウンドで抑えるのか突っ込んで捕球をするのかを間際まで迷ったような中途半端な動きで、上達をしてきたとは言っても竹原と同様にああいった場面での打球判断はまだまだ低レベルな大松であることを痛感させられました。
この流れを根本も内も止めることが出来ず、根本はボール先行で先日のプロ初勝利の貢献をチャラにしてしまうような失態を見せましたし、内もここぞというところでど真ん中に投げ込んでしまいましたから、2人にとってはいい勉強にも経験にもなっただろうと、そう超前向きに考えるしかありません。

打線は苦手だった山本が今日はぼろぼろで、しかもなぜかオリックスベンチの継投が遅れたために滅多打ちで序盤に7点を取るお祭り騒ぎのスタートでした。
堀とベニーはお手本のような右打ちでライトスタンドに打ち込み、南も基本に忠実なセンター返しで2安打を放ち、そして田中雅の体を預けたようなスイングから放たれたヒットは来季の希望が見いだせるような素晴らしいものでした。
その後も堀や福浦の完璧なツーベースなど笑いが止まらない状況に見事にストップをかけたのがボーグルソンで、あの6者連続三振は敵ながら天晴れです。
このボーグルソンの好投が7回の同点劇を生んだと言ってもよく、さらには金子の粘投も光りました。
6回以降は僅か1安打で同点に追いつかれた後は防戦一方でしたから、よくぞ引き分けに持ち込んだと誉めてあげたいぐらいで、タイミング的にはセーフでしたが角中のバックホームは見事でしたし、里崎の脊髄反応のブロックにも拍手を送りたいです。

まあ今江の初球打ちの連発もありましたし、伊藤劇場も見られましたし、堀のスクイズ失敗での試合終了などロッテらしい野球だった今季最終の地元での日曜日だったと思います。
負けてたまるかと奮起をする西岡のちょっと考えられない三塁ファールフライでの生還や、何度も見せたファインプレーには身震いがしましたし、スクイズの2球目は堀が見送ればホームスチールでサヨナラだったのではないかと思うぐらいの突進には計り知れないポテンシャルを感じました。
気持ちさえしっかりと持てばこれぐらいのことは出来るという証左を見せつけられましたので、西岡だけではなく他の選手も闘争心を剥き出しにして来季を戦ってもらいたいです。

1軍も残念な試合ではありましたが、2軍も最終決戦に敗れて栄冠を手にすることはできませんでした。
こちらもある意味でロッテらしい幕引きで、初回の無死一塁で根元に送らせずに三振ゲッツーの後にムニスのヒット、その裏にきっちりと送った巨人が先制をした時点で、試合の流れは既に相手に握られていたのでしょう。
竹原の満塁アーチで追い上げながらも中継ぎ陣が崩れてしまい、それでも惜しくも優勝は逃しましたが選手には貴重な経験となったはずです。
ムニスは規定打席ピッタリで首位打者を獲得したはずで、中田の三冠王の野望はここに潰えました。
終盤はレギュラーとなった岡田も、きっと来季は1軍でプレーをしているはずです。
バーナムJr.の惜別の一発もありましたし、小宮山やサカタ二軍監督の胴上げもあったようですから、球場まで足を運ばれた方はいい時間を過ごされたのだと思います。
明日からは1軍に呼ばれる選手もいるでしょうし、戦力外の通告をされる選手も出てくるでしょう。
厳しい現実が待っている秋ですが、オフは既に始まっています。



1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
オリックス 1 0 0 0 0 0 6 0 0 0 0 0 7 21

0

千葉ロッテ 1 1 1 4 0 0 0 0 0 0 0 0 7 12 0


◆9月27日(日) 千葉ロッテ-オリックス24回戦(オリックス14勝9敗1分、13時、千葉マリン、29,227人)

▽本塁打 堀4号(山本)、ベニー7号(山本)

▽バッテリー
千葉ロッテ 唐川、根本、内、荻野、シコースキー、伊藤―里崎
オリックス 山本、清水、川越、ボーグルソン、香月、金子
―日高、横山

 

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つらつらと思うに

2009-09-27 01:37:06 | 千葉ロッテ

先の記事を書いた後に何か引っかかるものがあったのですが、それが何かにようやく思い至りました。
あの署名活動以降は目立った動きが無かったのに、なぜこのタイミングで突然に活動を活発化したのかが不思議に思えたこと、これが引っかかりの原因でした。
なぜ先週でもなく来週でもなく今週だったのか、先週と今週の間に何があったのか、キーワードを探してみると2つほどあることに気づかされます。

まずはバレンタイン監督の次の就職先について、ESPNの解説者として長期契約が結ばれたとの報道がされたことです。
僅かながらでも続投を期待していた人がいたのであれば、このニュースは最後の希望を断たれたのも同然であり、その絶望感から怒りがバレンタイン監督の退団を決定した球団に対して向いたのではないかとも考えられます。
もう1つはバレンタイン監督の地元最終戦のイベントとして、サンクスボビーの開催が発表をされたことです。
もしかするとこのイベントに何らかの特別待遇、例えば胴上げに参加をさせて欲しいなどの要求が球団に却下をされたことで、それならばぶち壊してやるぐらいの考えを持って態度を先鋭化したのではないかとの疑いも拭いきれません。
いずれも単なる想像に過ぎませんが、せっかく球団とバレンタイン監督が手を握って最後を盛り上げようとした矢先の今回の騒動はあまりに不自然で、ただ今季最後の地元での週末カードだからという単純な理由だとは思えません。

