67 西野勇士 投手 22歳 年俸440万円
【2013年成績】 24試合 9勝6敗0S 防御率3.80 139回2/3 140被安打 5被本塁打 42与四球 3与死球 106奪三振 被打率.269
今季の推しメンに挙げていた西野ではありましたが、ここまでの活躍は考えてもいませんでした。
5年目にしてようやくの支配下選手登録でしたのでこれで浦和でローテーションを守ってくれればと、そして一軍での初勝利、50イニングも投げてくれれば盆と正月が一緒に来たような騒ぎになるだろうといったところが本音で、まさか開幕三カード目から先発で起用をされるとは、そんな西野を思い描いていたロッテファンは稀有な存在だったと思います。
チームがCSに進出ができた立役者の一人であることは間違いなく、序盤戦から中盤戦までのローテーションを支えた活躍は素晴らしいの一語に尽きます。
勝ち星こそ9勝で同じでしたが印象度からすれば今季のチームYUのセンターは西野だったと思いますし、来季からはエースナンバーの一つである29を背負ってのスタートとなりますので、この活躍がフロックと言われないよう二桁勝利を目指して頑張ってもらいましょう。
とにかくデビューは鮮烈でした。
そのプロ初先発は2回27球、1安打3奪三振の無失点で抑えたところでの無情の雨で、降雨ノーゲームとなってしまいました。
しかし誉められた話ではないのですが翌日にも西野は先発をして7回86球、5安打5奪三振のやはり無失点に抑えてプロ初勝利ですのでビックリ仰天です。
その西野の好投に報いるかのように打線もホワイトセルの3打席連発など11得点と大爆発で、これがシンデレラストーリーの第一歩でした。
その後も心配をされたコントロールが逆に精緻とまで言われるような別人モードで伝家の宝刀のフォークも冴えて、8月上旬まで9勝3敗と新人王レースを突っ走る勢いでしたし、オールスターゲームにも選ばれて「ロッテに西野あり」を世間に知らしめるに充分すぎる活躍ぶりです。
しかし好事魔多し、さすがにこれだけのイニング、球数を投げたことはなかったでしょうから疲労が蓄積をしたのか、70球を投げてからの中4日という無茶な登板で9勝目を手にしたところで右肩痛を発症し、半月ほどで復帰はしたもののその後は白星を積み重ねることができずに二桁勝利に手が届かないままにシーズンを終えました。
いつの間にやらコントロールは西野に戻ってしまい、球数を増やしての痛打といった終盤戦は西野にとっての早めの二年目のジンクスかもしれず、やや嫌な感じではあります。
それでも今季はいろいろな経験を積めましたので、体力作りやスタミナ配分など、来季はまたもう一段成長をした西野を見られるはずです。
やはり肩の状態が心配ではありますが唐川の尻を叩く次世代のエース候補ですので、今季に知った怖さを逆手にとっての攻めのピッチングを来季は見せてもらいましょう。
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
2012年通信簿
【オリオン村査定】 440万円 → 2400万円 (△445%)
さすがに後半失速しましたが、それでも一軍に戻ってきただけでも偉い。
決め球があるのが強みです。
栄光の背番号で、今年は通年ローテーションを守って、ぜひ二桁勝利を。
しかもストライクが取れ、かつ、フォークで空振りが取れるピッチング。
確かに抑えの適性を持っている西野です。
ストレートとフォークの球速が似ているのも振ってしまう武器なのかしら?
唐川同様、クレバーなピッチングを継続して欲しいです。
西野投手のような「新しい顔」の台頭は、チーム(企業)に大いなる活力をもたらします。チームもさる事ながらファンにも希望をもたらします。
今後も、さらなる上達を目指していただき、コンスタントに「結果」を出してほしいプレイヤーですね。右のエース・・・大いに資格ありな立場を自分で掴みましたね。賞賛。
西野投手ですか。
まさか活躍するとは・・・。
来季も頑張って欲しいです。
正直、先発でのここまでの活躍は想定外でした。
こうなると、2014の西野君は、当然他球団からマークされる存在です。
色々な考え方があると思いますが、自分はとにかくフォークの精度(キレとコントロール)を磨いてもらいたいと思っております。
元々精密機械といったタイプではないイメージなので、「真っ直ぐは多少ばらけても仕方がない。2ストライクまで追いこめさえすれば、安心安定のフォークがあるぞ」といった攻め方を軸にして、他の先発陣にない魅力を発揮してもらいたい所です。
あとは、年間通して怪我をしないこと……でしょうか。
あとは、キャンプが1軍でなかったがゆえに小谷コーチの指導を受けられたのもひょっとしたらプラスに働いたかもしれないと思っています。
いずれにせよ、恵まれない立場から這い上がってきた西野自身の努力が、活躍の何よりの理由と思います。
とにかく与えられた目の前の試合を無我夢中で投げていたでしょうし、後半戦で息切れしたのはご愛嬌という面もあります。
ある程度立場が約束された今年は、2ケタ勝つという目標に向けて1年間ローテを守る調整をしてくるでしょうから、スタミナの面はそれからの評価で良いかと考えています。
まだ22歳、伸び代いっぱいで楽しみです。
良い素材らしいとは聞いておりましたので、将来的に期待はしておりましたが、今シーズンは終盤にでも一軍体験でも出来れば上々、2年位は浦和でローテを確保して、下では圧倒的な数字を残せる様になってから・・・なんて考えておりました。他との兼ね合い次第では、新人王を獲っていても文句の無い成績でした。
力強いストレートを持っていますし、フォークもいいですね。体調万全なら、そう成績を落とす事も無い様な気がします。
涌井が来ましたし、唐川もいますが、一気に右のエースを目指す位の意気込みでいって欲しいですね。
今年は、フォークの精度を上げてほしいです。個人的には先発一本でいってほしいですが、チーム事情でリリーフに回る可能性もあると思いますので、そうなればフォークがなおさら重要になるでしょう。
元来はストレートとフォークの切れで勝負するタイプですが、週刊ベースボールで「カーブを覚えたことが飛躍に繋がった」という記事を読んだ記憶があります。コントロールも一軍クラスです。課題は皆さん仰せの通りスタミナですね。一試合投げきるスタミナとペナントレースを乗り切るスタミナの両方です。
今シーズンは研究されてくるので苦戦も予想されますが、忍耐強い選手なので、そこを乗り越えて一流選手に成長してくれる西野であると信じます。
昨年のオフに西野投手が自動車免許を取得しましたが来年も電車通勤を継続の記事を拝見しました。西野投手の謙虚さと言うかハングリー精神を柿間見えた一面でもありましたし、晋吾さんが西野投手に背番号を継承した理由が感じとれました。
個人的にはSoftbankのエースの方と似たような風格を感じさされるのは僕だけでしょうか?