それはさておき、今回の騒動などを理由に球団の幹部らを処分するようなことがあってはならないと、私はそう考えています。
例えば米田女史がファンをないがしろにしたような言動をとったと伝えられている噂が真実であり、かつ球団としてはそれが不適切と判断をして処分をするのであれば、それは組織の規律の問題ですから構いません。
しかし外野席の一部の人たちが騒いだことなどを理由に処分をするのであれば、それは組織の崩壊を意味します。
一見すると喧嘩両成敗で両者が納得をするような形にも見えますが、逆にお互いに遺恨を残すだけで何ら得るものはありません。
しかも騒いだら自分たちの要求が通ると勘違いをする輩は今後も絶えなくなり、モグラ叩きは永遠に続きます。
球団経営の見地でバレンタイン監督の契約期間満了に伴う退団を決断したのですから、最後までその意思を貫き通すべきです。
小手先で瀬戸山球団社長らに減給20%を3ヶ月間、などとすることは簡単ですが、世間から失笑をされる愚策であることは間違いなく、絶対にやってはなりません。

もちろん球団に不手際があったことは事実ですが、それをもって処分をすることも出来ないはずです。
バレンタイン監督の退任を開幕前に発表をしたことはギリギリの判断の結果でしょうし、重光パパや重光ジュニアの最終決済がなければ出来た話でもないでしょう。
オーティズのリリースや久保のトレードについては納得はできませんし不満もありますが、井口の獲得などを見ればチームを弱体化させることを目的にしているわけではないことは明らかで、今季の不振の責任の一端は当然のことながら負わなければなりませんが、それはバレンタイン監督や選手らも同様です。
もしこれらを理由に球団の幹部らを処分した場合は、それがロッテという企業が球団を所有することを考え直す第一歩であると考えるのが妥当でしょう。
そうなれば千葉から球団がなくなる、という最悪の事態も考えておかなければなりません。

重光ジュニアにはバレンタイン監督、広岡GMを立て続けに切った実績があり、2代目にありがちなひ弱さを垣間見せますので、こういった行動に走る可能性は否定できません。
まさにトカゲの尻尾切りですが、しかしもう新しい尻尾が生えてくることはないでしょう。
瀬戸山球団社長らを処分するのであれば、それは命題である赤字削減の効果が芳しくなかったときこそがそのタイミングであり、今ではありません。
暫くは広岡という劇薬の後遺症に苦しんだのと同様にバレンタイン症候群にのたうち回り、おそらくは観客動員もチーム成績も低迷をすることになるのでしょうが、遅いか早いかの違いでいつかは訪れたであろう試練ですから気構えぐらいはあったと思われ、またこういったときこそ踏んばるのが真の経営者です。
清濁併せ呑んでこそ本社の社長が見えてくると、そのぐらいの思いで事態の収拾に努めてもらいたいです。

 

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西岡の声は心に響くか

2009-09-26 23:03:18 | 千葉ロッテ

球団に対して人それぞれの思いがあることは当然ですが、それを球場に持ち込んで、しかも試合中に示威行動を起こすなどは許されるはずもありません。
前から何度も書いていますが、やりたければ球場の外でやってください。
球場は野球を見るための場所であり、自分の意見をアピールする場所ではありません。

イライラして打席に入って、そこに打ち込んでやろうと思った。

ヒーローインタビューで語っていた言葉ではありませんので、これは試合後にマスコミから取材を受けた際の西岡の言葉なのでしょう。
嬉しいはずの球団新記録のシーズン7本目の先頭打者ホームランについてのコメントがこれですから、よほど腹に据えかねていたのだと思います。
1995年から翌年にかけての騒動の際もそうでしたが、死刑などという言葉を使って相手を非難することは、あまりに貧困なボキャブラリーと稚拙な行動に過ぎます。

少年たちの夢を壊さないで欲しい。

まさに正論です。
ああいった騒動の中で野球少年たちがどういった傷を受けるのか、あの行動をリードをした人たちは考えたことがあるのでしょうか。
ごく一部の人たちのせいで大多数の人が迷惑をしている、その自覚がなければ社会の中で生活をしていく資格はありません。
一塁に全力疾走をしない、ミスをしてもヘラヘラとしているなど西岡に言いたいことはいろいろとあるのですが、今日の発言は立派ですし嬉しかったです。

頼むから野球に専念をさせて欲しい、これは西岡だけではなく他の選手も、そして多くのロッテファンが願っていることだと思います。
前回に西岡が同様の言葉を発したヒーローインタビューではプレーに専念をしたいといった婉曲な表現でしたが、今回はハッキリと横断幕を下ろすよう口にしました。
わざわざヒーローインタビューの台から降りて、ライトスタンドの方向を見ての言葉に心を動かされないのであれば、もはやロッテファンを名乗ることはやめてもらいたいです。
私は何があっても他者に対してファンをやめろなどと言う資格は誰にも無いと考えていますが、今回ばかりは話は別です。

普通に考えれば明日、そしてサンクスボビーで同様の行動を取る人がいるとは思えませんが、「西岡は球団に言わされたんだ」と開き直る可能性はゼロではありません。
あの涙声を聞けば、そして西岡という人となりを理解していれば本人の発意であることは明白ですが、振り上げたこぶしの下ろしどころに困った挙げ句に、あるいは自分たちの存在をアピールをするために自爆行動にでることも充分に考えられます。
バレンタイン監督が球団を去ることに対して抗議をする自分に酔っているだけとしか言いようが無く、そこにロッテへの愛情はひとかけらも感じられません。
ああいった行動を直接止めることは勇気が必要であり、また危険もあるので難しいでしょうが、外野席で応援をするファンの方々には自分の目の前に横断幕がきても持たないで欲しいですし、選手への応援以外のリードには声を上げないで欲しいと、是非ともお願いをしたいです。
もはや流れに乗ってしまってつい、という言い訳が許される状況ではありません。

内野席からのブーイングがロッテファンの総意。

西岡の言葉が終わった後にわき起こった内野席からのブーイングは、自分たちは球場に野球を見に来ているんだ、選手のプレーを応援しに来ているんだという、大多数のロッテファンの声が集まったものだと思います。
誰がリードをするわけでもなく、自然発生的に起こったあのブーイングが外野席の一部の心ない人たちに向けてのメッセージであることは間違いありません。
ボビー信者の多くがバレンタイン監督がチームを去ることで来季は観客動員が激減をするだろうと言っていますが、今日の内野席を見ればその心配はないでしょう。
むしろああいった人たちが応援をリードをする球場には行きたくない、といった声の方が大きいと思います。
減ることは減っても本当に選手を応援するファンの声を受けてプレーをする方が選手たちも嬉しいでしょうし、頑張ってもくれるはずです。
球場で野球を見る、選手たちのプレーに一喜一憂をする、頑張ってくれと応援をする、こういったごく当たり前の風景に千葉マリンが立ち戻ることを心から願っています。 

 

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最後まで清水はふらふら

2009-09-26 22:13:05 | 千葉ロッテ

最初から最後まで野球とは関係のない横断幕やシュプレヒコールが鬱陶しかった今季最後の土曜日の千葉マリンは、西岡のヒーローインタビューで気持ちがすっきりとしました。
よくぞ言ってくれたと心から拍手を送りたいですし、外野席の一部の心なき人たちには猛省を求めます。

先発の清水は白星を手にしたとは言っても、とても誉められた内容ではありませんでした。
2失点ながらも8回途中まで10安打を打たれての降板ですから、実質的にはノックアウトに等しいピッチングと言ってよいでしょう。
粘ったと言えなくもないですが、軸になるストレートに力が無く、変化球でかわすほどの器用さも無く、打球が正面を突いたり野手の好守に助けられての薄氷を踏むような勝利で、2年で5億をもらっている投手の投球内容ではありませんでした。
まさか本人も納得をしているはずもないでしょうし、こういったシーズンは一昨年に経験済みですから、とにかくプライドをかなぐり捨ててでも秋季キャンプからやり直す、ゼロからのスタートを切るぐらいの気持ちで取り組んでもらいたいです。
確実に年齢を重ねていることから昨年のように復調をすることは容易ではなく、少しでも甘えの気持ちがあれば清水の現役生活は来季で終わることになるでしょう。
そんなことにはならないよう、名ばかりエースなどと呼ばれないよう、西村次期監督を支えるピッチングを披露してくれる2010年に期待をします。

その清水を救った荻野には、これを自信に思ってもらいたいです。
ピシャリといった感じの投球内容ではありませんでしたが、それでも逃げることなく勝負をしたことは評価ができますし、あの粘りこそが荻野だと言ってよいでしょう。
徐々に縦のカーブを投げ始めましたし、攻める気持ちさえ忘れなければ充分に復活は可能だと信じています。

打線は西岡の怒りの先頭打者アーチ、福浦の全盛を思わせるような引っぱってのホームラン、南の粘りに粘った直後のホームランと、派手な花火が試合の主導権を握りました。
しかしそれだけではなく大松が低めのボールを上手くすくい上げて放ったヒットや、早川のきれいな流し打ちなど、打線の好調さは維持し続けています。
そうなると不思議と守備も締まってくるもので、西岡や早川のファインプレーがチームを盛り立てて、まるで春先とは別のチームを見るかのようです
残り7試合をこのままの調子で乗り切れば気持ちよく来季への新しいスタートが切れますので、気を緩めることなく頑張ってもらいたいです。

試合前から試合中、そして試合後までの不愉快な事象については、別の記事にまとめることにします。
明日は来季のエースを成瀬と争ってもらわなければならない唐川の、おそらくは今季最終先発となりますので、同じような言葉がヒーローインタビューで唐川の口から出ないよう、そして香月の好投で最終決戦に臨む2軍ともども、熱い日曜日になることを願っています。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 0 0 2

0

0 0 0 2 10

1

千葉ロッテ 1 0 1 2 0 0 0

2

X 6 10 0


◆9月26日(土) 千葉ロッテ-オリックス23回戦(オリックス14勝9敗、14時、千葉マリン、25,112人)
▽勝 清水 22試合6勝7敗
▽敗 平野 20試合3勝12敗
▽本塁打 西岡13号(平野)、福浦6号(平野)、南2号(菊地原)

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水、荻野、シコースキー―里崎
オリックス 平野、菊地原、香月―日高

 

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成瀬は完璧

2009-09-25 23:10:15 | 千葉ロッテ

 

今日から始まったバレンタイン狂想曲の最終楽章は、つけた唾が眉から垂れてくるような2万弱のファンで埋まったスタンド、飛ぶように売れるといった気配のないグッズと、平日だからまあこんなものだろうという雰囲気の中で幕を上げました。
懸念をしていただんだらグッズの叩き売りはグラウンドコートは対象外で、もしかしたら標的はたんだらではなく40周年記念ワッペンではないか、いやそれなら帽子は関係がないはずだ、などと情報は錯綜をしています。
ひとつだけ確かなのはバレンタイン監督が来年からは好待遇でESPNの解説者になることで、米国の野球中継を何としてでも見ようとするボビー信者の来季は既に始まっています。

今日の成瀬は完璧でした。
ストレートは数値でも140キロを越える成瀬にしては速い部類で、しかも打者の体感速度はそれを上回るものがあることから、振り遅れたり詰まらされたりと手も足も出ません。
さらには角度もキレもあるスライダーにブレーキの利いたチェンジアップと、これらが見事にコントロールができていたことで思うがままのピッチングとなりました。
マウンド上での表情も自信たっぷりで見下ろすかのような余裕があり、厳しい眼差しに成瀬の成長ぶりが感じられます。
僅か108球、2安打12奪三振の無四球完封ですから、まさにパーフェクトです。
勢いもあり、また里崎のリードに導かれて必死に投げていた2007年に比べると、今年の成瀬は自分で考えて投げている感じがあり、勝ち星は及ばないもののピッチングとしては2007年を越えたと言ってもよいかもしれません。
あのぷよぷよとした体で不安げな表情を浮かべていた姿がまるで嘘のようで、腰回りの肉が落ちたことで球持ちの良さが持ち直したこと、しっかりと腕が振れるようになったことが好結果に繋がっているのでしょうから、シャープな顎周りを維持したまま来季に臨めるよう今後も節制を欠かさずに頑張ってもらいたいです。

打線も苦手な岸田に前半は苦しみながらも、中盤に一気にたたみかけてマウンドから引きずり下ろしました。
その口火を切ったのが塀内で、引っぱった当たりが2本ともヒットになり損ねた後の3打席目に流したバッティングでの先制タイムリーですから、まぐれや勢いで片付ける域は脱しつつあるように思われ、ここにきて女神が塀内に微笑んでいる感すらあります。
迷い無くバットを振り抜いているのは従来からの塀内のスタイルであり、だからこそ意外な長打力と山盛りの三振がついて回るのですが、昨年と顕著な違いが分からないために今年の高打率の理由を見つけることが出来ずにいます。
相変わらず高めのストレートには振り負けますし、膝元に落ちる変化球にはからっきしですから、弱点が克服できたとも思えません。
あるとすれば精神面の成長ぐらいで、愛人枠の束縛から逃れられることが理由ではないでしょうが、出足が良かったことで気持ちに余裕が出たこと、それが相乗効果となってぐるぐると好結果が回り続けているのかもしれません。
この流れをしっかりと実力に結びつけることができるかどうかは秋季キャンプでの精進次第でしょうし、何より不慮の事故を避けることが第一で、まずは厄払いです。
今度こそ溢れんばかりの才能を活かしきる塀内であって欲しいと、そう願っています。

その他でも4番の貫禄がでてきた大松、粘りを見せた早坂や角中、らしい技ありのヒットを放った福浦と、気になったのは初回の橋本将のパスボールぐらいです。
今日はシーズンで5本の指に入るぐらいのナイスゲームで、それがこの時期の最下位争いの試合であるのは悲しい限りなのですが、チケット代以上の価値がありました。
この流れを名ばかりエースの清水がどう受け止めてくれるのか、最後ぐらいは億の力を見せつけてもらいたいものですが、なかなか楽しみな土曜日になりそうです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
オリックス 0 0 0 0 0

0

0 0 0 0 2

0

千葉ロッテ 0 0 0 0 1 4 1

0

X 6 11 0


◆9月25日(金) 千葉ロッテ-オリックス22回戦(オリックス14勝8敗、18時30分、千葉マリン、19,129人)
▽勝 成瀬 22試合11勝5敗
▽敗 岸田 17試合8勝4敗
▽本塁打 大松19号(岸田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬―橋本将
オリックス 岸田、清水、川越、西―辻、横山

 

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だんだらを残そう

2009-09-25 01:24:15 | 千葉ロッテ

だんだらユニフォームなどの意匠はバレンタイン監督の関係者が版権を握っている、だから来季はピンストライプ以外のユニフォームは様変わりをすることになるだろう、といった噂を聞いてはいましたが、どうやらそれが現実のものとなりそうです。
2009年シーズン応援感謝セール、と銘打って販売をされるグッズは、どう見ても在庫整理にしか思えません。

9/25(金)~直営マリーンズストアにて「2009年シーズン応援感謝セール」実施! (9/24 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト)
9月25日(金)より、皆様からの熱い応援に感謝の意を込めて、直営マリーンズストア3店舗(プラザ店、ホームプレート店、海浜幕張店)にて「2009年シーズン応援感謝セール」を開始致します!!
今回のセールでは通常販売価格よりなんと30%~60%OFFのセール価格で販売する商品が多数!!
セール対象商品につきましては、ご来店時にご確認下さいませ。
※マリーンズオンラインショップでは10月上旬よりセールを開始致します。

僅か2年でユニフォームのデザインが変わるのはファンにとっては頭の痛い話で、オーセンティックになって価格も上がったものを来季も買い直すことになるのはたまりません。
もちろん買わなければならないわけではありませんが、ファン心理としては選手と同じユニフォームを着たい心情は抑えきれず、多くのファンが買い替えに走るものと思われます。
個人的に厳しいのはグラウンドコートで、昨年は背中にネームを入れたプロモデルの白を、今年はMポイント倍付けの日に普段着としての黒を買っただけに、これが大幅に割り引かれて売られた日には泣くに泣けません。
いい加減にしてくれ、というのが正直な思いです。

実際のところ噂どおりに版権の問題なのか、あるいはバレンタイン色を一掃するためなのかは分かりませんが、そういった噂が世間に流れていることから球団としては大手を振って買い替えを促すモデルチェンジを推し進めることが出来るわけで、まさにバレンタイン様々でしょう。
ユニフォームのデザインにまでバレンタイン監督の嗜好を取り入れたツケを払わされるのはファンばかりなり、という構図が成り立つことに腹が立ちます。

9/25(金)~マリーンズストアにボビーグッズが一挙6アイテム登場! (9/24 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト)
9月25日(金)より、直営マリーンズストア3店舗にボビーグッズニューアイテム6種類が一挙登場!!
さらに、プラザ店・ホームプレート店ではネーム入りオーセンティックユニフォームも販売致します!
商品は売切れ次第販売終了となりますので、お早めにお買い求めください!

その一方で、この期に及んで球団とバレンタイン監督がタッグを組んでのグッズ販売で最後の一儲けを企んでもいるようで、そうであれば当初から手に手を取り合ってシーズンを盛り上げてくれと叫びたい気分になります。
ここにきて恩讐を捨て去って目先の利益に走る姿を苦々しく思いながらも、私を含めた多くのファンが財布を握ってショップに駆けつけるのでしょう。
ネーム入りのオーセンティックなどは在庫処分品に慌ててネームを縫い付けたものだと思われますし、この商売上手め!と誉めるしかないのかもしれません。

ここで手を握ったのであればユニフォームについてもお互いに譲歩をして、是非ともだんだらは来季以降も残して欲しいと思います。
新だんだらはイマイチながらも帽子のデザインは気に入っていますし、何よりグラウンドコートも含めて買い直すのは財布に優しくありません。
来季もだんだらを身にまとった選手たちが千葉マリンで躍動をする姿を見ることができるよう、心から願っています。

 

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捕手の立て直しは急務

2009-09-24 02:06:50 | 千葉ロッテ

セントラルでは巨人がリーグ優勝を決めましたが、スポニチは機関紙らしくロッテの人事ネタの報道を欠かしません。
今度は1軍バッテリーコーチに山中が復帰をするという、昨日とは違ってこちらはウェルカムなニュースです。

ロッテOB招へい 来季1軍バッテリーコーチ (9/23 スポーツニッポン)

ロッテが来季の1軍バッテリーコーチにOBの山中潔氏(47=現日本ハム2軍バッテリーコーチ)を招へいすることが22日、分かった。
投壊が2年連続Bクラスに低迷する一因であり、球団関係者は「捕手を含めバッテリーを立て直さないと」と話した。
日本ハムの全日程が終了次第、正式交渉にあたる。
山中氏は5球団を渡り歩いた現役時代、95年から2年間ロッテでプレー。
97年から6年間、ロッテでコーチを務めており8年ぶりの復帰となる。
これに伴い、袴田現1軍バッテリーコーチは2軍への配置転換が検討されている。

先日の千葉マリンでの親子ゲーム、三塁側ベンチ前に出てきた山中コーチに「ロッテに帰ってきてよ~」と声をかけたときには無反応だったのですが、他紙でも報道をされているところを見ると単なる飛ばし記事ではないと思われます。
1軍バッテリーコーチであれば昇格になりますし、本人にとっても悪い話ではないでしょう。
何よりチームにとって里崎や橋本将の若い頃を知る山中がコーチとして復帰をすることは、停滞気味の両人にとってはかなりのプラスになるでしょうし、端から見ると投げやりにも見えるプレーが目立つ里崎が、山中コーチの復帰でどう変わるかに興味と期待がわいてきます。
若い頃の恩師ほど怖い者はいないことは、自分の体験を思えばよく分かることです。
これを機に里崎や橋本将にはもう一踏ん張りをしてもらい、その一方で山中コーチには田中雅や金澤らの育成にも力を注いでもらえれば言うことはありません。

袴田コーチは2軍の総合コーチへの転出が濃厚とのことですが、とにかく現場にこだわるタイプですし、ブルペンコーチとも噂をされる井上コーチともども球団としては長年チームに貢献をしてきたスタッフを切ることができないという歯切れの悪さが気にはなります。
一昨年に佐藤兼伊知らを切ったのですから袴田らにもこれを機に現場を退いてもらい、初芝や黒木らの次世代の育成を考えたいところなのですが、こればっかりはなかなか希望どおりにはいきそうにもありません。
これまでの報道を考えれば、現時点での来季の予想スタッフは以下の通りとなります。

【1軍】

監督 西村徳文
ヘッド 青山道雄
投手 西本聖
投手(ブルペン) 井上祐二
打撃 金森栄治
バッテリー 山中潔
内野守備走塁 上川誠二
外野守備走塁 諸積兼司
コンディショニング 未定

【2軍】

監督 高橋慶彦
総合 袴田英利
投手 成本年秀
投手 荘勝雄
打撃 長嶋清幸
バッテリー 吉鶴憲治
バッテリー 定詰雅彦
守備走塁 高沢秀昭
コンディショニング 弘田雄士

かなり想像も入っていますし、兼任は勘弁との希望も入り交じったものですので、今後の報道のたたき台ぐらいに考えていただければと思います。
まあガラッと総入れ替えというわけにもいきませんし、来季は無理でも再来年にでも初芝らが入閣をしてくれれば次が見えてきますので、そこに希望を繋ぎます。
全体的に地味ではありますが、かなり情熱を持ったタイプが上を取ることになりますので、チームの雰囲気を変えるような指導をしてくれることを願っていますし、まずは秋季キャンプでのお手並み拝見と言ったところですから、やはり秋のロッテからは目が離せません。

 

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根本がプロ初勝利

2009-09-23 22:35:34 | 千葉ロッテ

熱が下がりきらなかったということもありますが、今日も出不精の虫に精神を蝕まれて連日の10時間睡眠をむさぼってしまいました。
それはそれで先週の睡眠不足を補ってはくれたのですが、せっかくの好天に恵まれたシルバーウィークに佐倉にも鎌ヶ谷にも行かずに大掃除のみで終わってしまったのは大誤算で、出不精がデブ症にならないうちに今週末は千葉マリンまで足を伸ばさなければと心に誓っています。

そんなこんなで今日もスカパーで1軍戦を観戦することとなったのですが、根本のプロ初勝利をナマで見ることが出来たのですから、ラッキーと言えばラッキーでした。
2軍でもあまり秀でた結果を残しておらず、今季初登板では左打者に打たれて厳しい1軍でのピッチングとなっていたのですが、今日は汚名返上とばかりに角度のあるボールで2回を1安打無失点に切り抜けて、2年目にして嬉しい初白星を手にしました。
ややアバウトな制球が今日は比較的に安定をしていたこと、スライダーがいいコースに決まったことが大きく、やや横手からボールが出てくる軌道で外角に逃げていくと左打者はお手上げといった感じになりますので、このボールを自在に操れれば充分に1軍でもやっていくことができるでしょう。
もっともそれが出来ないからシーズンの大半を2軍で過ごしたわけで、もう1つの武器であるカットボールと、今日も数球投げたチェンジアップでいかに打者に的を絞らせないかが根本にとっては鍵であり、また生き残る道であると思います。
そもそもが目を見張るようなストレートを投げるわけではなく、かと言って伝家の宝刀とも呼べるような無敵の変化球があるわけもないのですから、コンビネーションで勝負をするしか根本にはありません。
ですから本来は先発として長いイニングを投げることで真価を発揮できるタイプではないかと考えていますし、チーム事情からして中継ぎになるにしても今日のように1イニング以上を任せてこその根本であると思っています。
来季はロングリリーフをしながら先発を窺う、そんなシーズンになることを期待します。

先発の大嶺は久しぶりにコントロールが大荒れで、5四死球とどうにもならないピッチングとなってしまいました。
しかしそれでも4回で5安打を打たれながらも4失点で済んだのは、ソフトバンク打線の拙攻があったにせよ、ボール自体にはキレがあったからこそでしょう。
だからこそ残念だったのが里崎のリードで、なぜに立ち上がりから抜け気味のストレートばかりを要求したのか、ちょっと理解に苦しみます。
チェンジアップもコントロールが出来ていたとは言い難いものがありましたが、それでも緩急をつけるという意味では効果があったはずで、高めに低めに外れまくるストレートを見ていてどうなることかと心配になるぐらいに、ストレートに固執をしていた里崎でした。
腕をしっかりと振るためにはストレートを思いっきり投げることが有用であることは確かで、里崎はそれを狙ってのリードだったのかもしれませんが、最初から最後までほとんどパターンが変わらなかったことを考えれば里崎がいつもの発作を起こしたと見た方が妥当かなとも思えますし、最後まで修正をしきれなかった大嶺にも問題はあります。
と言いますか、サインに納得が出来なければ首を振れよと、大嶺に対するベストアドバイスはこれでしょう。
右手に受けた打球は幸いにも指ではなかったようで、そのイニングを投げきって、また140キロ近いストレートを投げたことを見ればおそらく骨折は無いだろうとは思いつつも、ここで無理をしなければならない状況でもありません。
幸か不幸か先発7人体制のおかげで大嶺がリタイヤをしても困りませんから、今季はこれで手仕舞いにして秋季キャンプに向けて体調を整えてもらいたいです。

里崎と言えば大嶺に対するリードだけではなく、チャンスに王様スイングで三振を繰り返す唯我独尊ぶりは相変わらずで、もし負けていれば完全に戦犯でした。
8回のピンチにスリーバントを試みる松田に対して、バントをしづらい縦の変化球を要求したのは注文どおりでしたが、その直後にボールを逸らしては意味がありません。
あれは確かに荻野の暴投ではありましたが、どうも最近はミットで抑えにいこうとして逸らすケースが目立つような気がします。
あのふてぶてしさは里崎の持ち味でもあり、西岡みたいにヘラヘラと笑っているわけではないので内心では忸怩たるものがあるのかもしれませんが、さすがにここまで結果が伴わないシーズンですと非難の的にされても仕方がないでしょう。
秋季キャンプでどこまで気持ちを入れ替えることが出来るのか、はたまた定詰と化して台風の目となってしまうのか、オフも里崎の言動から目が離せません。

試合としては勝ったと言うよりは勝たせてもらったと言うほうが正確かもしれず、今のままですとソフトバンクの2位は風前の灯火です。
初回の本多の失策はらしからぬプレーですし、3回の大松のツーベースで珍しく快走をする福浦を止めた西村サードコーチャーの失態をカバーしてしまう中継ミス、昨日の好投再びと送り出した神内のあまりに正直すぎるストライクを振り抜いた大松のグランドスラムと、まさに弱いチームの典型的な負け方をやらかしてくれました。
結果的にこのカードも勝ち越しをして楽天のアシストを再びすることになりましたが、さすがにこういった試合を見せられるとソフトバンクファンもロッテに文句は言えないでしょう。
まさに自滅、昨年の最下位から交流戦で調子をつけて突っ走ってきたチームがここにきて完全にガス欠、息切れをしてしまった感じで、不甲斐ない先発陣に疲弊をした中継ぎ陣ではCSを勝ち抜くのは容易ではありません。
まあロッテには直接の関係はありませんし、もらった勝ちでも負けるよりはマシですから、ありがたく頂戴することにします。

ところで先日の死球から欠場が続いていた井口は、打撲ではなく骨折だったそうです。
どうもこのチームは怪我に対する手当が遅いと言いますか、危機感がなさ過ぎます。
西岡を半月以上もベンチの置き石にしたのもそうですし、試合に出られそうになければ早めに登録を抹消することでベンチ入りメンバーを有効に活用をするといったことに無頓着なシーズンであったと、そう断ぜざるをえません。
こういった判断を誰がやっているのか、本人に任せっきりであれば監督やコーチ、トレーナーの責任放棄ですし、このあたりの改革も来季に向けての懸案事項となります。

また悲しかったのは、バレンタイン監督とレフトスタンドのKYぶりです。
試合終了とともにベンチ前に出てきた根本に群がる報道陣に、普段であれば満面の笑顔で肩を抱いて写真撮影に応じるはずのバレンタイン監督は、今日に限っては肩をちょっと叩いただけで背を向けてしまい違和感を感じていたのですが、その答えはすぐに分かりました。
嬉しいヒーローインタビューの後半からドーム内に響き渡るボビーコール、そう、バレンタイン監督はレフトスタンドに別れの挨拶をしに行っていたのです。
もちろん福岡のファン、また遠征をするだけの熱意を持ったファンにとってのボビーコールはそれだけの意味がある行為なのでしょうが、なぜ根本のヒーローインタビューが終わるのを待てなかったのか、場内に音声が届いていなかったとは言ってもベンチ前でインタビューを受けているのは分かっていたはずで、それがプロ初勝利の根本であればなおさら根本コールがあって然るべきだったと思いますし、普段であればそうなったことでしょう。
あのタイミングでレフトスタンドに向かったのがバレンタイン監督の発意なのか球団スタッフに促されてのものなのかは分かりませんし、目の前にバレンタイン監督がくればボビーコールをしたくなる気持ちも分からないでもありませんが、いくら何でも根本が可哀想すぎます。
ひとしきりの別れの後に根本コールはあったのかもしれませんが、彼らにとってはバレンタイン監督>ロッテなんだなぁと、改めて痛感をしたシーンでした。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 0 1 5 0

0

0 0 0 7 6

1

ソフトバンク 1 0 1 2 0 0 0

1

0 5 8 2


◆9月23日(水) ソフトバンク-千葉ロッテ24回戦(ロッテ13勝10敗1分、13時1分、ヤフードーム、32,325人)
▽勝 根本 3試合1勝
▽S シコースキー 52試合8勝5敗15S
▽敗 大場 21試合1勝4敗
▽本塁打 大松18号(神内)

▽バッテリー
千葉ロッテ 大嶺、根本、内、荻野、シコースキー―里崎
ソフトバンク 大場、神内、藤岡、ジャマーノ、馬原―田上

 

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シコースキーを手放してはならない

2009-09-23 01:22:29 | 千葉ロッテ

小宮山の現役引退の発表を機に、人事関係のニュースが飛び交い始めました。
機関紙のスポニチが報道をしたことから信憑性が高いとは思いつつも、こういった低俗なネタは勘弁をしてもらいたいです。

ベニーが、サカタ2軍監督が…ボビー色“一掃人事” (9/22 スポーツニッポン)

2年連続Bクラスが決まったロッテが粛清人事を断行する。
6年間在籍したベニー・アグバヤニ外野手(37)をはじめ、ゲイリー・バーナムJr.(34)、チェイス・ランビン(30)の両内野手と来季の契約を結ばない方針を決定。
守護神・シコースキーの去就も流動的で、球団関係者は「25~30本塁打は打てる選手が必要」と来季の新外国人を調査中とした。
バレンタイン監督の退任に伴いフランク・ランペン打撃兼内野守備兼ベンチコーチ(49)、現在イースタン首位のレン・サカタ2軍監督(56)の退団も決定的でボビー色が一掃される。

あまりに安易すぎる発想です。
ベニーはそうでなくても来季の契約がありえる成績や年齢ではありませんし、バーナムJr.やランビンに至ってはバレンタイン監督が獲得を決断しただけで「ボビー派」であるわけもなく、サカタ2軍監督も1995年のオフにバレンタイン監督と行動を共にせずにロッテに残ったことを考えれば、せいぜいランペンコーチぐらいが「ボビーと一緒に」といったところでしょう。
何でもかんでもそういった色眼鏡で見るのは不見識で、マスコミとしてはそれで面白いかもしれませんが、当人たちとしては冗談じゃないと思っているであろうことは必至です。

とは言え、1995年のバレンタイン監督の解任の際にはバレンタイン一派と言われた選手を、翌年の広岡GMの解任の際には広岡ラインのスタッフを切ったような愚挙の実績があるだけに、今回もそれを繰り返すようなことがあってはならず、有能な選手やスタッフを西村次期監督に残してもらわなければ困ります。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、の論理で粛清をしたことが江尻監督から山本監督に至る低迷に繋がったことは明らかで、そういった権力者の人事遊びは見たくもありません。
自ら身を引くのであればまだしも、詰め腹を切らせるような退団劇はチームにとって百害あって一利なしですので、瀬戸山球団社長らには勝者の度量を見せてもらいたいものです。
何より粛清よりも必要なのは粛正で、年俸分の働きをしていない選手に対して厳しい態度で臨むことこそが求められます。

さて本題ですが、今回の記事にシコースキーの去就について触れられていたことについては、正直なところかなりの違和感をもって受け止めています。
シコースキーが「ボビー派」ではないことは2003年オフにロッテを追われたことからすれば想像に難くありませんが、にもかかわらず記事で十把一絡げにされているところを見れば球団内にそういった動きがあるのでしょう。
今日の試合を見ても分かるとおり守護神としては力が発揮できないタイプであり、また来季36歳という年齢を考えればそういった議論があってもおかしくはありません。

しかし私はシコースキーは絶対に手放してはならないと、そう考えています。
守護神としては今ひとつでも、それでも50試合以上を投げて2点台前半の防御率で凌いでいる投手を抜きに再構築ができるほど、ロッテの中継ぎ陣の現状は甘くはありません。
来季の守護神を誰にするかという問題はありますが、その守護神に繋ぐセットアッパーとしてのシコースキーは絶対に必要で、リリースをすれば移籍をしてオーティズのように痛い目に遭わされるであろうことは火を見るよりも明らかです。
怖いのは球団が地味な西村次期監督の船出に小林雅や藪田といった昔の名前を呼び寄せることで、その犠牲となる形でシコースキーが退団となるのが最悪のシナリオです。

まだまだロッテにはシコースキーの力は必要ですし、それこそ日本人扱いになるまで頑張って欲しいと思っています。
残念ながら人気、実力ともにシコースキーを上回る中継ぎ投手は今のロッテにはいませんし、荻野や伊藤らが復肩をするための壁として君臨をしてもらわなければ困ります。
来季も千葉マリンでぐるぐる回しが見られることを、心から願っています。

 

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渡辺俊に三つ目が開く

2009-09-22 21:54:07 | 千葉ロッテ

今日は鎌ヶ谷に行く予定が発熱でダウン、5年ほど前に内臓を1つ取ってから時折やってくる発熱と下痢とは上手く付き合っていかなければならないのですが、予兆もなしに不意に襲われるので始末に負えません。
仕方がないのでスカパーで1軍戦を見ていたところ、鎌ヶ谷まで行った友人から悲鳴に近いメールが37通、痛恨の1敗を喫してしまったようです。
点の取り合いの挙げ句に力尽きてしまい、ライバルの巨人が楽天に6点差をひっくり返す大逆転勝ちをしたために首位陥落で、せっかく1軍は楽天の後押しをしたのに弟分の2軍はKYぶりを発揮してロッテのアシストはしてくれなかったようです。

そんなことを気にすることなく、今日もロッテは楽天の2位のためにソフトバンクの足を引っぱります。
渡辺俊はシコースキー劇場に顔面蒼白になりながらも何とか3勝目をマークして、リーグ最多敗戦で小林宏に並ぶことを逃れました。
立ち上がりはカーブのブレーキが利かずに単調なピッチングとなり、また当たり損ねがヒットになったり角中が打球を見失ったり、あるいは松中シフトのために平凡なショートゴロがヒットになったりと不運もありましたが、味方打線の援護をぎりぎりで守りきることができたのは、ソフトバンク打線の拙攻に助けられたからこそと言ってよいでしょう。
5回まで8安打2四死球と攻め立てながらも3点しか取れず、完全にチームが息切れをしている感じがあります。
フラフラだった渡辺俊も勝ち投手の権利を得てからは変化球のコントロールが落ち着きを見せて、タイミングを外せずに強い打球を外野まで運ばれていた序盤とはうって変わって、本来のゴロを打たせるピッチングに持ち直すことができました。
6回以降の3イニングは渡辺俊らしい組み立てで翻弄をすることが出来ましたし、これで最終登板となるであろう次の西武戦でも好投ができれば、少しは吹っ切れた感じで秋季キャンプでのスタートを切れるのではないかと思います。
今頃の3勝目は自他共に納得のいくものではありませんが、他の2人に比べればストイックな感じがあり好感が持てますので、何とか立ち直ってもらいたいです。

ソフトバンクもロッテには通用をしていない高橋秀でどうこうできるとも考えてはいなかったでしょうが、それだけ先発投手に困っているということなのでしょう。
ちょっと落ちる投手にはかさに懸かって攻め立てるロッテ打線に早々に捕まって後手後手の継投になったことは、反面教師としてロッテを見ていなかった報いとも言えます。
そんなロッテ打線で目立ったのはやはり福浦、全盛期を思わせるようなバッティングを見せてくれました。
右に左にの3安打で今季100安打にリーチがかかっただけではなく、引っぱった打球の力強さが非常に喜ばしいです。
あれだけの強い打球を放つには腰の回転が必須ですから状態は万全と思われ、そこに2本目の左方向への技ありの打撃も加わることになれば、まさに3番福浦の復活です。
今さら感はありますが打率も.275まで上げてきましたし、おそらくは球団は一塁を守る外国人選手の補強をするでしょうから、迎撃態勢を早めに取るに越したことはありません。

その他でも早坂が二盗、三盗と足の威力を見せつけましたし、大松のマルチヒットも当たりはイマイチでもバットを振り抜いていることが好印象です。
塀内はまだまだ左腕にはからっきしというところを見せつけてしまったこと、角中は全体的にレベルアップが必要なことが分かったことも、秋季キャンプに向けての課題を見つけることができたと思えば収穫の1つになります。
相手のエラーに助けられたものの今江の初球打ちは既に病気の域に達していることがハッキリとしたことで、金森コーチにとっては潰し甲斐のある素材とも言えるでしょう。
中盤のまったりとした試合展開は面白みに欠けたものの、久しぶりに得点差からすると考えられないぐらいに落ち着いて見ることが出来た試合でもありましたし、福岡まで遠征をされたロッテファンはストレスを発散できたのではないかと思います。

さて明日に絶対に落とせない鎌ヶ谷での試合を見に行くかどうかは、目が覚めてから考えることにします。
今日もロッテファンが大挙して押しかけたことで外野席が開放をされたらしく、若手のプレーは見たいものの並んで窮屈な思いをしてまでは、というのが正直なところです。
申し訳ないながらも香月ならまだしも明日の先発だと思われる手嶌には食指が伸びませんし、シルバーウィークの最終日も出不精のまま終わりそうな気がします。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 3 1 0 0 0

0

0 1 0 5 10

0

ソフトバンク 0 1 1 1 0 0 0 0 0 3 10 1


◆9月22日(火) ソフトバンク-千葉ロッテ23回戦(ロッテ12勝10敗1分、14時、ヤフードーム、34,336人)
▽勝 渡辺俊 22試合3勝12敗
▽S シコースキー 51試合8勝5敗14S
▽敗 高橋秀 12試合3勝4敗
▽本塁打 福浦5号(和田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、シコースキー―里崎
ソフトバンク 高橋秀、神内、和田、水田、馬原―田上

 

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